JP2010226252A - 画像処理装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トラッピングを行った箇所にエッジスムージングを行うと小さい領域に2つの処理が係り画像劣化してしまう。
【解決手段】トラッピングの実行条件とエッジスムージングの実行条件とを排他的に設定させるように構成する。これにより、画像全体に対してトラッピングとエッジスムージングの両処理の適用が選択されている場合であっても、個々の画素や領域に対しては、いずれか一方が適用される。あるいは一方の処理について実行済みフラグを設け、それを参照して他方の処理を行っても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば画像オブジェクトの輪郭処理等を行うための画像処理装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、異なる色版の画像や図形、文字等のオブジェクトの境界をわずかに重ね合わせるトラッピング処理や、ディザ処理後のオブジェクトの輪郭を平滑化するエッジスムージング処理を行う機能が備わったものがある。トラッピング処理は、異なる色版で形成されるオブジェクト間の境界の空白(白抜けと呼ばれる)を防止するための処理であり、境界を接するオブジェクトのいずれか一方の輪郭を他方に向けて一定量拡張する処理である。これによりオブジェクトの重複が生じ、版のずれ等に起因する白抜けを防止できる。トラッピング処理は無条件に行われるのではなく、たとえば境界を接するオブジェクトの濃度に応じて処理を行うか否かを決定されるのが一般的である。この理由は、境界を接するオブジェクトのうち少なくとも一方の濃度が薄い場合には白抜けがあったとしても目立ちにくく、双方の濃度が濃いと白抜けが目立ちやすいためである。このほか、トラッピングをページ単位で指定する技術(例えば特許文献1等参照)や、オブジェクトの属性によって適用条件を変更する技術(特許文献2等参照)が提案されている。
またエッジスムージング処理は、ディザ処理により顕在化したスクリーン構造による輪郭のシャギー(階段状の輪郭)を平滑化するための処理である。エッジスムージング処理では、対象となるディザ処理後のオブジェクトの輪郭の画素をスムースにつなぐように、たとえば元のオブジェクトを参照して画素が補間される。エッジスムージング処理もスクリーン構造の目立ちやすい濃度に対して行われるため、オブジェクトのエッジ情報、特にエッジ部の濃度情報に基づいて処理を行うか否か判定する。たとえば、濃度の範囲が0−255である場合に、濃度が125のような中間調のオブジェクトはディザによるスクリーン構造が目立つため、エッジスムージングが行われる。これに対して濃度が50のように濃度が薄いオブジェクトの場合、ディザ処理後にエッジスムージング処理を行うと、処理によりオブジェクトが縁取られるために、その部分の濃度が上昇する。とりわけ元の濃度が薄い場合その濃度上昇が顕著に目に付いてしまう。また、もともと濃度の薄いオブジェクトのエッジ部のがたつき(シャギー)はそれほど目立たない。したがって濃度の薄いオブジェクトに対してはエッジスムージングを行わないほうが望ましい。そのため、トラッピングと同様、オブジェクトの濃度情報によってエッジスムージングを行うか否か判定している。(例えば特許文献3参照)
特開2003−87548号公報 特開2004−237584号公報 特許第04137067号公報
このようにトラッピング処理もエッジスムージング処理も画質向上のために施されるものではあるが、両者を併用すると様々な弊害が起こる。例えば、トラッピング処理を行うことで、境界を接するオブジェクトそれぞれの輪郭が相手側に入り込むようにずれ、オブジェクト同士の重複が生じる。これはトラッピング処理により必然的に生じる結果である。この様なオブジェクトに対してエッジスムージング処理を行うと、境界を接する2つのオブジェクトそれぞれの輪郭にエッジスムージング処理が施されてしまう。このため二重に輪郭が表れ、エッジスムージング処理により更に強調されることになる。また、仮に、エッジスムージング処理の対象とするオブジェクトの種類を文字だけに限定したとしても、エッジ部の劣化は避けられない。図10にその例を示す。文字オブジェクト1601と背景となるオブジェクト1602は、トラッピング処理によってその境界付近で互いに重複する。そしてエッジスムージング処理により、ディザ処理済みの文字オブジェクトの輪郭に画素1603が補間される。このように、トラッピングとエッジスムージングの両処理が施された領域は、特にその輪郭が過度に強調されてしまい画像劣化が著しい。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたものであって、一つの画像に対してトラッピング処理とエッジスムージング処理とを施す場合にあっても、ひとつの輪郭あるいはその一部に対しては、いずれか一方の処理を選択的に施すことで、画像品質の劣化を防止した画像処理装置及び画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を備える。すなわち、少なくとも2色の色版を重ねて画像を形成する画像形成装置により画像形成される画像データを生成する画像処理装置であって、
前記2色の色版のいずれかに属するオブジェクトにトラッピング処理を施すトラッピング処理手段と、
前記2色の色版の少なくともいずれかに属するオブジェクトにエッジスムージング処理を施すスムージング処理手段とを有し、
前記トラッピング処理手段によるトラッピング処理と、前記スムージング処理手段によるスムージング処理とを、画素又は領域単位で排他制御することを特徴とする。
本発明により、トラッピング処理とエッジスムージング処理をひとつの画像に対して施す場合であっても、それぞれの処理による画像改善が生かされた良好な画像を得ることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略ブロック図である。 トラッピング処理部のフロー図である。 エッジスムージング処理部のフロー図である。 第一実施形態においてトラッピングとエッジスムージングの排他制御を実現するための設定受け付け処理のフローチャートである。 第二実施形態においてトラッピングとエッジスムージングの排他制御を実現するためのトラッピング処理およびエッジスムージング処理のフローチャートである。 トラッピングのUIを示した図である。 エッジスムージングのUIを示した図である。 図1における画像形成装置の画像読取部100及び画像出力部103のハードウェア構成を模式的に示す図である。 本発明での効果が出る箇所を例示する図である。 トラッピング処理およびエッジスムージング処理済みの画像の拡大図である。
[実施形態1]
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置における画像処理の詳細について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略ブロック図である。以下、本実施形態では画像形成装置としてデジタル複合機等を想定しているが、複写機だけでなく、カラープリンタ等の他の印刷デバイスを用いることもできる。まず、本実施形態に係る画像形成装置の構造について説明する。図1に示すように、画像形成装置800は、画像読取部100、画像受信部101、UI部107、各種画像処理を行う画像処理部102、記憶部105、CPU 106及び画像出力部103を備える。なお、画像形成装置800は、LANやインターネット等のネットワークを介して、画像データを管理するサーバや、この画像形成装置に対してプリントの実行を指示するパーソナルコンピュータ(PC)等とも接続可能である。また、外部通信路104とも画像受信部101を介して接続可能である。また画像処理部102は、コンピュータ等を用いて、その機能のみを持つ独立した画像処理装置として構成することも可能である。
次に、図1に示す画像形成装置の各構成の働きについて説明する。画像読取部100は、画像スキャナ等を有しており、紙等の原稿から画像を読み取る。例えば、画像読取部100はRGBのカラー画像等を読み取る。読み取られたRGBデータは画像処理部102に送られる。スキャナ画像処理部1020は、画像読み取り部100で読み取られたたとえばRGBのカラー画像データに対して、シェーディング補正や像域分離処理、色変換等の画像処理を行う。
画像受信部101はたとえば通信回線等を介してページ記述言語(PDL)で記述された画像データ(PDL画像データ)を受信する。PDL画像データは、画像を構成するオブジェクトを記述するコマンドの集合である。なお、画像形成装置800は、PDL画像データに限らず、画像を構成する個々のオブジェクトに対応付けられたコマンド群で表現される画像データを受信して画像形成に供することができる。以下では一例としてPDL画像データを受信した場合の説明をする。画像受信部101に入力されたPDL画像テータはプリンタ画像処理部1021に送られる。初めに、プリンタ画像処理部1021の持つインタープリタはPDL画像データのコマンド群を解釈し、中間コードを出力する。次いでプリンタ画像処理部1021のRIP(ラスターイメージプロセッサ)は中間コードからビットマップ画像を展開する。ここで生成されるビットマップ画像データは量子化以前の階調を有しており、連続階調画像あるいはコントーン画像と呼ばれる。その一方で、コマンド群に含まれる属性情報から画素毎の属性情報(グラフィック属性、色属性、自然画像属性、文字属性、細線属性等)を展開する。すなわち、属性情報はオブジェクトの種類を示しており、ビットマップ画像データと対応付けられた、各画素ごとに当該画素が属するオブジェクトの種類を示す属性マップが生成される。
次いで、色処理部1022は、画像読取部100または画像受信部101からのデータを受け付け、たとえばRGB→CMYKの色変換処理などを行う。すなわち、入力された表色系から、画像形成装置800が画像を形成する表色系へと変換する。さらに、トラッピング処理部1023は、CMYK画像データに対してトラッピングを行い、その後、画像形成処理部1024がディザ処理を行う。トラッピングやディザでは、属性マップを参照して対象となるオブジェクトに属する画素が特定され、特定された画素を対象に処理が施される。最後に、エッジスムージング処理部1025は、ディザ処理以前のコントーン画像データとディザ処理後のスクリーン画像データを元にエッジスムージング処理を行う。コントーン画像データはトラッピング処理部1023から、スクリーン画像データは画像形成処理部1024から入力される。
次に、図1に示す画像形成装置の記憶部105、CPU106及び画像出力部103の構成及び働きについて説明する。記憶部105は、ランダムアクセスメモリ(RAM)や読み出し専用メモリ(ROM)等のさまざまな記憶媒体から構成される。例えば、RAMはデータや各種情報を格納する領域として用いられたり、CPU106の作業領域として用いられたりする。さらに不揮発性の書き換え可能メモリを有する場合もある。このメモリには、たとえば、トラッピング設定を保存するトラッピング設定保存部1051や、エッジスムージング設定を保存するエッジスムージング設定保存部1052等が含まれる。トラッピング設定には着目画素に対してトラッピング処理を施す条件等を含み、エッジスムージング設定には着目画素に対してエッジスムージング処理を施す条件等を含む。なおこれらの領域は、それぞれを参照するトラッピング処理部およびエッジスムージング処理部に含まれていても良い。一方、ROMは、各種制御プログラムを格納する領域として用いられる。また、CPU106は、ROMに格納されたプログラムに従って各種処理を判断、制御するものとして用いられる。画像出力部103は、画像を出力(例えば、印刷用紙等の記録媒体に画像を形成して出力)する働きを持つ。以上、RIP処理後のビットマップ画像データに対する画像変形処理方法について述べた。なおトラッピングなどの処理は、RIP内でオブジェクトのデータに対して行われる場合でも、本実施形態の発明は適用可能である。RIP内でオブジェクトのデータに対して行われる場合では、プリント画像処理部1021内でトラッピングなどの処理を行う。
図8は、図1におけるディジタル複合機等の画像形成装置800の画像読取部100、画像受信部101及び画像出力部103のハードウェア構成を模式的に示す図で、画像形成装置の断面図を示している。制御部801は、図1の画像処理部102を含むが、その他、画像形成装置全体の制御を行う機能を有している。画像形成装置800は、コピー/プリンタ/FAXのそれぞれの機能を有している。画像形成装置800は、少なくとも2色の色版を重ねて画像を形成する構造を有する。そのために、各色成分ごとの画像形成部802を有している。画像形成部802は、画像データの各色成分ごとにトナーなどの色剤で現像されたトナー像を形成する。形成された各色成分のトナー像は中間転写ベルト803上に転写される。このため各色成分の画像(すなわち色版)は中間転写ベルト803で重ねられ、フルカラー画像となる。なお、画像形成部802が形成する色成分は装置によっては2色あるいは3色の場合もあり、5色以上にすることもできる。こうして形成されたカラー画像データは、トレー804から搬送された用紙シートに転写され、定着器805で加熱されて用紙上に定着し、排紙トレー上に排出される。
<トラッピング処理>
次に、図1のトラッピング処理部1023からエッジスムージング処理部1025の処理ステップについて述べる。図1のトラッピング処理部1023による処理の詳細は、図2に示す処理ステップである。色処理部1022から入力された画像データに対し、トラッピングON/OFF判定処理(S201)において、トラッピングをONと設定されているか否かの判定を行う。この設定はUI部107で入力され、トラッピング設定保存部1051に保存されている。S201の判定の結果、トラッピング設定がOFFであればトラッピング処理を終了する(S208)。一方、トラッピング設定がONであれば、1画素ごとに順次注目して以下の処理を行う。すなわち、はじめに注目画素属性判定処理(S202)に進む。注目画素属性判定処理(S202)では、注目画素の属性が、UI部107で設定され、トラッピング設定保存部1051に保存された属性であるか否かが判定される。なお注目画素の属性は当該画素に関連づけられた属性値を属性マップで参照することで得られる。なお属性とは、オブジェクトの種類と言い換えることもできる。同じ属性と判定されたら、次の周辺画素属性判定処理(S203)に進む。ここでトラッピング処理は、注目画素が属するオブジェクトに隣接するオブジェクトに属する周辺画素を、注目画素の位置に複製する処理である。本手順では周辺画素を参照画素とも呼ぶ。
周辺画素属性判定処理(S203)では、注目画素の周辺画素が、UI部107で設定され、トラッピング設定保存部1051に保存された属性と同じで属性を持つか否かを判定する。同じ属性であると判定したら、次の注目画素濃度判定処理(S204)へ進む。注目画素濃度判定処理(S204)では、注目画素の濃度がUI部107で設定され、トラッピング設定保存部1051に保存された設定濃度の範囲内であるか否かを判定する。設定濃度の範囲であれば次の参照画素濃度判定処理(S205)へ進む。参照画素濃度判定処理(S205)では、参照画素の濃度がUI部107で設定され、トラッピング設定保存部1051に保存された設定濃度の範囲内であるか否かを判定する。設定した濃度の範囲内であればトラッピング処理(S206)へ進み、トラッピングを行う。すなわち、全てのトラッピング処理の実行条件を満たしていたなら、初めてトラッピング処理が実行される。注目画素属性判定処理(S202)から参照画素濃度判定処理(S205)までの判定処理で、いずれかの実行条件に該当しない場合には、トラッピング処理(S206)を行わずに画素更新処理(S207)へと進む。画素更新処理(S207)では、次の画素があれば次の画素を注目画素として注目画素属性判定処理(S202)へ進み、次の画素がなければ終了する。次の画素とはたとえばラスタ順に決定することができる。
トラッピング処理部1023の後、1024において画像形成処理部でディザ処理を行いエッジスムージング処理部へ移る。
<エッジスムージング処理>
エッジスムージング処理部による処理の詳細は、図3に示す処理ステップから成り立っている。トラッピング処理部1023と画像形成処理部1024からそれぞれの出力画像データが入力され、エッジスムージングON/OFF判定処理(S301)において、エッジスムージングをONと設定されているか否かの判定を行う。この設定はUI部107で入力され、エッジスムージング設定保存部1052に保存されている。判定の結果トラッピング設定がOFFであればエッジスムージング処理を終了する(S306)。一方エッジスムージング設定がONであれば、1画素ごとに順次注目して以下の処理を行う。すなわち、はじめに注目画素属性判定処理(S302)に進む。注目画素属性判定処理(S302)では、注目画素の属性がUI部107で設定され、エッジスムージング設定保存部1052に保存された属性と同じであるか否かを判定する。同じ属性と判定したら、次の注目画素濃度判定処理(S303)へ進む。注目画素濃度判定処理(S303)では、注目画素の濃度がUI部107で設定され、エッジスムージング設定保存部1052に保存された設定濃度の範囲内であるか否かを判定する。設定した濃度の範囲内であればエッジスムージング処理(S304)へ進み、エッジスムージングを行う。すなわち、全てのエッジスムージング処理の実行条件を満たしていたなら、初めてエッジスムージング処理が実行される。また、注目画素属性判定処理(S302)から参照画素濃度判定処理(S303)までの判定処理で、いずれかの実行条件に該当しない場合には、エッジスムージング処理(S304)を行わずに画素更新処理(S305)へと進む。その後、画素更新処理(S305)は、次の画素があれば次の画素を注目画素として注目画素属性判定処理(S302)へ進み、次の画素がなければ終了する。
以上、図1のトラッピング処理部1023からエッジスムージング処理部1025の処理ステップについて述べた。
<トラッピング処理の設定>
次にUI部107でトラッピングおよびエッジスムージングの機能の基本設定および詳細設定の設定方法について説明を行う。はじめに、トラッピングの基本設定を図6(A)を用いて説明する。
まず、ユーザによりトラッピング処理の設定を行う指示が入力されると、図6(A)のユーザインターフェース600が表示される。そのユーザインターフェース600上で、トラッピングON/OFFボタン601からユーザによりトラッピングONまたはOFFが選択される。また、ユーザにより、トラッピングを行う幅がトラッピング幅選択ボタン602から選択され、隣り合うオブジェクトにもぐりこませる濃度が、トラッピング濃度ボタン603から選択される。さらに、詳細設定ボタン604をユーザが選択すると図6(B)のUI画面が表示され、この画面から、詳細な設定が設定される。
次にトラッピングの詳細設定について図6(B)を用いて説明する。なお以下の説明において、ボタンの選択はユーザにより行われる。まず、トラッピングを行いたい属性が、選択ボタン611および612により、注目画素と参照画素それぞれについて選択される。この属性としては、たとえばテキスト、グラフィック、イメージなどのオブジェクト種のうちから選択される。選択可能なオブジェクトは、PDL画像データのコマンドで区別されている種類、あるいは画像形成装置が行う像域分離処理により区別される種類である。トラッピングの適用濃度すなわちトラッピングを行う注目画素の濃度の範囲は、ボタン613で指定する。ここでは、最小濃度および最大濃度を選択することでその間の濃度に対してトラッピングがかかるように設定される。参照画素についても同様に濃度の範囲がボタン614で設定される。
以上のようにユーザインターフェースを介してユーザにより設定されたトラッピング処理を実行するための実行条件は、トラッピング設定保存部1051に保存される。これがトラッピング処理を施す実行条件を受け付けて保存する第1の条件受け付け手段に該当する。
<エッジスムージング処理条件>
次に、エッジスムージングの基本設定を以下、図7(A)を用いて説明する。なお選択はユーザにより行われる。エッジスムージングON/OFFボタン701からエッジスムージングONまたはOFFが選択される。また、エッジスムージングを行う強度選択ボタン702により選択され、これによって縁取る濃度が決定される。ここでは、1の設定では濃度が薄く、5の設定では濃度が濃くなるものとする。さらに、詳細設定ボタン703を選択すると図7(B)のUI画面が現れ、この画面から、詳細な設定が設定される。
次にエッジスムージングの詳細設定について以下、図7(B)を用いて説明する。まず、エッジスムージングを行いたい属性が選択ボタン711で選択され、テキスト、グラフィック、イメージなどのオブジェクト種類が選択される。次に、エッジスムージングの適用濃度すなわちエッジスムージングを行う濃度の範囲をボタン712で指定する。ここでも、最小濃度および最大濃度を選択することでその間の濃度に対してエッジスムージングがかかるように設定される。これが、エッジスムージング処理を施す実行条件を受け付けて保存する第2の条件受け付け手段に該当する。
ここで、図7(A)のボタン703が選択された際の処理手順を図4を参照して説明する。まず、図7(B)のユーザインターフェース画面を表示する(S400)。このとき。もし既に何らかの設定がされていれば、エッジスムージング設定保存部1052からその設定値を読み出して表示する。次に、トラッピングとエッジスムージングの両機能が同時に選択されているか判定する(S401)。判定は、トラッピング設定保存部1051とエッジスムージング設定保存部1052とを参照して行われるが、もしまだ確定値が保存されていないなら、一時的に保存された設定を参照する。いずれも行うと設定されている場合には、トラッピング設定保存部から、トラッピング詳細設定の各項目の設定値、すなわち実行条件を読み取る(S402)。たとえば、トラッピングを適用する注目画素の濃度の範囲が読み取られる。次に、図7(B)のユーザインターフェース画面のうち、エッジスムージングの実行条件として、ステップS402で読み取ったトラッピングの実行条件と重複する条件を選択できないよう、当該項目及び値を選択付加の状態で再表示する。例えばグレイ表示する。たとえば実行条件として濃度を制限する場合には、トラッピングの実行条件として設定された濃度範囲を、エッジスムージングの実行条件として選択できないように、ユーザインターフェース上で表示する。その状態でユーザによる設定を受け付け、受け付けた設定値を保存する(S404)。
こうして、トラッピングまたは、エッジスムージングが適用される条件を重複しないよう、その実行条件の設定時に制限することでトラッピングとエッジスムージングが一つの画素または領域に対して二重にかかることを回避できる。すなわち排他制御が可能となる。これにより両処理が行われることによる画質の劣化を防止できる。さらに、トラッピングは一般的に注目画素が濃い箇所ほど目立ちが少なく、エッジスムージングは一般的に注目画素が薄い濃度から中間濃度の箇所に行うと効果がある。このことから、中濃度から高濃度にはトラッピング、低濃度から中濃度にはエッジスムージングというように、濃度域によって処理を切り分けることでもともとの特徴をうまく活かした高品質の画像を生成できる。
なお上記の実行条件の制限は、例えばトラッピングのUIでトラッピング適用濃度を60〜100%と設定された時、エッジスムージングのUIではエッジスムージングの適用濃度が70〜100%までが、グレーアウトされ選択ができないように制限される。このままでは表示上は60〜70%で重複を許すように見える。しかしこれは本例では10パーセント単位で表示しているという表示上の制約であって、厳密には、トラッピングは注目画素が61%〜100%の範囲で実行され、一方、エッジスムージングは31%〜60%の範囲で実行されるように設定されることが望ましい。
また、エッジスムージング処理の実行条件として、濃度に代えて、あるいは濃度に加えて、処理対象のオブジェクトの種類を制限しても良い。トラッピング処理を適用する属性として例えばテキストだけが指定されている場合、エッジスムージングのUIの中の詳細設定では、トラッピング処理の実行条件であるテキストが選択できなくなるようにしてもよい。
また、トラッピング処理の実行条件を先に設定してその後でエッジスムージング処理の実行条件を設定する場合を説明した。これに対して、先にエッジスムージングの設定を行った場合も同様に、トラッピング処理の設定を行うときに、エッジスムージングの実行条件として選択した項目及び値に該当する個所がグレーアウトされていて選択できないようにすることでも目的を達成できる。
また、上記例では、ボタンによる選択をさせているが数値を直接入力させるものであってもよい。
[実施形態2]
次に実施形態2では、ユーザが詳細設定において排他制御を行わない場合でもユーザにメリットがあるように自動で排他制御を行うシステムについて説明を行う。図4で説明した手順以外の実施形態1の構成や動作は、本実施形態にも共通である。図4の手順も行っても良いが、行わなくとも良い。実施形態1との相違は、トラッピング処理部およびエッジスムージング処理部による動作にあり、その手順を図5に示した。
トラッピング処理を図5(A)を参照して説明する。この手順は、図2のステップS206の本実施形態における詳細である。まず実施形態1と同様に注目画素について通常のトラッピング処理を行う(S501)。その後、注目画素に関連付けてトラッピング済みフラグを生成して、エッジスムージング処理部に引き渡す(S502)。もちろん直接引き渡さず、メモリ等に一時保存しても良い。
一方エッジスムージングを、図5(B)を参照して説明する。この手順は、図3のステップS304の本実施形態における詳細である。トラッピングを行った箇所、たとえば画素や領域に関連したトラッピング済みフラグを参照し(S511)、フラグがセットされている場合にはエッジスムージングを行わず、セットされていない場合にエッジスムージング処理を行う(S512)。
実施形態2では、例えば、図9の画像データに対して、トラッピング処理部1023は、符号902で示された、文字オブジェクト「C]の輪郭および文字オブジェクト「B」の輪郭のうち、背景オブジェクト904との境界についてトラッピングを行う。すなわち、互いに境界を接する背景か前景(ここでは文字)の少なくともいずれか一方の濃度が例えば予め定めた濃度以上の境界に対してトラッピング処理を行う。この場合のトラッピング処理は、たとえば、予め定めた濃度のオブジェクト(たとえば背景オブジェクト904)を、他方のオブジェクト(たとえば文字オブジェクト)との境界でその他方のオブジェクト側に拡張することにより行うことができる。もちろん、逆に行っても良いが、この場合には、1つのオブジェクトの輪郭であっても、接するオブジェクトの濃度に応じてトラッピングする部分としない部分とが生じることになる。一方で、背景のない文字オブジェクトや、背景の濃度が薄い文字オブジェクト903にはトラッピングを行わない。すなわち、境界を接するオブジェクトの双方が、たとえば予め定めた濃度以下であればトラッピングは行わない。
そしてエッジスムージング処理部1025は、トラッピングを行った箇所902にはエッジスムージングを行わない。その一方で、符号901、903で示すトラッピングを行っていない部分、すなわち、互いに境界を接する背景か前景(ここでは文字)の少なくともいずれか一方の濃度が例えば予め定めた濃度よりも低い部分に対してエッジスムージングを行う。
このように、トラッピング処理を行った画素或いは領域についてエッジスムージング処理対象としないよう制御することで、施される輪郭処理はいずれか一方に制限できる。これによって、トラッピングを行うことで色版がずれたときの白抜けを防ぐことができる。一方、スクリーンのがたつきが目立つ箇所にはエッジスムージングが効果的に作用することができる。
なお本実施形態では、トラッピングとエッジスムージングとがひとつの部分に同時に掛からないものとしたが、エッジスムージングを弱くかけることでもエッジ部における画像劣化を防ぐことができる。すなわち、トラッピング済みフラグがセットされた箇所では、エッジスムージングのUI設定でオブジェクトを縁取る設定の強度を、ユーザの設定に関わらずたとえば「1」とする。一方、トラッピングを行っていない箇所では4相当の強度で掛ける、などの設定を行うことで実現する。
なお、上記二つの実施形態においてはトラッピング処理をエッジスムージング処理に対して優先しているが、エッジスムージング処理を優先しても良い。その場合には、第1実施形態においては、既にエッジスムージング処理を行う条件が設定されている場合、その条件と同じ条件をトラッピング処理を行う条件として設定できない。そのために、該当する条件が、例えばUIにおいてグレイアウトされる。また第2の実施形態においては、トラッピング処理とエッジスムージング処理の順序を逆転してエッジスムージング処理を先に行い、処理済みの画素に関連づけたフラグを生成する。そしてトラッピング処理時にはそのフラグを参照してセットされていれば、条件が該当したとしてもトラッピング処理をスキップする。このように排他処理を実現することもできる。また第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせても良い。本例では、トラッピング処理はディザの前に、エッジスムージング処理はディザの後に行っているためにトラッピングを優先している。しかし、トラッピング処理をディザ処理後の画像データに施すようにすれば、上述のようにエッジスムージング処理を優先することも可能である。
また図8の画像形成装置はいわゆるタンデム式であるが、画像形成部が順次中間転写体に接して各色成分のトナー画像を転写して重ねるシングルドラム式の画像形成装置についても本発明は適用できる。また、電子写真式に限らず、その他の方式の画像形成装置に対しても適用できる。
また上記例では、トラッピング処理やエッジスムージング処理は画素単位で実行条件を判断しているが、一定の大きさの領域単位で判断しても良い。その場合にはその領域に関連づけて実行条件が設定され、またトラッピング処理等の実行済みフラグが設定されることになる。
[その他の実施形態]
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくはコンピュータ読取可能な記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に供給し、コンピュータが該供給されたプログラム実行することでも達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタープリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。プログラムは、記録媒体や通信媒体を介してコンピュータに供給される。

Claims (6)

  1. 少なくとも2色の色版を重ねて画像形成される画像データを生成する画像処理装置であって、
    前記2色の色版のいずれかに属するオブジェクトにトラッピング処理を施すトラッピング処理手段と、
    前記2色の色版の少なくともいずれかに属するオブジェクトにエッジスムージング処理を施すスムージング処理手段とを有し、
    前記トラッピング処理手段によるトラッピング処理と、前記スムージング処理手段によるスムージング処理とを、画素又は領域単位で排他制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記トラッピング処理を施す実行条件を受け付けて保存する第1の条件受け付け手段と、
    前記エッジスムージング処理を施す実行条件を受け付けて保存する第2の条件受け付け手段とを更に有し、
    前記第1または第2の条件受け付け手段のいずれか一方は、他方の条件受け付け手段により保存した実行条件と重複する部分を実行条件として受け付けず、
    トラッピング処理手段は前記第1の条件受け付け手段により保存した実行条件に従ってトラッピング処理を実行し、前記エッジスムージング処理は前記第2の条件受け付け手段により保存した実行条件に従ってエッジスムージング処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の条件受け付け手段により受け付ける条件には、処理対象のオブジェクトの種類及び参照するオブジェクトの種類の設定、又は、処理対象の画素の濃度および参照する画素の濃度の設定の少なくとも一方を含み、
    前記第2の条件受け付け手段により受け付ける条件には、処理対象のオブジェクトの種類の設定、又は、処理対象の画素の濃度の設定の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記トラッピング処理手段または前記エッジスムージング処理手段のいずれか一方は、処理済みの画素に関連付けて処理済みフラグを生成し、
    前記トラッピング処理手段または前記エッジスムージング処理手段の他方は、前記処理済みフラグが関連づけられた画素または領域については処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 少なくとも2色の色版を重ねて画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
    前記2色の色版のいずれかに属するオブジェクトにトラッピング処理を施すトラッピング処理工程と、
    前記2色の色版の少なくともいずれかに属するオブジェクトにエッジスムージング処理を施すスムージング処理工程とを有し、
    前記トラッピング処理工程によるトラッピング処理と、前記スムージング処理工程によるスムージング処理とが、画素又は領域単位で排他制御されることを特徴とする制御方法。
  6. 少なくとも2色の色版を重ねて画像を形成する画像形成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記2色の色版のいずれかに属するオブジェクトにトラッピング処理を施すトラッピング処理手段と、
    前記2色の色版の少なくともいずれかに属するオブジェクトにエッジスムージング処理を施すスムージング処理手段としてコンピュータを機能させ、
    前記トラッピング処理手段によるトラッピング処理と、前記スムージング処理手段によるスムージング処理とを、画素又は領域単位で排他制御することを特徴とするプログラム。
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