JP2010229614A - 冷却手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷時間が長く温度変化による患者への負担を軽減可能な冷却手袋の提供を目的とした。
【解決手段】冷却手袋は、冷却剤14を収容する収容空間16と、手を挿入可能な挿入空間12とを有し、両者の間を内面部18によって隔てた構成とされている。また、冷却手袋は、収容空間16と外部雰囲気とを隔てる外面部20を有する。収容空間16は、挿入空間12の外側に形成されている。外面部20は、多層構造を有する布地によって構成されており、冷却剤14の冷気が外部に放出されにくい。また、内面部18が挿入空間12側にメッシュ層P1が向くように配されているため、挿入空間12に挿入された手との接触面積が小さく、手が急激に温度低下するのを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、抗癌剤などの薬剤の有害反応を防止するために使用される冷却手袋に関する。
従来より、副作用として有害反応を生じる薬剤であっても、治療目的の達成のためには使用せざるを得ない場合があり、有害反応の防止や緩和のために様々な方策が採られている。具体的には、抗癌剤などを用いた場合には、有害反応として爪の剥離や変色などの爪の障害や、手の皮膚の障害などが生じることがある。このような薬剤による有害反応を防止するためには、冷却が効果的であることが知られている。
そこで、かかる知見に基づき、抗癌剤の有害反応のひとつである脱毛を防止するために、下記特許文献1に開示されているような頭部保冷用のゲルが提供されている。また、爪の障害を防ぐため、冷却手袋が効果的であるという報告がなされている(非特許文献1)。
特開昭57−223028号公報
しかし、上記した従来技術の冷却手袋では、手を保冷できる時間が短く、有害反応の防止効果や緩和効果が十分得られない可能性があった。また、従来技術の冷却手袋では、冷却剤が一様に肌に接するため、温度変化が急激で、患者への負担が大きいという問題もあった。
そこで、本発明は、保冷時間が長く温度変化による患者への負担を軽減可能な冷却手袋の提供を目的とした。
上記した課題を解決すべく提供される本発明の冷却手袋は、冷却剤と、冷却剤を収容する収容空間と、手を挿入可能な挿入空間と、前記収容空間と前記挿入空間とを隔てる内面部と、前記収容空間と外部雰囲気とを隔てる外面部と、を有している。前記収容空間は、前記挿入空間の外側に形成され、前記外面部の全部又は一部が、多層構造を有する布地によって構成されている。また、本発明の冷却手袋は、前記外面部のうち、外側に露出した面の全部又は一部が、凹凸状の断面形状を有する布地によって形成されたものであってもよい。
上述した本発明の冷却手袋は、前記内面部のうち、前記挿入空間側を向く面の全部又は一部が、凹凸状の断面形状を有する布地によって形成されていることが好ましい。前記内面部のうち、前記挿入空間側を向く面の全部又は一部は、連続する無数の網目状構造を有する布地によって形成されていてもよい。また、内面部は、全部又は一部が、多層構造を有する布地によって形成されていることが好ましい。
上述した本発明の冷却手袋は、前記収容空間の開閉を自在にする入口部を有することが好ましい。また、本発明の冷却手袋は、前記入口部を介して前記収容空間に対して前記冷却剤を出し入れ自在なものであることが好ましく、前記入口部を閉状態にすることにより前記収容空間が閉空間になるものであることがより一層好ましい。
本発明の冷却手袋は、前記入口部が、挿入空間に手を挿入した際に小指側になる部分に設けられることが好ましい。また、前記収容空間は、前記挿入空間の両外側に設けられていることが好ましい。このように、収容空間を両外側に設ける場合は、前記挿入空間に対して一方側に設けられた前記収容空間及び他方側に設けられた前記収容空間の双方に、同一の入口部を介して前記冷却剤を出し入れ可能とすることがより一層好ましい。
本発明の冷却手袋は、冷却剤が収容される収容空間において外側を向く外面部の全部又は一部が、多層構造を有する布地によって構成されているため、冷却剤の冷気が外部に漏れにくい。そのため、本発明の冷却手袋によれば、冷却剤の保冷効果を長時間にわたって維持させることが可能であり、有害反応を防止したり緩和したりするために十分な冷却効果を発揮することができる。
また、本発明の冷却手袋は、前記外面部のうち、外側に露出した面(以下、「外表面」とも称す)の全部又は一部を凹凸状の断面形状を有する布地によって形成することにより、手を挿入した状態で、外表面で体や他部材に触れたとしても、体や他部材との接触面積(伝熱面積)が小さくなる。そのため、外表面を前記したような構成とすることにより、収容空間内に収容されている冷却剤の冷気が、外表面を介して漏洩するのを最小限に抑制することができる。
ここで、本発明の冷却手袋は、使用時に、収容空間内にある冷却剤と、挿入空間に差し込まれる手との間に内面部が介在した状態になるため、内面部と手との接触面積次第で、冷却剤から手への冷気の伝達具合が変わってくる。そこで、かかる知見に基づき、本発明の冷却手袋では、前記内面部のうち前記挿入空間側を向く面、すなわち挿入空間に手を差し込んだ際に手が触れる面を凹凸状の断面形状を有する布地によって形成している。そのため、本発明の冷却手袋では、内面部が一様に手に触れず、冷却剤の冷気が緩やかに手に伝わることとなり、使用者(患者)への負担を軽減することができる。また、冷却剤の冷気が急激に手に伝わらないため、冷却剤の保冷能力を長期にわたって維持させることも可能である。
また、本発明の冷却手袋は、前記内面部のうち、前記挿入空間側を向く面の全部又は一部を、連続する無数の網目状構造を有する布地によって形成することにより、網目構造部分によって形成される凹凸により内面部が一様に手に触れるのを防止することができる。よって、かかる構成とした場合についても、使用者(患者)の手が急激に冷却されるのを防止し、使用者の負担を軽減できると共に、冷却剤の保冷能力を長期にわたって維持させることが可能である。
本発明の冷却手袋は、内面部の全部又は一部を多層構造とすることによっても、冷却剤の冷気によって挿入空間内に差し込んだ手が急激に冷却されるのを防止し、使用者(患者)に作用する負担を軽減したり、冷却剤の保冷能力が短期間のうちに低下するのを防止したりすることができる。
上述した本発明の冷却手袋は、前記収容空間の開閉を自在にする入口部を有し、この入口部を介して前記収容空間に対して前記冷却剤を出し入れ自在なものとすることにより、必要に応じて冷却剤を取り出し、容易に洗浄することができる。また、本発明の冷却手袋は、前記した入口部を介して冷却剤を取り外すことにより、不使用時に小さく折りたたむ等してコンパクトな状態で保管することができる。また、本発明の冷却手袋は、前記した入口部を閉状態にすることにより前記収容空間が閉空間になる構成とすることにより、入口部を介して収容空間内に収容されている冷却剤の冷気が漏洩するのを防止でき、冷却剤の保冷能力を長期にわたって維持させることができる。なお、入口部は従来公知の線ファスナや面ファスナのようなファスナ、ボタン、ホックなどによって構成することができるが、入口部をしっかりと閉塞するとの観点からすると、ファスナのように全体にわたって閉塞可能なものであることが好ましい。
本発明の冷却手袋は、上述した入口部を挿入空間に手を挿入した際に小指側になる部分に設けることにより、大きな開口領域を確保することができ、冷却剤の出し入れを行う上での利便性をより一層向上させることができる。また、本発明の冷却手袋は、収容空間を前記挿入空間の両外側に設けることにより、手の甲および手のひらの双方から手を冷却することができ、有害反応を防止したり緩和したりするために十分な冷却効果を発揮することができる。
また、上述したように収容空間を両外側に設ける場合において、前記挿入空間に対して一方側に設けられた前記収容空間及び他方側に設けられた前記収容空間の双方に、同一の入口部を介して前記冷却剤を出し入れ可能とすれば、単一の入口部を開閉するだけで両収容空間に対して冷却剤を出し入れすることができ、より一層利便性を向上させることができる。また、このような構成とすることにより、入口部の数を最小限に抑制し、冷却手袋全体としてシンプルな構成とすることができ、すっきりとした外観としつつ、製造コストを最小限に抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる冷却手袋を示す斜視図である 図1に示す冷却手袋の断面図である。 図1に示す冷却手袋で採用されている布地を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 手袋本体の布地の組み合わせ状態を示す分解斜視図である。 (a)は内面用布地の縫合部分を示す正面図であり、(b)は外面用布地の縫合部分を示す正面図である。 図1に示す冷却手袋の側面図であり、(a)は指先側から見た側面図、(b)は親指側縁面から見た側面図、(c)は小指側縁面から見た側面図、(d)は挿入口側から見た側面図である。 図1に示す冷却手袋の装着状態を示す斜視図である。 ファスナの構成を示す正面図である。 図1に示す冷却手袋の小指側側面に設けられたファスナを開いた状態を示す斜視図である。 図1に示す冷却手袋の親指側側面に設けられたファスナを開いた状態を示す斜視図である。 冷却剤を示す正面図である。 変形例に係る冷却手袋を示す斜視図である。 図12に示す冷却手袋を示す斜視図である。 (a)は本体構成体を構成する布地の縫合部分を示す正面図であり、(b)は本体構成体同士の縫合部分を示す正面図である。 図1に示す冷却手袋を使用した際における挿入空間内の温度変化を示すグラフである。 従来技術の冷却手袋を使用した際における挿入空間内の温度変化を示すグラフである。
続いて、本発明の一実施形態にかかる冷却手袋10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、「手の甲側」や、「手のひら側」、「親指側」、「小指側」、「指先側」等の文言は、特に断りのない限り、図7に示すように冷却手袋10を右手に装着した状態を基準にしたものである。
図1に示すように、冷却手袋10は、全体として従来公知の手袋と同様の外観を有し、全体が布地によって構成された手袋本体11を有し、これに図11に示すような冷却剤14を入れて使用することができる。図2に示すように、冷却手袋10は、手を挿入可能な挿入空間12に加え、冷却剤14を収容するための収容空間16を有する点に特徴を有する。また、冷却手袋10は、挿入空間12と収容空間16とを隔てる内面部18や、収容空間16の外面をなす外面部20にも特徴を有する。
さらに具体的に説明すると、手袋本体11は、複数枚の布地Xを縫い合わせることによって構成されている。本実施形態では、挿入空間12の外郭をなす内面部18を構成するために用いられる2枚の布地X(以下、「内面用布地」X1,X2とも称す)と、収容空間16の外装をなす外面部20構成を構成するために用いられる2枚の布地X(以下、「外面用布地」X3,X4とも称す)と、によって手袋本体11の主要部が構成されている。
図3(a)に示すように、布地Xは、正面視した状態においてミット型、すなわち親指に相当する部分と、他の4本の指に相当する部分とが形成され、二股に分かれた形状とされている。図3(b)に示すように、布地Xは、連続する無数の網目状構造が形成されたメッシュ状の面(以下、「メッシュ面」P1とも称す)と、全面にわたって起伏を有さない平滑な面(以下、「平滑面」P2とも称す)とが重なった多層構造(本実施形態では2層構造)を有する。言い換えれば、布地Xは、表面形状が凹凸状になったメッシュ面P1と、表面形状が一般的な布地と同様に平滑な平滑面P2とを有する。
挿入空間12は、手を挿入するための空間であり、図6(d)に示すように手を挿入するために設けられた挿入口30を有する。挿入空間12は、挿入口30を除き、外周が内面部18によって取り囲まれ、閉塞されている。図2や図4に示すように、内面部18は、2枚の布地X(内面用布地X1,X2)を、それぞれメッシュ面P1を内側(挿入空間12側)に向けて重ね合わせ、外周部分を、一部を除いて縫合することにより袋状に形成される。具体的には、内面用布地X1,X2は、図5(a)においてハッチングを付した縫合部S1において縫合される。これにより挿入空間12が形成される。また、図2に示すように、内面部18の内側に形成される挿入空間12は、手を挿入した際に手が接触する面(以下、「手接触面」40とも称す)が、メッシュ面P1によって構成される。従って、挿入空間12に手を挿入した場合に手が接触する面積は、手接触面40の全面積に対して小さい。
ここで、手接触面40は、穴が開いている部分、すなわち凹状になっている部分があるため、この部分に空気が存在する。そのため、挿入空間12に挿入した手が、手接触面40が触れた状態において、冷却剤接触層42との間に空気層が形成されることになり、当該部位においては他の部分に比べて手への熱伝熱が緩やかになる。従って、手接触面40に手が触れても、手から冷却剤14への伝熱および冷却剤14から手への伝熱が緩やかとなり、手が過冷却されず、冷却剤14の保冷能力も長期間にわたって維持させることができる。
図6(d)に示すように、挿入口30は、使用者が手を挿入可能なように開口している。また、図7に示すように、挿入口30は、挿入空間12内に手を挿入した状態において手首近辺が到来する位置にある。挿入口30の開口領域は、手を挿入した状態において手首との間にほとんど隙間ができない程度の大きさとされている。
また、収容空間16は、冷却剤14を収容するための空間である。図2に示すように、収容空間16は、挿入空間12や内面部18の外側に形成され、外面部20によって外面が形成された空間である。図2や図4に示すように、外面部20は、2枚の布地X(外面用布地X3,X4)をそれぞれメッシュ面P1が外側に露出し、平滑面P2が内側を向くように重ね合わせ、外周部分を、一部を除いて縫合することにより袋状に形成されたものであり、この内部に上述した内面部18が収容されている。具体的には、外面用布地X3,X4は、図5(b)にハッチングを付した縫合部S3において縫合されている。これにより、図2に示すように挿入空間12に対して両外側、すなわち手を挿入した際に手の甲側および手のひら側となる部分に、内面部18を介して収容空間16が形成された構成とされている。
また、図5(b)に示すように、外面部20をなす外面用布地X3,X4は、内面部20と挿入口30に相当する部分や、外周部分の一部において内面部18をなす内面用布地X1,X2と縫合により一体化されている。具体的には、外面用布地X3,X4は、挿入口30に相当する部分のほか、装着時に親指側となる部分にある縫合部S6、指先側になる部分にある縫合部S7において内面用布地X1,X2と縫合され、一体化されている。そのため、外面部20の内側で内面部18や挿入空間12が位置ずれしない。
図5(b)においてハッチングS4で示すように、手袋本体11は、外面部20をなす外面用布地X3,X4のうち、挿入空間12に手を挿入した状態において小指側となる部分(以下、「小指側縁部」22とも称す)が、挿入口30側から小指の先端側に至る部分まで縫合されていない。外面用布地X3,X4の小指側縁部22の非縫合部分S4は、収容空間16に対して冷却剤14を出し入れするための入口部24として機能する部分である。図1や図6(c),(d)に示すように、入口部24に相当する部分には、ファスナ26(線ファスナ)が取り付けられており、これを開閉することにより入口部24を開閉することができる。
図9に示すように、手袋本体11は、ファスナ26を開くと、内面部18によって内部空間が手の甲側および手のひら側に仕切られた状態になっており、手の甲側の空間および手のひら側の空間のそれぞれが収容空間16,16として機能する。ここで、上述したように、外面部20,20を構成する外面用布地X3,X4および内面部18をなす内面用布地X1,X2は、いずれも平滑面P2を収容空間16側に向けた状態で縫製されている(図2参照)。そのため、収容空間16は、平滑面P2によって囲まれた領域になっており、その分だけ冷却剤14と収容空間16との接触面積は大きい。
また、図1や図6(b)に示すように、手袋本体11は、挿入空間12内に手を挿入した状態において親指側になる縁(以下、「親指側縁部」32とも称す)にファスナ34が取り付けられている。ファスナ34は、挿入口30に相当する位置から親指側縁部32の中途にまで至っている。さらに詳細には、ファスナ34の長さは、親指側縁部32の全長の1/3〜2/3の長さに相当する。
ファスナ34は、従来公知の線ファスナにより構成されている。図8に示すように、ファスナ34は、多数の歯34aを並べて取り付けたテープ状の基材34bを2つ有し、これらの間に設けられたスライダ34cを基材34bに沿ってスライドさせることにより開閉可能とされている。基材34b,34bのうちの一方は、手の甲側になる内面用布地X1の親指側縁部32および外面用布地X3の親指側縁部32と一緒に縫いつけられている。同様に、基材34b,34bのうちの他方は、手のひら側になる内面用布地X2の親指側縁部32および外面用布地X4の親指側縁部32と一緒に縫いつけられている。
すなわち、基材34b,34bのうち一方は、図5(a),(b)にハッチングで示す内面用布地X1および外面用布地X3のファスナ取付部S2,S5に縫いつけられている。同様に、基材34b,34bのうち他方は、図5(a),(b)にハッチングで示す内面用布地X2および外面用布地X4のファスナ取付部S2,S5に縫いつけられる。そのため、図10に示すように、ファスナ34を開くと、挿入空間12への入口となる挿入口30の間口が広がる。また逆にファスナ34を閉じると、図1や図7のように挿入口30の間口が狭くなる。従って、ファスナ34を開くことにより、手首部分が衣服でふくらんだり、薬剤の使用により手首部分がむくんだりしていても挿入口30に対して手を容易に出し入れすることができる。また、手を挿入口30から挿入した後、ファスナ34を閉めることが可能なところまで閉めることにより、図7に示すように手首と挿入口30との間にほとんど隙間がない状態にすることができる。
冷却手袋10は、上記したようにして形成された手袋本体11の収容空間16,16に冷却剤14を入れて使用することができる。冷却剤14は、上述した布地Xと同様にミット状の形状に成形された樹脂製の袋14aの内部に、ゲル14bが袋14a内全体に行き渡るように収容されたものである。冷却剤14は、手袋本体11の小指側縁部22に設けられた入口部24を介して収容空間16に出し入れすることができる。
ここで、上述したように、手袋本体11は、ファスナ26を開くと、手の甲側および手のひら側の収容空間16,16の双方と、入口部24とが連通した状態になる。そのため、冷却手袋10は、ファスナ26を開くだけで収容空間16,16の双方に冷却剤14,14を出し入れすることができる。従って、冷却手袋10は、使用に備えて冷却剤14,14を冷蔵庫等での冷却や手袋本体11の洗濯等のために、適宜収容空間16,16から冷却剤14,14を取り出すことができる。また、冷却手袋10は、冷却剤14を取り外すことにより、不使用時に手袋本体11を小さく折りたたむ等してコンパクトな状態で保管することができる。
上記したように、冷却手袋10は、外面部20が、多層構造を有する布地X(外面用布地X3,X4)によって構成されているため、冷却剤14の冷気が外部に漏れにくい。また、外面用布地X3,X4は、断面形状が凹凸状になっているメッシュ面P1が手袋本体11の外表面を構成しているため、仮に外表面が体などに触れたとしても、体などとの接触面積(伝熱面積)が小さい分、冷却剤14の冷気が外面用布地X3,X4を介して漏洩するのを最小限に抑制することができる。そのため、冷却手袋10によれば、冷却剤14の保冷効果を長時間にわたって維持させることが可能であり、有害反応を防止したり緩和したりするために十分な冷却効果を発揮することができる。
また、冷却手袋10は、内面部18のうち挿入空間12側を向き、手を差し込んだ際に触れる面がメッシュ面P1となっている。そのため、冷却手袋10の使用時には、内面部18全体が手に触れることにならず、接触面積が比較的小さい。よって、冷却手袋10を手に装着した場合、冷却剤14の冷気が緩やかに手に伝わる。また、メッシュ面P1に形成された穴(凹部)には、熱伝達効率の低い空気が存在することになるため、これによっても冷却剤14の冷気が手に伝わるのを緩やかにすることができる。さらに、内面部18は、メッシュ面P1および平滑面P2を有する2層構造とされているため、その分だけ伝熱が緩やかである。従って、本実施形態の冷却手袋10によれば、使用者(患者)にかかる負担を軽減すると共に、冷却剤14の保冷能力を長期にわたって維持させることも可能である。
上述したように、冷却手袋10は、入口部24に設けられたファスナ26を閉じることにより、収容空間16を閉空間とすることができるため、冷却剤14の冷気が入口部24から漏洩するのを防止でき、冷却剤14の保冷能力を長期にわたって維持させることができる。また、上記実施形態では、入口部24が小指側縁部22に設けられているため、親指側縁部32に入口部24を設ける場合よりも大きな開口領域を確保することができる。そのため、冷却手袋10は、入口部24を介して冷却剤14を容易に出し入れでき、利便性に優れている。
上記したように、冷却手袋10は、挿入空間12に対して手の甲側および手のひら側の双方に収容空間16,16を有し、これらに冷却剤14,14を収容させることにより手を冷却剤14で挟み込むようにして冷却することができる。そのため、冷却手袋10は、薬剤による有害反応を防止したり緩和したりするために十分な冷却効果を発揮することができる。なお、上記した冷却手袋10は、挿入空間12に対して手の甲側および手のひら側の双方に収容空間16,16を設け冷却剤14,14を収容するものであったが、手の甲側あるいは手のひら側のいずれか一方の収容空間16および冷却剤14を有さない構成であってもよい。
上記した冷却手袋10は、2枚の外面用布地X3,X3によって形成される袋状の空間の内側に、内面用布地X1,X2を縫製してなる袋状のものを収容した構成とすることにより、挿入空間12や収容空間16を形成したものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、これとは異なる縫製方法で挿入空間12や収容空間16を形成した冷却手袋50のようなものであってもよい(図12参照)。以下、上述した冷却手袋10と同一の構成については同一の符号を付しつつ、冷却手袋50の構成について具体的に説明する。
冷却手袋50を構成する手袋本体51は、2枚の布地Xをメッシュ面P1,P1が互いに外を向き、平滑面P2が互いに内側に向くようにして重ね合わせて縫製することで内部に収容空間16が形成されたもの(以下、「本体構成体」52とも称す)を2組用意し、これらをさらに縫合することで本体構成体52,52の間に挿入空間12を形成したものである。さらに具体的には、本体構成体52は、前述したように重ね合わせた2枚の布地を、図14(a)においてハッチングを付した縫合部T1において縫製すると共に、小指側の部分(以下、「小指側縁部」54とも称す)に設けられたファスナ取付部T3にファスナ56を取り付けることにより形成されている。また、本体構成体52,52は、図14(b)でハッチングを付したように、小指側縁部54から本体構成体52,52の親指側の縁部(以下、「親指側縁部」60とも称す)の中途に至るまでの外縁部分に当たる縫合部T4において互いに縫合され、一体化されている。これにより、本体構成体52,52の間に挿入空間12が形成されている。
本体構成体52においてファスナ56が取り付けられた部分は、本体構成体52内に形成された収容空間16に対して冷却剤14を出し入れするための入口部58として機能する。冷却手袋50では、各本体構成体52,52のそれぞれに入口部58,58およびファスナ56,56が設けられている。そのため、小指側縁部54にファスナ56,56が二つほぼ平行に並んで設けられている。
また、図14(a)でハッチングを付したように、各本体構成体52,52の親指側縁部60には、ファスナ取付部T5が設けられており、ここにファスナ62が取り付けられている。ファスナ62は、上述したファスナ34と同様に線ファスナによって構成されており、歯62aが取り付けられた一対の基材62bと、スライダ62cとを有する。図13に示すように、一対の本体構成体52,52のうち一方のファスナ取付部T5に一方の基材62bが縫合され、他方の本体構成体52のファスナ取付部T5にもう一方の基材62bが縫合されている。そのため、手袋本体51は、上述した手袋本体11と同様に、ファスナ62を開閉することにより挿入空間12に手を挿入するための挿入口30の間口の大きさを適宜調整することができる。
上述した冷却手袋50は、手袋本体51を構成する布地Xの縫製方法が冷却手袋10の手袋本体11と相違するが、布地Xを構成するメッシュ面P1や平滑面P2の向きや挿入空間12、収容空間16、内面部18、外面部20などの基本的構造が冷却手袋10と共通している。そのため、冷却手袋50のような構成とした場合についても、冷却手袋10と同様に冷却剤14の保冷効果を長時間にわたって維持させることが可能であり、有害反応を防止したり緩和したりするために十分な冷却効果を発揮することができる。また、冷却手袋50によっても、使用者の手が急激に冷却されるのを防止でき、使用者(患者)にかかる負担を軽減することができる。
なお、上記した冷却手袋50では、本体構成体52毎にファスナ56を設けた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記した冷却手袋10と同様に入口部24となる部分を1カ所にまとめ、単一のファスナ56によって開閉可能な構成とすることも可能である。これとは逆に、上記した冷却手袋10において1カ所にまとめられていた入口部24を各収容空間16に設け、それぞれにファスナ26を取り付けた構成としてもよい。
なお、上記実施形態では。冷却手袋10,50を構成する布地X(内面用布地X1,X2や外面用布地X3,X4)として2層構造の布地Xを採用した例を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに多層構造のものを採用してもよい。また、布地Xは、メッシュ面P1を設けることにより、片面を凹凸形状としたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、凹凸を有する面であればいかなるものであってもメッシュ面P1に代替させることが可能である。さらに、布地Xは、片面全体がメッシュ面P1となっており凹凸状の断面形状を有するものであったが、凹凸を有する部分が面全体の一部であってもよい。
上記実施形態では、ファスナ26,34,56,62として従来公知の線ファスナを用いた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、面ファスナや、ボタン、ホックなどをファスナ26,34の代わりに用いてもよい。
続いて、上述した冷却手袋10を使用した際における挿入空間12内の温度変化を、従来技術の冷却手袋を用いた場合と比較した実験結果について説明する。
(実験条件)
冷却手袋10と従来の冷却手袋とをマイナス20[℃]に設定したフリーザで一晩放置して十分に冷却した。各手袋をフリーザから取り出し、室温を23[℃]に設定した検査台の上に放置し、手袋内部の中指の付け根付近の温度を測定した。温度測定は、データロガー温度計CT−1307、センサLK−300W(株式会社カスタム製)を用いて行った。
以下に、上記した実験結果について説明する。図15に示すように、冷却手袋10を用いた場合は、挿入空間12内の温度上昇が緩やかであり、試験開始から180[分]が経過した時点でようやく0[℃]を超えた。これに対し、従来技術の冷却手袋を用いた場合は、図16に示すように、試験開始後まもなく挿入空間12内の温度が大幅に上昇しはじめ、試験開始から40[分]程度で0[℃]を超えた。これにより、上述した冷却手袋10を用いれば、従来技術の冷却手袋を用いた場合よりも保冷時間を長くとると共に、急激な温度変化による患者への負担を抑制できることが判明した。
続いて、本発明の冷却手袋10の有害反応の防止効果について、従来技術の冷却手袋と比較した臨床試験結果について説明する。本臨床試験では、冷却手袋の、癌患者への抗癌剤投与による爪障害発生の防止効果を検証した。
(臨床試験の方法)
癌周術期及び癌再発期の乳癌患者161名を被験者とした。そのうち、冷却手袋10を使用した試験群が39名、従来の冷却手袋を使用した試験群が70名、冷却手袋を使用しなかった試験群が52名であった。
冷却手袋の使用方法は以下の通りとした。被験者にタキソテール(登録商標、サノフィ・アヴェンティス株式会社)による抗癌剤投与を行う際、抗癌剤投与開始15分前から、抗癌剤の投与の60分、さらに投与終了から15分後までの合計90間、被験者の両手に冷却手袋を装着させた。冷却手袋は、温度をマイナス10℃〜マイナス15℃に設定した冷凍庫で十分に冷却したものを使用した。
また、従来技術の冷却手袋を使用した試験では、冷却手袋の保冷時間が短いため、使用中に温度が上がり、冷却効果を持続させることが難しかった。そこで、冷却手袋の装着開始後45分の時点で、事前に冷却した、別の、従来技術の冷却手袋に交換した。
被験者に対する抗癌剤の投与は3週間に一度の頻度で行い、被験者一人につき4回以上の投与を行った。抗癌剤投与の後、医師、看護師又は薬剤師が、被験者の手の爪の状態を観察した。
被験者の爪の状態は、有害事象共通用語規準第3版(NCI Common Terminology Criteria for Adverse Events V3.0)に基づき、以下の通り4段階に分類した。Grade0は有害事象なしと認められるもの、Grade1は、変色、隆起(匙状爪)、陥凹が認められるもの、Grade2は部分的又は完全な爪の欠損、爪床痛が認められるもの、Grade3は日常生活に支障があると認められるもの、とした。
(臨床試験の結果)
上述の臨床試験の結果について説明する。新たに爪障害が発生した被験者(治療前はGrade0であったが、新たにGrade1又はGrade2となった被験者)が各試験群に占める割合を表1に示す。
以上の結果から、冷却手袋10を用いた場合は、従来技術の冷却手袋を用いた場合よりも、抗癌剤の投与による爪障害の発生を効果的に予防できることが明らかとなった。また、冷却手袋10は90分間交換せずに使用した場合であっても、従来技術の冷却手袋を抗癌剤投与中に交換して使用した場合と同等以上の効果を奏した。したがって、本発明の冷却手袋は、長時間使用する際でも交換する必要がなく、さらに従来技術の冷却手袋よりも高い予防効果が期待できることが示唆された。
10,50 冷却手袋
12 挿入空間
14 冷却材
16 収容空間
18 内面部
20 外面部
24 入口部
26,34,56,62 ファスナ
X 布地
P1 メッシュ面
P2 平滑面

Claims (9)

  1. 冷却剤と、
    冷却剤を収容する収容空間と、
    手を挿入可能な挿入空間と、
    前記収容空間と前記挿入空間とを隔てる内面部と、
    前記収容空間と外部雰囲気とを隔てる外面部と、を有し、
    前記収容空間は、前記挿入空間の外側に形成され、
    前記外面部の全部又は一部が、多層構造を有する布地であることを特徴とする、
    冷却手袋。
  2. 前記外面部のうち、外側に露出した面の全部又は一部が、凹凸状の断面形状を有する布地によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の冷却手袋。
  3. 前記内面部のうち、前記挿入空間側を向く面の全部又は一部が、凹凸状の断面形状を有する布地によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の冷却手袋。
  4. 前記内面部のうち、前記挿入空間側を向く面の全部又は一部が、連続する無数の網目状構造を有する布地によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の冷却手袋。
  5. 前記内面部の全部又は一部が、多層構造を有する布地によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷却手袋。
  6. 前記収容空間の開閉を自在にする入口部を有し、
    前記入口部を介して前記収容空間に対して前記冷却剤を出し入れ自在であり、
    前記入口部を閉状態にすることにより、前記収容空間が閉空間となることを特徴とする、
    請求項1〜5いずれか一項に記載の冷却手袋。
  7. 前記入口部は、挿入空間に手を挿入した際に小指側になる部分に設けられることを特徴とする、
    請求項6に記載の手袋。
  8. 前記収容空間は、前記挿入空間の両外側に設けられることを特徴とする、
    請求項1〜7いずれか一項に記載の冷却手袋。
  9. 前記挿入空間に対して一方側に設けられた前記収容空間及び他方側に設けられた前記収容空間の双方に、同一の入口部を介して前記冷却剤を出し入れ可能であることを特徴とする、
    請求項8に記載の冷却手袋。
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