JP2010254155A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪路面上での制動性能を確保しつつ、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】本発明に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向R及びトレッド幅方向Wに沿って複数設けられるブロックを備え、トレッド幅方向Wに沿って延びるサイプがブロックに形成される。ブロックは、トレッド幅方向Wにおける中央領域に位置する中央ブロック14と、中央ブロック14に隣接するショルダーブロック22とにより構成される。サイプは、トレッド幅方向Wにおいて振幅を有するジグザグ状の形状である第1サイプ42と、トレッド幅方向W及びサイプの深さ方向Dにおいて振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプ44と、により構成され、中央ブロック14には、第1サイプ42が第2サイプ44よりも多く形成され、ショルダーブロック22には、第2サイプ44が第1サイプ42よりも多く形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ周方向及びトレッド幅方向に沿って複数設けられるブロックを備え、トレッド幅方向に沿って延びるサイプがブロックに形成されたタイヤに関する。
従来、雪路の走行に適したタイヤでは、タイヤ周方向及びトレッド幅方向に沿って延びるとによって区画されたブロックに多数のサイプを形成する方法が広く用いられている。
このようなサイプが形成されたタイヤにおいて、サイプ長を確保するとともに、ブロックの変形を抑制してブロックの剛性を確保するため、サイプの形状を長手方向及び深さ方向において振幅を有するジグザグ状とする方法が知られている(例えば、特許文献1)。このようなタイヤによれば、雪路面上において、ブロックの変形を抑制してブロックの剛性を確保しつつ、サイプにより制動性能を向上できる。
特開2007−153056号公報(第3−5頁、第1図)
しかしながら、上述した従来のタイヤには、次のような問題があった。すなわち雪路面上での制動性能を向上できる反面、ブロックの剛性が、過度に高まるため、ブロックが変形せず、サイプが充分に雪路に食い込まず、駆動力及び旋回性能については改善の余地があった。
そこで、本発明は、雪路面上での制動性能を確保しつつ、駆動力及び旋回性能をさらに向上させたタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向(タイヤ周方向R)及びトレッド幅方向(トレッド幅方向W)に沿って複数設けられるブロックを備え、トレッド幅方向に沿って延びるサイプがブロックに形成されたタイヤ(空気入りタイヤ1)であって、ブロックは、トレッド幅方向における中央領域に位置する中央ブロック(例えば、中央ブロック10、中央ブロック12、中央ブロック14)と、中央ブロックに隣接するショルダーブロック(例えば、(ショルダーブロック20、ショルダーブロック22)とにより構成され、サイプは、トレッド幅方向において振幅を有するジグザグ状の形状である第1サイプ(第1サイプ42)と、トレッド幅方向及びサイプの深さ方向(深さ方向D)において振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプ(第2サイプ44)と、により構成され、中央ブロックには、第1サイプが第2サイプよりも多く形成され、ショルダーブロックには、第2サイプが第1サイプよりも多く形成されることを要旨とする。
このようなタイヤによれば、トレッド幅方向における中央領域に位置し、雪路面上での駆動力及び旋回性能に大きく寄与する中央ブロックには、トレッド幅方向において振幅を有するジグザグ状であり、サイプの深さ方向において略直線状の形状である第1サイプが、第2サイプよりも多く形成される。このため、中央ブロックでは、第1サイプが倒れ込むことで、ブロックの変形が促される。
すなわち、中央ブロックでは、ブロックの剛性が適度に低くなり、雪路面上において、タイヤが駆動又は、車両が旋回する場合に、第1サイプが雪路面に食い込んで駆動力及び旋回性能を得ることができる。
一方、中央ブロックに隣接し、雪路面上での制動性能に中央ブロックよりも大きく寄与するショルダーブロックには、トレッド幅方向及びサイプの深さ方向おいて振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプが、第1サイプよりも多く形成される。このため、ショルダーブロックでは、第2サイプが互いに支持しあい、サイプの倒れ込みを抑制し、ブロックの変形が抑制される。すなわち、ショルダーブロックでは、ブロックの剛性が、確保され、雪路面上において、制動性能を確保できる。
つまり、上述したタイヤによれば中央ブロックと、ショルダーブロックとで機能分離をすることができる。従って、このようなタイヤによれば、雪路面上での制動性能を確保しつつ、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、中央ブロックにおいて、第1サイプは、車両装着時外側よりも車両装着時内側に多く形成されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、ブロックの単位面積あたりに形成されるサイプの数は、中央ブロックがショルダーブロックよりも多いことを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の何れか一つの特徴に係り、トレッド幅方向に沿って延び、ブロックを区画する横溝(横溝32)が形成され、トレッド面視における横溝の面積の割合は、車両装着時内側が車両装着時外側よりも多いことを要旨とする。
本発明の特徴によれば、雪路面上での制動性能を確保しつつ、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上させたタイヤを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成するトレッドの展開図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成するブロックの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成する構成する中央ブロックの一部分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成する構成するショルダーブロックの一部分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ2を構成するトレッドの展開図である。 本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤ3を構成するトレッドの展開図である。 本発明の第4実施形態に係る空気入りタイヤ4を構成するトレッドの展開図である。 本発明の第4実施形態に係る空気入りタイヤ4の効果を説明するための図である。
次に、本発明に係る第1乃至第4実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
第1実施形態においては、(1)空気入りタイヤの構成、(2)ブロックの詳細構成、(3)作用・効果について説明する。
(1)空気入りタイヤの構成
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成するトレッドの展開図である。空気入りタイヤ1におけるトレッドに形成される各部位について更に説明する。
(1.1)ブロック
空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向R及びトレッド幅方向Wに沿って複数設けられるブロックを備えている。ブロックは、トレッド幅方向Wにおける中央領域に位置する中央ブロックと、中央ブロックに隣接するショルダーブロックとにより構成される。中央ブロック中央ブロックには、雪路面上での駆動時及び旋回時に最も負荷がかかる。ショルダーブロックには、雪路面上での制動時に最も負荷がかかる。
具体的には、中央ブロックは、中央領域A2に位置する中央ブロック10、中央ブロック12、及び中央ブロック14により構成される。なお、上述した中央領域とは、トレッド幅方向Wにおいて、少なくともタイヤ赤道線CLを含む領域であり、トレッドの中央を意味する。
また、ショルダーブロックは、中央ブロック12に隣接し、車両装着時外側のショルダー領域A1に位置するショルダーブロック20と、中央ブロック14に隣接し、車両装着時内側のショルダー領域A3に位置するショルダーブロック22とにより構成される。
各ブロックには、トレッド幅方向Wに沿って延びる複数のサイプが形成される。具体的には、サイプは、第1サイプ42と、第2サイプ44とにより構成される。
空気入りタイヤ1には、タイヤ周方向Rに沿って延び、ブロックを区画する周方向溝30と、トレッド幅方向Wに沿って延び、ブロックを区画する横溝32とが形成される。横溝32は、周方向溝30と交差する。
(2)ブロックの詳細構成
ブロックの詳細構成について、説明する。具体的には、(2.1)中央ブロック及び(2.2)ショルダーブロックについて、図2乃至4を用いて説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成する中央ブロック14及びショルダーブロック22の一部拡大斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成する中央ブロック14の斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ1を構成するショルダーブロック22の斜視図である。
なお、他の中央ブロック(中央ブロック10及び中央ブロック12)や、ショルダーブロック20に関する詳細は、下記記載と同様であるため、省略する。
(2.1)中央ブロック
図2に示すように、中央ブロック14には、第1サイプ42が第2サイプ44よりも多く形成される。本実施形態においては、中央ブロック14には、第1サイプ42のみが形成さされている。具体的には、中央ブロック14には、4本の第1サイプ42が、タイヤ周方向Rに並んで形成される。また、第1サイプ42は、周方向溝30に連なって形成される。
図3に示すように、中央ブロック14には、トレッド幅方向Wにおいて振幅を有するジグザグ状であり、第1サイプ42の深さ方向Dにおいて略直線状の形状である第1サイプ42が形成されている。
具体的には、第1サイプ42は、第1サイプ42の長手方向である、トレッド幅方向Wに沿って延びており、且つ、タイヤ周方向Rに沿った振幅を有する。第1サイプ42は、深さ方向Dである、タイヤ径方向内側に向かって、略直線状に延びている。
(2.2)ショルダーブロック
図2に示すように、ショルダーブロック22には、第2サイプ44が第1サイプ42よりも多く形成される。本実施形態においては、ショルダーブロック22には、第2サイプ44のみが形成されている。具体的には、ショルダーブロック22には、4本の第2サイプ44が、タイヤ周方向Rに並んで形成される。また、第2サイプ44は、周方向溝30に連なって形成される。
図4に示すように、ショルダーブロック22には、トレッド幅方向W及び第2サイプ44の深さ方向Dにおいて振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプ44が形成されている。具体的には、第2サイプ44は、第2サイプ44の長手方向である、トレッド幅方向Wに沿って延びており、且つ、タイヤ周方向Rに沿った振幅を有する。第2サイプ44は、深さ方向Dである、タイヤ径方向内側に向かって、振幅を有するジグザグ状の形状に延びている。
(3)作用・効果
以上説明したように、本実施形態によれば、トレッド幅方向Wにおける中央領域A2に位置し、雪路面上での駆動力及び旋回性能に大きく寄与する中央ブロック14(中央ブロック10及び中央ブロック12)には、トレッド幅方向Wにおいて振幅を有するジグザグ状であり、サイプの深さ方向Dにおいて略直線状の形状である第1サイプ42が、第2サイプ44よりも多く形成される。このため、中央ブロック14では、第1サイプ42が倒れ込むことで、ブロックの変形が促される。すなわち、中央ブロック14では、ブロックの剛性が適度に低くなり、雪路面上において、タイヤが駆動又は、車両が旋回する場合に、第1サイプ42が雪路面に食い込んで駆動力及び旋回性能を得ることができる。
一方、中央ブロック12及び、中央ブロック14に隣接し、雪路面上での制動性能に大きく寄与するショルダーブロック22(ショルダーブロック20)には、トレッド幅方向W及び第2サイプ44の深さ方向Dおいて振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプ44が、第1サイプ42よりも多く形成される。このため、ショルダーブロック22では、第2サイプ44が互いに支持しあい、サイプの倒れ込みを抑制し、ブロックの変形が抑制される。すなわち、ショルダーブロック22では、ブロックの剛性が、確保され、雪路面上において、制動性能を確保できる。
つまり、空気入りタイヤ1によれば、トレッドの踏面内のショルダー領域A1、ショルダー領域A3と、中央領域A2とで機能分離をすることができる。従って、このような空気入りタイヤ1によれば、雪路面上での制動性能を確保しつつ、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できる。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態における空気入りタイヤ1は、第1サイプ42及び第2サイプ44が、各ブロックに対して、一律の本数で形成されている。
これに対して、第2実施形態における空気入りタイヤ2は、中央ブロックに形成されるサイプの数を増加して形成していることを特徴とする。具体的には、第2実施形態においては、(1)中央ブロックの詳細構成、(2)作用・効果について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ2を構成するトレッドの展開図である。なお、以下の第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点を主に説明し、重複する説明を省略する。
(1)中央ブロックの詳細構成
図5に示すように、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aの単位面積あたりに形成されるサイプの数が、ショルダーブロック20及びショルダーブロック22よりも多い。
具体的には、タイヤ周方向Rに沿った幅が、略同一である各ブロックにおいて、ショルダーブロック20及びショルダーブロック22には、4本の第2サイプ44が、タイヤ周方向Rに並んで形成されるのに対して、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aでは、5本の第1サイプ42がタイヤ周方向Rに並んで形成されている。
(2)作用・効果
本実施形態によれば、ブロックの単位面積あたりに形成されるサイプの数が、中央ブロックがショルダーブロック20及びショルダーブロック22よりも多いため、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aでは、サイプのエッジが多くなり、サイプに働くエッジ効果が向上する。従って、このような空気入りタイヤ2によれば、エッジ効果、すなわち、掘り起こし摩擦力の向上により、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できる。
本実施形態によれば、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aに増加されたサイプは、第1サイプ42であるため、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aでは、更にサイプが倒れ込みやすくなり、ブロックの剛性が低くなる。従って、このような空気入りタイヤ2によれば、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できる。
[第3実施形態]
上述した第2実施形態における空気入りタイヤ2は、ネガティブキャンバー、ポジティブキャンバーいずれのタイヤの傾きも考慮しておらず、タイヤ赤道線CLを含むトレッドの中央に、中央ブロック10A、中央ブロック12A、及び中央ブロック14Aが備えられている。
これに対して、第3実施形態における空気入りタイヤ3は、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着されることを想定している。具体的には、第3実施形態においては、(1)中央ブロックの詳細構成、(2)作用・効果について、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤ3を構成するトレッドの展開図である。
なお、以下の第3実施形態においては、第2実施形態と異なる点を主に説明し、重複する説明を省略する。
(1)中央ブロックの詳細構成
図6に示すように、中央ブロック10B、及び中央ブロック14Bは、車両装着時外側よりも車両装着時内側に配置される。具体的には、中央ブロック10B及び中央ブロック14Bは、タイヤ赤道線CLよりも車両装着時外側に比べて、タイヤ赤道線CLよりも車両装着時内側に多く配置されている。
また、第2実施形態に比べて広く設定された車両装着時外側のショルダー領域A1には、中央ブロック10Bに隣接するショルダーブロック24が、配置されている。本実施形態においては、中央ブロック10B及び中央ブロック14Bには、第1サイプ42Bが形成されている。また、ショルダーブロック24には、第2サイプ44が形成されている。
(2)作用・効果
本実施形態に係る空気入りタイヤ3によれば、空気入りタイヤ3が、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着された場合、中央ブロック10B及び中央ブロック14Bが配置される車両装着時内側が路面に設置する。従って空気入りタイヤ3は、雪路面上での駆動力及び旋回性能を効果的に向上できる。
[第4実施形態]
第4実施形態における空気入りタイヤ4は、第3実施形態に係る空気入りタイヤ3と同様に、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着されることを想定している。空気入りタイヤ4は、トレッド面視における横溝の面積の割合が、車両装着時内側が車両装着時外側よりも多いことを特徴とする。
具体的には、第4実施形態においては、(1)中央ブロックの詳細構成、(2)作用・効果について、図7を参照しながら説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る空気入りタイヤ4を構成するトレッドの展開図である。
なお、以下の第4実施形態においては、第3実施形態と異なる点を主に説明し、重複する説明を省略する。
(1)中央ブロックの詳細構成
図7に示すように、空気入りタイヤ4のトレッド面視における横溝の面積の割合は、車両装着時内側が車両装着時外側よりも多い。具体的には、空気入りタイヤ4のトレッド面視における車両装着時内側には、中央ブロック14Cを区画する以外の横溝34が形成される。横溝34は、一端が周方向溝30に連通し、他端が、中央ブロック14C内で終端する。
(2)作用・効果
本実施形態に係る空気入りタイヤ4によれば、空気入りタイヤ4が、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着された場合、路面に設置する車両装着時内側に位置する横溝の面積の割合が、車両装着時外側よりも多い。空気入りタイヤ4が、雪路面上を走行すると、横溝32及び横溝34に入った雪に働く雪柱せん断力によって、駆動力及び旋回性能を得ることができる。従って空気入りタイヤ4は、雪路面上での駆動力及び旋回性能を効果的に向上できる。
空気入りタイヤ4の特徴を図8に示す。図8は、トレッド幅方向Wに沿った、各要因の分布を示した図である。図8の縦軸は、各要因の量を示し、縦に高くなるほど、その要因の量が増えることを示す。図8の横軸は、トレッド幅方向Wの各要因の分布を示す。具体的には、エッジ分布は、サイプのエッジの量を示す。ネガティブ分布は、空気入りタイヤ4の見掛け上のトレッド面積に対する溝面積の総和の割合を示す。なお、溝面積の総和とは、周方向溝、横溝の面積の総和を示す。剛性分布は、剛性の高低を示す。
図8に示すように、空気入りタイヤ4によれば、車両装着時外側でブロックの剛性が、確保され、雪路面上において、制動性能を確保できることが判る。また、空気入りタイヤ4によれば、車両装着時内側で、サイプのエッジが多くなり、高いネガティブ分布を示すため、サイプに働くエッジ効果と、横溝に入った雪に働く雪柱せん断力を効果的に得ることができることが判る。
従って、空気入りタイヤ4は、サイプの種類、サイプの単位面積あたりの量、横溝の面積の割合をトレッドの踏面内で組み合わせることにより、ショルダー領域A1、ショルダー領域A3と、中央領域A2とで機能分離をすることができる。
[比較評価]
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(1)評価方法、(2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
(1)評価方法
6種類の空気入りタイヤを用いて、雪路面、湿潤路面、乾燥路面での制動性能と、雪路面での駆動力及び旋回性能について評価を行った。空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ :205/55R16 LM30Z
・ リムホイールサイズ :幅6.5J×リム径16
・ 荷重条件 :車両重量+テストドライバー1名
・ 内圧 :220kPa
・ 評価車両 :FFセダン(排気量1400cc)
各空気入りタイヤは、サイプの種類、サイプの単位面積あたりの量、横溝の面積の割合が異なる。以下、異なる点について、詳細を説明する。
実施例1に係る空気入りタイヤは、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同様の構成である。実施例2に係る空気入りタイヤは、第2実施形態に係る空気入りタイヤ2と同様の構成である。実施例3に係る空気入りタイヤは、第3実施形態に係る空気入りタイヤ3と同様の構成である。実施例4に係る空気入りタイヤは、第2実施形態に係る空気入りタイヤ4と同様の構成である。
比較例1及び比較例2に係る空気入りタイヤは、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同様のトレッドパターンを備える。比較例1に係る空気入りタイヤは、全てのサイプが、第1サイプで構成されている点で他の空気入りタイヤと異なる。また、比較例2に係る空気入りタイヤは、全てのサイプが、第2サイプで構成されている点で他の空気入りタイヤと異なる。
(1.1)制動性能評価
上述した空気入りタイヤを装着した車両で、雪路面、湿潤路面、乾燥路面において、制動距離を測定した。具体的には、雪路面では、時速30km/hからの制動距離、湿潤路面では、時速90km/hからの制動距離、乾燥路面では、時速100km/hからの制動距離をそれぞれ測定した。
(1.2)駆動力評価
雪路面において、0kphで発進し、基準速度(35kph)に達するまでの時間を測定した。
(1.3)旋回性能評価
雪路面において、所定半径の路面を周回させ、1周する際の平均時間を算出した。
制動性能、駆動力、旋回性能の評価結果は、従来の空気入りタイヤである比較例1に係る空気入りタイヤの評価結果を100としたときの対比指数で表示した。評価結果は、大きい数値を示すほど、優れた性能を有することを示す。
(2)評価結果
各空気入りタイヤの評価結果について、表1を参照しながら説明する。
Figure 2010254155
比較例2の空気入りタイヤは、比較例1の空気入りタイヤに比べて、制動性能を向上できた反面、駆動力、旋回性能が低下した。
実施例1の空気入りタイヤは、比較例2の空気入りタイヤに比べて、制動性能を確保しつつ、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できた。
実施例2の空気入りタイヤは、実施例1の空気入りタイヤに比べて、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できた。
実施例3の空気入りタイヤは、実施例2の空気入りタイヤに比べて、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できた。
実施例4の空気入りタイヤは、実施例3の空気入りタイヤに比べて、雪路面上での駆動力及び旋回性能をさらに向上できた。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。空気入りタイヤ1において、中央ブロックに形成されるサイプは、第1サイプ42と、第2サイプ44とにより構成されてもよい。具体的には、中央ブロックには、第1サイプ42が第2サイプ44よりも多く形成されていればよい。
空気入りタイヤ2において、ブロック毎にサイプの数が異なっていてもよい。中央領域A2の単位面積あたりに形成されるサイプの平均数が、ショルダー領域A1及びショルダー領域A3の単位面積あたりに形成されるサイプの平均数よりも多く形成されていればよい。
空気入りタイヤ4において、中央ブロックに形成される横溝だけでなく、中央ブロックを区画する横溝の溝幅を増やすことで、横溝の面積の割合を多くしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
A1…ショルダー領域、 A2…中央領域、 A3…ショルダー領域、 CL…タイヤ赤道線、 D…深さ方向、 R…タイヤ周方向、 W…トレッド幅方向、 1〜4…空気入りタイヤ、 10、 10A、 10B…中央ブロック、 12、12A、14、14A、14B、14C…中央ブロック、20、22、24…ショルダーブロック、 30…周方向溝、 32、34…横溝、 42、 42B…第1サイプ、 44…第2サイプ

Claims (5)

  1. タイヤ周方向及びトレッド幅方向に沿って複数設けられるブロックを備え、
    前記トレッド幅方向に沿って延びるサイプが前記ブロックに形成されたタイヤであって、
    前記ブロックは、
    トレッド幅方向における中央領域に位置する中央ブロックと、
    前記中央ブロックに隣接するショルダーブロックとにより構成され、
    前記サイプは、
    前記トレッド幅方向において振幅を有するジグザグ状であり、前記サイプの深さ方向において略直線状の形状である第1サイプと、
    前記トレッド幅方向及び前記サイプの深さ方向において振幅を有するジグザグ状の形状である第2サイプと、
    により構成され、
    前記中央ブロックには、前記第1サイプが前記第2サイプよりも多く形成され、
    前記ショルダーブロックには、前記第2サイプが前記第1サイプよりも多く形成されるタイヤ。
  2. 前記ブロックの単位面積あたりに形成されるサイプの数は、前記中央ブロックが前記ショルダーブロックよりも多い請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記中央ブロックは、車両装着時外側よりも車両装着時内側に配置される請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記第1サイプは、車両装着時外側よりも車両装着時内側に多く形成される請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。
  5. トレッド幅方向に沿って延びる横溝が形成され、
    トレッド面視における前記横溝の面積の割合は、車両装着時内側が車両装着時外側よりも多い請求項1乃至4の何れか一項に記載のタイヤ。
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