JP2010237189A - 3次元形状測定方法および装置 - Google Patents

3次元形状測定方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010237189A
JP2010237189A JP2009212382A JP2009212382A JP2010237189A JP 2010237189 A JP2010237189 A JP 2010237189A JP 2009212382 A JP2009212382 A JP 2009212382A JP 2009212382 A JP2009212382 A JP 2009212382A JP 2010237189 A JP2010237189 A JP 2010237189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
axis
measurement
shape information
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009212382A
Other languages
English (en)
Inventor
Souto Katsura
宗涛 葛
Masaaki Tomimizu
政昭 冨水
Hideo Kanda
秀雄 神田
Takayuki Saito
隆行 齋藤
Noboru Koizumi
昇 小泉
Seiji Mochidate
誠仁 持立
Shigeyuki Takano
滋之 鷹野
Hiroyuki Iwasaki
裕行 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009212382A priority Critical patent/JP2010237189A/ja
Priority to CN2010101276646A priority patent/CN101915554A/zh
Priority to US12/721,084 priority patent/US20100231923A1/en
Priority to EP10156045A priority patent/EP2228623A1/en
Publication of JP2010237189A publication Critical patent/JP2010237189A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/2441Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures using interferometry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0221Testing optical properties by determining the optical axis or position of lenses
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0242Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
    • G01M11/025Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by determining the shape of the object to be tested
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0242Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
    • G01M11/0271Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by using interferometric methods

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】被検体の表面および裏面の各形状を、互いの相対的な位置関係を正確に把握しつつ高精度に測定する。
【解決手段】回転軸R回りに回転せしめられる被検レンズ9に対し、顕微干渉計1の相対姿勢を変えながら行う形状測定を、被検レンズ9が裏面側から支持された状態で行う表面部の測定と、被検レンズ9が表面側から支持された状態で行う裏面部の測定とに分けて行う。表面部の測定により求められたコバ部側面97の第1の形状情報と、裏面部の測定により求められたコバ部側面97の第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面と被検体裏面との相対位置関係を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、非球面レンズ等の被検体の形状を測定する3次元形状測定方法および装置に関し、特に、被検体表面および裏面の各形状の他に、表裏面同士の中心軸の位置ずれや被検体側面の真円度など、被検体に関する種々の形状情報を得るのに好適な3次元形状測定方法および装置に関する。
従来、非球面レンズ等の被検体の表面または裏面(以下「被検面」と称することがある)に球面波を照射して被検面からの戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞に基づき、被検面の形状を特定する手法が知られているが、このような手法により被検面の全域に対応した干渉縞を得ることは難しい。
そこで、被検面に対する干渉計の相対位置を測定光軸方向に順次移動させることにより、被検面の径方向の部分領域毎に対応した干渉縞が順次生じるようにし、その各干渉縞を解析して被検面の径方向の各部分領域の形状を求め、それらを繋ぎ合わせることにより被検面全域の形状を特定する手法が知られている(下記特許文献1参照)。
また、干渉計または被検面を測定光軸と垂直な面内において順次移動させ、移動毎に被検面の各部分領域に対応した干渉縞を縞解析可能な程度に拡大して撮像し、その各干渉縞を解析して被検面の各部分領域の形状を求め、それらを繋ぎ合わせることにより被検面の全域の形状を特定する手法も知られている(下記特許文献2参照)。
一方、光触針タイプの測定プローブを用いた三次元形状測定により、被検面全域の形状を特定する手法も知られている(下記特許文献3参照)。
また、本願出願人は、顕微干渉光学系と1次元イメージセンサ(ラインセンサ)とを組み合わせることにより、非球面レンズ等の形状を高精度かつ短時間で測定し得るようにした測定装置を考案し、これを特許庁に対し開示している(下記特許文献4参照)。
特開昭62−126305号公報 USP6,956,657 特開平5−87540号公報 特願2008−26662号明細書
近年、優れた光学性能を発揮させるため非球面レンズの形状が複雑化しており、また、製造コストや生産性での優位性により、汎用性の高い非球面レンズの多くがモールド成形されている(以下、モールド成型された非球面レンズを「モールド非球面レンズ」と称する)。
このようなモールド非球面レンズは、成形用の金型同士の相対的な位置ずれにより、成形された非球面レンズを構成する2つのレンズ面それぞれの中心軸同士の相対的な位置ずれ(以下「面ずれ」と称することがある)や、2つのレンズ面それぞれの中心軸同士の相対的な傾きずれ(以下「面倒れ」と称することがある)が発生することがある。このような面ずれや面倒れは、金型の機構上、完全に無くすことは極めて困難であるが、成形された非球面レンズの収差増大の要因となるので、減少させる方向で金型の修正を図ることが望ましく、そのために面倒れや面ずれがどの程度生じているのかを把握しておくことは重要となる。
特に、開口数(NA)の大きい非球面レンズにおいては、かつては問題とされなかった数μmオーダーでの面ずれや数十秒オーダーでの面倒れの発生が問題視されるようになっており、これらの面ずれや面倒れを高精度に測定し得る手法が望まれている。
なお、このような面ずれや面倒れは、モールド非球面レンズに限らず、研磨工程を経て高精度な面形状が創出される非球面レンズ(以下「研磨非球面レンズ」と称する)においても当然に問題となる。
極めて高い形状精度が求められる高価な研磨非球面レンズの場合、研磨過程において何回も形状測定を行い、その測定結果を研磨工程にフィードバックすることにより、形状精度を次第に高めていくことが行われているが、面形状だけではなく、面ずれや面倒れも併せて測定することが容易に可能となれば、それらの測定結果をフィードバックすることにより、高性能な研磨非球面レンズを、より短期間で製造することが可能となる。
このような面ずれや面倒れは、非球面レンズの2つのレンズ面の各形状を高精度に測定し、かつこれらの相対的な位置関係を正確に把握することができれば、高精度に求めることが可能となると考えられる。
しかしながら、上述したような従来の形状測定手法では、2つのレンズ面の各形状を高精度に測定することはできるものの、これらの相対的な位置関係を正確に把握することが難しいという問題がある。これは、一方のレンズ面を測定した後、サンプルステージ上に載置されている非球面レンズを、他方のレンズ面が測定系側を向くように裏返しにする必要があり、これにより、2つのレンズ面の相対的な位置関係が不明になることによる。
このため、面ずれや面倒れの測定には、レンズ面の形状測定とは異なる手法、例えば、非球面レンズの透過波面測定により波面収差を求め、その波面収差から面ずれや面倒れを算定する手法等が提案されているが、レンズ面の形状測定とは別に他の測定を行うことは煩雑であり、測定に多大な時間を要することになる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、被検体の表面および裏面の各形状を、互いの相対的な位置関係を正確に把握しつつ高精度に測定することが可能な3次元形状測定方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の3次元形状測定方法および装置は、以下のように構成されている。
なお、以下に説明する本発明に係る第1の3次元形状測定方法(以下「第1方法」と称する)と第2の3次元形状測定方法(以下「第2方法」と称する)は、いずれも、被検体の表面および裏面の各形状を互いの相対的な位置関係を正確に把握しつつ高精度に測定し得るようにする、という共通の課題を解決するためのものである。第1方法と第2方法との実質的な相違点は、被検体の表面形状と裏面形状との空間的な相対位置関係を求めるために、第1方法では、被検体の側面形状を被検体表面側および裏面側より重複して測定して得られた2つの測定データを用いるのに対し、第2方法では、被検体に固定された保持治具の外周面形状を被検体表面側および裏面側より重複して測定して得られた2つの測定データを用いる点にある。被検体の側面形状と保持治具の外周面形状は、いずれも、被検体の表面形状および裏面形状との相対位置関係が確定されているものであるという点で、互いに同じ技術概念に属するものである。したがって、第1方法と第2方法は、互いに同一または対応する技術的特徴を有するものである。このことは、以下に説明する本発明に係る第1の3次元形状測定装置と第2の3次元形状測定装置についても、同様である。
本発明に係る第1の3次元形状測定方法は、第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、円柱面状に形成された被検体側面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定方法であって、
前記被検体を前記被検体裏面側から支持する被検体裏面支持ステップと、
前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を所定の回転軸と一致させた状態で、前記第1曲面部が球面である場合には、前記被検体裏面側から支持された状態での前記第1曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体表面回転ステップと、
回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記被検体側面を走査し、該被検体表面の形状情報と該被検体側面の第1の形状情報と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を取得する被検体表面・側面形状情報取得ステップと、
前記被検体を前記被検体表面側から支持する被検体表面支持ステップと、
前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第2曲面部が球面である場合には、前記被検体表面側から支持された状態での前記第2曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体裏面回転ステップと、
回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記被検体側面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該被検体側面の第2の形状情報と該被検体裏面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・側面形状情報を取得する被検体裏面・側面形状情報取得ステップと、
前記被検体表面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた前記被検体側面の第1の形状情報と、前記被検体裏面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた前記被検体側面の第2の形状情報とを互いに照合することにより、前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報を求める被検体全体形状情報取得ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の3次元形状測定方法は、第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定方法であって、
前記被検体を該被検体の径方向外方から囲むリング状の保持治具に、該保持治具と該被検体との相対位置が変わらないように該被検体を固定する保持治具固定ステップと、
前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体裏面側から支持する被検体裏面支持ステップと、
前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を所定の回転軸と一致させた状態で、該第1曲面部が球面である場合には、該被検体裏面側から支持された状態での該第1曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体表面回転ステップと、
回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体表面の形状情報と該外周面の第1の形状情報と該被検体表面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体表面・保持治具外周面形状情報取得ステップと、
前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体表面側から支持する被検体表面支持ステップと、
前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第2曲面部が球面である場合には、該被検体表面側から支持された状態での該第2曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体裏面回転ステップと、
回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと該被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記保持治具の前記外周面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該外周面の第2の形状情報と該被検体裏面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体裏面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得ステップと、
前記第1の形状情報と前記第2の形状情報とを互いに照合することにより前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を求め、該相対位置情報を含んでなる被検体表裏面形状情報を取得する被検体表裏面形状情報取得ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする。
また、本発明に係る第1の3次元形状測定装置は、第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、円柱面状に形成された被検体側面とを有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定装置であって、
前記被検体を、前記被検体裏面側または前記被検体表面側から支持する被検体支持手段と、
前記被検体支持手段により支持された前記被検体を、所定の回転軸回りに回転せしめる被検体回転手段と、
前記被検体支持手段により前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第1曲面部が球面である場合には、前記被検体裏面側から支持された状態での前記第1曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体表面回転指令手段と、
前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記被検体側面を走査し、該被検体表面の形状情報と該被検体側面の第1の形状情報と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を取得する被検体表面・側面形状情報取得手段と、
前記被検体支持手段により前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第2曲面部が球面である場合には、前記被検体表面側から支持された状態での前記第2曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体裏面回転指令手段と、
前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記被検体側面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該被検体側面の第2の形状情報と該被検体裏面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・側面形状情報を取得する被検体裏面・側面形状情報取得手段と、
前記被検体表面・側面形状情報取得手段により得られた前記被検体側面の第1の形状情報と、前記被検体裏面・側面形状情報取得手段により得られた前記被検体側面の第2の形状情報とを互いに照合することにより、前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報を求める被検体全体形状情報取得手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明の第1の3次元形状測定装置において、前記測定プローブは、低可干渉性の測定光を測定光軸に沿って前記被検体に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る顕微干渉光学系からなり、
前記干渉光により形成される干渉縞を撮像する撮像手段と、
前記被検体に対する前記顕微干渉光学系の相対位置を変更する相対位置変更手段と、
前記被検体回転手段により回転せしめられる前記被検体の前記回転軸回りの回転位置を検出する回転位置検出手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体表面・側面形状情報取得手段は、
前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体表面との交点位置が該被検体表面の径方向に移動し、かつ該移動毎に前記測定光軸が前記交点位置における前記被検体表面の接平面と垂直に交わるように、および前記被検体側面上に前記測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が前記被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と前記被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段と、
前記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記顕微干渉光学系から前記被検体に前記測定光を照射せしめ、該測定光の前記被検体表面または前記被検体側面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と前記被検体表面または前記被検体側面との各交差部分の領域に対応した各表面・側面回転位置別干渉縞を、前記被検体の複数の表面・側面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像せしめ、前記各表面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得する被検体表面・側面干渉縞取得手段と、
前記各表面・側面回転位置別干渉縞と、該各表面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データに基づき、前記被検体表面・側面形状情報を求める被検体表面・側面形状解析手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体裏面・側面形状情報取得手段は、
前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体裏面との交点位置が該被検体裏面の径方向に移動し、かつ該移動毎に前記測定光軸が前記交点位置における前記被検体裏面の接平面と垂直に交わるように、および前記被検体側面上に前記測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が前記被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と前記被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段と、
前記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記顕微干渉光学系から前記被検体に前記測定光を照射せしめ、該測定光の前記被検体裏面または前記被検体側面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と前記被検体裏面または前記被検体側面との各交差部分の領域に対応した各裏面・側面回転位置別干渉縞を、前記被検体の複数の裏面・側面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像せしめ、前記各裏面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得する被検体裏面・側面干渉縞取得手段と、
前記各裏面・側面回転位置別干渉縞と、該各裏面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データに基づき、前記被検体裏面・側面形状情報を求める被検体裏面・側面形状解析手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体全体形状情報に基づき、前記第1軸線と前記第2軸線との相対的な位置ずれおよび相対的な傾きずれを求める軸ずれ解析手段を備えてなる、とすることが好ましい。
また、前記被検体全体形状情報に基づき、前記被検体側面の所定断面における真円度を求める被検体側面解析手段を備えてなる、とすることが好ましい。この場合、該被検体側面解析手段は、前記被検体全体形状情報に基づき、前記被検体側面の円柱度を求めるものである、とすることができる。
また、本発明に係る第2の3次元形状測定装置は、第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定装置であって、
前記被検体を該被検体の径方向外方から囲むリング状に形成され、該被検体との相対位置が変わらないように該被検体に固定される保持治具と、
前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体裏面側または前記被検体表面側から支持する被検体支持手段と、
前記被検体支持手段により支持された前記被検体を、所定の回転軸回りに回転せしめる被検体回転手段と、
前記被検体支持手段により前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第1曲面部が球面である場合には、該被検体裏面側から保持された状態での該第1曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体表面回転指令手段と、
前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体表面の形状情報と該外周面の第1の形状情報と該被検体表面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体表面・保持治具外周面形状情報取得手段と、
前記被検体支持手段により前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第2曲面部が球面である場合には、該被検体表面側から保持された状態での該第2曲面部の頂点における第2垂線を該回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体裏面回転指令手段と、
前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該外周面の第2の形状情報と該被検体裏面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得手段と、
前記第1の形状情報と前記第2の形状情報とを互いに照合することにより前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を求め、該相対位置情報を含んでなる被検体表裏面形状情報を取得する被検体表裏面形状情報取得手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明の第2の3次元形状測定装置において、前記測定プローブは、低可干渉性の測定光を測定光軸に沿って前記被検体に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る顕微干渉光学系からなり、
前記干渉光により形成される干渉縞を撮像する撮像手段と、
前記被検体に対する前記顕微干渉光学系の相対位置を変更する相対位置変更手段と、
前記被検体回転手段により回転せしめられる前記被検体の前記回転軸回りの回転位置を検出する回転位置検出手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体表面・保持治具外周面形状情報取得手段は、
前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体表面との交点位置が該被検体表面の径方向に移動し、かつ該移動毎に該測定光軸が該交点位置における該被検体表面の接平面と垂直に交わるように、および前記保持治具の前記外周面上に該測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が該外周面との交点位置における該外周面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と該被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段と、
前記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記被検体に前記顕微干渉光学系から前記測定光を照射し、該測定光の前記被検体表面または前記外周面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と該被検体表面または該外周面との各交差部分の領域に対応した各表面・外周面回転位置別干渉縞を、該被検体の複数の表面・外周面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像する被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得手段と、
前記各表面・外周面回転位置別干渉縞と、該各表面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データとに基づき、前記被検体表面・保持治具外周面形状情報を求める被検体表面・保持治具外周面形状解析手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得手段は、
前記被検体裏面回転手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体裏面との交点位置が該被検体裏面の径方向に移動し、かつ該移動毎に該測定光軸が該交点位置における該被検体裏面の接平面と垂直に交わるように、および前記保持治具の前記外周面上に該測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が該外周面との交点位置における該外周面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と該被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段と、
前記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記被検体に前記顕微干渉光学系から前記測定光を照射し、該測定光の前記被検体裏面または前記外周面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、該測定光軸と該被検体裏面または該外周面との各交差部分の領域に対応した各裏面・外周面回転位置別干渉縞を、該被検体の複数の裏面・外周面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像する被検体裏面・保持治具外周面干渉縞取得手段と、
前記各裏面・外周面回転位置別干渉縞と、該各裏面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データとに基づき、前記被検体裏面・保持治具外周面形状情報を求める被検体裏面・保持治具外周面形状解析手段と、を備えてなるとすることができる。
また、前記被検体表裏面形状情報に基づき、前記第1軸線と前記第2軸線との相対的な位置ずれ量および相対的な傾きずれ量を求める軸ずれ解析手段を備えてなる、ことが好ましい。
また、本発明の第1および第2の3次元形状測定装置において、前記撮像手段は、1次元イメージセンサを撮像素子として備えてなる、とすることが好ましい。
また、前記相対位置変更手段は、空間に対し前記顕微干渉光学系を傾動させる傾動手段を含んでなる、とすることができる。
なお、上記「リング状」とは、周上の一部にスリットを有するC字型の形状も含む意である。
本発明に係る3次元形状測定方法および装置は、上述の特徴を備えていることにより、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、本発明の第1の3次元形状測定方法および装置においては、被検体裏面側から支持されて回転軸回りに回転される被検体に対し、測定プローブと被検体との相対位置を変化させながら測定が行われ、被検体表面の形状情報だけではなく、被検体側面の形状情報(第1の形状情報)と被検体表面および被検体側面の相対位置情報とが一緒に求められる。同様に、被検体裏面側から支持されて回転軸回りに回転される被検体に対し、測定プローブと被検体との相対位置を変化させながら測定が行われ、被検体裏面の形状情報だけではなく、再度、被検体側面の形状情報(第2の形状情報)と、被検体裏面および被検体側面の相対位置情報とが一緒に求められる。
そして、被検体側面の第1の形状情報と第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面と被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報が求められる。
被検体表面および被検体側面が測定される間、回転軸は常に、被検体表面の第1軸線または第1曲面部の頂点における垂線と一致している(被検体と回転軸の相対位置が変わらない)ので、この回転軸の位置を基準として、被検体表面および被検体側面の相対位置を正確に求めることができる。同様に、被検体裏面および被検体側面が測定される間、回転軸は常に、被検体表面の第2軸線または第2曲面部の頂点における垂線と一致しているので、この回転軸の位置を基準として、被検体表面および被検体側面の相対位置関係を正確に求めることができる。
そして、被検体側面の形状は、被検体表面と共に測定される時と被検体裏面と共に測定される時とで不変であるから、被検体側面の第1の形状情報と第2の形状情報とは、共通の座標系においては、本来互いに一致するはずのものである。したがって、第1の形状情報と第2の形状情報とを互いに照合することにより被検体表面および被検体裏面の相対位置関係を正確に求めることが可能となる。
このように、本発明に係る第1の3次元形状測定方法および装置によれば、被検体の表面および裏面の各形状を、互いの相対的な位置関係を正確に把握しつつ高精度に測定することが可能となる。
また、本発明の第2の3次元形状測定方法および装置においては、被検体裏面側から支持されて回転軸回りに回転される、保持治具が固定された被検体に対し、測定プローブと被検体との相対位置を変化させながら測定が行われ、被検体表面の形状情報だけではなく、保持治具の外周面の形状情報(第1の形状情報)と被検体表面および保持治具外周面の相対位置情報とが一緒に求められる。同様に、被検体裏面側から保持されて回転軸回りに回転される被検体に対し、測定プローブと被検体との相対位置を変化させながら測定が行われ、被検体裏面の形状情報だけではなく、再度、保持治具の外周面の形状情報(第2の形状情報)と、被検体裏面および保持治具外周面の相対位置情報とが一緒に求められる。
そして、保持治具外周面の第1の形状情報と第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体表裏面形状情報が求められる。
被検体表面および保持治具外周面が測定される間、回転軸は常に、被検体表面の第1軸線または第1曲面部の頂点における垂線と一致している(被検体と回転軸の相対位置が変わらない)ので、この回転軸の位置を基準として、被検体表面および保持治具外周面の相対位置を正確に求めることができる。同様に、被検体裏面および保持治具外周面が測定される間、回転軸は常に、被検体表面の第2軸線または第2曲面部の頂点における垂線と一致しているので、この回転軸の位置を基準として、被検体表面および保持治具外周面の相対位置関係を正確に求めることができる。
そして、保持治具外周面の形状は、被検体表面と共に測定される時と被検体裏面と共に測定される時とで不変であるから、保持治具外周面の第1の形状情報と第2の形状情報とは、共通の座標系においては、本来互いに一致するはずのものである。したがって、第1の形状情報と第2の形状情報とを互いに照合することにより被検体表面および被検体裏面の相対位置関係を正確に求めることが可能となる。
このように、本発明に係る第2の3次元形状測定方法および装置によれば、被検体の表面および裏面の各形状を、互いの相対的な位置関係を正確に把握しつつ高精度に測定することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る3次元形状測定装置の概略構成図である。 図1に示す顕微干渉計の光学系の概略構成図である。 図1に示す解析制御装置の構成を示すブロック図である。 図3に示す被検体表面回転指令部の構成を示すブロック図である。 図3に示す被検体裏面回転指令部の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の被検レンズの構成図((A)断面図、(B)正面図)である。 被検体側面の真円度を説明するための概略図である。 被検体側面の円柱度を説明するための概略図である。 調整用治具の概略図である。 第1実施形態の被検レンズを裏面側から支持した状態を示す図である。 第1実施形態の被検レンズの表面部の測定手順の概要を示す図である。 第1実施形態の被検レンズを表面側から支持した状態を示す図である。 第1実施形態の被検レンズの裏面部の測定手順の概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る3次元形状測定装置の概略構成図である。 図14に示す顕微干渉計の光学系の概略構成図である。 図14に示す解析制御装置の構成を示すブロック図である。 図16に示す被検体表面回転指令部の構成を示すブロック図である。 図16に示す被検体裏面回転指令部の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の被検レンズの構成図((A)断面図、(B)正面図)である。 保持治具の概略図である。 保持治具を被検レンズに固定した状態の概略図である。 第2実施形態の被検レンズを裏面側から保持した状態を示す図である。 第2実施形態の被検レンズの表面部の測定手順の概要を示す図である。 第2実施形態の被検レンズを表面側から保持した状態を示す図である。 第2実施形態の被検レンズの裏面部の測定手順の概要を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、上述の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明に使用する各々の図は概略的な説明図であり、詳細な形状や構造を示すものではなく、各部材の大きさや部材間の距離等を適宜変更して示してある。
〈第1実施形態〉
まず、図6〜図8に基づいて、第1実施形態における被検体としての被検レンズ9の構成および測定対象となる項目について説明する。
図6に示すように被検レンズ9は、レンズ部91と該レンズ部91の外周部に形成された鍔状のコバ部92とを備えてなる。レンズ部91は、設計上、第1軸線Aを中心とする回転面状に形成された第1曲面部93(非球面で構成される)と、第2軸線Aを中心とする回転面状に形成された第2曲面部94(球面で構成される)とを有してなり、コバ部93は、円環状に各々形成されたコバ部表面95およびコバ部裏面96と、円柱面状に形成されたコバ部側面97とを有してなる。なお、第1軸線Aは、設計上、第1曲面部93の外径中心軸となっており、第2軸線Aは、第2曲面部94の外径中心軸となっている。
第1実施形態の被検レンズ9においては、第1曲面部93とコバ部表面95とにより被検体表面が構成され、第2曲面部94とコバ部裏面96とにより被検体裏面が構成され、さらに、コバ部側面97により被検体側面が構成されている。なお、第1実施形態では、このように被検体表面および被検体裏面を定義しているが、図6(A)に示す被検レンズ9の上側の面を被検体裏面とし(この場合、番号93が指し示す曲面部を第2曲面部、番号95が指し示す部分をコバ部裏面、符号Aが指し示す軸線を第2軸線と称し)、下側の面を被検体表面とする(この場合、番号94が指し示す面を第1曲面部、番号96が指し示す部分をコバ部表面、符号Aが指し示す軸線を第1軸線と称する)ことも可能である。
また、上述の被検レンズ9は、設計上、上述の第1軸線Aおよび第2軸線Aが、図中の第3軸線A(コバ部93の外径中心軸およびコバ部側面97の回転中心軸となっている)と互いに一致するように構成されているが、製造誤差により、これらが互いに一致しない場合がある。図では分かり易くするため、軸ずれの誤差を大きく表現しているが、通常は、光の波長オーダー以下の微小な誤差量となる。
第1実施形態においては、このような製造誤差により生じる面倒れや面ずれ等の、測定対象となる種々の項目を以下のように定義する。なお、ここで示す定義は、以下の説明を明確にするために便宜的に導入するものであり、他の定義の仕方も考えられる。
面倒れ:第1軸線Aと第2軸線Aとの相対的な傾き角(第1軸線Aと第2軸線Aとのなす角;第1軸線Aと第2軸線Aとが互いに交わらない場合は、それぞれの方向ベクトルのなす角)を、被検レンズ9の面倒れ(上記傾き角の大きさを面倒れ量、第2軸線Aに対する第1軸線Aの傾き方向を面倒れ方向)と定義する。
面ずれ:第1軸線Aと第2軸線Aとの相対的な位置ずれを、被検レンズ9の面ずれ(第1軸線Aと第2軸線Aとの最短の共通垂線の長さを面ずれ量、該共通垂線の延びる方向を面ずれ方向)と定義する。
面偏心:第1軸線Aと第3軸線Aとの相対的な位置ずれを、第1曲面部93の面偏心(第1軸線Aと第3軸線Aとの最短の共通垂線の長さを第1曲面部93の面偏心量、該共通垂線の延びる方向を第1曲面部93の面偏心方向)と定義する。同様に、第2軸線Aと第3軸線Aとの相対的な位置ずれを、第2曲面部94の面偏心(第2軸線Aと第3軸線Aとの最短の共通垂線の長さを第2曲面部94の面偏心量、該共通垂線の延びる方向を第2曲面部94の面偏心方向)と定義する。
被検体側面の真円度:第3軸線Aに垂直でかつコバ部側面97と交わる任意の平面を設定し、この平面によりコバ部側面97を全周に亘って切断したとき、この切断位置におけるコバ部側面97の測定形状S(上記平面とコバ部側面97との交線の形状。図7参照)を、同心の2つの仮想円C,Cで挟んだとき、該2つの仮想円C,Cの間隔が最小となる場合の、該2つの仮想円C,Cの半径の差dを、被検体側面の所定断面(上記平面による断面)での真円度と定義する。
被検体側面の円柱度:コバ部側面97の全域の測定形状S(図8参照)を、第3軸線Aを共通の中心軸とする2つの仮想円筒面C,Cで挟んだとき、該2つの仮想円筒面C,Cの間隔が最小となる場合の、該2つの仮想円筒面C,Cの半径の差dを、被検体側面の円柱度と定義する。
次に、図1〜図5に基づいて、第1実施形態の3次元形状測定装置について説明する。
図1に示すように第1実施形態の3次元形状測定装置は、顕微干渉計1、該顕微干渉計1の姿勢や位置を調整する測定系アライメント部3、被検レンズ9の姿勢や位置を調整する被検体アライメント部5、および解析制御装置7を備えてなる。
上記顕微干渉計1は、図2に示すように、測定光照射系10および撮像系20を備えており、該測定光照射系10は、低可干渉性の光束を測定光として出力する、LEDやSLD等からなる光源部11と、該光源部11から出力された測定光をコリメートするコリメータレンズ12と、該コリメータレンズ12からの測定光を図中下方に向けて反射する光束分岐光学素子13と、該光束分岐光学素子13からの測定光を、測定光軸Lに沿って被検レンズ9に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る、測定プローブとしての顕微干渉光学系14と、を備えてなる。
この顕微干渉光学系14は、ミロー型の対物系を構成するものであり、光束分岐光学素子13からの測定光を平行光から収束光に変換する収束レンズ15と、該収束レンズ15の図中下側に配された透明平板16と、該透明平板16の図中上側の面に配された反射素子17と、収束レンズ15からの測定光の光路上に配された半透過反射素子18とが、鏡胴19内に配設されてなる。半透過反射素子18は、収束レンズ15からの測定光の一部を反射するとともに、その余を透過して被検レンズ9に向けて出力するように構成されている。この半透過反射素子18で反射された光は反射素子17に集光し、該反射素子17において反射されて再び半透過反射素子18に入射する。この入射光の一部が半透過反射素子18において反射されて参照光とされ、被検レンズ9に照射された測定光の集光領域からの戻り光と合波されることにより、干渉光が得られるようになっている。
また、この顕微干渉光学系14は、ピエゾ素子29を備えたフリンジスキャンアダプタ28に支持され、測定時における被検レンズ9との微小な距離調整がなされるともに、フリンジスキャン計測等を実施する際に測定光軸L方向に微動せしめられるように構成されている。
一方、上記撮像系20は、顕微干渉光学系14から光束分岐光学素子13を透過して図中上方に進行する干渉光を分岐する光束分岐光学素子21と、主に被検レンズ9が回転しているときに撮像を行う第1の撮像系20Aと、主に被検レンズ9が停止しているときに撮像を行う第2の撮像系20Bと、を備えている。
第1の撮像系20Aは、光束分岐光学素子21を透過して図中上方に進行する干渉光を集光する結像レンズ22と、CCDやCMOS等からなる1次元イメージセンサ23を有してなる第1撮像カメラ24とを備えてなり、第1結像レンズ22により1次元イメージセンサ23上に形成された干渉縞の画像データを取得するように構成されている。これに対し、第2の撮像系20Bは、光束分岐光学素子21により図中右方に反射された干渉光を集光する結像レンズ25と、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ26を有してなる第2撮像カメラ27とを備えてなり、第2結像レンズ25により2次元イメージセンサ26上に形成された干渉縞の画像データを取得するように構成されている。
また、図1に示すように上記測定系アライメント部3は、上記顕微干渉計1に固定されたブラケット31と、該ブラケット31を介して顕微干渉計1を、図中のX軸方向に延びる回転軸Rを中心として傾動可能に支持する干渉計傾動ステージ32(第1実施形態における傾動手段)と、該干渉計傾動ステージ32等と共に顕微干渉計1を、図中のZ軸方向に移動せしめる干渉計Z移動ステージ33と、該干渉計Z移動ステージ33等と共に顕微干渉計1を、図中のY軸回りに傾動せしめる干渉計Y傾斜ステージ34と、該干渉計Y傾斜ステージ34等と共に顕微干渉計1を、図中のX軸方向に移動せしめる干渉計X移動ステージ35と、を備えてなる。
また、上記被検体アライメント部5は、図1に示すように、真空引き等により被検レンズ9を表面側または裏面側から支持するサンプルステージ51(第1実施形態における被検体支持手段)と、該サンプルステージ51を介して被検レンズ9を、図中のX軸回りおよびY軸回りに傾動せしめる被検体XY傾斜ステージ52と、該被検体XY傾斜ステージ52等と共に被検レンズ9を、図中のX軸方向およびY軸方向に移動せしめる被検体XY移動ステージ53と、該被検体XY移動ステージ53等と共に被検レンズ9を、図中のZ軸方向に延びる回転軸Rの回りに回転せしめる被検体回転ステージ54(第1実施形態における被検体回転手段)と、該被検体回転ステージ54内に搭載され、該被検体回転ステージ54の回転角度(被検体回転ステージ54により回転せしめられる被検レンズ9の回転軸R回りの回転位置)を検出する回転エンコーダ55と、上記被検体回転ステージ55等と共に被検レンズ9を、図中のY軸方向に移動せしめる被検体Y移動ステージ56と、を備えてなる。
なお、第1実施形態では、上述の干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33、干渉計Y傾斜ステージ34、干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56により、相対位置変更手段が構成されており、回転エンコーダ55により回転位置検出手段が構成されている。
また、上記解析制御装置7は、上記撮像系20により取得された干渉縞の画像データに基づき被検レンズ9の形状データを求めたり、上記測定系アライメント部3および上記被検体アライメント部5における各ステージ等の駆動を制御したりするものであり、図3に示すように、当該解析制御装置7内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される被検体表面回転指令部71、被検体裏面回転指令部72、被検体表面・側面形状情報取得部73、被検体裏面・側面形状情報取得部74、被検体全体形状情報取得部75、軸ずれ解析部76および被検体側面解析部77を備えてなる。
上記被検体表面回転指令部71は、サンプルステージ51により裏面側から支持された被検レンズ9を、上記第1軸線Aを上記被検体回転ステージ54の回転軸Rと一致させた状態で、該被検体回転ステージ54により回転せしめるものである。
上記被検体裏面回転指令部72は、サンプルステージ51により表面側から支持された被検レンズ9を、表面側から支持された状態での上記第2曲面部94の頂点Pにおける垂線N(図12参照)を上記被検体回転ステージ54の回転軸Rと一致させた状態で、該被検体回転ステージ54により回転せしめるものである。
上記被検体表面・側面形状情報取得部73は、被検体表面回転指令部71により回転せしめられる被検レンズ9に対し、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との相対位置を変えながら、顕微干渉光学系14により被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)および被検体側面(コバ部側面97)を走査し、該被検体表面の形状情報と該被検体側面の第1の形状情報と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を取得するものである。
上記被検体裏面・側面形状情報取得部74は、被検体裏面回転指令部72により回転せしめられる被検レンズ9に対し、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との相対位置を変えながら、顕微干渉光学系14により被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)および被検体側面(コバ部側面97)を走査し、該被検体裏面の形状情報と該被検体側面の第2の形状情報と該被検体裏面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・側面形状情報を取得するものである。
上記被検体全体形状情報取得部75は、被検体表面・側面形状情報取得部73により得られた上記被検体側面の第1の形状情報と、被検体裏面・側面形状情報取得部74により得られた上記被検体側面の第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面と被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報を求めるものである。
上記軸ずれ解析部76は、上記被検体全体形状情報に基づき、上記第1軸線Aと上記第2軸線Aとの相対的な位置ずれ(面ずれ)および相対的な傾きずれ(面倒れ)を求めるものである。
上記被検体側面解析部77は、上記被検体全体形状情報に基づき、上記被検体側面の所定断面における真円度と、該被検体側面の円柱度とを求めるものである。
また、図4に示すように、上記被検体表面・側面形状情報取得部73は、上記解析制御装置7内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78、被検体表面・側面干渉縞取得部79、被検体表面・側面形状解析部80および表面・側面測定距離調整部81を備えてなる。
上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78は、上記被検体表面回転指令部71により回転せしめられる被検レンズ9に対し、該被検レンズ9の被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)の設計データに基づき、上記測定光軸Lの被検体表面との交点位置が該被検体表面の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸Lが上記交点位置における被検体表面の接平面と垂直に交わるように、および被検体側面上に上記測定光軸Lが移動し、かつ該測定光軸Lが被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、上記相対位置変更手段(干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33、干渉計Y傾斜ステージ34、干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56)により、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との相対姿勢を順次変更するものである。
上記被検体表面・側面干渉縞取得部79は、上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調部78により上記相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系14から被検レンズ9に測定光を照射せしめ、該測定光の被検体表面または被検体側面からの戻り光と参照光との干渉により形成される、測定光軸Lと被検体表面または被検体側面との各交差部分の領域に対応した各表面・側面回転位置別干渉縞を、被検レンズ9の複数の表面・側面回転位置毎に上記第1撮像カメラ24の1次元イメージセンサ23により撮像せしめ、上記各表面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得するものである。
上記表面・側面測定距離調整部81は、上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調部78により上記相対姿勢が変更される変更される毎に、上記第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26が取り込んだ干渉光(姿勢変更時干渉光)の光強度に基づき、測定光の集光点が被検体表面または被検体側面上に位置するように、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との測定距離を微調整するものである。
上記被検体表面・側面形状解析部80は、上記各表面・側面回転位置別干渉縞と、該各表面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、上記回転エンコーダ55による上記回転位置の検出データと、上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78による上記相対姿勢の調整データと、上記表面・側面測定距離調整部81による上記測定距離の調整データとに基づき、上記被検体表面・側面形状情報を求めるものである。
また、図5に示すように、上記被検体裏面・側面形状情報取得部74は、上記解析制御装置7内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82、被検体裏面・側面干渉縞取得部83、被検体裏面・側面形状解析部84および裏面・側面測定距離調整部85を備えてなる。
上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82は、上記被検体裏面回転指令部72により回転せしめられる被検レンズ9に対し、該被検レンズ9の被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部表面95)の設計データに基づき、上記測定光軸Lの被検体裏面との交点位置が該被検体裏面の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸Lが上記交点位置における被検体裏面の接平面と垂直に交わるように、および被検体側面上に上記測定光軸Lが移動し、かつ該測定光軸Lが被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、上記相対位置変更手段(干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33、干渉計Y傾斜ステージ34、干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56)により、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との相対姿勢を順次変更するものである。
上記被検体裏面・側面干渉縞取得部83は、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調部82により上記相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系14から被検レンズ9に測定光を照射せしめ、該測定光の被検体裏面または被検体側面からの戻り光と参照光との干渉により形成される、測定光軸Lと被検体裏面または被検体側面との各交差部分の領域に対応した各裏面・側面回転位置別干渉縞を、被検レンズ9の複数の裏面・側面回転位置毎に上記第1撮像カメラ24の1次元イメージセンサ23により撮像せしめ、上記各裏面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得するものである。
上記裏面・側面測定距離調整部85は、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調部82により上記相対姿勢が変更される変更される毎に、上記第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26が取り込んだ干渉光(姿勢変更時干渉光)の光強度に基づき、測定光の集光点が被検体裏面または被検体側面上に位置するように、顕微干渉光学系14と被検レンズ9との測定距離を微調整するものである。
上記被検体裏面・側面形状解析部84は、上記各裏面・側面回転位置別干渉縞と、該各裏面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、上記回転エンコーダ55による上記回転位置の検出データと、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82による上記相対姿勢の調整データと、上記裏面・側面測定距離調整部85による上記測定距離の調整データとに基づき、上記被検体裏面・側面形状情報を求めるものである。
以下、本発明の第1実施形態に係る3次元形状測定方法について説明する。第1実施形態の3次元形状測定方法は、上述の第1実施形態の3次元形状測定装置を用いて行うものである。
〈アライメント部の初期調整〉
まず、測定に先立って行われる、上述の測定系アライメント部3と被検体アライメント部5との初期調整について説明する。この初期調整は、サンプルステージ51上に被検レンズ9を載置する前に、顕微干渉計1の測定光軸Lと被検体回転ステージ54の回転軸Rとを高精度に一致させるために行うものであり、以下の手順で行われる。
(U1)まず、被検体回転ステージ54は停止した状態で、図1に示す参照被検体回転ステージ54の回転円盤面54a(高精度に平滑であるとする)上に顕微干渉計1からの測定光が集光照射されるように、干渉計Z移動ステージ33、干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56を用いて、顕微干渉計1と被検体回転ステージ54との相対位置を調整する。なお、この相対位置の調整は、オペレータが、顕微干渉計1と回転円盤面54aとの相対位置を確認しながら手動操作により行うが、顕微干渉計1と回転円盤面54aとの相対位置を装置が認識し得るように構成して自動的に行うようにしてもよい。
(U2)次に、相対位置が調整された顕微干渉計1から、回転円盤面54a上に測定光を照射し、その戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞を、図2に示す第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて撮像し、この撮像された干渉縞がヌル縞状態となるように、図1に示す干渉計傾動ステージ32および干渉計Y傾斜ステージ34を用いて、顕微干渉計1の傾きを調整する。これにより、測定光軸Lと回転軸Rとが互いに平行となる。
(U3)続いて、サンプルステージ51上に、表裏面が高精度に平滑化された平行平板(図示略)を載置し、この平行平板表面(顕微干渉計1側の面)に、顕微干渉計1からの測定光が集光照射されるように、干渉計Z移動ステージ33、干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56を用いて、顕微干渉計1とサンプルステージ51との相対位置を調整する。
(U4)次に、相対位置が調整された顕微干渉計1から、平行平板表面に測定光を照射し、その戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞を、第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて撮像し、この撮像された干渉縞がヌル縞状態となるように、図1に示す被検体XY傾斜ステージ52を用いて、サンプルステージ51上の平行平板の傾きを調整する。これにより、平行平板表面と回転軸Rおよび測定光軸Lとが互いに垂直な状態となる。
(U5)次いで、平行平板表面上に、図9に示すような調整用治具4を載置固定する。この調整用治具4は、互いに傾きが異なる3つの反射平面41〜43を有してなり、該3つの反射平面41〜43に測定光を照射したときに観察される、該3つの反射平面41〜43にそれぞれ対応した3つの干渉縞画像から、該3つの反射平面41〜43の交点Mの位置を高精度に求められるように構成されている(特願2007−315282号明細書参照)。
(U6)次に、上記被検体回転ステージ54を用いて、調整用治具4を回転軸R回りに回転させるとともに、顕微干渉計1から、回転する調整用治具4に対して測定光を照射し、上記3つの反射平面41〜43からの各戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される、該3つの反射平面41〜43に対応した3つの干渉縞画像を、第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて、調整用治具4の複数の回転位置毎に撮像する。
(U7)次いで、複数の回転位置毎に撮像された各3つの干渉縞画像から、上記交点Mの回転軌跡を求め、この回転軌跡の中心として上記回転軸Rの位置を特定する。そして、位置が特定された回転軸Rに、測定光軸Lが一致するように、図1に示す干渉計X移動ステージ35および被検体Y移動ステージ56を用いて、顕微干渉計1と被検体回転ステージ54との相対位置を調整する。これにより、測定系アライメント部3と被検体アライメント部5との初期調整が完了する。
〈被検体表面・側面形状測定〉
次に、被検レンズ9の表面部(第1曲面部93とコバ部表面95とコバ部側面97とを含む領域)の測定を、以下の手順で行う。
(V1)まず、サンプルステージ51を用いて被検レンズ9を、第1曲面部93が顕微干渉計1と対向するように、裏面側から支持せしめる(被検体裏面支持ステップ、図10参照)。なお、被検レンズ9をサンプルステージ51上に載置支持せしめた段階では、第1曲面部93の第1軸線Aは、上記回転軸R(およびこれと一致している測定光軸L)の近傍に位置するものの、回転軸Rと正確に一致しているとは限らない。そこで、第1軸線Aを回転軸Rと正確に一致させる調整を、例えば、以下の手順で行う。
〈a〉フリンジスキャンアダプタ28を用いて、顕微干渉光学系14を測定光軸L方向に順次移動させ、移動毎に、第1曲面部93に対し測定光を照射して、第1曲面部93から反射された戻り光と参照光との干渉光を、上記第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて取り込む。なお、顕微干渉光学系14の移動量は、上記表面・側面測定距離調整部81により自動制御される。
〈b〉上述の、移動毎に取り込まれた干渉光の各光強度を上述の表面・側面測定距離調整部81において測定し、干渉光の光強度が最大となる最適位置(測定光が第1曲面部93上で集光する位置)に、顕微干渉光学系14を配置する。
〈c〉上述の最適位置に配置された顕微干渉光学系14から第1曲面部93に対し測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて撮像する。
〈d〉撮像された干渉縞画像から、第1曲面部93の一部領域(干渉縞画像と対応した領域)の形状情報を求める。
〈e〉求められた形状情報を、被検レンズ9の第1曲面部93の設計データと照合し、その照合結果から、第1軸線Aと回転軸R(測定光軸L)との相対的な傾きずれを求め、第1軸線Aと回転軸Rとが互いに平行となるように、被検体XY傾斜ステージ52を用いて、サンプルステージ51上の被検レンズ9の傾きを調整する。
〈f〉この傾きの調整後、再び、被検レンズ9の第1曲面部93に、顕微干渉光学系14から測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて撮像する。
〈g〉撮像された干渉縞画像(第1軸線Aと第1曲面部93との交点位置を中心とする同心のリング状の干渉縞画像)から、第1軸線Aと回転軸R(測定光軸L)との相対的な位置ずれを求め、第1軸線Aと回転軸Rとが互いに一致するように、被被検体XY移動ステージ53を用いて、サンプルステージ51上の被検レンズ9の位置を調整する。これにより、第1軸線Aと回転軸Rとが互いに一致する。
なお、この、第1軸線Aと回転軸Rとが互いに一致した状態の被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢は、被検体表面部を測定する際の基準姿勢として、上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78において記憶され、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢を変更する際に利用される。
(V2)上記(V1)の手順に続き、第1曲面部93の上記第1軸線Aを上記被検体回転ステージ54の回転軸Rと一致させた状態で、該被検体回転ステージ54を用いて、被検レンズ9を上記回転軸R回りに回転せしめる(被検体表面回転ステップ)。なお、被検体回転ステージ54は、上記被検体表面回転指令部71により駆動制御される。このときの回転速度は任意に設定することが可能であるが、第1実施形態では、例えば、0.1秒で1回転するように設定する。
(V3)次いで、回転せしめられる被検レンズ9に対し、図1に示す干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56を用いて、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対位置を変えながら、該顕微干渉光学系14により被検レンズ9の第1曲面部93、コバ部表面95およびコバ部側面97を順次走査し、被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)の形状情報と被検体側面(コバ部側面97)の形状情報(第1の形状情報)と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を、所定の座標系(以下「第1の座標系」と称する)において取得する(被検体表面・側面形状情報取得ステップ)。なお、この被検体表面・側面形状情報取得ステップは、具体的には、以下の手順で行われる。
[a]回転せしめられる被検レンズ9に対し、顕微干渉光学系14の測定光軸Lの被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)との交点位置が該第1曲面部93およびコバ部表面95の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸Lがその交点位置における第1曲面部93およびコバ部表面95の接平面と垂直に交わるように、次いで、被検体側面(コバ部側面97)上に測定光軸Lが移動し、かつ該測定光軸Lがその交点位置におけるコバ部側面97の接平面と垂直に交わるように、干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56によって、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢を順次変化させる(図11参照)。なお、第1実施形態では、第1曲面部93、コバ部表面95およびコバ部側面97の全領域を測定する。また、干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56は、被検レンズ9の表面部の設計データに基づき、上記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78により駆動される。さらに、相対姿勢を変化させる毎に、上述の手順(V1)の〈a〉,〈b〉と同様に、上記表面・側面測定距離調整部81により、顕微干渉光学系14の測定距離の調整が行われ、その測定距離の調整データは、顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78による相対姿勢の調整データと共に、上記被検体表面・側面形状解析部80に順次入力される。
[b]相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系14から被検レンズ9に測定光を照射し、該測定光の、第1曲面部93、コバ部表面95およびコバ部側面97からの戻り光と参照光との干渉により形成される各表面・側面回転位置別干渉縞(測定光軸Lと被検体表面部との各交差部分の領域に対応した干渉縞)を、被検体表面・側面の複数の回転位置毎に、上記第1撮像カメラ24の1次元イメージセンサ23により撮像し、その画像データを取得する。なお、各表面・側面回転位置別干渉縞は、上記被検体表面・側面干渉縞取得部79の指令に基づき撮像され、その各画像データは、上記被検体表面・側面形状解析部80に順次入力される。撮像回数は任意に設定することが可能であるが、第1実施形態では、例えば、被検レンズ9が1回転する0.1秒の間に3600回(被検レンズ9が0.1度回転する毎に1回)撮像するようにする。また、各表面・側面回転位置別干渉縞が撮像される毎に、その撮像された時点での被検レンズ9の回転角度が回転エンコーダ55により検出され、その回転位置の検出データが被検体表面・側面形状解析部80に順次入力される。
[c]取得された表面・側面回転位置別干渉縞と、該各表面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における上記回転位置の検出データと、顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部78による上記相対姿勢の調整データと、上記表面・側面測定距離調整部81による上記測定距離の調整データとに基づき、被検体表面・側面形状解析部80において、上述の被検体表面・側面形状情報が求められる。
〈被検体裏面・側面形状測定〉
次に、被検レンズ9の裏面部(第2曲面部94とコバ部裏面96とコバ部側面97とを含む領域)の測定を、以下の手順で行う。
(W1)まず、顕微干渉計1と被検体回転ステージ54との相対位置を、上述の、測定系アライメント部3と被検体アライメント部5との初期調整が完了したときの状態に戻す。
(W2)次に、サンプルステージ51を用いて被検レンズ9を、第2曲面部94が顕微干渉計1と対向するように、表面側から支持せしめる(被検体表面支持ステップ、図12参照)。なお、第2曲面部94は球面で構成されているので、被検レンズ9をサンプルステージ51上に載置支持せしめた段階において、第2曲面部94には、表面側から支持された状態での頂点Pが存在し、この頂点Pにおいて第2曲面部94の接平面と垂直に交わる垂線N(測定光軸Lと平行)を設定することができる。被検レンズ9が設計データ通りに形成されていた場合、この垂線Nは、第2曲面部94の第2軸線Aと一致するが、第2曲面部94に面偏心等があると、これらは互いに一致しない。また、第2軸線Aの位置は、非球面で構成されている第1曲面部93の第1軸線Aと異なり、被検レンズ9の全体の形状が測定された後でないと、特定することができない。さらに、被検レンズ9をサンプルステージ51上に載置支持せしめた段階では、第2曲面部94の上記垂線Nは、上記回転軸R(およびこれと一致している測定光軸L)の近傍に位置するものの、回転軸Rと正確に一致しているとは限らない。そこで、垂線Nを回転軸Rと正確に一致させる調整を、例えば、以下の手順で行う。
〔a〕フリンジスキャンアダプタ28を用いて、顕微干渉光学系14を測定光軸L方向に順次移動させ、移動毎に、第2曲面部94に対し測定光を照射して、第2曲面部94から反射された戻り光と参照光との干渉光を、上記第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて取り込む。なお、顕微干渉光学系14の移動量は、上記表面・側面測定距離調整部81により自動制御される。
〔b〕上述の、移動毎に取り込まれた干渉光の各光強度を上述の裏面・側面測定距離調整部85において測定し、干渉光の光強度が最大となる最適位置(測定光が第2曲面部94上で集光する位置)に、顕微干渉光学系14を配置する。
〔c〕上述の最適位置に配置された顕微干渉光学系14から第2曲面部94に対し測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ27の2次元イメージセンサ26を用いて撮像する。
〔d〕撮像された干渉縞画像(垂線Nを中心とする同心のリング状の干渉縞画像)から、垂線Nと回転軸R(測定光軸L)との相対的な位置ずれを求め、垂線Nと回転軸Rとが互いに一致するように、被被検体XY移動ステージ53を用いて、サンプルステージ51上の被検レンズ9の位置を調整する。これにより、垂線Nと回転軸Rとが互いに一致する。
なお、この、垂線Nと回転軸Rとが互いに一致した状態の被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢は、被検体裏面部を測定する際の基準姿勢として、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82において記憶され、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢を変更する際に利用される。
(W3)上記(W2)の手順に続き、第2曲面部94の上記垂線Nを上記被検体回転ステージ54の回転軸Rと一致させた状態で、該被検体回転ステージ54を用いて、被検レンズ9を上記回転軸R回りに回転せしめる(被検体裏面回転ステップ)。なお、被検体回転ステージ54は、上記被検体裏面回転指令部72により駆動制御される。このときの回転速度は任意に設定することが可能であるが、第1実施形態では、例えば、0.1秒で1回転するように設定する。
(W4)次いで、回転せしめられる被検レンズ9に対し、図1に示す干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56を用いて、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対位置を変えながら、該顕微干渉光学系14により被検レンズ9の第2曲面部94、コバ部裏面96およびコバ部側面97を順次走査し、被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)の形状情報と被検体側面(コバ部側面97)の形状情報(第2の形状情報)と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を、上記第1の座標系とは異なる他の座標系(以下「第2の座標系」と称する)において取得する(被検体裏面・側面形状情報取得ステップ)。なお、この被検体裏面・側面形状情報取得ステップは、具体的には、以下の手順で行われる。
{a}回転せしめられる被検レンズ9に対し、顕微干渉光学系14の測定光軸Lの被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)との交点位置が該第2曲面部94およびコバ部裏面96の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸Lがその交点位置における第2曲面部94およびコバ部裏面96の接平面と垂直に交わるように、次いで、被検体側面(コバ部側面97)上に測定光軸Lが移動し、かつ該測定光軸Lがその交点位置におけるコバ部側面97の接平面と垂直に交わるように、干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56によって、被検レンズ9に対する顕微干渉光学系14の相対姿勢を順次変化させる(図13参照)。なお、第1実施形態では、第2曲面部94、コバ部裏面96およびコバ部側面97の全領域を測定する。また、干渉計傾動ステージ32、干渉計Z移動ステージ33および被検体Y移動ステージ56は、被検レンズ9の裏面部の設計データに基づき、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82により駆動される。さらに、相対姿勢を変化させる毎に、上述の手順(W2)の〔a〕,〔b〕と同様に、上記裏面・側面測定距離調整部85により、顕微干渉光学系14の測定距離の調整が行われ、その測定距離の調整データは、顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82による相対姿勢の調整データと共に、上記被検体裏面・側面形状解析部84に順次入力される。
{b}相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系14から被検レンズ9に測定光を照射し、該測定光の、第2曲面部94、コバ部裏面96およびコバ部側面97からの戻り光と参照光との干渉により形成される各裏面・側面回転位置別干渉縞(測定光軸Lと被検体裏面部との各交差部分の領域に対応した干渉縞)を、被検体裏面・側面の複数の回転位置毎に、上記第1撮像カメラ24の1次元イメージセンサ23により撮像し、その画像データを取得する。なお、各裏面・側面回転位置別干渉縞は、上記被検体裏面・側面干渉縞取得部83の指令に基づき撮像され、その各画像データは、上記被検体裏面・側面形状解析部84に順次入力される。撮像回数は任意に設定することが可能であるが、第1実施形態では、例えば、被検レンズ9が1回転する0.1秒の間に3600回(被検レンズ9が0.1度回転する毎に1回)撮像するようにする。また、各裏面・側面回転位置別干渉縞が撮像される毎に、その撮像された時点での被検レンズ9の回転角度が回転エンコーダ55により検出され、その回転位置の検出データが被検体裏面・側面形状解析部84に順次入力される。
{c}取得された裏面・側面回転位置別干渉縞と、該各裏面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における上記回転位置の検出データと、顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部82による上記相対姿勢の調整データと、上記裏面・側面測定距離調整部85による上記測定距離の調整データとに基づき、被検体裏面・側面形状解析部84において、上述の被検体裏面・側面形状情報が求められる。
〈被検体全体形状解析〉
次に、上述の被検体表面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた被検体側面(コバ部側面97)の第1の形状情報と、上述の被検体裏面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた被検体側面(コバ部側面97)の第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)と被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報が、上記被検体全体情報取得部75において求められる(被検体全体形状情報取得ステップ)。
すなわち、被検体側面の第1の形状情報と第2の形状情報とは、同じコバ部側面97を測定したものなので、共通の座標系においては本来互いに一致するはずのものである。したがって、これらを共通の座標系において互いに一致させるように照合することにより、第1の形状情報が得られた上記第1の座標系と第2の形状情報が得られた上記第2の座標系との対応関係を明らかとすることが可能となる。
第1の形状情報によるコバ部側面97と被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)との相対位置関係は、上記第1の座標系において特定されており、第2の形状情報によるコバ部側面97と被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)との相対位置関係は、上記第2の座標系において特定されている。したがって、第1の座標系と第2の座標系との対応関係が明らかとなれば、被検体表面(第1曲面部93およびコバ部表面95)と被検体裏面(第2曲面部94およびコバ部裏面96)との相対位置関係も特定することが可能となり、これにより、上述の被検体全体形状情報を求めることができる。
また、この被検体全体形状情報に基づき、第1軸線Aと第2軸線Aとの相対的な位置ずれ(面ずれ)および相対的な傾きずれ(面倒れ)と、第1軸線Aと第3軸線Aとの相対的な位置ずれ(第1曲面部93の面偏心)および第2軸線Aと第3軸線Aとの相対的な位置ずれ(第2曲面部94の面偏心)が、上記軸ずれ解析部76により求められる。
さらに、上記被検体全体形状情報に基づき、上述の被検体側面の真円度および被検体側面の円柱度が、上記被検体側面解析部77により求められる。
〈第2実施形態〉
次いで、図19,図20に基づいて、第2実施形態における被検体としての被検レンズ109の構成および測定対象となる項目について説明する。
図19に示すように被検レンズ109は、設計上、第1軸線A11を中心とする回転面状に形成された第1曲面部191(非球面で構成される)からなる被検体表面と、第2軸線A12を中心とする回転面状に形成された第2曲面部192(球面で構成される)からなる被検体裏面と、円柱面状に形成されたコバ面193(被検レンズ109の端面部)とを有してなる。
なお、第2実施形態では、上述のように被検体表面および被検体裏面を定義しているが、図19(A)に示す被検レンズ109の上側の面を被検体裏面とし(この場合、番号191が指し示す曲面部を第2曲面部、符号A11が指し示す軸線を第2軸線と称し)、下側の面を被検体表面とする(この場合、番号192が指し示す面を第1曲面部、符号A12が指し示す軸線を第1軸線と称する)ことも可能である。
また、上述の被検レンズ109は、設計上、上述の第1軸線A11および第2軸線A12が、図中の第3軸線A13(コバ面193の回転中心軸となっている)と互いに一致するように構成されているが、製造誤差により、これらが互いに一致しない場合がある。図では分かり易くするため、軸ずれの誤差を大きく表現しているが、通常は、光の波長オーダー以下の微小な誤差量となる。
第2実施形態においては、このような製造誤差により生じる面倒れや面ずれ等の、測定対象となる種々の項目を以下のように定義する。なお、ここで示す定義は、以下の説明を明確にするために便宜的に導入するものであり、他の定義の仕方も考えられる。
面倒れ:第1軸線A11と第2軸線A12との相対的な傾き角(第1軸線A11と第2軸線A12とのなす角;第1軸線A11と第2軸線A12とが互いに交わらない場合は、それぞれの方向ベクトルのなす角)を、被検レンズ109の面倒れ(上記傾き角の大きさを面倒れ量、第2軸線A12に対する第1軸線A11の傾き方向を面倒れ方向)と定義する。
面ずれ:第1軸線A11と第2軸線A12との相対的な位置ずれを、被検レンズ109の面ずれ(第1軸線A11と第2軸線A12との最短の共通垂線の長さを面ずれ量、該共通垂線の延びる方向を面ずれ方向)と定義する。
面偏心:第1軸線A11と第3軸線A13との相対的な位置ずれを、第1曲面部191の面偏心(第1軸線A11と第3軸線A13との最短の共通垂線の長さを第1曲面部191の面偏心量、該共通垂線の延びる方向を第1曲面部191の面偏心方向)と定義する。同様に、第2軸線A12と第3軸線A13との相対的な位置ずれを、第2曲面部192の面偏心(第2軸線A12と第3軸線A13との最短の共通垂線の長さを第2曲面部192の面偏心量、該共通垂線の延びる方向を第2曲面部192の面偏心方向)と定義する。
次に、第2実施形態の3次元形状測定装置について説明する。
図14に示すように第2実施形態の3次元形状測定装置は、顕微干渉計101、該顕微干渉計101の姿勢や位置を調整する測定系アライメント部103、被検レンズ109の姿勢や位置を調整する被検体アライメント部105、被検レンズ109を保持する保持治具106および解析制御装置107を備えてなる。
上記保持治具106は、図20に示すように、その内周面161および外周面162が共に軸線C´を中心とする円柱面状に形成されたリング状の部材であり、その外周面162には、当該保持治具106の図中上側の面の外縁部から外周面162を縦断して図中下側の面の外縁部まで延びる直線状の位置検出用マーク163,164,165が、軸線C´に対して互いに回転非対称な3つの位置にそれぞれ形成されている。なお、これらの位置検出用マーク163,164,165は、上記顕微干渉計101により形状として検出し得るように、例えば、微小な溝または凸条により形成される。
また、この保持治具106は、内周面61の径が被検レンズ109のコバ面193の径よりも若干大きくなるように形成されており、図21に示すように、被検レンズ109をコバ面193の径方向外方から囲むように配置され、内周面161とコバ面193との隙間に塗布された接着剤により、被検レンズ109との相対位置が変わらないように固定される。なお、接着剤で固定する替わりに、保持治具106の内周面161に複数(例えば3個)の突起部を径方向に移動可能に設け、この突起部をバネやネジの力によって被検レンズ109に押圧することによって、被検レンズ109に対し保持治具106を固定するように構成することも可能であるが、このような態様とする場合には、押圧する力によって被検レンズ109に強い内部応力が発生しないように留意する必要がある。
上記顕微干渉計101は、図15に示すように、測定光照射系110および撮像系120を備えており、該測定光照射系110は、低可干渉性の光束を測定光として出力する、LEDやSLD等からなる光源部111と、該光源部111から出力された測定光をコリメートするコリメータレンズ112と、該コリメータレンズ112からの測定光を図中下方に向けて反射する光束分岐光学素子113と、該光束分岐光学素子113からの測定光を、測定光軸L´に沿って被検レンズ109に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る、測定プローブとしての顕微干渉光学系114と、を備えてなる。
この顕微干渉光学系114は、ミロー型の対物系を構成するものであり、光束分岐光学素子113からの測定光を平行光から収束光に変換する収束レンズ115と、該収束レンズ115の図中下側に配された透明平板116と、該透明平板116の図中上側の面に配された反射素子117と、収束レンズ115からの測定光の光路上に配された半透過反射素子118とが、鏡胴119内に配設されてなる。半透過反射素子118は、収束レンズ115からの測定光の一部を反射するとともに、その余を透過して被検レンズ109に向けて出力するように構成されている。この半透過反射素子118で反射された光は反射素子117に集光し、該反射素子117において反射されて再び半透過反射素子118に入射する。この入射光の一部が半透過反射素子118において反射されて参照光とされ、被検レンズ109に照射された測定光の集光領域からの戻り光と合波されることにより、干渉光が得られるようになっている。
また、この顕微干渉光学系114は、ピエゾ素子129を備えたフリンジスキャンアダプタ128に保持され、測定時における被検レンズ109との微小な距離調整がなされるともに、フリンジスキャン計測等を実施する際に測定光軸L方向に微動せしめられるように構成されている。
一方、上記撮像系120は、顕微干渉光学系114から光束分岐光学素子113を透過して図中上方に進行する干渉光を分岐する光束分岐光学素子121と、主に被検レンズ109が回転しているときに撮像を行う第1の撮像系120Aと、主に被検レンズ109が停止しているときに撮像を行う第2の撮像系120Bと、を備えている。
第1の撮像系120Aは、光束分岐光学素子121を透過して図中上方に進行する干渉光を集光する結像レンズ122と、CCDやCMOS等からなる1次元イメージセンサ123を有してなる第1撮像カメラ124とを備えてなり、第1結像レンズ122により1次元イメージセンサ123上に形成された干渉縞の画像データを取得するように構成されている。これに対し、第2の撮像系120Bは、光束分岐光学素子121により図中右方に反射された干渉光を集光する結像レンズ125と、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ126を有してなる第2撮像カメラ127とを備えてなり、第2結像レンズ125により2次元イメージセンサ126上に形成された干渉縞の画像データを取得するように構成されている。
また、図14に示すように上記測定系アライメント部103は、上記顕微干渉計101に固定されたブラケット131と、該ブラケット131を介して顕微干渉計101を、図中のX軸方向に延びる回転軸R11を中心として傾動可能に保持する干渉計傾動ステージ132(第2実施形態における傾動手段)と、該干渉計傾動ステージ132等と共に顕微干渉計101を、図中のZ軸方向に移動せしめる干渉計Z移動ステージ133と、該干渉計Z移動ステージ133等と共に顕微干渉計101を、図中のY軸回りに傾動せしめる干渉計Y傾斜ステージ134と、該干渉計Y傾斜ステージ134等と共に顕微干渉計101を、図中のX軸方向に移動せしめる干渉計X移動ステージ135と、を備えてなる。
また、上記被検体アライメント部105は、図14に示すように、真空引き等により被検レンズ109を表面側または裏面側から保持するサンプルステージ151(第2実施形態における被検体保持手段)と、該サンプルステージ151を介して被検レンズ109を、図中のX軸回りおよびY軸回りに傾動せしめる被検体XY傾斜ステージ152と、該被検体XY傾斜ステージ152等と共に被検レンズ109を、図中のX軸方向およびY軸方向に移動せしめる被検体XY移動ステージ153と、該被検体XY移動ステージ153等と共に被検レンズ109を、図中のZ軸方向に延びる回転軸R12の回りに回転せしめる被検体回転ステージ154(第2実施形態における被検体回転手段)と、該被検体回転ステージ154内に搭載され、該被検体回転ステージ154の回転角度(被検体回転ステージ154により回転せしめられる被検レンズ109の回転軸R12回りの回転位置)を検出する回転エンコーダ155と、上記被検体回転ステージ155等と共に被検レンズ109を、図中のY軸方向に移動せしめる被検体Y移動ステージ156と、を備えてなる。
なお、第2実施形態では、上述の干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133、干渉計Y傾斜ステージ134、干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156により、相対位置変更手段が構成されており、回転エンコーダ155により回転位置検出手段が構成されている。
また、上記解析制御装置107は、上記撮像系120により取得された干渉縞の画像データに基づき被検レンズ109の形状データを求めたり、上記測定系アライメント部103および上記被検体アライメント部105における各ステージ等の駆動を制御したりするものであり、図16に示すように、当該解析制御装置7内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される被検体表面回転指令部171、被検体裏面回転指令部172、被検体表面・保持治具外周面形状情報取得部173、被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得部174、被検体表裏面形状情報取得部175および軸ずれ解析部176を備えてなる。
上記被検体表面回転指令部171は、サンプルステージ151により裏面側から保持された被検レンズ109を、上記第1軸線A11を上記被検体回転ステージ154の回転軸R12と一致させた状態で、該被検体回転ステージ154により回転せしめるものである。
上記被検体裏面回転指令部172は、サンプルステージ151により表面側から保持された被検レンズ109を、表面側から保持された状態での上記第2曲面部192の頂点P´における垂線N´(図24参照)を上記被検体回転ステージ154の回転軸R12と一致させた状態で、該被検体回転ステージ154により回転せしめるものである。
上記被検体表面・保持治具外周面形状情報取得部173は、被検体表面回転指令部171により回転せしめられる被検レンズ109に対し、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との相対位置を変えながら、顕微干渉光学系114により被検体表面(第1曲面部191)および保持治具106の外周面162を走査し、該第1曲面部191の形状情報と該外周面162の第1の形状情報と該第1曲面部191および該外周面162の相対位置情報とを含んだ被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得するものである。
上記被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得部174は、被検体裏面回転指令部172により回転せしめられる被検レンズ109に対し、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との相対位置を変えながら、顕微干渉光学系114により被検体裏面(第2曲面部192)および保持治具106の外周面162を走査し、該第2曲面部192の形状情報と該外周面162の第2の形状情報と該第2曲面部192および該外周面162の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・保持治具外周面形状情報を取得するものである。
上記被検体表裏面形状情報取得部175は、被検体表面・保持治具外周面形状情報取得部173により得られた上記外周面162の第1の形状情報と、被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得部174により得られた上記外周面162の第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面(第1曲面部191)と被検体裏面(第2曲面部192)との相対位置情報を含んだ被検体表裏面形状情報を求めるものである。
上記軸ずれ解析部176は、上記被検体表裏面形状情報に基づき、上記第1軸線A11と上記第2軸線A12との相対的な位置ずれ(面ずれ)および相対的な傾きずれ(面倒れ)を求めるものである。
また、図17に示すように、上記被検体表面・保持治具外周面形状情報取得部173は、上記解析制御装置107内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178、被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得部179、被検体表面・保持治具外周面形状解析部180および表面・外周面測定距離調整部181を備えてなる。
上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178は、上記被検体表面回転指令部171により回転せしめられる被検レンズ109に対し、該被検レンズ109の被検体表面(第1曲面部191)の設計データに基づき、上記測定光軸L´の第1曲面部191との交点位置が該第1曲面部191の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸L´が上記交点位置における第1曲面部191の接平面と垂直に交わるように、および保持治具106の外周面162上に上記測定光軸L´が移動し、かつ該測定光軸L´が外周面162との交点位置における該外周面162の接平面と垂直に交わるように、上記相対位置変更手段(干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133、干渉計Y傾斜ステージ134、干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156)により、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との相対姿勢を順次変更するものである。
上記被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得部179は、上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178により上記相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系114から被検レンズ109に測定光を照射せしめ、該測定光の第1曲面部191または保持治具106の外周面162からの戻り光と参照光との干渉により形成される、測定光軸L´と第1曲面部191または外周面162との各交差部分の領域に対応した各表面・外周面回転位置別干渉縞を、被検レンズ109の複数の表面・外周面回転位置毎に上記第1撮像カメラ124の1次元イメージセンサ123により撮像せしめ、上記各表面・外周面回転位置別干渉縞の画像データを取得するものである。
上記表面・外周面測定距離調整部181は、上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178により上記相対姿勢が変更される変更される毎に、上記第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126が取り込んだ干渉光(姿勢変更時干渉光)の光強度に基づき、測定光の集光点が第1曲面部191または保持治具106の外周面162上に位置するように、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との測定距離を微調整するものである。
上記被検体表面・保持治具外周面形状解析部180は、上記各表面・外周面回転位置別干渉縞と、該各表面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、上記回転エンコーダ155による上記回転位置の検出データと、上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178による上記相対姿勢の調整データと、上記表面・外周面測定距離調整部181による上記測定距離の調整データとに基づき、上記被検体表面・保持治具外周面形状情報を求めるものである。
また、図18に示すように、上記被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得部174は、上記解析制御装置107内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182、被検体裏面・保持治具外周面干渉縞取得部183、被検体裏面・保持治具外周面形状解析部184および裏面・外周面測定距離調整部185を備えてなる。
上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182は、上記被検体裏面回転指令部172により回転せしめられる被検レンズ109に対し、該被検レンズ109の被検体裏面(第2曲面部192)の設計データに基づき、上記測定光軸Lの第2曲面部192との交点位置が該第2曲面部192の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸Lが上記交点位置における第2曲面部192の接平面と垂直に交わるように、および保持治具106の外周面162上に上記測定光軸Lが移動し、かつ該測定光軸Lが外周面162との交点位置における該外周面162の接平面と垂直に交わるように、上記相対位置変更手段(干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133、干渉計Y傾斜ステージ134、干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156)により、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との相対姿勢を順次変更するものである。
上記被検体裏面・保持治具外周面干渉縞取得部183は、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182により上記相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系114から被検レンズ109に測定光を照射せしめ、該測定光の第2曲面部192または保持治具106の外周面162からの戻り光と参照光との干渉により形成される、測定光軸L´と第2曲面部192または外周面162との各交差部分の領域に対応した各裏面・保持治具外周面回転位置別干渉縞を、被検レンズ109の複数の裏面・外周面回転位置毎に上記第1撮像カメラ124の1次元イメージセンサ123により撮像せしめ、上記各裏面・外周面回転位置別干渉縞の画像データを取得するものである。
上記裏面・外周面測定距離調整部185は、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182により上記相対姿勢が変更される変更される毎に、上記第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126が取り込んだ干渉光(姿勢変更時干渉光)の光強度に基づき、測定光の集光点が第2曲面部192または保持治具106の外周面162上に位置するように、顕微干渉光学系114と被検レンズ109との測定距離を微調整するものである。
上記被検体裏面・保持治具外周面形状解析部184は、上記各裏面・外周面回転位置別干渉縞と、該各裏面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、上記回転エンコーダ155による上記回転位置の検出データと、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182による上記相対姿勢の調整データと、上記裏面・外周面測定距離調整部185による上記測定距離の調整データとに基づき、上記被検体裏面・外周面形状情報を求めるものである。
以下、本発明の第2実施形態に係る3次元形状測定方法について説明する。第2実施形態の3次元形状測定方法は、上述の第2実施形態の3次元形状測定装置を用いて行うものである。
〈アライメント部の初期調整〉
まず、測定に先立って行われる、上述の測定系アライメント部103と被検体アライメント部105との初期調整について説明する。この初期調整は、サンプルステージ151上に被検レンズ109を載置する前に、顕微干渉計101の測定光軸L´と被検体回転ステージ154の回転軸R12とを高精度に一致させるために行うものであり、以下の手順で行われる。
(J1)まず、被検体回転ステージ154は停止した状態で、図14に示す被検体回転ステージ154の回転円盤面154a(高精度に平滑であるとする)上に顕微干渉計101からの測定光が集光照射されるように、干渉計Z移動ステージ133、干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156を用いて、顕微干渉計101と被検体回転ステージ154との相対位置を調整する。なお、この相対位置の調整は、オペレータが、顕微干渉計101と回転円盤面154aとの相対位置を確認しながら手動操作により行うが、顕微干渉計101と回転円盤面154aとの相対位置を装置が認識し得るように構成して自動的に行うようにしてもよい。
(J2)次に、相対位置が調整された顕微干渉計101から、回転円盤面154a上に測定光を照射し、その戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞を、図15に示す第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて撮像し、この撮像された干渉縞がヌル縞状態となるように、図14に示す干渉計傾動ステージ132および干渉計Y傾斜ステージ134を用いて、顕微干渉計101の傾きを調整する。これにより、測定光軸L´と回転軸R12とが互いに平行となる。
(J3)続いて、サンプルステージ151上に、表裏面が高精度に平滑化された平行平板(図示略)を載置し、この平行平板表面(顕微干渉計101側の面)に、顕微干渉計101からの測定光が集光照射されるように、干渉計Z移動ステージ133、干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156を用いて、顕微干渉計101とサンプルステージ151との相対位置を調整する。
(J4)次に、相対位置が調整された顕微干渉計101から、平行平板表面に測定光を照射し、その戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞を、第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて撮像し、この撮像された干渉縞がヌル縞状態となるように、図14に示す被検体XY傾斜ステージ152を用いて、サンプルステージ151上の平行平板の傾きを調整する。これにより、平行平板表面と回転軸R12および測定光軸L´とが互いに垂直な状態となる。
(J5)次いで、平行平板表面上に、図9に示す調整用治具4を載置固定する。
(J6)次に、上記被検体回転ステージ154を用いて、調整用治具4を回転軸R12回りに回転させるとともに、顕微干渉計101から、回転する調整用治具4に対して測定光を照射し、上記3つの反射平面41〜43からの各戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される、該3つの反射平面41〜43に対応した3つの干渉縞画像を、第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて、調整用治具4の複数の回転位置毎に撮像する。
(J7)次いで、複数の回転位置毎に撮像された各3つの干渉縞画像から、上記調整用治具4の交点Mの回転軌跡を求め、この回転軌跡の中心として上記回転軸R12の位置を特定する。そして、位置が特定された回転軸R12に、測定光軸L´が一致するように、図14に示す干渉計X移動ステージ135および被検体Y移動ステージ156を用いて、顕微干渉計101と被検体回転ステージ154との相対位置を調整する。これにより、測定系アライメント部103と被検体アライメント部105との初期調整が完了する。
〈被検体表面・保持治具外周面形状測定〉
次に、被検レンズ109の表面部(第1曲面部191と保持治具106の外周面162とを含む領域)の測定を、以下の手順で行う。
(K1)まず、サンプルステージ151を用いて被検レンズ109を、第1曲面部191が顕微干渉計101と対向するように、保持治具6を介して裏面側から保持せしめる(被検体裏面保持ステップ、図22参照)。なお、被検レンズ109をサンプルステージ51上に載置保持した段階では、第1曲面部191の第1軸線A11は、上記回転軸R12(およびこれと一致している測定光軸L´)の近傍に位置するものの、回転軸R12と正確に一致しているとは限らない。そこで、第1軸線A11を回転軸R12と正確に一致させる調整を、例えば、以下の手順で行う。
〈a〉フリンジスキャンアダプタ128を用いて、顕微干渉光学系114を測定光軸L´方向に順次移動させ、移動毎に、第1曲面部191に対し測定光を照射して、第1曲面部191から反射された戻り光と参照光との干渉光を、上記第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて取り込む。なお、顕微干渉光学系114の移動量は、上記表面・外周面測定距離調整部181により自動制御される。
〈b〉上述の、移動毎に取り込まれた干渉光の各光強度を上述の表面・外周面測定距離調整部181において測定し、干渉光の光強度が最大となる最適位置(測定光が第1曲面部191上で集光する位置)に、顕微干渉光学系114を配置する。
〈c〉上述の最適位置に配置された顕微干渉光学系114から第1曲面部191に対し測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて撮像する。
〈d〉撮像された干渉縞画像から、第1曲面部191の一部領域(干渉縞画像と対応した領域)の形状情報を求める。
〈e〉求められた形状情報を、被検レンズ109の第1曲面部191の設計データと照合し、その照合結果から、第1軸線A11と回転軸R12(測定光軸L´)との相対的な傾きずれを求め、第1軸線A11と回転軸R12とが互いに平行となるように、被検体XY傾斜ステージ152を用いて、サンプルステージ151上の被検レンズ109の傾きを調整する。
〈f〉この傾きの調整後、再び、被検レンズ109の第1曲面部191に、顕微干渉光学系114から測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて撮像する。
〈g〉撮像された干渉縞画像(第1軸線A11と第1曲面部191との交点位置を中心とする同心のリング状の干渉縞画像)から、第1軸線A11と回転軸R12(測定光軸L´)との相対的な位置ずれを求め、第1軸線A11と回転軸R12とが互いに一致するように、被被検体XY移動ステージ153を用いて、サンプルステージ151上の被検レンズ109の位置を調整する。これにより、第1軸線A11と回転軸R12とが互いに一致する。
なお、この、第1軸線A11と回転軸R12とが互いに一致した状態の被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢は、被検体表面部を測定する際の基準姿勢として、上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178において記憶され、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢を変更する際に利用される。
(K2)上記(K1)の手順に続き、第1曲面部191の上記第1軸線A11を上記被検体回転ステージ154の回転軸R12と一致させた状態で、該被検体回転ステージ154を用いて、被検レンズ109を上記回転軸R12回りに回転せしめる(被検体表面回転ステップ)。なお、被検体回転ステージ154は、上記被検体表面回転指令部171により駆動制御される。このときの回転速度は任意に設定することが可能であるが、第2実施形態では、例えば、0.1秒で1回転するように設定する。
(K3)次いで、回転せしめられる被検レンズ109に対し、図14に示す干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ156を用いて、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対位置を変えながら、該顕微干渉光学系114により被検レンズ109の第1曲面部191および保持治具106の外周面162を順次走査し、第1曲面部191の形状情報と保持治具106の外周面162の形状情報(第1の形状情報)と該第1曲面部191および該外周面162の相対位置情報とを含んだ被検体表面・保持治具外周面形状情報を、所定の座標系(以下「第3の座標系」と称する)において取得する(被検体表面・保持治具外周面形状情報取得ステップ)。なお、この被検体表面・保持治具外周面形状情報取得ステップは、具体的には、以下の手順で行われる。
[a]回転せしめられる被検レンズ109に対し、顕微干渉光学系114の測定光軸L´の第1曲面部191との交点位置が該第1曲面部191の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸L´がその交点位置における第1曲面部191の接平面と垂直に交わるように、次いで、保持治具106の外周面162上に測定光軸L´が移動し、かつ該測定光軸L´がその交点位置における外周面162の接平面と垂直に交わるように、干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ56によって、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢を順次変化させる(図11参照)。なお、第2実施形態では、第1曲面部191および外周面162の全領域を測定する。また、干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ156は、被検レンズ109の表面部の設計データに基づき、上記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178により駆動される。さらに、相対姿勢を変化させる毎に、上述の手順(K1)の〈a〉,〈b〉と同様に、上記表面・外周面測定距離調整部181により、顕微干渉光学系114の測定距離の調整が行われ、その測定距離の調整データは、顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178による相対姿勢の調整データと共に、上記被検体表面・保持治具外周面形状解析部180に順次入力される。
[b]相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系114から被検レンズ109に測定光を照射し、該測定光の、第1曲面部191および外周面162からの戻り光と参照光との干渉により形成される各表面・外周面回転位置別干渉縞(測定光軸L´と第1曲面部191または外周面162との各交差部分の領域に対応した干渉縞)を、被検体表面・保持治具外周面の複数の回転位置毎に、上記第1撮像カメラ124の1次元イメージセンサ123により撮像し、その画像データを取得する。なお、各表面・外周面回転位置別干渉縞は、上記被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得部179の指令に基づき撮像され、その各画像データは、上記被検体表面・保持治具外周面形状解析部180に順次入力される。撮像回数は任意に設定することが可能であるが、第2実施形態では、例えば、被検レンズ109が1回転する0.1秒の間に3600回(被検レンズ109が0.1度回転する毎に1回)撮像するようにする。また、各表面・外周面回転位置別干渉縞が撮像される毎に、その撮像された時点での被検レンズ109の回転角度が回転エンコーダ155により検出され、その回転位置の検出データが被検体表面・保持治具外周面形状解析部180に順次入力される。
[c]取得された表面・外周面回転位置別干渉縞と、該各表面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における上記回転位置の検出データと、顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部178による上記相対姿勢の調整データと、上記表面・外周面測定距離調整部181による上記測定距離の調整データとに基づき、被検体表面・保持治具外周面形状解析部180において、上述の被検体表面・保持治具外周面形状情報が求められる。
〈被検体裏面・保持治具外周面形状測定〉
次に、被検レンズ109の裏面部(第2曲面部192と保持治具106の外周面162とを含む領域)の測定を、以下の手順で行う。
(L1)まず、顕微干渉計101と被検体回転ステージ154との相対位置を、上述の、測定系アライメント部103と被検体アライメント部105との初期調整が完了したときの状態に戻す。
(L2)次に、サンプルステージ151を用いて被検レンズ109を、第2曲面部192が顕微干渉計101と対向するように、保持治具106を介して表面側から保持せしめる(被検体表面保持ステップ、図24参照)。なお、第2曲面部192は球面で構成されているので、被検レンズ109をサンプルステージ151上に載置保持した段階において、第2曲面部192には、表面側から保持された状態での頂点P´が存在し、この頂点P´において第2曲面部192の接平面と垂直に交わる垂線N´(測定光軸L´と平行)を設定することができる。被検レンズ109が設計データ通りに形成されていた場合、この垂線N´は、第2曲面部192の第2軸線Aと一致するが、第2曲面部192に面倒れ等があると、これらは互いに一致しない。また、第2軸線Aの位置は、非球面で構成されている第1曲面部191の第1軸線A11とは異なり、被検レンズ109の全体の形状が測定された後でないと、特定することができない。さらに、被検レンズ109をサンプルステージ151上に載置保持した段階では、第2曲面部192の上記垂線N´は、上記回転軸R12(およびこれと一致している測定光軸L´)の近傍に位置するものの、回転軸R12と正確に一致しているとは限らない。そこで、垂線N´を回転軸R12と正確に一致させる調整を、例えば、以下の手順で行う。
〔a〕フリンジスキャンアダプタ128を用いて、顕微干渉光学系114を測定光軸L´方向に順次移動させ、移動毎に、第2曲面部192に対し測定光を照射して、第2曲面部192から反射された戻り光と参照光との干渉光を、上記第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて取り込む。なお、顕微干渉光学系114の移動量は、上記裏面・外周面測定距離調整部185により自動制御される。
〔b〕上述の、移動毎に取り込まれた干渉光の各光強度を上述の裏面・外周面測定距離調整部185において測定し、干渉光の光強度が最大となる最適位置(測定光が第2曲面部192上で集光する位置)に、顕微干渉光学系114を配置する。
〔c〕上述の最適位置に配置された顕微干渉光学系114から第2曲面部192に対し測定光を照射し、その戻り光と参照光とを干渉せしめたときに形成される干渉縞画像を、第2撮像カメラ127の2次元イメージセンサ126を用いて撮像する。
〔d〕撮像された干渉縞画像(垂線N´を中心とする同心のリング状の干渉縞画像)から、垂線N´と回転軸R12(測定光軸L´)との相対的な位置ずれを求め、垂線N´と回転軸R12とが互いに一致するように、被被検体XY移動ステージ153を用いて、サンプルステージ151上の被検レンズ109の位置を調整する。これにより、垂線N´と回転軸R12とが互いに一致する。
なお、この、垂線N´と回転軸R12とが互いに一致した状態の被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢は、被検体裏面部を測定する際の基準姿勢として、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182において記憶され、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢を変更する際に利用される。
(L3)上記(L2)の手順に続き、第2曲面部192の上記垂線N´を上記被検体回転ステージ154の回転軸R12と一致させた状態で、該被検体回転ステージ154を用いて、被検レンズ109を上記回転軸R12回りに回転せしめる(被検体裏面回転ステップ)。なお、被検体回転ステージ154は、上記被検体裏面回転指令部172により駆動制御される。このときの回転速度は任意に設定することが可能であるが、第2実施形態では、例えば、0.1秒で1回転するように設定する。
(L4)次いで、回転せしめられる被検レンズ109に対し、図14に示す干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ156を用いて、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対位置を変えながら、該顕微干渉光学系114により被検レンズ109の第2曲面部192および保持治具106の外周面162を順次走査し、第2曲面部192の形状情報と保持治具106の外周面162の形状情報(第2の形状情報)と該第2曲面部192と該外周面162の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・保持治具外周面形状情報を、上記第3の座標系とは異なる他の座標系(以下「第4の座標系」と称する)において取得する(被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得ステップ)。なお、この被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得ステップは、具体的には、以下の手順で行われる。
{a}回転せしめられる被検レンズ109に対し、顕微干渉光学系114の測定光軸L´の第2曲面部192との交点位置が該第2曲面部192の径方向に移動し、かつ該移動毎に測定光軸L´がその交点位置における第2曲面部192の接平面と垂直に交わるように、次いで、保持治具106の外周面162上に測定光軸L´が移動し、かつ該測定光軸L´がその交点位置における外周面162の接平面と垂直に交わるように、干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ156によって、被検レンズ109に対する顕微干渉光学系114の相対姿勢を順次変化させる(図25参照)。なお、第2実施形態では、第2曲面部192および外周面162の全領域を測定する。また、干渉計傾動ステージ132、干渉計Z移動ステージ133および被検体Y移動ステージ156は、被検レンズ109の裏面部の設計データに基づき、上記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182により駆動される。さらに、相対姿勢を変化させる毎に、上述の手順(L2)の〔a〕,〔b〕と同様に、上記裏面・外周面測定距離調整部185により、顕微干渉光学系114の測定距離の調整が行われ、その測定距離の調整データは、顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部182による相対姿勢の調整データと共に、上記被検体裏面・保持治具外周面形状解析部184に順次入力される。
{b}相対姿勢が順次変更される顕微干渉光学系114から被検レンズ109に測定光を照射し、該測定光の、第2曲面部192および外周面162からの戻り光と参照光との干渉により形成される各裏面・外周面回転位置別干渉縞(測定光軸L´と第2曲面部192または外周面162との各交差部分の領域に対応した干渉縞)を、被検体裏面・保持具外周面の複数の回転位置毎に、上記第1撮像カメラ124の1次元イメージセンサ123により撮像し、その画像データを取得する。なお、各裏面・外周面回転位置別干渉縞は、上記被検体裏面・保持具外周面干渉縞取得部183の指令に基づき撮像され、その各画像データは、上記被検体裏面・保持具外周面形状解析部184に順次入力される。撮像回数は任意に設定することが可能であるが、第2実施形態では、例えば、被検レンズ109が1回転する0.1秒の間に3600回(被検レンズ109が0.1度回転する毎に1回)撮像するようにする。また、各裏面・外周面回転位置別干渉縞が撮像される毎に、その撮像された時点での被検レンズ109の回転角度が回転エンコーダ155により検出され、その回転位置の検出データが被検体裏面・保持具外周面形状解析部184に順次入力される。
{c}取得された裏面・外周面回転位置別干渉縞と、該各裏面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における上記回転位置の検出データと、顕微干渉光学系/被検体裏面・保持具外周面姿勢調整部182による上記相対姿勢の調整データと、上記裏面・外周面測定距離調整部185による上記測定距離の調整データとに基づき、被検体裏面・保持具外周面形状解析部184において、上述の被検体裏面・側面形状情報が求められる。
〈被検体表裏面形状解析〉
次に、上述の被検体表面・保持具外周面形状情報取得ステップにおいて得られた保持治具106の外周面162の第1の形状情報と、上述の被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得ステップにおいて得られた保持治具106の外周面162の第2の形状情報とを互いに照合することにより、被検体表面(第1曲面部191)と被検体裏面(第2曲面部192)との相対位置情報を含んだ被検体表裏面形状情報が、上記被検体表裏面情報取得部175において求められる(被検体表裏面形状情報取得ステップ)。なお、保持治具106の外周面162に形成されている上記位置検出用マーク163,164,165は、第1の形状情報と第2の形状情報とを互いに照合する際の位置合わせの指標として利用される。
保持治具106の外周面162に関する第1の形状情報と第2の形状情報とは、同じ保持治具106の外周面162を測定したものなので、共通の座標系においては、上記位置検出用マーク163,164,165の形成位置を含めて、本来互いに一致するはずのものである。したがって、これらを共通の座標系において互いに一致させるように照合することにより、第1の形状情報が得られた上記第3の座標系と第2の形状情報が得られた上記第4の座標系との対応関係を明らかとすることが可能となる。
第1の形状情報による外周面162と第1曲面部191との相対位置関係は、上記第3の座標系において特定されており、第2の形状情報による外周面162と第2曲面部192との相対位置関係は、上記第4の座標系において特定されている。したがって、第3の座標系と第4の座標系との対応関係が明らかとなれば、被検体表面(第1曲面部191)と被検体裏面(第2曲面部192)との相対位置関係も特定することが可能となり、これにより、上述の被検体表裏面形状情報を求めることができる。
また、この被検体表裏面形状情報に基づき、第1軸線A11と第2軸線A12との相対的な位置ずれ(面ずれ)および相対的な傾きずれ(面倒れ)と、第1軸線A11と第3軸線A13との相対的な位置ずれ(第1曲面部191の面偏心)および第2軸線Aと第3軸線A13との相対的な位置ずれ(第2曲面部192の面偏心)が、上記軸ずれ解析部176により求められる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば、上述の第1実施形態では、被検レンズ9の第1曲面部93が非球面で構成され、第2曲面部94が球面で構成されているとしているが、第1曲面部93が球面で構成されているとしてもよく、第2曲面部94が非球面で構成されているとしてもよい。第1曲面部93が球面で構成されているとした場合、その測定手順は、上述した第2曲面部94の測定手順に準じて行えばよい。すなわち、この場合には、上記回転軸Rを、被検レンズ9が裏面側から支持された状態での第1曲面部93の垂線(図示略)に一致させて測定を行えばよい。一方、第2曲面部94が非球面で構成されているとした場合、その測定手順は、上述した第1曲面部93の測定手順に準じて行えばよい。すなわち、この場合には、上記回転軸Rを第2曲面部94の第2軸線Aに一致させて測定を行えばよい。
同様に、上述の第2実施形態では、被検レンズ109の第1曲面部191が非球面で構成され、第2曲面部192が球面で構成されているとしているが、第1曲面部191が球面で構成されているとしてもよく、第2曲面部192が非球面で構成されているとしてもよい。第1曲面部191が球面で構成されているとした場合、その測定手順は、上述した第2曲面部192の測定手順に準じて行えばよい。すなわち、この場合には、上記回転軸R12を、被検レンズ109が裏面側から保持された状態での第1曲面部191の垂線(図示略)に一致させて測定を行えばよい。一方、第2曲面部192が非球面で構成されているとした場合、その測定手順は、上述した第1曲面部191の測定手順に準じて行えばよい。すなわち、この場合には、上記回転軸R12を第2曲面部192の第2軸線A12に一致させて測定を行えばよい。
また、上述の第1実施形態では、被検体側面(コバ部側面97)の全域を測定しているが、被検体側面の真円度や円柱度(特に円柱度)を求めない場合には、被検体側面の一部領域のみを測定するようにしてもよい。ただし、被検体表面と被検体裏面との相対位置関係を求めるため、被検体の表面部の測定を行う場合の被検体側面の被測定領域と、裏面部の測定を行う場合の被検体側面の被測定領域とは、互いに少なくとも一部が重複するように設定する必要がある。
同様に、上述の第2実施形態では、保持治具106の外周面162の全域を測定しているが、その一部領域のみを測定するようにしてもよい。ただし、被検体表面と被検体裏面との相対位置関係を求めるため、被検体の表面部の測定を行う場合における保持治具106の外周面162の被測定領域と、裏面部の測定を行う場合における保持治具106の外周面162の被測定領域とは、互いに少なくとも一部が重複するように設定する必要がある。
また、上述の第2実施形態では、コバ面93を有している被検レンズ109に対し本発明の第2の3次元形状測定方法および装置を適用しているが、このようなコバ面を有していない被検体(レンズに限定されない)に対しても本発明の第2の3次元形状測定方法および装置を適用することが可能である。さらに、レンズの中には、レンズの外周部分に鍔状に張り出した部分(「コバ部」、「張出部」等と称される)を有しているものがある(被検レンズ9参照)が、このようなレンズに対しても本発明の第2の3次元形状測定方法および装置を適用することが可能である。
さらに、上述の第2実施形態では、保持治具106が、切り欠きの無い完全なリング状に形成されているが、周上の一部にスリットを有するC字型の保持治具(図示略)を用いることも可能である。また、上記位置検出用マーク163,164,165は、保持治具106の外周面162の第1の形状情報と第2の形状情報との照合を容易ならしめるのに有効であるが、これらが無くても互いの照合が可能であれば、特に設ける必要はない。
さらに、上述の実施形態では、ミロー型の顕微干渉光学系14,114を測定プローブとして用いているが、マイケルソン型の顕微干渉光学系(図示略)を用いることも可能である。
また、顕微干渉計1,101に替えて、接触式あるいは非接触式の他の測定プローブ(例えば、走査型トンネル顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)等の走査型プローブ顕微鏡(SPM)や、光触針)を用いることも可能である。
1,101 顕微干渉計
3,103 測定系アライメント部
4 調整用治具
5,105 被検体アライメント部
7,107 解析制御装置
9,109 被検レンズ
10,110 測定光照射系
11,111 光源部
12,112 コリメータレンズ
13,21,113,121 光束分岐光学素子
14,114 顕微干渉光学系
15,115 収束レンズ
16,116 透明平板
17,117 反射素子
18,118 半透過反射素子
19,119 鏡胴
20,120 撮像系
20A,120A 第1の撮像系
20B,120B 第2の撮像系
22,25,122,125 結像レンズ
23,123 1次元イメージセンサ
24,124 第1撮像カメラ
26,126 2次元イメージセンサ
27,127 第2撮像カメラ
28,128 フリンジスキャンアダプタ
29,129 ピエゾ素子
31,131 ブラケット
32,132 干渉計傾動ステージ
33,133 干渉計Z移動ステージ
34,134 干渉計Y傾斜ステージ
35,135 干渉計X移動ステージ
41〜43 反射平面
51,151 サンプルステージ
52,152 被検体XY傾斜ステージ
53,153 被検体XY移動ステージ
54,154 被検体回転ステージ
54a,154a 回転円盤面
55,155 回転エンコーダ
56,156 被検体Y移動ステージ
71,171 被検体表面回転指令部
72,171 被検体裏面回転指令部
73 被検体表面・側面形状情報取得部
74 被検体裏面・側面形状情報取得部
75 被検体全体形状情報取得部
76,176 軸ずれ解析部
77 被検体側面解析部
78 顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整部
79 被検体表面・側面干渉縞取得部
80 被検体表面・側面形状解析部
81 表面・側面測定距離調整部
82 顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整部
83 被検体裏面・側面干渉縞取得部
84 被検体裏面・側面形状解析部
85 裏面・側面測定距離調整部
91 レンズ部
92 コバ部
93,191 第1曲面部
94,192 第2曲面部
95 コバ部表面
96 コバ部裏面
97 コバ部側面
106 保持治具
161 内周面
162 外周面
163〜165 位置検出用マーク
173 被検体表面・保持治具外周面形状情報取得部
174 被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得部
175 被検体表裏面形状情報取得部
178 顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整部
179 被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得部
180 被検体表面・保持治具外周面形状解析部
181 表面・外周面測定距離調整部
182 顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整部
183 被検体裏面・保持治具外周面干渉縞取得部
184 被検体裏面・保持治具外周面形状解析部
185 裏面・外周面測定距離調整部
L,L´ 測定光軸
,A11 第1軸線
,A12 第2軸線
,A13 第3軸線
,R,R11,R12 回転軸
,S 測定形状
C (保持治具の)軸線
,C 仮想円
,C 仮想円筒面
,d 半径の差
P,P´ 頂点
N,N´ 垂線
M 交点

Claims (16)

  1. 第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、円柱面状に形成された被検体側面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定方法であって、
    前記被検体を前記被検体裏面側から支持する被検体裏面支持ステップと、
    前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を所定の回転軸と一致させた状態で、前記第1曲面部が球面である場合には、前記被検体裏面側から支持された状態での前記第1曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体表面回転ステップと、
    回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記被検体側面を走査し、該被検体表面の形状情報と該被検体側面の第1の形状情報と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を取得する被検体表面・側面形状情報取得ステップと、
    前記被検体を前記被検体表面側から支持する被検体表面支持ステップと、
    前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第2曲面部が球面である場合には、前記被検体表面側から支持された状態での前記第2曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体裏面回転ステップと、
    回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記被検体側面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該被検体側面の第2の形状情報と該被検体裏面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・側面形状情報を取得する被検体裏面・側面形状情報取得ステップと、
    前記被検体表面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた前記被検体側面の第1の形状情報と、前記被検体裏面・側面形状情報取得ステップにおいて得られた前記被検体側面の第2の形状情報とを互いに照合することにより、前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報を求める被検体全体形状情報取得ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする3次元形状測定方法。
  2. 第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定方法であって、
    前記被検体を該被検体の径方向外方から囲むリング状の保持治具に、該保持治具と該被検体との相対位置が変わらないように該被検体を固定する保持治具固定ステップと、
    前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体裏面側から支持する被検体裏面支持ステップと、
    前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を所定の回転軸と一致させた状態で、該第1曲面部が球面である場合には、該被検体裏面側から支持された状態での該第1曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体表面回転ステップと、
    回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体表面の形状情報と該外周面の第1の形状情報と該被検体表面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体表面・保持治具外周面形状情報取得ステップと、
    前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体表面側から支持する被検体表面支持ステップと、
    前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第2曲面部が球面である場合には、該被検体表面側から支持された状態での該第2曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、該回転軸回りに回転せしめる被検体裏面回転ステップと、
    回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと該被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記保持治具の前記外周面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該外周面の第2の形状情報と該被検体裏面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体裏面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得ステップと、
    前記第1の形状情報と前記第2の形状情報とを互いに照合することにより前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を求め、該相対位置情報を含んでなる被検体表裏面形状情報を取得する被検体表裏面形状情報取得ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする3次元形状測定方法。
  3. 第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、円柱面状に形成された被検体側面とを有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定装置であって、
    前記被検体を、前記被検体裏面側または前記被検体表面側から支持する被検体支持手段と、
    前記被検体支持手段により支持された前記被検体を、所定の回転軸回りに回転せしめる被検体回転手段と、
    前記被検体支持手段により前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第1曲面部が球面である場合には、前記被検体裏面側から支持された状態での前記第1曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体表面回転指令手段と、
    前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記被検体側面を走査し、該被検体表面の形状情報と該被検体側面の第1の形状情報と該被検体表面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体表面・側面形状情報を取得する被検体表面・側面形状情報取得手段と、
    前記被検体支持手段により前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、前記第2曲面部が球面である場合には、前記被検体表面側から支持された状態での前記第2曲面部の頂点における垂線を前記回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体裏面回転指令手段と、
    前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定プローブと前記被検体との相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記被検体側面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該被検体側面の第2の形状情報と該被検体裏面および該被検体側面の相対位置情報とを含んだ被検体裏面・側面形状情報を取得する被検体裏面・側面形状情報取得手段と、
    前記被検体表面・側面形状情報取得手段により得られた前記被検体側面の第1の形状情報と、前記被検体裏面・側面形状情報取得手段により得られた前記被検体側面の第2の形状情報とを互いに照合することにより、前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を含んだ被検体全体形状情報を求める被検体全体形状情報取得手段と、を備えてなることを特徴とする3次元形状測定装置。
  4. 前記測定プローブは、低可干渉性の測定光を測定光軸に沿って前記被検体に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る顕微干渉光学系からなり、
    前記干渉光により形成される干渉縞を撮像する撮像手段と、
    前記被検体に対する前記顕微干渉光学系の相対位置を変更する相対位置変更手段と、
    前記被検体回転手段により回転せしめられる前記被検体の前記回転軸回りの回転位置を検出する回転位置検出手段と、を備えてなることを特徴とする請求項3記載の3次元形状測定装置。
  5. 前記被検体表面・側面形状情報取得手段は、
    前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体表面との交点位置が該被検体表面の径方向に移動し、かつ該移動毎に前記測定光軸が前記交点位置における前記被検体表面の接平面と垂直に交わるように、および前記被検体側面上に前記測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が前記被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と前記被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段と、
    前記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記顕微干渉光学系から前記被検体に前記測定光を照射せしめ、該測定光の前記被検体表面または前記被検体側面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と前記被検体表面または前記被検体側面との各交差部分の領域に対応した各表面・側面回転位置別干渉縞を、前記被検体の複数の表面・側面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像せしめ、前記各表面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得する被検体表面・側面干渉縞取得手段と、
    前記各表面・側面回転位置別干渉縞と、該各表面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体表面・側面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データに基づき、前記被検体表面・側面形状情報を求める被検体表面・側面形状解析手段と、を備えてなることを特徴とする請求項4記載の3次元形状測定装置。
  6. 前記被検体裏面・側面形状情報取得手段は、
    前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体裏面との交点位置が該被検体裏面の径方向に移動し、かつ該移動毎に前記測定光軸が前記交点位置における前記被検体裏面の接平面と垂直に交わるように、および前記被検体側面上に前記測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が前記被検体側面との交点位置における該被検体側面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と前記被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段と、
    前記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記顕微干渉光学系から前記被検体に前記測定光を照射せしめ、該測定光の前記被検体裏面または前記被検体側面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と前記被検体裏面または前記被検体側面との各交差部分の領域に対応した各裏面・側面回転位置別干渉縞を、前記被検体の複数の裏面・側面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像せしめ、前記各裏面・側面回転位置別干渉縞の画像データを取得する被検体裏面・側面干渉縞取得手段と、
    前記各裏面・側面回転位置別干渉縞と、該各裏面・側面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体裏面・側面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データに基づき、前記被検体裏面・側面形状情報を求める被検体裏面・側面形状解析手段と、を備えてなることを特徴とする請求項4または5記載の3次元形状測定装置。
  7. 前記被検体全体形状情報に基づき、前記第1軸線と前記第2軸線との相対的な位置ずれおよび相対的な傾きずれを求める軸ずれ解析手段を備えてなる、ことを特徴とする請求項3〜6までのいずれか1項記載の3次元形状測定装置。
  8. 前記被検体全体形状情報に基づき、前記被検体側面の所定断面における真円度を求める被検体側面解析手段を備えてなる、ことを特徴とする請求項3〜7までのいずれか1項記載の3次元形状測定装置。
  9. 前記被検体側面解析手段は、前記被検体全体形状情報に基づき、前記被検体側面の円柱度を求めるものである、ことを特徴とする請求項8記載の3次元形状測定装置。
  10. 第1軸線を中心とする回転面状に形成された第1曲面部を含んでなる被検体表面と、第2軸線を中心とする回転面状に形成された第2曲面部を含んでなる被検体裏面と、を有してなる被検体の形状を、測定プローブを用いて測定する3次元形状測定装置であって、
    前記被検体を該被検体の径方向外方から囲むリング状に形成され、該被検体との相対位置が変わらないように該被検体に固定される保持治具と、
    前記保持治具が固定された前記被検体を、前記被検体裏面側または前記被検体表面側から支持する被検体支持手段と、
    前記被検体支持手段により支持された前記被検体を、所定の回転軸回りに回転せしめる被検体回転手段と、
    前記被検体支持手段により前記被検体裏面側から支持された前記被検体を、前記第1曲面部が非球面である場合には、前記第1軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第1曲面部が球面である場合には、該被検体裏面側から保持された状態での該第1曲面部の頂点における垂線を該回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体表面回転指令手段と、
    前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体表面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体表面の形状情報と該外周面の第1の形状情報と該被検体表面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体表面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体表面・保持治具外周面形状情報取得手段と、
    前記被検体支持手段により前記被検体表面側から支持された前記被検体を、前記第2曲面部が非球面である場合には、前記第2軸線を前記回転軸と一致させた状態で、該第2曲面部が球面である場合には、該被検体表面側から保持された状態での該第2曲面部の頂点における第2垂線を該回転軸と一致させた状態で、前記被検体回転手段により回転せしめる被検体裏面回転指令手段と、
    前記被検体裏面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、該被検体と前記測定プローブとの相対位置を変えながら、該測定プローブにより前記被検体裏面および前記保持治具の外周面を走査し、該被検体裏面の形状情報と該外周面の第2の形状情報と該被検体裏面および該外周面の相対位置情報とを含んでなる被検体裏面・保持治具外周面形状情報を取得する被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得手段と、
    前記第1の形状情報と前記第2の形状情報とを互いに照合することにより前記被検体表面と前記被検体裏面との相対位置情報を求め、該相対位置情報を含んでなる被検体表裏面形状情報を取得する被検体表裏面形状情報取得手段と、を備えてなることを特徴とする3次元形状測定装置。
  11. 前記測定プローブは、低可干渉性の測定光を測定光軸に沿って前記被検体に収束するように照射し、該測定光の戻り光を参照光と合波して干渉光を得る顕微干渉光学系からなり、
    前記干渉光により形成される干渉縞を撮像する撮像手段と、
    前記被検体に対する前記顕微干渉光学系の相対位置を変更する相対位置変更手段と、
    前記被検体回転手段により回転せしめられる前記被検体の前記回転軸回りの回転位置を検出する回転位置検出手段と、を備えてなることを特徴とする請求項10記載の3次元形状測定装置。
  12. 前記被検体表面・保持治具外周面形状情報取得手段は、
    前記被検体表面回転指令手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体表面との交点位置が該被検体表面の径方向に移動し、かつ該移動毎に該測定光軸が該交点位置における該被検体表面の接平面と垂直に交わるように、および前記保持治具の前記外周面上に該測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が該外周面との交点位置における該外周面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と該被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段と、
    前記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記被検体に前記顕微干渉光学系から前記測定光を照射し、該測定光の前記被検体表面または前記外周面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、前記測定光軸と該被検体表面または該外周面との各交差部分の領域に対応した各表面・外周面回転位置別干渉縞を、該被検体の複数の表面・外周面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像する被検体表面・保持治具外周面干渉縞取得手段と、
    前記各表面・外周面回転位置別干渉縞と、該各表面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体表面・保持治具外周面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データとに基づき、前記被検体表面・保持治具外周面形状情報を求める被検体表面・保持治具外周面形状解析手段と、を備えてなることを特徴とする請求項11記載の3次元形状測定装置。
  13. 前記被検体裏面・保持治具外周面形状情報取得手段は、
    前記被検体裏面回転手段により回転せしめられる前記被検体に対し、前記測定光軸の前記被検体裏面との交点位置が該被検体裏面の径方向に移動し、かつ該移動毎に該測定光軸が該交点位置における該被検体裏面の接平面と垂直に交わるように、および前記保持治具の前記外周面上に該測定光軸が移動し、かつ該測定光軸が該外周面との交点位置における該外周面の接平面と垂直に交わるように、前記相対位置変更手段により、前記顕微干渉光学系と該被検体との相対姿勢を順次変更する顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段と、
    前記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段により前記相対姿勢が順次変更される前記被検体に前記顕微干渉光学系から前記測定光を照射し、該測定光の前記被検体裏面または前記外周面からの戻り光と前記参照光との干渉により形成される、該測定光軸と該被検体裏面または該外周面との各交差部分の領域に対応した各裏面・外周面回転位置別干渉縞を、該被検体の複数の裏面・外周面回転位置毎に、前記撮像手段により撮像する被検体裏面・保持治具外周面干渉縞取得手段と、
    前記各裏面・外周面回転位置別干渉縞と、該各裏面・外周面回転位置別干渉縞が撮像された各時点における、前記回転位置検出手段による前記回転位置の検出データおよび前記顕微干渉光学系/被検体裏面・保持治具外周面姿勢調整手段による前記相対姿勢の調整データとに基づき、前記被検体裏面・保持治具外周面形状情報を求める被検体裏面・保持治具外周面形状解析手段と、を備えてなることを特徴とする請求項11または12記載の3次元形状測定装置。
  14. 前記被検体表裏面形状情報に基づき、前記第1軸線と前記第2軸線との相対的な位置ずれ量および相対的な傾きずれ量を求める軸ずれ解析手段を備えてなる、ことを特徴とする請求項10〜13までのいずれか1項記載の3次元形状測定装置。
  15. 前記撮像手段は、1次元イメージセンサを撮像素子として備えてなる、ことを特徴とする請求項4〜9、11〜13のいずれか1項記載の3次元形状測定装置。
  16. 前記相対位置変更手段は、空間に対し前記顕微干渉光学系を傾動させる傾動手段を含んでなる、ことを特徴とする請求項4〜9、11〜15のいずれか1項記載の3次元形状測定装置。
JP2009212382A 2009-03-11 2009-09-14 3次元形状測定方法および装置 Withdrawn JP2010237189A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212382A JP2010237189A (ja) 2009-03-11 2009-09-14 3次元形状測定方法および装置
CN2010101276646A CN101915554A (zh) 2009-03-11 2010-03-09 三维形状测量方法及装置
US12/721,084 US20100231923A1 (en) 2009-03-11 2010-03-10 Three-dimensional shape measuring method and device
EP10156045A EP2228623A1 (en) 2009-03-11 2010-03-10 Three-dimensional shape measuring method and device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009058779 2009-03-11
JP2009058778 2009-03-11
JP2009212382A JP2010237189A (ja) 2009-03-11 2009-09-14 3次元形状測定方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010237189A true JP2010237189A (ja) 2010-10-21

Family

ID=42133444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009212382A Withdrawn JP2010237189A (ja) 2009-03-11 2009-09-14 3次元形状測定方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20100231923A1 (ja)
EP (1) EP2228623A1 (ja)
JP (1) JP2010237189A (ja)
CN (1) CN101915554A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2416224A2 (en) 2010-08-06 2012-02-08 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and fixing device
JP2012093166A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Mitsutoyo Corp 干渉対物レンズユニット及び当該干渉対物レンズユニットを備えた光干渉測定装置
CN104316083A (zh) * 2014-11-15 2015-01-28 中国科学院光电研究院 一种虚拟多球体球心定位的tof深度相机三维坐标标定装置和方法
KR20150122758A (ko) * 2013-05-02 2015-11-02 칼 자이스 비전 인터내셔널 게엠베하 오브젝트의 공간적 구조를 결정하기 위한 방법 및 시스템
JP2015222252A (ja) * 2014-05-08 2015-12-10 アスフェリコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学素子の表面の偏心及び傾きを測定するための方法及び装置
JP2016161312A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社東京精密 表面形状測定装置のアライメント方法
KR20170042360A (ko) * 2014-08-15 2017-04-18 지고 코포레이션 렌즈 및 렌즈 몰드의 광학적 평가 방법
JP2017519204A (ja) * 2014-05-19 2017-07-13 テイラー・ホブソン・リミテッドTaylor Hobson Limited 物体の幾何学的な計測装置および方法

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215016A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 非球面形状測定装置
CN102822656B (zh) * 2010-04-13 2016-05-11 柯尼卡美能达先进多层薄膜株式会社 偏心量测量方法
CN102175182B (zh) * 2011-01-27 2012-10-10 浙江大学宁波理工学院 结构光三维测量装置及其完整点云数据的获取方法
CN102175119B (zh) * 2011-01-30 2012-05-23 厦门大学 一种用于光学元件检测的三轴旋转工作平台
US20120194651A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-02 Nikon Corporation Shape measuring apparatus
CN102305596B (zh) * 2011-04-27 2013-06-05 浙江大学 在球面面形干涉检测中旋转误差控制装置及其方法
TWI470184B (zh) * 2011-08-20 2015-01-21 Tonta Electro Optical Co Ltd 表面輪廓偵測裝置及其對位方法以及全口徑量測資料的擷取方法
JP2013076735A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Canon Inc 画像取得装置および画像取得方法
GB201202456D0 (en) * 2012-02-13 2012-03-28 Taylor Hobson Ltd Measurement apparatus and method
EP2637011A1 (fr) * 2012-03-09 2013-09-11 Essilor International Procédé et appareil de mesure de la structure géométrique d'un composant optique
US8371182B1 (en) * 2012-06-11 2013-02-12 Jacob Israelachvili Mounting systems for a surface forces apparatus
DE102013219838B4 (de) * 2013-09-30 2015-11-26 Carl Zeiss Ag Verfahren und System für das Ermitteln der räumlichen Struktur eines Gegenstands
DE102013213599B4 (de) * 2013-07-11 2016-05-04 Leica Microsystems Cms Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur spektrometrischen Reflexionsmessung bei sphärischen Flächen
JP6427332B2 (ja) * 2014-04-08 2018-11-21 株式会社ミツトヨ 画像測定機
DE102014007201B4 (de) 2014-05-19 2016-03-10 Luphos Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur geometrischen Vermessung eines Objekts
JP6415120B2 (ja) * 2014-06-09 2018-10-31 キヤノン株式会社 インプリント装置及び物品の製造方法
JP6346538B2 (ja) * 2014-10-02 2018-06-20 オリンパス株式会社 形状測定装置及び形状測定方法
FR3027385B1 (fr) * 2014-10-17 2018-11-30 Luneau Technology Operations Dispositif d'acquisition et de mesure de donnees geometriques d'au moins un motif associe a un verre optique et procede associe
JP6784539B2 (ja) * 2016-08-31 2020-11-11 株式会社ミツトヨ 真円度測定機
JP6766995B2 (ja) * 2016-11-09 2020-10-14 株式会社ミツトヨ 位相シフト干渉計
JP6598807B2 (ja) * 2017-03-13 2019-10-30 株式会社Screenホールディングス 検査方法および検査装置
DE102017118908A1 (de) * 2017-08-18 2019-02-21 Carl Zeiss Vision International Gmbh Verfahren und Vorrichtungen zur Bestimmung von Position und/oder Orientierung eines Brillenglases auf einem Halter
CN107883912B (zh) * 2017-11-13 2019-09-10 西安工业大学 一种大口径轴对称非球面测试方法及装置
CN108007351A (zh) * 2017-12-31 2018-05-08 江苏科泰检测技术服务有限公司 金属检测用显微镜通用型载板
JP7045194B2 (ja) * 2018-01-11 2022-03-31 株式会社ミツトヨ レンズ測定装置およびレンズ測定方法
DE102018201481A1 (de) 2018-01-31 2019-08-01 Carl Zeiss Vision Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung der dreidimensionalen Oberflächengeometrie von Objekten
WO2019207437A1 (en) * 2018-04-24 2019-10-31 Vici & C. S.P.A. Optical measuring machine for measuring an object having a mainly longitudinal extension
JP7224112B2 (ja) * 2018-05-21 2023-02-17 Juki株式会社 縫製システム
DE102018129766A1 (de) * 2018-11-26 2020-05-28 Gom Gmbh Vorrichtung und Verfahren für die Vermessung von Objekten
JP7511325B2 (ja) * 2018-12-10 2024-07-05 プローブイノベーション株式会社 垂直プローブと垂直プローブ用治具
CN110095088B (zh) * 2019-05-14 2020-11-20 哈尔滨理工大学 基于光栅辨别的曲面拼接区表面形貌特征检测方法及装置
JP2021009102A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 保持具及び測定用治具
JP7358188B2 (ja) * 2019-10-21 2023-10-10 株式会社ミツトヨ 光学装置および光学式測定機
TWI735330B (zh) * 2020-09-03 2021-08-01 由田新技股份有限公司 球體高度量測系統及其方法
NL2027713B1 (en) * 2021-03-05 2022-09-23 Dutch United Instr B V Measurement device and method for measuring optical elements
JP7652615B2 (ja) * 2021-04-27 2025-03-27 株式会社ミツトヨ テストインジケータ
CN113432551A (zh) * 2021-06-25 2021-09-24 哈尔滨工业大学 基于多轴精密运动机构的微小零件三维形貌测量方法
CN114034247B (zh) * 2021-11-18 2024-11-22 哈尔滨工业大学 基于球坐标测量原理的高精度球度仪
CN115752294B (zh) * 2022-11-22 2024-01-23 哈尔滨工业大学 一种航空发动机大型复杂轴类三维表面轮廓测量方法
CN116858500B (zh) * 2023-06-30 2025-11-07 福建福光股份有限公司 一种球面微透镜偏心测量治具及测量方法
DE102024124494A1 (de) 2024-08-28 2026-03-05 Trioptics Gmbh Messstand zum Bestimmen eines Messparameters eines optischen Prüflings

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4537473A (en) * 1982-11-05 1985-08-27 Corning Glass Works Fiducial surfaces
JPS62126305A (ja) 1985-11-27 1987-06-08 Kyocera Corp 表面形状測定方法および装置
JP2973637B2 (ja) 1991-09-27 1999-11-08 松下電器産業株式会社 三次元測定装置
JPH08219737A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 干渉計
US6072569A (en) * 1998-06-09 2000-06-06 Eastman Kodak Company Apparatus and a method for measurement of wedge in optical components
JP2001227908A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Canon Inc 光学測定装置
US6956657B2 (en) * 2001-12-18 2005-10-18 Qed Technologies, Inc. Method for self-calibrated sub-aperture stitching for surface figure measurement
WO2005114101A1 (en) * 2004-05-14 2005-12-01 Carl Zeiss Smt Ag Method of manufacturing an optical element
CN101233386B (zh) * 2005-08-05 2010-09-29 三鹰光器株式会社 透镜表背面的光轴偏心量的测定方法
JP4750623B2 (ja) 2006-05-25 2011-08-17 アスモ株式会社 ポンプ装置
JP5016964B2 (ja) 2007-04-16 2012-09-05 株式会社東芝 溶融塩電解精製装置及び溶融塩電解精製方法
JP5208075B2 (ja) * 2008-10-20 2013-06-12 富士フイルム株式会社 光波干渉測定装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2416224A2 (en) 2010-08-06 2012-02-08 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and fixing device
JP2012093166A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Mitsutoyo Corp 干渉対物レンズユニット及び当該干渉対物レンズユニットを備えた光干渉測定装置
KR101888232B1 (ko) * 2013-05-02 2018-08-13 칼 자이스 비전 인터내셔널 게엠베하 오브젝트의 공간적 구조를 결정하기 위한 방법 및 시스템
KR20150122758A (ko) * 2013-05-02 2015-11-02 칼 자이스 비전 인터내셔널 게엠베하 오브젝트의 공간적 구조를 결정하기 위한 방법 및 시스템
JP2016517042A (ja) * 2013-05-02 2016-06-09 カール ツァイス ヴィジョン インターナショナル ゲーエムベーハー 物体の空間構造を求める方法及びシステム
JP2018028674A (ja) * 2013-05-02 2018-02-22 カール ツァイス ヴィジョン インターナショナル ゲーエムベーハー 物体の空間構造を求める方法及びシステム
JP2015222252A (ja) * 2014-05-08 2015-12-10 アスフェリコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学素子の表面の偏心及び傾きを測定するための方法及び装置
JP2017519204A (ja) * 2014-05-19 2017-07-13 テイラー・ホブソン・リミテッドTaylor Hobson Limited 物体の幾何学的な計測装置および方法
JP2017529524A (ja) * 2014-08-15 2017-10-05 ザイゴ コーポレーションZygo Corporation レンズ及びレンズ金型の光学評価
KR20170042360A (ko) * 2014-08-15 2017-04-18 지고 코포레이션 렌즈 및 렌즈 몰드의 광학적 평가 방법
JP2017530341A (ja) * 2014-08-15 2017-10-12 ザイゴ コーポレーションZygo Corporation レンズ及びレンズ金型の光学評価
KR102332214B1 (ko) * 2014-08-15 2021-11-26 지고 코포레이션 렌즈 및 렌즈 몰드의 광학적 평가 방법
CN104316083A (zh) * 2014-11-15 2015-01-28 中国科学院光电研究院 一种虚拟多球体球心定位的tof深度相机三维坐标标定装置和方法
JP2016161312A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社東京精密 表面形状測定装置のアライメント方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20100231923A1 (en) 2010-09-16
CN101915554A (zh) 2010-12-15
EP2228623A1 (en) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010237189A (ja) 3次元形状測定方法および装置
JP5208075B2 (ja) 光波干渉測定装置
JP6193218B2 (ja) 表面を非接触にて測定するための方法および装置
US20070247639A1 (en) Device and Method for Optical Precision Measurement
CN101233386B (zh) 透镜表背面的光轴偏心量的测定方法
CN107843213A (zh) 共焦自准直中心偏和曲率半径测量方法与装置
WO2017107777A1 (zh) 一种旋转对称未知非球面面形误差的测量方法及其测量装置
WO2012083764A1 (zh) 差动共焦干涉元件多参数测量方法与装置
JP2021510412A (ja) 波面技術に基づく非球面レンズ偏心検出装置及びその検出方法
JP2011215016A (ja) 非球面形状測定装置
US11774236B2 (en) Alignment of a measurement optical system and a sample under test
EP2138803A1 (en) Jig for measuring an object shape and method for measuring a three-dimensional shape
JP2010281792A (ja) 非球面体測定方法および装置
JP2010117345A (ja) 光波干渉測定装置
Sato et al. Advanced sensing and machine learning technologies for intelligent measurement in smart and precision manufacturing
JP6000578B2 (ja) 非球面計測方法、非球面計測装置、光学素子加工装置および光学素子の製造方法
EP2986933B1 (en) Apparatus and methods for performing wavefront-based and profile-based measurements of an aspheric surface
EP3227633B1 (en) Interferometric non-contact optical probe and measuring method
JP2012002548A (ja) 光波干渉測定装置
JP2010223897A (ja) 平面形状測定装置
JP4311952B2 (ja) 3次元座標測定方法
JP2016153786A (ja) 形状計測方法、形状計測装置、プログラム、記録媒体及び光学素子の製造方法
JP2002250621A (ja) 光学素子及びその型の形状測定方法及び装置
JP4922905B2 (ja) 回転中心線の位置変動測定方法および装置
JP2004279075A (ja) レンズの偏芯測定方法及び測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120112

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20120416