JP2010225258A - 半導体装置及び信号伝送線路の駆動方法 - Google Patents

半導体装置及び信号伝送線路の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010225258A
JP2010225258A JP2009185513A JP2009185513A JP2010225258A JP 2010225258 A JP2010225258 A JP 2010225258A JP 2009185513 A JP2009185513 A JP 2009185513A JP 2009185513 A JP2009185513 A JP 2009185513A JP 2010225258 A JP2010225258 A JP 2010225258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
circuit
main
read
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009185513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5431066B2 (ja
Inventor
Shetti Shanmukheshwara Rao
ラオ・シェッティ・シャンムクヘシュワラ
Ankur Goel
ゴエル・アンカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2009185513A priority Critical patent/JP5431066B2/ja
Publication of JP2010225258A publication Critical patent/JP2010225258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5431066B2 publication Critical patent/JP5431066B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

【課題】I/Oラインを駆動するドライバ回路の遠近端差に起因するリードデータの信号品質低下を抑制する。
【解決手段】
メモリセルから読み出されたリードデータを伝達するためのI/OラインMIOと、リードデータに基づいてI/OラインMIOを駆動する複数のドライバ回路MDと、I/OラインMIOに伝達されたリードデータを受け付けるリード回路200と、I/OラインMIOに接続され、I/OラインMIOに伝達されたリードデータを増幅するアシスト回路400とを備える。アシスト回路400は、リード回路200から見て、複数のドライバ回路MDに含まれる所定のドライバ回路よりも遠くに配置されている。これにより、比較的長いI/Oラインを有するメモリにおいても信号レベルを急速に変化させることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は信号伝送線路を有する半導体装置に関し、特に、信号伝送線路として長いI/Oラインを有する半導体装置に関する。本発明はさらにかかる信号伝送線路またはI/Oラインを駆動する方法に関する。
シンクロナスDRAMに代表される同期式メモリは、パーソナルコンピュータなどに広く利用されている。同期式メモリは、コントローラより供給されるクロック信号に同期してデータを入出力することから、より高速なクロックを使用することによって、データ転送レートを高めることが可能である。
しかしながら、シンクロナスDRAMにおいても、DRAMコアはあくまでアナログ動作である。すなわち、メモリセルから読み出された極めて微弱な電荷は、センスアンプによって増幅された後、階層的に構築されたI/Oラインシステムを経由して周辺回路領域へ伝達される。このため、データ転送レートを高めるためには、単にクロックの周波数を高めてメモリスピードを上げるだけでなく、メモリセルから読み出されたリードデータをより速く周辺回路領域に伝達させる必要がある。
階層的に構築されたI/Oラインとしては、リードデータをメモリセル領域内で伝達するためのローカルI/Oラインと、リードデータをメモリセル領域から周辺回路領域に伝達するためのメインI/Oラインが用いられることが一般的である(特許文献1,2参照)。このうち、メインI/Oラインはしばしばとても長く、数ミリメータのオーダーでかなりの配線長を有し、このためリードデータの伝達に時間がかかるという問題があった。
特開2003−7064号公報 特開2005−85289号公報
しかも、メインI/Oラインの配線長が比較的長いと、メインI/Oラインを駆動するために用いられるドライバ回路の位置によって伝送速度がかなり異なる可能性がある。つまり、メインI/Oラインに沿った信号伝送時において、信号が出力される位置と信号が入力される位置との関係に応じて、メインI/Oライン上の信号波形が劣化および/または歪む可能性がある。例をあげると、遠端に位置するドライバ回路によって出力された信号と、近端に位置するドライバ回路によって出力された信号とは、互いに異なる波形となる。伝送距離における差異とI/Oラインに沿った信号の劣化及びゆがみは、メモリからのリードデータの信号品質の低下をもたらす。
このような問題は、メインI/Oラインがシングルエンド型のI/Oラインである場合においてより顕著となる。シングルエンド型のI/Oラインは、2本の相補型の信号線や導線を用いるディファレンシャル型のI/Oラインとは異なり、1本の信号線によって構成される。このため、配線本数を少なくすることが可能となるが、シングルエンド型のI/Oラインは、ディファレンシャル型のI/Oラインと比べて、より大きな電位変化が必要とされることから、配線長が長くなるにつれて伝送速度の低下がより顕著となってしまう。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものである。
本発明の一側面による半導体装置は、メモリセルから読み出されたリードデータを受信するローカルI/Oラインと、メインI/Oラインと、ローカルI/Oライン上のデータに応答した電位変化がメインI/Oライン上に現れるようにローカルI/Oライン上のデータに応答してメインI/Oラインを駆動するドライバ回路と、ドライバ回路と独立して設けられ、メインI/Oラインに接続されてメインI/Oライン上の電位変化を増幅するアシスト回路とを備えることを特徴とする。
本発明の一側面による信号伝送線路の駆動方法は、メモリセルからローカルI/Oライン上へデータを伝達する工程と、ローカルI/Oライン上へのデータ伝達に応答してメインI/Oラインを駆動する工程と、ローカルI/OラインからメインI/Oラインへの駆動位置とは異なる前記メインI/Oラインの所定の位置において、前記メインI/Oラインの駆動を補完する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、信号伝送線路と、供給されるデータ信号に応答して信号伝送線路を第1のレベルから第2のレベルに駆動するドライバ回路と、信号伝送線路の電位の変化に応答して、ドライバ回路による駆動と並行して信号伝送線路を第1のレベルから第2のレベルに駆動するアシスト回路とを備えることを特徴とする。
このように、本発明による半導体装置は、I/Oラインに伝達されたリードデータを増幅するアシスト回路を備えていることから、I/Oラインの配線長が長い場合であっても、信号レベルを高速にスイングさせることが可能となる。このため、ドライバ回路の遠近端差に起因するリードデータの信号品質低下を効果的に抑制することが可能となる。
好ましい実施形態による半導体記憶装置の半導体チップ上のレイアウトを示す略平面図である。 メモリバンクの一部を拡大して示す図である。 メモリバンクの一部をさらに拡大して示す図である。 メモリマットMAT、サブワードドライバ領域SWDA及びセンスアンプ領域SAAの回路構成を示す図である。 クロス領域XAの主要部の構成を示す回路図である。 リード回路200及びプリチャージ回路300の回路図である。 制御回路303の動作を説明するための真理値表である。 アシスト回路400の回路図である。 NOR回路402の回路図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置のリード時における動作を説明するためのタイミング図である。 (a)はメモリの変形例を示す略平面図であり、(b)はメモリの他の変形例を示す略平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置の半導体チップ上のレイアウトを示す略平面図である。本実施形態は、本発明をDRAMに適用した場合の一例であるが、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。例えば、ここに示される構成が比較的長い長さのI/O配線を有する他の回路列(他のタイプのメモリやロジック回路やプロセッサーなどを含むがこれに限定されるものではない)に使用されてもよい。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置は、4つのメモリバンクBANK0〜BANK3が形成されたメモリセル領域10と、メモリセル領域10の周囲に位置する周辺回路領域20とを含む半導体チップ100によって構成されている。
周辺回路領域20には、半導体チップ100の周縁部100aに沿って配置されたパッドエリア101a及び第1の回路領域102aと、半導体チップ100の周縁部100bに沿って配置されたパッドエリア101b及び第2の回路領域102bと、半導体チップ100の周縁部100cに沿って配置されたパッドエリア101c及び第3の回路領域102cとが含まれている。
周縁部100a〜100cのうち、周縁部100a,100bは実質的に互いに平行な周縁部であり、いずれもX方向に延在している。(なお、X及びY方向という言葉は参照し易いように使用されているものであり、半導体チップ100の特定の方向を意味するものではない。)また、周縁部100cは周縁部100a,100bと実質的に直交する周縁部であり、Y方向に延在している。多くのDRAMにおいては、半導体チップの中央にパッドエリアが設けられているが、データI/Oピンの数が多い場合(例えば32ピン)、半導体チップの中央にパッドエリアを配置することが困難となる。このような場合、図1に示すように、半導体チップ100の周縁部に複数のパッドエリアが設けられる。
パッドエリア101aには半分のデータI/Oピン(図1に示す例では、DQ0〜DQ15)が少なくとも配置されており、パッドエリア101bには残り半分のデータI/Oピン(図1に示す例では、DQ16〜DQ31)が少なくとも配置されている。一方、パッドエリア101cには、アドレスピン、コマンドピン、クロックピン、電源ピンなど(図示せず)が配置されている。
第1の回路領域102aには、パッドエリア101aに設けられたデータI/Oピンにリードデータを出力するための出力バッファや、当該データI/Oピンを介して供給されたライトデータを受け付ける入力レシーバなどが形成されている。同様に、第2の回路領域102bには、パッドエリア101bに設けられたデータI/Oピンにリードデータを出力するための出力バッファや、当該データI/Oピンを介して供給されたライトデータを受け付ける入力レシーバなどが形成されている。一方、第3の回路領域102cには、アドレスデコーダ、コマンドデコーダ、DLL(Delayed Locked Loop)回路、内部電圧生成回路などの周辺回路が形成されている。
メモリセル領域10は、第1の回路領域102aと第2の回路領域102bとの間に配置されている。メモリセル領域10に形成されたメモリバンクBANK0〜BANK3は、第1の回路領域102aと第2の回路領域102bとを結ぶY方向に沿って配列されている。
図1に示すように、第1の回路領域102aに設けられた所定の回路と、第2の回路領域102bに設けられた所定の回路は、メモリバンクBANK0〜BANK3上に形成されたメインI/OラインMIOによって接続されている。図1には、メインI/OラインMIOを1本だけ表示しているが、そのデバイスによって用いられるワードサイズまたはワード幅に応じて実際には多数のメインI/OラインMIOが平行に設けられていることは言うまでもない。
このように、メインI/OラインMIOは、半導体チップ100の周縁部100aに隣接または近接して配置された第1の回路領域102aと、半導体チップ100の周縁部100bに隣接または近接して配置された第2の回路領域102bとを結んでいることから、その配線長が非常に長い。具体的には、半導体チップ100のY方向における一辺の長さとほぼ同じ長さを有している。例えば、およそ数ミリメーターから数十ミリメーターである。このため寄生容量が大きいばかりでなく、遠近端差によってメインI/OラインMIO上のリードデータの信号品質が劣化しやすい。このような問題は、後述するアシスト回路によって効果的に軽減される。
図2は、メモリバンクの一部を拡大して示す図である。
図2に示すように、各メモリバンクはマトリクス状に配置された多数または複数のメモリマットMATを有している。メモリマットMATとは、サブワード線及びビット線が延在する範囲である。X方向に隣り合う2つのメモリマットMAT間には、それぞれサブワードドライバ領域SWDAが設けられている。一方、Y方向に隣り合う2つのメモリマットMAT間には、センスアンプ領域SAAが設けられている。
また、Y方向に延在するサブワードドライバ領域SWDAの列と、X方向に延在するセンスアンプ領域SAAの列とが交差する部分には、クロス領域XAが設けられている。図2において、クロス領域XAにはハッチングを施してある。後述するように、クロス領域XAにはメインI/OラインMIOを駆動するドライバ回路などが配置される。
図3は、メモリバンクの一部をさらに拡大して示す図である。
図3に示すように、X方向に延在するセンスアンプ領域SAAの列上には、ローカルI/OラインLIOが形成されている。また、Y方向に延在するサブワードドライバ領域SWDAの列上には、メインI/OラインMIOが形成されている。ローカルI/OラインLIO及びメインI/OラインMIOは、階層的に構築されたI/Oラインである。ローカルI/OラインLIOは、メモリセルに格納され及びメモリセルから読み出されたリードデータをメモリセル領域10内で伝達するために用いられ、メインI/Oラインは、リードデータをメモリセル領域10から周辺回路領域20に伝達するために用いられる。つまり、センスアンプによって増幅されたリードデータは、まずローカルI/OラインLIOに伝達され、そこからさらにメインI/OラインMIOに伝達される。図1に示したとおり、メインI/OラインMIOは回路領域102a,102bに接続されており、メインI/OラインMIOを介して伝達されたリードデータは、最終的にデータI/Oピンから外部、例えば外部バスや外付けデバイスに出力される。
後述するように、ローカルI/OラインLIOは一対の配線または導線を用いてリードデータを伝送するディファレンシャル型のI/Oラインである。これに対し、メインI/OラインMIOは、1本の配線または導線を用いてリードデータを伝送するシングルエンド型のI/Oラインである。メインI/OラインMIOをシングルエンド型としているのは、同時に入出力するデータのビット数(すなわちデータ幅)が多くなると、必要となるメインI/OラインMIOの本数も増大することから、必要となる本数内においてこの増加を最小限にするためである。
図4は、メモリマットMAT、サブワードドライバ領域SWDA及びセンスアンプ領域SAAの回路構成を示す図である。
図4に示すように、サブワードドライバ領域SWDAには、多数のサブワードドライバSWD0,SWD1・・・が設けられている。これらサブワードドライバSWD0,SWD1・・・は、ロウアドレスに基づいて、それぞれ対応するサブワード線WL0,WL1・・・を駆動する。すなわち、ロウアドレスが適切なサブワード線を選択するために用いられる。
また、センスアンプ領域SAAには、多数のセンスアンプSA0,SA1・・・及びカラムスイッチYSW0,YSW1・・・が設けられている。これらセンスアンプSA0,SA1・・・は、対応するビット線対(例えば、ビット線BL0T,BL0Bからなる対)に接続されており、これらビット線対に生じている電位差を増幅する。カラムスイッチYSW0,YSW1・・・は、対応するセンスアンプとローカルI/OラインLIOとの間に設けられており、対応するカラム選択信号YSELに基づいてオンする。例えば、カラムスイッチYSW0は、センスアンプSA0とローカルI/OラインLIOT0,LIOB0との間に接続されており、カラム選択信号YSELが活性化する(すなわちハイレベルになる)と両者を接続する。カラム選択信号YSELは、カラムアドレスに基づいて活性化する。
図4に示す例では、同じカラム選択信号YSELによって同じメモリマットMAT内の4つのカラムスイッチYSW0〜YSW3がオンするよう構成されているが、本発明がこれに限定されるものではない。また、図4に示す例では、同じメモリマットMATにて使用されるカラムスイッチのうち、偶数番目のカラムスイッチYSW0,YSW2・・・についてはメモリマットMATからみて一方(図4においては上方)の側に位置するセンスアンプ領域SAAに配置され、奇数番目のカラムスイッチYSW1,YSW3・・・についてはメモリマットMATからみて他方(反対側)(図4においては下方)の側に位置するセンスアンプ領域SAAに配置されているが、本発明がこのような構成に限定されるものではない。本実施形態においては、同時に選択され、カラムスイッチYSW0〜YSW3を通過したリードデータは、それぞれLIOT0,LIOB0からなる信号線対、LIOT1,LIOB1からなる信号線対、LIOT2,LIOB2からなる信号線対、LIOT3,LIOB3からなる信号線対を介して伝送される。
図4に示すように、メモリマットMAT内においては、ワード線とビット線との交点にメモリセルMCが配置されている。メモリセルMCは、対応するビット線とプレート(グランド又はリターンパス)配線との間にメモリセルトランジスタTRとメモリセルデータストレージキャパシタCが直列接続された構成を有している。メモリセルトランジスタTRはNチャンネル型のMOSトランジスタからなり、そのゲート電極は対応するワード線に接続されている。
図5は、クロス領域XAの主要部の構成を示す回路図である。
図5に示すように、一つのクロス領域XAには、マルチプレクサ120と、一対の内部配線110T,110Bをイコライズするイコライザ130と、一対の内部配線110T,110Bの電位差を受けるデータアンプDA0と、データアンプDA0の出力MDinを受けるドライバ回路MD0とが含まれている。
マルチプレクサ120は、一対の内部配線110T,110BをいずれかのローカルI/OラインLIOに接続するスイッチング回路である。例えば、データアンプDA0及びドライバ回路MD0が設けられたクロス領域XAにおいては、ローカルI/OラインLIOT0,LIOB0及びローカルI/OラインLIOT2,LIOB2のいずれかを、一対の内部配線110T,110Bに接続する。その選択は、カラムアドレスに基づき、応答して行われる。
イコライザ130は、3つのPチャンネル型MOSトランジスタによって構成されており、イコライズ信号EQが活性化すると(ローレベルに変化すると)、一対の内部配線110T,110Bを同電位にイコライズする。
データアンプDA0は、イネーブル信号DAE0がハイレベルになると活性化するアンプである。また、イネーブル信号DAE0がハイレベルになると、データアンプDA0の入力端とイコライザ130との間はゲート回路140によって切断され、これにより、一対の内部配線110T,110Bは次のイコライズ動作を実行することができる。図5に示すように、ゲート回路140は、Pチャンネル型MOSトランジスタによって構成されている。一方、イネーブル信号DAE0がローレベルである場合には、ゲート回路140がオンするとともに、データアンプDA0への電源供給が中断される。これにより、データアンプDA0の出力MDinはローレベルに保持される。
ドライバ回路MD0は、Nチャンネル型MOSトランジスタによって構成されており、そのゲート電極にはデータアンプDA0の出力信号MDinが供給される。また、ドライバ回路MD0を構成するトランジスタのソースは所定の電源電位(例えば接地電位)に接続され、ドレインはメインI/OラインMIO0に接続されている。かかる構成により、ドライバ回路MD0は、データアンプDA0の出力MDinがハイレベルであればメインI/OラインMIOを放電し、データアンプDA0の出力MDinがローレベルであればメインI/OラインMIOに対して何らの影響も及ぼさない。
上述した回路は所定のクロス領域XAごとに形成されており、それぞれ対応するメインI/OラインMIO0,MIO1・・・を駆動する。上述の通り、メインI/OラインMIOはメモリバンクBANK0〜BANK3を横断し、またがるように設けられており、1本のメインI/OラインMIOは、これら4つのメモリバンクBANK0〜BANK3にて共用される。メインI/OラインMIOの一端は第1の回路領域102aに接続され、他端は第2の回路領域102bに接続されている。
図5に示すように、これら複数のメインI/Oラインのうち、メインI/OラインMIO0については、一端が第1の回路領域102a内のリード回路200及びプリチャージ回路300に接続され、他端が第2の回路領域102b内のアシスト回路400に接続されている。逆に、メインI/OラインMIO1については、一端が第2の回路領域102b内のリード回路200及びプリチャージ回路300に接続され、他端が第1の回路領域102a内のアシスト回路400に接続されている。
リード回路200は、メインI/OラインMIO上のリードデータを受け付ける回路である。したがって、メインI/OラインMIO0においては、メモリバンクBANK0が遠端側(すなわち、図4の下部に描かれた対応するリード回路200から一番遠い位置)、メモリバンクBANK3が近端側(すなわち、リード回路200に一番近い位置)となる。逆に、メインI/OラインMIO1においては、メモリバンクBANK3が遠端側(すなわち、対応するリード回路200から一番遠い位置)、メモリバンクBANK0が近端側(すなわち、対応するリード回路200に一番近い位置)となる。リード回路200の回路構成については後述する。
プリチャージ回路300は、ドライバ回路MD0によって放電されたメインI/OラインMIOを再度プリチャージするための回路である。また、プリチャージ回路300は、ライト動作時においてライトデータをメインI/OラインMIOに供給する役割も果たす。プリチャージ回路300の回路構成についても後述する。
アシスト回路400は、メインI/OラインMIO上のリードデータを増幅するための回路であり、I/Oラインの電気的な遠近端差に起因するリードデータの信号品質低下を最小限にする役割を果たす。図5に示すように、アシスト回路400は、メインI/OラインMIOの端部のうち、対応するリード回路200とは反対側の端部、つまり最も遠端に接続されている。
アシスト回路400が設けられていない場合、近く又は近端側に接続されたドライバ回路によってメインI/OラインMIOが放電された場合と、遠く又は遠端側に接続されたドライバ回路によってメインI/OラインMIOが放電された場合とでは、リード回路200に供給されるリードデータの波形が大きく異なってしまう。つまり、メインI/OラインMIOを放電するドライバ回路がリード回路200から遠いほど、安定したリードデータがリード回路200に受け付けられるまでに時間がかかってしまう。
しかしながら、本実施形態では、メインI/OラインMIOの遠端にアシスト回路400を接続していることから、メインI/OラインMIOの遠端ほどアシスト回路400による増幅が高速に行われ、結果的に遠近端差が大きく緩和される。アシスト回路400の回路構成についても後述する。
図6は、リード回路200及びプリチャージ回路300の回路図である。
図6に示すように、2本のメインI/OラインMIO0,MIO1は、インバータ211,212及びマルチプレクサ221,222を介して1つのリード回路200に接続されている。マルチプレクサ221,222の選択は、カラムアドレスに基づいて行われる。リード回路200は、直列接続されたトランジスタ201〜204と、トランジスタ202とトランジスタ203の接続点Aの論理レベルをラッチするラッチ回路205とを備えている。トランジスタ201,202はいずれもPチャンネル型MOSトランジスタであり、トランジスタ203,204はいずれもNチャンネル型MOSトランジスタである。
トランジスタ202,203のゲート電極には、イネーブル信号CRDAE及びその反転信号(すなわち、その相補信号)がそれぞれ供給されている。これにより、イネーブル信号CRDAEがローレベルとなるとトランジスタ202,203はいずれもオンし、接続点Aの電位はメインI/OラインMIO0又はMIO1の論理レベルによって決まる。例えば、マルチプレクサ221,222がメインI/OラインMIO0を選択している場合、メインI/OラインMIO上のリードデータがハイレベルであれば、トランジスタ201,204のゲート電極にはいずれもローレベルが印加されるため、接続点Aはハイレベルとなる。逆に、メインI/OラインMIO上のリードデータがローレベルであれば、トランジスタ201,204のゲート電極にはいずれもハイレベルが印加されるため、接続点Aはローレベルとなる。
接続点Aの論理レベルは、ラッチ回路205にラッチされる。ラッチ回路205にラッチされたリードデータは、図示しないリードライトバスなどを経由して、パッドエリア100a又は100bに設けられたデータI/Oピンから出力される。ラッチ回路205のラッチ内容は、少なくともイネーブル信号CRDAEがハイレベルである期間において保持される。
一方、プリチャージ回路300は、直列接続されたトランジスタ301,302と、これらトランジスタ301,302を制御する制御回路303によって構成されている。図6に示すように、トランジスタ301はPチャンネル型MOSトランジスタであり、トランジスタ302はNチャンネル型MOSトランジスタである。トランジスタ301,302の接続点Bは、対応するメインI/OラインMIOに接続されている。
制御回路303は、ライト信号WRIT、プリチャージ信号PRE及びライトデータDATAを受け、これら信号の組み合わせによってトランジスタ301,302のオン/オフを制御する。ライト信号WRITはライト動作時においてハイレベルに活性化する信号であり、プリチャージ信号PREはメインI/OラインMIOのプリチャージ動作時においてハイレベルに活性化する信号である。
図7は、制御回路303の動作を説明するための真理値表(論理表)である。
図7に示すケース#1はメモリセルにハイレベルのデータを書き込む場合を示しており、トランジスタ301がオン、トランジスタ302がオフとなる。これにより、メインI/OラインMIOはトランジスタ301を介してハイレベルに駆動される。また、ケース#2はメモリセルにローレベルのデータを書き込む場合を示しており、トランジスタ301がオフ、トランジスタ302がオンとなる。これにより、メインI/OラインMIOはトランジスタ302を介してローレベルに駆動される。ケース#3はメインI/OラインMIOをプリチャージする場合を示しており、トランジスタ301がオン、トランジスタ302がオフとなる。これにより、メインI/OラインMIOはトランジスタ302を介してプリチャージされる。ケース#4はリード回路200によるリード動作を行う場合を示しており、トランジスタ301,302はいずれもオフとなる。これにより、メインI/OラインMIOはプリチャージ回路300から切り離される。
図8は、アシスト回路400の回路図である。
図8に示すように、アシスト回路400は、ドレインがメインI/OラインMIOの端部に接続され、ソースが所定の電源電位(例えば接地電位)に接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ401と、アシストイネーブル信号AE及びメインI/OラインMIO上のリードデータを受けてディスチャージ信号DISを生成し、これをトランジスタ401のゲート電極に供給するNOR回路402とを有している。
アシストイネーブル信号AEは、NAND回路403の出力信号である。図8に示すように、NAND回路403には、ライト信号WRITの反転信号及びプリチャージ信号PREの反転信号が供給されている。このため、ライト信号WRIT及びプリチャージ信号PREがいずれもローレベルになると、アシストイネーブル信号AEはローレベルに活性化される。図7を用いて説明したように、この状態は、ライト信号WRIT及びプリチャージ信号PREがいずれもローレベルとなるようにリード回路200によって行われるリード動作に対応する(ケース#4)。
アシストイネーブル信号AEがローレベルに活性化されると、NOR回路402は、メインI/OラインMIOの電位が所定のしきい値よりも低い電位に低下したことに応答して、ディスチャージ信号DISをハイレベルとし、トランジスタ401をオンさせる。これにより、メインI/OラインMIOはさらにディスチャージされる。ここで「所定のしきい値」とは、NOR回路402を構成するトランジスタのしきい値によって決まる。つまり、NOR回路402は図9に示す回路構成を有しており、このうち、トランジスタ501,503のしきい値が上記所定のしきい値となる。他のトランジスタ502,504のゲートにはアシストイネーブル信号AEが供給されている。図9に示すように、トランジスタ501,502はPチャンネル型MOSトランジスタであり、トランジスタ503,504はNチャンネル型MOSトランジスタである。
このように、アシストイネーブル信号AEがローレベルである場合、メインI/OラインMIOの電位がトランジスタ501,503のしきい値未満に低下すると、メインI/OラインMIOに伝達されたリードデータが増幅される。
これに対し、ライト動作時(ケース#1,#2)や、プリチャージ動作時(ケース#3)においては、ライト信号WRIT及びプリチャージ信号PREのいずれか一方がハイレベルである。このため、アシストイネーブル信号AEはハイレベルとなり、NOR回路402の出力であるディスチャージ信号DISはローレベルに固定される。その結果、トランジスタ401は非導通状態に保たれる(すなわち、オフする)。このように、ライト動作時やプリチャージ動作時においてはアシスト回路400が非活性化され、メインI/OラインMIOに対して何らの影響も及ぼさない。
以上が本実施形態による半導体記憶装置の構成である。このように、本実施形態による半導体記憶装置は、メインI/OラインMIOの遠端にアシスト回路400を接続していることから、メインI/OラインMIOのディスチャージを高速に行うことが可能となる。ここで、メインI/OラインMIOのディスチャージを高速に行う方法としては、ドライバ回路MDを大型化する方法も考えられる。しかしながら、ドライバ回路MDはメモリセル領域10内の多数のクロス領域XAのそれぞれに配置されることから、一つ一つのドライバ回路MDを大型化するとチップサイズが非常に大きくなってしまい、そのI/Oラインディスチャージ速度が増大してしまう。これに対し、本実施形態では、個々のドライバ回路MDを大型化するのではなく、周辺回路領域20にアシスト回路400を設けるだけでI/Oラインを有するデバイスにおけるI/Oライン信号伝播遅延を軽減するのに足りることから、チップサイズへの影響は極めて軽微である。
しかも、ドライバ回路MDのみによってメインI/OラインMIOをディスチャージする場合には、メインI/OラインMIOの電位をグランドレベルまで低下させることは困難である。これに対し、本実施形態ではアシスト回路400の動作によって、メインI/OラインMIOの電位をグランドレベルまで速やかに低下させることが可能となる。このため、メインI/OラインMIOに接続されたリード回路200は、十分なラッチマージンをもってリードデータをラッチすることが可能となる。
次に、本実施形態による半導体記憶装置の動作について、タイミング図を参照しながら説明する。
図10は、本実施形態による半導体記憶装置のリード時における動作を説明するためのタイミング図である。
まず、時刻t1において内部リードコマンドRDが活性化すると、選択されたメモリバンクは、ロウアドレスに基づいたリード動作を開始する。そして、時刻t2にプリチャージ信号PREがハイレベルに活性化される。図10には示されていないが、リード動作時においては、ライト信号WRITはローレベルに保たれている。これにより、図6に示したトランジスタ301がオンすることから、メインI/OラインMIOのプリチャージが行われる。この間、イコライズ信号EQはローレベルに保たれており、このため、図5に示した一対の内部配線110T,110Bは、同電位にイコライズされている。
ロウアドレスに基づいたリード動作及びメインI/OラインMIOのプリチャージが完了すると、時刻t3においてイコライズ信号EQをハイレベルに非活性化させ、さらに、時刻t4において所定のカラム選択信号YSELを活性化させる。いずれのカラム選択信号YSELを活性化させるかは、カラムアドレスに基づいて選択される。これにより、図4に示したローカルI/OラインLIOT0,LIOB0は所定のセンスアンプSAによって駆動され、両者の電位差が徐々に広がる。
ローカルI/OラインLIOT0,LIOB0の電位差が十分に広がった後(すなわち、両ラインをわたって十分な電位差がある)、時刻t5においてイネーブル信号DAE0をハイレベルに活性化させる。これにより、データアンプDA0への入力信号D0/D0Bに電位差が生じ、データアンプDA0の出力信号MDinが変化して時刻t5においてドライバ回路MD0がオンする(又はオフ状態を維持する)。ドライバ回路MD0がオンするかオフ状態を維持するかは、リードデータの論理レベルによって決まる。
ドライバ回路MD0がオンすると、プリチャージされているメインI/OラインMIO0がドライバ回路MD0を介してディスチャージされ、その電位が低下する。そして、メインI/OラインMIO0の電位が所定のしきい値未満に低下すると、図8に示したアシスト回路400内のトランジスタ401がオンし、メインI/OラインMIO0のディスチャージが加速される。これにより、メインI/OラインMIO0は速やかにディスチャージされる。
その後は、図10に示されていないが、イネーブル信号CRDAEがローレベルに活性化し、これにより、リード回路200内のラッチ回路205にリードデータがラッチされる。
このように、本実施形態では、メインI/OラインMIO0がドライバ回路MD0によってディスチャージされると、アシスト回路400によってディスチャージがアシストされることから、メインI/OラインMIO0を高速にディスチャージすることが可能となる。このため、リード回路200から見てドライバ回路MD0が遠端側に位置しているこのような場合であっても、リード回路200に現れるリードデータを高速に確定させることが可能となる。
図10には、アシスト回路400を削除した場合の波形も破線で表示してある。図10の破線で示すように、アシスト回路400が存在しない場合には、メインI/OラインMIOはドライバ回路MD0のみによってディスチャージされることから電位の低下が遅く、リードデータの確定が遅くなってしまう。このような問題は、リード回路200から見てドライバ回路MD0が遠端側に位置している場合において顕著となる。
これに対し、本実施形態による半導体記憶装置では、リード回路200から見て遠端側にアシスト回路400を設けていることから、上述した効果を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、メインI/OラインMIOの遠端に1個のアシスト回路400を接続しているが、アシスト回路の接続位置がこれに限定されるものではなく、リード回路200から見て、複数のドライバ回路に含まれる所定のドライバ回路よりも遠くに配置されていれば足りる。また、1本のメインI/OラインMIOに接続するアシスト回路の個数も限定されない。したがって、図11(a)に示すように、隣接するメモリバンク間に複数のアシスト回路400を配置しても構わないし、図11(b)に示すように、各メモリバンク内にアシスト回路400を配置しても構わない。但し、遠近端差を緩和するためには、上記実施形態のように、メインI/OラインMIOの遠端にアシスト回路400を接続することが最も効果的である。
また、上記実施形態では、周辺回路領域20が半導体チップ100の周縁部にレイアウトされている場合を例に説明したが、本発明による半導体記憶装置のレイアウトがこれに限定されるものではない。したがって、多くのDRAMのように、周辺回路領域を半導体チップの中央部に配置する場合であっても本発明の適用が可能である。但し、上記実施形態のように、半導体チップ100の周縁部に周辺回路領域が配置されたレイアウトの場合、メインI/OラインMIOの配線長が非常に長くなることから、本発明はこのようなレイアウトの半導体記憶装置への適用が最も効果的である。
さらに、上記実施形態では、階層的に構築されたI/Oラインのうち、メモリセル領域と周辺回路領域とを接続するメインI/Oラインにアシスト回路400を接続しているが、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、I/Oラインが階層的に構築されていることは必須でなく、また、どのようなI/Oラインにアシスト回路を接続するかも問わない。但し、上述の通り、メモリセル領域と周辺回路領域とを接続するメインI/Oラインはその配線長が特に長いことから、このようなI/Oラインにアシスト回路を接続することが最も効果的かつ有利である。
さらに、アシスト回路を接続するI/Oラインがシングルエンド型のI/Oラインに限定されるものではなく、ディファレンシャル型のI/Oラインにアシスト回路を接続しても構わない。但し、シングルエンド型のI/Oラインは、ディファレンシャル型のI/Oラインと比べて大きな信号振幅が必要であることから、上記実施形態のようにシングルエンド型のI/Oラインにアシスト回路を接続することが特に効果的である。
10 メモリセル領域
20 周辺回路領域
100 半導体チップ
100a〜100c 半導体チップの周縁部
101a〜101c パッドエリア
102a〜102c 回路領域
110T,110B 内部配線
120 マルチプレクサ
130 イコライザ
140 ゲート回路
200 リード回路
201〜204 トランジスタ
205 ラッチ回路
211,212 インバータ
221,222 マルチプレクサ
300 プリチャージ回路
301,302 トランジスタ
303 制御回路
400 アシスト回路
401 トランジスタ
402 NOR回路
403 NAND回路
501〜504 トランジスタ
BANK0〜BANK3 メモリバンク
LIO ローカルI/Oライン
MIO メインI/Oライン
MD ドライバ回路

Claims (19)

  1. メモリセルから読み出されたリードデータを受信するローカルI/Oラインと、
    メインI/Oラインと、
    前記ローカルI/Oライン上のデータに応答した電位変化が前記メインI/Oライン上に現れるように前記ローカルI/Oライン上の前記データに応答して前記メインI/Oラインを駆動するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路と独立して設けられ、前記メインI/Oラインに接続されて前記メインI/Oライン上の前記電位変化を増幅するアシスト回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記メインI/Oラインの第1の端部に接続されたデータ受信回路をさらに備え、前記アシスト回路は前記メインI/Oラインの第2の端部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記データ受信回路は、前記メインI/Oラインを介して伝達されたデータをラッチするラッチ回路を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記メインI/Oラインはシングルエンド型のI/Oラインを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記アシスト回路は前記メインI/Oラインの電位が所定値を超えたことに応答して前記リードデータを増幅することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記メインI/Oラインをプリチャージするプリチャージ回路をさらに備え、
    前記ドライバ回路は、前記ローカルI/Oラインに伝達された前記リードデータが一方の論理レベルである場合に前記メインI/Oラインをディスチャージし、
    前記アシスト回路は、前記ドライバ回路によって前記メインI/Oラインが前記所定値未満の電位にディスチャージされたことに応答して、前記メインI/Oラインをさらにディスチャージすることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記アシスト回路は、少なくともライト動作時においては非活性化されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 一方向に並べて配置された複数のメモリバンクと、
    前記複数のメモリバンクのうち一方の端部に位置する第1のメモリバンクに沿って配置された第1の周辺回路領域と、
    前記複数のメモリバンクのうち他方の端部に位置する第2のメモリバンクに沿って配置された第2の周辺回路領域と、
    前記複数のメモリバンクのいずれかから読み出されたリードデータを前記第1の周辺回路領域に伝達するように構成された第1のI/Oラインと、
    前記第1の周辺回路領域に配置され、前記第1のI/Oラインに伝達された前記リードデータを受け付けるように構成された第1のリード回路と、
    前記第2の周辺回路領域に配置され、前記第1のI/Oラインに伝達された前記リードデータを増幅するように構成された第1のアシスト回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記複数のメモリバンクのいずれかから読み出されたリードデータを前記第2の周辺回路領域に伝達するように構成された第2のI/Oラインと、
    前記第2の周辺回路領域に配置され、前記第2のI/Oラインに伝達された前記リードデータを受け付けるように構成された第2のリード回路と、
    前記第1の周辺回路領域に配置され、前記第2のI/Oラインに伝達された前記リードデータを増幅するように構成された第2のアシスト回路と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1の周辺回路領域に配置され、前記第1のI/Oラインを介して読み出された前記リードデータを外部装置に出力するように構成された第1のデータI/Oピンと、
    前記第2の周辺回路領域に配置され、前記第2のI/Oラインを介して読み出された前記リードデータを前記外部装置に出力するように構成された第2のデータI/Oピンと、をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. メモリセルからローカルI/Oライン上へデータを伝達する工程と、
    前記ローカルI/Oライン上への前記データ伝達に応答してメインI/Oラインを駆動する工程と、
    ローカルI/OラインからメインI/Oラインへの駆動位置とは異なる前記メインI/Oラインの所定の位置において、前記メインI/Oラインの駆動を補完する工程と、を備えることを特徴とする信号伝送線路の駆動方法。
  12. 前記駆動する工程と前記補完する工程とは重複して行われることを特徴とする請求項11に記載の信号伝送線路の駆動方法。
  13. 前記メインI/Oライン上のデータ信号をラッチする工程をさらに含むことを特徴とする請求項11又は12に記載の信号伝送線路の駆動方法。
  14. 前記補完する工程はメインI/Oラインの電位が所定値に変化したとき行われることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の信号伝送線路の駆動方法。
  15. 前記メインI/Oラインをプリチャージする工程をさらに含み、
    前記駆動する工程は前記ローカルI/Oライン上に伝達された前記データが所定の論理レベルであることに応答して前記メインI/Oラインをディスチャージする工程を含み、
    前記補完する工程は所定値にディスチャージされた前記メインI/Oラインに応答して前記メインI/Oラインをディスチャージすることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の信号伝送線路の駆動方法。
  16. 信号伝送線路と、
    供給されるデータ信号に応答して前記信号伝送線路を第1のレベルから第2のレベルに駆動するドライバ回路と、
    前記信号伝送線路の電位の変化に応答して、前記ドライバ回路による駆動と並行して前記信号伝送線路を前記第1のレベルから前記第2のレベルに駆動するアシスト回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  17. 前記信号伝送線路を前記第1のレベルにプリチャージするよう機能するプリチャージ回路をさらに備え、前記駆動回路は前記信号伝送線路がプリチャージされた後に前記信号伝送線路を駆動することを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  18. 複数のメモリセルをさらに備え、前記メモリセルのうち選択された一つに格納されたデータが前記駆動回路に供給されることを特徴とする請求項16又は17に記載の半導体装置。
  19. 複数の信号をそれぞれ伝達する複数の信号ラインと、前記信号ラインの一つを選択して選択された前記信号ライン上の信号を前記駆動回路に供給する選択回路と、をさらに備えることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一項に記載の半導体装置。
JP2009185513A 2008-08-18 2009-08-10 半導体装置 Expired - Fee Related JP5431066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009185513A JP5431066B2 (ja) 2008-08-18 2009-08-10 半導体装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IN1999CH2008 2008-08-18
IN1999/CHE/2008 2008-08-18
JP2009046576 2009-02-27
JP2009046576 2009-02-27
JP2009185513A JP5431066B2 (ja) 2008-08-18 2009-08-10 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010225258A true JP2010225258A (ja) 2010-10-07
JP5431066B2 JP5431066B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=43042282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009185513A Expired - Fee Related JP5431066B2 (ja) 2008-08-18 2009-08-10 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5431066B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299988A (ja) * 1985-10-25 1987-05-09 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0374722A (ja) * 1989-08-16 1991-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd バス回路
JPH04195994A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPH08138377A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH08255479A (ja) * 1995-03-20 1996-10-01 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH08329685A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Nec Corp 半導体装置
JPH11149769A (ja) * 1997-09-19 1999-06-02 Siemens Ag ダイナミックランダムアクセスメモリ、半導体メモリ装置、及び半導体メモリ装置のワード線を活性化するための方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299988A (ja) * 1985-10-25 1987-05-09 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0374722A (ja) * 1989-08-16 1991-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd バス回路
JPH04195994A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPH08138377A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH08255479A (ja) * 1995-03-20 1996-10-01 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH08329685A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Nec Corp 半導体装置
JPH11149769A (ja) * 1997-09-19 1999-06-02 Siemens Ag ダイナミックランダムアクセスメモリ、半導体メモリ装置、及び半導体メモリ装置のワード線を活性化するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5431066B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9177620B2 (en) Semiconductor memory device and method with auxiliary I/O line assist circuit and functionality
US6172918B1 (en) Semiconductor memory device allowing high-speed operation of internal data buses
KR100774268B1 (ko) 스태틱 ram
US7035161B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JPH1196750A (ja) 半導体記憶装置
US9530459B2 (en) Semiconductor memory device including a repeater circuit on main data lines
US20070183234A1 (en) Semiconductor memory device having reduced voltage coupling between bit lines
JP2011170942A (ja) 半導体装置
JP5127435B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4118364B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100670707B1 (ko) 멀티-포트 메모리 소자
JP2011040111A (ja) 半導体装置
US7668036B2 (en) Apparatus for controlling GIO line and control method thereof
JP4492897B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2013025848A (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法
JP4632121B2 (ja) 半導体記憶装置
US7345927B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP5431066B2 (ja) 半導体装置
KR100831678B1 (ko) 반도체 장치의 센스 앰프
US20100232194A1 (en) Content Addressable Memory Having Bidirectional Lines That Support Passing Read/Write Data And Search Data
US7447090B2 (en) Semiconductor memory device
TWI755211B (zh) 對資料在記憶體陣列區塊間作讀取、寫入及複製的方法、及記憶體晶片
CN110998732A (zh) 输入缓冲器电路
KR100702767B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 고속 동작을 위한 로컬 데이터 버스프리차지 회로
JPH0337888A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111130

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees