JP2010229040A - 水性ゲル状化粧料 - Google Patents

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【課題】本発明の水性ゲル状化粧料は、塗布直後の香り立ちに優れ、かつ香り持続性及び製剤としての経時安定性に優れる水性ゲル状化粧料を提供する。
【解決手段】
(A)水素添加リン脂質
(B)モノアルキルグリセリルエーテル
(C)フィトステロール誘導体及び/又はコレステロール誘導体から選らばれる一種又は二種以上
(D)香料
(E)水
を含有し、成分(C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体と成分(D)香料の含有質量比(C):(D)が40:1〜1:10であることを特徴とする水性ゲル状化粧料に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は水素添加リン脂質、モノアルキルグリセリルエーテル、フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体から選ばれる一種又は二種以上、香料、水を含有する水性ゲル状化粧料に関し、さらに詳細には、肌に塗布した後の香りの持続性に優れた水性ゲル状化粧料に関するものである。
従来より化粧料にはリラックス効果やその高級感を演出する目的、あるいは化粧料に用いられる原料自体のにおいをマスキングする目的などにより香料が配合されている。香料を配合することで「香り」の効果を訴求した化粧品には、香水、オーデコロン、芳香石鹸や練り香水などがある。また最近ではフレグランスキャンドルや、アロマテラピーなどが生活の一部として使用されている。このように「香り」は、その製品の商品コンセプトを代表するものであり、また消費者の生理効果や心理効果にも大きく影響を与えるものである。
そのため近年では香料を高配合した様々な剤型が市場に出ている。具体的には、ベタイン型界面活性剤による乳化組成物に香料を配合する技術(特許文献1)や、固形脂や半固形脂を用いた油剤を固化する技術などがある(特許文献2、特許文献3参照)。
一方、リン脂質は生体膜の構成成分として知られており、皮膚への親和性が良好で、肌に保湿性を付与することができ、また安全性の高い化粧品基材としてゲル状化粧料に用いる技術もある(特許文献4参照)。
特開平11−139923号公報 特開平8−53321号公報 特開2002−53420号公報 特開2005−320285号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、香りの持続性を向上させる乳化組成物に関する技術であるが、香料の配合量を増加した場合に経時安定性としてに問題となる場合があった。特許文献2や特許文献3の技術は、油性固形剤型特有の油のべたつき感等を感じる場合があり、また固形油等を配合することにより塗布時ののび広がりが悪いなど使用性上問題となる場合があった。一方、特許文献4のリン脂質を用いたゲル状化粧料では、リン脂質を用いたゲル状化粧料であり、上記のような油性固形剤型にある油のべたつき等は少なく、のび広がり等の使用感では非常に優れたものであるが、香りの持続性という点では十分でない場合があった。またこれらの特許文献2〜4の技術では、温度等の条件によって、排液等を起す場合があった。
すなわちリン脂質製剤のような保湿性や使用性に優れる特徴を有しながらも、香料を配合した場合には、香りの持続性に優れる水性ゲル状化粧料を開発することを課題とする。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究した結果、成分(A)水素添加リン脂質と成分(B)モノアルキルグリセリルエーテル、成分(C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体から選ばれる一種又は二種以上、成分(D)香料、成分(E)水を配合し、さらに成分(C)と成分(D)を特定の配合質量比とする水性ゲル状化粧料とすることにより香りの持続性に優れる水性ゲル状化粧料となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(E);
(A)水素添加リン脂質
(B)モノアルキルグリセリルエーテル
(C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体から選らばれる一種又は二種以上
(D)香料
(E)水
を含有し、成分(C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体と成分(D)香料の配合質量比(C):(D)が40:1〜1:10であることを特徴とする水性ゲル状化粧料に関する。
また、成分(C)がN−ラウロイルーL−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2―オクチルドデシル)及び、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルであることを特徴とする水性ゲル状化粧料に関する。
さらに成分(F)としてHLB6〜15のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することを特徴とする前記請求項1又は2記載の水性ゲル状化粧料に関する。
本発明の水性ゲル状化粧料は、香りの持続性に優れる水性ゲル状化粧料に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(A)水素添加リン脂質は、水性ゲル状化粧料において水をゲル化する等の目的で含有されるものである。これは通常化粧料として用いるものであれば、特に限定されるものではない。本発明に用いられる成分(A)水素添加リン脂質は、酸化や熱に対する安定性の点で、ヨウ素価が0〜40のものが好ましく、例えば、大豆、卵黄等から抽出した天然レシチンを常法に従って水素添加したものの他、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、ホスファチジン酸を水素添加したもの等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることが出来る。
本発明の成分(A)水素添加リン脂質の含有量は、特に限定されるものではないが、水性ゲル状化粧料の全量に対して0.3〜10質量%(以下、単に「%」と略す)が好ましく、2〜7%がより好ましい。この範囲とすることで、水性ゲル状化粧料としての経時安定性上好ましいものとなる。
本発明の成分(B)モノアルキルグリセリルエーテルは、グリセリン中の1位の水酸基がエーテル化されているノニオン性界面活性剤を指し、アルキル鎖の炭素数は8〜24が好ましく、化粧料に使用されるものであれば特に限定されない。なかでも経時安定性の観点から16〜22の直鎖アルキル基がより好ましい。具体的には、グリセリンモノステアリルエーテル、グリセリンモノセチルエーテル、グリセリンモノオレイルエーテル等が挙げられ、必要に応じて1種、又は2種以上用いることができ、経時安定性の観点から、グリセリンモノステアリルエーテルが特に好ましい。具体的には、日光ケミカルズ株式会社より提供されるバチルアルコールEX等の市販品を用いることができる。
本発明の成分(B)モノアルキルグリセリルエーテルの含有量は、特に限定されるものではないが、水性ゲル状化粧料の全量に対して0.2〜10%であることが好ましく、水性ゲル状化粧料の経時安定性を考慮すると3〜7%が最も好ましい。
本発明の成分(C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体は、後述する成分(D)香料を、本発明の水性ゲル状化粧料に安定に配合するために必須となる成分である。
本発明におけるコレステロール誘導体、フィトステロール誘導体は、動物油脂、植物油脂から得られるステロール化合物の誘導体であり、その誘導体として、オレイン酸、パルミトオレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸などのエステルが挙げられる。天然の植物性油脂、動物性油脂を加水分解して得られる脂肪酸の混合物とのエステル化物も使用できる。例えば、オリーブ油、アボガド油、ゴマ油、コメ胚芽油などの天然油脂を分解して得られる脂肪酸を混合物の状態で又は精製して、これらのエステル化物を得ることができる。
具体的には、コレステロール誘導体は、ラノリン脂肪酸コレステリル、リシノール酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、ノナン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸ジヒドロコレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、マカデミアナッツ脂肪酸コレステリル等が挙げられる。またフィトステロール誘導体では、ラノリン脂肪酸フィトステリル、リシノール酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、オレイン酸ジヒドロフィトステリル、ノナン酸フィトステリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸ジヒドロフィトステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルが挙げられ、これらの中から一種又は二種以上を用いることができる。特に、N−ラウロイルーL−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2―オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルが好ましいものとして例示することができる。具体的には岩瀬コスファ株式会社より提供されるエルデュウPS−203、東振化学株式会社より提供されるYOFCO MAS等の市販品を用いることができる。
本発明の成分(C)フィトステロール誘導体及び/又はコレステロール誘導体の含有量は、特に限定されるものではないが、水性ゲル状化粧料の全量に対して0.01〜10%であり、特に0.1〜5%の範囲であれば、より好ましい。
本発明の成分(D)香料は、特に限定されるものではなく、化粧料に用いられるものであればいずれのものでもよい。
本発明の成分(D)香料の含有量は特に限定されるものではないが、水性ゲル状化粧料の全量に対して0.01〜10%であり、特に0.1〜5%の範囲であれば、より好ましい。この範囲であると香り立ちが良好であり、水性ゲル状化粧料としての経時安定性も良好である。
本発明の成分(E)水は、特に限定されるものではないが、例えば精製水、温泉水、深層水、又は植物等の水蒸気蒸留水等が挙げられる。イオン交換水や蒸留水等の精製水であると、金属イオン等の不純物が少ないため特に好ましい。
本発明の成分(E)水の含有量は、特に限定されるものではないが、水性ゲル状化粧料の全量に対して30〜90%であり、特に40〜70%の範囲であれば、より好ましい。
本発明の成分(F)HLB6〜15のポリオキシエチレン(以下、POEと略す)硬化ヒマシ油は、POE鎖が5〜80の範囲を用いることができ、これを含有することで本発明品における香りの持続性により優れたものとすることができ、さらに水性ゲル状化粧料の経時安定性を向上させることが可能となる。さらにHLBを10〜12のPOE硬化ヒマシ油は好ましい。これらは具体的には、日光ケミカルズ株式会社より提供されるNIKKOL HCO−5(HLB値 6.0)、NIKKOL HCO−10(HLB値 6.5)、NIKKOL HCO−20(HLB値 10.5)、NIKKOL HCO−30(HLB値 11.0)、NIKKOL HCO−40(HLB値 12.5)、NIKKOL HCO−50(HLB値 13.5)、NIKKOL HCO−60(HLB値 14.0)、NIKKOL HCO−80(HLB値 15.0)等の市販品が用いることができる。
本発明の水性ゲル状化粧料は、リン脂質によるラメラ液晶構造を形成することが特徴である。通常、ラメラ液晶を形成するリン脂質の疎水基部には油剤を保持することが可能である。本発明においては、成分(C)とともに成分(D)を含有させることにより、含有した香料による「香りの持続性」が向上するだけでなく、製剤としての経時安定性が著しく向上する。なお、ここでのラメラ液晶構造の確認は、例えば、日本電子社製の走査型電子顕微鏡(JSM−6700F)を使用して顕微鏡観察写真より行うことができる。
本発明の水性ゲル状化粧料には、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料に配合される任意成分、すなわち、乳化助剤、油剤、アルコール類、粉体、皮膜形成剤、界面活性剤、樹脂、紫外線吸収剤、保湿剤、美白剤、防腐剤、抗菌剤、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤等を配合することができる。
本発明の水性ゲル状化粧料において、水性とは分散媒としての水中に成分(A)リン脂質を分散させた化粧料であればよく、油剤としては本発明の必須成分以外にも任意に含有させることが可能である。油剤の含有量によって、可溶化剤型、水中油型剤型等が挙げられる。
本発明の水性ゲル状化粧料において、ゲル状とは、25℃における粘度が1000〜1000000mPa・sのものをいう。この範囲内であれば、化粧料が分離することなく、また、手に取ったときに手からこぼれ落ちにくい。粘度値の測定にはブルックフィールド型粘度計を用いることができ、「単一円筒型回転粘度計―ビスメトロン」(芝浦システム社製)を用いて測定できる。
また、本発明の水性ゲル状化粧料は、水溶性高分子により粘性を付与した化粧料とは異なるものであり、本発明の成分を組み合わせることにより、特に粘性を付与するための水溶性高分子を含有せずとも水性ゲル状化粧料が容易に得られる。このため、本発明の水性ゲル状化粧料は、粘性を付与するための水溶性高分子を含有しないことが好ましい。
本発明の水性ゲル状化粧料の用途は、クリーム、美容液、保湿用化粧料、美白用化粧料、日焼け止め用化粧料、ボディ用化粧料、パック料、マッサージ料等のスキンケア化粧料、化粧用下地化粧料を例示することが出来、その使用法は、手又はコットンで使用する方法、不織布等に含浸させて使用する方法等が挙げられる。
本発明の水性ゲル状化粧料の製造方法の一例としては、成分(A)〜(D)および(F)を60〜80℃にて混合溶解し、そこに60〜80℃に加温した成分(E)を添加し、パドルミキサー(回転数40rpm)にて混合した後、室温まで冷却することで得られる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
本発明品1〜8及び比較品1〜7:美容液
表1〜表4に示す組成および下記製造方法にて美容液を調製し、塗布後の香りの持続性を確認した。結果を表1〜表4に併記する。
(製造方法)
A:成分(1)〜(13)を70℃にて混合溶解する。
B:成分(14)〜(16)を70℃にて混合溶解する。
C:70℃にてAにBを添加し、パドルミキサー(回転数40rpm)にて混合攪拌する。
D:Cを室温まで冷却して、美容液を得た。
(評価方法1)
塗布後の香りの持続性の評価
表1〜表4の処方により調製した美容液について以下に示す方法、基準に従って塗布直後から2時間おきで塗布後8時間までの香りを評価した。結果を表1〜表4に併記する。
(評価方法2)
20名の専門パネルに本発明品1〜8および比較品1〜7の美容液を0.2g、パネラーの手首に塗布し、塗布後8時間(2時間おき)までの香りを評価した。
(評価基準)
塗布後の香りの持続性(2時間後、4時間後、6時間後、8時間後)
◎…20名中、16名以上が香りありと回答
○…20名中、11名以上15名以下が香りありと回答
△…20名中、6名以上10名以下が香りありと回答
×…20名中、5名以下が香りありと回答
表1〜表4から明らかなように、本発明品1〜8の美容液は、比較品1〜7に比べ、2〜8時間が経過しても持続した香りを感じることが確認された。特にPOE硬化ヒマシ油を含有した本発明品2〜4については8時間経過後においても香りの持続性に優れた効果を示した。これに対して比較品1〜3のようにフィトステロール誘導体及び/又はコレステロール誘導体の代わりに炭化水素やエステル油、植物油を用いた場合、経時安定性は本発明品と同様の結果が得られるものの塗布後の香り持続性は劣るものであった。比較品4〜5では、フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体と香料との比率が好ましいものではなく、十分な香りの持続性を有する結果には至らなかった。また、比較品6〜7のように水素添加リン脂質やモノステアリルグリセリルエーテルを併用しない場合、水性ゲル状を形成せず評価するまでに至らない結果となった。
水性ゲル状化粧料
(成分) (%)
1.水素添加大豆リン脂質(注8) 1.0
2.モノオレイン酸POE(40)ソルビタン 2.0
3.イソステアリン酸グリセリルエーテル 3.0
4.マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル(注9) 2.0
5.グリセリン 7.0
6.ジプロピレングリコール 5.0
7.香料 5.0
8.精製水 残量
9.防腐剤 適量
10.エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム 0.2
11.コハク酸 0.02
12.香料 5.0
(注8)レシノールS−10(日光ケミカルズ社製)
(注9)YOFCO MAS(東振化学社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を75℃にて加熱溶解する。
B:成分(8)〜(12)を75℃にて加熱後、Aに添加しパドルミキサー(回転数40rpm)にて乳化する。
C:Bを室温まで冷却し、水性ゲル状化粧料を得た。
実施例2の水性ゲル状化粧料は、塗布2〜8時間後でも香りの持続性を有したものであった。
水性ゲル状日焼け止め
(成分) (%)
1.水素添加大豆リン脂質(注1) 0.5
2.イソステアリン酸POE(50)硬化ヒマシ油 0.4
3.モノオレイン酸グリセリルエーテル 0.6
4.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
5.ジプロピレングリコール 10.0
6.1,2−ペンタンジオール 1.0
7.香料 1.0
8.エタノール 2.5
9.ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリウム 3.0
10.精製水 残量
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を75℃にて加熱溶解する。
B:成分(8)〜(10)を75℃にて加熱後、Aに添加しパドルミキサー(回転数40rpm)にて乳化する。
C:Bを室温まで冷却し、水性ゲル状日焼け止めを得た。
実施例3の水性ゲル状日焼け止めは、塗布2〜8時間後でも香りの持続性を有したものであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(D):
    (A)水素添加リン脂質
    (B)モノアルキルグリセリルエーテル
    (C)フィトステロール誘導体又はコレステロール誘導体から選ばれる一種又は二種以上
    (D)香料
    (E)水
    を含有し、成分(C)と成分(D)の含有質量比(C):(D)が40:1〜1:10であることを特徴とする水性ゲル状化粧料。
  2. 成分(C)がN−ラウロイルーL−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2―オクチルドデシル)及び/又はマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルであることを特徴とする前記請求項1記載の水性ゲル状化粧料。
  3. さらに成分(F)としてHLB6〜15のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することを特徴とする前記請求項1又は2記載の水性ゲル状化粧料。
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