JP4212525B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池を内蔵する携帯機器を装着して、内蔵している二次電池を充電する充電装置に関する。
充電装置は、装着される携帯機器の電源端子に接触される正負の接触端子を備えている。正負の接触端子に金属が接触してショートすると、大きなショート電流が流れる。また、濡れた手で接触すると正負の接触端子の電圧が高い場合には感電するおそれがあり、また電圧が低い場合でも長時間接触すると低温やけどを被るおそれがある。これらの弊害を解消するために、携帯機器を装着しない状態では、接触端子をケース内に収納する充電装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2003−9409号公報
この公報に記載される充電装置を図1ないし図5に示す。この充電装置は、携帯機器40を嵌合して装着する凹状の装着部32を有するケース31と、装着部32に携帯機器40が装着されたことを検知する装着検知部30と、携帯機器40が装着部32に装着されたとき、携帯機器40に設けられた電源端子41と接触し、携帯機器40に内蔵される二次電池に充電電圧を印加するための一対の出力端子部33Aを備える。出力端子部33Aは、ケース31内に配設されて、ケース31に設けられた端子窓35から装着部32に出没可能に設けられている。装着検知部30は、ケース31内に軸支され、一端の突出部37が装着部32の底面に設けられた貫通孔36を貫通して突出する傾動体34と、傾動体34の突出部37を突出方向に付勢するスプリング線33とを備える。携帯機器40が装着され、傾動体34の一端がスプリング線33の付勢力に抗して押し下げられたとき、傾動体34の回転に連動して出力端子部33Aを端子窓35から装着部32に押し出して、携帯機器40の電源端子41と接触させる。また、装着部32側のケース31の端部壁には、出没自在のフック31Fが配置されて、このフック31Fは、携帯機器40を装着したときに突出して携帯機器40に係合して、携帯機器40を固定する。
この充電装置のスプリング線33は、ひとつで傾動体34を傾動させると共に、出力端子部33Aを携帯機器40の電源端子41に押圧する。このため、スプリング線33は、傾動体34を傾動させる傾動用のコイル部33Eと、出力端子部33Aを弾性的に電源端子41に押圧する接点用のコイル部33Cからなる2つのコイル部を有する。傾動用のコイル部33Eは、傾動軸38を中心に傾動体34を傾動させるために、傾動体34の傾動軸38を挿通している。接点用のコイル部33Cは、傾動体34のコイル用軸39を挿通して傾動体34に連結される。さらに、スプリング線33は、傾動用のコイル部33Eを設けている端部をケース31に連結して、接点用のコイル部33Cを設けている端部を傾動体34に連結している。傾動軸38を挿通して傾動体34に支持された傾動用のコイル部33Eは、傾動軸38の回りで突出部37の反対側を押し下げて突出部37を突出方向に付勢する。また、コイル用軸39に支持された接点用のコイル部33Cは、出力端子部33Aを電源端子41に押圧する方向に付勢する。
この構造の充電装置は、ひとつのスプリング線で傾動体を弾性的に傾動させると共に、出力端子部を携帯機器の電源端子に押圧できる。このため、簡単な構造で、携帯機器を装着部にセットしない状態で出力端子部をケース内に引き込み、装着部に携帯機器をセットすると、出力端子部を装着部に突出させて、携帯機器の電源端子に弾性的に押圧できる特徴がある。ただし、この充電装置は、出力端子部33Aが携帯機器40の電源端子41で押し込まれると、その反動により突出部37を突出させる方向の力、すなわち携帯機器40を押し上げる力が発生し、携帯機器を装着部32に固定しているロック部分であるフック31Fが外れやすくなり、また、携帯機器40の表面に突出部37のあたりキズを付けてしまうことがある。しかしながら充電端子41を押し込む力(=接点の接触圧)を小さくすることは、接点の接触抵抗が大きくなり、電気的接続の信頼性が低下する。逆に、この押し込み力を大きくすると、携帯機器40を押し上げる力が大きくなり上記の不具合(フックの外れ、携帯機器へのキズ)が発生しやすくなる。
また、この構造の充電装置は、スプリング線に傾動用のコイル部と接点用のコイル部からなるふたつのコイル部を設け、傾動用のコイル部を傾動軸に連結して、接点用のコイル部をコイル用軸に連結するので、スプリング線に正確な間隔でふたつのコイル部を設ける必要があり、スプリング線の加工に高い加工精度が要求される。それは、ふたつのコイル部の間隔を、傾動体に一体的に成形して設けている傾動軸とコイル用軸の間隔に正確に一致させる必要があるからである。スプリング線に設けているふたつのコイル部の間隔と、傾動体に設けている傾動軸とコイル用軸との間隔に誤差ができると、ふたつのコイル部に、傾動軸とコイル用軸とをスムーズに挿通できなくなって組み立てに手間がかかる。また、ふたつのコイル部に、寸法誤差のある傾動軸とコイル用軸を無理に挿入すると、傾動用のコイル部の内面と傾動軸の外側面とが強く押圧される。傾動用のコイル部と傾動軸との押圧力は、傾動用のコイル部が傾動軸に対して相対運動するときの摩擦抵抗を大きくする。したがって、傾動用のコイル部と傾動軸とが強く押圧される状態になると、傾動用のコイル部と傾動軸との摩擦抵抗が大きくなって、傾動体をスムーズに傾動できなくなる。傾動体がスムーズに傾動できなくなると、携帯機器を装着部にスムーズにセットできなくなり、さらに、出力端子部を装着部に確実に突出できなくなって、出力端子部を携帯機器の電源端子に確実に接触できなくなる。傾動体が傾動して、出力端子部を電源端子に押し出すからである。
本発明は、さらにこれらの欠点を解消することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、充電端子を押し込む力、すなわち接点の接触圧を大きくしても、携帯機器を押し上げる力が直接的に大きくならないようにできる充電装置を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、スプリング線の加工に高い精度が要求されず、しかもスプリング線のふたつのコイル部に誤差があっても、傾動体をスムーズに傾動して、携帯機器を装着部に簡単かつ確実に、しかもスムーズにセットして、出力端子部を携帯機器の電源端子に接触不良なく接触できる充電装置を提供することにある。
本発明の充電装置は、電池を内蔵する携帯機器20を脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される出力端子部3Aを有するスプリング線3と、このスプリング線3に連結されて、ケース1内に傾動できるように配設している傾動体4とを備える。ケース1は、内蔵しているスプリング線3の出力端子部3Aを外部に突出させる端子窓5と、傾動体4の突出部7を装着部2に突出させる貫通孔6を開口している。スプリング線3は、携帯機器20の電源端子21に出力端子部3Aを弾性的に押圧する接点用のコイル部3Cと、出力端子部3Aをケース1内に引き込むように傾動体4を傾動させるための傾動用のコイル部3Eとを備える。傾動体4は、装着部2に装着される携帯機器20に押圧されるように貫通孔6からケース1の装着部2に突出している突出部7と、ケース1に傾動できるように連結される傾動軸8と、スプリング線3の出力端子部3Aをケース1の装着部2に出入りさせるようにスプリング線3を連結している端子連結部10と、スプリング線3の接点用のコイル部3Cに挿通されるコイル用軸9とを備える。スプリング線3は、接点用のコイル部3Cに傾動体4のコイル用軸9を挿通して、接点用のコイル部3Cを傾動体4に連結しているが、傾動用のコイル部3Eは、傾動体4に設けている傾動軸8の外部にあって傾動軸8には連結していない。充電装置は、ケース1の装着部2に携帯機器20が装着されると、携帯機器20が突出部7を押圧して、出力端子部3Aが端子窓5から装着部2に突出するように傾動体4を傾動させて、出力端子部3Aを携帯機器20の電源端子21に接触させ、携帯機器20を装着部2から外すと、傾動用のコイル部3Eが傾動体4を傾動させて、出力端子部3Aをケース1内に引き込むようにしている。
本発明の充電装置は、傾動体4の両側にスプリング線3を連結することができる。
本発明の充電装置は、スプリング線3の一端部に出力端子部3Aを設けて、出力端子部3Aの端部には、傾動体4の端子連結部10に係合し摺動される折曲部3aを設けると共に、傾動体4の端子連結部10に、出力端子部3Aを押して折曲部3aを移動させる軌跡に沿う摺動面10aを設けて、出力端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に押圧されて移動すると、折曲部3aが摺動面10aを摺動するようにすることができる。
本発明の充電装置は、ケース1に回路基板13を内蔵して、この回路基板13にスプリング線3の一端を固定して、スプリング線3を回路基板13を介してケース1に連結することができる。
本発明の充電装置は、スプリング線3の傾動用のコイル部3Eを、回路基板13に固定している固定端3Gと傾動軸8との間に配置することができる。
さらに、本発明の充電装置は、接点用のコイル部3Cの外側に、出力端子部3Aが電源端子21に押圧されてスプリング線3が変位されるのを阻止するストッパ14を配置することができる。
本発明の充電装置は、スプリング線に設けたふたつのコイル部のうち、接点用のコイル部には傾動体のコイル用軸を挿通して接点用のコイル部を傾動体に連結しているが、傾動用のコイル部は傾動体に設けている傾動軸の外部に位置させて傾動軸に連結していないため以下の効果がある。
携帯機器の電源端子が出力端子部を押し込む力(すなわち接点の接触圧)を大きくしても、以下の作用により、その反動として突出部により携帯機器を押し上げる力が直接的に大きくならないようにする効果がある。すなわち、出力端子部が押し込まれ、接点用のコイル部を中心とした回転動作をすることにより、接点用のコイル部を介して連結した他端側の傾動用のコイル部側も同一円軌道に回転しようとするが、他端側の傾動用のコイル部は、傾動軸には連結されていないことより、上記回転力の反作用として、接点用のコイル部には、傾動用のコイル部を中心とした回転力Fが発生し、これが突出部を押し上げる力F’につながる。一方、従来例のように、傾動用のコイル部と傾動軸が同軸、すなわち傾動用のコイル部を傾動軸に連結している場合は、F=F’であるが、本発明の構成では軸がずれているためFとF’の方向は異なり、F’<Fとなる。つまり、本発明では、突出部により携帯機器を押し上げる力が小さくなっている。
また、スプリング線の加工に高い精度が要求されず、しかもスプリング線のふたつのコイル部に誤差があっても、傾動体をスムーズに傾動させて、携帯機器を装着部に簡単かつ確実に、しかもスムーズにセットして、出力端子部を携帯機器の電源端子に接触不良なく接触できる特長がある。
この構造の充電装置は、傾動用のコイル部を傾動軸に挿通しないので、ふたつのコイル部を設けるスプリング線の加工に高い加工精度が要求されない。したがって、スプリング線を安価に多量生産できると共に、スプリング線と傾動体との連結を簡単かつ容易にして、能率良く組み立てできる特長がある。さらに、この構造の充電装置は、スプリング線の傾動用のコイル部に傾動軸を挿通していないので、傾動用のコイル部と傾動軸とが強く押圧されることがなく、傾動用のコイル部と傾動軸との摩擦抵抗によって傾動体をスムーズに傾動できなくなることがない。このため、携帯機器を装着部にスムーズにセットでき、また、出力端子部を装着部に確実に突出させて、出力端子部を携帯機器の電源端子に確実に接触できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電装置を例示するものであって、本発明は充電装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図6ないし図10に示す充電装置は、本発明の第1実施例であって、二次電池を内蔵する携帯機器20を脱着できるように装着して、内蔵している二次電池を充電する。携帯機器20は携帯電話である。ただ、本発明は内蔵する二次電池を充電する携帯機器を特定するものでなく、たとえば、MDやCDの再生または録音再生機、デジタル携帯機器、ゲーム機、携帯できるパック電池等の二次電池を内蔵している全ての携帯機器とすることができる。
充電装置は、携帯機器20を脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される出力端子部3Aを有するスプリング線3と、スプリング線3に連結されて、ケース1内に傾動できるように配設している傾動体4とを備えている。
さらに、充電装置は、ケース1に充電回路(図示せず)を内蔵している。ただし、本発明の充電装置は、ケースに必ずしも充電回路を設ける必要ない。外部に設けている充電回路にリード線を介して接続することもできるからである。充電回路を内蔵しない充電装置は、充電台として使用される。
図に示す充電装置は、ケース1の上面に装着部2を設けている。装着部2は、ケース1の上面に設けた凹部である。携帯機器20は凹部の装着部2に嵌着されて定位置にセットされる。携帯機器20は、自重で凹部の装着部2に装着される。ただし、ケースは、装着部に装着した携帯機器を抜けないように引っかけて係止する係止部を装着部に設けることができる。このケースは、係止部でしっかりと携帯機器を定位置に装着して保持できる。
ケース1は、下方を開口している上ケース1Aと、この上ケース1Aの下方開口部を閉塞している下ケース1Bとからなる。上ケース1Aと下ケース1Bは、プラスチックを成形して製作される。上ケース1Aの上面に凹部を設けて装着部2としている。上ケース1Aは、内蔵しているスプリング線3の出力端子部3Aを外部に突出させる端子窓5と、傾動体4の突出部7を装着部2に突出させる貫通孔6を開口している。図に示すケース1は、装着部2の壁面に端子窓5を開口して、底に貫通孔6を設けている。この充電装置は、携帯機器20の底部に設けている電源端子21に出力端子部3Aを接触させる。携帯機器20は、機種によって種々の位置に電源端子21を配置している。出力端子部3Aは、電源端子21に接触させる位置に配置される。
端子窓5は、出力端子部3Aを装着部2に突出させる位置に配置される。したがって、端子窓5は、装着部2に装着される携帯機器20の電源端子21の位置に開口される。上ケース1Aは、ふたつの端子窓5と、ひとつの貫通孔6を開口している。ふたつの端子窓5は、正負の出力端子部3Aを装着部2に突出させる。また、ひとつの貫通孔6は、傾動体4に設けている突出部7を突出させる。
さらに、ケース1は、内蔵している傾動体4を傾動できるように連結するために、傾動体4の傾動軸8を回転できるように支持する支持部11を一体的に成形して設けている。支持部11は、上ケース1Aの内面に下方に突出して設けられた支持リブである。支持リブは、その先端に、傾動体4の傾動軸8を回転できるように案内する半円形の凹部を設けている。傾動体4は、その両側に傾動軸8を設けている。両側の傾動軸8を支持するために、支持リブは傾動体4の両側に配設されて、傾動体4の両側に設けている傾動軸8を回転できるように支持する。支持リブの凹部に案内された傾動軸8は、下ケース1Bで抜けないように支持される。この下ケース1Bは、支持リブ先端の凹部に案内される傾動軸8の下方に位置する抜け留めリブ12を一体的に成形している。この構造のケース1は、傾動体4の傾動軸8を支持リブの凹部に案内する状態で、上ケース1Aの開口部に下ケース1Bを連結して、傾動体4を回転できるようにケース1に連結できる。ただし、本発明は、傾動体の傾動軸を回転できるようにケースに連結する構造を以上の構造には特定しない。傾動軸を回転できるようにケースに連結できる全ての構造、たとえば、ケースに傾動軸を支持する孔や凹部を設け、ここに傾動軸を案内して傾動体を傾動できるように連結できる。
スプリング線3は、導電性と弾性のある金属線である。スプリング線3は、ばね用リン青銅の線材等の弾性金属線の表面を金メッキしたものが最適である。携帯機器20の電源端子21に対する接触不良を少なくできるからである。スプリング線3は、先端部に出力端子部3Aを設けている。この出力端子部3Aを携帯機器20の正負の電源端子21に接触させて、携帯機器20の内蔵電池を充電する。したがって、スプリング線3は、正負の出力端子部3Aを互いに絶縁して設けて、電源端子21に接触させるために、2本のスプリング線3を互いに絶縁してケース1内に設けている。図の充電装置は、2本のスプリング線3を、傾動体4の両側に配設して互いに絶縁している。
スプリング線3は、一端をケース1に連結している。図のスプリング線3は、ケース1に固定している回路基板13を介してケース1に連結している。すなわち、ケース1に回路基板13を固定し、この回路基板13にスプリング線3を固定している。スプリング線3は、回路基板13に半田付して固定している。さらに図のスプリング線3は、固定端3Gを凸部3gができるように折曲し、この凸部3gを回路基板13に設けた連結孔に挿通して半田付して固定している。この構造は、スプリング線3を確実にしっかりと定位置に固定できる。回路基板13は、ケース1に嵌着して定位置に固定され、あるいはケース1にネジ止あるいは接着して定位置に固定される。
スプリング線3は、固定端3Gと出力端子部3Aとの間に、携帯機器20の電源端子21に出力端子部3Aを弾性的に押圧する接点用のコイル部3Cと、出力端子部3Aをケース1内に引き込むように傾動体4を傾動させるための傾動用のコイル部3Eとを設けている。スプリング線3は、接点用のコイル部3Cを出力端子部3Aを設けている側に、傾動用のコイル部3Eを固定端3Gの側に設けている。コイル部は、スプリング線3をコイル状に巻いている。
図のスプリング線3は、一端を固定端3Gとし、他端部には出力端子部3Aを設け、出力端子部3Aと固定端3Gとの間に接点用のコイル部3Cと傾動用のコイル部3Eとを設けている。このスプリング線3は、固定端3Gから傾動用のコイル部3Eまでの間に直線状の固定ライン3Fを、傾動用のコイル部3Eから接点用のコイル部3Cまでの間に直線状の傾動ライン3Dを、接点用のコイル部3Cから出力端子部3Aまでの間に直線状の接点押圧ライン3Bを設けている。このスプリング線3は、1本の弾性金属線を、一端から他端に向かって順に、固定端3G、固定ライン3F、傾動用のコイル部3E、傾動ライン3D、接点用のコイル部3C、接点押圧ライン3B、出力端子部3A、さらに出力端子部3Aの端部に折曲部3aを設けるように加工している。折曲部3aは、傾動体4の端子連結部10に係止されて、出力端子部3Aの突出位置を特定する。
傾動用のコイル部3Eは、コイル状に巻かれてその両側に固定ライン3Fと傾動ライン3Dを連結している。固定ライン3Fは、回路基板13を介してケース1に固定され、傾動ライン3Dは、その先端に連結している接点用のコイル部3Cを介して傾動体4のコイル用軸9に連結している。固定ライン3Fが回路基板13を介してケース1に固定されて、傾動用のコイル部3Eは、図7の矢印Aで示す方向に傾動ライン3Dを付勢する。この傾動用のコイル部3Eは、傾動ライン3Dを矢印Aで示すように、傾動体4の突出部7を貫通孔6から装着部2に突出させて、出力端子部3Aをケース1内に配置する方向に付勢する。
接点用のコイル部3Cは、傾動体4のコイル用軸9を挿通して、傾動体4に連結される。この接点用のコイル部3Cは、コイル状に巻かれてその両側に傾動ライン3Dと接点押圧ライン3Bを連結している。傾動ライン3Dは、傾動用のコイル部3Eと固定ライン3Fと回路基板13を介してケース1に固定され、接点押圧ライン3Bは、その先端に連結している出力端子部3Aを電源端子21に押圧する。傾動ライン3Dの回転が停止されて、接点用のコイル部3Cは、図7の矢印Bで示す方向に出力端子部3Aを付勢する。この接点用のコイル部3Cは、出力端子部3Aを矢印Bで示すように、携帯機器20の電源端子21に押圧する方向に付勢する。
図のスプリング線3は、接点用のコイル部3Cには傾動体4のコイル用軸9を挿通しているが、傾動用のコイル部3Eは、傾動体4に設けている傾動軸8の外部に配設されて、傾動軸8には連結されない。すなわち、接点用のコイル部3Cは傾動体4に連結するが、傾動用のコイル部3Eは傾動体4に連結しない。傾動体4の接点用のコイル部3Cは、接点押圧ライン3Bを傾動体4のコイル用軸9を中心に傾動させて、その先端に連結している出力端子部3Aを出力端子に押圧する。傾動用のコイル部3Eは、傾動体4を傾動軸8を中心に傾動させるが、傾動軸8には連結しない。スプリング線3は、固定ライン3Fと傾動ライン3Dを傾動用のコイル部3Eで弾性的に折曲するよう変形させて、すなわち、図7においては、傾動ライン3Dの先端を下方に移動するように変形させて、傾動体4を傾動軸8を中心として傾動させる。したがって、図の充電装置は、スプリング線3が折曲される中心と、傾動体4の傾動中心である傾動軸8とは位置がずれている。図のスプリング線3は、固定端3Gとコイル用軸9を挿通する接点用のコイル部3Cとの間に、傾動用のコイル部3Eを配置している。傾動用のコイル部3Eに傾動軸8を挿通しないスプリング線3は、傾動用のコイル部3Eの内面に傾動軸8の表面が押し付けられて、両者の摩擦抵抗でもって、傾動軸8の回転が傾動用のコイル部3Eで阻止されることがない。傾動軸8は、傾動用のコイル部3Eに接触することなくスムーズに回転して、傾動体4を傾動させる。また、傾動用のコイル部3Eは傾動軸8に接触することなく自由に変形して、傾動体4を無理なく傾動させる。このため、この構造は、スプリング線3で傾動体4をスムーズに傾動できる特徴がある。
傾動体4は、全体をプラスチックで一体的に成形している。傾動体4は、傾動軸8の両側に、第1アーム4Aと第2アーム4Bを連結する形状に成形している。傾動軸8は、プラスチックで一体的に成形している第1アーム4Aと第2アーム4Bを境界に、両側に直線状に突出している。第1アーム4Aは、先端の中央部に、装着部2に突出する突出部7を設けている。第1アーム4Aは、垂直断面をL字状としている。この第1アーム4Aは、傾動軸8に下端を連結している立ち上がり部4Aaと、この立ち上がり部4Aaの上端に連結された水平部4Abとからなる。水平部4Abの先端部の上面に突出部7を設けている。第1アーム4Aをこの形状とする傾動体4は、水平部4Abの下方にできるスペースにスプリング線3の傾動用のコイル部3Eを配設できる。
第2アーム4Bは、平面部4Baに垂直部4Bbを連結して、垂直断面をL字状とする形状に成形している。平面部4Baの一端を、第1アーム4Aの立ち上がり部4Aaの下端に連結して、第1アーム4Aと第2アーム4Bを連結する境界の両側に傾動軸8を設けている。平面部4Baは、中間の両側に突出してコイル用軸9を設けている。平面部4Baの先端に垂直部4Bbの下端を連結している。垂直部4Bbの上部には、スプリング線3の先端に設けている折曲部3aと係合し摺動させる端子連結部10を設けている。このような端子連結部10は、スプリング線3の出力端子部3Aを、携帯機器20の電源端子21に確実に接触させるように、最適な位置にスプリング線2を位置決めする。
端子連結部10は、出力端子部3Aの先端を直角に内側に折曲している折曲部3aと係合し摺動させるように、第2アーム4Bの背面側、いいかえると、電源端子21と対向する面と反対側に設けている。図の端子連結部10は、第2アーム4Bの上端に、出力端子部3Aを押圧しない状態で案内する凹部溝10Aを設けている。端子連結部10の凹部溝10Aは、携帯機器20を装着しない状態で、ここに折曲部3aを位置決めすることにより、出力端子部3Aが電源端子21に確実に接触する位置に誘導する。この状態で、図7に示すように、出力端子部3Aを装着部2に突出させない位置に配置させる。また、端子連結部10の凹部溝10Aは、携帯機器20を装着すると、図8に示すように、出力端子部3Aを装着部2に突出させる位置に配置させる。装着部2に突出する出力端子部3Aは、図9に示すように、電源端子21に押されて、ケース1内に向かって押し込まれる。
端子連結部10は、図11の拡大断面図に示すように、出力端子部3Aが電源端子21に押されるときに、折曲部3aが移動する軌跡に沿う摺動面10aを有する。図の端子連結部10は、凹部溝10Aに連結してその下方に摺動面10aを設けている。出力端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に押圧されて、図8から図9に示す位置に移動すると、折曲部3aは摺動面10aを摺動して、端子連結部10に接触する状態に保持される。出力端子部3Aは、コイル用軸9を中心として傾動する。したがって、この摺動面10aは、コイル用軸9を中心とする円弧に近似する軌跡にある。このように、出力端子部3Aが電源端子21に押圧される状態で、折曲部3aを端子連結部10の摺動面10aに沿って移動させるスプリング線3は、出力端子部3Aを確実に接触不良を防止しながら、携帯機器20の電源端子21に接触できる。それは、折曲部3aで出力端子部3Aの先端を支持しながら、出力端子部3Aを電源端子21にしっかりと押圧できるからである。このスプリング線3は、接点用のコイル部3Cの弾性的な付勢力と、折曲部3aを摺動面10aで支持する支持力の両方で、出力端子部3Aを電源端子21に押圧できる。
図のスプリング線3は、頂上部分を所定の曲率半径で湾曲させてなる山形に折曲して出力端子部3Aとしている。この出力端子部3Aは、ケース1の端子窓5から装着部2に突出されて、頂上部分を電源端子21に接触させる。出力端子部は、図示しないが、U曲する形状に折曲することもできる。
1本の弾性金属線に接点用のコイル部3Cと傾動用のコイル部3Eとを設けているスプリング線3は、図9に示すように、出力端子部3Aが電源端子21で押し込まれると、その反作用で、突出部7を突出させるように傾動体4が傾動される。突出部7を突出する力は、装着部2に装着する携帯機器20を押し上げる力、すなわち携帯機器20を装着部2から離す方向に作用する引き離し力となる。
本実施例においては、携帯機器20の電源端子21が出力端子部3Aを押し込む力(すなわち接点の接触圧)を大きくしても、以下の作用により、その反動として突出部7により携帯機器20を押し上げる力が、直接的に大きくならないようにする効果がある。すなわち、出力端子部3Aが押し込まれ、接点用のコイル部3Cを中心とした回転動作をすることにより、接点用のコイル部3Cを介して連結した他端側の傾動用のコイル部3E、傾動ライン3Dも同一円軌道に回転しようとするが、他端側の傾動用のコイル部3E、傾動ライン3Dは、傾動軸8には連結されず、端部が回路基板13に固定されているので、上記回転力の反作用として、接点用のコイル部3Cには、傾動用のコイル部3Eを中心とした回転力Fが発生し、これが突出部7を押し上げる力F’につながる。一方、図1ないし図5に示す従来例のように、傾動用のコイル部33Eと傾動軸38が同軸、すなわち傾動用のコイル部33Eを傾動軸38に連結している場合は、F=F’であるが、本発明の構成では軸がずれているためFとF’の方向は異なり、F’<Fとなる。つまり、本発明では、突出部7により携帯機器20を押し上げる力が小さくなっている。
図12に示す充電装置は、本発明の他の実施例(第2実施例)であって、上記実施例と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。本発明の第2実施例においては、引き離し力を少なくするために、スプリング線3の傾動ライン3Dを下方にL字状に折曲すると共に、この折曲部3dに当接するストッパ14を傾動体4の側部に設けている。ストッパ14は、出力端子部3Aが押されて、傾動ライン3Dが変位するのを阻止する位置に配設している。したがって、ストッパ14は、折曲部3dの傾動用のコイル部3Eの側に接近して配置している。この構造によると、出力端子部3Aが電源端子21に押し込まれても、折曲部3dの変位をストッパ14で停止できる。このため、出力端子部3Aが押し込まれる反作用で傾動体4が傾動されることがなく、携帯機器20を装着するときに作用する引き離し力を弱く、あるいは作用しないようにできる。
この充電装置は、図12に示すように、出力端子部3Aが電源端子21に押されて矢印Cで示す方向に変位すると、傾動ライン3Dの折曲部3dが接点用のコイル部3Cを中心として同じ方向に回転変位しようとするが、傾動ライン3Dは折曲部3dにおいてストッパ14で止められるため、その反作用として、接点用のコイル部3Cには、ストッパ14との接触部のコーナーを支点とする回転方向の力が発生する。しかしながら、この回転力は、傾動体4の傾動軸8を中心とする回転軌道とは大きく方向が異なるため、傾動体4の回転力すなわち、突出部7にて携帯機器20を押し上げる力は小さくなり、ほとんど発生しなくなる。ストッパ14がない場合は、上述の第1実施例のように、携帯機器20を押し上げる力F’が発生する。本第2実施例においては、このような力を、第1実施例における携帯機器20を押し上げる力F’より小さくしている。
図13は、上記の第2実施例の変形例であって、上記の第2実施例と異なる構成のみ説明し、同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
図13は、携帯機器20を装着しない状態であって、ストッパ14をケース1の所定位置に設けている。そして、携帯機器を装着すると、傾動体4が傾動して、図12と同じ状態となり、同様の作用効果がある。そして、この変形例においては、図13に示すように、携帯機器を装着しない状態では、ストッパ14は、折曲部3dから離れるので、これが傾動体4の傾動を制限することはない。
図14は、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)の要部を示す断面図であり、上記実施例と同等の構成については、同じ符号を付し説明を省略し、異なる構成、作用、効果について以下に説明する。傾動体4の第2アーム4Bは、垂直部をなくして、平面状に延在する平面部4Baのみとして、その端部を断面視円形の一部分4Bcとしている。そして、スプリング線3は、接点用のコイル部3Cより、下斜めに延びて、円形の一部分4Bcに沿う形状に湾曲してなる湾曲部3bを経て、出力端子部3Aに至っている。本第4実施例において、湾曲部3bを円形の一部分4Bcに沿う形状にすることにより、出力端子部3Aでの弾性力を大きくしている。また、本第4実施例においては、スプリング線3が接点用のコイル部3Cより下斜めに延びていることにより、出力端子部3Aと湾曲部3bとの距離を大きくとることができる。従って、携帯機器20の装着時に、出力端子部3Aが電源端子21で押し込まれる時(図14のPの位置)、スプリング線3の変形は、主に、出力端子部3Aと湾曲部3bとの間で発生することになる。よって、このような出力端子部3Aが押し込まれる力が、接点用のコイル部3Cまで伝達されることが少なくなるので、突出部7を押し上げる力も小さくなる。
図15は、本発明のさらに他の実施例(第5実施例)の要部を示す断面図であり、上記実施例と同等の構成については、同じ符号を付し説明を省略し、異なる構成、作用、効果について以下に説明する。傾動体4の第2アーム4Bは、垂直部をなくして、平面状に延在する平面部4Baのみとして、その端部付近に、コイル用軸9を設け、ここに、スプリング線3の接点用のコイル部3Cを連結している。
そして、スプリング線3は、コイル部3Cより外側方向(図15の紙面において右方向)に延在して、その後、上方向に延びて、出力端子部3Aが形成されている。そして、傾動体4の平面部4Baの(平面視の)側部において、コイル用軸9の図15の紙面における横方向に隣接して、上方向に付勢された出力端子3Aに係合して、その上方向への動きを止めるための停止部材15を、傾動体4に一体的に設けている。この停止部材15と係合するために、停止部材15の下面に沿う形状として凹状に、スプリング線3の接点押圧ライン3Bを形成している。
図15において、ケース1の凸状の係止部16に、携帯機器20の凹状の受け部22を徐々に係合させることで、(a)の非装着時の状態から、(b)の装着動作時の状態を経て、(c)の装着完了時の状態となる。ここで、(b)の状態から(c)の状態に移るとき、携帯機器20の電源端子21の下面に、出力端子部3Aの上端部が当接しつつ、携帯機器20が下方向に移動しながら図15の紙面での右方向(図に矢印Aで示す)にわずかに動くことによって、出力端子部3Aの上端部は、下方向及び図15の紙面での右方向(図に矢印Bで示す)にわずかに動くことになる。このとき、携帯機器20の電源端子21の下面に、出力端子部3Aの上端部が擦れることになり、表面に付着した汚れ、埃、酸化膜等を除去し、電気接触を良好に保持することができる。
図16は、本発明のさらに他の実施例(第6実施例)の要部を示す断面図であり、上記実施例と同等の構成については、同じ符号を付し説明を省略し、異なる構成、作用、効果について以下に説明する。傾動体4の第2アーム4Bは、垂直部をなくして、平面状に延在する平面部4Baのみとして、その端部に、コイル用軸9を設け、ここに、スプリング線3の接点用のコイル部3Cを連結している。スプリング線3は、コイル部3Cより傾動用のコイル部3Eの方向に戻るように、出力端子部3Aが形成されている。そして、傾動体4の平面部4Baの(平面視の)側部には、上方向に付勢された出力端子部3Aに係合して、その上方向への動きを止めるための停止部材15を、傾動体4に一体的に設けている。この停止部材15と係合するために、停止部材15の下面に沿う形状として凹状に、スプリング線3の接点押圧ライン3Bを形成している。
図16において、ケース1の凸状の係止部16に、携帯機器20の凹状の受け部22を徐々に係合させることで、(a)の非装着時の状態から、(b)の装着動作時の状態を経て、(c)の装着完了時の状態となる。ここで、(b)の状態から(c)の状態に移るとき、携帯機器20の電源端子21の下面に、出力端子部3Aの上端部が当接しつつ、携帯機器20が下方向に移動しながら図16の紙面での右方向(図に矢印Aで示す)にわずかに動くことによって、出力端子部3Aの上端部は、下方向及び図16の紙面での左方向(図に矢印Bで示す)にわずかに動くことになる。このとき、携帯機器20の電源端子21の下面に、出力端子部3Aの上端部が擦れることになり、表面に付着した汚れ、埃、酸化膜等を除去し、両者の電気接触を良好に保持することができる。特に、図16の第6実施例においては、図16の紙面の左右方向においては、携帯電話20の移動方向と、出力端子部3Aの移動方向が逆になること等の理由により、両者が擦れる力が大きく、その分、両者の電気接触を良好にすることができる。
また、図16においては、携帯電話20の移動方向と、出力端子部3Aの移動方向が逆になっており、上記の図15の第5実施例と比較するなら、第5実施例では図15の紙面の左右方向においては、携帯電話20の移動方向と、出力端子部3Aの移動方向が同じであることより、図16の第6実施例においては、両者の電気接触をより良好にすることができる。
従来の充電装置の斜視図である。 図1に示す充電装置の装着検知部の斜視図である。 図1に示す充電装置の垂直縦断面図である。 図3に示す充電装置に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図3に示す充電装置に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 本発明の一実施例(第1実施例)にかかる充電装置の平面図である。 図6に示す充電装置の垂直縦断面図である。 図7に示す充電装置に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図7に示す充電装置に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 傾動体とスプリング線の連結構造を示す平面図である。 傾動体の端子連結部の拡大図である。 本発明の他の実施例(第2実施例)にかかる充電装置の垂直縦断面図である。 本発明の他の実施例(第3実施例)にかかる充電装置の垂直縦断面図である。 本発明の他の実施例(第4実施例)にかかる充電装置の垂直縦断面図である。 本発明の他の実施例(第5実施例)にかかる充電装置の垂直縦断面図である。 本発明の他の実施例(第6実施例)にかかる充電装置の垂直縦断面図である。
符号の説明
1…ケース 1A…上ケース
1B…下ケース
2…装着部
3…スプリング線 3A…出力端子部 3a…折曲部
3B…接点押圧ライン 3b…湾曲部
3C…接点用のコイル部
3D…傾動ライン 3d…折曲部
3E…傾動用のコイル部
3F…固定ライン
3G…固定端 3g…凸部
4…傾動体 4A…第1アーム 4Aa…立ち上がり部
4Ab…水平部
4B…第2アーム 4Ba…平面部
4Bb…垂直部
4Bc…円形の一部分
5…端子窓
6…貫通孔
7…突出部
8…傾動軸
9…コイル用軸
10…端子連結部 10A…凹部溝 10a…摺動面
11…支持部
12…抜け留めリブ
13…回路基板
14…ストッパ
15…停止部材
16…係止部
20…携帯機器
21…電源端子
22…受け部
30…装着検知部
31…ケース 31F…フック
32…装着部
33…スプリング線 33A…出力端子部
33C…接点用のコイル部
33E…傾動用のコイル部
34…傾動体
35…端子窓
36…貫通孔
37…突出部
38…傾動軸
39…コイル用軸
40…携帯機器
41…電源端子

Claims (6)

  1. 電池を内蔵する携帯機器(20)を脱着できるように装着する装着部(2)を有するケース(1)と、このケース(1)内に設けられて、装着部(2)にセットされる携帯機器(20)の電源端子(21)に接触される出力端子部(3A)を有するスプリング線(3)と、このスプリング線(3)に連結されて、ケース(1)内に傾動できるように配設している傾動体(4)とを備えており、
    ケース(1)は内蔵しているスプリング線(3)の出力端子部(3A)を外部に突出させる端子窓(5)と、傾動体(4)の突出部(7)を装着部(2)に突出させる貫通孔(6)を開口しており、
    スプリング線(3)は、携帯機器(20)の電源端子(21)に出力端子部(3A)を弾性的に押圧する接点用のコイル部(3C)と、出力端子部(3A)をケース(1)内に引き込むように傾動体(4)を傾動させるための傾動用のコイル部(3E)とを備えており、
    傾動体(4)は、装着部(2)に装着される携帯機器(20)に押圧されるように貫通孔(6)からケース(1)の装着部(2)に突出している突出部(7)と、ケース(1)に傾動できるように連結される傾動軸(8)と、スプリング線(3)の出力端子部(3A)をケース(1)の装着部(2)に出入りさせるようにスプリング線(3)を連結している端子連結部(10)と、スプリング線(3)の接点用のコイル部(3C)に挿通されるコイル用軸(9)とを備え、
    スプリング線(3)は、接点用のコイル部(3C)に傾動体(4)のコイル用軸(9)を挿通して、接点用のコイル部(3C)を傾動体(4)に連結しているが、傾動用のコイル部(3E)は、傾動体(4)に設けている傾動軸(8)の外部にあって傾動軸(8)には連結されず、
    ケース(1)の装着部(2)に携帯機器(20)が装着されると、携帯機器(20)が突出部(7)を押圧して、出力端子部(3A)が端子窓(5)から装着部(2)に突出するように傾動体(4)を傾動させて、出力端子部(3A)を携帯機器(20)の電源端子(21)に接触させ、携帯機器(20)を装着部(2)から外すと、傾動用のコイル部(3E)が傾動体(4)を傾動させて、出力端子部(3A)をケース(1)内に引き込むようにしてなる充電装置。
  2. 傾動体(4)の両側にスプリング線(3)を連結している請求項1に記載される充電装置。
  3. スプリング線(3)が一端部に出力端子部(3A)を設けており、さらに出力端子部(3A)の端部には、傾動体(4)の端子連結部(10)に係合し摺動される折曲部(3a)を設けており、
    傾動体(4)の端子連結部(10)は、出力端子部(3A)を押して折曲部(3a)を移動させる軌跡に沿う摺動面(10a)を有し、携帯機器(20)の電源端子(21)に押圧されて出力端子部(3A)が移動すると、折曲部(3a)が摺動面(10a)を摺動する請求項1に記載される充電装置。
  4. ケース(1)に回路基板(13)を内蔵しており、この回路基板(13)にスプリング線(3)の一端を固定して、スプリング線(3)を回路基板(13)を介してケース(1)に連結している請求項1に記載される充電装置。
  5. スプリング線(3)の傾動用のコイル部(3E)を、回路基板(13)に固定している固定端(3G)と傾動軸(8)との間に配置している請求項1に記載される充電装置。
  6. 接点用のコイル部(3C)の外側に、出力端子部(3A)が電源端子(21)に押圧されてスプリング線(3)が変位されるのを阻止するストッパ(14)を配置している請求項1に記載される充電装置。
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