JP4821830B2 - 読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿上の画像を読み取る読取装置に関する。
従来より、原稿が原稿トレイから給紙され原稿搬送路を通って排紙部に搬送される間に、原稿移動走査部によって原稿を読み取る画像読取装置が提案されている。
例えば下記特許文献には、原稿トレイから給紙された原稿がUターン状の原稿搬送路を通して原稿トレイの上部に排紙される画像読取装置が開示されている。
また、同文献の従来の技術には、排紙トレイが本体の側部に備えられ、原稿トレイから給紙された原稿が直線状の原稿搬送路を通って排紙トレイに排紙される画像読取装置や、原稿トレイが排紙部の上部に備えられ、原稿がUターン状の原稿搬送路を通って原稿トレイの下部に排紙される画像読取装置が開示されている。
特開平6−27548号公報
上記した技術のように、画像読取装置の給紙部(原稿トレイ)と排紙部は様々な配置形態が提案されている。
画像読取装置を使用する使用者は原稿の読取処理を実行する際に、給紙部及び排紙部の配置形態を予め理解したうえで使用しなければならないが、上記したように様々な配置形態があるため、使用しようとする画像読取装置の配置形態がどのようなものか直感的にわからない場合がある。
その為、使用者が読取装置(画像読取装置)を使用する際に排紙部と給紙部を勘違いし、原稿を排紙部に載置してしまったことで読取動作が適正に行われないことに戸惑いを与えてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を解決することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の読取装置は、原稿を給紙部から排紙部まで搬送する搬送部と、前記搬送部にて搬送される前記原稿を読み取る読取部と、前記排紙部に前記原稿があるか否かを検知する検知部と、前記搬送部によって前記原稿が前記排紙部へと搬送されていないことを条件に前記検知部が前記原稿を検知したことに応じて、前記原稿の載置場所が違っている旨を報知する報知部と、前記搬送部によって搬送される前記原稿の数をカウントするカウント部と、を備え、前記排紙部は前記原稿が載置可能な限界枚数が定められており、前記報知部は、前記カウント部によってカウントされた前記原稿の数が前記限界枚数に達していないのに前記搬送部による搬送が終了した場合、規定時間経過後に前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする。
また、請求項2に記載の読取装置は、請求項1に記載の読取装置であって、前記読取部による読み取りを開始するための指示を入力する入力部を備え、前記入力部による入力が行われた際、前記報知部による前記報知を実行することを特徴とする。
また、請求項に記載の読取装置は、請求項1又は請求項2に記載の読取装置であって、前記検知部が前記原稿を検知した状態で前記搬送部にて前記原稿が搬送される場合、前記カウント部は既に搬送された前記原稿の数を起点に前記原稿の数をカウントすることを特徴とする。
また、請求項に記載の読取装置は、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の読取装置であって、前記検知部が前記原稿を検知した状態から検知しない状態に変化することに応じて、前記カウント部にてカウントした原稿の数をリセットすることを特徴とする。
また、請求項に記載の読取装置は、請求項から請求項のいずれか一つに記載の読取装置であって、前記報知部は、前記カウント部によってカウントされた前記原稿の数が前記限界枚数に達したことに応じて、前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする。
また、請求項に記載の読取装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の読取装置であって、前記読取装置の電源がオンした際に、前記検知部にて前記原稿を検知した場合、前記報知部にて前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする。
<請求項1の発明>
搬送部によって原稿が排紙部へと搬送されずに検知部が原稿を検知する場合、原稿は使用者が勘違いをして排紙部に載置した可能性が高い。
よって、上記場合に報知部により報知が実行されることで、使用者が読取装置を使用する際に排紙部と給紙部を勘違いし、原稿を排紙部に載置してしまったことで読取動作が適正に行われないことに戸惑いを与えてしまうことを回避することが可能である。また、排紙部に載置された原稿の数をカウント可能である。さらに、排紙部に排紙された原稿の数が限界に達しないのに搬送部による原稿の搬送が終了した場合、排紙部にはまだ原稿を載置する余裕があるため載置されている原稿を取り除かなくても読取処理が可能である。よって、すぐに原稿の除去が必要である旨を報知する必要はないので、規定時間後に原稿の除去が必要である旨を報知する。これにより、使用者が排紙部の原稿を取り除き忘れたことを報知可能である。
<請求項2の発明>
使用者による読取処理が実行されるタイミングでのみ、載置場所が間違っている旨が報知されるため、使用者に適切な状況で適切な情報を報知が可能である。
<請求項の発明>
原稿が検知部によって検知されている間は、カウント部にて原稿の数のカウント続けられるため、排紙部に載置された原稿の数を正確にカウント可能である。
<請求項の発明>
排紙部から原稿が取られたことでカウント部によるカウントがリセットされるため、排紙部に搬送される原稿の数を常時正確にカウント可能である。
<請求項の発明>
排紙部に排紙された原稿の数が限界に達した場合、排紙が出来ないためその後の読取処理が実行できない。よって、排紙部に排紙された原稿の数が限界に達した際に使用者に原稿の除去が必要である旨を報知することで、使用者は読取処理を円滑に実行可能である。
<請求項の発明>
読取装置を使用しない期間から使用する期間に移る際に読取装置の電源はオンされる。この時に検知部にて原稿が検知されることは、読取装置の電源がオフされる前に当該読取装置を使用した使用者が原稿を排紙部から取り忘れた可能性が高い。よって、読取装置の電源がオンするタイミングにて使用者が取り忘れている旨を報知することで、使用者に適切な情報を報知可能である。
本実施形態は、原稿を搬送しながら原稿に記載された画像を読み取る搬送読取機能(ADF読取機能)を備えた読取装置(スキャナ)に本発明を適用したものであり、以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第一実施形態]
以下に、第一実施形態を説明する。
<読取装置の概略構成(図1及び図2参照)>
図1は本実施形態に係る読取装置100を上面側から見た外観斜視図であり、図2は図1のA−A断面(特に、搬送機構(オートドキュメントフィーダ(ADF))120部分の断面)を示す図である。
本実施形態に係る読取装置100は、図1に示すように、上面前方側に読取装置100を操作又は設定するための操作パネル200が設けられ、この操作パネル200より後方側に搬送読取機能や静止読取機能を実行するための本体部101が設けられている。
尚、操作パネル200には、設定内容やメッセージ(原稿の取り忘れ、原稿の置き間違い)等を表示する本発明の報知部の一例としての表示部201、及び各種機能(通常コピー、Nin1コピー、PCスキャン等)やオプション設定、コピーやスキャンの開始等を使用者が選択、指示するための本発明の入力部の一例としてのキーボタン202等が設けられている。
そして、読取装置100の本体部101には、図2に示すように、静止読取機能用の画像読取窓(以下、静止読取窓という。)102、及び搬送読取機能用の画像読取窓(以下、搬送読取窓という。)103が設けられており、両読取窓102、103は、ガラスやアクリル等の透明なプラテン102A、103Aにて閉塞されている。
また、本体部101の上面側には、両読取窓102、103を覆う原稿カバー104(図1参照)が揺動可能に組み付けられており、静止読取窓102にて原稿読取を行う場合には、この原稿カバー104を手動操作にて上方側に開いて原稿を静止読取窓102に載置する。
一方、本体部101内には、原稿に照射されて反射した光を受光し、その受光した光に基づいて電気信号を発する本発明の読取部の一例としての画像撮像素子105が配設されており、読取装置100は、画像撮像素子105を介して原稿に記載された文字等の画像を電気信号に変換して画像を読み取っていく。
因みに、本実施形態では、画像撮像素子105として、CIS(Contact Image Sensor)を用いており、このCIS(画像撮像素子105)の長手方向は、両読取窓102、103の直下において、その移動方向と直交する方向(図2の紙面と垂直な方向)に延びている。
そして、画像撮像素子105は、本体部101の長手方向(図2の左右方向)に移動可能に本体部101に組み付けられており、搬送読取機能作動時には、画像撮像素子105は搬送読取窓103の直下に停止配置された状態で画像を読み取り、一方、静止原稿読取機能作動時には、画像撮像素子105は静止読取窓102の直下で移動しながら画像を読み込んでいく。
また、原稿カバー104のうち搬送読取窓103に対応する部位及びその近傍には、読み取り用の原稿を搬送読取窓103に搬送する本発明の搬送部の一例としての搬送機構120が設けられている。
<搬送機構の構成(図2及び図3参照)>
図3は排紙ローラ137及び突起部141周辺の拡大図である。
図2に示すように、給紙トレイ121は、読み取り対象となる原稿が載置されるものであり、この給紙トレイ121の上方側には、画像読取が完了した原稿が載置される排紙トレイ123が設けられている。因みに、複数枚の原稿は、その厚み方向が上下方向に積層された状態で給紙トレイ121又は排紙トレイ123に載置される。
また、給紙トレイ121のうち機構本体部120A側には、給紙トレイ121に載置された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から順に搬送読取窓103に原稿を搬送するフィーダ機構125が設けられている。
このフィーダ機構125は、給紙トレイ121から搬送されてきた複数枚の原稿を分離して1枚ずつ送出する分離部127、及び分離部127より搬送方向上流側に設けられ、給紙トレイ121に載置されている原稿を引き込んで分離部127に送出する吸入部129等を有して構成されている。
そして、分離部127は、原稿の下面側に接触して回転することにより原稿に搬送力を付与する分離ローラ127A、分離ローラ127Aと反対側から原稿に接触して原稿に搬送抵抗を付与する変位可能な分離パッド127B、及び分離パッド127Bを分離ローラ127A側に押し付ける弾性力を発生するバネ127C等を有して構成されている。
また、吸入部129は、原稿に接触して回転することにより原稿に搬送力を付与する吸引ローラ129A、原稿を吸引ローラ129Aに押し付ける変位可能なニップピース129B、及びニップピース129Bを吸入ローラ125A側に押し付ける弾性力を発生するバネ129C等を有して構成されている。
このため、給紙トレイ121から引き込まれた複数枚の原稿は、吸入部129にて数枚程度に分離されて分離部127に送出された後、その分離された数枚の原稿のうち分離ローラ127Aと接触する原稿が分離部127から搬出される。
このとき、分離ローラ127Aと接触する原稿より分離パッド127B側に位置する原稿は、分離パッド127Bから搬送抵抗を受けて搬出されることなく止まるので、給紙トレイ121に載置された複数枚の原稿は、最下部に載置された原稿から1枚ずつ搬送読取窓103に搬送される。
また、図2に示すように、分離部127より搬送方向下流側に設けられた第1搬送ローラ135は、その下端側で原稿に接触して回転することにより、分離ローラ127Aにより搬送されてきた原稿を搬送読取窓103に搬送し、一方、その上端で原稿に接触して回転することにより、搬送読取窓103を通過した原稿を排紙ローラ137側に搬送する。
尚、ピンチローラ135A、135Bは原稿を第1搬送ローラ135に押し付ける加圧ローラであり、ピンチローラ137Aは原稿を排紙ローラ137に押し付ける加圧ローラである。これらのピンチローラ135A、135B、137Aは、搬送される原稿に接触して従動回転する。
また、搬送読取窓103より搬送方向下流側であって、プラテン103Aからずれた位置には、搬送読取窓103を通過した原稿を排紙トレイ123側に搬送する第2搬送ローラ139が設けられており、この第2搬送ローラ139から搬送力が付与された原稿は、案内部材(図示せず)により、その搬送方向が上方側に略180°転向させられた後、排紙トレイ123側に排紙される。
尚、ピンチローラ139Aは、原稿を第2搬送ローラ139に押し付ける加圧ローラであり、このピンチローラ139Aは、搬送される原稿に接触して従動回転する。
また、排紙トレイ123の排紙ローラ137側には、排紙ローラ137から排紙された原稿を、排紙トレイ123に既に載置されている原稿と排紙トレイ123との間に潜り込ませるための突起部141が設けられている。
この突起部141は、図3に示すように、排紙トレイ123に載置されている原稿のうち排紙ローラ137側を排紙トレイ123から浮き上がらせることにより、突起部141により浮き上がった部分(図3のA部)に排紙ローラ137から排紙される原稿を衝突させるものである。
すなわち、排紙ローラ137から排紙された原稿は、排紙トレイ123に載置されている原稿のうち、最下位に位置する原稿の下面側の突起部141より排紙ローラ137側の部位(図3のA部)に鋭角的に衝突した後、その搬送方向が水平部141A側に転向するため、排紙ローラ137から排紙された原稿は、排紙トレイ123に既に載置されている原稿と排紙トレイ123との間に潜り込むように排紙トレイ123に載置されていく。
さらに、図2に示すように排紙トレイ123上には、本発明の検知部の一例としての排紙センサ143が設けられている。この排紙センサ143は、図3に示すように、原稿が排紙トレイ123に載置されると原稿の重さで下方向に落ち込み、周知の光学センサ(図示せず)の光路を遮断することで排紙トレイ123上の原稿の有無を検知する。
尚、排紙センサ143は、原稿1枚分の重さであっても下方向に落ち込む構成であるため、排紙トレイ123上の原稿の有無を1枚目から検出可能である。
また、図2に示すように給紙トレイ121上にも、給紙センサ145が設けられている。給紙センサ145は排紙センサ143と同様に原稿の重さにより下方向に落ち込み、周知の光学センサ(図示せず)の光路を遮断することで給紙トレイ121上の原稿の有無を検知する。
さらに、図2に示すように排紙ローラ137から原稿の搬送方向上流側には本発明のカウント部の一例としてのカウントセンサ147が設けられている。カウントセンサ147は原稿が通紙されることで軸を中心に揺動する部材であり、揺動される度に原稿の通紙枚数をカウントする周知のセンサにて構成されている。
尚、カウントセンサ147はこのような形態に限定されず、読取装置100の内部構成にて電気的に構成されても良い。
<読取装置の内部構成(図4参照)>
図4は読取装置100の内部構成をブロック図として示した図である。
読取装置100は、図4に示すような内部構成をしており、制御部310、操作部200(表示部201及びキーボタン202)、画像撮像素子105、搬送機構120、排紙センサ143、給紙センサ145、カウントセンサ147によって構成されている。制御部310は、CPU301、ROM302、RAM303によって構成されており、その他の各部は制御部310によって制御される。
さらに、読取装置100は、周知のインターフェイスによって印刷部305、パーソナルコンピュータ(PC)307と接続されることで、コピーやPCスキャン等の各種処理が実行可能である。
<搬送読取処理の処理方法(図5参照)>
図5は第一実施形態に係る搬送読取処理を示したフローチャートである。
図5に示す搬送読取処理は、読取装置100の電源がオンされた後において短い時間間隔で定期的に実施される処理である。当該処理が開始されると、制御部310にて、まずS10により使用者によるキーボタン203の選択から搬送読取が指示(搬送読取機能のスタートが指示)されたか否かが判断される。ここで、指示されていない場合は(S10:N)、当該搬送読取処理が終了する。
一方、搬送読取が指示された場合(搬送読取機能のスタートが指示された場合)は(S10:Y)、S11にて排紙センサ143がオンであるか(排紙トレイ123上に原稿が載置されているか)否かが判断される。ここで、排紙センサ143がオンである場合(排紙トレイ123上に原稿が載置されている場合)(S11:Y)、使用者が給紙トレイ121と間違えて排紙トレイ123に原稿を載置したと判断する。
そして、S12にて表示部201にて原稿の置き間違いを示す旨を表示し、排紙センサ143がオフするまで(排紙トレイ123上の原稿が取り除かれるまで)S11とS12の処理が繰り返される。尚この時、合わせて表示部201に原稿を給紙トレイ121に載置し直す様に促す旨を表示しても良い。
一方、S11にて排紙センサ143がオフであると判断された場合(排紙トレイ123上に原稿が載置されていない場合)(S11:N)、S13にて給紙センサ145がオンであるか否か(給紙トレイ121上に原稿が載置されているか否か)が判断され、給紙センサ145がオンになるまで(給紙トレイ121に原稿が載置されるまで)処理が待機する(S13:N)。尚本実施形態では、上記待機をいつまでも続ける構成となっているが、例えば一定時間経過したら待機状態が解除され、当該搬送読取処理を終了してもよい。
ここで、給紙センサ145がオンになると(給紙トレイ121に原稿が載置されると)(S13:Y)、S14にて排紙トレイ123上に原稿が存在しないことを設定し(排紙原稿枚数N=0)、S15にて給紙トレイ121の最下部に載置されている1枚の原稿が、搬送機構120にて搬送され画像撮像素子105にて読み取られる。
その後、S16にてカウントセンサ147によって排紙される原稿がカウントされると排紙原稿枚数Nに1の値を加算し(N=N+1)、排紙トレイ123に載置される排紙原稿枚数Nが更新される。
そして、S17にて排紙トレイ123上の排紙原稿枚数Nが35より少ないか否かが判断される。尚、この35という数字は排紙トレイ123に載置可能な限界枚数を表している。
ここで排紙原稿枚数Nが35より少なくない(排紙原稿枚数Nが35枚である)と判断されると(S17:N)、S18にて表示部201に排紙トレイ123の排紙原稿が限界である旨を表示し、その後、S19にて排紙センサ143がオフになるまで(排紙トレイ123の原稿が取り除かれるまで)S18とS19の処理を繰り返す。
この様に構成することで、排紙トレイ123の原稿が取り除かれるまで表示部201の表示が切り替わらないため、使用者に排紙トレイ123から原稿を取り除く様に促すことが可能である。
その後、S19にて排紙センサ143がオフであると判断されると(排紙トレイ123の原稿が取り除かれると)(S19:N)、S20にて給紙センサ145がオンであるか否か(給紙トレイ121に原稿が載置されているか否か)が判断される。
ここで給紙センサ145がオンである(給紙トレイ121に原稿が載置されている)場合(S20:Y)、処理がS14に戻り、廃止原稿枚数Nの値がリセットされ、再度原稿の読み取りが開始される。
また、給紙センサ145がオフである(給紙トレイ121に原稿が載置されていない)場合(S20:N)、原稿の読み取りが終了したと判断され、当該搬送読取処理が終了する。
S17にて排紙トレイ123上の原稿が載置枚数の限界を超えた場合、処理がS15に戻らないため、使用者には搬送読取処理が終了したように認識される可能性がある。しかしながら、S18にてすぐに排紙トレイ123の排紙原稿が限界である旨を表示部201に表示することで、使用者は読み取りが中断した理由を認識できる。
また、S20にて給紙トレイ121原稿が載置されていると判断された場合(S20:Y)、読み取るべき原稿がまだ給紙トレイ121に存在する場合であるため、原稿が取り除かれたことに応じて原稿の読取が再開されることで、使用者の希望に沿った動作が可能である。
一方S17にて、排紙原稿枚数Nが35より少ないと判断されると(S17:Y)、S21にて給紙センサ145がオンであるか(給紙トレイ121に原稿が載置されているか)否かが判断される。
ここで、給紙センサ145がオンである(給紙トレイ121に原稿が載置されている)場合(S21:Y)、読み取るべき原稿がまだ存在していると判断され、処理がS15に戻り新たに給紙トレイ121の最下部に載置されている原稿が原稿搬送機構120にて搬送され画像撮像素子105にて読み取られる。
一方、給紙センサ145がオフである(給紙トレイ121に原稿が載置されていない)場合(S21:N)、読み取るべき原稿の読み取りが終了したと判断される。
その後、S22にて規定時間処理が待機し、S23にて排紙センサ143がオンしているか否か(排紙トレイ123に原稿が載置されているか否か)が判断される。ここで、排紙センサ143がオンである(排紙トレイ123に原稿が載置されている)場合(S23:Y)、S24にてに表示部201に排紙トレイ123の排紙原稿を取り除く旨を表示する。
尚、S24による処理が実行される前にS22にて規定時間処理が待機している。この場合はS18の表示と異なり、まだ排紙部123に原稿が載置できる余裕がある状態である。よって、S18のように排紙トレイ123の原稿載置の限界枚数に達したらすぐに表示部201による表示をせず、S22にて待機処理をした後にS24にて表示を実行している。
S24の処理が終了すると、S25にてS10と同様に新たに搬送読取が指示されたか否かが判断される。この時、当該指示がない場合(S25:N)、S23にて排紙センサ143がオフになるまで(排紙トレイ123の原稿が取り除かれるまで)S23からS25の処理を繰り返す。
その後、排紙センサ143がオフすると(排紙トレイ123の原稿が取り除かれると)(S23:N)、当該搬送読取処理が終了する。
尚、S25にて新たに搬送読取が指示されると、S26にてS13と同様に給紙センサ145がオンであるか否か(給紙トレイ121に原稿が載置されているか否か)が判断され、給紙センサ145がオンになるまで(給紙トレイ121に原稿が載置されるまで)処理が待機する(S26:N)。
その後、給紙センサ145がオンになると(給紙トレイ121に原稿が載置されると)(S26:Y)、S15にて新たに搬送読取処理が実行される。
S26からS15に処理が移る場合、S14による排紙原稿枚数Nのリセットが行われないため、既に排紙トレイ123に排紙されている原稿の数に続いてカウントが行われる。
尚、本実施形態ではS25からS26の処理をS24の処理後に実行される処理としているが、S21にて給紙センサ145がオフである(給紙トレイ121に原稿が載置されていない)ことで読み取るべき原稿の読み取りが終了したと判断された後(S21:N)に、いつでも行われる処理であってよい。
また、本実施形態ではS13及びS20の処理の後にS14による排紙原稿枚数Nのリセット処理が実行されることとなっているが、排紙センサ143がオンからオフになったら必ず排紙原稿枚数Nがリセットされる形態であっても良い。このように構成することで、例えば読取処理の途中で排紙トレイ123から原稿が取り除かれたとしても、正確に排紙トレイ123上の原稿をカウントすることが可能である。
<電源オン処理の処理方法(図6参照)>
図6は第一実施形態に係る電源オン処理を示したフローチャートである。
図6に示す搬送読取処理は、読取装置100の電源がオンされることで実施される処理である。当該処理が開始されると、制御部310にて、まずS30により排紙センサ143がオンであるか否か(排紙トレイ123上に原稿が載置されているか否か)が判断される。ここで、排紙センサ143がオンである場合(排紙トレイ123上に原稿が載置されている場合)(S30:Y)、読取装置100の電源がオンされる以前に当該読取装置100を使用した使用者が原稿を取り除き忘れた可能性が高いと判断する。
よって、S31にて表示部201に排紙トレイ123の排紙原稿を取り除く旨を表示し、排紙センサ143がオフするまで(原稿が取り除かれるまで)S30とS31の処理が繰り返される。
一方、S30にて排紙センサ143がオフである場合(排紙トレイ123上に原稿が載置されていない場合)(S11:N)、当該電源オン処理は終了する。
<時系列的な処理方法(図7参照)>
図7は、上記処理における表示201の表示処理を時系列に沿って示したタイミングチャートである。尚、図7の図面横方向は時間軸であり、右方向に時間が経過していることを示す。
図7(1)は、図5の搬送読取処理におけるS11からS12の処理を示している。図7(1)では、搬送読取が指示された後、給紙センサ145がオンし読取処理が実行されていないにもかかわらず、排紙センサ143がオフからオンに変化している。この排紙センサ143の変化は読取処理によるものではないため、使用者が間違えて排紙トレイ123に原稿を載置したとみなす。よってその場合は、図5のS12にて実行されるように、原稿を置き間違えたことを示す旨を表示部201に表示する。尚、排紙センサ143がオンからオフに変化すると表示部201の表示は終了する。
図7(2)は、図5の搬送読取処理におけるS14からS23における処理を示している。図7(2)では、読取処理が実行され、Bで示した所で排紙トレイ123の載置原稿の枚数限界に達したとする。この場合図5のS18で示すように、枚数限界に達した段階で排紙トレイ123上の原稿が限界である旨を表示部201に表示する。
その後、排紙トレイ123上の原稿が取り除かれ、給紙トレイ121に原稿がまだ残っている場合(図5におけるS20:Y)、原稿の読み取りが再開される。読み取りが終了すると、図5のS22の処理にて処理が規定時間待機され、その間に排紙トレイ123から原稿が取り除かれると(図5におけるS23:N)、搬送読取処理が終了する。尚、排紙センサ143がオンからオフに変化すると表示部201の表示は終了する。
図7(3)は、図5の搬送読取処理におけるS14からS17及びS21からS22の処理を示している。図7(3)では、読取処理が実行され終了した後であっても排紙トレイ123上の原稿が載置原稿の枚数限界に達しないとする。この場合読取処理が終了した後、図5のS22の処理にて処理が規定時間待機され、その後図5のS23において排紙トレイ123上の原稿を取り除く旨を表示部201に表示する。
また、図5のS24とS25の処理にて再度読み取りの指示がなされると、表示部201の表示は一旦終了する。さらに、排紙センサ143がオンからオフに変化すると表示部201の表示は終了する。
図7(4)は、図6の電源オン処理を示している。図7(4)では、読取装置100の電源がオンした際に既に排紙センサ143がオンしている状態である。この場合、図6のS31にて排紙トレイ123上の原稿を取り除く旨を表示部201に表示する。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態を説明する。尚、第二実施形態は第一実施形態と、読取装置の概略構成、搬送機構の構成、読取装置の内部構成、電源オン処理の処理方法は共通であるため、説明を省略する。
一方、搬送読取処理の処理方法は処理が若干異なるため、異なる部分のみ説明する。尚、図8は第二実施形態に係る搬送読取処理を示したフローチャートである。
<搬送読取処理の処理方法>
本実施形態では、搬送読取の指示がS40とS41又はS42による処理にて実施される。
具体的には、まずS40にて使用者にキーボタン202が操作され、読取モードが指定されたか否かが判断される。読取モードとは、FAX送信や、コピー等、読取装置100の搬送機構120にて原稿の読取が実行されるモードのことである。
当該読取モードが指定されない場合(S40:N)、当該搬送読取処理は終了し、指定されたモードによる別の処理が実行される。
一方、読取モードが指定されると(S40:Y)、S11にて第一実施形態と同様に、排紙センサ143がオンしているか否かが判断され、排紙センサ143がオフである場合(S11:N)、S41にて使用者のキーボタン202の操作により読取処理がスタートの指定されるまで処理が待機する(S41:N)。
ここで読取処理のスタートの指定がされると(S41:Y)、S13からS26にて第一実施形態と同様の処理が実行される。
また、S42の処理は、S40とS41の処理のどちらもが指定されたか否かを判断する処理であり、本実施形態ではどちらも指定された場合(S42:Y)、S25の処理が実行される構成となっている。
<他の実施形態>
(1)上記実施形態では、図5及び図8で示したS12の処理が、S10又はS40にて実行される処理の後に実行される。即ち、使用者が読取処理を実行するために何らかの処理を実行した後に排紙トレイ123上に原稿がある場合、原稿の置き間違いを示す旨を表示部201に表示する。
しかしながら、本発明における原稿の載置場所が間違っている旨を表示するタイミングは上記のタイミングに限定されなく、搬送装置120に搬送されずに原稿が排紙トレイ123に載置された(排紙センサ143が検知した)タイミングにて表示しても良い。
(2)上記実施形態では、図5及び図8で示したS21にて給紙センサ145にて原稿が検知されないと(S21:N)、S22にて規定時間処理が待機する。しかしながら、S22の処理はなくても良く、S21の処理後にすぐS23の処理が実行されても良い。このように構成すると、S24による表示処理が待機時間なしに表示されるため、使用者は排紙トレイ123上に原稿が存在することをすぐに認識可能である。
(3)上記実施形態では、表示部201が本発明の報知部として機能しているが、例えば使用者へ音によって報知するためのブザーや、発光パターンによって報知するLED等を報知部として機能させても良い。尚、本発明の報知部による原稿の載置場所が違っている旨や原稿の除去が必要である旨の報知は、ブザーの鳴り方やLEDの発光パターンがどのような形態であっても良い。
(4)上記実施形態では、給紙トレイ121が下側、排紙トレイ123が上側に配置されている読取装置100に本発明を適用した例を説明したが、本発明は上記形態の読取装置100だけでなく、例えば、給紙トレイが上側、排紙トレイが下側に配置されている読取装置や、給紙トレイと排紙トレイが直線状に並んでいる所謂ストレートパスにも適用可能である。
(5)上記実施形態では、本発明を読取装置100に適用した例を説明したが、本発明は複写機、複合機、ファクシミリ装置等他の機器にも適用可能である。
読取装置100を上面側から見た外観斜視図である。 図1のA−A断面(特に、搬送機構120部分の断面)を示す図である。 排紙ローラ137及び突起部141周辺の拡大図である。 読取装置100の内部構成をブロック図として示した図である。 第一実施形態に係る搬送読取処理を示したフローチャートである。 第一実施形態に係る電源オン処理を示したフローチャートである。 表示201の表示処理を時系列に沿って示したタイミングチャートである 第二実施形態に係る搬送読取処理を示したフローチャートである。
100 読取装置
105 画像撮像素子
120 搬送機構
121 給紙トレイ
123 排紙トレイ
143 排紙センサ
145 給紙センサ
147 カウントセンサ
201 表示部
202 キーボタン
301 CPU
310 制御部

Claims (6)

  1. 原稿を給紙部から排紙部まで搬送する搬送部と、
    前記搬送部にて搬送される前記原稿を読み取る読取部と、
    前記排紙部に前記原稿があるか否かを検知する検知部と、
    前記搬送部によって前記原稿が前記排紙部へと搬送されていないことを条件に前記検知部が前記原稿を検知したことに応じて、前記原稿の載置場所が違っている旨を報知する報知部と、
    前記搬送部によって搬送される前記原稿の数をカウントするカウント部と、
    を備え
    前記排紙部は前記原稿が載置可能な限界枚数が定められており、
    前記報知部は、前記カウント部によってカウントされた前記原稿の数が前記限界枚数に達していないのに前記搬送部による搬送が終了した場合、規定時間経過後に前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする読取装置。
  2. 請求項1に記載の読取装置であって、
    前記読取部による読み取りを開始するための指示を入力する入力部を備え、
    前記入力部による入力が行われた際、前記報知部による前記報知を実行することを特徴とする読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の読取装置であって、
    前記検知部が前記原稿を検知した状態で前記搬送部にて前記原稿が搬送される場合、前記カウント部は既に搬送された前記原稿の数を起点に前記原稿の数をカウントすることを特徴とする読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の読取装置であって、
    前記検知部が前記原稿を検知した状態から検知しない状態に変化することに応じて、前記カウント部にてカウントした原稿の数をリセットすることを特徴とする読取装置。
  5. 請求項から請求項のいずれか一つに記載の読取装置であって、
    前記報知部は、前記カウント部によってカウントされた前記原稿の数が前記限界枚数に達したことに応じて、前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする読取装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の読取装置であって、
    前記読取装置の電源がオンした際に、前記検知部にて前記原稿を検知した場合、前記報知部にて前記原稿の除去が必要である旨を報知することを特徴とする読取装置。
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