JP2010045487A - 画像形成装置及びデータ2値化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
トナーセーブモードにおいて2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することを可能とする画像形成装置及びデータ2値化方法を提供する。
【解決手段】
画像形成装置100は、多値の第1描画データを、2値の第2描画データに2値化する制御ユニット400と、制御部の指示に応じて、第2描画データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成部50とを備える。制御ユニット400は、第1描画データを第1の2値化方法によって第2描画データに2値化する第1の2値化部441と、第1描画データを第2の2値化方法によって第2描画データに2値化する第2の2値化442と、トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、第1の2値化方法及び第2の2値化方法の中から、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する選択部443とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成装置、及び、第1描画データを第2描画データに2値化するデータ2値化方法に関する。
従来、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成した上で、画像が形成された用紙を排紙する画像形成装置が知られている。画像形成装置は、例えば、複写機やプリンタなどである。画像形成装置が複写機である場合には、画像形成装置は、原稿から画像を読み取ることによって画像データを取得する。一方で、画像形成装置がプリンタである場合には、画像形成装置は、パーソナルコンピュータなどの外部装置から画像データを取得する。
一般的は、パーソナルコンピュータなどの外部装置は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷ジョブを出力する。印刷ジョブは、ページ記述言語で記述された画像データを含む。ページ記述言語で記述された画像データは、例えば、プリンタコントローラなどによって、ビットマップデータなどの中間言語で記述された第1描画データに変換される。第1描画データでは、第1ビット数、例えば、8ビットで1ピクセルが表される。すなわち、第1描画データでは、1ピクセルは、256階調を有する。
一方で、画像形成装置は、メモリ領域のサイズやレーザの処理能力などの制約から、第1描画データを2値化して、第2描画データを取得する。第2描画データでは、第1ビット数よりも少ない第2ビット数、例えば、1ビットで1ピクセルが表現される。すなわち、第2描画データでは、1ピクセルは、2階調を有する。
第1描画データを第2描画データに2値化する方法として、ディザ法や誤差拡散法が知られている。一般的には、画像を構成する全ピクセルについてディザ法又は誤差拡散法が一律に適用される。
ところで、トナーの消費量を抑制するモードとして、トナーセーブモードを有する画像形成装置も知られている。トナーセーブモードでは、用紙に付着するトナー量が低減される。
例えば、用紙上に形成される画像に含まれるオブジェクトを解析して、オブジェクトの種別に応じて、トナーセーブの方法を切り替える画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
具体的には、オブジェクトがイメージオブジェクトである場合には、「ディザ法」によってトナーセーブが実現される。オブジェクトが単色背景オブジェクトである場合には、「濃度引き下げ」によってトナーセーブが実現される。「濃度引き下げ」では、イメージオブジェクトを構成するピクセルに適用された「ディザ法」によって減少したONピクセル数に応じて、濃度の引き下げ量が調整される。なお、ONピクセルは、トナーを付着させるピクセルである。これによって、イメージオブジェクトと単色背景オブジェクトとの濃度バランスが保たれる。
特開2001−83845号公報
上述したように、背景技術では、イメージオブジェクトに係るONピクセル数に応じて、単色背景オブジェクトに係る濃度引き下げ量を調整しているに過ぎない。すなわち、イメージオブジェクトと単色背景オブジェクトとの濃度バランスを保っているに過ぎない。
ここで、第1描画データを第2描画データに2値化することを前提とした場合に、トナーセーブモードにおいて濃度バランスを適切に保つだけでは、用紙上に形成される画像の品質劣化を十分に抑制することができなかった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、トナーセーブモードにおいて2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することを可能とする画像形成装置及びデータ2値化方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る画像形成装置は、用紙上に画像を形成する。画像形成装置は、多値の第1描画データを、2値の第2描画データに2値化する制御部(制御ユニット400)と、前記制御部の指示に応じて、前記第2描画データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成部(画像形成部50)とを備える。前記制御部は、前記第1描画データを第1の2値化方法によって前記第2描画データに2値化する第1の2値化部(第1の2値化部441)と、前記第1描画データを第2の2値化方法によって前記第2描画データに2値化する第2の2値化部(第2の2値化442)と、トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する選択部(選択部443)とを有する。
かかる特徴によれば、選択部は、トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。すなわち、オブジェクト毎に適切な2値化方法を選択することによって、トナーセーブモードにおいて2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することができる。
第1の特徴において、前記選択部は、前記制御対象ピクセルの濃度に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。
第1の特徴において、前記選択部は、前記制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色であるか否かに応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。
第1の特徴において、前記選択部は、前記制御対象ピクセルがエッジを構成するか否かに応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。
第2の特徴に係るデータ2値化方法は、多値の第1描画データを、2値の第2描画データに2値化する。データ2値化方法は、前記第1描画データを第1の2値化方法によって前記第2描画データに2値化するステップAと、前記第1描画データを第2の2値化方法によって前記第2描画データに2値化するステップBと、トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択するステップCとを含む。
本発明によれば、トナーセーブモードにおいて2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することを可能とする画像形成装置及びデータ2値化方法を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(画像形成装置の概略)
以下において、第1実施形態に係る画像形成装置の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る画像形成装置100の概略を示す図である。なお、図1では、画像形成装置100の詳細な構成については省略されていることに留意すべきである。
図1に示すように、画像形成装置100は、自動原稿送りユニット10と、画像読取ユニット20と、用紙トレイユニット30と、給紙ユニット40と、画像形成部50と、定着ユニット60と、排紙ユニット70と、反転ユニット80と、操作ユニット90とを有する。画像形成装置100は、給紙装置200及び後処理装置300をさらに有する。
画像形成装置100は、プリンタコントローラ500を介してユーザ端末600に接続されている。画像形成装置100は、例えば、プリンタコントローラ500とビデオバス501によって接続される。プリンタコントローラ500は、例えば、ユーザ端末600とLAN(Local Area Network)601によって接続される。
第1実施形態では、画像形成装置100として、電子写真方式によって用紙上に画像を形成するMFP(Multiple Function Peripheral)を例示する。但し、画像形成方法は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、ドットインパクト方式などであってもよい。
自動原稿送りユニット10は、複写すべき原稿を搬送するユニットである。画像読取ユニット20は、原稿の画像を読み取って、画像データを生成するユニットである。
用紙トレイユニット30は、用紙を収容するユニットである。給紙ユニット40は、画像形成部50に用紙を給紙するユニットである。
画像形成部50は、画像読取ユニット20によって生成された画像データに応じて、給紙ユニット40によって給紙された用紙上にトナー像を形成する。具体的には、画像形成部50は、イエローに対応するトナー像を形成するイエロー用ユニット50Yと、マゼンタに対応するトナー像を形成するマゼンタ用ユニット50Mと、シアンに対応するトナー像を形成するシアン用ユニット50Cと、ブラックに対応するトナー像を形成するブラック用ユニット50Kと、中間転写ベルト51と、転写ローラ52とを有する。イエロー用ユニット50Y、マゼンタ用ユニット50M、シアン用ユニット50C及びブラック用ユニット50Kは、それぞれ、感光体ドラムや書込み処理部などを有する。
各感光体ドラムは、光導電性感光層が表面に形成されたドラムであり、回転可能に設けられている。各感光体ドラムの表面には、各色に対応する静電荷潜像が形成される。
各書込み処理部は、後述する制御ユニット400から取得する画像データ、すなわち、後述する第2描画データに応じて、各色に対応する静電荷潜像を感光体ドラムの表面に形成する。具体的には、書込み処理部は、画像データに基づいてレーザ光を出射するレーザダイオードと、レーザ光を偏向走査する走査光学ユニットを有している。
中間転写ベルト51は、イエロー用ユニット50Y、マゼンタ用ユニット50M、シアン用ユニット50C、ブラック用ユニット50K、転写ローラ52を通るように、複数のローラに巻き回されている。中間転写ベルト51上には、各色のトナー像が重ね合わされる。
転写ローラ52は、中間転写ベルト51上に形成されたトナー像を用紙上に転写する具体的には、転写ローラ52は、トナーと反対の極性を有するように帯電している。
定着ユニット60は、用紙上に形成されたトナー像を熱圧着によって用紙に定着するユニットである。排紙ユニット70は、トナー像が定着された用紙を排紙するユニットである。反転ユニット80は、片面についてトナー像の形成が終了してない用紙の表裏を反転させるユニットである。
操作ユニット90は、画像形成装置100の操作を行うためのユーザインタフェースである。操作ユニット90は、液晶パネル上にタッチパネルが重畳されたタッチスクリーン、ボタン及びスイッチによって構成される。
給紙装置200は、用紙トレイユニット30よりも多量の用紙を収容する装置である。多量の用紙を出力するケースにおいて、給紙装置200は、用紙トレイユニット30の代わりに用いられる。
後処理装置300は、画像が形成された用紙の後処理を行う。具体的には、後処理装置300は、ソート処理、パンチ(穴空け)処理、ステープル処理、中折り処理、裁断処理などを行う。
プリンタコントローラ500は、LAN(Local Area Network)601を介してユーザ端末600から印刷ジョブを受信する。プリンタコントローラ500は、印刷ジョブを解析して、ビデオバス501を介して画像データを画像形成装置100に送信する。
ここで、印刷ジョブは、ユーザ端末600によって指定された画像の印刷を指示するデータであり、例えば、PostScript(アドビ社の登録商標)やPCLなどのページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されている。
具体的には、プリンタコントローラ500は、ページ記述言語で記述された画像データをビットマップなどの中間言語で記述された第1描画データに変換する。プリンタコントローラ500は、ビデオバス501を介して第1描画データを画像データとして画像形成装置100に送信する。第1描画データでは、第1ビット数、例えば、8ビットで1ピクセルが表される。
ユーザ端末600は、パーソナルコンピュータなどの端末である。ユーザ端末600は、LAN(Local Area Network)601を介して印刷ジョブをプリンタコントローラ500に送信する。
(プリンタコントローラの機能)
以下において、第1実施形態に係るプリンタコントローラの機能について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るプリンタコントローラ500を示すブロック図である。
図2に示すように、プリンタコントローラ500は、プリンタコントローラ500を統括的に制御する制御ユニット400を有する。制御ユニット400は、通信I/F410と、HDD420と、メモリ430と、CPU440とを有する。
通信I/F410は、ビデオバス501及びLAN(Local Area Network)601に接続されている。通信I/F410は、LAN(Local Area Network)601を介して、ビットマップなどの中間言語で記述された第1描画データを画像データとしてユーザ端末600から取得する。通信I/F410は、ビデオバス501を介して第1描画データの2値化によって得られた第2描画データを画像データとして画像形成装置100に出力する。
HDD420は、制御プログラムやプリンタコントローラ500の機能に関する情報などを記憶する。
メモリ430は、DRAMなどの半導体メモリによって構成される。メモリ430上には、HDD420に記憶された制御プログラムが展開される。また、メモリ430は、通信I/F410によって取得された画像データを一時的に記憶する。ここで、メモリ430は、中間言語で記述された第1描画データを画像データとして記憶する。
CPU440は、メモリ430上に展開された制御プログラムに従って、プリンタコントローラ500を制御する。以下においては、第1実施形態に関連するCPU440の動作について主として説明する。従って、CPU440の動作の一部は省略されていることに留意すべきである。
具体的には、CPU440は、第1の2値化部441と、第2の2値化442と、選択部443と、指示部444とを有する。
第1の2値化部441は、第1描画データを第1の2値化方法によって第2描画データに2値化する。ここでは、第1の2値化方法が誤差拡散法であるケースを例示する。
例えば、誤差拡散法では、第1の2値化部441は、制御対象ピクセルの第1描画データの値と所定閾値とを比較して、制御対象ピクセルの第1描画データの値を2値化する。これによって、第1の2値化部441は、制御対象ピクセルの第2描画データの値を取得する。
具体的には、第1描画データの値が所定閾値以上である場合には、第2描画データの値として“1”がセットされる。第1描画データの値が所定閾値未満である場合には、第2描画データの値として“0”がセットされる。第2描画データの値として“1”を有するピクセルは、トナーを付着させるONピクセルである。第2描画データの値として“0”を有するピクセルは、トナーを付着させないOFFピクセルである。
なお、第1の2値化部441は、制御対象ピクセルの第1描画データの値と所定閾値との差分である誤差を制御対象ピクセルの周辺に設けられた周辺ピクセルに分配して、周辺ピクセルの第1描画データの値を補正する。
このような誤差拡散法において、第1の2値化部441は、現モードがトナーセーブモードであるか否かに応じて、TRC(Tone Reproduction Curve)を切り替える。TRCは、画像形成装置100の性能に応じて、第1描画データの入力値を第1描画データの出力値に変換するための曲線である。なお、トナーセーブモードは、トナー消費量を抑制するモードである。
具体的には、第1の2値化部441は、現モードがトナーセーブモードではない場合、すなわち、現モードが通常モードである場合には、図4に示す通常TRCを用いて、入力値を出力値に変換する。続いて、第1の2値化部441は、出力値を誤差拡散法によって2値化して、第2描画データを取得する。
一方で、第1の2値化部441は、現モードがトナーセーブモードである場合には、図5に示すトナーセーブTRCを用いて、入力値を出力値に変換する。続いて、第1の2値化部441は、出力値を誤差拡散法によって2値化して、第2描画データを取得する。
図4及び図5に示すように、トナーセーブTRCは、入力値が同じである場合に、出力値が通常TRCよりも小さくなるように定められている。ここでは、トナーセーブTRCは、出力値が通常TRCの50%となるように定められている。なお、トナーセーブTRCにおいて、出力値を通常TRCの何%にするかについては、ユーザ端末600や操作ユニット90を用いてユーザが任意に設定可能であることが好ましい(詳細については、図10及び図11を参照)。
第2の2値化442は、第1描画データを第2の2値化方法によって第2描画データに2値化する。ここでは、第2の2値化方法がディザ法であるケースを例示する。
例えば、ディザ法では、第2の2値化442は、ディザテーブルを構成する閾値の2次元配列と画像を構成する一部のピクセルの2次元配列とを対応付ける。ディザテーブルを構成する閾値と対応付けられたピクセルは制御対象ピクセルである。続いて、第2の2値化442は、ディザテーブルを構成する各閾値と各制御対象ピクセルの第1描画データの値とを比較して、各制御対象ピクセルの第1描画データの値を2値化する。これによって、第2の2値化442は、各制御対象ピクセルの第2描画データの値を取得する。
具体的には、制御対象ピクセルの第1描画データの値がディザテーブルを構成する閾値以上である場合には、制御対象ピクセルの第2描画データの値として“1”がセットされる。第1描画データの値がディザテーブルを構成する閾値未満である場合には、制御対象ピクセルの第2描画データの値として“0”がセットされる。第2描画データの値として“1”を有するピクセルは、トナーを付着させるONピクセルである。第2描画データの値として“0”を有するピクセルは、トナーを付着させないOFFピクセルである。
このようなディザ法において、第2の2値化442は、現モードがトナーセーブモードであるか否かに応じて、閾値の2次元配列によって構成されるディザテーブルを切り替える。
具体的には、第2の2値化442は、現モードがトナーセーブモードではない場合、すなわち、現モードが通常モードである場合には、図6に示す通常ディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化して、第2描画データを取得する。
一方で、第2の2値化442は、現モードがトナーセーブモードである場合には、図7に示すトナーセーブディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化して、第2描画データを取得する。
図6及び図7に示すように、トナーセーブディザテーブルを構成する閾値は、通常ディザテーブルを構成する閾値よりも大きな値となるように定められている。ここでは、トナーセーブディザテーブルを構成する閾値は、通常ディザテーブルを構成する閾値を20%増やした値となるように定められている。なお、トナーセーブディザテーブルにおいて、通常ディザテーブルを構成する閾値を何%増やすかについては、ユーザ端末600や操作ユニット90を用いてユーザが任意に設定可能であることが好ましい(詳細については、図10及び図11を参照)。
ここで、ディザテーブルによる2値化結果例について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、通常ディザテーブルによる2値化結果例を示す図である。図9は、トナーセーブディザテーブルによる2値化結果例を示す図である。図8及び図9では、制御対象ピクセルの第1描画データの値として同じ値が用いられているものとする。
上述したように、トナーセーブディザテーブルを構成する閾値は、通常ディザテーブルを構成する閾値よりも大きい。従って、図8及び図9に示すように、トナーセーブディザテーブルによる2値化結果例では、通常ディザテーブルによる2値化結果例に比べて、ONピクセル数が減少する。このように、ディザテーブルを構成する閾値の増大によって、トナーセーブが実現される。
選択部443は、第1の2値化方法及び第2の2値化方法の中から、画像を構成するピクセルに適用する2値化方法を選択する。具体的には、選択部443は、誤差拡散法及びディザ法の中から、画像を構成するピクセルに適用する2値化方法を選択する。
ここで、選択部443は、現モードがトナーセーブモードではない、すなわち、現モードが通常モードである場合場合には、画像を構成する全ピクセルについて、通常モードの誤差拡散法及び通常モードのディザ法のいずれか一方を一律に適用する。ここで、全ピクセルについて一律に適用される2値化方法は、感光体ドラムの構成によってデフォルトで設定されていてもよく、ユーザによって設定されてもよい。
なお、通常モードの誤差拡散法とは、図4に示す通常TRCを用いて第1描画データの入力値を第1描画データの出力値に変換した上で、第1描画データの出力値を誤差拡散法によって2値化する方法である。一方で、通常モードのディザ法とは、図6に示す通常ディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化する方法である。
一方で、選択部443は、現モードがトナーセーブモードである場合には、第1描画データに基づいて、画像を構成するオブジェクトを解析する。オブジェクトは、1群のピクセルによって構成される。例えば、第1描画データにピクセルの属性を示すタグビットが含まれることを前提として、タグビットに基づいてオブジェクト解析が行われる。このようなオブジェクト解析によって、選択部443は、各ピクセルが構成するオブジェクトの種別を特定する。
続いて、選択部443は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、トナーセーブモードの誤差拡散法及びトナーセーブモードのディザ法の中から、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。
なお、トナーセーブモードの誤差拡散法とは、図5に示すトナーセーブTRCを用いて第1描画データの入力値を第1描画データの出力値に変換した上で、第1描画データの出力値を誤差拡散法によって2値化する方法である。一方で、トナーセーブモードのディザ法とは、図7に示すトナーセーブディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化する方法である。
以下において、トナーセーブモードにおいて選択部443が選択する2値化方法について例示する(詳細については、図15を参照)。
(1) 制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが写真であるケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードのディザ法を選択する。
(2) 制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが図であり、制御対象ピクセルが図のエッジ以外を構成するケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードのディザ法を選択する。
(3) 制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが図であり、制御対象ピクセルが図のエッジを構成するケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードの誤差拡散法を選択する。
(4) 制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字であるケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードの誤差拡散法を選択する。
(5) (3)及び(4)のケースにおいて、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度未満であるケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードのディザ法を選択する。なお、選択部443は、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度以上である場合には、(3)及び(4)に示したように、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードの誤差拡散法を選択する。
(6) 制御対象ピクセルの濃度が所定濃度以上であり、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色であるケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードのディザ法を選択する。なお、選択部443は、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度以上であり、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが混色である場合には、トナーセーブモードの誤差拡散法を選択する。
(7) (6)のケースにおいて、誤差拡散法がユーザによって設定されているケース
このようなケースでは、選択部443は、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードの誤差拡散法を選択する。なお、選択部443は、ディザ法がユーザによって設定されている場合には、制御対象ピクセルに適用する2値化方法として、トナーセーブモードのディザ法を選択する。
(トナーセーブモードの設定例)
以下において、トナーセーブモードの設定例について、図面を参照しながら説明する。図10は、ユーザ端末600を用いてトナーセーブモードを設定する例について説明するための図である。図11(a)及び図11(b)は、操作ユニット90を用いてユーザがトナーセーブモードを設定する例について説明するための図である。
第1に、図10を参照しながら、ユーザ端末600を用いるケースについて説明する。ユーザ端末600にインストールされたプリンタドライバによって、ユーザ端末600に設けられたディスプレイ上に図10に示す画面が表示される。
図10に示すように、ユーザは、“トナーセーブモード”欄において、トナーセーブモードの“ON”又は“OFF”を設定することができる。“ON”がチェックされている場合には、トナーセーブモードにモードが移行する。“OFF”がチェックされている場合には、通常モードにモードが移行する。
ユーザは、“誤差拡散適用濃度しきい値”欄において、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字である場合、又は、制御対象ピクセルが図のエッジを構成する場合に、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を判定するための所定濃度を設定することができる。
ユーザは、“トナーセーブ強度調整”欄において、トナー消費量を抑制する度合いを設定することができる。“トナーセーブ強度調整”欄の設定に応じて、トナーセーブモードの誤差拡散法で、トナーセーブTRCにおいて出力値を通常TRCの何%にするかについて設定される。同様に、“トナーセーブ強度調整”欄の設定に応じて、トナーセーブモードのディザ法で、トナーセーブディザテーブルにおいて通常ディザテーブルを構成する閾値を何%増やすかについて設定される。
ユーザは、“色解析”欄において、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色である場合に、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を設定することができる。
第2に、図11(a)及び図11(b)を参照しながら、操作ユニット90を用いるケースについて説明する。液晶パネル上にタッチパネルが重畳されたタッチスクリーンに図11(a)及び図11(b)に示す画面が表示される。
図11(a)に示すように、ユーザは、トナーセーブモードの“ON”又は“OFF”を設定することができる。“ON”がチェックされている場合には、トナーセーブモードにモードが移行する。“OFF”がチェックされている場合には、通常モードにモードが移行する。
図11(b)に示すように、ユーザは、図10と同様に、“誤差拡散適用濃度しきい値”欄において、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字である場合、又は、制御対象ピクセルが図のエッジを構成する場合に、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を判定するための所定濃度を設定することができる。
ユーザは、図10と同様に、“トナーセーブ強度調整”欄において、トナー消費量を抑制する度合いを設定することができる。“トナーセーブ強度調整”欄に設定された値によってによって、トナーセーブTRCにおいて、出力値を通常TRCの何%にするかについて設定することができる。同様に、トナーセーブ強度調整によって、トナーセーブディザテーブルにおいて、通常ディザテーブルを構成する閾値を何%増やすかについて設定することができる。
ユーザは、図10と同様に、“色解析”欄において、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色である場合に、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を設定することができる。
(画像の一例)
以下において、用紙上に形成される画像の一例について、図面を参照しながら説明する。図12は、通常モードにおいて用紙上に形成される画像の一例を示す図である。図13は、トナーセーブモードにおいて用紙上に形成される画像の一例を示す図である。
第1に、通常モードについて図12を参照しながら説明する。図12に示すように、用紙上に形成される画像を構成する全ピクセルについて、通常モードの誤差拡散法又は通常モードのディザ法のいずれか一方が一律に適用される。
第2に、トナーセーブモードについて図13を参照しながら説明する。図13に示すように、“文字、高濃度、単色”のピクセルについては、トナーセーブモードの誤差拡散法が適用される。但し、上述した“色解析”欄においてユーザが誤差拡散法を設定していることを前提とする。“文字、高濃度、混色”のピクセルについては、トナーセーブモードの誤差拡散法が適用される。一方で、“文字、低濃度”のピクセルについては、トナーセーブモードのディザ法が適用される。
“図のエッジ、高濃度、混色”のピクセルについては、トナーセーブモードの誤差拡散法が適用される。一方で、“図のエッジ、低濃度”のピクセルについては、トナーセーブモードのディザ法が適用される。
“図のエッジ以外”のピクセルについては、トナーセーブモードのディザ法が適用される。
(画像形成装置の動作)
以下において、第1実施形態に係る画像形成装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図14〜図16は、第1実施形態に係る画像形成装置100の動作を示すフロー図である。図14〜図16に示すフローは、CPU440がHDD420に記憶されたプログラムをメモリ430に展開することによって実行される。
図14に示すように、ステップ10において、制御ユニット400は、現モードがトナーセーブモードであるか否かを判定する。制御ユニット400は、現モードがトナーセーブモードである場合には、ステップ20の処理に移る。制御ユニット400は、現モードが通常モードである場合には、ステップ30の処理に移る。
ステップ20において、制御ユニット400は、トナーセーブモードで第1描画データを第2描画データに2値化する。ステップ20の詳細については後述する(図15を参照)。
ステップ30において、制御ユニット400は、通常モードで第1描画データを第2描画データに2値化する。ステップ30の詳細については後述する(図16を参照)。
次に、トナーセーブモード処理、すなわち、上述したステップ20について、図15を参照しながら説明する。
図15に示すように、ステップ21において、制御ユニット400は、第1描画データに基づいて、画像に含まれるオブジェクトを解析する。制御ユニット400は、オブジェクト解析によって、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別を特定する。
ステップ22において、制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが写真であるか否かを判定する。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが写真である場合には、ステップ29の処理に移る。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが写真でない場合には、ステップ23の処理に移る。
ステップ23において、制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字であるか否かを判定する。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字である場合には、ステップ25の処理に移る。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが文字でない場合、すなわち、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが図である場合には、ステップ24の処理に移る。
ステップ24において、制御ユニット400は、制御対象ピクセルが図のエッジを構成するか否かを判定する。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが図のエッジを構成する場合には、ステップ25の処理に移る。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが図のエッジ以外を構成する場合には、ステップ29の処理に移る。
ステップ25において、制御ユニット400は、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度未満であるか否かを判定する。制御ユニット400は、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度未満である場合には、ステップ29の処理に移る。制御ユニット400は、制御対象ピクセルの濃度が所定濃度以上である場合には、ステップ26の処理に移る。上述したように、ユーザは、“誤差拡散適用濃度しきい値”欄によって、所定濃度を設定することができる。
ステップ26において、制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色であるか否かを判定する。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色である場合には、ステップ27の処理に移る。制御ユニット400は、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが混色である場合には、ステップ28の処理に移る。
ステップ27において、制御ユニット400は、ユーザ設定が誤差拡散法であるか否かを判定する。制御ユニット400は、ユーザ設定が誤差拡散法である場合には、ステップ28の処理に移る。制御ユニット400は、ユーザ設定がディザ法である場合には、ステップ29の処理に移る。上述したように、ユーザは、“色解析”欄によって、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色である場合に、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を設定することができる。
ステップ28において、制御ユニット400は、図5に示すトナーセーブTRCを用いて第1描画データの入力値を第1描画データの出力値に変換した上で、第1描画データの出力値を誤差拡散法によって2値化する。上述したように、ユーザは、“トナーセーブ強度調整”欄の設定によって、トナーセーブTRCにおいて出力値を通常TRCの何%にするかについて設定することができる。
ステップ29において、制御ユニット400は、図7に示すトナーセーブディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化する。上述したように、ユーザは、“トナーセーブ強度調整”欄の設定によって、トナーセーブディザテーブルにおいて通常ディザテーブルを構成する閾値を何%増やすかについて設定することができる。
次に、通常モード処理、すなわち、上述したステップ30について、図16を参照しながら説明する。
図16に示すように、ステップ31において、制御ユニット400は、第1描画データの2値化方法として、誤差拡散法が設定されているか否かを判定する。制御ユニット400は、第1描画データの2値化方法として、誤差拡散法が設定されている場合には、ステップ32の処理に移る。制御ユニット400は、第1描画データの2値化方法として、ディザ法が設定されている場合には、ステップ33の処理に移る。
ステップ32において、制御ユニット400は、図6に示す通常TRCを用いて第1描画データの入力値を第1描画データの出力値に変換した上で、第1描画データの出力値を誤差拡散法によって2値化する。
ステップ33において、制御ユニット400は、図8に示す通常ディザテーブルを用いて、第1描画データをディザ法によって2値化する。
(作用及び効果)
第1実施形態では、選択部443は、トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する。すなわち、オブジェクト毎に適切な2値化方法を選択することによって、トナーセーブモードにおいて2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することができる。
ここで、解像性の観点では、2値化方法として誤差拡散法を用いることが好ましい。一方で、階調性の観点では、2値化方法としてディザ法を用いることが好ましい。
第1実施形態では、写真、図のエッジ以外、低濃度のピクセルについてディザ法が適用される。一方で、文字、図のエッジ、高濃度のピクセルについて誤差拡散法が用いられる。このように、ピクセル毎に適切な2値化方法が選択される。従って、2値化に伴う画像品質の劣化を抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、画像形成装置100は、MFPではなくて、プリンタ機能のみを有する装置であってもよく、複写機能のみを有する装置であってもよい。
上述した実施形態では、第1描画データの2値化処理は、画像形成装置100で行われるが、実施形態はこれに限定されるものではない。第1描画データの2値化処理は、プリンタコントローラ500で行われてもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、第1データの2値化処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。
上述した実施形態では、第1の2値化方法が誤差拡散法であり、第2の2値化方法がディザ法であるが、実施形態はこれに限定されるものではない。第1の2値化方法及び第2の2値化方法としては、他の2値化方法を用いてもよい。
上述した実施形態では、PDLから中間言語への変換処理は、プリンタコントローラ500で行われるが、実施形態はこれに限定されるものではない。PDLから中間言語への変換処理は、ユーザ端末600で行われてもよい。また、画像形成装置100が所謂ラスタープリンタである場合には、画像形成装置100とユーザ端末600とを直接接続して、ユーザ端末600のプリンタドライバが2値化を行ってもよい。このようなケースでは、ユーザ端末600は、第2描画データを生成して、第2描画データを画像形成装置100に転送する。
上述した実施形態では、第1描画データの2値化処理は、プリンタコントローラ500で行われるが、実施形態はこれに限定されるものではない。第1描画データの2値化処理は、画像形成装置100で行われてもよい。例えば、画像形成装置100がプリンタコントローラ500を内蔵していてもよい。
第1実施形態に係る画像形成装置100の概略を示す図である。 第1実施形態に係る制御ユニット400の構成を示す図である。 第1実施形態に係るCPU440の構成を示す図である。 第1実施形態に係る通常TRCを示す図である。 第1実施形態に係るトナーセーブTRCを示す図である。 第1実施形態に係る通常ディザテーブルを示す図である。 第1実施形態に係るトナーセーブディザテーブルを示す図である。 第1実施形態に係る通常ディザテーブルによる2値化結果例を示す図である。 第1実施形態に係るトナーセーブディザテーブルによる2値化結果例を示す図である。 第1実施形態に係るユーザ端末600のディスプレイ上に表示される画面を示す図である。 第1実施形態に係る操作ユニット90に設けられたタッチスクリーン上に表示される画面を示す図である。 第1実施形態に係る通常モードにおいて、用紙上に形成される画像を示す図である。 第1実施形態に係るトナーセーブモードにおいて、用紙上に形成される画像を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置100の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係る画像形成装置100の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係る画像形成装置100の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10・・・自動原稿送りユニット、20・・・画像読取ユニット、30・・・用紙トレイユニット、40・・・給紙ユニット、50・・・画像形成部、60・・・定着ユニット、70・・・排紙ユニット、80・・・反転ユニット、90・・・操作ユニット、100・・・画像形成装置、200・・・給紙装置、300・・・後処理装置、400・・・制御ユニット、410・・・通信I/F、420・・・HDD、430・・・メモリ、440・・・CPU、441・・・第1の2値化部、442・・・第2の2値化部、443・・・選択部、444・・・指示部

Claims (5)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    多値の第1描画データを、2値の第2描画データに2値化する制御部と、
    前記制御部の指示に応じて、前記第2描画データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第1描画データを第1の2値化方法によって前記第2描画データに2値化する第1の2値化部と、
    前記第1描画データを第2の2値化方法によって前記第2描画データに2値化する第2の2値化部と、
    トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択する選択部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択部は、前記制御対象ピクセルの濃度に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択部は、前記制御対象ピクセルが構成するオブジェクトが単色であるか否かに応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記選択部は、前記制御対象ピクセルがエッジを構成するか否かに応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 多値の第1描画データを、2値の第2描画データに2値化するデータ2値化方法であって、
    前記第1描画データを第1の2値化方法によって前記第2描画データに2値化するステップAと、
    前記第1描画データを第2の2値化方法によって前記第2描画データに2値化するステップBと、
    トナーセーブモードにおいて、制御対象ピクセルが構成するオブジェクトの種別に応じて、前記第1の2値化方法及び前記第2の2値化方法の中から、前記制御対象ピクセルに適用する2値化方法を選択するステップCとを含むことを特徴とするデータ2値化方法。
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