JP2010244799A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2010244799A
JP2010244799A JP2009091170A JP2009091170A JP2010244799A JP 2010244799 A JP2010244799 A JP 2010244799A JP 2009091170 A JP2009091170 A JP 2009091170A JP 2009091170 A JP2009091170 A JP 2009091170A JP 2010244799 A JP2010244799 A JP 2010244799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
slider
swing shaft
lever
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009091170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5163583B2 (ja
Inventor
Toru Shimizu
徹 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2009091170A priority Critical patent/JP5163583B2/ja
Publication of JP2010244799A publication Critical patent/JP2010244799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163583B2 publication Critical patent/JP5163583B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】スライダの移動ストロークを短くしながら、ハウジングの嵌合時に付与する操作力の低減を実現できるようにする。
【解決手段】スライダ30には、操作部42を有するレバー40が揺動軸43を支点として揺動可能に設けられ、レバー40における操作部42と揺動軸43との間の位置には、摺動部44が設けられ、第1ハウジング10には、摺動部44が摺動可能であって揺動軸43の移動経路と並ぶように延びた形態のガイド部16が設けられ、揺動軸43の移動経路とガイド部16との間隔は、揺動軸43の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど接近又は離間するように変化している。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、互いに嵌合可能な第1と第2の2つハウジングと、両ハウジングの嵌合方向と交差する方向に移動し得るように第1ハウジングに取り付けたスライダとを備えたコネクタが開示されている。スライダには、両ハウジングの嵌合方向とスライダの移動方向の両方向に対して傾斜したカム溝が形成されており、このカム溝に第2ハウジングのカムフォロアを係合させた状態でスライダを移動させると、両ハウジングが嵌合・離脱されるようになっている。
特開2001−52810号公報
上記のコネクタでは、カム溝の傾斜角度を変えることで、スライダに付与すべき操作力と、スライダの移動ストロークとを変更することができるのであるが、操作力の低減を図ろうとした場合には、移動ストロークが長くなってしまい、移動ストロークを小さくしようとした場合には、操作力が大きくなってしまう。つまり、操作力の低減と移動ストロークの短縮化とを両立させることは難しい。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、スライダの移動ストロークを短くしながら、ハウジングの嵌合時に付与する操作力の低減を実現できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに対して嵌合・離脱可能な第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向と交差する方向に移動し得るように前記第1ハウジングに設けたスライダとを備え、前記スライダには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向と、前記スライダの移動方向の両方向に対して傾斜したカム溝が形成され、前記カム溝に前記第2ハウジングのカムフォロアを係合させた状態で前記スライダを初期位置から嵌合位置へ移動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合されるようになっているコネクタにおいて、前記スライダには、操作部を有するレバーが揺動軸を支点として揺動可能に設けられ、前記レバーにおける前記操作部と前記揺動軸との間の位置には、摺動部が設けられ、前記第1ハウジングには、前記摺動部が摺動可能であって前記揺動軸の移動経路と並ぶように延びた形態のガイド部が設けられ、前記揺動軸の移動経路と前記ガイド部との間隔は、前記揺動軸の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど接近又は離間するように変化しているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記摺動部は、前記揺動軸と前記操作部とを結ぶ仮想直線から外れた位置に配置されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
スライダが初期位置にある状態で、操作部が嵌合位置側へ変位するようにレバーを揺動させると、操作部を作用点、揺動軸を支点、摺動部を力点とするテコ作用が生じる。このテコ作用により、摺動部は、操作部に付与した操作力よりも大きな力で嵌合位置側へ動かされるとともに、この動かされる摺動部に引っ張られ又は押されるようにして、揺動軸とスライダが嵌合位置側へ移動し、両ハウジングの嵌合が進む。
本発明によれば、レバーを揺動させるのに伴ってテコ作用による倍力効果が得られ、レバーに付与する操作力が小さくても、スライダに対して大きな駆動力が伝達されるので、スライダの移動ストロークを小さくしても、小さい操作力によって両ハウジングを嵌合させることができる。
<請求項2の発明>
摺動部が揺動軸と操作部とを結ぶ仮想直線上に配置されている場合には、この仮想直線と揺動軸の移動方向とが平行になったときに、テコ作用が発揮されなくなる。その点、本発明では、摺動部を、揺動軸と操作部とを結ぶ仮想直線から外れた位置に配置しているので、両ハウジングを嵌合する際の全行程において、テコ作用が常に発揮される。
実施形態1において両ハウジングの嵌合を開始した状態をあらわす平面図 両ハウジングの嵌合の途中の状態をあらわす平面図 両ハウジングの嵌合が完了した状態をあらわす平面図 第1ハウジングの斜視図 第2ハウジングの平面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離脱が可能な第1ハウジング10と第2ハウジング20とを備えて構成されている。尚、以下の説明における左右の方向については、第1ハウジング10を正面から見た状態を基準とする。
第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、左右方向に長いブロック状をなす端子収容部11と、前方へ片持ち状に延出して端子収容部11の上下両面と対向する形態の上面壁12A及び下面壁12Bを有している。端子収容部11内には、図示しない周知形態の雌端子金具が上下左右に整列された状態で収容されている。この端子収容部11には、その正面側から後述する第2ハウジング20のフード部22が外嵌されるようなっている。
上面壁12Aと下面壁12Bには、夫々、端子収容部11の外面と対向する内面を浅く凹ませた形態であって左右方向に直線状に延びるガイド溝13が形成されている。この上下一対のガイド溝13の左端は、上面壁12A及び下面壁12Bの左端面において外部へ開放されている。また、上面壁12Aと下面壁12Bには、夫々、その前端縁からガイド溝13内に連通する連通溝14が形成されている。
第2ハウジング20は、合成樹脂製であり、図5に示すように、左右方向に長いブロック状をなすハウジング本体21と、ハウジング本体21の前端から前方へ片持ち状に突出するフード部22とを有している。ハウジング本体21内には、図示しない周知形態の雄端子金具の端子本体が収容され、雄端子金具の先端のタブが、ハウジング本体21からフード部22内に突出されている。フード部22は上面板と下面板を有し、上面板の上面(外面)と下面板の下面(外面)には、夫々、軸線を上下方向に向けた円柱状に突出した形態のカムフォロア23が、左右方向に間隔を空けて一対ずつ形成されている。
第1ハウジング10には、スライダ30が設けられている。スライダ30は、合成樹脂製であり、板面が水平を向いて左右方向に長い上下一対のスライド板31と、両スライド板31の左端同士を繋ぐ連結部32とを有している。このスライダ30は、両スライド板31をガイド溝13に嵌合させることにより、第1ハウジング10に対して図1に示す初期位置と図3及び図4に示す嵌合位置との間で左右方向にスライド(平行移動)し得るように取り付けられている。
スライダ30が初期位置と嵌合位置との間で移動する間、連結部32は、終始、上面壁12A及び下面壁12Bの左端よりも左方に位置する状態を保つ。また、スライダ30が初期位置と嵌合位置との間に位置する状態では、スライド板31の左端側の部分がガイド溝13から左方へ突出(露出)する。このスライド板31の突出寸法は、初期位置において最大であり、スライダ30が嵌合位置に接近するほど小さくなる。
各スライド板31には、両ハウジング10,20の嵌合・離脱方向と、スライダ30の移動方向の双方の方向に対して斜め方向の直線状をなすカム溝33が、夫々、一対ずつ形成されている。対をなすカム溝33は、左右方向に間隔を空けて、互いに平行に配置されており、右手前から左奥に向かって延びる方向に傾斜している。また、上面壁12Aと下面壁12Bには、その前端縁を切欠してカム溝33の右手前側の端部(基端部)に連通させた形態の入口34が形成されている。スライダ30が初期位置にあるときには、左右方向においてカム溝33の入口34が連通溝14と対応する状態となる。
次に、スライダ30を初期位置と嵌合位置との間で往復移動させるための駆動手段を説明する。駆動手段は、第1ハウジング10に形成したガイド部16と、スライダ30に取り付けたレバー40とを備えて構成されている。第1ハウジング10の上面壁12Aと下面壁12Bには、夫々、その外面からガイド溝13に連通する逃がし溝15が、スライダ30及び後述する揺動軸43の移動経路と平行をなすように左右方向に直線状に延びた形態で形成されている。逃がし溝15の左側端部は初期位置側端部15Lとなっており、右側の端部は嵌合位置側端部15Rとなっている。
上面壁12Aと下面壁12Bには、夫々、その外面を溝状に凹ませた形態のガイド部16が形成されている。ガイド部16は、逃がし溝15に並ぶように左右方向に延びた形態である。左右方向におけるガイド部16の形成領域は、逃がし溝15の初期位置側端部15Lと対応する位置から、嵌合位置側端部15Rよりも更に右方の位置に亘る範囲となっている。逃がし溝15と同様に、ガイド部16の左側の端部は初期位置側端部16Lとなっており、右側の端部は嵌合位置側端部16Rとなっている。
ガイド部16は、その初期位置側端部16Lから嵌合位置側端部16Rに至る全範囲に亘り湾曲した形状をなしている。これにより、ガイド部16と逃がし溝15(揺動軸43の移動経路)との間の前後方向(揺動軸43の移動経路及び逃がし溝15と直角な方向)の間隔は、初期位置側端部15L,16Lから嵌合位置側端部15R,16Rに向かうほど次第に小さくなっている。また、ガイド部16の嵌合位置側端部16Rは、逃がし溝15(揺動軸43の移動経路)を右方へ延ばした延長線上に位置している。
レバー40は、合成樹脂製であり、水平な上下一対のアーム部41と、アーム部41の先端同士を連結する操作部42とを一体に形成したものである。上下両アーム部41の基端部(操作部42とは反対側の端部)の内面には、軸線を上下方向(スライダ30の移動方向と直角な方向)に向けて円柱状に突出した形態の揺動軸43が形成されている。揺動軸43は、逃がし溝15を貫通し、スライダ30のスライド板31の外面に対し相対的な回動を可能に嵌合されている。スライド板31における揺動軸43の嵌合位置は、左右方向において両カム溝33の間の位置である。
レバー40は、スライダ30に対し揺動軸43を中心として初期姿勢(図1を参照)と嵌合姿勢(図3を参照)との間で相対的に揺動し得るように支持されている。また、揺動軸43は、スライダ30と一体となって図1にし示す初期位置(逃がし溝15における初期位置側端部15L)と図3に示す嵌合位置(逃がし溝15における嵌合位置側端部15R)との間で往復移動し得るようになっている。
上下両アーム部41の内面には、軸線を上下方向(スライダ30及び揺動軸43の移動方向と直角な方向)に向けて円柱状に突出した形態の摺動部44が形成されている。摺動部44は、揺動軸43を中心とする径方向においては、揺動軸43と操作部42との間の位置に配置されている。したがって、揺動軸43から摺動部44までの距離は、揺動軸43から操作部42までの距離よりも短い。また、揺動軸43を中心とする周方向(レバー40の揺動方向)においては、摺動部44は、操作部42と揺動軸43とを結ぶ仮想直線45からは右方(両ハウジング10,20が嵌合する際のレバー40の揺動方向における先方)へ外れた位置に配置されている。
かかる摺動部44は、ガイド部16内に摺動可能に嵌合されている。これにより、レバー40は、スライダ30と第1ハウジング10との双方に対して係合され、揺動しながらスライダ30と連動して移動することでテコ作用を発揮するようになっている。
図1に示すように、スライダ30と揺動軸43が初期位置にあるときには、レバー40は初期姿勢に保持され、摺動部44は、ガイド部16の初期位置側端部16Lに位置し、揺動軸43の後方であって揺動軸43よりも僅かに右方に位置する。一方、操作部42は、揺動軸43及び摺動部44よりも後方であって揺動軸43よりも左方に位置する。
図3に示すように、スライダ30と揺動軸43が嵌合位置にあるときには、レバー40は嵌合姿勢に保持され、摺動部44は、ガイド部16の嵌合位置側端部16Rに位置し、揺動軸43の移動経路の延長線上であって揺動軸43よりも右方に位置する。一方、操作部42は、揺動軸43及び摺動部44の斜め右後方に位置する。
スライダ30と揺動軸43が初期位置から嵌合位置へ移動する過程では、操作部42が、揺動軸43と摺動部44を追い越すように右方へ移動するとともに、摺動部44が、常に揺動軸43よりも右方に位置する状態を保つ。
次に、本実施形態の作用を説明する。
両ハウジング10,20を嵌合する際には、レバー40を初期姿勢に変位させるとともにスライダ30を初期位置へ移動させ、カム溝33の入口34を連通溝14と対応させる。この状態で、第2ハウジング20のフード部22を第1ハウジング10の端子収容部11に浅く外嵌させると、図1に示すように、カムフォロア23がカム溝33の入口34に進入する。この状態から、レバー40の操作部42に対し右向きの操作力を付与すると、レバー40が揺動軸43を支点として図1〜図3における時計回り方向へ揺動する。
このレバー40の揺動に伴い、摺動部44がガイド部16に沿って嵌合位置側端部16Rに向かって摺動しようとするのであるが、このときにガイド部16に沿って摺動部44が摺動しようとする経路(即ち、摺動部44よりも右方の嵌合位置側端部16Rに近い側の経路)は、揺動軸43を中心とする仮想円弧(図示省略)よりも外周側(揺動軸43から離れる側)に位置している。したがって、操作部42に付与した右方への操作力は、摺動部44に対しガイド部16に沿って右方(嵌合位置側端部16Rに向かう方向)へ摺動させるための駆動力として作用する。
ここで、揺動軸43から摺動部44までの距離は、揺動軸43から操作部42までの距離よりも短いので、レバー40は、操作部42を作用点、揺動軸43を支点、摺動部44を力点とするテコ作用を発揮する。このテコ作用による倍力効果により、操作部42に付与した操作力は、増幅され、摺動部44に対して大きな駆動力として伝達される。これにより、摺動部44がガイド部16に沿って右方へ摺動し、この摺動部44に引っ張られるようにして揺動軸43とスライダ30が嵌合位置に向かって移動する。
このように、レバー40に操作力を付与すると、レバー40の揺動動作を伴いながら、摺動部44がガイド部16に沿って摺動するとともに、揺動軸43とスライダ30が移動する。スライダ30の移動に伴い、カム溝33とカムフォロア23との係合によるカム作用により、第2ハウジング20が第1ハウジング10に引き寄せられる。そして、そして、レバー40が嵌合姿勢に到達し、スライダ30と揺動軸43が嵌合位置に達すると、両ハウジング10,20の嵌合が完了する。また、摺動部44は、ガイド部16の嵌合位置側端部16Rに達する。
嵌合状態の両ハウジング10,20を離脱させる際には、レバー40の操作部42に対し、嵌合時とは反対に左方への操作力を付与し、レバー40を、揺動軸43を支点として図1〜図3の反時計回り方向へ揺動させるようにする。レバー40の揺動に伴い、摺動部44がガイド部16に沿って初期位置側端部16Lに向かって摺動しようとするのであるが、このときにガイド部16に沿って摺動部44が摺動しようとする経路(即ち、摺動部44よりも左方の初期位置側端部16Lに近い側の経路)は、揺動軸43を中心とする仮想円弧(図示省略)よりも内周側(揺動軸43に接近する側)に位置している。したがって、操作部42に付与した左方への操作力は、摺動部44に対しガイド部16に沿って左方(初期位置側端部16Lに向かう方向)へ摺動させるための駆動力として作用する。
このときに摺動部44に付与される駆動力も、嵌合時と同様、レバー40のテコ作用による倍力効果により、操作部42に付与した操作力よりも大きな力となる。これにより、レバー40が揺動しながら、摺動部44がガイド部16に沿って左方へ摺動し、この摺動部44に押されるようにして揺動軸43とスライダ30が初期位置に向かって移動する。スライダ30が移動するのに伴い、カム溝33とカムフォロア23との係合によるカム作用により、第2ハウジング20が第1ハウジング10から離間する。そして、レバー40が初期姿勢に戻ると、スライダ30と揺動軸43が初期位置に達し、カムフォロア23がカム溝33の入口34に戻るので、後は、両ハウジング10,20を掴んで引き離せばよい。
上述のように本実施形態は、スライダ30には、操作部42を有するレバー40が揺動軸43を支点として揺動可能に設けられ、レバー40における操作部42と揺動軸43との間の位置には摺動部44が設けられ、第1ハウジング10には、摺動部44が摺動可能であって揺動軸43の移動経路と並ぶように延びた形態のガイド部16が設けられ、揺動軸43の移動経路とガイド部16との間隔は、揺動軸43の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど接近する形態としている。
かかる形態としたことにより、レバー40を揺動させるのに伴ってテコ作用による倍力効果が得られ、レバー40に付与する操作力が小さくても、スライダ30に対して大きな駆動力が伝達されるので、スライダ30の移動ストロークを小さくしても、小さい操作力によって両ハウジング10,20を嵌合させることができる。
また、摺動部44が揺動軸43と操作部42とを結ぶ仮想直線45上に配置されている場合には、この仮想直線45と揺動軸43の移動方向とが平行になったときに、テコ作用が発揮されなくなる。その点、本実施形態では、摺動部44を、揺動軸43と操作部42とを結ぶ仮想直線45から外れた位置に配置しているので、両ハウジング10,20を嵌合する際の全行程において、テコ作用が常に発揮される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、摺動部を、揺動軸と操作部とを結ぶ仮想線から外れた位置に配置したが、摺動部は、揺動軸と操作部とを結ぶ仮想線上に配置されていてもよい。
(2)上記実施形態では、ガイド部における摺動部の摺動経路を湾曲した形状としたが、摺動部の摺動経路は、直線状に延びた形状でもよく、曲線と直線とを混在させた形状であってもよい。
(3)上記実施形態では、スライダとレバーが嵌合位置に移動したときに、摺動部が、揺動軸の移動経路の延長線上に位置するようにしたが、スライダとレバーが嵌合位置に移動したときに、摺動部が、揺動軸の移動経路の延長線から外れた位置まで移動するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、揺動軸の移動経路とガイド部との間隔が、揺動軸の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど接近するように変化しているが、これとは逆に、揺動軸の移動経路とガイド部との間隔が、揺動軸の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど離間するようにしてもよい。
10…第1ハウジング
16…ガイド部
20…第2ハウジング
23…カムフォロア
30…スライダ
33…カム溝
40…レバー
42…操作部
43…揺動軸
44…摺動部
45…仮想直線

Claims (2)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに対して嵌合・離脱可能な第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向と交差する方向に移動し得るように前記第1ハウジングに設けたスライダとを備え、
    前記スライダには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向と、前記スライダの移動方向の両方向に対して傾斜したカム溝が形成され、
    前記カム溝に前記第2ハウジングのカムフォロアを係合させた状態で前記スライダを初期位置から嵌合位置へ移動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合されるようになっているコネクタにおいて、
    前記スライダには、操作部を有するレバーが揺動軸を支点として揺動可能に設けられ、
    前記レバーにおける前記操作部と前記揺動軸との間の位置には、摺動部が設けられ、
    前記第1ハウジングには、前記摺動部が摺動可能であって前記揺動軸の移動経路と並ぶように延びた形態のガイド部が設けられ、
    前記揺動軸の移動経路と前記ガイド部との間隔は、前記揺動軸の移動経路において初期位置側から嵌合位置側に向かうほど接近又は離間するように変化していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記摺動部は、前記揺動軸と前記操作部とを結ぶ仮想直線から外れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2009091170A 2009-04-03 2009-04-03 コネクタ Expired - Fee Related JP5163583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009091170A JP5163583B2 (ja) 2009-04-03 2009-04-03 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009091170A JP5163583B2 (ja) 2009-04-03 2009-04-03 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010244799A true JP2010244799A (ja) 2010-10-28
JP5163583B2 JP5163583B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=43097600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009091170A Expired - Fee Related JP5163583B2 (ja) 2009-04-03 2009-04-03 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5163583B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075149A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 レバー式コネクタ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10144388A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタの結合構造
JPH11329583A (ja) * 1998-03-09 1999-11-30 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
JP2001052810A (ja) * 1999-08-04 2001-02-23 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
JP2003100385A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Yazaki Corp レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP2004022215A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ
JP2004111115A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10144388A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタの結合構造
JPH11329583A (ja) * 1998-03-09 1999-11-30 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
JP2001052810A (ja) * 1999-08-04 2001-02-23 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
JP2003100385A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Yazaki Corp レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP2004022215A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ
JP2004111115A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075149A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 レバー式コネクタ
JP2021068516A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 レバー式コネクタ
JP7249506B2 (ja) 2019-10-18 2023-03-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 レバー式コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5163583B2 (ja) 2013-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101210785B1 (ko) 커넥터 및 그 조립 방법
JP4622930B2 (ja) レバー式コネクタ
JP2009170160A (ja) レバー式コネクタ
JP6607088B2 (ja) コネクタ
JP5370261B2 (ja) コネクタ
JP2008041615A (ja) スイッチ
JP2007012365A (ja) ストークスイッチ
JP5163583B2 (ja) コネクタ
JP2009158151A (ja) コネクタ
TW200951766A (en) Key structure
JP5886684B2 (ja) コネクタ
JP2010225523A (ja) コネクタ
JP5217994B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6930502B2 (ja) レバー式コネクタ
JP2008041616A (ja) 自動復帰型スイッチ
JP6360361B2 (ja) オーバーロックミシン
JP5582091B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5370251B2 (ja) コネクタ
JP2011258365A (ja) コネクタ
WO2021075149A1 (ja) レバー式コネクタ
US20130026024A1 (en) On/off switch with contacts for electrical circuits and appliances
JP6513935B2 (ja) 電動工具
JP5299306B2 (ja) コネクタ
JPWO2018042724A1 (ja) 操作装置
JP2012109278A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5163583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees