JP3114379U - 危険防止手袋 - Google Patents

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田 啓 子 池
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株式会社特殊衣料
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Abstract

【課題】着用開始時間の記録を表示可能とすることができ、状況に応じて容易に手袋内部の確認が可能な危険防止用手袋を提供する。
【解決手段】掌側2と甲側3が互いに外周部に設けられた複数のファスナー6で開閉自在に連結されて、手が挿入され、挿入された手の各指間に仕切りがない手袋部1aと、前記手袋部1aから手首側に延び、手首から抜けないようにする可撓性バンド10を備えた手首部1bとから構成され、前記手袋部1aの内側には、少なくとも掌部が二重になるように前記手袋とは外周部で連結され且つ掌部2では連結されていないメッシュ生地のメッシュ内袋7が形成され、該内袋7の内部に、厚さ3〜10mmで掌部を覆う面積のパット8が手の掌部にくるように着脱自在に挿入されていることを特徴とする危険防止用手袋。
【選択図】図1

Description

本考案は、意識のはっきりしない患者や痴呆状態の高齢者に着用させる危険防止用手袋に関する。
従来、点滴或いはその他の治療器具を装着された患者が、無意識或いは不快感を除去するため意識的に治療器具を外してしまうことを防止するため、指先を自由に作用させなくするための手袋が提案されている。
特許文献1に開示されているいたずら防止用手袋は、掴み防止部材とメッシュ生地とから構成され、適度の剛性を有し、掌が掴み防止材に面するように手袋をはめた場合、掴み防止材を介して物を掴める程度には指が曲がらなくされている。
この発明によれば、メッシュ生地を外側に使用しているため、通気性がよく、また、患者の手がメッシュを通して見えるため患者を過度に拘束しているという感じを与えず安心感をもたらす効果があった。しかし、手袋の上下の表面がメッシュ生地であるため、手の甲など挿入された点滴針等が外部と接触して外れる危険があった。
又、拘束手袋の着用はできるだけ最小限の時間に留め、或いは、一定時間毎に外して拘束感から開放することが求められているが、着用させた時間の管理は、看護記録を確認しなければならず、介護中の現場で患者の手の状況(着用状況)を見て直ちに何時から着用させたのか確認できない問題があった。
また、メッシュ生地以外の生地で手袋を形成した場合には、内部が確認できないため着用した手袋の中の発汗状態、治療器具の装着状態などの確認にはいちいち手袋を外してみなければならず、手間がかかっていた。
特開2003−105614号公報(第2頁、第1図)
本考案は前記の問題に鑑み、着用開始時間の記録を表示可能とすることができ、状況に応じて容易に手袋内部の確認が可能な危険防止用手袋を提供することを課題とする。
前記問題を解決するため、本考案の危険防止手袋は、掌側と甲側が互いに外周部に設けられたファスナーで開閉自在に連結されて、手が挿入され、挿入された手の各指間に仕切りがない手袋部と、前記手袋部から手首側に延び、手首から抜けないようにする可撓性バンドを備えた手首部とから形成されることを特徴とする。
また、前記手袋部の内側には、少なくとも掌部が二重になるように前記手袋とは外周部で連結され且つ掌部では連結されていないメッシュ生地の内袋が形成され、該内袋の内部に、厚さ3〜10mmで掌部を覆う面積のパッドが手の掌部にくるように着脱自在に挿入されていることを特徴とする。
また、前記ファスナーは、それぞれ左右に開く頭合わせの2つのスライダーと、さらに一方の手首側から指先側に開くスライダーが備えられていることを特徴とする。
また、前記手袋部の甲側の表面には、手袋の装着時刻を含む介護記録紙片を挿入可能なポケットを備えることを特徴とする
本考案の危険防止手袋によれば、掌側と甲側が互いに外周部に設けられたファスナーで開閉自在に連結されているため、状況に応じて3つのスライダーにより甲側を開き、メッシュ生地の内袋に挿入されている手指の通風を確保したり、治療器具の装着状況を確認したりすることができる。
また、介護記録紙片を挿入可能なポケットを備えていることにより、危険防止手袋の装着時刻、或いは可撓性バンドによる拘束開始時刻などを、現場でいつでも確認することができ、長時間の拘束などによる過度の患者負担を防止できる。
また、手首から抜けないようにする可撓性バンドを備えた手首部が設けられていることにより、抜け留めが容易で、可撓性バンドにより状況に応じてベットサイドなどに結わえることができる。
本考案の実施の形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本考案の危険防止手袋の平面図で、(a)は甲側の一部を切断した模式図、(b)はパットの平面図である。
危険防止手袋1は、掌側2と甲側3から構成され、掌側2と甲側3のそれぞれの外周はファスナーチェーン5が布テープからなる外周部材4で縫い付けられて、ファスナーチェーン5に装填されたスライダー6a、6b、6cで連結されている。
前記スライダー6a、6bは、頭合わせスライダーであり、それぞれ手首部に向けて開方向とされており、指先方向にスライドすると閉じるように装填されている。
スライダー6cは、手首部から指先方向にスライドさせることにより開くように装填されており、3つのスライダーにより掌側2と甲側3を任意の状態に開くことができる。
掌側2には、メッシュ生地のメッシュ内袋7が外周部材4で縫い付けられて、手先を挿入する袋を形成しており、その袋内部に厚さ3〜10mmで掌部を覆う面積のパット8が手の掌部にくるように着脱自在に挿入されている。
図1(b)に示すようにこの実施例のパット8は、厚さ5〜6mmの硬質ウレタンを吸湿性の布地でカバーし、十字形にキルティングしたものを用いている。
このパット8は、挿入された手指で、手袋外の点滴チューブなどの医療器具や、衣服のボタンなどを外す動きを抑制するもので、適度の堅さを有するものであればよい。
図示しないが、この実施の形態では掌側2と甲側3は、表地と裏地を縫い合わせており、甲側3の表地3aにはポケット9が設けられている。この表地3aは、明るい模様の生地で形成することが望ましい。
ポケット9は、装着時刻などを記入した介護記録紙片を挿入するためのもので、紙片の記載内容が判読でき、且つ手袋の通気性を阻害しない透明性の高いメッシュ生地で形成されている。
掌側2と甲側3には、それぞれ挿入された手先を覆う手袋部1aと、手袋部1aから延びる手首部1bがあり、手首部1bは、腕方向に広がるように形成されて手首を覆うようにされている。
甲側3の手首部1bの手袋部1aに接する部分には可撓性バンド10が縫い付けられている。可撓性バンド10は、挿入された手先の手首を、手袋が抜けないように結ぶものであり、平紐を用いている。この実施例では可撓性バンド10を甲側3に取り付けているが、掌側2に取り付けてもよい。
可撓性バンド10は、手首を結わえる他に、手の動きを抑制するために結びつける場合もあり、ゆとりのある長さとされている。
本考案の危険防止手袋の平面図で、(a)は甲側の一部を切断した模式図、(b)はパットの平面図である。
符号の説明
1 危険防止手袋
1a 手袋部
1b 手首部
2 掌側
3 甲側
4 外周部材
5 ファスナーチェーン
6 スライダー
6a、6b、6c スライダー
7 メッシュ内袋
8 パット
9 ポケット
10 可撓性バンド

Claims (4)

  1. 掌側と甲側が互いに外周部に設けられたファスナーで開閉自在に連結されて、手が挿入され、挿入された手の各指間に仕切りがない手袋部と、前記手袋部から手首側に延び、手首から抜けないようにする可撓性バンドを備えた手首部とから形成されることを特徴とする危険防止手袋。
  2. 前記手袋部の内側には、少なくとも掌部が二重になるように前記手袋とは外周部で連結され且つ掌部では連結されていないメッシュ生地の内袋が形成され、該内袋の内部に、厚さ3〜10mmで掌部を覆う面積のパットが手の掌部にくるように着脱自在に挿入されていることを特徴とする請求項1記載の危険防止手袋。
  3. 前記ファスナーは、それぞれ左右に開く頭合わせの2つのスライダーと、さらに一方の手首側から指先側に開くスライダーが備えられていることを特徴とする請求項1記載の危険防止手袋。
  4. 前記手袋部の甲側の表面には、手袋の装着時刻を含む介護記録紙片を挿入可能なポケットを備えることを特徴とする請求項1記載の危険防止手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013514464A (ja) * 2009-10-21 2013-04-25 ダンコレア コーポレーション 脱着可能な保温手袋
KR101361158B1 (ko) * 2012-11-30 2014-02-12 이승민 손가락의 욕창방지기능이 구비되는 치매환자용 보호복
JP2020190048A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 株式会社ケアコム 拘束用手袋

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