JP2010237876A - 乗換案内提供装置、乗換案内提供方法、乗換案内提供プログラム - Google Patents

乗換案内提供装置、乗換案内提供方法、乗換案内提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力することなく、乗換案内を利用者に提供可能とする。
【解決手段】乗換案内提供装置は、交通機関の乗車に用いられる記憶媒体の識別情報ごとに、記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部を備える。また、乗換案内提供装置は、駅に設置された記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用されると、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを記憶媒体読取端末から取得する。そして、乗換案内提供装置は、取得した識別情報を検索キーとして記憶部から使用履歴を取得し、使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する。そして、乗換案内提供装置は、駅情報によって識別される使用駅から予測した降車駅までの乗換案内情報を、利用者によって利用される端末に提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗換案内提供装置、乗換案内提供方法、乗換案内提供プログラムに関する。
従来より、鉄道やバスなどの交通機関を利用して目的地に行くための乗換案内を提供する案内技術が知られている。例えば、案内技術を実行するサーバは、乗車駅と降車駅とが利用者によって入力されると、入力された乗車駅から降車駅までの乗換案内情報を利用者に提供する。
なお、近年、バスや鉄道などの交通機関を利用するための乗車券としてIC(Integrated Circuit)カードが用いられており、例えば、乗車券として用いられるICカードに電子ペーパーを搭載し、サーバが、降車駅周辺にある施設に関する情報をICカードに送信する技術が開示されている。また、その他、例えば、現在地に関する情報を電子メールで利用者に配信する技術や、車の運転者に対して目的地への行き方を提供する技術が知られている。
特開2007−304668号公報 特開2004−45413号公報 国際公開第2002/041180号 特開平10−24849号公報
しかしながら、上記した従来の案内技術では、乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力しなければならず、利用者に入力する手間がかかっていたという課題があった。例えば、案内技術を実行するサーバは、乗車駅や降車駅が利用者によって入力されなければ、乗換案内情報を提供できなかった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力しなくても乗換案内情報を提供可能な乗換案内提供装置、乗換案内提供方法、乗換案内提供プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する乗換案内提供装置は、一つの態様において、交通機関の乗車に用いられる記憶媒体の識別情報ごとに、当該記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部を備える。また、乗換案内提供装置は、駅に設置された記憶媒体読取端末に対して前記記憶媒体が使用されると、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを当該記憶媒体読取端末から取得する取得部を備える。また、乗換案内提供装置は、前記取得部によって取得された識別情報を検索キーとして前記記憶部から使用履歴を取得し、当該使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する予測部を備える。また、乗換案内提供装置は、前記駅情報によって識別される使用駅から前記予測部によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、前記利用者によって利用される端末に提供する提供部を備える。
本願の開示する乗換案内提供装置の一つの態様によれば、乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力しなくても、乗換案内情報を利用者に提供可能であるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る乗換案内提供装置の概要を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る乗換案内提供装置の構成を説明するためのブロック図である。 図3は、実施例1における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図4は、実施例1における端末情報記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図5は、実施例1における乗車駅履歴を用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。 図6は、実施例1における乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図7は、実施例2における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図8は、実施例2における購入履歴を用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である 図9は、実施例3における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図10は、実施例3における乗車駅履歴と改札口履歴との組み合わせを用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。 図11は、実施例4における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図12は、実施例4における乗車駅履歴と使用駅履歴との組み合わせを用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。 図13は、実施例5に係る乗換案内提供装置の概要を説明するための図である。 図14は、実施例5に係る乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図15は、実施例6に係る乗換案内提供装置の構成を説明するためのブロック図である。 図16は、実施例6に係る区間記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。 図17は、実施例6に係る乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図18は、実施例1に係る乗換案内提供プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示する乗換案内提供装置、乗換案内提供方法、乗換案内提供プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[乗換案内提供装置の概要]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る乗換案内提供装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る乗換案内提供装置の概要を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1に係る乗換案内提供装置は、交通機関の乗車に用いられる記憶媒体の識別情報ごとに、記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部を備える。例えば、記憶部は、識別情報「x001」に対応付けて、降車駅履歴「溜池山王駅」を記憶する。なお、記憶媒体とは、例えば、乗車券として用いられるICカードや磁気カード、ICカードを内蔵する電子機器などであり、例えば、図1に示す例では、Suica(登録商標)やPasmo(登録商標)、ICカードを内蔵する携帯電話などが該当する。
ここで、図1の(1)に示すように、駅に設置された記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用され、例えば、利用者によって、駅の改札口に設けられたICカードリーダに対して使用されたとする。すると、図1の(2)に示すように、実施例1に係る乗換案内提供装置では、取得部が、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを記憶媒体読取端末から取得する。例えば、取得部は、駅の改札口に設けられたICカードリーダから、使用されたICカードの識別情報「x001」と、駅情報「中野駅」とを取得する。
そして、実施例1に係る乗換案内提供装置では、予測部が、取得部によって取得された識別情報を検索キーとして記憶部から使用履歴を取得し、使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する。例えば、予測部は、識別情報「x001」を検索キーとして、降車駅履歴「溜池山王駅」を取得すると、「溜池山王駅」にて利用者が降車すると予測する。
そして、実施例1に係る乗換案内提供装置では、提供部が、使用駅から予測部によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者によって利用される端末に提供する。例えば、提供部は、「中野駅」から「溜池山王駅」までの乗換案内情報を、利用者が利用する携帯電話にメールで送信する。
このようなことから、実施例1に係る乗換案内提供装置は、乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力しなくても乗換案内情報を利用者に提供可能である。その結果、乗換案内を提供する際に、利用者が降車駅や乗車駅を入力する手間を無くすことが可能である。
[乗換案内提供装置の構成]
次に、図2を用いて、図1に示した乗換案内提供装置300の構成について説明する。図2は、実施例1に係る乗換案内提供装置の構成を説明するためのブロック図である。また、図2では、乗換案内提供装置300に加えて、利用者によって利用される利用者端末100と、交通機関の乗車に用いられる記憶媒体を読み取る端末であるICカード読取端末200(記憶媒体読取端末とも称する)とを併せて示した。
利用者端末100は、利用者によって使用される際にICカード読取端末200と一時的に接続され、また、ネットワーク400を介して乗換案内提供装置300と接続される。例えば、利用者端末100は、物理的に接触することでICカード読取端末200と接続され、または、物理的に接触せず無線などを介してICカード読取端末200と接続される。また、例えば、利用者端末100は、無線ネットワークに接続されており、乗換案内提供装置300が無線ネットワークにアクセスすることで、無線ネットワークを介して乗換案内提供装置300と接続される。
図2に示す例では、利用者端末100は、ICカード部101と表示部102とを備える。また、利用者端末100は、利用者によって利用される端末であり、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)などの移動端末などが該当する。
また、ICカード部101(「記憶媒体」とも称する)は、他のICカード部101から自ICカード部101を識別する識別情報を予め記憶し、例えば、識別情報「x001」を記憶する。なお、ICカード部101は、交通機関に乗車するための運賃や、ICカード部101が駅の改札口に設置されたICカード読取端末200に対して使用された場合には、使用された駅を識別する駅情報なども記憶する。
また、ICカード部101は、バスや鉄道などの交通機関の乗車に用いられ、例えば、バスや鉄道などの交通機関を利用者が利用する場合に、利用者によってICカード読取端末200に対して使用される。また、ICカード部101は、ICカード読取端末200に対して使用されると、ICカード読取端末200と一時的と接続され、ICカード読取端末200によって識別情報が取得される。
表示部102は、ネットワーク400を介して乗換案内提供装置300と接続され、具体的には、後述する提供部323と接続される。また、例えば、表示部102は、利用者端末100に備えられたディスプレイを備え、提供部323によって提供された乗換案内情報を利用者に表示する。
ICカード読取端末200は、利用者によってICカード部101が使用される際に、ICカード部101と一時的に接続され、また、ネットワーク400を介して乗換案内提供装置300と接続される。ICカード読取端末200は、駅に設置されたICカードリーダであり、自ICカード読取端末200が設置された駅を識別する駅情報を予め記憶し、例えば、駅情報「中野駅」を記憶する。また、例えば、ICカード読取端末200は、駅の改札口に設置され、利用者が駅構内に乗入る場合や、駅構内から出る場合などに使用される。
また、ICカード読取端末200は、ICカード部101と一時的に接続されると、接続されたICカード部101の識別情報を読み取り、例えば、識別情報「x001」を読み取る。そして、ICカード読取端末200は、読み取った識別情報と、自ICカード読取端末200が設置された駅を識別する駅情報とを乗換案内提供装置300に出力し、例えば、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」とを出力する。
乗換案内提供装置300は、ネットワーク400を介してICカード読取端末200と表示部102と接続され、図2に示す例では、記憶部310と制御部320とを備える。また、記憶部310は、制御部320による各種の乗換案内提供処理に用いられるデータを記憶し、図2に示す例では、使用履歴記憶部311と端末情報記憶部312とを備える。
使用履歴記憶部311は、制御部320と接続され、具体的には、後述する取得部321と予測部322と接続される。図3に示すように、使用履歴記憶部311は、記憶媒体の識別情報ごとに、記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する。なお、図3は、実施例1における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。
具体的には、使用履歴記憶部311は、識別情報に対応付けて、ICカード部101が使用された日時を示す「日時」と、使用履歴の種別を示す「履歴種別」と、使用履歴の内容を示す「履歴内容」との対応付けを記憶する。図3に示す例では、使用履歴記憶部311は、識別情報「x001」や「x002」ごとに使用履歴を記憶する。例えば、使用履歴記憶部311は、識別情報「x001」に対応付けて、日時「2009/10/10 12時」と履歴種別「降車駅履歴」と履歴内容「溜池山王駅」との対応付けを記憶する。
また、図3に示す例では、使用履歴記憶部311は、降車駅履歴に加えて、記憶媒体の利用者が過去に乗車した乗車駅を示す乗車駅履歴を併せて記憶する。例えば、識別情報「x001」に対応付けて、日時「2009/10/10 10時」と履歴種別「乗車駅履歴」と履歴内容「中野駅」との対応付けを記憶する。
また、使用履歴記憶部311は、利用者によってICカード部101がICカード読取端末200に対して使用されるごとに、取得部321によって使用履歴が格納され、使用履歴を蓄積する。また、例えば、駅の改札口に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用され、利用者が駅構内に入ると、乗車駅履歴として使用履歴が蓄積される。また、駅の改札口に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用され、利用者が駅構内から出ると、降車駅履歴として使用履歴が蓄積される。
また、使用履歴記憶部311によって記憶された使用履歴は、予測部322による降車駅の予測に用いられる。
図2に戻ると、端末情報記憶部312は、制御部320と接続され、具体的には、後述する提供部323と接続される。また、図4に示すように、端末情報記憶部312は、識別情報ごとに、利用者端末100を識別する端末情報を記憶する。なお、図4は、実施例1における端末情報記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。
端末情報は、提供部323によって乗換案内情報が利用者端末100に提供される際に用いられ、例えば、利用者端末100を一意に識別するメールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレスなどが該当する。図3に示す例では、端末情報記憶部312は、識別情報「x001」に対応付けて、端末情報「x001@mobilephone」を記憶する。また、端末情報記憶部312は、乗換案内提供装置300の管理者や利用者によって、端末情報が予め入力される。
制御部320は、各種の乗換案内提供処理手順を規定したプログラムを記憶するための内部メモリを有し、種々の案内情報提供処理を実行する。また、制御部320は、図2に示す例では、取得部321と予測部322と提供部323とを備える。
取得部321は、ネットワーク400を介してICカード読取端末200と接続され、また、使用履歴記憶部311と予測部322と接続される。また、取得部321は、ICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、使用されたICカード部101の識別情報と、ICカード部101が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とをICカード読取端末200から取得する。例えば、取得部321は、ICカード読取端末200から、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」とを取得する。
また、取得部321は、ICカード読取端末200から識別情報と駅情報とを取得するごとに、識別情報と駅情報とを予測部322に送信し、例えば、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」とを予測部322に送信する。
また、取得部321は、ICカード読取端末200から識別情報と駅情報とを取得するごとに、識別情報と駅情報とを使用履歴記憶部311に格納する。
予測部322は、使用履歴記憶部311と取得部321と提供部323と接続され、また、識別情報と駅情報とを提供部323から受信し、例えば、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」とを受信する。
また、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴記憶部311から使用履歴を取得する。そして、予測部322は、使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する。
例えば、予測部322は、利用者がICカード部101を使用した使用駅にて乗車した場合に降車したことがある降車駅を、降車駅履歴に含まれる降車駅から乗車駅履歴を用いて識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。
図5を用いて、実施例1における予測部322による予測手法の一例についてさらに説明する。なお、図5は、実施例1における乗車駅履歴を用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。図5は、図3を用いて説明した使用履歴記憶部311に記憶された使用履歴を、乗車駅履歴を用いて分類されたものであり、図5に示すように、「乗車駅履歴」に含まれる乗車駅ごとに、利用者が降車した降車駅を対応付けられている。図5に示す例では、乗車駅履歴「中野駅」に降車駅履歴「溜池山王駅」が対応付けられており、「中野駅」から乗車した後に「溜池山王駅」にて降車したことを示している。
例えば、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴記憶部311から使用履歴を取得すると、取得した使用履歴について乗車駅履歴を用いて分類する。そして、例えば、予測部322は、駅情報「中野駅」を受信した場合には、「中野駅」に乗車した後に降車したことがある降車駅を使用履歴記憶部311から識別し、図5に示す例では、「中野駅」に対応付けられる「溜池山王駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「溜池山王駅」にて降車すると予測する。なお、使用履歴記憶部311は、予め分類された状態にて使用履歴を記憶してもよい。
また、予測部322は、取得部321から受信した識別情報と駅情報と、降車すると予測した降車駅を示す駅情報とを提供部323に送信する。例えば、予測部322は、取得部321からから受信した識別情報「x001」と駅情報「中野駅」と、予測結果となる駅情報「溜池山王駅」とを送信する。
提供部323は、ネットワーク400を介して利用者端末100の表示部102と接続され、また、端末情報記憶部312と予測部322と接続される。また、提供部323は、予測部322から識別情報と駅情報と予測結果となる駅情報とを受信し、例えば、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」と、予測結果となる駅情報「溜池山王駅」とを受信する。
また、提供部323は、受信した識別情報に対応する端末情報を端末情報記憶部312から取得し、例えば、予測部322から受信した識別情報「x001」を検索キーとして、端末情報記憶部312から端末情報「x001@mobilephone」を取得する。
また、提供部323は、受信した駅情報によって識別される使用駅から予測部322によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者端末100に提供する。例えば、提供部323は、駅情報「中野駅」と予測結果となる駅情報「溜池山王駅」とを予測部322から受信すると、「中野駅」から「溜池山王駅」までの乗換案内情報を利用者端末100に提供する。具体的な例をあげて説明すると、提供部323は、「中野駅」から「溜池山王駅」までの乗換案内情報を、端末情報記憶部312から取得した端末情報「x001@mobilephone」を用いて、利用者端末100に送信する。
なお、ここで、提供部323が乗換案内情報を取得する手法の一例について簡単に説明する。例えば、提供部323は、乗換案内情報を記憶する乗換案内記憶部を内部に備え、使用駅と予測部322によって予測された降車駅との組み合わせを検索キーとして検索することで、乗換案内情報を取得する。また、例えば、提供部323は、他の乗換案内情報を生成する案内情報システムにアクセスし、使用駅と予測部322によって予測された降車駅との組み合わせを案内情報システムに送信する。その後、提供部323は、案内情報システムから乗換案内情報を取得する。
[実施例1に係る乗換案内提供装置による処理]
次に、図6を用いて、実施例1における乗換案内提供装置300による処理の流れを説明する。図6は、実施例1における乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、ICカードが使用されると(ステップS101肯定)、つまり、駅に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、取得部321は、識別情報と駅情報とを取得する(ステップS102)。つまり、取得部321は、使用されたICカード部101の識別情報と、ICカード部101が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを取得し、例えば、識別情報「x001」と駅情報「中野駅」とを取得する。
そして、予測部322は、使用履歴を用いて降車駅を予測する(ステップS103)。つまり、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして、使用履歴記憶部311から使用履歴を取得し、使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する。例えば、予測部322は、利用者がICカード部101を使用した使用駅にて乗車した場合に降車したことがある降車駅を識別し、例えば、「溜池山王駅」を識別する。そして、予測部322は、識別した「溜池山王駅」で利用者が降車すると予測する。
そして、提供部323は、降車駅への乗換案内情報を提供する(ステップS104)。つまり、提供部323は、使用駅から予測部322によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者端末100に提供し、例えば、「中野駅」から「溜池山王駅」までの乗換案内情報を利用者端末100に送信する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、乗換案内提供装置300では、使用履歴記憶部311が、交通機関の乗車に用いられる識別情報ごとに降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する。また、取得部321は、駅に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、使用されたICカード部101の識別情報と、ICカード部101が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを取得する。そして、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴記憶部311から使用履歴を取得し、使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する。そして、提供部323は、使用駅から予測部によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者端末100に提供する。このような実施例1に係る乗換案内提供装置300によれば、乗車駅や降車駅を利用者が能動的に入力しなくても乗換案内を利用者に提供可能である。また、その結果、乗車駅や降車駅を入力する利用者の手間をなくすことが可能である。
さて、これまで、実施例1では、予測部322が、乗車駅履歴を用いて降車駅を予測する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、利用者が降車駅から降車する前に購入した物品の購入履歴を用いて、降車駅を予測してもよい。
実施例2におけるICカード読取端末200は、駅の売店にも設置され、ICカード部101が、売店にて物品を購入する場合にも使用される。ここで、例えば、利用者は、競馬新聞を購入すると、その後、競馬場の最寄り駅となる「競馬場駅」に行くことが多い場合を例に説明する。この場合、使用履歴記憶部311は、競馬新聞を購入した購入履歴の後に、降車駅履歴「競馬場駅」を多く記憶することになる。このような場合に、実施例2に係る乗換案内提供装置300は、駅の売店に設置されたICカード読取端末200に対して利用者のICカード部101が使用され、競馬新聞が購入されると、「競馬場駅」が降車駅であると予測してもよい。
そこで、以下では、実施例2として、購入履歴を用いて降車駅を予測する手法について説明する。なお、以下では、実施例1に係る乗換案内提供装置300と同様の点については、説明を省略する。
図7に示すように、実施例2における使用履歴記憶部311は、使用履歴として、利用者が降車駅から降車する前に購入した物品についての購入履歴を記憶する。なお、図7は、実施例2における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。図7に示す例では、使用履歴記憶部311は、識別情報「x001」に対応付けて、日時「2009/10/13 9時50分」と履歴種別「購入履歴」と履歴内容「競馬新聞」との対応付けを記憶する。
ここで、図7に示す例では、使用履歴記憶部311は、日時「2009/11/5 9時50分」と履歴種別「乗車駅履歴」と履歴内容「新宿駅」との対応付けと、日時「2009/11/13 9時52分」と履歴種別「購入履歴」と履歴内容「競馬新聞」との対応付けとを記憶する。すなわち、使用履歴記憶部311は、日時「2009/11/5 9時50分」に乗車したという乗車駅履歴を記憶し、乗車後降車前となる日時「2009/11/13 9時52分」に、「競馬新聞」を購入したという購入履歴を記憶する。
また、図7に示す例では、使用履歴記憶部311は、日時「2009/10/13 9時50分」と履歴種別「購入履歴」と履歴内容「競馬新聞」との対応付けと、日時「2009/10/13 9時52分」と履歴種別「乗車駅履歴」と履歴内容「中野駅」との対応付けとを記憶する。すなわち、使用履歴記憶部311は、日時「2009/10/13 9時50分」に「競馬新聞」を購入したという購入履歴を記憶し、購入後降車前にとなる日時「2009/10/13 9時52分」に、乗車駅履歴を記憶する。
なお、図7に示す例では、購入履歴として、競馬新聞を購入したことを示す購入履歴のみが記載されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の物品についての購入履歴も含まれる。
そして、実施例2における取得部321は、利用者による物品購入時にICカード部101がICカード読取端末200に対して使用されると、識別情報と駅情報とに加えて、利用者によって購入された物品を識別する物品情報をさらに取得する。例えば、利用者によって競馬新聞が購入された場合には、取得部321は、識別情報と駅情報とに加えて、物品情報「競馬新聞」をさらに取得する。そして、識別情報と駅情報とに加えて、さらに、取得した物品情報「競馬新聞」を予測部322に送信する。
また、取得部321は、取得した物品情報について、購入履歴を使用履歴記憶部311に格納し、例えば、購入履歴「競馬新聞」を格納する。
そして、予測部322は、取得部321から物品情報をさらに受信すると、使用履歴に含まれる降車駅履歴に含まれる降車駅の内、取得部321によって取得された物品情報に対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。
図8を用いて、実施例2における実施例2における予測部による予測手法についてさらに説明する。図8は、実施例2における購入履歴を用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。図8は、図7を用いて説明した使用履歴記憶部311に記憶された使用履歴を、購入履歴を用いて分類されたものであり、図8に示すように、「購入履歴」に含まれる購入物品ごとに、利用者が降車した降車駅が対応付けられている。図8に示す例では、購入履歴「競馬新聞」に降車駅履歴「競馬場駅」が対応付けられており、競馬新聞を購入した後に競馬新聞にて降車したことを示している。
例えば、予測部322は、物品情報「競馬新聞」を受信すると、「競馬新聞」を購入した後に降車したことがある降車駅を使用履歴記憶部311から識別し、図8に示す例では、「競馬場駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「競馬場駅」にて降車すると予測する。
例えば、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴記憶部311から使用履歴を取得すると、物品履歴を用いて分類する。そして、例えば、予測部322は、物品情報「競馬新聞」を受信した場合には、「競馬新聞」を購入した後に降車したことがある降車駅を使用履歴記憶部311から識別し、図5に示す例では、「競馬新聞」に対応付けられる「競馬場駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「競馬新聞」にて降車すると予測する。
その後、例えば、提供部323は、「競馬場駅」までの乗換案内情報を利用者端末100に提供する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、使用履歴記憶部311は、利用者が降車駅から降車する前に購入した物品を識別する物品情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶する。また、取得部321は、ICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されることで利用者によって物品が購入されると、識別情報と駅情報に加えて、利用者によって購入された物品を識別する物品情報をさらに取得する。そして、予測部322は、使用履歴に含まれる降車駅履歴に含まれる降車駅の内、取得部321によって取得された物品情報に対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。この結果、利用者の購入履歴に基づいて降車駅を予測することが可能である。
また、実施例2によれば、購入履歴に基づいて降車駅を予測し、乗換案内情報を利用者端末100に提供できるので、個人個人の趣味や趣向を反映する購入履歴に基づいた予測が可能である。
また、例えば、乗車改札口の外にある店舗にてICカード部101が使用された場合であっても乗換案内情報を提供でき、例えば、乗車改札口にて使用される前に、つまり駅構内に入る前であっても、乗換案内情報を提供可能である。その結果、例えば、利用者は、乗換案内情報に含まれる発車時刻を確認することで、乗車改札口から駅構内に入るタイミングを確認することが可能である。
さて、これまで、実施例1〜2では、乗車駅履歴や購入履歴を用いて降車駅を予測する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、利用者が降車した改札口の履歴を示す改札口履歴をさらに用いて降車駅を予測してもよい。
例えば、駅には、複数の改札口が設けられ、複数ある路線を利用可能なものがあり、このような駅では、改札口ごとに、複数ある路線に対応する乗り場各々への距離や移動のしやすさが異なる。例えば、「中野駅」には、南口改札口と北口改札口とがあり、総武線と中央線という異なる路線が乗り入れている。また、南口改札口からは、中央線の乗り場と比較して総武線の乗り場に行きやすく、北口改札口からは、総武線の乗り場と比較して中央線の乗り場に行きやすい。
この結果、例えば、「中野駅」の北口改札口を利用する場合には、中央線を利用することが多くなる。また、例えば、「中野駅」の南口改札口を利用する場合には、総武線を利用することが多くなる。この結果、いずれの改札口を利用したかを併せて用いることで、高精度に降車駅を予測することが可能である。具体的には、実施例3に係る乗換案内提供装置300は、「中野駅」の北口改札口に対してICカード部101が使用されると、予測部322は、利用者が降車する降車駅として、「中野駅」の北口改札口から乗車した場合に降車したことがある降車駅を予測する。
そこで、以下では、実施例3として乗車駅履歴や購入履歴に加えて、改札口履歴をさらに用いて降車駅を予測する手法について説明する。なお、以下では、実施例1や2に係る乗換案内提供装置300と同様の点については、説明を省略する。なお、以下では、乗車駅履歴と改札口履歴とを併せて用いて予測する手法について説明する。
図9に示すように、実施例3における使用履歴記憶部311は、使用履歴として、利用者が乗車した駅の改札口を識別する改札口履歴を記憶する。なお、図9は、実施例3における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。図9に示す例では、使用履歴記憶部311は、識別情報「x001」に対応付けて、日時「2009/10/10 10時」と履歴種別「乗車駅履歴」と履歴内容「中野駅」に加えて、さらに、改札口情報「北口」を記憶する。
なお、改札口に設置されたICカード読取端末200各々は、自ICカード読取端末200が設置された改札口を識別する改札口情報を予め記憶する。また、使用履歴記憶部311は、駅の乗車改札口に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されるごとに、制御部320によって改札口情報が格納されて蓄積する。
そして、実施例3における取得部321は、駅の改札口に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、識別情報と駅情報とに加えて、改札口情報をさらに取得する。例えば、「中野駅」の北口改札口に設けられたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、取得部321は、改札口情報「北口」をさらに取得する。そして、取得した改札口情報「北口」を予測部322に送信する。
また、取得部321は、取得した改札口情報について、改札口履歴として使用履歴記憶部311に格納する。
そして、実施例3における予測部322は、取得部321から改札口情報をさらに受信し、例えば、改札口情報「北口」を受信する。そして、予測部322は、使用履歴に含まれる降車駅履歴に含まれる降車駅の内、取得部321によって取得された改札口情報に対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。
図10を用いて、実施例3における予測部322による予測手法について説明する。図10は、実施例3における乗車駅履歴と改札口履歴との組み合わせを用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。図10は、図9を用いて説明した使用履歴記憶部311に記憶された使用履歴を、乗車駅履歴と改札口情報との組み合わせを用いて分類されたものであり、図10に示すように、乗車駅履歴と改札口履歴との組み合わせごとに、利用者が降車した降車駅が対応付けられている。
図10に示す例では、乗車駅履歴「中野駅」と改札口履歴「北口」の組み合わせに、降車駅履歴「溜池山王駅」が対応付けられている。また、乗車駅履歴「中野駅」と改札口情報「南口」との組み合わせに、降車駅履歴「大久保駅」が対応付けられている。つまり、「中野駅」から乗車した場合に、改札口「北口」から乗車した場合には、その後「溜池山王駅」にて降車したことを示し、改札口「南口」から乗車した場合には、その後「大久保駅」にて降車したことを示している。
例えば、予測部322は、取得部321によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴記憶部311から使用履歴を取得すると、乗車駅履歴と改札口履歴との組み合わせを用いて分類する。そして、例えば、予測部322は、駅情報「中野駅」を受信し、さらに、改札口情報「北口」を受信した場合には、「中野駅」の「北口」から乗車した後に降車したことがある降車駅を使用履歴記憶部311から識別する。図5に示す例では、予測部322は、「中野駅」と「北口」との組み合わせに対応付けられる「溜池山王駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「溜池山王駅」にて降車すると予測する。また、改札口情報「南口」を受信すると、「中野駅」と「南口」との組み合わせに対応付けられる「大久保駅」を識別し、利用者が「大久保駅」にて降車すると予測する。
例えば、予測部322は、「中野駅」にて乗車した場合であっても、改札口情報「北口」を受信した場合には、利用者が「溜池山王駅」にて降車すると予測し、一方、改札口情報「南口」を受信すると、利用者が「大久保駅」にて降車すると予測する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、使用履歴記憶部311は、利用者が乗車した駅の改札口を識別する改札口情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶する。また、取得部321は、駅の改札口に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されると、識別情報と駅情報に加えて、ICカード読取端末200が設置された改札口を識別する改札口情報をさらに取得する。また、予測部322は、使用履歴に含まれる降車駅履歴に含まれる降車駅の内、取得部321によって取得された改札口情報に対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。この結果、改札口を用いることで実施例1と比較して高精度に降車駅を予測することが可能である。
さて、これまで、実施例1〜3では、ICカード部101が使用された駅情報を一つ用いて降車駅を予測する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、駅情報を複数用いて降車駅を予測してもよい。
例えば、利用者が、乗車駅から降車駅への途中にある駅にてICカード部101を使用した場合に、利用者が乗車した駅を示す駅情報に加えて、降車前に利用者がICカード部101を使用した駅を示す駅情報を用いて降車駅を予測してもよい。
そこで、以下では、実施例4として、駅情報を複数用いて降車駅を予測する手法について説明する。なお、以下では、実施例1〜3に係る乗換案内提供装置300と同様の点については、説明を省略する。
図11に示すように、実施例4における使用履歴記憶部311は、使用履歴として、乗車駅履歴や降車駅履歴に加えて、乗車後降車前にICカード部101が使用された駅を示す使用駅履歴を記憶する。なお、図11は、実施例4における使用履歴記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。図11に示す例では、使用履歴記憶部311は、識別情報「x001」に対応付けて、日時「2009/10/10 10時30分」と履歴種別「使用駅履歴」と履歴内容「新宿駅」を記憶する。すなわち、図11に示す例では、「2009/10/10 10時」に「中野駅」にて乗車した後、「2009/10/10 12時」に「溜池山王駅」から降車する前に、日時「2009/10/10 10時30分」に「新宿駅」にてICカード部101を使用したことを示す。
そして、実施例4における取得部321は、駅に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されるごとに、識別情報と駅情報とを取得して、予測部322に送信する。
また、例えば、取得部321は、駅に設置されたICカード読取端末200から識別情報と駅情報とを取得するごとに、乗車駅履歴や降車駅履歴として使用履歴記憶部311に格納し、駅の売店に設置されたICカード読取端末200から識別情報と駅情報とを取得するごとに、使用駅履歴として使用履歴記憶部311に格納する。
そして、実施例4における予測部322は、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、利用者が降車駅から降車する前に取得部によって取得された駅情報すべてに対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。
図12を用いて、実施例4における予測部による予測手法について説明する。図12は、実施例3における乗車駅履歴と使用駅履歴との組み合わせを用いて分類された使用履歴記憶部を説明するための図である。図12は、図11を用いて説明した使用履歴記憶部311に記憶された使用履歴を、乗車駅履歴と使用駅履歴との組み合わせを用いて分類されたものであり、図12に示すように、乗車駅履歴と使用駅履歴との組み合わせごとに、利用者が降車した降車駅が対応付けられている。
なお、駅構内の売店に設置されたICカード読取端末200各々は、自ICカード読取端末200が設置された駅を識別する駅情報を予め記憶する。また、使用履歴記憶部311は、駅構内の売店に設置されたICカード読取端末200に対してICカード部101が使用されるごとに、駅情報を取得して使用駅履歴として蓄積する。
図12に示す例では、乗車駅履歴「中野駅」と使用駅履歴「新宿駅」との組み合わせに、降車駅履歴「溜池山王駅」が対応付けられ、また、乗車駅履歴「中野駅」と使用駅履歴「三鷹駅」に、降車駅履歴「高尾駅」が対応付けられている。つまり、「中野駅」に乗車した場合であっても、その後、新宿駅にてICカード部101が使用された場合には、「溜池山王駅」にて降車したことを示している。また、「中野駅」に乗車した場合であっても、その後、三鷹駅にてICカード部101が使用された場合には、「高尾駅」にて降車したことを示している。
例えば、予測部322は、「中野駅」に乗車した場合であっても、その後、駅情報「新宿駅」を降車前に受信した場合には、乗車駅履歴「中野駅」と使用駅「新宿駅」とに対応する降車駅を識別し、図12に示す例では、「溜池山王駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「溜池山王駅」で降車すると予測する。一方、予測部322は、「中野駅」に乗車した場合であっても、その後、駅情報「三鷹駅」を受信すると、乗車駅履歴「中野駅」と使用駅「三鷹駅」とに対応する降車駅を識別し、図12に示す例では、「高尾駅」を識別する。そして、予測部322は、利用者が「高尾駅」で降車すると予測する。
また、予測部322は、駅情報を取得するごとに降車駅を予測し、「中野駅」に乗車した場合に降車駅を予測し、また、その後、駅情報「三鷹駅」を取得すると降車駅を予測する。
[実施例4の効果]
上記したように、実施例4によれば、使用履歴記憶部311は、利用者が降車駅から降車する前にICカード部101が使用された使用駅を識別する駅情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶する。また、取得部321は、ICカード部101が使用されるごとに駅情報を取得し、予測部322が、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、利用者が降車駅から降車する前に取得部321によって取得された駅情報すべてに対応付けられる降車駅を識別し、識別した降車駅にて利用者が降車すると予測する。この結果、例えば、乗車後降車前にICカード部101が使用された場合に、ICカード部101が使用された駅も併せて用いて降車駅を予測でき、高精度な降車駅の予測を実現することが可能である。
さて、これまで、実施例1〜4として、乗車駅とは異なる駅に降車すると予測する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、利用者が一度通過したルートをバックした場合には、乗車駅にて降車すると予測してもよい。
そこで、以下では、実施例5として、利用者が一度通過したルートをバックした場合に、乗車駅への乗換案内情報を利用者端末100に提供する手法について説明する。
図13を用いて、実施例5に係る乗換案内情報300の概要について説明する。図13は、実施例5に係る乗換案内提供装置の概要を説明するための図である。図13の(1)に示すように、利用者が図13の「乗車駅」から乗車したものとする。すると、図13の(2)に示すように、実施例5に係る乗換案内提供装置300は、利用者が降車する降車駅を予測し、予測した降車駅への乗換案内情報を利用者端末100に提供する。例えば、乗換案内提供装置300は、「A駅」への乗換案内情報を提供する。例えば、図13に示す例では、「路線A」を用いて「乗換駅」まで行き、その後、「路線B」に乗り換えて「A駅」にまで行くための乗換案内情報を提供する。
その後、図13の(3)に示すように、乗換案内提供装置300が、降車前に、駅情報「B駅」を取得し、続いて、図13の(4)に示すように、駅情報「C駅」を取得した場合について説明する。
実施例5における予測部322は、取得部321によって使用駅履歴を取得すると、バックしたかを判定する。具体的には、予測部322は、取得した使用駅履歴が、既に通過したルート上にある駅を示す駅情報かを判定する。ここで、図13の(3)に示すように、駅情報「B駅」を取得した場合には、乗換案内提供装置300は、「B駅」は既に通過したルート上にはないため、バックしていないと判定する。そして、予測部322は、バックしていないと判定されると、例えば、実施例1〜4にて説明したように、使用履歴を用いて降車駅を再度予測し、提供部323が乗換案内情報を提供する。
一方、図13の(4)に示すように、予測部322は、駅情報「B」を取得した後に駅情報「C駅」を取得した場合には、バックしたと判定する。まず、駅情報「B」を取得したということは、乗車駅からC駅を通過した後に到着する「B駅」にて、利用者によってICカード部101が使用されたということであり、利用者が一度「C駅」を通過したことを示す。そして、その後、駅情報「C」を取得した後に駅情報「C駅」を取得したということは、一度「C駅」を通過した後に、「C駅」にて利用者がいることになり、利用者が一度通過したルート上をバックしたことを示すことになる。
そして、実施例5における提供部323は、予測部322によってバックしたと判定されると、乗車駅への乗換案内情報を利用者端末100に提供する。例えば、図13に示す例では、提供部323は、「C駅」から「乗車駅」までの乗換案内情報を利用者端末100に提供する。
[実施例5に係る乗換案内提供装置による処理]
次に、図14を用いて、実施例5における乗換案内提供装置300による処理の流れを説明する。図14は、実施例5に係る乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図14に示すように、利用者によってICカード部101が使用されると(ステップS201肯定)、取得部321が、識別情報と駅情報とを取得する(ステップS202)。そして、予測部322は、バックしたかを判定する(ステップS203)。つまり、予測部322は、既に通過したルート上にある駅を示す駅情報かを判定する。
ここで、予測部322は、バックしていないと判定すると(ステップS203否定)、使用履歴を用いて降車駅を予測し(ステップS204)、提供部323が、降車駅への乗換案内情報を利用者端末100に提供する(ステップS205)。
一方、予測部322は、バックしたと判定すると(ステップS203肯定)、提供部323が、乗車駅への乗換案内情報を利用者端末100に提供する(ステップS206)。
さて、これまで、実施例1〜5では、予測部322によって降車駅が予測されると、乗換案内情報を提供する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく提供しなくても良い。例えば、使用駅から予測部322によって予測された降車駅への路線区間が、利用者によって予め設定された路線区間に含まれる場合には、乗換案内情報を提供しなくてもよい。
例えば、利用者が毎日使用している路線区間があり、乗換案内情報の提供が不要である場合がある。このような場合には、予め路線区間を設定することで、乗換案内情報の提供が無くなるよう設定してもよい。そこで、実施例6では、利用者によって予め設定された路線区間に含まれる場合には、乗換案内情報を提供しない手法について説明する。
図15を用いて、実施例6に係る乗換案内情報を提供しない路線区間の設定を受け付ける乗換案内提供装置300について説明する。図15は、実施例6に係る乗換案内提供装置の構成を説明するためのブロック図である。
図15に示すように、実施例6に係る乗換案内提供装置300は、図2に示した構成に加えて、区間記憶部313をさらに備える。区間記憶部313は、提供部323と接続され、図16に示すように、識別情報ごとに、利用者によって予め設定された二つの駅によって特定される路線区間を記憶する。
図16に示す例では、識別情報「x001」に対応付けて、路線区間「中野駅〜大久保駅」を記憶する。なお、図16は、実施例6における区間記憶部に記憶された情報の一例を説明するための図である。図16に示す例では、識別番号ごとに一つの路線区間を記憶する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の路線区間を記憶してもよい。
そして、実施例6における提供部323は、使用駅から予測部322によって予測された降車駅までの乗車区間が、区間記憶部323に記憶された路線区間に含まれるかを判定し、含まれないと判定した場合にのみ乗換案内情報を提供することを特徴とする。
例えば、提供部323は、使用駅が「中野駅」であり、予測部322によって予測された降車駅が「大久保駅」である場合には、区間記憶部323に記憶された路線区間に含まれると判定し、乗換案内情報を提供しない。一方、提供部323は、使用駅が「中野駅」であり、予測部322によって予測された降車駅が「溜池山王駅」である場合には、区間記憶部323に記憶された路線区間に含まれないと判定し、乗換案内情報を提供する。
[実施例6に係る乗換案内提供装置の処理]
次に、図17を用いて、実施例6における乗換案内提供装置300による処理の流れを説明する。図17は、実施例6に係る乗換案内提供装置による処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図17に示すように、ICカードが使用されると、取得部321が識別情報と駅情報とを取得し、予測部322が降車駅を予測すると(ステップS301肯定〜ステップS303)、提供部323は、区間記憶部313に記憶された路線区間に含まれるかを判定する(ステップS304)。
ここで、提供部323は、区間内に含まれると判定すると(ステップS304肯定)、乗換案内情報を提供せずに処理を終了する。一方、提供部323は、区間内に含まれないと判定すると(ステップS304否定)、降車駅への乗換案内情報を提供する(ステップS305)。
[実施例6の効果]
上記したように、実施例6によれば、乗換案内提供装置300は、識別情報ごとに、利用者によって予め設定された二つの駅によって特定される路線区間を記憶する区間記憶部323を備える。また、提供部323は、使用駅から予測部322によって予測された場駅までの乗車区間が、区間記憶部313に記憶された路線区間に含まれるかを判定し、含まれないと判定した場合にのみ乗換案内情報を提供する。この結果、乗換案内提供装置300の利用者が不要とする乗換案内情報の提供を防止することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されてもよい。そこで、以下では、その他の実施例について説明する。
[降車駅の予測]
例えば、実施例1では、乗車駅履歴を用いて降車駅を予測する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、予測部322は、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、最も多く記憶されている降車駅を識別し、識別した降車駅に利用者が降車すると予測してもよい。
また、例えば、実施例1〜5では、予測部322が降車駅を一つ予測する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、予測部322が降車駅を複数予測し、提供部323が複数予測された降車駅それぞれについての乗換案内情報をそれぞれ提供してもよい。
また、例えば、上記した実施例では、乗車駅履歴を用いて予測する手法Aや、購入履歴を用いて予測する手法Bや、乗車駅履歴と改札口情報とを組み合わせて予測する手法Cや、駅情報を複数用いて予測する手法Dについて説明した。また、乗換案内情報を提供しない区間を受け付ける手法Eなどについて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、手法AからEの内すべてまたは一部のみを組み合わせて、降車駅を予測してよい。
[システム構成]
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図1〜図17)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示す例を用いて説明すると、利用者端末100は、ICカード部101と表示部102とを分散して構成してもよく、また、ICカード読取端末200と乗換案内提供装置300とを統合して構成しても良い。
[コンピュータ]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図18を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する乗換案内提供プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。なお、図18は、実施例1に係る乗換案内提供プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
図18に示すように、実施例1におけるサーバ3000は、通信部3006、CPU(Central Processing Unit)3010、ROM(Read Only Memory)3011、HDD(Hard Disk Drive)3012、RAM(Random Access Memory)3013をバス3009などで接続して構成されている。
ROM3011には、上記の実施例1で示した取得部321と、予測部322と、提供部323と同様の機能を発揮する制御プログラム、つまり、図18に示すように、取得プログラム3011aと、予測プログラム3011bと、提供プログラム3011cとが予め記憶されている。なお、これらのプログラム3011a〜3011cについては、図2に示した乗換案内提供装置の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。
そして、CPU3010が、これらのプログラム3011a〜3011cをROM3011から読み出して実行することにより、図18に示すように、各プログラム3011a〜3011cについては、取得プロセス3010aと、予測プロセス3010bと、提供プロセス3010cとして機能するようになる。なお、各プロセス3010a〜3010cは、図2に示した、取得部321と、予測部322と、提供部323とにそれぞれ対応する。
そして、HDD3012には、使用履歴テーブル3012aと、端末情報テーブル3012bとが設けられている。なお、各テーブル3012a〜3012bは、図2に示した使用履歴記憶部311と、端末情報記憶部312とにそれぞれ対応する。
そして、CPU3010は、使用履歴テーブル3012aと、端末情報テーブル3012bとを読み出してRAM3013に格納し、RAM3013に格納された使用履歴データ3013aと、端末情報データ3013bと、駅データ3013cと、識別データ3013dとを用いて、乗換案内提供プログラムを実行する。
[その他]
なお、本実施例で説明した乗換案内提供プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、乗換案内提供プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
100 利用者端末
101 ICカード部
102 表示部
200 ICカード読取端末
300 乗換案内提供装置
310 記憶部
311 使用履歴記憶部
312 端末情報記憶部
313 区間記憶部
320 制御部
321 取得部
322 予測部
323 提供部
400 ネットワーク

Claims (7)

  1. 交通機関の乗車に用いられる記憶媒体の識別情報ごとに、当該記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部と、
    駅に設置された記憶媒体読取端末に対して前記記憶媒体が使用されると、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを当該記憶媒体読取端末から取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された識別情報を検索キーとして前記記憶部から使用履歴を取得し、当該使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する予測部と、
    前記駅情報によって識別される使用駅から前記予測部によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、前記利用者によって利用される端末に提供する提供部と
    を備えたことを特徴とする乗換案内提供装置。
  2. 前記記憶部は、利用者が降車駅から降車する前に購入した物品を識別する物品情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶し、
    前記取得部は、記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用されることで利用者によって物品が購入されると、識別情報と駅情報に加えて、利用者によって購入された物品を識別する物品情報をさらに取得し、
    前記予測部は、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、前記取得部によって取得された物品情報に対応付けられる降車駅を、利用者が降車する降車駅と予測することを特徴とする請求項1に記載の乗換案内提供装置。
  3. 前記記憶部は、利用者が乗車した駅の改札口を識別する改札口情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶し、
    前記取得部は、駅の改札口に設置された記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用されると、識別情報と駅情報に加えて、当該記憶媒体読取端末が設置された改札口を識別する改札口情報をさらに取得し、
    前記予測部は、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、前記取得部によって取得された改札口情報に対応付けられる降車駅を、利用者が降車する降車駅と予測することを特徴とする請求項1または2に記載の乗換案内提供装置。
  4. 前記記憶部は、利用者が降車駅から降車する前に記憶媒体が使用された使用駅を識別する駅情報に対応付けて、降車駅履歴に含まれる降車駅を記憶し、
    前記取得部は、記憶媒体が使用されるごとに駅情報を取得し、
    前記予測部は、降車駅履歴に含まれる降車駅の内、利用者が降車駅から降車する前に前記取得部によって取得された駅情報すべてに対応付けられる降車駅を、利用者が降車する降車駅と予測することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の乗換案内提供装置。
  5. 識別情報ごとに、利用者によって予め設定された二つの駅によって特定される路線区間を記憶する区間記憶部をさらに備え、
    前記提供部は、前記駅情報によって識別される使用駅から前記予測部によって予測された降車駅までの乗車区間が、前記区間記憶部に記憶された路線区間に含まれるかを判定し、含まれないと判定した場合にのみ乗換案内情報を提供することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の乗換案内提供装置。
  6. コンピュータにおいて用いられる乗換案内提供方法であって、
    コンピュータが、駅に設置された記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用されると、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを当該記憶媒体読取端末から取得する取得ステップと、
    コンピュータが、記憶媒体の識別情報ごとに、当該記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部から、前記取得ステップによって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴を取得し、当該使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する予測ステップと、
    コンピュータが、前記駅情報によって識別される使用駅から前記予測ステップによって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者によって利用される端末に提供する提供ステップと
    を有することを特徴とする乗換案内提供方法。
  7. 駅に設置された記憶媒体読取端末に対して記憶媒体が使用されると、使用された記憶媒体の識別情報と、記憶媒体が使用された駅である使用駅を識別する駅情報とを当該記憶媒体読取端末から取得する取得手順と、
    記憶媒体の識別情報ごとに、当該記憶媒体の利用者が過去に降車した降車駅を示す降車駅履歴を含む使用履歴を記憶する記憶部から、前記取得手順によって取得された識別情報を検索キーとして使用履歴を取得し、当該使用履歴に含まれる降車駅履歴を用いて利用者が降車する降車駅を予測する予測手順と、
    前記駅情報によって識別される使用駅から前記予測手順によって予測された降車駅までの乗換案内情報を、利用者によって利用される端末に提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする乗換案内提供プログラム。
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