JP2010258279A - 光電変換セルおよび光電変換モジュール - Google Patents

光電変換セルおよび光電変換モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】発電効率を高めた光電変換セルおよび光電変換モジュールを提供すること。
【解決手段】光電変換セル20は、第1の導電層2と、第1の導電層20の一方側に設けられ、一方側主面に複数の突起9を有する光電変換層3と、光電変換層3の一方側に設けられ、複数の突起9の平均高さの1/2以下の膜厚を有する第2の導電層6と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光を吸収して電力を生じさせる光電変換セル、およびそれを複数具備して成る光電変換モジュールに関するものである。
従来、太陽電池は、非晶質シリコン薄膜やカルコパライト系のCIGS等の光電変換層を具備する太陽電池セルを構成単位とし、この太陽電池セルをガラス等の基板上で複数直列または並列接続することによって構成されている。この太陽電池セルは、その受光面すなわち光電変換層の上部に透明電極が設けられている。
このような太陽電池は、入射された光の反射を防止して光電変換層へ多くの光を入射させるために、透明電極に凹凸形状を形成し、この凹凸面上に光電変換層を形成している。
特開2001−284611号広報
しかしながら、特許文献1においては、透明電極の一方主面をエッチングして凹凸形状としているため、透明電極の厚みは、大きいところでは凹凸形状のよりも厚いものとなっている。そのため、入射する光の損失により光電変換効率を高めるのが困難である。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、発電効率を高めた光電変換セルおよび光電変換モジュールを提供することである。
本発明の光電変換セルに係る一実施形態は、第1の導電層と、前記第1の導電層の一方側に設けられ、一方側主面に複数の突起を有する光電変換層と、前記光電変換層の一方側に設けられ、前記複数の突起の平均高さの1/2以下の膜厚を有する第2の導電層と、を具備することを特徴とする。
本発明の光電変換モジュールに係る一実施形態は、上記光電変換セルを複数有し、隣接する前記光電変換セルを電気的に接続したことを特徴とする。
本発明によれば、光電変換セルおよび光電変換モジュールの光電変換効率を高めることができる。
本発明に係る光電変換セルおよび光電変換モジュールの実施の形態の一例を示す断面図である。 図1の光電変換セルおよび光電変換モジュールの要部拡大断面図である。 本発明に係る光電変換セルおよび光電変換モジュールの実施の形態の他の例を示す断面図である。 図3の光電変換セルおよび光電変換モジュールの斜視図である。
以下に、本発明の光電変換セルおよび光電変換モジュールについて図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の一例である光電変換セル20およびそれを用いた光電変換モジュール21の断面図である。光電変換セル20は、基板1と、第1の導電層2と、光電変換層3と、第2の導電層6とを含んで構成される。図1において、光電変換層3は、光吸収層4とバッファ層5との積層体である。
光電変換モジュール21は、光電変換セル20を複数並べて成る。そして、隣接する光電変換セル20において、一方の光電変換セル20の第1の導電層2と、他方の光電変換セル20の第2の導電層6とは、光電変換層3に形成された接続導体7を介して電気的に接続されている。これにより、隣接する光電変換セル20同士が直列接続される。なお、一つの光電変換セル20内において、接続導体7は光電変換層3を分断するように設けられており、第1の導電層2と第2の導電層6とで挟まれた光電変換層3で光電変換が行なわれる。
図2は、図1の光電変換セル20および光電変換モジュール21の要部拡大断面図である。バッファ層5の表面には複数の突起9を有している。突起の表面には、突起の平均高さの1/2以下の膜厚を有する第2の導電層6が、突起を被覆するように形成されている。このような構成により、第2の導電層6の表面が凹凸となるので入射光の反射を抑制できるとともに第2の導電層6による光吸収を抑制し、光電変換セル20および光電変換モジュール21の光電変換効率を高めることができる。なお、突起の平均高さは、十点平均高さ(Rz)により測定することができる。
基板1は、光電変換セル20を支持するためのものである。基板1に用いられる材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、樹脂、および金属等が挙げられる。光電変換モジュール21を構成する場合、複数の基板1のそれぞれに光電変換セル20を設け、これらを並べて互いに直列接続または並列接続してもよく、または、1つの基板1に複数の光電変換セル20を設けてもよい。このように1つの基板1に複数の光電変換セル20を設けた場合、光電変換モジュール21の作製が容易となる。
第1の導電層2は、Mo、Al、TiまたはAu等の導電体が用いられ、基板1上にスパッタリング法または蒸着法等で形成される。第1の導電層2は、光電変換層3で生じた電流を取り出すためのものである。
光電変換層3は、光を吸収して電力に変換することのできるものであり、シリコン系および化合物半導体系等の半導体材料が用いられる。シリコン系としては、単結晶シリコン、多結晶シリコン、およびアモルファスシリコン等が挙げられる。化合物半導体系としては単結晶系および多結晶系が挙げられ、例えば、III−V族化合物半導体、II−VI族化合物半導体、およびカルコパイライト系(CIS系ともいう)化合物半導体等がある。特にカルコパイライト系化合物半導体は、変換効率が高く、薄膜で作製できることから材料を低減できる点で好ましい。このようなカルコパイライト系化合物半導体としては、Cu(In,Ga)Se(CIGSともいう)、Cu(In,Ga)(Se,S)(CIGSSともいう)、およびCuInS(CISともいう)が挙げられる。光電変換層3は、例えば、薄膜で作製する場合、スパッタリング法、蒸着法または塗布法等で形成される。なお、Cu(In,Ga)Seとは、CuとInとGaとSeとから主に構成された化合物をいう。また、Cu(In,Ga)(Se,S)とは、CuとInとGaとSeとSとから主に構成された化合物をいう。
光電変換層3は、異なる導電型の半導体を積層したものを用いることができる。これにより、光電変換効率を高めることができる。異なる導電型の半導体を積層したものとしては、例えば、p型シリコンと、i型シリコンと、n型シリコンとを積層したものがある。また、図1に示すように、CISやCIGS等のカルコパイライト系化合物から成る光吸収層4にバッファ層5を積層したものでもよい。それぞれの導電型の半導体層は、同じ導電型で異なる材料のものを複数層積層してもよい。
このようなバッファ層5としては、CdS、ZnS、ZnO、InSe、In(OH,S)、(Zn,In)(Se,OH)、および(Zn,Mg)O等が挙げられ、例えばケミカルバスデポジション(CBD)法等で形成される。なお、In(OH,S)とは、InとOHとSとから主に構成された化合物をいう。(Zn,In)(Se,OH)は、ZnとInとSeとOHとから主に構成された化合物をいう。(Zn,Mg)Oは、ZnとMgとOとから主に構成された化合物をいう。バッファ層5は光吸収層4の吸収効率を高めるため、光吸収層4が吸収する光の波長領域に対して光透過性を有するものが好ましい。
光電変換層3の表面は、複数の突起9を有することによって凹凸面となっている。このような突起9を有する光電変換層3は、CBD法等の化学析出法により、粒子状の化合物を形成しながら膜形成することにより、形成できる。具体的には、化学析出法において、pHの調整により、あるいは、界面活性剤やポリマー等の安定化剤の添加により、化合物を粒子状に形成し、それらを成長させることにより、膜形成する。膜形成の際、膜の表面で化合物が粒子状に成長し、あるいは、溶液中で粒子状となった化合物が膜の表面に被着することによって、表面に複数の突起9を有する光電変換層3とすることができる。
また、化学析出法の際、膜形成を良好に行なえる条件で膜形成した後、粒子化しやすい条件に変えて析出を行なってもよい。この場合、表面に粒子状の突起を有する連続膜を良好に形成することができ、連続膜により欠陥が少なく、また第2の導電層6を形成する際にダメージを受けにくい光電変換層3とすることができる。
特に光電変換層3は、カルコパイライト系化合物から成る光吸収層4にバッファ層5をCBD法で形成したものがよい。カルコパイライト系化合物は、CBD法でバッファ層5を形成することにより、高い光電変換効率が得られ、しかも、CBD法でバッファ層5の表面を複数の粒子状の突起9を有するものとすることができるため、特に光電変換効率に優れた光電変換セル20を構成することができる。
このような表面に複数の突起9を有する光電変換層3に、これらの複数の突起9の平均高さの1/2以下の膜厚を有する第2の導電層6を、スパッタリング法や蒸着法等で形成すると、表面が突起9の表面形状にほぼ追従した薄い膜状の第2の導電層6となる。これにより、第2の導電層6の表面が凹凸となるので入射光の反射を抑制できるとともに、第2の導電層6を薄くすることができるので第2の導電層6による光吸収を抑制し、光電変換セル20および光電変換モジュール21の光電変換効率を高めることができる。なお、第2の導電層6は、光電変換層3で光電変換された電流を良好に取り出すという観点からは、シート抵抗を50Ω/□以下とできるような膜厚を有するのがよい。
光電変換層3の複数の突起9の表面は、図2に示すように凸状の曲面であるのがよい。これにより、突起9上に形成される第2の導電層6を、良好な連続膜とすることができ、薄くても電気抵抗を低くすることができる。
複数の突起9の平均高さは100nm以上1000nm以下であるのが好ましい。これにより、第2の導電層6と光電変換層3との密着性も良好となる。
また、突起9は図2に示すように、粒子状であるのが好ましい。これにより、第2の導電層6を良好な連続膜として抵抗を低減することができる。特に突起9は、略球状であると、光電変換層3の凹凸表面の形状に追従した表面形状を有する第2の導電層6を形成しやすくなり、電気抵抗の低い良好な膜状にすることができ、好ましい。
第2の導電層6は、光電変換層3で生じた電流を取り出すためのものである。第2の導電層6は、ITOまたはZnO:Al等の導電体が用いられ、スパッタリング法、蒸着法または化学的気相成長(CVD)法等で形成される。第2の導電層6は光電変換層3の吸収効率を高めるため、光電変換層3が吸収する光の波長領域に対して光透過性を有するものが好ましい。
光電変換層3の表面の凹凸による光反射を抑制するという観点からは、第2の導電層6の形成後も光電変換層3表面の凹凸を保持するのがよい。具体的には、第2の導電層6の膜厚を光電変換層3表面の凹凸の1/2以下とする。また、光透過性を高めると同時に光反射を良好に抑制し、さらに良好な導電性を有するという観点から、第2の導電層6は50nm〜500nmの厚さとするのが好ましい。
また、第2の導電層6と光電変換層3との界面での光反射ロスを防止する観点からは、光電変換層3の吸収波長領域において、光電変換層3と第2の導電層6の界面近傍における光電変換層3の屈折率と第2の導電層6の屈折率とが略等しいことが好ましい。ここで略等しいというのは、屈折率差の絶対値が0.5以下であることをいう。
例えば、光電変換層3が、カルコパイライト系化合物から成る光吸収層4にバッファ層5を形成したものである場合、光吸収層4の吸収波長領域である400〜800nmの波長領域において、第2の導電層6とバッファ層5の屈折率は略等しいのが好ましい。具体的な例としては、バッファ層5が、CdS(屈折率2.5)またはZnS(屈折率2.4)の場合、屈折率が2.1〜2.2であるITOや、屈折率が2.0であるZnO等を第2の導電層6として用いるのが好ましい。
次に、本発明の実施の形態の他の例である光電変換セル30およびそれを用いた光電変換モジュール31について説明する。図3は、本発明の実施形態の他の例である光電変換セル30および光電変換モジュール31の断面図であり、図4はその斜視図である。図1と同じ構成のものについては図1と同じ符号を付している。
図3において、集電電極8が、第2の導電層6上に形成されている点で、図1の光電変換セル30と異なっている。集電電極8は、第2の導電層6の電気抵抗を小さくするためのものである。集電電極8は、図4に示すように、光電変換セル30の一端から接続導体7にわたって線状に形成されている。これにより、光電変換層3の光電変換により生じた電流を第2の導電層6を介して集電電極8に集電し、これを接続導体7を介して隣接する光電変換セル30に良好に導電することができる。よって、光電変換層3への光入射効率を高めるという観点からは、第2の導電層6の厚さはできるだけ薄いことが好ましいが、第2導電層6を薄くしても集電電極8が設けられていることにより、光電変換層3で発生した電流を効率よく取り出すことができる。その結果、発電効率を高めることができる。
集電電極8は光電変換層3への光を遮るのを抑制するとともに良好な導電性を有するという観点からは、50〜400μmの幅を有するのが好ましい。また、集電電極8は、枝分かれした複数の分岐部を有していてもよい。
集電電極8は、例えば、Ag等の金属粉を樹脂バインダー等に分散させた金属ペーストをパターン状に印刷し、これを硬化することによって形成することができる。光電変換セル30においては、第2の導電層6の表面が光電変換層3の表面形状に追従して凹凸形状となっているため、集電電極8との第2の導電層6との密着性も向上することができる。
好ましくは、集電電極8は、半田を含むことが好ましい。これにより、曲げ応力に対する耐性を高めることができるとともに、抵抗をより低下させることができる。より好ましくは、融点の異なる金属を2種以上含み、少なくとも1種の金属を溶融させ、他の少なくとも1種の金属は溶融しない温度で加熱して硬化したものがよい。これにより、低い融点の金属が溶融して集電電極8を緻密化し、抵抗を下げることができるとともに、加熱して硬化させる際に溶融した金属が広がろうとするのを高い融点の金属によって抑制することができる。
集電電極8は、平面視して光電変換層3の外周端部まで達するように設けられていることが好ましい。このような構成により、集電電極8が光電変換層3の外周部を保護し、光電変換層3の外周部での欠けを抑制して光電変換層3の外周部においても光電変換を良好に行うことができる。また、この光電変換層3の外周部で発生した電流を外周端部まで達する集電電極8によって効率よく取り出すことができる。その結果、発電効率を高めることができる。
このように光電変換層3の外周端部に達する集電電極8によって光電変換層3の外周部を保護することができるため、第1の導電層2と集電電極8との間に設けられた部材の合計厚みを小さくすることができる。よって、部材の削減をすることができるとともにこれらの作製工程も短縮化することができる。好ましくは、第1の導電層2と集電電極8との間に設けられた部材の合計厚み(図3の例では、光吸収層4とバッファ層5と第2の導電層6との合計厚み)を1.56〜2.7μmと薄くするのがよい。具体的には、図3の例では、光吸収層4の厚みを1.5〜2.0μm、バッファ層5の厚みを0.01〜0.2μm、第2の導電層6の厚みを0.05〜0.5μmとすればよい。
また、好ましくは、集電電極8が達している光電変換層3の外周端部において、集電電極8の端面、第2の導電層6の端面および光電変換層3の端面が面一になっていることが好ましい。これにより、光電変換層3の外周端部で光電変換した電流を良好に取り出すことができる。なお、集電電極8が平面視して光電変換層3の外周端部まで達しているというのは、集電電極8が完全に光電変換層3の最も外側の外周端部まで達していることが好ましいが、それに限定されない。すなわち、光電変換層3の外周端部を基点として欠けが進行するのを有効に抑制して、欠けを抑制するという観点からは、光電変換層3の最も外側の外周端部と集電電極8の端部との距離が1000μm以下の場合も含む。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等差し支えない。例えば、光電変化セル20、30の上側にガラス板などの保護部材あるいはレンズ機能を有する集光部材を設けてもよい。さらにこのような保護部材または集光部材と光電変換セル20、30との間に透明封止材を充填して光電変換セル20、30を保護してもよい。
2:第1の導電層
3:光電変換層
4:光吸収層
5:バッファ層
6:第2の導電層
8:集電電極
20、30:光電変換セル
21、31:光電変換モジュール

Claims (12)

  1. 第1の導電層と、
    前記第1の導電層の一方側に設けられ、一方側主面に複数の突起を有する光電変換層と、
    前記光電変換層の一方側に設けられ、前記複数の突起の平均高さの1/2以下の膜厚を有する第2の導電層と、
    を具備することを特徴とする光電変換セル。
  2. 前記第2の導電層の一方側に設けられた集電電極をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の光電変換セル。
  3. 前記複数の突起の表面は凸状の曲面である請求項1または2記載の光電変換セル。
  4. 前記複数の突起の平均高さは100nm以上1000nm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光電変換セル。
  5. 前記突起は粒子状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光電変換セル。
  6. 前記光電変換層の吸収波長領域において、前記光電変換層の屈折率と前記第2の導電層の屈折率とが略等しいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光電変換セル。
  7. 前記光電変換層は、前記第1の導電層側に設けられたカルコパイライト系の材料を含む光吸収層と、前記第2の導電層側に設けられたバッファ層とを含み、該バッファ層の一方側主面が前記複数の突起を有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光電変換セル。
  8. 前記バッファ層は、連続層と該連続層の表面に配置された粒子状の突起とから成ることを特徴とする請求項7記載の光電変換セル。
  9. 前記光吸収層の吸収波長領域において、前記バッファ層の屈折率と前記第2の導電層の屈折率とが略等しいことを特徴とする請求項7または8記載の光電変換セル。
  10. 前記バッファ層が硫化亜鉛を含み、前記第2の導電層が酸化亜鉛および酸化インジウムの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の光電変換セル。
  11. 前記バッファ層が硫化カドミウムを含み、前記第2の導電層が酸化亜鉛および酸化インジウムの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の光電変換セル。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の光電変換セルを複数有し、隣接する前記光電変換セルを電気的に接続したことを特徴とする光電変換モジュール。
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