JP5399115B2 - 研磨装置、ガラス基材の研磨方法及びガラス基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は研磨装置、ガラス基材の研磨方法、ガラス基板の製造方法、ガラス基板、および磁気記録媒体に関するものである。
近年、情報化技術の高度化に伴い、情報記録技術、特に磁気記録技術は著しく進歩している。
このような磁気記録技術のひとつであるHDD(ハードディスクドライブ)等の磁気記録媒体用基板としては、かつてはアルミニウム基板が広く用いられてきた。
しかしながら、磁気ディスクの小型化、薄板化、および高密度記録化に伴い、近年は、アルミニウム基板に比べ基板表面の平坦性及び基板強度に優れたガラス基板の需要が高まっている。
ガラス基板は、従来、例えば、特許文献1の段落〔0004〕に示すように、ガラスを円盤状に形成して研削(粗研磨)により厚さ調整を行い、面取りを行った後に、端面および主表面を研磨し、その後に耐衝撃性や耐振動性を向上させるための化学強化処理を施すことにより製造されていた(特許文献1)。
ここで、研削(粗研磨)や研磨に用いられる装置としては、例えば遊星歯車機構を用いたものがある。
具体的には、例えば特許文献2では、段落〔0003〕〔0004〕に、太陽歯車と、その外方に同心円状に太陽歯車を囲むように配置される内歯歯車と、太陽歯車および内歯歯車にかみ合い、被研磨物を保持するキャリアと、キャリアを挟持する上下定盤を有し、キャリアを自転および公転させつつ、研磨液をキャリアに供給して研磨を行う研磨装置が開示されている(特許文献2)。
一方、特許文献2では研磨液として、研磨粒を液体中に分散させたものを用いているため、研磨液中の研磨粒が装置内部の種々の部分に付着する場合がある。
この場合、装置内部が汚染されるため、清掃に手間がかかることや、装置内の各部材間の隙間に入り込んだ研磨粒が、動作の邪魔になったりする場合がある。
また、研磨液を循環して利用する場合は、装置に研磨粒が付着すると徐々に研磨液中の研磨粒の濃度が低下するため、一定条件にて研磨ができなくなるという問題がある。
そのため、研磨装置には、研磨粒が研磨液から分離しないように、スムーズに研磨液を排出、循環させる構造が求められている。
そこで、本出願人は先に、研磨液を排出するための構造として、研磨装置の下定盤の内周面に、周溝を有するフランジを設け、さらに定盤内部に貫通孔を設けて、周溝から貫通孔を通して研磨液を排出する構造を提案している(特許文献3)。
特開2000−076652号公報 特開2002−066910号公報 特開2009−006423号公報
特許文献3のような構造は、研磨粒が研磨装置内部を汚染することなく、研磨液を装置内からスムーズに排出可能であるという点では優秀な発明である。
しかしながら、特許文献3のような構造は下定盤の構造が複雑であり、かつ下定盤に貫通孔の形成等の特別な加工が必要となるため、より簡易に研磨液を排出可能な構造があれば、より好ましい。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構造にて研磨液を効率よく排出可能な研磨装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)太陽歯車と、前記太陽歯車を囲むように設けられた環状の内歯歯車と、被研磨物を収納する収納部を有し、前記内歯歯車と前記太陽歯車とかみ合い、自転および公転するように設けられたキャリアと、前記キャリアを挟み込むように設けられた上定盤および下定盤と、前記キャリアと前記上下定盤の間に研磨液を供給する供給手段と、前記下定盤の内周の下部に設けられ、研磨液が流入する環状の第1の溝部と、前記下定盤の下部に、前記第1の溝部から前記内歯歯車に向けて設けられ、前記第1の溝部から研磨液が流入する配管と、前記下定盤の外周の下部および前記配管の一端の下部に設けられ、研磨液が流入する第2の溝部と、を有することを特徴とする研磨装置。
(構成2)前記太陽歯車および前記下定盤を保持する第1の保持部を有し、前記第1の溝部は前記第1の保持部に設けられていることを特徴とする構成1記載の研磨装置。
(構成3)前記内歯歯車を保持する第2の保持部を有し、
前記第2の溝部は前記第2の保持部に設けられていることを特徴とする構成1記載の研磨装置。
(構成4)前記第2の溝部に設けられ、前記研磨液を前記供給手段に排出する排出手段を有することを特徴とする構成1記載の研磨装置。
(構成5)前記上定盤および前記下定盤の、前記キャリアと対向する面に設けられた研磨パッドを有することを特徴とする構成1〜4のいずれかに記載の研磨装置。
(構成6)構成1〜5のいずれかに記載の研磨装置を用い、前記被研磨物としてガラス基材を研磨することを特徴とするガラス基材の研磨方法。
(構成7)構成6記載の研磨方法を工程に有することを特徴とするガラス基板の製造方法。
(構成8)構成7記載のガラス基板の製造方法により製造されたことを特徴とするガラス基板。
(構成9)構成8記載のガラス基板と、前記ガラス基板の主表面に設けられた下地膜、磁性層、保護層、潤滑層と、を有することを特徴とする磁気記録媒体。
本発明によれば、簡易な構造にて研磨液を効率よく排出可能な研磨装置を提供することができる。
図1(a)はガラス基板1の平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は磁気記録媒体100を示す断面図である。 ガラス基板1の製造方法を示すフローチャートである。 図3(a)は粗研磨装置21の断面図(一部側面図)であって、図3(b)は、図3(a)の太陽歯車23、内歯歯車25、キャリア27および下定盤31を示す平面図である。 図3(a)の部分斜視図であって、上定盤29、下定盤31およびキャリア27は図示を省略している。 図3(a)の右半分の拡大図であって、輸送管34および貯蔵部41は図示を省略している。 粗研磨を行う際の粗研磨装置21を示す断面図である。 研磨装置21aを示す断面図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る粗研磨装置21および研磨装置21aで研磨することにより形成されるガラス基板1の構造について簡単に説明する。
図1(a)に示すように、ガラス基板1は、円板形状を有する本体3を有し、本体3の中心には内孔5が形成されている。
図1(b)に示すように、本体3は、後述する粗研磨装置21および研磨装置21aで研磨された実質的に平滑な主表面7a、7bを有している。
主表面7a、7bは、情報を記録再生するための層が形成される面であり、例えば図1(c)に示すように、主表面7a、7bの一方または両方に、下地層18a、磁性層18b、保護層18c、潤滑層18dを設けることにより、ガラス基板1は、磁気記録媒体100となる(少なくとも磁性層18bは記録層として必要)。
また、図1(b)に示すように、本体3は主表面7a、7bに対して直交している内周端面11および外周端面9を有している。
内周端面11および外周端面9は面取されており、それぞれ内周面取面13および外周面取面15が設けられている。
さらに、本体3は表面に化学強化層17が形成されている。
化学強化層17は、例えば、ガラス基板1の原料となるガラスのイオンの一部を、よりイオン半径の大きいイオンに置換し、圧縮応力層とした層である。
次に、図2〜図7を参照して、ガラス基板1の製造方法について説明する。
なお、以下の説明では、製造工程中におけるガラスを「ガラス基材1a」と称し、完成品を「ガラス基板1」と称することにする。
まず、図2に示すように、原料となるガラスを円板状に成形してガラス基材1aを製造する(ステップ101)。
原料となるガラスとしては例えばフロート法、ダウンドロー法、リドロー法又はプレス法で製造されたソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス、ボロシリケートガラス、結晶化ガラス等が挙げられる。
なお、以下の実施形態ではプレス法で製造されたガラスを例に説明する。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの板厚調整のため、粗研磨装置21を用いて主表面7a、7bを粗研磨(研削、第1ラッピング)する(ステップ102)。
ここで、ステップ102の詳細について説明する。
まず、粗研磨に用いる粗研磨装置21の構造について図3〜図5を参照して説明する。
図3〜図5に示すように、粗研磨装置21は、太陽歯車23と、太陽歯車23を囲むように同心円状に配置される内歯歯車25と、太陽歯車23及び内歯歯車25にかみ合い、太陽歯車23や内歯歯車25の回転に応じて公転及び自転するキャリア27を有している。
キャリア27は被研磨物としてのガラス基材1aを保持する部材であり、ガラス基材1aを保持するための孔部27aを有している。
また、粗研磨装置21は、キャリア27を挟持可能な上定盤29及び下定盤31と、上定盤29に設けられ、上定盤29と下定盤31との間に研磨液を供給する研磨液供給部33とを備えている。研磨液供給部33は輸送管34を介して、研磨液が貯蔵された貯蔵部41に連結されている。
さらに、粗研磨装置21は、太陽歯車23および下定盤31を保持する保持部35を第1の保持部として有している。保持部35は、円錐形の部材であり、中央に太陽歯車23が設けられており、さらに、中央から放射状に設けられ、下定盤31を保持する板状の下定盤保持部35aを有している。
さらに、粗研磨装置21は、内歯歯車25および保持部35を保持する保持部37を第2の保持部として有している。
また、粗研磨装置21は、下定盤31の内周の下部に設けられ、研磨液が流入する環状の第1の溝部43を有している。第1の溝部43は保持部35に設けられている。
第1の溝部43の底面の一部は開口部45を形成しており、開口部45には、第1の溝部43から研磨液が流入する配管47が連結されている。
配管47は下定盤31の下部に、第1の溝部43から内歯歯車25に向けて伸びるように設けられている。
また、粗研磨装置21は、下定盤31の外周の下部および配管47の一端(第1の溝部43と連結されてない側)の下部に設けられ、研磨液が流入する第2の溝部49を有している。第2の溝部49は、保持部37に設けられている。
さらに、第2の溝部49には、外側に突き出された管57が排出手段として連結され、管57の外側端部の下部には研磨液が流入する第3の溝部59が設けられている。
第3の溝部59には輸送管61が設けられ、輸送管61は貯蔵部41に連結されている。なお、管57に直接輸送管61を設けてもよい。
次に、粗研磨の方法について図3および図6を参照して説明する。
粗研磨の際は、まずキャリア27の孔部27aにガラス基材1aを収納して上定盤29及び下定盤31とで挟持する。
次に、研磨液を貯蔵部41から輸送管34および研磨液供給部33を介して上定盤29及び下定盤31とガラス基材1aとの間に供給しながら(図6の矢印D参照)、太陽歯車23を例えば図3(b)のA1の向きに回転させる(なお、内歯歯車25を回転させてもよい)。
すると、キャリア27は太陽歯車23または内歯歯車25の回転に応じて公転(図3(b)のB1の向きの回転)及び自転(図3(b)のC1の向きの回転)することにより、ガラス基材1aの上下両面(主表面7a、7b)が研磨液によって、粗研磨される。
なお、研磨液は、例えば、アルミナ等の研磨粒53を水等の液体55に分散させてスラリーとしたものが用いられる。
ここで、研磨に用いられた(使用済みの)研磨液は、下定盤31の内外周端から流れ落ちるが、内周端から流れ落ちた研磨液は、第1の溝部43内に収容され(図6の矢印I参照)、開口部45から配管47を流れて(図6の矢印F参照)配管47の端部から流れ落ち、第2の溝部49に収容される。
第2の溝部49に収容された研磨液は、管57を介して第3の溝部59に流れ落ち(図6の矢印G参照)、輸送管61を介して貯蔵部41に戻される(図6の矢印H参照)。即ち、研磨液は循環して使用される。
一方、下定盤31の外周端から流れ落ちた研磨液は、第2の溝部49に流れ落ち(図6の矢印C参照)、管57を介して第3の溝部59に流れ落ち、輸送管61を介して貯蔵部41に戻される。
このように、粗研磨装置21は、使用済みの研磨液が第1の溝部43、配管47、第2の溝部49を通って排出されるように構成されている。
そのため、研磨液の流動がスムーズであり、研磨液から研磨粒53が分離して装置内に付着するのを低減できる。
また、第1の溝部43、配管47、第2の溝部49は他の部材とは独立した部材であり、既存の研磨装置に容易に取り付けることができる。
そのため、別途定盤の加工等を要さずに研磨液の流路を形成可能である。
以上が、ステップ102の詳細である。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの中心に内孔5(図1参照)を形成する(ステップ103)。
内孔5の形成は、例えばコアドリルを用いて行う。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの端面のクラックを除去するため、内周端面11および外周端面9の面取を行う(ステップ104)。面取は、例えばダイヤモンド砥粒が付着した砥石を用いて行う。
なお、面取後に主表面7a、7bを再度、粗研磨装置21を用いて粗研磨(第2ラッピング)を行う工程を追加してもよい。これにより、内孔5の形成や面取によって生じた凹凸を研削でき、研磨の際の負担を軽減できる。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aの内周端面11および外周端面9の研磨、即ち端面研磨を行う(ステップ105)。
端面研磨は例えば回転ブラシを用いて行う。
次に、図2に示すように、ガラス基材1aに化学強化を行い、化学強化層17を形成する(ステップ106)。
具体的には、ガラス基材1aを、例えば硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸銀等をそれぞれ単独、あるいは少なくとも2種を混合した化学強化液に浸漬し、化学強化液に含まれているイオンと、ガラス基材1aに含まれているイオンとがイオン交換する。
この際、ガラス基材1aに含まれているイオンよりもイオン半径が大きいイオンとイオン交換が生じることにより、化学強化層17は圧縮応力層となり、ガラス基材1aの表面の強度が上昇する。
次に、化学強化が終わると、ガラス基材1aを洗浄して表面の化学強化液を除去した後、図2に示すように、ガラス基材1aの主表面7a、7bの平坦度と表面粗さを調整する(実質的に平滑にする)ため、主表面7a、7bを研磨する(ステップ107)。
ここで、研磨に用いる研磨装置21aの構造について図7を参照して説明する。
研磨装置21aの構造は、粗研磨装置21と同様であるが、図7に示すように、上定盤29及び下定盤31に研磨パッド33aが貼り付けられている。
研磨装置21aは、研磨加工時には、キャリア27に保持されたガラス基材1aを上定盤29及び下定盤31とで挟持し、研磨パッド33aとガラス基材1aとの間に研磨液を供給しながら、太陽歯車23や内歯歯車25の回転に応じてキャリア27が公転及び自転することにより、ガラス基材1aの上下両面(主表面7a、7b)が研磨加工される。
研磨装置21aも、粗研磨装置21と同様に、第1の溝部43、配管47、第2の溝部49を有し、使用済みの研磨液が第1の溝部43、配管47、第2の溝部49を通って排出されるように構成されている。
そのため、研磨液の流動がスムーズであり、研磨液から研磨粒53が分離して装置内に付着するのを低減できる。
また、研磨は2段階に分けて行っても良い。
具体的には、例えば、研磨液に含まれる砥粒として、粒径が異なる2種類の砥粒を用い、まず粒径が相対的に大きい砥粒を用いて第1研磨を行い、次に粒径が相対的に小さい砥粒を用いて第2研磨を行う。
以上がステップ107の詳細である。
研磨が終了すると、図2に示すように、ガラス基材1aを洗浄し、製造中に表面に付着した研磨液や不純物を除去する(ステップ108)。
具体的にはスクラブ洗浄、超音波洗浄等の物理的な洗浄や、フッ化物、有機酸、過酸化水素、界面活性剤等を用いた薬液洗浄が挙げられる。
最後に、図2に示すように、製品検査(例えば主表面7a、7bの表面粗さやパーティクルの量の検査)を行う(ステップ109)。
具体的には、例えばODT(Optical Defect Tester)やOSA(Optical Surface Analyzer)を用いて欠陥検査を行う。
以上の工程により、ガラス基板1が完成する。
このように、本実施形態に係る粗研磨装置21および研磨装置21aは、太陽歯車、内歯歯車25、キャリア27、上定盤29、下定盤31、第1の溝部43、配管47、第2の溝部49を有し、使用済みの研磨液が第1の溝部43、配管47、第2の溝部49を通って排出されるように構成されている。
そのため、研磨液の流動がスムーズであり、研磨液から研磨粒53が分離して装置内に付着するのを低減できる。
また、第1の溝部43、配管47、第2の溝部49は他の部材とは独立した部材であり、既存の研磨装置に容易に取り付けることができる。
そのため、別途定盤の加工等を要さずに研磨液の流路を形成可能である。
上述した実施形態では、本発明を磁気記録媒体用のガラス基板1を製造ための研磨装置に適用した場合について説明したが、本発明は何らこれに限定されることなく、遊星歯車方式にて研磨を行う必要がある全ての被研磨物に適用できる。
また、上述した実施形態ではガラス基材1aに化学強化を行っているが、化学強化の代わりにエッチングを行っても良い。
さらに、上述した実施形態ではガラス基材1aに化学強化を行った後に研磨装置21aを用いて研磨を行っているが、研磨装置21aを用いて研磨を行った後に化学強化を行ってもよい。
1……………ガラス基板
1a…………ガラス基材
3……………本体
5……………内孔
7a…………主表面
17…………化学強化層
18b………磁性層
21…………粗研磨装置
21a………研磨装置
23…………太陽歯車
25…………内歯歯車
27…………キャリア
27a………孔部
29…………上定盤
31…………下定盤
33…………研磨液供給部
33a………研磨パッド
34…………輸送管
35…………保持部
37…………保持部
41…………貯蔵部
43…………第1の溝部
45…………開口部
47…………配管
49…………第2の溝部
57…………管
59…………第3の溝部
61…………輸送管

Claims (7)

  1. 太陽歯車と、
    前記太陽歯車を囲むように設けられた環状の内歯歯車と、
    被研磨物を収納する収納部を有し、前記内歯歯車と前記太陽歯車とかみ合い、自転および公転するように設けられたキャリアと、
    前記キャリアを挟み込むように設けられた上定盤および下定盤と、
    前記キャリアと前記上定盤および前記下定盤の間に研磨液を供給する供給手段と、
    前記下定盤の内周の下部に設けられ、研磨液が流入する環状の第1の溝部と、
    前記下定盤の下部に、前記第1の溝部から前記内歯歯車に向けて設けられ、前記第1の溝部から研磨液が流入する配管と、
    前記下定盤の外周の下部および前記配管の一端の下部に設けられ、研磨液が流入する第2の溝部と、
    を有することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記太陽歯車および前記下定盤を保持する第1の保持部を有し、
    前記第1の溝部は前記第1の保持部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
  3. 前記内歯歯車を保持する第2の保持部を有し、
    前記第2の溝部は前記第2の保持部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
  4. 前記第2の溝部に設けられ、前記研磨液を前記供給手段に排出する排出手段を有することを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
  5. 前記上定盤および前記下定盤の、前記キャリアと対向する面に設けられた研磨パッドを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の研磨装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の研磨装置を用い、前記被研磨物としてガラス基材を研磨することを特徴とするガラス基材の研磨方法。
  7. 請求項6記載の研磨方法を工程に有することを特徴とするガラス基板の製造方法。
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