JP2010246288A - 充電台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、傾動体4の突出部7が装着部2に突出されて、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とし、前記装着部2に携帯機器20が装着されて、傾動体4の突出部7が押されると、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に接触するようにケース1の装着部2に突出されるようにしてなり、前記ケース1の装着部2の底部に、突出部7とスプリング線3の端子部3Aを突出させており、前記ケース1の装着部2が、携帯機器20を横長の姿勢で携帯機器20の一面を装着部2の底部にセットする形状であって、突出部7と端子部3Aが装着部2の底面に突出すると共に、突出部7を装着部2の一端部に配設している。
【選択図】図11
Description
また、特許文献2に開示されるように、本出願人は、以下のような充電台を、提案している。(特許文献2における符号を利用すると)充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器20を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される端子部3Aを有する一対のスプリング線3と、各々のスプリング線3に連結されると共に、一端部には装着部2に装着される携帯機器20に押される突出部7を有し、その突出部7が押されて各々のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している一対の傾動体4とを備える。この傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8として、この連結端8を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体4を直線状に配列している。さらに、各々の傾動体4は、同一のてこ比となるように中間を支点として傾動自在にケース1に連結されて、支点と連結端8との間にスプリング線3の端子部3Aを配設している。この充電台は、装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、傾動体4の突出部7が装着部2に突出して、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とし、装着部2に携帯機器20が装着されて、傾動体4の突出部7が押されると、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に接触するようにケース1の装着部2に突出する。
一対の傾動体4は、各々、装着部2に装着される携帯機器20に押される突出部7を備えている。
電源端子と接触する携帯機器20の側面においては、端子部3Aと接触する携帯機器20の電源端子21以外にも、種々の構造体(例えば、ヘッドホンのコネクタ及びこれを覆う蓋体、メモリーカード挿入口及びこれを覆う蓋体)が位置しており、このような構造体に、突出部が当接して押されるとき、安定して当接することができなかったり、突出部によりこのような構造体が損傷を受けるときがある。例えば、上述のように樹脂製蓋体に突出部が当接する場合は、蓋体を損傷する場合がある。
本発明では、突出部がひとつであることより、携帯機器の側面の構造体がない部分に突出部が当接するだけなので、種々の構造体を、携帯機器の側面に配置することができる。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の目的は、全体の構造を簡単にして製造コストを低減しながら、長期間にわたって携帯機器の電池を安定して充電できる充電台を提供することにある。また、本発明の目的は、携帯機器に突出部が当接する部分を、少なくした充電台を提供することを提供することになる。
充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器(20)を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される端子部3Aを有する一対のスプリング線3と、一方のスプリング線(3)に連結されると共に、一端部には装着部(2)に装着される携帯機器(20)に押される突出部7を有し、その突出部(7)が押されて各々のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している一方の傾動体4とを備え、他方のスプリング線3に連結されると共に、他方のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している他方の傾動体4とを備え、一方の傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8として、他方の傾動体4は、一端と他端を備えて他端を連結端8として、この連結端8を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して傾動体4を直線状に配列しており、傾動体4は中間を支点として傾動自在にケース1に連結されて、支点と連結端8との間にスプリング線3の端子部3Aを配設しており、前記装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、傾動体4の突出部7が装着部2に突出されて、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とし、前記装着部2に携帯機器20が装着されて、傾動体4の突出部7が押されると、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に接触するようにケース1の装着部2に突出されるようにしてなり、前記ケース1の装着部2の底部に、突出部7とスプリング線3の端子部3Aを突出させており、前記ケース1の装着部2が、携帯機器20を横長の姿勢で携帯機器20の一面を装着部2の底部にセットする形状であって、突出部7と端子部3Aが装着部2の底面に突出すると共に、突出部7を装着部2の一端部に配設している。
それは、本発明の充電台が、独特のメカニズムで端子部を携帯機器の電源端子に接触させるからである。とくに、スプリング線の端子部を装着部に突出させる傾動体を独特の機構として優れた特徴を実現する。この傾動体は、一端に突出部を設けて他端を連結端として、この連結端を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して傾動体を直線状に配列している。さらに、傾動体は、中間を支点として傾動自在にケースに連結されて、支点と連結端との間にスプリング線の端子部を配設している。この傾動体は、装着部に携帯機器を装着しない状態では、突出部を装着部に突出して、スプリング線の端子部をケース内の引き込み位置とする。装着部に携帯機器が装着されて、突出部が押されると、傾動体が傾動して、スプリング線の端子部を携帯機器の電源端子に接触するようにケースの装着部に突出させる。
この機構の傾動体で突出される端子部は、図11と図12に示すように、傾動体4が傾動して携帯機器20の電源端子21に向かって突出されるとき、図14の矢印Aで示すように、互いに間隔が変化するように移動する。互いに相対間隔を変化させながら電源端子21に押しつけられる端子部3Aは、引き裂き力が作用して端子部3Aと電源端子21の接触部分をセルフクリーニングする。すなわち、電源端子の表面を擦るように移動してセルフクリーニングする。したがって、端子部が電源端子に押しつけられる毎に、両者の接触部分が綺麗にセルフクリーニングされて、接触不良が解消される。また、傾動体の連結部を互いに連結していることから、一対の端子部は常にバランスよく携帯機器の電源端子に押圧される。それは、傾動体が、連結している連結部によって、互いにバランスよく連動して、一対の端子部を電源端子に押圧するからである。このため、本発明の充電台は、長期間にわたって端子部を電源端子に安定に接触させて、携帯機器に内蔵する電池を確実に充電する。
さらにまた本発明の充電台は、ケースの装着部を、携帯機器を横長の姿勢でセットする形状として、突出部と端子部が装着部の底面に突出する配置として、突出部を装着部の一端部に配設している。この充電台は、傾動体を長くできることから、突出部を押し込んで端子部を確実に電源端子に押圧できる。
また、携帯機器20の一面においては、電源端子と接触する携帯機器の接続端子以外にも、種々の構造体(例えば、ヘッドホンのコネクタ及びこれを覆う蓋体、メモリーカード挿入口及びこれを覆う蓋体)が位置しており、本発明では、突出部がひとつであることより、携帯機器の一面の構造体がない部分に突出部が当接するだけなので、種々の構造体を、携帯機器の一面に配置することができる。そして、突出部がひとつであるものの、一方の傾動体と他方の傾動体が連結していることにより、両傾動体が傾動して出力端子を突出させることができ、上述のような効果を備える。
また、他方のスプリング線3に連結されると共に、他方のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している他方の傾動体4とを備える。
このような構造により、一方の傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8として、他方の傾動体4は、一端と他端を備えて他端を連結端8として、この連結端8を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体4を直線状に配列しており、傾動体4は中間を支点として傾動自在にケース1に連結されて、支点と連結端8との間にスプリング線3の端子部3Aを配設していることになる。
1B…下ケース
2…装着部 2A…背面
2B…底面
2C…側面
3…スプリング線 3A…端子部
3B…コイル部 3C…中間部
4…傾動体
5…端子窓
6…貫通孔
7…突出部
8…連結端
9…傾動軸
10…連結凸部
11…スリット
12…係止フック 12A…引掛部
13…押出バネ
14…傾動スプリング 14B…コイル部
15…ガイド溝
16…支持部 16A…支持リブ
17…抜け留めリブ
18…支持プレート 18A…水平プレート部
18B…傾斜プレート部
19…開口部 19a…開口縁部
20…携帯機器
21…電源端子
22…係止凹部
23…構造体
30…装着検知部
31…ケース
32…装着部
33…スプリング線 33A…出力端子部
34…傾動体
35…端子窓
36…貫通孔
37…突出部
40…携帯機器
41…電源端子
51…ケース
52…装着部
53…スプリング線 53A…出力端子部
54…傾動体 54A…押圧部
55…端子窓
56…貫通孔
57…突出部
58…回動アーム 58A…水平部
58B…垂直部
58C…軸部
60…携帯機器
61…電源端子
Claims (3)
- 充電できる電池を内蔵する携帯機器(20)を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部(2)を有するケース(1)と、
このケース(1)内に設けられて、装着部(2)にセットされる携帯機器(20)の電源端子(21)に接触される端子部(3A)を有する一対のスプリング線(3)と、
一方のスプリング線(3)に連結されると共に、一端部には装着部(2)に装着される携帯機器(20)に押される突出部(7)を有し、その突出部(7)が押されて各々のスプリング線(3)の端子部(3A)を装着部(2)に突出させるようにケース(1)内に傾動自在に配設している一方の傾動体(4)とを備え、
他方のスプリング線(3)に連結されると共に、他方のスプリング線(3)の端子部(3A)を装着部(2)に突出させるようにケース(1)内に傾動自在に配設している他方の傾動体(4)とを備え、
一方の傾動体(4)は、一端に突出部(7)を設けて他端を連結端(8)として、他方の傾動体(4)は、一端と他端を備えて他端を連結端(8)として、この連結端(8)を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して傾動体(4)を直線状に配列しており、傾動体(4)は中間を支点として傾動自在にケース(1)に連結されて、支点と連結端(8)との間にスプリング線(3)の端子部(3A)を配設しており、
前記装着部(2)に携帯機器(20)が装着されない状態では、傾動体(4)の突出部(7)が装着部(2)に突出されて、傾動体(4)がスプリング線(3)の端子部(3A)をケース(1)内の引き込み位置とし、
前記装着部(2)に携帯機器(20)が装着されて、傾動体(4)の突出部(7)が押されると、傾動体(4)が傾動して、スプリング線(3)の端子部(3A)が携帯機器(20)の電源端子(21)に接触するようにケース(1)の装着部(2)に突出されるようにしてなり、
前記ケース(1)の装着部(2)の底部に、突出部(7)とスプリング線(3)の端子部(3A)を突出させており、
前記ケース(1)の装着部(2)が、携帯機器(20)を横長の姿勢で携帯機器(20)の一面を装着部(2)の底部にセットする形状であって、突出部(7)と端子部(3A)が装着部(2)の底面に突出すると共に、突出部(7)を装着部(2)の一端部に配設している
充電台。 - 前記ケース(1)の装着部(2)の両側端部の内面に、携帯機器(20)を係止する係止フック(12)を設けている請求項1に記載される充電台。
- 前記傾動体(4)が、一方の連結端(8)に連結凸部(10)を設けており、この連結凸部(10)を案内するスリット(11)を、他方の連結端(8)に設けており、連結凸部(10)をスリット(11)に入れて、連結端(8)を長手方向に移動自在に連結している請求項1に記載される充電台。
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