JP2010253893A - 頁めくり機構及び書籍スキャン装置 - Google Patents

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浩治 滝藤
Daisuke Nakayama
大介 中山
Kazuhiro Hayakawa
和弘 早川
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Abstract

【課題】頁を1枚だけ確実にめくることが可能となる頁めくり機構及び書籍スキャン装置を提供する。
【解決手段】CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20との間に巻き上げられた頁を挟み込んだ状態で、該めくりローラ19を反時計方向に回転させると共に該分離ローラも反時計方向に回転させて、該分離ローラ20に接する頁97以外の頁98を該分離ローラ20と該めくりローラ19とのニップ点99よりも綴じ目側方向へ戻す。そして、CPU81は、めくりシャフト47を水平状態で、めくりローラ19と本91の頁との間に進入させた後、めくりシャフト47を所定高さ上昇させて、めくりシャフト回転モータ63を介して回転する。
【選択図】図14

Description

本発明は、本の頁を自動的にめくる頁めくり機構、及び本の各頁に記載された内容を取得する書籍スキャン装置に関するものである。
近年、本や通帳等の頁を自動的にめくる技術に関して種々提案されている。
例えば、下記特許文献1の図4に記載される頁めくり装置は、一対のフィードローラを回転させて、通帳を頁めくり位置まで搬送させる。そして、フリクションローラをA方向に回転させて少なくともフリクションローラに接する通帳中紙を浮離させる。続いて、カムとスイングアームとの接触が断たれ通帳中紙が相互に接触する一対のフリクションローラによって保持される。その後、下側のフリクションローラを綴じ目側方向に回転させ上側の通帳中紙を保持したままで下側の通帳中紙だけをフリクションモータによって通帳本体側に戻す。更にその後、カムが回転してスイングアームが押し上げられるとともに上側の通帳中紙だけがフリクションローラ上に残る。続いて、一対のフィードローラを回転させて通帳を搬送して1頁だけをめくる。
特開2002−347368号公報(段落(0011)〜(0031)、図1〜図4)
しかしながら、上述した特許文献1に記載される構成では、一対のフリクションローラによって通帳中紙を保持した状態で、下側のフリクションローラを綴じ目側方向に回転させると、下側の通帳中紙が一対のフリクションローラのニップ点を外れると下側のフリクションローラ上から下側に落ちない虞がある。このため、一対のフィードローラを回転させて通帳を搬送した場合には、複数枚の通帳中紙がめくられる虞がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、本の頁を1枚だけ確実にめくることが可能となる頁めくり機構及び書籍スキャン装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る頁めくり機構は、本を開いた状態で載置する載置台と、前記載置台に載置された本の開かれた頁を所定高さ上側に持ち上げる持ち上げ手段と、前記持ち上げ手段によって持ち上げられた頁と当該持ち上げられた頁の次の頁との隙間へ綴じ目に対向する外側の側縁部から進入して本の綴じ目方向へ進退自在に移動可能なめくり手段と、を備え、前記めくり手段は、軸部材と、前記軸部材の軸心に対して所定距離離間するように設けられると共に、前記隙間から前記持ち上げられた頁の下側に進入可能に設けられて該軸部材の軸心を中心として回転する摩擦部材と、前記摩擦部材を回転させる回転手段と、を有し、前記めくり手段は、前記摩擦部材が前記持ち上げられた頁の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼすように前記回転手段を介して前記摩擦部材を回転させた後、前記綴じ目に対して垂直方向へ更に進入することによって頁めくりを行うことを特徴とする。
尚、本には、製本された冊子、書籍等が含まれる。また、本には、表紙のない製本された冊子、書籍等も含まれる。
また、請求項2に係る頁めくり機構は、請求項1に記載の頁めくり機構において、前記持ち上げ手段は、前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて前記開かれた頁に外周面を圧接して一の方向に回転し、少なくとも圧接される頁を他の頁から巻き上げるめくりローラと、前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて外周面を該めくりローラの外周面に上方から接触して該めくりローラの回転に連動して他の方向へ回転し、該めくりローラによって巻き上げられた頁を該めくりローラとの間に挟み込むことで保持する分離ローラと、を有し、該持ち上げ手段は、前記めくりローラと前記分離ローラとの間に巻き上げられた頁を挟み込んだ状態で、該めくりローラを他の方向に回転させると共に該分離ローラの他の方向への回転を継続することによって、該分離ローラに接する頁以外の頁を該分離ローラと該めくりローラとのニップ点よりも綴じ目側方向へ戻すことを特徴とする。
また、請求項3に係る頁めくり機構は、請求項2に記載の頁めくり機構において、前記分離ローラの摩擦抵抗を前記摩擦部材の摩擦抵抗よりも大きくしていることを特徴とする。
また、請求項4に係る頁めくり機構は、請求項2又は請求項3に記載の頁めくり機構において、前記分離ローラの摩擦抵抗を前記めくりローラの摩擦抵抗よりも大きくしていることを特徴とする。
尚、摩擦抵抗は、頁を摩擦力によって保持する能力を表し、摩擦抵抗の大きな部材の方が頁を保持することとなる。
また、請求項5に係る頁めくり機構は、請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の頁めくり機構において、前記持ち上げ手段は、前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて前記開かれた頁の該めくりローラよりも綴じ目側の位置を押圧可能な押圧部材を有し、前記押圧部材は、前記めくりローラの前記開かれた頁への圧接に連動して該開かれた頁を押圧することを特徴とする。
また、請求項6に係る頁めくり機構は、請求項5に記載の頁めくり機構において、前記押圧部材は、前記載置台に対して上下方向揺動可能に設けられて、該押圧部材は、前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上方に移動した場合には、上方向に揺動されて前記分離ローラよりも上方に位置することを特徴とする。
更に、請求項7に係る書籍スキャン装置は、前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の頁めくり機構と、前記載置台に載置された本の開かれた頁に記載された情報をデジタルデータとして取得する情報取得手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る頁めくり機構では、めくり手段を持ち上げ手段によって持ち上げられた頁と当該持ち上げられた頁の次の頁との隙間へ進入させて、摩擦部材を回転させることによって、摩擦部材が持ち上げ手段によって持ち上げられた頁の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼすように回転する。これにより、持ち上げ手段によって複数頁が持ち上げられても、めくり手段によって一番上の頁以外の頁を次の頁側へかき落として、当該一番上の頁だけを残して、確実に1頁だけめくることが可能となる。
また、請求項2に係る頁めくり機構では、めくりローラと分離ローラとの間に巻き上げられた頁を挟み込んだ状態で、該めくりローラを他の方向へ、つまり、めくりローラを分離ローラと同じ回転方向に回転させると共に該分離ローラの他の方向への回転を継続することによって、該分離ローラに接する頁以外の頁を該分離ローラと該めくりローラとのニップ点よりも綴じ目側方向へ戻す。
これにより、めくり手段をめくりローラと次の頁との隙間へ進入させて、摩擦部材を回転させることによって、摩擦部材がめくりローラに引っ掛かっている頁の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼすため、分離ローラに接する頁以外の頁を次の頁側へ確実にかき落とすことが可能となる。従って、分離ローラに接する頁だけを残した後、めくり手段を綴じ目に対して垂直方向へ更に進入させることによって確実に1頁だけめくることが可能となる。
また、請求項3に係る頁めくり機構では、摩擦部材が分離ローラに接する頁の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼしても、分離ローラの摩擦抵抗が摩擦部材の摩擦抵抗よりも大きいため、当該頁がかき落とされることを防止することができる。
また、請求項4に係る頁めくり機構では、めくりローラが分離ローラに接する頁の下面に接触して綴じ目側方向へ摩擦力を及ぼしても、分離ローラの摩擦抵抗がめくりローラの摩擦抵抗よりも大きいため、当該頁がかき落とされることを防止することができる。
また、請求項5に係る頁めくり機構では、めくりローラの開かれた頁への圧接に連動して、この開かれた頁のめくりローラよりも綴じ目側の位置を押圧部材によって押圧するため、めくりローラによる開かれた頁の巻き上げを確実に行うことが可能となる。
また、請求項6に係る頁めくり機構では、めくりローラが載置台に対して上方に移動してめくり手段が進入する隙間を形成した場合には、押圧部材は分離ローラよりも上方に位置するように上方向に揺動される。これにより、めくり手段をめくりローラと次の頁との隙間へ進入させて、摩擦部材を回転させても、当該めくり手段が分離ローラに接する頁を挟んで押圧部材に接触することを確実に防止することができる。
更に、請求項7に係る書籍スキャン装置では、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の頁めくり機構によって本の頁めくりを自動的に行って、情報取得手段を介して本の全頁又は一部の頁に記載された内容をデジタルデータとして取得することが可能となる。
本実施例に係る書籍スキャン装置の外観斜視図である。 書籍スキャン装置の平面図である。 頁めくり機構の要部拡大正面図である。 図3のX1矢視図である。 図3のX2矢視図である。 書籍スキャン装置の回路構成を示す回路ブロック図である。 載置台に本を開いて置いた状態を示す斜視図である。 めくりローラを本の開かれた頁に接触させた状態を示す正面図である。 めくりローラと分離ローラを頁を巻き上げる方向へ回転させた状態を示す正面図である。 めくりローラと分離ローラとの間に巻き上げた頁を挟み込んだ状態を示す正面図である。 重なって巻き上げられた頁を分離ローラとめくりローラとのニップ点よりも本の綴じ目方向へ戻した状態を示す正面図である。 めくりローラと本との間にローラを対向させた状態を示す正面図である。 めくりシャフトをめくりローラと本との間に進入させた状態を示す正面図である。 めくりシャフトを回転させる状態を説明する正面図である。 めくりシャフトを回転させて頁をかき落とした状態を示す正面図である。 めくるべき頁をめくりローラと分離ローラとの間から抜き取った状態を示す正面図である。 めくるべき頁の頁めくりを行った状態を示す正面図である。 載置台に開かれて置かれた本の両頁をCCDカメラで撮像する状態を示す正面図である。 他の実施例に係る保持部材が本の頁に接触した状態を示す正面図である。 保持部材が上方へ移動してめくりシャフトが下側に進入する状態を示す正面図である。 めくりシャフトを回転させる状態を説明する正面図である。 めくりシャフトを回転させて頁をかき落とす状態を説明する正面図である。
以下、本発明に係る頁めくり機構及び書籍スキャン装置について具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施例に係る書籍スキャン装置1の概略構成について図1乃至図5に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、本実施例に係る書籍スキャン装置1は、平板状の本体ベース2と、本を開いた状態で載置する載置台3と、載置台3に載置された本の綴じ目方向の側壁部に対向するように配置された頁めくり機構4と、載置台3に載置された本の開かれた頁をスキャンするCCDカメラ5とから基本的に構成されている。
尚、本には、製本された冊子、書籍等が含まれる。また、本には、表紙のない製本された冊子、書籍等も含まれる。
また、書籍スキャン装置1は、不図示の各種操作ボタンや液晶ディスプレイ等から構成された操作部76(図6参照)が設けられている。また、書籍スキャン装置1は、USB(Universal Serial Bus)等から構成された通信インターフェース(通信I/F)84(図6参照)を介して、外部のコンピュータ装置(PC)88(図6参照)と双方向データ通信が可能になっている。
そして、書籍スキャン装置1は、操作部76又はPC88から入力されたスキャンする頁数、本の紙質等に基づいて、後述のように、載置台3に開かれて置かれた頁を順次めくって、スキャンし、デジタルデータの情報として取得する。
この載置台3は、上面部が水平な所定高さの箱体状で、本体ベース2の角部(図1中、左上角部である。)に配置されている。また、図1に示すように、載置台3の頁めくり機構4に対向する右側の側壁部と、手前側の側壁部とは、本体ベース2の外周部からそれぞれ所定距離内側に配置されている。また、載置台3の上面部中央位置には、本の背の部分がはまり込むように形成された平面視縦長四角形の溝部3Aが、頁めくり機構4に対向する側縁部に対してほぼ直角になるように全幅に渡って形成されている。
また、載置台3の上面部には、カメラ支持梁7が、溝部3Aの外側端縁部からほぼ垂直上方に所定高さ立設されると共に、上端部から溝部3Aの長手方向略中央部まで、該溝部3Aに対向するように略水平に延出されている。そして、このカメラ支持梁7の先端部には、CCDカメラ5が取り付けられて、載置台3に開かれて置かれた本の両頁を撮影可能に構成されている。
また、頁めくり機構4は、載置台3に載置された本の開かれた頁を所定高さ上方に持ち上げる頁持ち上げ機構部8と、頁持ち上げ機構部8によって持ち上げられた頁の下側に進入するめくり機構部11とから構成されている。また、頁持ち上げ機構部8は、載置台3の側壁部に対して所定隙間を形成するように平行に配置された平面視略横長四角形の取付台12の当該載置台3の外側端縁部(図2中、右側端縁部である。)に対向する上面部に設けられている。
また、取付台12の載置台3に対向する側壁部には、上端縁部から所定高さ低くなって、めくり機構部11をガイドする水平な段差部13が、水平方向全幅に渡って形成されている。また、めくり機構部11は、載置台3と取付台12との隙間を、該載置台3の側壁部に沿って設けられたタイミングベルト15等によって搬送される。
ここで、頁持ち上げ機構部8の概略構成について図3乃至図5に基づいて説明する。
図3乃至図5に示すように、頁持ち上げ機構部8は、取付台12の後端縁部から上方に延出された平板状の取付板17と、略箱体状のローラ支持部18と、めくりローラ19と、分離ローラ20と、押さえローラ21と、頁接触検出センサ22等から構成されている。
この取付板17の前面側には、正面視左斜め上方向に傾斜した断面略T字形で前面側に開口する案内溝23が、高さ方向全幅に渡って形成されている。そして、ローラ支持部18は、背面部に立設された断面略T字形のリブ25が、案内溝23内に上方から嵌挿されて、この案内溝23に沿って上下方向移動可能に取付板17の前面部に取り付けられている。また、ローラ支持部18の前後方向(図4中、上下方向である。)の高さは、取付台12の上面部の前後方向の幅とほぼ同じになるように形成されている。
また、ローラ支持部18の側面部に形成されたラック18Aは、取付板17の背面側に取り付けられたローラ支持部上下モータ26のモータ軸に固定されたピニオンギヤ27に噛合している。このローラ支持部上下モータ26は、エンコーダを内蔵するステッピングモータ等で構成され、回転角度と原点位置を検出可能に構成されている。従って、ローラ支持部18は、ローラ支持部上下モータ26を時計方向又は反時計方向へ回転駆動することにより、案内溝23に沿って斜め上方向又は斜め下方向へ移動可能に構成されている。
また、ローラ支持部18の載置台3側の前面部の略中央部には、ゴム等が被覆された円柱状のめくりローラ19が、前面部に対して垂直に突出して回転可能に支持されためくりローラ軸28の先端部に取り付けられている。また、ローラ支持部18の載置台3側の前面部には、ゴム等が被覆された円柱状の分離ローラ20が、外周面をめくりローラ19の外周面に上方から軸方向平行に接触するように、前面部に対して垂直に突出して回転可能に支持された分離ローラ軸29の先端部に取り付けられている。
また、めくりローラ19と分離ローラ20とは、めくりローラ軸28と分離ローラ軸29とによって、載置台3の端縁部の上方に位置するように設けられている。また、ローラ支持部18内には、めくりローラ軸28を回転駆動するためのステッピングモータ等で構成されためくりローラ回転モータ31(図6参照)が配置されている。また、ローラ支持部18内には、分離ローラ軸29を回転駆動するためのステッピングモータ等で構成された分離ローラ回転モータ32(図6参照)が配置されている。
また、ローラ支持部18の前面側上端縁部には、板状の押さえローラ支持リブ35が全幅に渡って所定高さ立設されている。また、押さえローラ支持リブ35の前面部のラック18Aに対して反対側端縁部には、細長平板状の揺動板36が一端側(図3中、上端側である。)を中心に回転可能に取り付けられている。
また、この揺動板36の一端側は、正面視略半円形状に形成され、外周面にギヤが形成され、押さえローラ支持リブ35の揺動板36に対向する背面側に取り付けられた押さえローラ上下モータ37のモータ軸に固定されたピニオンギヤ38に噛合している。この押さえローラ上下モータ37は、エンコーダを内蔵するステッピングモータ等で構成され、回転角度と原点位置を検出可能に構成されている。
また、揺動板36の他端側(図3中、下端側である。)には、押さえローラ軸41の基端部が直角に固定されている。また、この押さえローラ軸41は、先端部にゴム等で被覆された円柱状の押さえローラ21が取り付けられ、該押さえローラ21を載置台3の端縁部の上方に位置するように支持している。また、図3に示すように、押さえローラ上下モータ37の回転位置が原点位置の場合には、押さえローラ21の外周面の下端部は、めくりローラ19の外周面の下端部とほぼ同じ高さに位置するように構成されている。
また、頁接触検出センサ22は、前方側が開放された透過型フォトセンサによって構成されて、ローラ支持部18のラック18A側の上端角部に設けられている。また、側面視クランク形に形成された細長平板状の頁接触アーム42の後側角部を上下方向揺動可能に支持するアーム支持梁43が、ローラ支持部18のラック18A側の側縁部略中央位置から前方側へ立設されている。
また、頁接触アーム42の前側の下端部は、載置台3の端縁部の上方に位置するように形成されると共に、通常時は、めくりローラ19よりも少し下側に位置するように形成されている。また、頁接触アーム42の後側の上端部は、頁接触検出センサ22の開口部入口に位置するように形成されている。従って、めくりローラ19が載置台3に開かれて置かれた本の頁に接触した場合には、頁接触アーム42の前側の下端部は、頁によって上方に持ち上げられる。
この際、頁接触アーム42は、後側角部を中心に上方へ揺動され、後側の上端部が頁接触検出センサ22内に進入して、透過型フォトセンサの光を遮る。これにより、当該頁接触検出センサ22から出力される頁接触アーム42の上端部を検出した検出信号の有無を判定することによって、めくりローラ19が本の頁に接触したことを検出することができる。
尚、頁接触検出センサ22を反射形フォトセンサで構成し、頁接触アーム42の後側の上端部の有無を検出するようにしてもよい。また、頁接触検出センサ22を機械的マイクロスイッチ等で構成し、頁接触アーム42の後側の上端部の接触の有無を検出するようにしてもよい。
次に、めくり機構部11の概略構成について図2乃至図5に基づいて説明する。
図2乃至図5に示すように、めくり機構部11は、取付台12の頁持ち上げ機構部8が取り付けられた右端部の横側の本体ベース2上に配置された頁めくりモータ45と、タイミングベルト15と、前側底面部がタイミングベルト15に固定されると共に後側底面部が段差部13の上面に摺動可能に接触する移動板46と、移動板46上に回転可能且つ上下移動可能に設けられたクランク形状のめくりシャフト47等から構成されている。
また、タイミングベルト15は、頁めくりモータ45のモータ軸に固定された駆動ギヤ48と、取付台12の載置台3に対向する側面の左端部に回転自在に取り付けられた従動ギヤ49との間に架け渡されている。この頁めくりモータ45は、エンコーダを内蔵するステッピングモータ等で構成され、回転角度と原点位置を検出可能に構成されている。
また、移動板46には断面略T字形のガイド軸51が載置台3よりも所定高さ高くなるように立設されている。
また、めくりシャフト47を回転自在に支持するシャフト支持板52は、左端縁部裏面にガイド軸51に上方から嵌め込まれる断面略T字形で背面側に開口する案内溝53が、高さ方向全幅に渡って背面側方向に突出して形成されている。これにより、シャフト支持板52は、案内溝53がガイド軸51に上方から嵌め込まれて、このガイド軸51に沿って上下方向移動可能に取り付けられている。
また、シャフト支持板52の案内溝53の左側面部は、移動板46に穿設される貫通孔に挿通されて所定長さ下側方向に延出されている。そして、この案内溝53の左側面部には、ラック53Aが形成され、移動板46上に配置されためくりシャフト上下モータ55のモータ軸に固定されたピニオンギヤ56に噛合している。このめくりシャフト上下モータ55は、エンコーダを内蔵するステッピングモータ等で構成され、回転角度と原点位置を検出可能に構成されている。従って、めくりシャフト上下モータ55を時計方向又は反時計方向へ回転駆動することにより、シャフト支持板52をガイド軸51に沿って上方向又は下方向へ移動可能に構成されている。
また、シャフト支持板52の前面部及び背面部には、同軸上に貫通孔が形成されたシャフト支持ボス57が所定高さ立設され、シャフト47の後側軸部が回転自在に嵌挿されている。また、シャフト47のシャフト支持ボス57から背面側に突出する後端部には、複数のスリットが半径方向にそって形成された円板状のエンコーダ58が取り付けられている。
また、シャフト支持板52の背面部には、このエンコーダ58の周縁部を挟むように透過型フォトセンサから構成されるめくりシャフト回転角検出センサ61が取り付けられている。これにより、めくりシャフト回転角検出センサ61を介して通過したエンコーダ58のスリット数をカウントすることによって、めくりシャフト47の回転角度を検出することができる。
また、シャフト47のシャフト支持ボス57から前面側に突出する後側軸部の基端部には、ギヤ62が取り付けられている。そして、このギヤ62には、シャフト支持板52の背面側に取り付けられためくりシャフト回転モータ63のモータ軸に固定されたピニオンギヤ65に噛合している。このめくりシャフト回転モータ63は、エンコーダを内蔵するステッピングモータ等で構成され、回転角度と原点位置を検出可能に構成されている。
また、シャフト47の後側軸部の軸心よりも外側に軸心が位置する前側軸部の外周には、ゴム等が被覆されて形成された円筒状のローラ66が設けられている。従って、めくりシャフト回転モータ63を時計方向又は反時計方向へ回転駆動することにより、ローラ66がシャフト47の後側軸部の軸心を中心とする所定半径の円周上を反時計方向又は時計方向へ移動する。
ここで、分離ローラ20の外周面の摩擦抵抗は、めくりローラ19の外周面の摩擦抵抗及びローラ66の外周面の摩擦抵抗よりも大きくなるように構成されている。尚、摩擦抵抗は、頁を摩擦力によって保持する能力を表し、分離ローラ20は、めくりローラ19及びローラ66が頁をかき落とす方向へ回転しても、当該分離ローラ20に接触する頁を摩擦力によって保持することができる。
次に、書籍スキャン装置1の回路構成について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、書籍スキャン装置1は、書籍スキャン装置1の全体の制御を行う制御回路部71と、制御回路部71に接続される入出力インターフェース72と、入出力インターフェース72に接続されるCCDドライバ73、各モータ駆動回路74、75等とから構成されている。また、入出力インターフェース72には、操作部76、頁接触検出センサ22、めくりシャフト回転角検出センサ61等が接続されている。
また、制御回路部71は、書籍スキャン装置1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU81や、ROM82、RAM83、通信I/F84等を備えている。また、CPU81、ROM82、RAM83、通信I/F84は、バス線85により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
また、ROM82は、各種パラメータや各種のプログラムを記憶させておくものであり、後述の頁めくりを行ってスキャンする頁スキャン処理(図7〜図21参照)等の各種プログラムが記憶されている。そして、CPU81は、かかるROM82に記憶されている各種パラメータや各種のプログラムに基づいて各種の演算及び制御を行なうものである。また、RAM83は、CPU81により演算された各種の演算結果や印刷データ等を一時的に記憶させておくためのものである。
操作部76は、不図示の各種操作ボタンや液晶ディスプレイ等から構成され、電源のオンオフや頁めくりを行う頁数等の設定を行う際等に操作される。そして、制御回路部71は、各操作ボタンの押下等により操作部76から出力されるスイッチ信号に基づいて、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、CCDドライバ73は、CCDカメラ5を操作制御すると共に、CCDカメラ5が撮像した開かれた頁の画像データ処理を行ってデジタルデータとして制御回路部71へ出力する。また、制御回路部71のCPU81は、CCDドライバ73から受信した画像データをRAM83に一時記憶し、通信I/F84を介して外部のPC88へ出力する。
また、モータ駆動回路74には、頁持ち上げ機構部8の分離ローラ回転モータ32、めくりローラ回転モータ31、ローラ支持部上下モータ26、押さえローラ上下モータ37が接続されている。そして、モータ駆動回路74は、制御回路部71のCPU81からの指示に従って、分離ローラ回転モータ32、めくりローラ回転モータ31、ローラ支持部上下モータ26、押さえローラ上下モータ37を駆動制御する。
また、モータ駆動回路75には、めくり機構部11のめくりシャフト回転モータ63、めくりシャフト上下モータ55、頁めくりモータ45が接続されている。そして、モータ駆動回路75は、制御回路部71のCPU81からの指示に従って、めくりシャフト回転モータ63、めくりシャフト上下モータ55、頁めくりモータ45を駆動制御する。
次に、このように構成された書籍スキャン装置1による開かれた本の頁めくりを行ってスキャンする頁スキャン動作について図7乃至図21に基づいて説明する。尚、図7乃至図21に示される頁スキャン動作を行うプログラムは、書籍スキャン装置1のROM82に記憶されており、操作部76のスタートボタン(不図示)が押下された場合に、CPU81により実行される。
先ず、図7に示すように、書籍スキャン装置1の起動時には、CPU81は、モータ駆動回路74を介して押さえローラ上下モータ37を原点位置から所定ステップ数駆動して、揺動板36を上方向に回転させ、押さえローラ21を水平よりも少し高い位置まで移動させる。また同時に、CPU81は、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を駆動して、ローラ支持部18を下方に移動させる。
そして、CPU81は、頁接触検出センサ22から頁接触アーム42の上端部を検出した検出信号が入力された場合には、ローラ支持部上下モータ26を停止させ、このローラ支持部上下モータ26の回転位置を、めくりローラ19が載置台3の上面部に接触する原点位置としてRAM83に記憶する。
その後、CPU81は、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を所定ステップ数回転駆動して、ローラ支持部18を所定高さ上方へ移動させる。また、CPU81は、ローラ支持部上下モータ26の駆動ステップ数からローラ支持部18の上昇した高さ、つまり、めくりローラ19の載置台3の上面からの高さを算出し、RAM83に記憶する。
また、CPU81は、モータ駆動回路75を介して、頁めくりモータ45を駆動してタイミングベルト15を移動させ、移動板46を載置台3の右端部まで移動させる。また、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を駆動してめくりシャフト47を回転させつつ、めくりシャフト回転角検出センサ61を介してローラ66の回転角度を検出し、当該ローラ66を載置台3に対して外側の位置で略水平状態にする。また、この時には、ローラ66の軸心は、載置台3の上面と略同一高さになるように設定されている。
また、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を駆動して、シャフト支持板52を移動板46に当接するまで下方に移動させる。
そして、ユーザが載置台3の上に本91を開いて置き、操作部76のスタートボタンを押下した場合には、CPU81は、図8に示す動作を行う。
図8に示すように、操作部76からスタートボタンが押下された信号が入力された場合には、CPU81は、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を駆動して、ローラ支持部18を下方に移動させる。そして、CPU81は、頁接触検出センサ22から頁接触アーム42の上端部を検出した検出信号が入力された場合には、ローラ支持部上下モータ26を停止し、めくりローラ19を本91の開かれた頁に接触させる。
また、CPU81は、ローラ支持部上下モータ26の駆動ステップ数からローラ支持部18の下降した高さを算出し、起動時に記憶しためくりローラ19の載置台3の上面からの高さから当該ローラ支持部18の下降した高さを減算して、本91の頁に接触するめくりローラ19の載置台3の上面からの高さを算出し、RAM83に記憶する。
また、CPU81は、モータ駆動回路74を介して押さえローラ上下モータ37の回転位置が原点位置になるまで当該押さえローラ上下モータ37を駆動して、揺動板36を下方向に回転させ、押さえローラ21を本91の開かれた頁に接触させる。
次に、図9に示すように、CPU81は、モータ駆動回路74を介してめくりローラ回転モータ31を駆動して、めくりローラ19を頁を巻き上げる方向(図9中、矢印92で示す時計方向である。)へ回転させる。また、CPU81は、モータ駆動回路74を介して分離ローラ回転モータ32を駆動して、分離ローラ20をめくりローラ19の回転方向と反対方向(図9中、矢印93で示す反時計方向である。)へ回転させる。尚、めくりローラ19と分離ローラ20の回転速度は同じである。
そして、図10に示すように、CPU81は、モータ駆動回路74を介してめくりローラ回転モータ31と分離ローラ回転モータ32との回転を継続して、めくりローラ19と分離ローラ20との間に巻き上げた頁を挟み込む。
続いて、図11に示すように、CPU81は、モータ駆動回路74を介して押さえローラ上下モータ37を所定ステップ数駆動して、揺動板36を上方向(図11中、矢印94方向である。)に回転させ、押さえローラ21を水平よりも少し高い位置まで再度移動させる。
その後、CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20との間に巻き上げた頁を挟み込んだ状態で、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を所定ステップ数回転駆動して、ローラ支持部18を斜め上方向(矢印95方向である。)へ所定高さ(例えば、高さ約3cmである。)移動させる。つまり、めくりローラ19と本の頁との間に、所定高さ(例えば、高さ約3cmである。)の隙間を形成する。
また、CPU81は、RAM83からめくりローラ19の載置台3からの高さを読み出し、このめくりローラ19の高さに、ローラ支持部18を上昇させた高さを加算して、つまり、載置台3の上面からめくりローラ19の下端部までの高さ算出してRAM83に再度記憶する。
そして、CPU81は、分離ローラ20の回転方向(図11中、矢印93で示す反時計方向である。)を継続しつつ、モータ駆動回路74を介してめくりローラ回転モータ31を反対回転方向に駆動して、めくりローラ19を反対回転方向(図11中、矢印96で示す反時計方向である。)へ回転させる。
これにより、分離ローラ20に接する頁97に重なって巻き上げられた頁98を、この分離ローラ20とめくりローラ19とのニップ点99よりも本91の綴じ目方向へ戻すことができる。尚、分離ローラ20の摩擦抵抗は、めくりローラ19の摩擦抵抗よりも大きいため、頁97は両ローラ19、20に挟まれた状態で維持される。
続いて、図12に示すように、CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20の反時計方向への回転を継続しながら、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を駆動して、シャフト支持板52を上方(図12中、矢印101で示す方向である。)に移動させ、ローラ66をめくりローラ19の下端部から所定高さ低い位置(例えば、約1cm低い位置である。)まで上方へ移動させる。つまり、めくりローラ19の下端部と本91の頁との間のほぼ中間位置にローラ66を対向させる。
具体的には、CPU81は、RAM83から載置台3の上面からめくりローラ19の下端部までの高さを読み出し、この高さから所定高さ(例えば、約1cmである。)を減算して、シャフト支持板52を上昇させる高さとする。そして、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を、シャフト支持板52を上昇させる高さに対応したステップ数だけ回転させて、ローラ66を上方へ移動させる。
そして、図13に示すように、CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20の反時計方向への回転を継続する。また、CPU81は、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を反時計方向へ所定ステップ数回転駆動して、タイミングベルト15の上側部分を載置台3の方へ所定距離移動させる。つまり、タイミングベルト15の上側部分に固定された移動板46及びシャフト支持板52を介してめくりシャフト47を水平状態のまま、めくりローラ19と本91との間に進入させる。そして、CPU81は、めくりシャフト47の外周面を被覆するローラ66をめくりローラ19よりも少し綴じ目側に近い位置まで水平移動させる。
続いて、図14及び図15に示すように、CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20の反時計方向への回転を継続する。また、CPU81は、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を所定ステップ数回転駆動して、ローラ支持部18を所定高さ(例えば、高さ約3cmである。)上方向(矢印103方向である。)へ移動させる。
その後、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を所定ステップ数回転駆動して、シャフト支持板52を、めくりシャフト47が回転した場合に、ローラ66が本91の開かれた頁に接触しない高さまで上方向(矢印104方向である。)へ移動させる。そして、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を時計方向へ回転駆動して、めくりシャフト47を反時計方向(矢印105方向である。)へ回転させ、めくりシャフト回転角度検出センサ61から入力されるパルス信号をカウントする。
また同時に、CPU81は、めくりシャフト回転角度検出センサ61から入力されるパルス信号のカウント値に基づいて、めくりシャフト47が水平状態から予めROM82に記憶されている所定回転数(例えば、1回転又は2回転以上である。)回転したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、めくりシャフト47が水平状態から予めROM82に記憶されている所定回転数回転したと判定した場合には、CPU81は、めくりシャフト回転角度検出センサ61から入力されるパルス信号のカウント値に基づいて、めくりシャフト47が水平状態から更に180度だけ回転するのを待つ。そして、めくりシャフト47が水平状態から更に180度だけ回転した場合には、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を停止する。
これにより、図14に示すように、ローラ66は、分離ローラ20とめくりローラ19とのニップ点99よりも本91の綴じ目方向へ戻された頁98の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼしつつ時計方向に1回転半又は2回転半以上回転することができる。このため、図15に示すように、本91の綴じ目方向へ戻された頁98は、下側へかき落とされ、めくりシャフト47の前側軸部に被覆されたローラ66は、分離ローラ20とめくりローラ19とに挟み込まれためくるべき頁97の下面に確実に対向することができる。
そして、図16に示すように、CPU81は、モータ駆動回路74を介して分離ローラ回転モータ32とめくりローラ回転モータ31を停止する。つまり、分離ローラ回転モータ32とめくりローラ回転モータ31の通電を停止して、分離ローラ20とめくりローラ19とをフリー状態にする。
また、CPU81は、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を反時計方向へ所定ステップ数回転駆動して、タイミングベルト15の上側部分に固定された移動板46及びシャフト支持板52が本91の綴じ目近傍位置に達するまで、タイミングベルト15の上側部分を移動させる。つまり、ローラ66をめくるべき頁97の下面に接触した状態で、本91の綴じ目近傍位置まで水平移動させる。
続いて、CPU81は、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を一旦停止する。そして、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を所定ステップ数回転駆動して、シャフト支持板52をガイド軸51の上端に達するまで上方向(矢印108方向である。)に移動させる。その後、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を時計方向へ回転駆動して、めくりシャフト47を反時計方向(矢印109方向である。)へ回転させ、めくりシャフト回転角度検出センサ61から入力されるパルス信号をカウントする。
また同時に、CPU81は、めくりシャフト回転角度検出センサ61から入力されるパルス信号のカウント値に基づいて、めくりシャフト47が水平状態から反時計方向(矢印109方向である。)へ約90度回転したか否か、即ち、ローラ66が最も高い位置に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、めくりシャフト47が水平状態から反時計方向(矢印109方向である。)へ約90度回転した、即ち、ローラ66が最も高い位置に達したと判定した場合には、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を停止する。つまり、CPU81は、ローラ66を反時計方向に約90度回転させて、本91のめくるべき頁97をめくりローラ19と分離ローラ20との間から確実に抜き取る。
続いて、図17に示すように、CPU81は、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を再度、反時計方向へ所定ステップ数回転駆動して、タイミングベルト15の上側部分に固定された移動板46及びシャフト支持板52が本91の左端部近傍に達するまで、タイミングベルト15の上側部分を移動させて、めくるべき頁97の頁めくりを行う。
その後、図18に示すように、モータ駆動回路75を介して、頁めくりモータ45を時計方向に回転駆動して、タイミングベルト15の上側部分に固定された移動板46及びシャフト支持板52を移動させ、移動板46を載置台3の右端部まで移動させる。また、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を駆動してめくりシャフト47を時計方向に回転させつつ、めくりシャフト回転角検出センサ61を介してローラ66の回転角度を検出し、当該ローラ66を載置台3に対して外側の位置で略水平状態にする。
続いて、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト上下モータ55を駆動して、シャフト支持板52を移動板46に当接するまで下方に移動させる。つまり、ローラ66の状態を起動時の状態に戻す。
その後、CPU81は、載置台3に開かれて置かれた本91の両頁を、CCDドライバ73を介してCCDカメラ5で撮像し、この両頁の画像データ処理を行って、デジタルデータの情報としてRAM83に記憶する。
そして、操作部76を介して入力されためくり頁数の頁めくりを行ったか否かを判定する判定処理を実行する。そして、操作部76を介して入力されためくり頁数の頁めくりを行っていないと判定した場合には、CPU81は、再度図8乃至図18に示す処理を実行する。一方、操作部76を介して入力されためくり頁数の頁めくりを行ったと判定した場合には、CPU81は、操作部76又はPC88を介して入力されためくり頁数のスキャンしたデジタルデータを通信I/F84を介してPC88に出力後、当該処理を終了する。
ここで、めくりシャフト47は、軸部材の一例として機能する。また、ローラ66は、摩擦部材の一例として機能する。また、めくりシャフト回転モータ63、ピニオンギヤ65、ギヤ62は、回転手段の一例を構成する。また、押さえローラ21は、押圧部材の一例として機能する。また、CCDカメラ5、CCDドライバ73は、情報取得手段の一例を構成する。
以上詳細に説明した通り、本実施例に係る書籍スキャン装置1では、CPU81は、めくりローラ19と分離ローラ20との間に巻き上げられた頁を挟み込んだ状態で、該めくりローラ19を反時計方向に回転させると共に該分離ローラも反時計方向に回転させて、該分離ローラ20に接する頁97以外の頁98を該分離ローラ20と該めくりローラ19とのニップ点99よりも綴じ目側方向へ戻す。そして、CPU81は、めくりシャフト47を水平状態で、めくりローラ19と本91の頁との間に進入させた後、めくりシャフト47を所定高さ上昇させて、めくりシャフト回転モータ63を介して1回転半又は2回転半以上回転する。
これにより、ローラ66は、分離ローラ20とめくりローラ19とのニップ点99よりも本91の綴じ目方向へ戻された頁98の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼしつつ時計方向に1回転半又は2回転半以上回転することができる。このため、本91の綴じ目方向へ戻された頁98は、下側へかき落とされ、めくりシャフト47の前側軸部に被覆されたローラ66は、分離ローラ20とめくりローラ19とに挟み込まれためくるべき頁97の下面に確実に対向することができる。従って、分離ローラ20に接しためくるべき頁97だけを残した後、ローラ66を綴じ目方向へ搬送することによって確実に1頁だけをめくることが可能となる。
また、分離ローラ20の摩擦抵抗がローラ66の摩擦抵抗よりも大きいため、ローラ66が反時計方向に回転する分離ローラ20に接するめくるべき頁97の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼしても、当該めくるべき頁97がかき落とされることを防止することができる。
また、めくりローラ19が分離ローラ20に接するめくるべき頁97の下面に接触して反時計方向、つまり、綴じ目側方向へ摩擦力を及ぼしても、分離ローラ20の摩擦抵抗がめくりローラ19の摩擦抵抗よりも大きいため、当該めくるべき頁97がかき落とされることを防止することができる。
また、図8に示すように、めくりローラ19の開かれためくるべき頁97への接触に連動して、この開かれためくるべき頁97のめくりローラ19よりも綴じ目側の位置を押さえローラ21によって押圧するため、めくりローラ19による開かれためくるべき頁97の巻き上げを確実に行うことが可能となる。
また、図11に示すように、めくりローラ19が上方に移動してめくりシャフト47が進入する隙間を形成した場合には、押さえローラ21は水平よりも少し高い位置まで上方向に揺動される。これにより、めくりシャフト47をめくりローラ19と本91の頁との隙間へ進入させて、ローラ66を回転させても、分離ローラ20に接するめくるべき頁97を挟んで押さえローラ21に接触することを確実に防止することができる。
更に、書籍スキャン装置1では、頁めくり機構4によって本91の頁めくりを自動的に行って、CCDカメラ5を介して載置台3に開かれて置かれた本91の全頁又は一部の頁に記載された内容をデジタルデータとして取得することが可能となる。
尚、本発明は前記実施例に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。尚、以下の説明において、上記図1乃至図18と同一符号は、上記図1乃至図18に示す書籍スキャン装置1と同一あるいは相当する部分を示すものである。
例えば、図19乃至図22に示すように、めくりローラ19と分離ローラ20に替えて、載置台3に開かれて置かれた本121のめくるべき頁122に略平らな底面部が接触して、この底面部にめくるべき頁122を保持する保持部材123をローラ支持部18の前面部に設けてもよい。また、保持部材123の底面は、めくりローラ19の下端部と同じ高さに位置するように設けるようにしてもよい。
この保持部材123は、貼り付いた用紙を剥がすことが可能な粘着剤を略平らな底面部に塗布して、当該粘着剤を介してめくるべき頁122を保持するように構成してもよい。また、この保持部材123は、略平らな底面部に小さな空気孔を複数設け、エアーコンプレッサーポンプによって当該複数の空気孔から空気を吸い込んで、めくるべき頁122を保持するように構成してもよい。また、この保持部材123は、略平らな底面部に静電気発生器によって静電気を帯電させ、この帯電した静電気によってめくるべき頁122を保持するように構成してもよい。
そして、図19乃至図22に示すように、CPU81は、先ず、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を駆動して、ローラ支持部18を下方に移動させ、保持部材123の底面部をめくるべき頁122に接触させる。続いて、CPU81は、モータ駆動回路74を介してローラ支持部上下モータ26を駆動して、ローラ支持部18を上方向へ移動させ、保持部材123と本の頁との間に、所定高さ(例えば、高さ約3cmである。)の隙間を形成する。
その後、CPU81は、上記図12乃至図14示した様に、保持部材123の下端部と本121の頁との間のほぼ中間位置にローラ66を対向させる。そして、CPU81は、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を反時計方向へ所定ステップ数回転駆動して、めくりシャフト47の外周面を被覆するローラ66をめくるべき頁122の下側まで水平移動する。
続いて、CPU81は、モータ駆動回路75を介してめくりシャフト回転モータ63を回転駆動して、めくりシャフト47を反時計方向へ1回転半又は2回転半以上回転させる。これにより、CPU81は、ローラ66をめくるべき頁122に重なって持ち上げられた頁124の下面に接触させて、下向き方向へ摩擦力を及ぼしつつ反時計方向に1回転半又は2回転半以上回転させて、この持ち上げられた頁124を下側へかき落とすことができる。
これにより、CPU81は、上記図15乃至図17に示した様に、モータ駆動回路75を介して頁めくりモータ45を再度、反時計方向へ所定ステップ数回転駆動して、タイミングベルト15の上側部分に固定された移動板46及びシャフト支持板52が本121の左端部近傍に達するまで、タイミングベルト15の上側部分を移動させることによって、めくるべき頁122の頁めくりを行うことができる。また、CPU81は、載置台3に開かれて置かれた本121の両頁を、CCDドライバ73を介してCCDカメラ5で撮像し、この両頁の画像データ処理を行って、デジタルデータの情報として取得することが可能となる。
1 書籍スキャン装置
3 載置台
4 頁めくり機構
5 CCDカメラ
8 頁持ち上げ機構部
11 めくり機構部
15 タイミングベルト
19 めくりローラ
20 分離ローラ
21 押さえローラ
22 頁接触検出センサ
47 めくりシャフト
58 エンコーダ
61 めくりシャフト回転角検出センサ
66 ローラ
81 CPU
82 ROM
83 RAM
91、121 本
97、122 めくるべき頁
99 ニップ点
123 保持部材

Claims (7)

  1. 本を開いた状態で載置する載置台と、
    前記載置台に載置された本の開かれた頁を所定高さ上側に持ち上げる持ち上げ手段と、
    前記持ち上げ手段によって持ち上げられた頁と当該持ち上げられた頁の次の頁との隙間へ綴じ目に対向する外側の側縁部から進入して本の綴じ目方向へ進退自在に移動可能なめくり手段と、
    を備え、
    前記めくり手段は、
    軸部材と、
    前記軸部材の軸心に対して所定距離離間するように設けられると共に、前記隙間から前記持ち上げられた頁の下側に進入可能に設けられて該軸部材の軸心を中心として回転する摩擦部材と、
    前記摩擦部材を回転させる回転手段と、
    を有し、
    前記めくり手段は、前記摩擦部材が前記持ち上げられた頁の下面に接触して下向き方向へ摩擦力を及ぼすように前記回転手段を介して前記摩擦部材を回転させた後、前記綴じ目に対して垂直方向へ更に進入することによって頁めくりを行うことを特徴とする頁めくり機構。
  2. 前記持ち上げ手段は、
    前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて前記開かれた頁に外周面を圧接して一の方向に回転し、少なくとも圧接される頁を他の頁から巻き上げるめくりローラと、
    前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて外周面を該めくりローラの外周面に上方から接触して該めくりローラの回転に連動して他の方向へ回転し、該めくりローラによって巻き上げられた頁を該めくりローラとの間に挟み込むことで保持する分離ローラと、
    を有し、
    該持ち上げ手段は、前記めくりローラと前記分離ローラとの間に巻き上げられた頁を挟み込んだ状態で、該めくりローラを他の方向に回転させると共に該分離ローラの他の方向への回転を継続することによって、該分離ローラに接する頁以外の頁を該分離ローラと該めくりローラとのニップ点よりも綴じ目側方向へ戻すことを特徴とする請求項1に記載の頁めくり機構。
  3. 前記分離ローラの摩擦抵抗を前記摩擦部材の摩擦抵抗よりも大きくしていることを特徴とする請求項2に記載の頁めくり機構。
  4. 前記分離ローラの摩擦抵抗を前記めくりローラの摩擦抵抗よりも大きくしていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の頁めくり機構。
  5. 前記持ち上げ手段は、前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上下方向移動可能に設けられて前記開かれた頁の該めくりローラよりも綴じ目側の位置を押圧可能な押圧部材を有し、
    前記押圧部材は、前記めくりローラの前記開かれた頁への圧接に連動して該開かれた頁を押圧することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の頁めくり機構。
  6. 前記押圧部材は、前記載置台に対して上下方向揺動可能に設けられて、
    該押圧部材は、前記めくりローラと一体的に前記載置台に対して上方に移動した場合には、上方向に揺動されて前記分離ローラよりも上方に位置することを特徴とする請求項5に記載の頁めくり機構。
  7. 前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の頁めくり機構と、
    前記載置台に載置された本の開かれた頁に記載された情報をデジタルデータとして取得する情報取得手段と、
    を備えたことを特徴とする書籍スキャン装置。
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