JP2009100492A - 充電台 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の構造を簡単にしながら、長期間にわたって携帯機器を安定して充電する。
【解決手段】充電台は、装着部2を有するケース1と、端子部3Aを有する一対のスプリング線3と、各々のスプリング線3に連結されて、ケース1内に傾動自在に配設している一対の傾動体4を備える。傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8として、連結端8を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体4を直線状に配列している。各々の傾動体4は、同一のてこ比となるように中間を支点として、支点と連結端8の間に端子部3Aを配設している。この充電台は、携帯機器20が装着されない状態では、突出部7が装着部2に突出して、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とし、携帯機器20が装着されて突出部7が押されると、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aがケース1の装着部2に突出する。
【選択図】図11

Description

本発明は、主として携帯電話などの携帯機器をセットして充電する充電台に関する。
充電台は、装着される携帯機器の電源端子に接触される正負の出力端子部を備えている。正負の出力端子部に金属が接触してショートすると、大きなショート電流が流れる。また、正負の出力端子部の電圧が高い場合には、濡れた手で接触すると感電する可能性もある。また、電圧が低い場合でも、長時間接触すると低温やけどを被るおそれがある。この弊害を解消するために、携帯機器を装着しない状態では、出力端子部をケース内に収納する充電台が開発されている(特許文献1参照)。
特開2003−9409号公報
この公報に記載される充電台を図1ないし図5に示す。この充電台は、携帯機器40を嵌合して装着する凹状の装着部32を有するケース31と、装着部32に携帯機器40が装着されたことを検知する装着検知部30と、携帯機器40が装着部32に装着されたとき、携帯機器40に設けられた電源端子41と接触し、携帯機器40に内蔵される二次電池に充電電圧を印加するための一対の出力端子部33Aを備える。出力端子部33Aは、ケース31内に配設されて、ケース31に設けられた端子窓35から装着部32に突出するように設けられている。装着検知部30は、ケース31内に軸支され、一端の突出部37が装着部32の底面に設けられた貫通孔36を貫通して突出する傾動体34と、傾動体34の突出部37を突出方向に付勢するスプリング線33とを備える。携帯機器40が装着され、傾動体34の一端がスプリング線33の付勢力に抗して押し下げられたとき、傾動体34の回転に連動して出力端子部33Aを端子窓35から装着部32に押し出して、携帯機器40の電源端子41と接触させる。
さらに、この充電台は、装着検知部30の傾動体34を、左右に分割して独立に回転支持している。この左右の傾動体34が押されることにより出力端子部33Aが端子窓35から装着部32に押し出されるようにしている。この構造の充電台は、左右に分割された個々の傾動体34を独立して傾動させるので、左右両側の傾動体34をバランスして均等な力で押し下げたときのみ、2つの出力端子部33Aが安定して携帯機器40の電源端子41に接触する。左右両側の傾動体がアンバランスに押し下げられると、両方の出力端子部を安定して携帯機器の電源端子に接触できない欠点がある。また、この充電台は、長期間にわたって安定して出力端子部33Aを携帯機器40の電源端子41に接触して確実に充電するのが難しくなる欠点がある。それは、出力端子部33Aと電源端子41の表面や汚れ等によって確実に接触できなくなるからである。さらに、以上の構造の充電台は、正負の出力端子部33Aを突出させるメカニズムが複雑になる欠点もある。
さらに、従来の他の充電台を図6と図7に示す。この充電台は、携帯機器60を嵌合して装着する凹状の装着部52を有するケース51と、装着部52に携帯機器60が装着されたことを検知してケース51内で傾動する傾動体54と、この傾動体54の傾動に連動して、一対の出力端子部53Aを装着部52に向かって突出させるように回動する一対の回動アーム58と、この回動アーム58に連結されて、装着部52に装着された携帯機器60の電源端子61に接触する一対の出力端子部53Aとを備える。傾動体54は、ケース51内に軸支されており、一端に設けた一対の突出部57を、装着部52の底面に設けた貫通孔56を貫通して突出させている。この傾動体54は、突出部57を貫通孔56から突出させる方向に弾性体(図示せず)で付勢されており、図7に示すように、携帯機器60が装着部52に装着されて突出部57が押し下げられる(図の矢印A)と、両側の押圧部54Aで回動アーム58を押圧して(図の矢印B)、左右の回動アーム58を回動させる。回動アーム58は、水平部58Aと垂直部58Bとを連結して全体の形状をL字状としており、中間の軸部58Cを回動軸として、垂直面内で回動できるようにケース51内に配設している。この回動アーム58は、図7に示すように、水平部58Aの先端部が、傾動体54の押圧部54Aで押し下げられる(図の矢印B)と、垂直部58Bの上端部が装着部52に向かって傾動し、出力端子部53Aを端子窓55から突出させる(矢印C)。すなわち、傾動体54の傾動に連動して回動アーム58が回動し、傾動出力端子部53Aを端子窓55から装着部52に突出させて、携帯機器60の電源端子61に接触させる。図の回動アーム58は、垂直部58Bを、図において外側方向に付勢するスプリング線53を連結しており、このスプリング線53の先端を出力端子部53Aとしている。出力端子部53Aは、回動アーム58に連結されて、ケース51内に配設されており、ケース51に設けられた端子窓55から装着部52に突出するように配設されている。一対の出力端子部53Aは、携帯機器60が装着部52に装着されると、携帯機器60に設けられた電源端子61と接触し、携帯機器60に内蔵される二次電池に充電電圧を印加する。
この構造の充電台は、傾動体54が、左右の突出部57を一体的に連結している。このため、左右の突出部57がアンバランスに押圧されても、傾動体54を所定の姿勢で傾動させて、左右の回動アーム58をバランス良く押圧し、出力端子部53Aを同時に端子窓55から装着部52に押し出しできる。このため、2つの出力端子部53Aを安定して携帯機器60の電源端子61に接触できる。ただ、この充電台は、装着部52にセットされる携帯機器60で突出部57を押し下げて傾動体54を傾動させると共に、傾動する傾動体54が左右の回動アーム58を押圧して回動させ、さらに、回動する回動アーム58が一対の出力端子部53Aを装着部52に突出させるので、正負の出力端子部53Aを突出させるためのメカニズムが複雑になる。とくに、傾動体54に連動する一対の回動アーム58を必要とするので、部品点数が多くなると共に、これらの組み立てに手間がかかり、製造コストが高くなる問題点がある。
さらに、図1ないし図7に示す従来の充電台は、長期間にわたって安定して出力端子部33A、53Aを携帯機器40、60の電源端子41、61に接触して確実に充電するのが難しくなる欠点がある。それは、出力端子部33A、53Aと電源端子41、61とを、表面の汚れ等によって確実に接触できなくなるからである。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、全体の構造を簡単にして製造コストを低減しながら、長期間にわたって携帯機器の電池を安定して充電できる充電台を提供することにある。
本発明の充電台は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器20を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される端子部3Aを有する一対のスプリング線3と、各々のスプリング線3に連結されると共に、一端部には装着部2に装着される携帯機器20に押される突出部7を有し、その突出部7が押されて各々のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している一対の傾動体4とを備える。この傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8として、この連結端8を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体4を直線状に配列している。さらに、各々の傾動体4は、同一のてこ比となるように中間を支点として傾動自在にケース1に連結されて、支点と連結端8との間にスプリング線3の端子部3Aを配設している。この充電台は、装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、傾動体4の突出部7が装着部2に突出して、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とし、装着部2に携帯機器20が装着されて、傾動体4の突出部7が押されると、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に接触するようにケース1の装着部2に突出する。
本発明の請求項2の充電台は、ケース1の装着部2の底部に、突出部7とスプリング線3の端子部3Aを突出させている。
本発明の請求項3の充電台は、ケース1の装着部2が、携帯機器20を横長の姿勢でセットする形状であって、突出部7と端子部3Aが装着部2の底面に突出すると共に、突出部7を装着部2の両端部に配設している。
本発明の請求項4の充電台は、ケース1の装着部2の両側端部の内面に、携帯機器20を係止する係止フック12を設けている。
本発明の請求項5の充電台は、一対の傾動体4が、一方の連結端8に連結凸部10を設けており、この連結凸部10を案内するスリット11を、他方の連結端8に設けており、連結凸部10をスリット11に入れて、連結端8を長手方向に移動自在に連結している。
本発明の充電台は、使用しない状態における端子部のショートを防止し、また感電や低温やけどを有効に防止しながら、全体の構造を簡単にして製造コストを低減し、さらに、長期間にわたって携帯機器の電池を安定して確実に充電できる特徴がある。それは、本発明の充電台が、独特のメカニズムで端子部を携帯機器の電源端子に接触させるからである。とくに、スプリング線の端子部を装着部に突出させる傾動体を独特の機構として優れた特徴を実現する。この傾動体は、一端に突出部を設けて他端を連結端として、この連結端を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体を直線状に配列している。さらに、各々の傾動体は、同一のてこ比となるように中間を支点として傾動自在にケースに連結されて、支点と連結端との間にスプリング線の端子部を配設している。この傾動体は、装着部に携帯機器を装着しない状態では、突出部を装着部に突出して、スプリング線の端子部をケース内の引き込み位置とする。装着部に携帯機器が装着されて、突出部が押されると、傾動体が傾動して、スプリング線の端子部を携帯機器の電源端子に接触するようにケースの装着部に突出させる。この機構の傾動体で突出される端子部は、図11と図12に示すように、傾動体4が傾動して携帯機器20の電源端子21に向かって突出されるとき、図14の矢印Aで示すように、互いに間隔が変化するように移動する。互いに相対間隔を変化させながら電源端子21に押しつけられる端子部3Aは、引き裂き力が作用して端子部3Aと電源端子21の接触部分をセルフクリーニングする。すなわち、電源端子の表面を擦るように移動してセルフクリーニングする。したがって、端子部が電源端子に押しつけられる毎に、両者の接触部分が綺麗にセルフクリーニングされて、接触不良が解消される。また、一対の傾動体の連結部を互いに連結していることから、一対の端子部は常にバランスよく携帯機器の電源端子に押圧される。それは、一対の傾動体が、連結している連結部によって、互いにバランスよく連動して、一対の端子部を電源端子に押圧するからである。このため、本発明の充電台は、長期間にわたって端子部を電源端子に安定に接触させて、携帯機器に内蔵する電池を確実に充電する。
さらに、本発明の充電台は、一対の傾動体を直線状に配列する簡単な機構とすることから、装着部にセットされる携帯機器でもって、両方の傾動体を長期間にわたって安定して確実に傾動できる特徴もある。さらにまた、一対の傾動体が直線状に配列されることから、狭い収納スペースに傾動体を配置できる特徴も実現する。
また、本発明の請求項2の充電台は、ケースの装着部の底部に、突出部とスプリング線の端子部を突出させている。この充電台は、携帯機器の自重が電源端子を端子部に押圧することから、より安定して電源端子に端子部を押圧して、確実に充電できる特徴がある。
さらにまた本発明の請求項3の充電台は、ケースの装着部を、携帯機器を横長の姿勢でセットする形状として、突出部と端子部が装着部の底面に突出する配置として、突出部を装着部の両端部に配設している。この充電台は、傾動体を長くできることから、突出部を押し込んで端子部を確実に電源端子に押圧できる。
また、本発明の請求項4の充電台は、ケースの装着部の両側端部の内面に、携帯機器を係止する係止フックを設けているので、装着部に携帯機器を確実にセットする状態に保持できる。このため、突出部が携帯機器に確実に押し込まれた状態に保持されて、端子部を電源端子に安定して押圧して、充電中における端子部と電源端子との接触不良を防止できる。
さらに本発明の請求項5の充電台は、一対の傾動体の一方の連結端に連結凸部を設けて、この連結凸部を案内するスリットを他方の連結端に設け、連結凸部をスリットに入れて、連結端を長手方向に移動自在に連結している。この構造は、簡単な構造で一対の傾動体を連結しながら、長手方向にスムーズに移動できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電台を例示するものであって、本発明は充電台を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図8ないし図13に示す充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器20を脱着できるように装着して、内蔵している電池を充電する。携帯機器20は携帯電話である。ただ、本発明は、内蔵する電池を充電する携帯機器を特定するものでなく、たとえば、MDやCDの再生または録音再生機、デジタル携帯機器、ゲーム機等二次電池を内蔵している全ての携帯機器とすることができる。
充電台は、充電できる電池を内蔵する携帯機器20を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部2を有するケース1と、このケース1内に設けられて、装着部2にセットされる携帯機器20の電源端子21に接触される端子部3Aを有する一対のスプリング線3と、各々のスプリング線3に連結されると共に、一端部には装着部2に装着される携帯機器20に押される突出部7を有し、その突出部7が押されて各々のスプリング線3の端子部3Aを装着部2に突出させるようにケース1内に傾動自在に配設している一対の傾動体4とを備える。
さらに、充電台は、ケース1に充電回路(図示せず)を内蔵している。ただし、本発明の充電台は、ケースに必ずしも充電回路を設ける必要ない。外部に設けている充電回路にリード線を介して接続することもできるからである。充電回路を内蔵しない充電台は、外部の充電回路に接続されて、携帯機器の電池を充電する。
図8と図9に示す充電台は、ケース1の上面に装着部2を設けている。装着部2は、ケース1の上面に設けた上方を開口している凹部である。携帯機器20は、凹部の装着部2に嵌着、装着されて定位置にセットされる。図の装着部2は、携帯電話20を横長の姿勢でセットする形状としている。さらに、図9に示す充電台は、携帯機器20を後方に傾斜する姿勢でセットできるように、装着部2の背面2Aを後方に向かって下り勾配に傾斜させると共に、底面2Bを後方に向かって下り勾配に傾斜させている。この充電台は、携帯機器20を傾斜姿勢でセットする状態でケース1を倒れないように保持するために、ケース1の底面に支持プレート18を固定している。
支持プレート18は、ケース1の底面に固定される水平プレート部18Aと、ケース1の前面に傾斜姿勢で配置される傾斜プレート部18Bとからなる。水平プレート部18Aは、ケース1の後端から突出して後方に延長しており、携帯機器20が傾斜姿勢で装着部2にセットされたケース1が後方に転倒するのを防止している。傾斜プレート部18Bは、装着部2の背面2Aと平行な姿勢で、ケース1の前面に沿って配設している。図8の傾斜プレート部18Bは、上端部の中央部に開口部19を設けており、装着部2にセットされる携帯機器20のモニタ画面を、この開口部19から前面に表出、あるいは表示できるようにしている。さらに、図8と図9に示すように、傾斜プレート部18Bは、開口部19の開口縁部19aを、装着部2の底面2Bと側面2Cの前方の開口端縁よりも内側に突出させており、この開口縁部19aでもって、装着部2に傾斜姿勢でセットされる携帯機器20の前面の周縁部を係止して保持できるようにしている。この支持プレート18は、傾斜プレート部18Bを装着部2の一部に併用して携帯機器20をセットしながら、水平プレート部18Aでケース1を安定して支持できる。以上の装着部2は、携帯機器20を凹部に嵌合して後方に傾斜する姿勢でセットする。この充電台は、装着部2に携帯機器20である携帯電話をセットして、モニタにテレビ画像を表示するのに適している。ただ、本発明の充電台は、必ずしもケースの装着部を、携帯機器を後方に傾斜する姿勢でセットできる構造とする必要はない。充電台は、ケースの装着部を、垂直姿勢で携帯機器をセットする構造とすることもできる。
携帯機器20は、自重で凹部の装着部2に装着される。さらに、図のケース1は、装着部2にセットした携帯機器20を抜けないように引っかけて係止する一対の係止フック12を設けている。係止フック12は、上端に引掛部12Aを有し、下端を傾動できるようにケース1に連結している。この係止フック12は、コイルバネからなる押出バネ13でもって、上端の引掛部12Aを装着部2に弾性的に突出させている。図のケース1は、一対の係止フック12を、装着部2の両側端部に設けて、係止フック12の引掛部12Aを装着部2から弾性的に突出するようにしている。係止フック12は、装着部2にセットされる携帯機器20の両端面に設けている係止凹部22に弾性的に案内されて、携帯機器20を装着部2の定位置にセットして保持する。
ケース1は、下方を開口している上ケース1Aと、この上ケース1Aの下方開口部を閉塞している下ケース1Bとからなる。上ケース1Aと下ケース1Bは、プラスチックを成形して製作される。上ケース1Aの上面に凹部を設けて装着部2としている。上ケース1Aは、装着部2となる凹部の底面2Bに、ケース1に内蔵しているスプリング線3の端子部3Aを外部に突出させる端子窓5と、傾動体4の突出部7を装着部2に突出させる貫通孔6を開口している。端子窓5と貫通孔6はふたつずつ設けられる。ふたつの端子窓5は、正負の端子部3Aを装着部2に突出させる。また、ふたつの貫通孔6は、一対の傾動体4の一端に設けている突出部7を装着部2に突出させる。図8、図11及び図12の充電台は、ケース1に設けている装着部2の底面2Bに端子窓5と貫通孔6を設けて、スプリング線3の端子部3Aと、傾動体4の突出部7を底面2Bから突出させている。さらに、図の充電台は、貫通孔6を装着部2の両端部に開口して、傾動体4の突出部7を装着部2の両端部に配設している。端子窓5は、装着部2の中央部分に配設している。
さらに、ケース1は、図9と図13に示すように、内蔵している傾動体4を傾動できるように連結するために、傾動体4の傾動軸9を回転できるように支持する支持部16を一体的に成形して設けている。支持部16は、上ケース1Aの内面に突出して設けられた支持リブ16Aである。支持リブ16Aは、その先端に、傾動体4の傾動軸9を回転できるように案内する半円形の凹部を設けている。
傾動体4は、図9の断面図と図10の斜視図に示すように、その両側に傾動軸9を設けている。両側の傾動軸9は直線上に配置されている。両側の傾動軸9を支持するために、支持リブ16Aは傾動体4の両側に配設されて、傾動体4の両側に設けている傾動軸9を回転できるように支持する。支持リブ16Aの凹部に案内された傾動軸9は、下ケース1Bで抜けないように支持される。この下ケース1Bは、支持リブ16Aの先端の凹部に案内される傾動軸9の下方に位置する抜け留めリブ17を一体的に成形している。この構造のケース1は、傾動体4の傾動軸9を支持リブ16Aの凹部に案内する状態で、上ケース1Aの開口部に下ケース1Bを連結して、傾動体4を回転できるようにケース1に連結できる。
一対の傾動体4は、直線状に連結されて、ケース1に収納される。この傾動体4は、一端に突出部7を設けて他端を連結端8としている。連結端8は、互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結される。図10ないし図14の傾動体4は、一方の連結端8に連結凸部10を設けて、他方の連結端8には連結凸部10を案内するスリット11を他方に設けている。連結凸部10がスリット11に案内されて、一対の連結端8は、連結端8を長手方向に移動自在に連結している。
さらに、各々の傾動体4は、同一のてこ比となるように中間の傾動軸9を支点として傾動自在にケース1に連結されて、支点である傾動軸9と連結端8との間にスプリング線3の端子部3Aを配設している。図10ないし図14の傾動体4は、ほぼ中央に円柱状の傾動軸9を設けている。傾動軸9は、図9に示すように、傾動体4の両側に突出して設けられる。傾動体4は、垂直面内、正確には垂直面内からわずかに傾斜する面内で傾動するので、傾動軸9も水平面内からわずかに傾斜する方向に突出している。この傾動体4は、傾動軸9を支点として傾動する。一対の傾動体4は、図14に示すように、連結端8を連結して互いに連動して傾動する。このとき、一対の傾動体4の連結端8は長手方向に相対移動する。したがって、図の傾動体4は、連結端8に設けているスリット11を長手方向に伸びるようにして、スリット11内に連結凸部10を移動させる。連結凸部10の外径はスリット11の幅にほぼ等しく、正確にはスリット11の幅よりもわずかに小さく、連結凸部10はスリット11の内部をスムーズに移動する。
傾動体4は、装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、突出部7を装着部2に突出させる。図10ないし図13に示すように、傾動体4は、傾動スプリング14で突出部7を装着部2に突出させる。傾動スプリング14はコイルバネで、コイル状に巻いたコイル部14Bを傾動軸9に挿通して、一方の端部をケース1に、他方の端部を傾動体4に連結して、突出部7を装着部2に弾性的に突出させている。
さらに、傾動体4は、突出部7が携帯機器20に押し込まれる状態で、スプリング線3の端子部3Aを弾性的に装着部2に突出させる。突出する端子部3Aは、携帯機器20の電源端子21に弾性的に押圧されて、電気接続される。スプリング線3は、導電性があって弾性のある金属線からなるコイルスプリングで、一端を傾動体4に連結して、他端を山形に折曲加工して端子部4Aとしている。スプリング線3は、螺旋状に巻いたコイル部3Bを傾動体4の傾動軸9に挿入して、傾動体4に連結している。図10の傾動体4は、両側に傾動軸9を突出させているが、一方の傾動軸9には傾動スプリング14のコイル部14Bを、他方の傾動軸9にはスプリング線3のコイル部3Bを挿入して、傾動スプリング14とスプリング線3を連結している。さらに、スプリング線3は、山形に折曲加工している端子部3Aとコイル部3Bとの中間部3Cを傾動体4に設けた上端を閉塞するガイド溝15に案内している。スプリング線3は、端子部3Aを端子窓5から突出するように、傾動体4に連結している。ガイド溝15は、ここにスプリング線3の中間部3Cを案内して、端子部3Aの突出量を特定する。スプリング線3の中間部3Cは、ガイド溝15に沿って下方には移動できる。したがって、端子部3Aが携帯機器20の電源端子21に押圧されて押し下げられるとき、スプリング線3の中間部3Cはガイド溝15に沿って降下する。この構造は、端子部3Aを確実に電源端子21に押圧できる。
一対の端子部3Aは、装着部2に突出するときに、互いに離れる方向に相対運動して、携帯機器20の電源端子21に押圧されて、接触部をセルフクリーニングする。山形に折曲加工している端子部3Aは、山形の折曲加工部を傾動体4の長手方向を含む面内に位置させる。この端子部3Aは、電源端子21に押しつけられる状態で、図14の矢印Aで示すように、折曲面を含む面内に相対移動して、接触部をセルフクリーニングする。
以上の充電台は、装着部2に携帯機器20が装着されない状態では、傾動体4の突出部7が装着部2に突出されて、傾動体4がスプリング線3の端子部3Aをケース1内の引き込み位置とする。装着部2に携帯機器20が装着されて、傾動体4の突出部7が押し込まれると、係止フック12でセット位置に保持される。この状態で、傾動体4が傾動して、スプリング線3の端子部3Aを携帯機器20の電源端子21に接触するようにケース1の装着部2に突出させる。端子部3Aが電源端子21に接触する状態で、スプリング線3から携帯機器20に電力が供給されて、携帯機器20の電池が充電される。
従来の充電台の斜視図である。 図1に示す充電台の装着検知部の斜視図である。 図1に示す充電台の垂直縦断面図である。 図3に示す充電台に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図3に示す充電台に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 従来の他の充電台の装着部に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図6に示す充電台の装着部に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 本発明の一実施例にかかる充電台の斜視図である。 図8に示す充電台の垂直横断面図である。 図8に示す充電台の内部構造を示す斜視図である。 図9に示す充電台のA−A線断図に相当する図であって、装着部に携帯機器を装着する状態を示す断面図である。 図9に示す充電台のA−A線断図に相当する図であって、装着部に携帯機器を装着した状態を示す断面図である。 図8に示す充電台の内部構造を示す断面斜視図である。 一対の傾動体の動作を示す正面図である。
符号の説明
1…ケース 1A…上ケース
1B…下ケース
2…装着部 2A…背面
2B…底面
2C…側面
3…スプリング線 3A…端子部
3B…コイル部
3C…中間部
4…傾動体
5…端子窓
6…貫通孔
7…突出部
8…連結端
9…傾動軸
10…連結凸部
11…スリット
12…係止フック 12A…引掛部
13…押出バネ
14…傾動スプリング 14B…コイル部
15…ガイド溝
16…支持部 16A…支持リブ
17…抜け留めリブ
18…支持プレート 18A…水平プレート部
18B…傾斜プレート部
19…開口部 19a…開口縁部
20…携帯機器
21…電源端子
22…係止凹部
30…装着検知部
31…ケース
32…装着部
33…スプリング線 33A…出力端子部
34…傾動体
35…端子窓
36…貫通孔
37…突出部
40…携帯機器
41…電源端子
51…ケース
52…装着部
53…スプリング線 53A…出力端子部
54…傾動体 54A…押圧部
55…端子窓
56…貫通孔
57…突出部
58…回動アーム 58A…水平部
58B…垂直部
58C…軸部
60…携帯機器
61…電源端子

Claims (5)

  1. 充電できる電池を内蔵する携帯機器(20)を嵌合状態で脱着できるように装着する装着部(2)を有するケース(1)と、
    このケース(1)内に設けられて、装着部(2)にセットされる携帯機器(20)の電源端子(21)に接触される端子部(3A)を有する一対のスプリング線(3)と、
    各々のスプリング線(3)に連結されると共に、一端部には装着部(2)に装着される携帯機器(20)に押される突出部(7)を有し、その突出部(7)が押されて各々のスプリング線(3)の端子部(3A)を装着部(2)に突出させるようにケース(1)内に傾動自在に配設している一対の傾動体(4)とを備え、
    この傾動体(4)は、一端に突出部(7)を設けて他端を連結端(8)として、この連結端(8)を互いに傾動自在であって長手方向に移動自在に連結して一対の傾動体(4)を直線状に配列しており、さらに、各々の傾動体(4)は同一のてこ比となるように中間を支点として傾動自在にケース(1)に連結されて、支点と連結端(8)との間にスプリング線(3)の端子部(3A)を配設しており、
    前記装着部(2)に携帯機器(20)が装着されない状態では、傾動体(4)の突出部(7)が装着部(2)に突出されて、傾動体(4)がスプリング線(3)の端子部(3A)をケース(1)内の引き込み位置とし、
    前記装着部(2)に携帯機器(20)が装着されて、傾動体(4)の突出部(7)が押されると、傾動体(4)が傾動して、スプリング線(3)の端子部(3A)が携帯機器(20)の電源端子(21)に接触するようにケース(1)の装着部(2)に突出されるようにしてなる充電台。
  2. 前記ケース(1)の装着部(2)の底部に、突出部(7)とスプリング線(3)の端子部(3A)を突出させている請求項1に記載される充電台。
  3. 前記ケース(1)の装着部(2)が、携帯機器(20)を横長の姿勢でセットする形状であって、突出部(7)と端子部(3A)が装着部(2)の底面に突出すると共に、突出部(7)を装着部(2)の両端部に配設している請求項2に記載される充電台。
  4. 前記ケース(1)の装着部(2)の両側端部の内面に、携帯機器(20)を係止する係止フック(12)を設けている請求項1に記載される充電台。
  5. 前記一対の傾動体(4)が、一方の連結端(8)に連結凸部(10)を設けており、この連結凸部(10)を案内するスリット(11)を、他方の連結端(8)に設けており、連結凸部(10)をスリット(11)に入れて、連結端(8)を長手方向に移動自在に連結している請求項1に記載される充電台。
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