JP2010281792A - 非球面体測定方法および装置 - Google Patents

非球面体測定方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】測定対象となる非球面体が鍔状の平面部を有していない場合でも、面ずれおよび面倒れを高精度に測定できるようにする。
【解決手段】第1干渉計1Aと第2干渉計1Bとを用いた光干渉計測により、非球面レンズ9の第1レンズ面91および第2レンズ面92の各中心部の形状データを求め、各々の形状データから、第1レンズ面91の第1臍点P、第1曲率中心および第1軸線の各位置データを第1測定座標系において求めるとともに、第2レンズ面92の第2臍点P、第2曲率中心および第2軸線の各位置データを第2測定座標系において求める。これらの各位置データと、第1測定座標系および第2測定座標系の相対位置関係とに基づき、非球面レンズ9の面ずれおよび面倒れを求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラや光学センサ等の各種光学機器に用いられる非球面レンズ等の非球面体の表裏2つの被検面の相対的なずれ(面ずれおよび面倒れ)を測定する非球面体測定方法および装置に関する。
モールド成形により非球面レンズを作製する場合、成形用の金型同士の相対的な位置ずれによって、成形された非球面レンズに面ずれ(非球面レンズを構成する2つのレンズ面それぞれの回転軸同士の相対的な位置ずれ)や面倒れ(2つのレンズ面それぞれの回転軸同士の相対的な傾きずれ)が発生することがある。このような面ずれや面倒れは、金型の機構上、完全に無くすことは困難であるが、成形された非球面レンズの収差(特に、コマ収差等の回転非対称収差)を増大させる要因となるので、減少させる方向で金型の修正を図ることが望ましく、そのために発生している面ずれおよび面倒れを把握しておくことは重要となる。
従来、レンズの光軸に対し垂直に設置された鍔状の平面部を有している非球面レンズにおいて、測定光軸に対する2つのレンズ面それぞれの位置ずれと、平面部を構成する2つの平面の相対的な傾きを、オートコリメータを用いて測定する手法が提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第3127003号公報
近年、開口数(NA)の大きい非球面レンズの需要が高まっている。このような高NAの非球面レンズにおいては、かつては問題とされなかった数μmオーダーでの面ずれや数十秒オーダーでの面倒れの発生が問題視されるようになっている。
上記特許文献1に記載された従来手法は、面ずれや面倒れの測定に適用可能であるが、近年要望されているレベルに応え得るような高精度な測定を行うことは困難である。また、この従来手法は、鍔状の平面部を有していない非球面レンズの測定には適用することができないという問題もある。
このような問題は、回転対称な非球面で構成された2つのミラー面を有する非球面ミラーのような他の非球面体の面ずれや面倒れの測定の際にも同様に生じるものである。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、測定対象となる非球面体が鍔状の平面部を有していない場合でも、面ずれおよび面倒れを高精度に測定することが可能な非球面体測定方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る非球面体測定方法および装置は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る非球面体測定方法は、回転対称な非球面で構成された第1被検面および第2被検面を有してなる非球面体の面ずれおよび面倒れを測定する非球面体測定方法であって、
第1干渉計を用いて、前記第1被検面の中心部に第1測定光を照射し、該第1測定光の該第1被検面からの戻り光と第1参照光との光干渉により形成される第1干渉縞の画像データを得る第1干渉縞取得ステップと、
第2干渉計を用いて、前記第2被検面の中心部に第2測定光を照射し、該第2測定光の該第2被検面からの戻り光と第2参照光との光干渉により形成される第2干渉縞の画像データを得る第2干渉縞取得ステップと、
前記第1干渉縞の画像データに基づき、前記第1被検面の中心部の形状データである第1形状データを、前記第1干渉計において設定された第1測定座標系において求める第1形状データ取得ステップと、
前記第2干渉縞の画像データに基づき、前記第2被検面の中心部の形状データである第2形状データを、前記第2干渉計において設定された第2測定座標系において求める第2形状データ取得ステップと、
前記第1形状データに基づき、前記第1被検面における臍点である第1臍点の位置データと、該第1臍点における該第1被検面の曲率中心である第1曲率中心の位置データと、該第1臍点および該第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、前記第1測定座標系において求める第1軸線データ取得ステップと、
前記第2形状データに基づき、前記第2被検面における臍点である第2臍点の位置データと、該第2臍点における該第2被検面の曲率中心である第2曲率中心の位置データと、該第2臍点および該第2曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、前記第2測定座標系において求める第2軸線データ取得ステップと、
前記第1軸線データ取得ステップおよび前記第2軸線データ取得ステップにおいて求められた各位置データと、予め特定された前記第1測定座標系と前記第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、前記面ずれおよび前記面倒れを求める面ずれ・面倒れ解析ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする。
本発明の非球面レンズ測定方法において、前記第1軸線データ取得ステップは、前記第1被検面を切断する第1切断平面を仮想的に設定し、該第1切断平面と該第1被検面との交線を第1断面曲線として求める処理を、1回目は、任意の位置において最初の第1切断平面を設定して行い、2回目以降は、直前に求められた第1断面曲線において曲率が極値をとる点を擬似第1臍点として求めた後、次の第1切断平面を、該擬似第1臍点において直前の第1切断平面と垂直に交わるように設定しながら、少なくとも2回行い、最終的に求められた第1断面曲線における擬似第1臍点を前記第1臍点とするものである、とすることができる。
また、前記第2軸線データ取得ステップは、前記第2被検面を切断する第2切断平面を仮想的に設定し、該第2切断平面と該第2被検面との交線を第2断面曲線として求める処理を、1回目は、任意の位置において最初の第2切断平面を設定して行い、2回目以降は、直前に求められた第2断面曲線において曲率が極値をとる点を擬似第2臍点として求めた後、次の第2切断平面を、該擬似第2臍点において直前の第2切断平面と垂直に交わるように設定しながら、少なくとも2回行い、最終的に求められた第2断面曲線における擬似第2臍点を前記第2臍点とするものである、とすることができる。
なお、本発明は、前記非球面体が非球面レンズである場合に好適である。
また、本発明に係る非球面体測定装置は、回転対称な非球面で構成された第1被検面および第2被検面を有してなる非球面体の面ずれおよび面倒れを測定する非球面体測定装置であって、
前記第1被検面の中心部に第1測定光を照射し、該第1測定光の該第1被検面からの戻り光と第1参照光との光干渉により形成される第1干渉縞の画像データを得る第1干渉計と、
前記第2被検面の中心部に第2測定光を照射し、該第2測定光の該第2被検面からの戻り光と第2参照光との光干渉により形成される第2干渉縞の画像データを得る第2干渉計と、
前記第1干渉縞の画像データに基づき、前記第1被検面の中心部の形状データである第1形状データを、前記第1干渉計において設定された第1測定座標系において求める第1形状データ取得手段と、
前記第2干渉縞の画像データに基づき、前記第2被検面の中心部の形状データである第2形状データを、前記第2干渉計において設定された第2測定座標系において求める第2形状データ取得手段と、
前記第1形状データに基づき、前記第1被検面における臍点である第1臍点の位置データと、該第1臍点における該第1被検面の曲率中心である第1曲率中心の位置データと、該第1臍点および該第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、前記第1測定座標系において求める第1軸線データ取得手段と、
前記第2形状データに基づき、前記第2被検面における臍点である第2臍点の位置データと、該第2臍点における該第2被検面の曲率中心である第2曲率中心の位置データと、該第2臍点および該第2曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、前記第2測定座標系において求める第2軸線データ取得手段と、
前記第1軸線データ取得手段および前記第2軸線データ取得手段により求められた各位置データと、予め特定された前記第1測定座標系と前記第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、前記面ずれおよび前記面倒れを求める面ずれ・面倒れ解析手段と、を備えてなることを特徴とする。
なお、上記「臍点」とは、数学的には、曲面(第1レンズ面または第2レンズ面)上の点であって、該点での法曲率(該点における該曲面の法線と任意方向の接線とを含む平面と該曲面との交線(平面曲線)における該点での曲率)が、該点において該曲面に接する全ての接線の方向について同じになる点を意味する。
また、上記「第1曲率中心」とは、数学的には、上記第1臍点における上記第1レンズ面の法線と任意方向の接線とを含む所定の平面と該第1レンズ面との交線(平面曲線)における該第1臍点での曲率中心を意味する。
同様に、上記「第2曲率中心」とは、数学的には、上記第2臍点における上記第2レンズ面の法線と任意方向の接線とを含む所定の平面と該第2レンズ面との交線(平面曲線)における該第2臍点での曲率中心を意味する。
本発明に係る非球面体測定方法および装置は、上述の特徴を備えていることにより、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、本発明の非球面体測定方法および装置においては、光の波長オーダーでの形状解析が可能な光干渉計測により求められた形状データ(第1形状データおよび第2形状データ)に基づき、解析的に、第1臍点、第1曲率中心、第1軸線、第2臍点、第2曲率中心および2軸線の各位置データを求め、これらの位置データから、非球面体の面倒れおよび面ずれを求めるので、面倒れおよび面ずれを高精度に測定することが可能となる。
また、第1被検面と第2被検面の各中心部の形状データを得ることができれば、面倒れおよび面ずれを求めることができるので、測定対象となる非球面体が鍔状の平面部を有していない場合でも測定を行うことが可能である。
一実施形態に係る非球面体測定装置の概略構成図である。 図1に示す非球面体測定装置の光学系の概略構成図である。 図1に示す解析制御部の構成を示すブロック図である。 測定対象となる非球面レンズの構成を示す断面図である。 第1形状データにより構築された第1レンズ面を示す図である。 第1軸線データ取得ステップの手順(第1段階)を示す図である。 第1軸線データ取得ステップの手順(第2段階)を示す図である。 第1軸線データ取得ステップの手順(第3段階)を示す図である。 第1軸線データ取得ステップの手順(第4段階)を示す図である。 第2形状データにより構築された第2レンズ面を示す図である。 第2軸線データ取得ステップの手順(第1段階)を示す図である。 第2軸線データ取得ステップの手順(第2段階)を示す図である。 第2軸線データ取得ステップの手順(第3段階)を示す図である。 第2軸線データ取得ステップの手順(第4段階)を示す図である。 第1測定座標系と第2測定座標系との相対位置関係を示す図である。 面ずれ・面倒れ解析ステップの手順を示す図である。 第1軸線データ取得ステップの他の態様の手順を示す図である。 第2軸線データ取得ステップの他の態様の手順を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、上述の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明に使用する各々の図は概略的な説明図であり、詳細な形状や構造を示すものではなく、各部材の大きさや部材間の距離等を適宜変更して示してある。
まず、図4に基づいて、本実施形態において測定対象の非球面体となる非球面レンズ9の構成および測定対象となる項目について説明する。
図4に示すように非球面レンズ9は、設計上、第1回転軸Aを中心とする回転対称な非球面で構成された第1レンズ面91(第1被検面を構成する)と、第2回転軸Aを中心とする回転対称な非球面で構成された第2レンズ面92(第2被検面を構成する)と、円柱面状に形成された側面93とを有してなる。
また、設計上、第1レンズ面91の中心部には第1臍点Pが設定されており、第2レンズ面92の中心部には第2臍点Pが設定されている。第1臍点Pは、第1レンズ面91と第1回転軸Aとの交点であり、該第1臍点Pにおける法曲率が、該第1臍点Pにおいて第1レンズ面91に接する全ての接線の方向について同じとなる。同様に、第2臍点Pは、第2レンズ面92と第2回転軸Aとの交点であり、該第2臍点Pにおける法曲率が、該第2臍点Pにおいて第2レンズ面92に接する全ての接線の方向について同じとなる。
また、上述の第1回転軸Aおよび第2回転軸Aは、設計上、互いに一致するように構成されているが、製造誤差により、これらが互いに一致しない状態となる面ずれおよび面倒れが生じる場合がある。図では分かり易くするため、第1回転軸Aと第2回転軸Aとのずれ量を大きく表現しているが、通常は、光の波長オーダーの微小な誤差量となる。
次に、図1〜3に基づき、本発明の一実施形態に係る非球面体測定装置の構成を説明する。図1に示す非球面体測定装置は、上述の非球面レンズ9の面ずれおよび面倒れを測定解析するものであり、非球面レンズ9の第1レンズ面91側に配置された第1干渉計1Aと、第2レンズ面92側に配置された第2干渉計1Bと、光学定盤2上に載置された被検体アライメント部3と、第1干渉計1Aの位置調整を行う第1干渉計位置調整部4Aと、第2干渉計1Bの位置調整を行う第2干渉計位置調整部4Bと、非球面レンズ9の面ずれおよび面倒れの解析等を行う制御解析部5とを備えてなる。
上記第1干渉計1Aは、図2に示すように、第1干渉光学系10A、第1干渉縞撮像系20Aおよび第1アライメント撮像系25Aを有してなる。第1干渉光学系10Aは、フィゾータイプの光学系配置をなすものであり、高可干渉性の光束を出力する光源部11Aと、該光源部11Aからの出力光のビーム径を拡大するビーム径拡大レンズ12Aと、該ビーム径拡大レンズ12Aからの光束を図中右方に向けて反射する光束分岐光学素子13Aと、該光束分岐光学素子13Aからの光束をコリメートするコリメータレンズ14Aと、該コリメータレンズ14Aからの平面波の一部を参照基準平面15Aaにおいて再帰反射して第1参照光となし、その余を測定光軸Lに沿って透過する平面基準板15Aと、該平面基準板15Aからの光束を球面波からなる第1測定光に変換し、第1レンズ面91の中心部(上述の第1臍点Pを含む領域)に照射する対物レンズ18Aとを備えてなり、第1レンズ面91からの反射光を第1参照光と合波して第1干渉光を得るように構成されている。
なお、上記平面基準板15Aは、ピエゾ素子16Aを備えたフリンジスキャンアダプタ17Aに保持されており、フリンジスキャン計測等を実施する際に測定光軸L方向に微動せしめられるように構成されている。また、上記対物レンズ18Aは、測定光軸L上から退避可能に構成されている。
上記第1干渉縞撮像系20Aは、非球面レンズ9(第1レンズ面91)の測定時に撮像を行うものであり、光束分岐光学素子13A,21Aを透過して図中左方に進行する第1干渉光を集光する結像レンズ22Aと、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ24Aを有してなる撮像カメラ23Aとを備えてなり、結像レンズ22Aにより2次元イメージセンサ24A上に形成された干渉縞(第1干渉縞)の画像データを取得するように構成されている。
上記アライメント撮像系25Aは、第1干渉計1Aと第2干渉計1Bとの相対的なアライメント調整等を行う際に撮像を行うものであり、光束分岐光学素子21Aにより図中下方に反射された光束を集光する結像レンズ26Aと、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ28Aを有してなる撮像カメラ27Aとを備えてなる。
上記第2干渉計1Bは、上記第1干渉計1Aと同様の構成を有するものであり、第2干渉光学系10B、第2干渉縞撮像系20Bおよび第2アライメント撮像系25Bを有してなる。第2干渉光学系10Bは、フィゾータイプの光学系配置をなすものであり、高可干渉性の光束を出力する光源部11Bと、該光源部11Bからの出力光のビーム径を拡大するビーム径拡大レンズ12Bと、該ビーム径拡大レンズ12Bからの光束を図中左方に向けて反射する光束分岐光学素子13Bと、該光束分岐光学素子13Bからの光束をコリメートするコリメータレンズ14Bと、該コリメータレンズ14Bからの平面波の一部を参照基準平面15Baにおいて再帰反射して第2参照光となし、その余を測定光軸Lに沿って透過する平面基準板15Bと、該平面基準板15Bからの光束を球面波からなる第2測定光に変換し、第2レンズ面92の中心部(上述の第2臍点Pを含む領域)に照射する対物レンズ18Bとを備えてなり、第2レンズ面92からの反射光を第2参照光と合波して第2干渉光を得るように構成されている。
なお、上記平面基準板15Bは、ピエゾ素子16Bを備えたフリンジスキャンアダプタ17Bに保持されており、フリンジスキャン計測等を実施する際に測定光軸L方向に微動せしめられるように構成されている。また、上記対物レンズ18Bは、測定光軸L上から退避可能に構成されている。
上記第2干渉縞撮像系20Bは、非球面レンズ9(第2レンズ面92)の測定時に撮像を行うものであり、光束分岐光学素子13B,21Bを透過して図中右方に進行する第2干渉光を集光する結像レンズ22Bと、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ24Bを有してなる撮像カメラ23Bとを備えてなり、結像レンズ22Bにより2次元イメージセンサ24B上に形成された干渉縞(第2干渉縞)の画像データを取得するように構成されている。
上記アライメント撮像系25Bは、第1干渉計1Aと第2干渉計1Bとの相対的なアライメント調整等を行う際に撮像を行うものであり、光束分岐光学素子21Bにより図中下方に反射された光束を集光する結像レンズ26Bと、CCDやCMOS等からなる2次元イメージセンサ28Bを有してなる撮像カメラ27Bとを備えてなる。
一方、図1に示すように、上記被検体アライメント部3は、非球面レンズ9を保持する保持ステージ31(本実施形態における被検面回転手段)と、該保持ステージ31に保持された非球面レンズ9(第1レンズ面91、第2レンズ面92)の、測定光軸L,Lに対する傾き調整を行うレンズ傾き調整ステージ32と、測定光軸L,Lに対する非球面レンズ9の、図中左右方向および紙面に垂直な方向への位置調整を行うレンズ位置調整ステージ33とを備えてなる。
また、上記第1干渉計位置調整部4Aは、図1に示すように、第1干渉計1Aを図中上下方向に移動可能に保持する第1Zステージ41Aと、該第1Zステージ41Aを介して第1干渉計1Aを図中左右方向および紙面に垂直な方向に移動せしめる第1XYステージ42Aと、該第1XYステージ42Aおよび該第1Zステージ41Aを介して第1干渉計1Aの傾き調整を行う第1干渉計傾き調整ステージ43Aとを備えてなる。
同様に、上記第2干渉計位置調整部4Bは、第2干渉計1Bを図中上下方向に移動可能に保持する第2Zステージ41Bと、該第2Zステージ41Bを介して第2干渉計1Bを図中左右方向および紙面に垂直な方向に移動せしめる第2XYステージ42Bと、該第2XYステージ42Bおよび該第2Zステージ41Bを介して第2干渉計1Bの傾き調整を行う第2干渉計傾き調整ステージ43Bとを備えてなる。
また、上記制御解析部5は、第1レンズ面91および第2レンズ面92の各中心部の形状データ(第1形状データおよび第2形状データ)を求めたり、上述の被検体アライメント部3、第1干渉計位置調整部4Aおよび第2干渉計位置調整部4Bの各ステージの駆動を制御したりするコンピュータ装置等から構成されており、図3に示すように、該コンピュータ装置内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される第1形状データ取得手段51A、第2形状データ取得手段51B、第1軸線データ取得手段52A、第2軸線データ取得手段52B、および面ずれ・面倒れ解析手段53を備えてなる。
上記第1形状データ取得手段51Aは、上記第1干渉縞の画像データに基づき、第1レンズ面91の中心部の形状データである第1形状データを、第1干渉計1Aにおいて設定された第1測定座標系において求めるものである。
上記第2形状データ取得手段51Bは、上記第2干渉縞の画像データに基づき、第2レンズ面92の中心部の形状データである第2形状データを、第2干渉計1Bにおいて設定された第2測定座標系において求めるものである。
上記第1軸線データ取得手段52Aは、上記第1形状データに基づき、上述の第1臍点Pの位置データと、該第1臍点Pにおける第1レンズ面91の曲率中心である第1曲率中心の位置データと、第1臍点Pおよび第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、上記第1測定座標系において求めるものである。
上記第2軸線データ取得手段52Bは、上記第2形状データに基づき、上述の第2臍点Pの位置データと、該第2臍点Pにおける第2レンズ面92の曲率中心である第2曲率中心の位置データと、第2臍点Pおよび第1曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、上記第2測定座標系において求めるものである。
上記面ずれ・面倒れ解析手段53は、上記第1軸線データ取得手段52Aおよび上記第2軸線データ取得手段52Bにより求められた各位置データと、予め特定された上記第1測定座標系と上記第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、非球面レンズ9の面ずれおよび面倒れを求めるものである。
以下、本発明の一実施形態に係る非球面レンズ測定方法について説明する。本実施形態の非球面レンズ測定方法は、上述の非球面レンズ測定装置を用いて行うものである。
(1)まず、第1干渉計1Aおよび第2干渉計1Bの相対的なアライメント調整を行う。このアライメント調整は、第1干渉計1Aの測定光軸Lと第2干渉計1Bの測定光軸Lとを互いに一致させるためのものであり、オペレータが、第1干渉計位置調整部4Aおよび第2干渉計位置調整部4Bを用いて手動操作で行う。その手順の概要は以下のとおりである。
〈a〉第1干渉計1Aの対物レンズ18Aおよび第2干渉計1Bの対物レンズ18Bを測定光軸L上および測定光軸L上からそれぞれ退避させ、互いに平行な2つの光学平面(オプティカルフラット)を有する平行平板治具(図示略)を、第1干渉計1Aと第2干渉計1Bとの間に配置する(平行平板治具を保持ステージ31に保持せしめることも可)。なお、この配置段階で、平行平板治具の2つの光学平面が、測定光軸L,Lに対してなるべく垂直になるように粗調整を行う。
〈b〉第1干渉計1Aから平行平板治具の一方の光学平面に平行光束を照射し、該一方の光学平面から反射された反射光により形成されるスポット像と、参照基準平面15Aaからの反射光により形成されるスポット像とを、アライメント撮像系25Aの撮像カメラ27Aにより撮像し、これら2つのスポット像が互いに重なるように、第1干渉計傾き調整ステージ43Aを用いて、第1干渉計1Aの傾きを調整する。この傾き調整により、第1干渉計1Aの測定光軸Lが平行平板治具の一方の光学平面に対して垂直となる。なお、このような手法に替えて、一方の光学平面から反射された反射光と参照基準平面15Aaからの反射光とにより形成される干渉縞を撮像カメラ23Aにより撮像し、この干渉縞がヌル縞状態となるように第1干渉計1Aの傾き調整を行うようにしてもよい。
〈c〉同様に、第2干渉計1Bから平行平板治具の他方の光学平面に平行光束を照射し、該他方の光学平面から反射された反射光により形成されるスポット像と、参照基準平面15Baからの反射光により形成されるスポット像とを、アライメント撮像系25Bの撮像カメラ27Bにより撮像し、これら2つのスポット像が互いに重なるように、第2干渉計傾き調整ステージ43Bを用いて、第2干渉計1Bの傾きを調整する。この傾き調整により、第2干渉計1Bの測定光軸Lが平行平板治具の他方の光学平面に対して垂直となり、これにより測定光軸L,Lが互いに平行となる。なお、このような手法に替えて、他方の光学平面から反射された反射光と参照基準平面15Baからの反射光とにより形成される干渉縞を撮像カメラ23Bにより撮像し、この干渉縞がヌル縞状態となるように第2干渉計1Bの傾き調整を行うようにしてもよい。
〈d〉上記平行平板治具に替えて、第1干渉計1Aと第2干渉計1Bとの間に、光学的に真球とみなせる真球治具(図示略)を配置する。
〈e〉第1干渉計1Aから真球治具に平面波を照射し、該真球治具から反射された反射光と、参照基準平面15Aaからの反射光とにより形成される干渉縞(同心のリング状となる)を、第1干渉縞撮像系20Aの撮像カメラ23Aにより撮像し、この干渉縞の中心に測定光軸Lが位置するように、第1Zステージ41Aおよび第1XYステージ42Aを用いて、第1干渉計1Aの位置を調整する。
〈f〉同様に、第2干渉計1Bから真球治具に平面波を照射し、該真球治具から反射された反射光と、参照基準平面15Baからの参照光とにより形成される干渉縞(同心のリング状となる)を、第2干渉縞撮像系20Bの撮像カメラ23Bにより撮像し、この干渉縞の中心に測定光軸Lが位置するように、第2Zステージ41Bおよび第2XYステージ42Bを用いて、第2干渉計1Bの位置を調整する。この位置調整により、測定光軸L,Lが互いに一致する。
なお、このようなアライメント調整を行っても、各ステージの機械的な精度等が原因となって、第1干渉計1Aの測定光軸Lと第2干渉計1Bの測定光軸Lとを完全に一致させることができない場合がある。このような場合には、測定光軸Lと測定光軸Lとの相対的な位置ずれおよび傾きずれを求め、それらのデータを記憶しておく。
(2)次に、第1干渉計1Aの対物レンズ18Aおよび第2干渉計1Bの対物レンズ18Bを測定光軸L上および測定光軸L上にそれぞれ設置するとともに、非球面レンズ9を保持ステージ31に保持せしめ、第1干渉計1Aおよび第2干渉計1Bに対する非球面レンズ9のアライメント調整を行う。このアライメント調整は、上述の第1臍点Pおよび第2臍点Pが、第1干渉計1Aの測定光軸Lの近傍および第2干渉計1Bの測定光軸Lの近傍にそれぞれ位置するようにするためのものであり、オペレータが、レンズ傾き調整ステージ32およびレンズ傾き調整ステージ33を用いて手動操作で行う。
(3)次いで、第1干渉計1Aから、第1レンズ面91の中心部に第1測定光を照射し、該第1測定光の第1レンズ面91からの戻り光と第1参照光との光干渉により形成される第1干渉縞の画像データを撮像カメラ23Aにより得る(第1干渉縞取得ステップ)。
(4)同様に、第2干渉計1Bから、第2レンズ面92の中心部に第2測定光を照射し、該第2測定光の第2レンズ面92からの戻り光と第2参照光との光干渉により形成される第2干渉縞の画像データを撮像カメラ23Bにより得る(第2干渉縞取得ステップ)。
(5)次に、上記第1干渉縞の画像データに基づき、第1レンズ面91の中心部の形状データである第1形状データ(図5参照)を、第1干渉計1Aにおいて設定された第1測定座標系において求める(第1形状データ取得ステップ)。この処理は、図3に示す第1形状データ取得手段51Aにおいて行われる。なお、図5〜9に示す第1レンズ面91は、第1形状データにより構築され視覚化された第1レンズ面91の中心部の形状を、模式的に示すものである。
(6)同様に、上記第2干渉縞の画像データに基づき、第2レンズ面92の中心部の形状データである第2形状データ(図10参照)を、第2干渉計1Bにおいて設定された第2測定座標系において求める(第2形状データ取得ステップ)。この処理は、図3に示す第2形状データ取得手段51Bにおいて行われる。なお、図10〜14に示す第2レンズ面92は、第2形状データにより構築され視覚化された第2レンズ面92の中心部の形状を、模式的に示すものである。
ここで、上述の第1測定座標系および第2測定座標系について説明する。第1測定座標系は、図5〜9に示すように、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を有する3次元直交座標系であり、Z軸が第1干渉計1Aの測定光軸Lと平行となるように設定されている。一方、第2測定座標系は、図10〜14に示すように、互いに直交するU軸、V軸、W軸を有する3次元直交座標系であり、W軸が第2干渉計1Bの測定光軸Lと平行となるように設定されている。また、図15に示すように、第1測定座標系と第2測定座標系との相対的な位置関係は、測定光軸Lと測定光軸Lとが完全に一致するようにアライメント調整された場合において、Z軸とW軸とが同一直線上に位置するように(向きは互いに逆)、X軸とU軸およびY軸とV軸がそれぞれ互いに平行(X軸およびU軸の各向きは互いに同じで、Y軸およびV軸の各向きは互いに逆)となるように設定されている。なお、測定光軸Lと測定光軸Lとが互いに一致せず、これらの間に相対的な位置ずれおよび傾きずれが生じている場合には、これに応じて、第1測定座標系と第2測定座標系との相対的な位置関係のずれが生じる。すなわち、測定光軸Lと測定光軸Lとの相対的な位置ずれおよび傾きずれがある場合には、これらのずれが上記(1)の手順において求められ、それに基づいて、第1測定座標系と第2測定座標系との相対位置関係が特定され記憶される。
(7)次いで、上記第1形状データに基づき、第1レンズ面91の第1臍点Pの位置データと、該第1臍点Pにおける第1曲率中心の位置データと、第1臍点Pおよび第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、上記第1測定座標系において求める(第1軸線データ取得ステップ)。この処理は、図3に示す第1軸線データ取得手段52Aにおいて、以下の手順で行われる。
〈a〉まず、図6に示すように、第1レンズ面91を切断する1番目の第1切断平面S1Aをデータ上において設定する。本実施形態では、1番目の第1切断平面S1AがX=Xの位置においてX軸に対し垂直に設定される。
〈b〉次に、1番目の第1切断平面S1Aと第1レンズ面91との交線を1番目の第1断面曲線C1Aとして求める(図6参照)。本実施形態では、1番目の第1切断平面S1Aと第1レンズ面91との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより1番目の第1断面曲線C1Aが求められる。なお、第1レンズ面91を下式(A1)で表すと、1番目の第1断面曲線C1Aは、下式(A2)で表される。
Figure 2010281792
〈c〉次いで、1番目の第1断面曲線C1Aにおいて曲率が極値をとる点(曲率の微分値が0となる点)を1番目の擬似第1臍点Q1Aとして求める。なお、1番目の第1断面曲線C1Aにおける曲率は、下式(A3)で表される。
Figure 2010281792
〈d〉続いて、図7に示すように、第1レンズ面91を切断する2番目の第1切断平面S1Bを、1番目の第1切断平面S1Aに垂直となるように設定する。本実施形態では、2番目の第1切断平面S1Bが、1番目の擬似第1臍点Q1Aの座標値(X,Y)を含み、かつY軸に対し垂直となるように設定される。
〈e〉次いで、2番目の第1切断平面S1Bと第1レンズ面91との交線を2番目の第1断面曲線C1Bとして求める(図7参照)。本実施形態では、2番目の第1切断平面S1Bと第1レンズ面91との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより2番目の第1断面曲線C1Bが求められる。なお、2番目の第1断面曲線C1Bは、下式(A4)で表される。
Figure 2010281792
〈f〉次に、2番目の第1断面曲線C1Bにおいて曲率が極値をとる点を2番目の擬似第1臍点Q1B(座標値(X,Y)とする)として求める。なお、2番目の第1断面曲線C1Bにおける曲率は、下式(A5)で表される。
Figure 2010281792
〈g〉続いて、図8に示すように、第1レンズ面91を切断する3番目の第1切断平面S1Cを、2番目の第1切断平面S1Bに垂直となるように設定する。本実施形態では、3番目の第1切断平面S1Cが、2番目の擬似第1臍点Q1Bの座標値(X,Y)を含み、かつX軸に対し垂直となるように設定される。
〈h〉次に、3番目の第1切断平面S1Cと第1レンズ面91との交線を3番目(最終の)第1断面曲線C1Cとして求める(図8参照)。本実施形態では、3番目の第1切断平面S1Cと第1レンズ面91との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより3番目の第1断面曲線C1Cが求められる。なお、3番目の第1断面曲線C1Cは、下式(A6)で表される。
Figure 2010281792
〈i〉次いで、3番目の第1断面曲線C1Cにおいて曲率が極値をとる点を3番目(最終の)擬似第1臍点Q1C(座標値(X,Y)とする)として求め、これを上述の第1臍点Pとみなし、その位置データを取得する。なお、3番目の第1断面曲線C1Cにおける曲率は、下式(A7)で表される。
Figure 2010281792
〈j〉そして、図9に示すように、3番目の擬似第1臍点Q1Cにおける曲率中心Oを、上述の、第1臍点Pにおける第1レンズ面91の第1曲率中心(以下「第1曲率中心O」と称する)として求めるとともに、3番目の擬似第1臍点Q1Cおよび第1曲率中心Oを通る直線を第1軸線B(上述の第1回転軸Aに相当する)として求め、これらの位置データを取得する。なお、3番目の擬似第1臍点Q1Cにおける曲率半径は、下式(A8)で表される。
Figure 2010281792
(8)同様に、上記第2形状データに基づき、第2レンズ面92の第2臍点Pの位置データと、該第2臍点Pにおける第2曲率中心の位置データと、第2臍点Pおよび第2曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、上記第2測定座標系において求める(第2軸線データ取得ステップ)。この処理は、図3に示す第2軸線データ取得手段52Bにおいて、以下の手順で行われる。
〈a〉まず、図11に示すように、第2レンズ面92を切断する1番目の第2切断平面S2Aをデータ上において設定する。本実施形態では、1番目の第2切断平面S2AがU=Uの位置においてU軸に対し垂直に設定される。
〈b〉次に、1番目の第1切断平面S2Aと第2レンズ面92との交線を1番目の第2断面曲線C2Aとして求める(図11参照)。本実施形態では、1番目の第2切断平面S2Aと第2レンズ面92との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより1番目の第2断面曲線C2Aが求められる。なお、第2レンズ面92を下式(B1)で表すと、1番目の第2断面曲線C2Aは、下式(B2)で表される。
Figure 2010281792
〈c〉次いで、1番目の第2断面曲線C2Aにおいて曲率が極値をとる点(曲率の微分値が0となる点)を1番目の擬似第2臍点Q2Aとして求める。なお、1番目の第2断面曲線C2Aにおける曲率は、下式(B3)で表される。
Figure 2010281792
〈d〉続いて、図12に示すように、第2レンズ面92を切断する2番目の第2切断平面S2Bを、1番目の第2切断平面S2Aに垂直となるように設定する。本実施形態では、2番目の第2切断平面S2Bが、1番目の擬似第2臍点Q2Aの座標値(U,V)を含み、かつV軸に対し垂直となるように設定される。
〈e〉次いで、2番目の第2切断平面S2Bと第2レンズ面92との交線を2番目の第2断面曲線C2Bとして求める(図12参照)。本実施形態では、2番目の第2切断平面S2Bと第2レンズ面92との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより2番目の第2断面曲線C2Bが求められる。なお、2番目の第2断面曲線C2Bは、下式(B4)で表される。
Figure 2010281792
〈f〉次に、2番目の第2断面曲線C2Bにおいて曲率が極値をとる点を2番目の擬似第2臍点Q2B(座標値(U,V)とする)として求める。なお、2番目の第2断面曲線C2Bにおける曲率は、下式(B5)で表される。
Figure 2010281792
〈g〉続いて、図13に示すように、第2レンズ面92を切断する3番目の第2切断平面S2Cを、2番目の第2切断平面S2Bに垂直となるように設定する。本実施形態では、3番目の第2切断平面S2Cが、2番目の擬似第2臍点Q2Bの座標値(U,V)を含み、かつU軸に対し垂直となるように設定される。
〈h〉次に、3番目の第2切断平面S2Cと第2レンズ面92との交線を3番目(最終の)第2断面曲線C2Cとして求める(図13参照)。本実施形態では、3番目の第2切断平面S2Cと第2レンズ面92との交線を、高次多項式でカーブフィッティングすることにより3番目の第2断面曲線C2Cが求められる。なお、3番目の第2断面曲線C2Cは、下式(B6)で表される。
Figure 2010281792
〈i〉次いで、3番目の第2断面曲線C2Cにおいて曲率が極値をとる点を3番目(最終の)擬似第2臍点Q2C(座標値(U,V)とする)として求め、これを上述の第2臍点Pとみなし、その位置データを取得する。なお、3番目の第2断面曲線C2Cにおける曲率は、下式(B7)で表される。
Figure 2010281792
〈j〉そして、図14に示すように、3番目の擬似第2臍点Q2Cにおける曲率中心Oを、上述の、第2臍点Pにおける第2レンズ面92の第2曲率中心(以下「第2曲率中心O」と称する)として求めるとともに、3番目の擬似第2臍点Q2Cおよび第2曲率中心Oを通る直線を第2軸線B(上述の第2回転軸Aに相当する)として求め、これらの位置データを取得する。なお、3番目の擬似第2臍点Q2Cにおける曲率半径は、下式(B8)で表される。
Figure 2010281792
(9)次に、上記(7)の手順により求められた3番目の擬似第1臍点Q1C(第1臍点P)、第1曲率中心Oおよび第1軸線Bの各位置データと、上記(8)の手順により求められた3番目の擬似第2臍点Q2C(第2臍点P)、第2曲率中心Oおよび第2軸線Bの各位置データと、上記(6)の手順により予め特定された第1測定座標系と第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、非球面レンズ9の面ずれおよび面倒れを求める(面ずれ・面倒れ解析ステップ)。この処理は、図3に示す面ずれ・面倒れ解析手段53において、以下の手順で行われる。
〈a〉まず、第1測定座標系と第2測定座標系との相対位置関係に基づき、第2測定座標系において求められた3番目の擬似第2臍点Q2C(第2臍点P)、第2曲率中心Oおよび第2軸線Bとの各位置データを、共通の座標系(例えば、第1測定座標系)における各位置データに変換する(図16参照)。なお、図16では、簡略化のため、各位置の相対関係を2次元的に表している。
〈b〉次に、第1曲率中心Oと第2曲率中心OとのZ軸に垂直な方向の位置ずれを、非球面レンズ9の面ずれ(位置ずれの方向を面ずれ方向、位置ずれの量を面ずれ量)として算出する。
〈c〉また、第1軸線Bと第2軸線Bとの相対的な傾きを、非球面レンズ9の面倒れ(第2軸線Bに対する第1軸線Bの傾き方向を面倒れ方向、傾き角度を面倒れ量)として算出する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば、上述の実施形態では、第1レンズ面91を切断する第1切断平面(S1A〜S1C)をデータ上で仮想的に設定し、該第1切断平面(S1A〜S1C)と該第1レンズ面91との交線を第1断面曲線(C1A〜C1C)として求める処理と、第2レンズ面92を切断する第2切断平面(S2A〜S2C)をデータ上で仮想的に設定し、第2切断平面(S2A〜S2C)と第1レンズ面91との交線を第1断面曲線(C2A〜C2C)として求める処理とを、3回ずつ実施するようにしているが、2回で終了したり、4回以上実施したりするようにしてもよい。
また、上述した第1軸線データ取得ステップの手順を、図17に示すように変更することも可能である。すなわち、上述の実施形態では、2番目の第1切断平面S1BをY軸に対し垂直に設定しているが、図17に示すように、1番目の擬似第1臍点Q1Aにおける1番目の第1断面曲線C1Aの法線ベクトルnを含むように、2番目の第1切断平面S´1Bを設定してもよい。この場合、該2番目の第1切断平面S´1Bと第1レンズ面91との交線を2番目の第1断面曲線C´1Bとし、該2番目の第1断面曲線C´1Bおいて曲率が極値をとる点を2番目の擬似第1臍点Q´1Bとして求めるとともに、この2番目の擬似第1臍点Q´1Bにおける曲率中心を第1曲率中心O´として求め、さらに、2番目の擬似第1臍点Q´1Bおよび第1曲率中心O´を通る直線を第1軸線B´として求めてもよい。
同様に、上述した第2軸線データ取得ステップの手順を、図18に示すように変更することも可能である。すなわち、上述の実施形態では、2番目の第2切断平面S2BをV軸に対し垂直に設定しているが、図18に示すように、1番目の擬似第2臍点Q2Aにおける1番目の第2断面曲線C2Aの法線ベクトルnを含むように、2番目の第2切断平面S´2Bを設定してもよい。この場合、該2番目の第2切断平面S´2Bと第2レンズ面92との交線を2番目の第2断面曲線C´2Bとし、該2番目の第1断面曲線C´2Bおいて曲率が極値をとる点を2番目の擬似第2臍点Q´2Bとして求めるとともに、この2番目の擬似第2臍点Q´2Bにおける曲率中心を第2曲率中心O´として求め、さらに、2番目の擬似第2臍点Q´2Bおよび第1曲率中心O´を通る直線を第2軸線B´として求めてもよい。
また、上述の実施形態では、図2に示すように、第1干渉計1Aから第1レンズ面91に照射される第1測定光と、第2干渉計1Bから第2レンズ面92に照射される第2測定光が球面波とされているが、対物レンズ18A,18Bを外して、平行光束(平面波)を第1測定光および第1測定光として用いるようにしてもよい。
また、ミロー型やマイケルソン型の対物光学系を備えた顕微干渉計を、第1干渉計および第2干渉計として用いることも可能である。この態様は、測定対象となる非球面レンズが小さい場合に有効となる。
また、上述の実施形態では、測定対象となる非球面レンズ9が鍔状の平面部を有していない場合について説明したが、本発明は、鍔状の平面部を有している非球面レンズの面ずれおよび面倒れの測定にも適用し得る。
また、上述の実施形態では、測定対象としての非球面体を非球面レンズとしているが、本発明は、回転対称な非球面で構成された2つのミラー面を有する非球面ミラーを測定対象とすることもできる。この場合、各ミラー面の反射率が高くなることが予想されるので、それに応じて、参照基準平面15Aa,15Baの反射・透過率を調整することが望ましい。例えば、各ミラー面の反射率が100%である場合には、参照基準平面15Aa,15Baを反射率50%(透過率50%)程度に設定する。
なお、本発明は、2つの干渉計を用いて測定を行うものであるが、本発明の技術思想を利用すれば、干渉計に替えて他の測定装置(例えば、接触式あるいは非接触式のプローブを用いた形状測定装置や、モアレ縞形状測定装置)を用いた測定方法や装置を想起することも容易である。
1A 第1干渉計
1B 第2干渉計
2 光学定盤
3 被検体アライメント部
4A 第1干渉計位置調整部
4B 第2干渉計位置調整部
5 制御解析部
9 非球面レンズ(非球面体)
10A 第1干渉光学系
10B 第2干渉光学系
11A,11B 光源部
12A,12B ビーム径拡大レンズ
13A,21A,13B,21B 光束分岐光学素子
14A,14B コリメータレンズ
15A,15B 平面基準板
15Aa,15Ba 参照基準平面
16A,16B ピエゾ素子
17A,17B フリンジスキャンアダプタ
18A,18B 対物レンズ
20A 第1干渉縞撮像系
20B 第2干渉縞撮像系
22A,26A,22B,26B 結像レンズ
23A,27A,23B,27B 撮像カメラ
24A,24B,28A,28B 2次元イメージセンサ
25A,25B アライメント撮像系
31 保持ステージ
32 レンズ傾き調整ステージ
33 レンズ位置調整ステージ
41A 第1Zステージ
41B 第2Zステージ
42A 第1XYステージ
42B 第2XYステージ
43A 第1干渉計傾き調整ステージ
43B 第2干渉計傾き調整ステージ
51A 第1形状データ取得手段
51B 第2形状データ取得手段
53 面ずれ・面倒れ解析手段
91 第1レンズ面(第1被検面)
91 (データ上での)第1レンズ面
92 第2レンズ面
92 (データ上での)第2レンズ面
93 第2レンズ面(第2被検面)
,L 測定光軸
第1臍点
第2臍点
第1回転軸
第2回転軸
,B´ 第1軸線
,B´ 第2軸線
,O´ 第1曲率中心
,O´ 第2曲率中心
1A,S1B,S1C,S´1B 第1切断平面
2A,S2B,S2C,S´2B 第2切断平面
1A,C1B,C1C,C´1B 第1断面曲線
2A,C2B,C2C,C´2B 第2断面曲線
1A,Q1B,Q1C,Q´1B 擬似第1臍点
2A,Q2B,Q2C,Q´2B 擬似第2臍点

Claims (5)

  1. 回転対称な非球面で構成された第1被検面および第2被検面を有してなる非球面体の面ずれおよび面倒れを測定する非球面体測定方法であって、
    第1干渉計を用いて、前記第1被検面の中心部に第1測定光を照射し、該第1測定光の該第1被検面からの戻り光と第1参照光との光干渉により形成される第1干渉縞の画像データを得る第1干渉縞取得ステップと、
    第2干渉計を用いて、前記第2被検面の中心部に第2測定光を照射し、該第2測定光の該第2被検面からの戻り光と第2参照光との光干渉により形成される第2干渉縞の画像データを得る第2干渉縞取得ステップと、
    前記第1干渉縞の画像データに基づき、前記第1被検面の中心部の形状データである第1形状データを、前記第1干渉計において設定された第1測定座標系において求める第1形状データ取得ステップと、
    前記第2干渉縞の画像データに基づき、前記第2被検面の中心部の形状データである第2形状データを、前記第2干渉計において設定された第2測定座標系において求める第2形状データ取得ステップと、
    前記第1形状データに基づき、前記第1被検面における臍点である第1臍点の位置データと、該第1臍点における該第1被検面の曲率中心である第1曲率中心の位置データと、該第1臍点および該第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、前記第1測定座標系において求める第1軸線データ取得ステップと、
    前記第2形状データに基づき、前記第2被検面における臍点である第2臍点の位置データと、該第2臍点における該第2被検面の曲率中心である第2曲率中心の位置データと、該第2臍点および該第2曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、前記第2測定座標系において求める第2軸線データ取得ステップと、
    前記第1軸線データ取得ステップおよび前記第2軸線データ取得ステップにおいて求められた各位置データと、予め特定された前記第1測定座標系と前記第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、前記面ずれおよび前記面倒れを求める面ずれ・面倒れ解析ステップと、を測定手順として含んでなることを特徴とする非球面体測定方法。
  2. 前記第1軸線データ取得ステップは、前記第1被検面を切断する第1切断平面を仮想的に設定し、該第1切断平面と該第1被検面との交線を第1断面曲線として求める処理を、1回目は、任意の位置において最初の第1切断平面を設定して行い、2回目以降は、直前に求められた第1断面曲線において曲率が極値をとる点を擬似第1臍点として求めた後、次の第1切断平面を、該擬似第1臍点において直前の第1切断平面と垂直に交わるように設定しながら、少なくとも2回行い、最終的に求められた第1断面曲線における擬似第1臍点を前記第1臍点とするものである、ことを特徴とする請求項1記載の非球面体測定方法。
  3. 前記第2軸線データ取得ステップは、前記第2被検面を切断する第2切断平面を仮想的に設定し、該第2切断平面と該第2被検面との交線を第2断面曲線として求める処理を、1回目は、任意の位置において最初の第2切断平面を設定して行い、2回目以降は、直前に求められた第2断面曲線において曲率が極値をとる点を擬似第2臍点として求めた後、次の第2切断平面を、該擬似第2臍点において直前の第2切断平面と垂直に交わるように設定しながら、少なくとも2回行い、最終的に求められた第2断面曲線における擬似第2臍点を前記第2臍点とするものである、ことを特徴とする請求項2記載の非球面体測定方法。
  4. 前記非球面体が非球面レンズであることを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項記載の非球面体測定方法。
  5. 回転対称な非球面で構成された第1被検面および第2被検面を有してなる非球面体の面ずれおよび面倒れを測定する非球面体測定装置であって、
    前記第1被検面の中心部に第1測定光を照射し、該第1測定光の該第1被検面からの戻り光と第1参照光との光干渉により形成される第1干渉縞の画像データを得る第1干渉計と、
    前記第2被検面の中心部に第2測定光を照射し、該第2測定光の該第2被検面からの戻り光と第2参照光との光干渉により形成される第2干渉縞の画像データを得る第2干渉計と、
    前記第1干渉縞の画像データに基づき、前記第1被検面の中心部の形状データである第1形状データを、前記第1干渉計において設定された第1測定座標系において求める第1形状データ取得手段と、
    前記第2干渉縞の画像データに基づき、前記第2被検面の中心部の形状データである第2形状データを、前記第2干渉計において設定された第2測定座標系において求める第2形状データ取得手段と、
    前記第1形状データに基づき、前記第1被検面における臍点である第1臍点の位置データと、該第1臍点における該第1被検面の曲率中心である第1曲率中心の位置データと、該第1臍点および該第1曲率中心を通る第1軸線の位置データとを、前記第1測定座標系において求める第1軸線データ取得手段と、
    前記第2形状データに基づき、前記第2被検面における臍点である第2臍点の位置データと、該第2臍点における該第2被検面の曲率中心である第2曲率中心の位置データと、該第2臍点および該第2曲率中心を通る第2軸線の位置データとを、前記第2測定座標系において求める第2軸線データ取得手段と、
    前記第1軸線データ取得手段および前記第2軸線データ取得手段により求められた各位置データと、予め特定された前記第1測定座標系と前記第2測定座標系との相対位置関係とに基づき、前記面ずれおよび前記面倒れを求める面ずれ・面倒れ解析手段と、を備えてなることを特徴とする非球面体測定装置。
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