JP2010238293A - 積層体形成装置、積層体形成方法、ガラス基板の製造方法、ガラス基板及び磁気記録媒体 - Google Patents

積層体形成装置、積層体形成方法、ガラス基板の製造方法、ガラス基板及び磁気記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 積層体の形成を自動化できる装置を提供する。
【解決手段】積層体形成装置21はガラス載置部25とスペーサ載置部27を有し、ガラス載置部25とスペーサ載置部27の間には積層体載置部29を有している。
また、積層体形成装置21はガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29の配置形状が形成する列に平行に移動可能な第1アクチュエータ37が設けられている。
さらに、積層体形成装置21は第1アクチュエータ37の移動方向に垂直に移動可能な第2アクチュエータ41が設けられている。
また、第2アクチュエータにはガラスチャック47aおよびスペーサチャック47bが設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は積層体形成装置、積層体形成方法、ガラス基板の製造方法、ガラス基板および磁気記録媒体に関するものである。
近年、情報化技術の高度化に伴い、情報記録技術、特に磁気記録技術は著しく進歩している。
このような磁気記録技術のひとつであるHDD(ハードディスクドライブ)等の磁気記録媒体用基板としては、かつてはアルミニウム基板が広く用いられてきた。
しかしながら、磁気ディスクの小型化、薄板化、および高密度記録化に伴い、近年は、アルミニウム基板に比べ基板表面の平坦性及び基板強度に優れたガラス基板の需要が高まっている。
ガラス基板は、従来、例えば、特許文献1の段落〔0004〕に示すように、ガラスを円盤状に形成して面取りを行い、端面および主表面を研磨し、その後に耐衝撃性や耐振動性を向上させるための化学強化処理を施すことにより製造されていた(特許文献1)。
ここで、端面を研磨する方法としては、一枚ずつ研磨していると手間がかかるため、例えば特許文献2の図4のように、スペーサを介してガラスを複数枚積層させ、ブラシを用いて複数のガラス基板の端面を一度に自動研磨する方法がある(特許文献2)。
なお、スペーサは、端面の研磨残りを防止するため、ならびに、端面研磨時に積層体を固定するためにガラスを締め付けることにより発生する締め付け力によってガラスが破損するのを防止するために設けられている。
特開2000−076652号公報 特開2008−269766号公報
特許文献2に記載の端面研磨方法は、複数枚のガラスを一度に自動研磨できるという点では非常に有用な発明である。
しかしながら、特許文献2に記載の端面研磨を行う場合、基板とスペーサの積層体を事前に用意する必要があるが、積層体の形成は自動化されておらず、これが自動化できればより望ましい。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、積層体の形成を自動化できる装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)ガラス基材が載置されるガラス載置部と、スペーサが載置されるスペーサ載置部と、前記ガラス載置部と前記スペーサ載置部の間に設けられ、前記ガラス基材と前記スペーサが交互に積層された積層体を載置する積層体載置部と、前記ガラス基材をチャックして前記積層体載置部に載置するガラス基材チャック手段と、前記スペーサをチャックして前記積層体載置部に載置するスペーサチャック手段と、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段とが交互に前記ガラス基材と前記スペーサを前記積層体載置部に載置することにより前記積層体を形成可能な形成手段と、を有することを特徴とする積層体形成装置。
(構成2)前記ガラス基材チャック手段および/または前記スペーサチャック手段は、前記ガラス基材チャック手段および/または前記スペーサチャック手段を吸着する手段を有することを特徴とする構成1記載の積層体形成装置。
(構成3)前記スペーサ載置部、前記積層体載置部、前記ガラス基材チャック手段、前記スペーサチャック手段は平面状の配置形状が一列になるように配置されていることを特徴とする構成1または2のいずれかに記載の積層体形成装置。
(構成4)前記ガラス載置部と前記積層体載置部、および、前記積層体載置部と前記スペーサ載置部は、それぞれ等間隔に配置されていることを特徴とする構成1記載の積層体形成装置。
(構成5)前記形成手段は、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段を、前記ガラス載置部、前記積層体載置部、前記スペーサ載置部のうち2つの上方に、一体となって移動させる第1の移動手段と、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段を、前記ガラス載置部、前記積層体載置部、前記スペーサ載置部のうち2つに向けて一体となって移動させる第2の移動手段と、を有することを特徴とする構成1記載の積層体形成装置。
(構成6)前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部の上方に移動させる制御手段(a)と、前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材チャック手段を用いて前記ガラス基材をチャックする制御手段(b)と、前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部から離れる方向に向けて移動させる制御手段(c)と、前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部の上方に移動させる制御手段(d)と、前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材を前記積層体載置部に載置し、かつ前記スペーサチャック手段を用いて前記スペーサをチャックする制御手段(e)と、前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部から離れる方向に向けて移動させる制御手段(f)と、前記制御手段(a)〜(f)をこの順番で繰り返す制御手段(g)と、を有することを特徴とする構成5記載の積層体形成装置。
(構成7)前記制御手段(b)は、前記スペーサチャック手段が前記スペーサをチャックした状態では、前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材チャック手段を用いて前記ガラス基材をチャックするとともに、前記スペーサを前記積層体載置部に載置する手段であることを特徴とする構成6記載の積層体形成装置。
(構成8)構成1〜7のいずれかに記載の積層体形成装置を用いたことを特徴とする積層体形成方法。
(構成9)構成8記載の積層体形成方法を工程に含むことを特徴とするガラス基板の製造方法。
(構成10)構成9記載のガラス基材の製造方法により製造されたことを特徴とするガラス基板。
(構成11)構成10記載のガラス基板と、前記磁気ディスク用基板の表面に設けられた下地層、磁性層、保護層、潤滑層を有することを特徴とする磁気記録媒体。
本発明によれば、積層体の形成を自動化できる装置を提供することができる。
図1(a)はガラス基板1の平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は磁気記録媒体100を示す断面図である。 ガラス基板1の製造方法の詳細を示すフローチャートである。 端面研磨装置101を示す断面図である。 積層体形成装置21を示す斜視図である。 積層体形成装置21を示すブロック図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。 積層体形成装置21を用いて積層体4を形成する手順を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る積層体形成装置21を用いたガラス基板の製造方法を用いて製造されるガラス基板1の構造について簡単に説明する。
図1(a)に示すように、ガラス基板1は、円板形状を有する本体3を有し、本体3の中心には内孔5が形成されている。
図1(b)に示すように、本体3は、実質的に平滑な主表面7a、7bを有している。
主表面7a、7bは、情報を記録再生するための層が形成される面であり、例えば図1(c)に示すように、主表面7a、7bの一方または両方に、下地層18a、磁性層18b、保護層18c、潤滑層18dを設けることにより、ガラス基板1は、磁気記録媒体100となる(少なくとも磁性層18bは記録層として必要)。
また、図1(b)に示すように、本体3は主表面7a、7bに対して直交している内周端面11および外周端面9を有している。
内周端面11および外周端面9は面取されており、それぞれ内周面取面13および外周面取面15が設けられている。
さらに、本体3は表面に化学強化層17が形成されている。
化学強化層17の詳細については後述するが、例えば、ガラス基板1の原料となるガラスのイオンの一部を、よりイオン半径の大きいイオンに置換し、圧縮応力層とした層である。
次に、図2〜図6を参照して、ガラス基板1の製造方法について説明する。
なお、以下の説明では、製造工程中におけるガラスを「ガラス基材1a」と称し、完成品を「ガラス基板1」と称することにする。
まず、図2に示すように、原料となるガラスを円板状に成形してガラス基材1aを製造する(ステップ101)。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの板厚調整のため、主表面7a、7bを研削(第1ラッピング)する(ステップ102)。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの中心に内孔5(図1参照)を形成する(ステップ103)。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの端面のクラックを除去するため、内周端面11および外周端面9の面取を行う(ステップ104)。
なお、面取後に主表面7a、7bを研削(第2ラッピング)する工程を追加してもよい。これにより、内孔5の形成や面取によって生じた凹凸を研削でき、研磨の際の負担を軽減できる。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの内周端面11および外周端面9の研磨、即ち端面研磨を行う(ステップ105)。
ここで、ステップ105の詳細について説明する。
まず、ステップ105における端面研磨に用いられる装置および方法について詳細に説明する。
まず、端面を研磨するための端面研磨装置101の構造について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、端面研磨装置101は、ガラス基材1aの端面を、複数枚が(スペーサ2を介して)積層された積層体4の状態で複数枚を同時に研磨する装置であり、積層体4を固定する固定部122と、積層体4を研磨する研磨体124と、研磨体124を駆動する研磨駆動部118と、研磨液を供給する研磨液供給部141を含んで構成されている。
積層体4は、ガラス基材1aとスペーサ2とを交互に積層したものである。
固定部122は、積層体4を収納する基板ケース130と、基板ケース130に嵌合され、カラー136を介して積層体4を締め付けて固定する締め付けカバー132と、基板ケース130を固定保持し、回動する回転保持台134とを有している。
研磨体124は、積層体4のガラス基材1aに直交し、ガラス基材1aの内孔5の中心軸に一致し、当該研磨体124の回転中心となる回転軸を有し、研磨本体140と、研磨本体140側壁に設けられた複数の研磨布126とを有している。
端面研磨装置101を用いて端面を研磨する場合は、研磨体124(の研磨布126)を積層体4のガラス基材1aの内周端面11および内周面取面13に接触させ、内周端面11と研磨体124との間に研磨液供給部141を用いて研磨液を供給し、研磨体124を、回転軸を中心に方向に回転して、内周端面11および内周面取面13を研磨する。
なお、図3では内周端面11および内周面取面13を研磨する装置のみを開示しているが、外周端面9および外周面取面15を研磨する装置も構成は基本的に同一である。
即ち、積層体4を固定する固定部と、研磨体と、研磨体を回転させる駆動部とを有しており、固定部で積層体4を固定した状態で研磨体を回転させて積層体中のガラス基材1aの外周端面9および外周面取面15を研磨する。
このように、端面研磨装置101は積層体4の状態にてガラス基材1aの端面研磨を行うため、端面研磨前に積層体4を形成する必要がある。
次に、積層体を形成するための積層体形成装置21の構成および動作について、図4〜図11を参照して説明する。
まず、積層体形成装置21の構成について、図4および図5を参照して説明する。
図4に示すように、積層体形成装置21は板状の台座23を有し、台座23上にはガラス基材1aを載置するガラス載置部25とスペーサ2を載置するスペーサ載置部27が設けられ、ガラス載置部25とスペーサ載置部27の間には積層体4が載置される積層体載置部29が設けられている。
ガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29は図4では棒状の形状を有しており、それぞれ、ガラス基材1a、スペーサ2、積層体4の孔を挿入することにより、これらが各載置部に固定される。
なお、各載置部の形状は、ガラス基材1a、スペーサ2、積層体4を固定可能で、かつ後述するガラスチャック47aおよびスペーサチャック47bの動作の邪魔にならない形状であれば、特に棒には限定されない。
また、ガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29は平面状の配置形状が一列になるように等間隔に配列されている。
一方、台座23には、ガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29の配置形状が形成する列に平行になるようにして、板状の側壁31が設けられている。
側壁31には支持部33a、33bを介して当該列に平行にレール35が設けられている。
レール35には第1の移動手段としての第1アクチュエータ37が設けられており、第1アクチュエータ37はレール35に沿って図4のB1、B2の向きに移動可能である。
さらに、第1アクチュエータ37には、レール35に直交するようにしてレール39a、39bが設けられており、レール39a、39bには第2の移動手段としての第2アクチュエータ41が設けられている。第2アクチュエータ41は、レール39a、39bに沿って図4のC1、C2の向きに移動可能である。
なお、第1アクチュエータ37と第2アクチュエータ41で形成手段を構成している。
また、第2アクチュエータ41にはレール39a、39bに平行にレール43a、43bが設けられており、レール43aの下端にはガラス基材1aをチャックするガラスチャック47aがガラス基材チャック手段として設けられている。レール43bの下端にはスペーサ2をチャックするスペーサチャック47bがスペーサチャック手段として設けられている。
ガラスチャック47aとスペーサチャック47bのチャック方式は特に限定されないが、図4では吸着する方式を採用している。
ガラスチャック47aとスペーサチャック47bはレール43a、43bには固定されておらず、C1、C2の向きに自由に移動可能である。ただし、通常は自重で上端が第2アクチュエータ41と接触するように位置しているため、落下しないように、上端にはストッパ45a、45bが設けられている。
なお、第1アクチュエータ37および第2アクチュエータ41の駆動方式は、特に制限されず、空圧、油圧、電動等、種々の方式を用いることができる。
また、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bにはそれぞれガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29の形状に対応した孔48a、48bが設けられており、孔48a、48bの間隔と、ガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29の間隔が等しくなるように、等間隔に設けられている。
さらに、図5に示すように、積層体形成装置21はコンピュータ等で構成された制御部49を有し、制御部49は第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ41、ガラスチャック47a、スペーサチャック47bに接続され、後述するように、これらの駆動を制御している。
また、制御部49は、第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ41、ガラスチャック47a、スペーサチャック47bの駆動を制御するための制御手段(制御プログラム)として、プログラム(a)〜プログラム(g)を有している。これらの役割は後述する。
次に、積層体形成装置21を用いた積層体4の形成方法について、図4〜図11を参照して説明する。
なお、以下の説明では、図4に示すように、積層体4の最上面にスペーサ2が載置され、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bは何もチャックしていない状態からの各部材の動作について説明する。
まず、図4に示すように、制御部49はプログラム(a)を用いて第1アクチュエータ37を図4のB1、B2の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bがそれぞれガラス載置部25と積層体載置部29の上方に配置されるように移動させる。
次に、図6に示すように、制御部49はプログラム(b)を用いて第2アクチュエータ41を図6のC1の向きに移動させ(即ち、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bをガラス載置部25と積層体載置部29に向かって移動させ)、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bがそれぞれガラス載置部25のガラス基材1aと積層体載置部29の積層体4と接触するように移動させる。
なお、レール43a、43bは固定されていないため、ガラス載置部25のガラス基材1aと積層体載置部29の積層体4の高さが異なる場合であっても、それぞれの高さに対応した位置にガラスチャック47aとスペーサチャック47bを配置することができる(図6参照)。
このとき、制御部49はプログラム(b)を用いてガラスチャック47aでガラス載置部25のガラス基材1aのうち、最上面のガラス基材1aをチャックする。
次に、図7に示すように、制御部49はプログラム(c)を用いて第2アクチュエータ41を図7のC2の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bをガラス載置部25と積層体載置部29から離れるように移動させる。
次に、図8に示すように、制御部49はプログラム(d)を用いて第1アクチュエータ37を図8のB1の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bがそれぞれ積層体載置部29とスペーサ載置部27の上方に配置されるように移動させる。
次に、図9に示すように、制御部49はプログラム(e)を用いて第2アクチュエータ41を図9のC1の向きに移動させ(即ち、積層体載置部29とスペーサ載置部27に向かって移動させ)、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bがそれぞれ積層体載置部29の積層体4とスペーサ載置部27のスペーサ2と接触するように移動させる。
なお、レール43a、43bは固定されていないため、積層体載置部29の積層体4とスペーサ載置部27のスペーサ2の高さが異なる場合であっても、それぞれの高さに対応した位置にガラスチャック47aとスペーサチャック47bを配置することができる(図9参照)。
このとき、制御部49はプログラム(e)を用いてガラスチャック47aのガラス基材1aをデチャックし、ガラス基材1aを積層体4のスペーサ2上に載置する。
また、制御部49はプログラム(e)を制御して、スペーサチャック47bを用い、スペーサ載置部27のスペーサ2のうち、最上面のスペーサ2をチャックする。
次に、図10に示すように、制御部49はプログラム(f)を用いて第2アクチュエータ41を図10のC2の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bをガラス載置部25と積層体載置部29から離れるように移動させる。
以下はプログラム(g)を用いて、プログラム(a)〜プログラム(f)を繰り返して実行し、あらかじめ定められた枚数だけガラス基材1aが積層されるまで上記した動作を繰り返す。
即ち、図11に示すように、制御部49はプログラム(a)を用いて第1アクチュエータ37を図11のB2の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bがそれぞれガラス載置部25と積層体載置部29の上方に配置されるように移動させる。
次に、図6に示すように、制御部49はプログラム(b)を用いて第2アクチュエータ41を図6のC1の向きに移動させ、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bをそれぞれガラス載置部25のガラス基材1aと積層体載置部29の積層体4と接触させ、ガラスチャック47aでガラス載置部25のガラス基材1aのうち、最上面のガラス基材1aをチャックするとともに、スペーサチャック47bのスペーサ2をデチャックし、スペーサ2を積層体4のスペーサ2上に載置する。以下の動作は記載が重複するため省略する。
このように、積層体形成装置21は第1アクチュエータ37と第2アクチュエータ41を用いてガラスチャック47aとスペーサチャック47bを左右(B2、B1)上下(C2、C1)に移動させ、交互にガラス基材1aとスペーサ2をチャックして積層する構造としている。
そのため、従来は手作業で行っていた積層体4の形成を自動化できる。
また、積層体形成装置21は、第1アクチュエータ37と第2アクチュエータ41を用いてガラスチャック47aとスペーサチャック47bを同時に移動させて積層体4を形成している。
そのため、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bを独立駆動させる場合と比べてアクチュエータの数を減らすことができ、また制御プログラムも簡略化できる。
以上がステップ105の詳細である。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aに化学強化を行い、化学強化層17を形成する(ステップ106)。
具体的には、化学強化液にガラス基材1aを浸漬し、化学強化液に含まれているイオンと、ガラス基材1aに含まれているイオンとをイオン交換する。
この際、ガラス基材1aに含まれているイオンよりもイオン半径が大きいイオンとイオン交換が生じることにより、化学強化層17は圧縮応力層となり、ガラス基材1aの表面の強度が上昇する。
次に、化学強化が終わると、ガラス基材1aを洗浄して表面の化学強化液を除去した後、図2に示すように、ガラス基材1aの主表面7a、7bの平坦度と表面粗さを調整する(実質的に平滑にする)ため、主表面7a、7bを研磨する(ステップ107)。
なお、研磨は2段階に分けて行っても良い。
具体的には、例えば、研磨液に含まれる砥粒として、粒径が異なる2種類の砥粒を用い、まず粒径が相対的に大きい砥粒を用いて第1研磨を行い、次に粒径が相対的に小さい砥粒を用いて第2研磨を行う。
研磨が終了すると、図2に示すように、ガラス基材1aを洗浄し、製造中に表面に付着した研磨剤や不純物を除去する(ステップ108)。
具体的にはスクラブ洗浄、超音波洗浄等の物理的な洗浄や、フッ化物、有機酸、過酸化水素、界面活性剤等を用いた薬液洗浄が挙げられる。
最後に、図2に示すように、製品検査(例えば主表面7a、7bの表面粗さやパーティクルの量の検査)を行う(ステップ109)。
具体的には、例えばODT(Optical Defect Tester)やOSA(Optical Surface Analyzer)を用いて欠陥検査を行う。
以上の工程により、ガラス基板1が完成する。
このように、本実施形態によれば、積層体形成装置21はガラス載置部25、スペーサ載置部27、積層体載置部29、第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ41、ガラスチャック47aおよびスペーサチャック47bを有し、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bを用いてガラスチャック47aとスペーサチャック47bを左右(B2、B1)上下(C2、C1)に移動させ、交互にガラス基材1aとスペーサ2をチャックして積層する構造としている。
そのため、従来は手作業で行っていた積層体4の形成を自動化できる。
また、積層体形成装置21は、第1アクチュエータ37と第2アクチュエータ41を用いてガラスチャック47aとスペーサチャック47bを同時に移動させて積層体4を形成している。
そのため、ガラスチャック47aとスペーサチャック47bを独立駆動させる場合と比べてアクチュエータの数を減らすことができ、また制御プログラムも簡略化できる。
上述した実施形態では、本発明を磁気記録媒体用のガラス基板1を製造する製造工程に適用した場合について説明したが、本発明は何らこれに限定されることなく、基板とスペーサを交互に積層する必要がある全ての装置に適用できる。
また、上述した実施形態ではガラス基材1aに化学強化を行っているが、化学強化の代わりにエッチングを行っても良い。
さらに、上述した実施形態ではガラス基材1aに化学強化を行った後に研磨装置21aを用いて研磨を行っているが、研磨装置21aを用いて研磨を行った後に化学強化を行ってもよい。
1……………ガラス基板
1a…………ガラス基材
2……………スペーサ
3……………本体
4……………積層体
5……………内孔
7a…………主表面
17…………化学強化層
18b………磁性層
21…………積層体形成装置
25…………ガラス載置部
27…………スペーサ載置部
29…………積層体載置部
37…………第1アクチュエータ
41…………第2アクチュエータ
47a………ガラスチャック
47b………スペーサチャック
49…………制御部

Claims (11)

  1. ガラス基材が載置されるガラス載置部と、
    スペーサが載置されるスペーサ載置部と、
    前記ガラス載置部と前記スペーサ載置部の間に設けられ、前記ガラス基材と前記スペーサが交互に積層された積層体を載置する積層体載置部と、
    前記ガラス基材をチャックして前記積層体載置部に載置するガラス基材チャック手段と、
    前記スペーサをチャックして前記積層体載置部に載置するスペーサチャック手段と、
    前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段とが交互に前記ガラス基材と前記スペーサを前記積層体載置部に載置することにより前記積層体を形成可能な形成手段と、
    を有することを特徴とする積層体形成装置。
  2. 前記ガラス基材チャック手段および/または前記スペーサチャック手段は、前記ガラス基材チャック手段および/または前記スペーサチャック手段を吸着する手段を有することを特徴とする請求項1記載の積層体形成装置。
  3. 前記スペーサ載置部、前記積層体載置部、前記ガラス基材チャック手段、前記スペーサチャック手段は平面状の配置形状が一列になるように配置されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の積層体形成装置。
  4. 前記ガラス載置部と前記積層体載置部、および、前記積層体載置部と前記スペーサ載置部は、それぞれ等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1記載の積層体形成装置。
  5. 前記形成手段は、
    前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段を、前記ガラス載置部、前記積層体載置部、前記スペーサ載置部のうち2つの上方に、一体となって移動させる第1の移動手段と、
    前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段を、前記ガラス載置部、前記積層体載置部、前記スペーサ載置部のうち2つに向けて一体となって移動させる第2の移動手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の積層体形成装置。
  6. 前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部の上方に移動させる制御手段(a)と、
    前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材チャック手段を用いて前記ガラス基材をチャックする制御手段(b)と、
    前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部から離れる方向に向けて移動させる制御手段(c)と、
    前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部の上方に移動させる制御手段(d)と、
    前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材を前記積層体載置部に載置し、かつ前記スペーサチャック手段を用いて前記スペーサをチャックする制御手段(e)と、
    前記第1の移動手段を用いて、前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記積層体載置部および前記スペーサ載置部から離れる方向に向けて移動させる制御手段(f)と、
    前記制御手段(a)〜(f)をこの順番で繰り返す制御手段(g)と、
    を有することを特徴とする請求項5記載の積層体形成装置。
  7. 前記制御手段(b)は、前記スペーサチャック手段が前記スペーサをチャックした状態では、前記第2の移動手段を用いて前記ガラス基材チャック手段と前記スペーサチャック手段をそれぞれ前記ガラス基材載置部および前記積層体載置部に向けて移動させ、前記ガラス基材チャック手段を用いて前記ガラス基材をチャックするとともに、前記スペーサを前記積層体載置部に載置する手段であることを特徴とする請求項6記載の積層体形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の積層体形成装置を用いたことを特徴とする積層体形成方法。
  9. 請求項8記載の積層体形成方法を工程に含むことを特徴とするガラス基板の製造方法。
  10. 請求項9記載のガラス基板の製造方法により製造されたことを特徴とするガラス基板。
  11. 請求項10記載のガラス基板と、
    前記磁気ディスク用基板の表面に設けられた下地層、磁性層、保護層、潤滑層を有することを特徴とする磁気記録媒体。
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