JP2010225255A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な読み出し動作、書き込み動作を両立すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、行列状に配列された複数のメモリセルMCと、メモリセルMCの各行に対応して設けられた複数のワード線WLと、メモリセルMCのそれぞれに接続された複数のビット線BLと、リード時において、ワード線WLを略垂直にVDDまで立ち上げたときのビット線BLのディスチャージ速度よりも遅い駆動速度でワード線WLを設定電位VDDまで駆動する行選択回路2を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、フリップフロップ型メモリセルを備える半導体記憶装置に関する。
図21に特許文献1に記載のSRAM(Static Random Access Memory)の構成を示し、図22にこれに用いられるメモリセルの構成を示す。このSRAMの読み出し動作を、図23を参照して説明する。図23は、特許文献1に記載のSRAMの問題点を説明するための図である。
選択ワード線WL1がHighに変化しアクセストランジスタ18、19がオンすると、電源電位VDDにプリチャージされたビット線BL1、/BL1によりLowデータを保持しているセルノード(ロードトランジスタ11とドライブトランジスタ16の接続点)の電位はVndまで引き上げられる。
Vndがセルインバータを構成するロードトランジスタ11及びドライブトランジスタ16の論理閾値電圧Vth1よりも大きい場合、セルインバータ反転による記憶データ破壊が発生し、SRAM誤動作にいたる恐れがある(SNM(static noise margin)不良)。
そこで、特許文献1では、選択ワード線WLのHighレベルを電源電位VDDよりも低い電位に設定するプルダウン回路30が設けられている。これにより、Lowデータを保持しているセルノードの電位上昇を抑制し、Vndがセルインバータの論理閾値電圧Vth1よりも小さくなるようにして、セルインバータ反転による記憶データ破壊発生(SNM不良)が改善される。
特許文献2、3にも同様に、ワード線のHighレベルを電源電位よりも低く設定して、SNM不良を改善する手法が記載されている。しかし、上記のSNM改善手法では、選択ワード線WLのHighレベルをVDDよりも低い電位に設定するため読み出し特性は改善できるが、セルへのデータ書き込み特性は逆に悪化する。
書き込みは、書き込み回路でビット線BL1をLowに駆動することで、セルのアクセストランジスタ18を介してロードトランジスタ11でHighレベルになっているセルノードをLowレベルに引き下げることにより行われる。しかし、選択ワード線WL1の電位が低下しているため、アクセストランジスタ18のオン抵抗が増大し、セルノードをLowレベルに引き下げることが困難となる。このため、セルへのデータ書き込み特性が悪化する。
そこで、書き込み期間のみ選択ワード線WL1のHighレベルを電源電位VDDに設定することが考えられる。しかし、ワード線WL1は選択されているが、ビット線BL2、/BL2が選択されていない場合、ビット線BL2、/BL2に接続されているメモリセル10Cがセルアクセスは行われるが、記憶データの出力はされない状態(以下、擬似Read状態とする)となり、Lowレベルが記憶されているセルノード電位が上昇し記憶データ破壊が発生する。
また、特許文献6には、ライトモードからリードモードに遷移する場合に必要となるライトリカバリタイム(アドレス遅延)を不要とするために、リード/ライト信号(R/W信号)でライト期間のワード線ドライバの駆動能力を小さくし、遅延させる半導体記憶装置が記載されている。
特開2008−262637号公報 特開2008−210443号公報 特開2008−176907号公報 特開平4−205890号公報
従来のSNM改善手法では、読み出し特性は改善することができるが、書き込み特性が悪化するため、良好なSRAMの読み出し動作と書き込み動作の両立ができないという問題がある。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、行列状に配列された複数のメモリセルと、前記メモリセルの各行に対応して設けられた複数のワード線と、前記メモリセルのそれぞれに接続された複数のビット線と、リード時において、前記ワード線を略垂直に設定電位まで立ち上げたときの前記ビット線のディスチャージ速度よりも遅い駆動速度で前記ワード線を前記設定電位まで駆動する行選択回路とを備える。
これにより、選択ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加することで、メモリセルに保持されたデータの変化量を抑制することができ、書き込み特性を悪化させることなくSNM不良を改善することができる。
本発明によれば、良好な読み出し動作、書き込み動作を両立することができる半導体記憶装置を提供することができる。
実施の形態1に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置のメモリセルの構成を示す図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の動作を説明するための図である。 選択ワード線WLの立ち上がりに遅延を付加した場合のセルノードNDBの電位変化量Vndのシミュレーション結果を示す図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の行選択回路の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る半導体記憶装置の行選択回路の他の構成例を示す図である。 実施の形態2に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体記憶装置の行選択回路の構成例を示す図である。 実施の形態2に係る半導体記憶装置の行選択回路の他の構成例を示す図である。 実施の形態3に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態3に係る半導体記憶装置の行選択回路の構成例を示す図である。 実施の形態3に係る半導体記憶装置の行選択回路の他の構成例を示す図である。 実施の形態4に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態4に係る半導体記憶装置の行選択回路の構成例を示す図である。 実施の形態4に係る半導体記憶装置のビット線ディスチャージ信号生成回路の構成例を示す図である。 実施の形態4に係る半導体記憶装置のビット線ディスチャージ信号生成回路の 実施の形態4に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。他の構成例を示す図である。 実施の形態7に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 特許文献1に記載の半導体記憶装置の構成を示す図である。 図22の半導体記憶装置のメモリセルの構成を示す図である。 図22の半導体記憶装置の問題点を説明するための図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体記憶装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る半導体記憶装置10の構成を示す図である。図1に示すように、半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ1、行選択回路2、列選択回路3、書き込み回路4、読み出し回路5を備えている。
メモリセルアレイ1は、ワード線WL0、WL1、ビット線(Barビット線:BLB0、BLB1、Trueビット線:BLT0、BLT1)、メモリセルMC00、MC01、MC10、MC11を有している。ここでは、説明の簡略化のため、2つのビット線対(BLB0とBLT0、BLB1とBLT1)のそれぞれに、2つのメモリセルが接続されている例について説明する。
ワード線WL0、WL1は、図1中の左右方向に延設されており、互いに平行に配置されている。また、ビット線BLB0、BLB1、BLT0、BLT1は、図1中の上下方向に延設されており、互いに平行に配置されている。ワード線WL0、WL1とビット線BLB0、BLB1、BLT0、BLT1は交差するように配置されている。
メモリセルMC00、MC01は、ビット線対BLB0とBLT0に接続されている。メモリセルMC10、MC11は、ビット線対BLB1とBLT1に接続されている。メモリセルMC00、MC10は、ワード線WL0に接続されている。メモリセルMC01、MC11は、ワード線WL1に接続されている。
行選択回路2は、外部からのアドレスに応じて、任意のワード線WL0、WL1を選択する。行選択回路2は、ワード線WLを垂直に立ち上げたときのビット線BLの遅延時間よりも長い遅延時間を持たせて、ワード線WLを駆動するものである。行選択回路2の動作及び構成については、後に詳述する。列選択回路3は、外部からのアドレスに応じて、任意のビット線対(BLB0とBLT0又はBLB1とBLT1)を選択する。
書き込み回路4は、書き込み信号Diに応じたデータをメモリセルMC00、MC01、MC10、MC11のいずれかに書き込む。読み出し回路5は、メモリセルMC00、MC01、MC10、MC11に記憶されたデータを読み出し信号Doとして出力する。
ここで、図2を参照して、各メモリセルMCの構成について説明する。図2は、各メモリセルMCの構成を示す図である。図2に示すように、メモリセルMCは、PMOSよりなるロードトランジスタMCP0、MCP1、NMOSよりなるドライブトランジスタMCN0、MCN1、NMOSよりなるアクセストランジスタMCN2、MCN3で構成されている。
ロードトランジスタMCP0とドライブトランジスタMCN0とがインバータを構成し、ロードトランジスタMCP1とドライブトランジスタMCN1とがインバータを構成している。
ロードトランジスタMCP0のゲートは、ドライブトランジスタMCN0ゲートに接続されている。ロードトランジスタMCP0のドレインは、ドライブトランジスタMCN0のソースに接続されている。ロードトランジスタMCP0とドライブトランジスタMCN0の接続点をノードNDBとする。
ロードトランジスタMCP1のゲートは、ドライブトランジスタMCN1ゲートに接続されている。ロードトランジスタMCP1のドレインは、ドライブトランジスタMCN1のソースに接続されている。ロードトランジスタMCP1とドライブトランジスタMCN1の接続点をノードNDTとする。
ノードNDBは、ロードトランジスタMCP1とドライブトランジスタMCN1のゲートに接続されている。ノードNDTは、ロードトランジスタMCP0とドライブトランジスタMCN0のゲートに接続されている。これにより、フリップフロップが構成される。このフリップフロップが、データの記憶保持を行う。
アクセストランジスタMCN2のソースはBarビット線BLBに接続され、ドレインはノードNDBに接続され、ゲートはワード線WLに接続されている。アクセストランジスタMCN3のソースはTrueビット線BLTに接続され、ドレインはノードNDTに接続され、ゲートはワード線WLに接続されている。
次に、図3を参照して、半導体記憶装置10の動作について説明する。図3は、半導体記憶装置10の動作を説明するためのタイミング図である。
(1)プリチャージ期間
まず、全てのビット線対(BLB0とBLT0、BLB1とBLT1)が電源電位VDDにプリチャージされるとともに、アドレスに応じて列選択回路3でビット線対が選択される。ここでは、ビット線対(BLB0とBLT0)が選択され、ビット線対(BLB1、BLT1)が非選択であるものとする。
(2)ライト期間
プリチャージ後、書き込み信号Diが印加され、ワード線WL0がHighとなり、メモリセルMC00、MC10が選択される。これにより、メモリセルMC00がビット線対(BLB0とBLT0)に接続され、メモリセルMC10がビット線対(BLB1とBLT1)に接続される。
書き込み回路4は、書き込み信号Di(ここでは"1")に応じて、ビット線BLB0をLowにディスチャージするとともに、ビット線BLT0をプリチャージ状態のまま保持する。これにより、メモリセルMC00にデータ"1"が書き込まれる。
なお、非選択のビット線対(BLB1とBLT1)は、プリチャージされた状態にあるため、メモリセルMC10に記憶されたデータ(ここでは"0")に応じて、ビット線BLT1がLowにディスチャージされ、ビット線BLB1がVDDにプリチャージされた状態を保持し、セルアクセルは行われるが、記憶データの出力は行われない擬似リード状態となる。
また、非選択のワード線WL1はLowであるため、非選択のメモリセルMC01、MC11はビット線対(BLB0とBLT0、BLB1とBLT1)とは切り離されている。このため、非選択のメモリセルMC01、MC11にはデータが書き込まれることも、擬似リード状態になることもない。
(3)プリチャージ期間
その後、次のプリチャージ期間において、全てのビット線対(BLB0とBLT0、BLB1とBLT1)が再び電源電位VDDにプリチャージされる。
(4)リード期間
そして、行選択回路2によりワード線WLが選択される。ここでは、ワード線WL0がHighとなり、メモリセルMC00、MC10が選択されて、メモリセルMC00がビット線対(BLB0とBLT0)に接続され、メモリセルMC10がビット線対(BLB1とBLT1)に接続される。
列選択回路3で選択されたビット線対(BLT0とBLT0)に接続されているメモリセルMC00には、データ"1"が記憶されているため、ビット線BLB1がLowにディスチャージされるとともに、ビット線BLT0がVDDにプリチャージされた状態を保持する。そして、読み出し回路5からDo="1"が出力される。
本実施の形態では、行選択回路2は、リード時において、ワード線を略垂直に設定電位まで立ち上げたときのビット線のディスチャージ速度よりも遅い駆動速度でワード線を設定電位まで駆動する。
なお、非選択のビット線対(BLB1とBLT1)は、VDDにプリチャージされた状態にあるため、メモリセルMC10に記憶されたデータ(ここでは"0")に応じて、ビット線BLT1がLowにディスチャージされ、ビット線BLB0がVDDにプリチャージされた状態を保持し、擬似リード状態となる。
また、非選択のワード線WL1はLowであるため、非選択のメモリセルMC01、MC11はビット線対(BLB0とBLT0、BLB1とBLT1)とは切り離されている。このため、非選択のメモリセルMC01、MC11にはデータが書き込まれることも、擬似リード状態になることもない。
(5)プリチャージ期間
その後、全てのビット線対(BLB0とBLt0、BLB1とBLT1)が再びVDDにプリチャージされる、以上のようにして、SRAMへのデータの書き込みとデータ読み出しが行われる。
ここで、図4を参照して、選択ワード線WLの駆動について説明する。図4は、リード時における半導体記憶装置10の動作を説明する図である。
図2に示した半導体記憶装置10において、ワード線WLが非選択状態:Lowから選択されてHighに変化した場合、アクセストランジスタMCN2、MCN3がオンし、セルノードNDB、NDTとVDDにプリチャージされたビット線BLB、BLTがそれぞれ電気的に接続される。これにより、Lowレベルを保持しているセルノードNDBの電位が上昇する。
アクセストランジスタMCN2、MCN3は、NMOSで構成されている。ワード線電圧をVWL、アクセストランジスタMCN2の閾値電圧をVtaとすると、Lowレベルを保持しているセルノードNDBには、VWL−Vta以上の高い電圧が印加されることがない。図4に示すように、選択ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加することで、セルノードNDBの電位上昇速度が遅延する。
これにより、選択ワード線WLの立ち上がりに遅延がない場合と比べ、セルノードNDBの電位変化量(Vnd)がより小さな値(低い電圧)となる。これにより、Vndをセルインバータ(MCP1とMCN1)の理論閾値電圧:Vth1よりも小さくすることができ、セルインバータ反転による記憶データ破壊(SNM不良)が回避できる。
図5Aは、ワード線WLの立ち上がり速度に遅延がなく、略垂直に立ち上げた場合のビット線BLとメモリセルMCのデータを保持しているノードNDの電位変化を示している。図5Bは、ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加した場合のビット線BLとノードNDの電位変化を示している。
図5Aに示すように、ワード線WLを略垂直に立ち上げた場合のビット線BLのディスチャージの遅延時間をtdBL0とする。また、このときのメモリセルのデータを保持しているノードNDの電位変化量をVnd0とする。図5Bに示すように、ワード線WLの立ち上がりに遅延を付加した場合の、ワード線の立ち上がりの遅延時間をtdWLとする。また、このときのメモリセルのデータを保持しているノードNDの電位変化量をVndとする。
図6に、選択ワード線WLの立ち上がりに遅延を付加した場合のセルノードNDBの電位変化量Vndのシミュレーション結果を示す。図6において、横軸は、ワード線WLの立ち上がり遅延(tdWL)をビット線BLのディスチャージ遅延(tdBL0)で規格化したものを表している。また、縦軸は、セルノードの電位変化量Vndをワード線WL遅延が設定されていない場合のセルノードVnd0で規格化したものを示している。
図6に示すように、ワード線WLの立ち上がりに遅延(tdW1/tdBL0)が大きくなるほどセルノードの電位変化量(Vnd/Vnd0)は低下する。これにより動作マージンが拡大することがわかる。このように、選択ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加することで、SNM改善(SNM拡大)が可能となる。
なお、図6に示すように、ビット線BLディスチャージの遅延の3倍以上の遅延を選択ワード線WLの立ち上がりに付加することが好ましい。これにより、大きなSNMが得られ、SNM不良の改善に非常に有効となる。
図7、図8に本実施の形態に係る半導体記憶装置10において用いられる行選択回路2の構成例を示す。図7に示す回路は、行選択回路2は、NOR回路21、インバータ22、PMOS(P11)、NMOS(N11)を備えている。NOR回路21は、入力されたアドレスをデコードする。NOR回路21の出力は、インバータ22に入力される。
インバータ22の出力は、PMOS(P11)及びNMOS(N11)のゲートに入力されている。PMOS(P11)のソースは電源電位VDDが供給されている。PMOS(P11)のドレインは、NMOS(N11)のソースに接続されている。PMOS(P11)とNMOS(N11)の接続点には、ワード線WLが接続されている。
PMOS(P11)は、NMOS(N11)よりも駆動能力が低くなるように設計されている。すなわち、PMOS(P11)の幅Wは、PMOS(P11)とNMOS(N11)の駆動能力が略等しくなるように設計されたものよりも小さくなる。これにより、選択ワード線WLの立ち上がり速度を制御することができる。
図1に示す回路は、行選択回路2は、NOR回路21、インバータ22、PMOS(P21、P22)、NMOS(N21)を備えている。インバータ22の出力は、PMOS(P22)及びNMOS(N21)のゲートに入力されている。PMOS(P22)のドレインは、NMOS(N11)のソースに接続されている。PMOS(P11)とNMOS(N11)の接続点には、ワード線WLが接続されている。
PMOS(P22)のソースは、PMOS(P21)のドレインが接続されている。PMOS(P21)のソースには、電源電位VDDが供給されている。PMOS(P21)のゲートには、VRP電圧生成回路6が接続されている。VRP電圧生成回路6は、PMOS(P21)のゲート電位VRPを生成する。VRP電圧生成回路6により生成されるゲート電位VRPを任意の中間電位に設定することで、選択ワード線WLの立ち上がり速度を設定することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体記憶装置の動作について、図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミング図である。本実施の形態に係る半導体記憶装置は、通常動作時の動作マージンを大きくするためのテストを行う。なお、図9では、後述する図10、11に示す行選択回路2に入力されるテスト信号TESTB、TESTをまとめて示している。
なお、本実施の形態では、実施の形態1のように、ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を持たせてSNM不良を回避することができるようにワード線を駆動し、通常の読み出し/書き込み動作を行うことを通常動作とする。
本実施の形態では、テスト時(テスト信号TEST:High、テスト信号TESTB:Lowの期間)の選択ワード線WLの立ち上がり速度の遅延を、通常動作時(通常の読み出し/書き込み動作時)よりも小さく設定している。図9においては、通常動作時の選択ワード線WLの立ち上がりを破線で、テスト時の選択ワード線WLの立ち上がりを実線で表示してある。
図9からわかるように、テスト時の選択ワード線WLの立ち上がり速度遅延を小さく設定したテストでは、通常動作時と比べてセルノードNDBの電位変化量Vndがより高電圧側に大きくなる。従って、テスト時には、メモリセルMCの動作マージン(セルインバータ(MCP1とMCN1)の論理閾値電圧:Vth1−Vnd)を通常動作時よりも小さい状態で動作させることができる。
このテストで誤動作なく動作する、すなわち、Vndがセルインバータ(MCP1とMCN1)の論理閾値電圧:Vth1よりも小さい半導体記憶装置は、通常動作時にマージンを持った動作が保障される。なお、本テストで確保できるマージンは、テスト状態にしたときのVndのシフト量(シフト電圧)である。
行選択回路2を例えば、図10、11に示した回路で構成することにより、テスト時に、選択ワード線Wlの立ち上がり速度遅延を通常動作時よりも小さく設定することができる。図10、11は、本実施の形態に係る半導体記憶装置において用いられる行選択回路2の構成例を示す図である。
図10に示す回路は、図7で示した回路に、PMOS(P32、P33)が追加して構成されている。PMOS(P33)のゲートは、インバータ22の出力に接続されている。PMOS(P33)のドレインはワード線WLに接続され、ソースはPMOS(P32)のドレインに接続されている。PMOS(P32)のソースには電源電位が供給され、ゲートにはテスト信号TESTBが入力されている。
通常動作時には、シリーズに接続されたPMOS(P32、P33)も、PMOS11と同時にワード線WLを駆動する。テスト時には、テスト信号TESTBがLowとなり、PMOS(P32、P33)は動作しない。これにより、選択ワード線WLの立ち上がり速度遅延を通常動作よりも小さく設定することができる。
また、図11に示した回路は、図8に示した回路と同様の構成を備えている。VRP電圧生成回路6には、テスト信号TESTが入力されている。テスト時(入力されるテスト信号TESTがHigh期間)に、ゲート電圧VRPを通浄動作時よりも低い電圧に設定する。これにより、通常動作時よりもテスト時のPMOS(P21)駆動能力を大きく設定することができ、選択ワード線WLの立ち上がり速度遅延を通常動作時よりも小さく設定することが可能となる。
このように、本実施の形態によれば、通常動作時(通常の読み出し/書き込み動作時)にマージンを持った動作を保障することが可能となり、より品質の高い半導体記憶装置を提供することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体記憶装置の動作について図12を参照して説明する。図12は、本実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を説明するためのタイミング図である。本実施の形態では、図12に示すように、選択ワード線WLをアクセストランジスタの閾値電圧:Vtaまで略垂直に急峻に立ち上げた後、選択ワード線の立ち上がり速度に遅延を付加し駆動している。
図2に示すメモリセルMCのアクセストランジスタMCN2、MCN3は、ワード線電圧がアクセストランジスタの閾値電圧:Vtnaに達するまではオンせず、セルノードのLowレベルが引き上げられて誤動作にいたることはない。本実施の形態によれば、SNM改善効果を保ちつつ、選択ワード線電位がVtnaに達するまでの遅延時間を短縮することができ、SRAM動作速度の高速化が図れる。
行選択回路2を例えば、図13に示した回路で構成することにより、選択ワード線WLをアクセストランジスタの閾値電圧:Vtnaまで急峻に立ち上げた後、選択ワード線WLの立ち上がり速度を遅延させることができる。図13は、本実施の形態に係る半導体記憶装置において用いられる行選択回路2の構成例を示す図である。
図13に示す回路は、図7に示した回路に、NMOS(N42、N43)、VRN電圧生成回路7を追加して構成されている。NMOS(N43)のゲートはNOR回路21の出力に接続されている。NMOS(N43)のドレインはワード線WLに接続され、ソースはNMOS(N42)のドレインに接続されている。NMOS(N42)のソースには電源電位VDDが供給され、ゲートにはVRN電圧生成回路7が接続されている。
図14にVRN電圧生成回路7の構成の一例を示す。図14に示すように、VRN電圧生成回路7は、抵抗R51、NMOS(N51、N52)を備えている。抵抗51の一端には、電源電位VDDが供給されている。抵抗51の他端には、NMOS(N51)のソースが接続されている。NMOS(N51)のドレインは、NMOS(N52)のソースが接続されている。
NMOS(N52)のゲートは、NMOS(N51)のドレインとNMOS(N52)のソースとの接続点に接続されている。NMOS(N51)のゲートは、抵抗R51とNMOS(N51)のソースとの接続点に接続されている。抵抗R51のソースとNMOS(N51)の接続点から電圧VRNが出力される。
図14に示す例では、電圧VRNとしては、NMOS(N52)の閾値電圧:Vtn52とNMOS(N51)の閾値電圧:Vtn51との和の電圧が出力される。ここで、NMOS(N51)の閾値電圧:Vth51がNMOS(N42)の閾値電圧:Vtn42と等しくなるように設定することで、NMOS(N42)のソースにはNMOS(N52)の閾値電圧:Vtn52に等しい電圧が出力される。
行選択回路2として、図13に示した回路を採用した場合、NMOS(N43)のゲートにHighが印加されると、NMOS(N43)がオンしてワード線WLに、Vtn52の電位を印加することができる。
ここで、NMOS(N52)をメモリセルMCのアクセストランジスタMCN2、MCN3と同じ閾値電圧を有するトランジスタで構成することで、ワード線WLにVtnaの電位を印加することができる。このようにしてワード線WLをVtnaまで急峻に立ち上げた後、上述したように駆動能力の小さなPMOS(P11)で立ち上がり速度を遅延させてVDDまで駆動することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る半導体記憶装置の動作について、図15を参照して説明する。図15は、本実施の形態に係る半導体記憶装置の動作を説明するための、タイミング図である。本実施の形態では、図15に示すように、選択ワード線の立ち上がり速度に遅延を付加して駆動し、ビット線のディスチャージが終了した後、VDDまで略垂直に急峻に立ち上げている。
ビット線BLのディスチャージが終了した後であれば、ワード線WLを急峻に立ち上げたとしても誤動作にいたることはない。本実施の形態によれば、ビット線のディスチャージが終了した後、ワード線WLを急峻にVDDまでプルアップさせることで、リード期間が短縮できたり、ライト動作マージンが大きくなるワード線WLレベルがVDDとなる期間を前倒しすることが可能となり、より高速なSRAM動作が可能となる。
行選択回路2を例えば、図16に示した回路で構成することにより、ビット線BLのディスチャージが終了した後に、ワード線WLを急峻にVDDまで立ち上げることができる。図16は、本実施の形態に係る半導体記憶装置において用いられる行選択回路2の構成例を示す図である。
図16に示す回路は、図10に示した回路に、ビット線ディスチャージ信号生成回路8を追加して構成されている。PMOS(P32)のゲートには、ビット線ディスチャージ信号生成回路8が接続されている。ビット線ディスチャージ信号生成回路8は、ビット線BLがディスチャージした後に、ワード線WLを設定電位VDDまで略垂直に立ち上げるためのビット線ディスチャージ信号を生成する。例えば、ビット線のディスチャージが終了した後に、Lowレベルとなるビット線ディスチャージ信号BDSが出力される。
図17、18に、ビット線ディスチャージ信号生成回路8の構成例を示す。図17に示す回路は、PMOS(P61)、ダミーセル81を構成するNMOS(N61、N62)、ダミー容量82、インバータ83、84を備えている。ダミーセル81を構成するNMOS(N61、N62)は、メモリセルMCのアクセストランジスタ、ドライバトランジスタと同様の構成のものを用いる。
PMOS(P61)とNMOS(N61)とはインバータを構成している。PMOS(P61)のソースには、電源電位VDDが供給されている。NMOS(N61)のドレインには、NMOS(N62)のソースが接続されている。NMOS(N61)のゲートとPMOS(P61)のゲートとが接続されており、PRB信号が入力されている。NMOS(N62)のゲートには、電源電位VDDが供給されている。PMOS(P61)とNMOS(N61)との接続点には、ダミービット線DBLが接続されている。ダミービット線DBLには、2つのインバータ83、84が接続されている。
PMOS(P61)とNMOS(N61)との接続点とインバータ83との間には、一端がダミービット線DBLに接続されたダミー容量82が設けられている。ダミー容量82は、ビット線BLの容量値よりも大きく設定されている。本実施の形態では、2つのダミーセルが設けられている。このような構成とすることで、ビット線のディスチャージに係る時間分だけ、遅延させたビット線ディスチャージ信号を生成することができる。
図18に示す回路は、図17に示す回路のインバータ83、84の間に、遅延回路8を追加して構成されている。なお、ここでは、ダミー容量82として1つのキャパシタが設けられている例を示している。
このビット線ディスチャージ信号生成回路8では、ダミービット線DBLの電位を、PMOS(P61)、NMOS(N61)からなるインバータが検出し、ビット線BLのディスチャージが終了した(0vになった)後、より早いタイミングで反転する。本実施の形態では、遅延回路85により、ビット線BLがディスチャージした後に、ビット線ディスチャージ信号を生成することができる。
図19に、図17又は図18に示すビット線ディスチャージ信号生成回路8を採用した場合の、半導体記憶装置の動作を説明するタイミング図を示す。図19においては、図17に示すビット線ディスチャージ信号生成回路8のダミービット線DBLの電位変化、図17に示すビット線ディスチャージ信号生成回路8のダミービット線DBLの電位変化をまとめて記載している。
図19に示すように、図17、18のいずれのビット線ディスチャージ信号生成回路8を用いた場合でも、PRB信号がHighになると、ダミービット線DBLの電位は低下する。その後、ビット線BLがディスチャージしたときに、ビット線ディスチャージ信号BDSがHighからLowになる。これに応じて、図15に示すように、ワード線WLを略垂直に立ち上げることができる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る半導体記憶装置の構成について、図20を参照して説明する。図20は、本実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図20に示すように、本実施の形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイ1、行選択回路2、列選択回路3、書き込み回路4、読み出し回路5を備えている。
本実施の形態では、メモリセルアレイ1は、サブセンスアンプ(サブSA0、サブSA1、サブSA2、サブSA3)を備えている。サブセンスアンプ(サブSA0、サブSA1、サブSA2、サブSA3)のそれぞれに、ビット線対(BLB1とBLT0、BLB1とBLT1、BLB2、BLT2、BLB3、BLB3とBLT3)が接続されている。すなわち、ビット線対はサブセンスアンプごとに分割されている。これにより、ビット線のディスチャージの遅延を小さくすることができる。
このように、ビット線のディスチャージ遅延を小さくすることができるメモリセルアレイ1を備えた半導体記憶装置10において、行選択回路2として前述した選択ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加し制御することができる回路(例えば、図7、8、1011等)を用いることで、SNM改善効果を保ちつつ、半導体記憶装置の動作の高速化を図ることができる。
図6に示したように、WL遅延が設定されておらず、略垂直にワード線WLを立ち上げたときの、ビット線BLのディスチャージ遅延の3倍以上の遅延を選択ワード線WLの立ち上がりに付加することで、大きなSNM不良の改善効果が得られる。しかし、本実施の形態によれば、ビット線ディスチャージ遅延を小さくすることで、これによりも選択ワード線WLの立ち上がり速度の遅延を小さくしても同様のSNM不良の改善効果が得られる。
書き込み特性を悪化させることなくSNM不良の改善が可能となるため、良好なSRAMの読み出し動作と書き込み動作の両立が可能となり、安定に動作するSRAMを提供できる。さらに上記効果を保ちつつ、SNMテストによるSRAM品質の向上や高速化も実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、選択ワード線WLの立ち上がり速度に遅延を付加することにより、メモリセルのセルノードが保持しているLowレベルの上昇を低減することができ、良好な読み出し/書き込み動作の両立を図ることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上述の実施の形態を適宜組み合わせて用いることもできる。
1 メモリセルアレイ
2 行選択回路
3 列選択回路
4 書き込み回路
5 読み出し回路
6 VRP電圧生成回路
7 VRN電圧生成回路
8 ビット線ディスチャージ信号生成回路
10 半導体記憶装置
21 NOR回路
22 インバータ
81 ダミーセル
82 ダミー容量
83、84 インバータ
85 遅延回路
MC00、MC01、MC02、MC03 メモリセル
WL0、WL1 ワード線
BLB0、BLB1 Barビット線
BLT0、BLT1 Trueビット線
MCP0、MCP1 ロードトランジスタ
MCN0、MCN1 ドライブトランジスタ
MCN2、MCN3 アクセストランジスタ

Claims (8)

  1. 行列状に配列された複数のメモリセルと、
    前記メモリセルの各行に対応して設けられた複数のワード線と、
    前記メモリセルのそれぞれに接続された複数のビット線と、
    リード時において、前記ワード線を略垂直に設定電位まで立ち上げたときの前記ビット線のディスチャージ速度よりも遅い駆動速度で前記ワード線を前記設定電位まで駆動する行選択回路と、
    を備える半導体記憶装置。
  2. 前記行選択回路は、前記ワード線を略垂直に立ち上げたときの前記メモリセルに保持されたデータの電圧変化量よりも、前記ワード線を前記駆動速度で駆動したときの前記メモリセルに保持されたデータの電圧変化量が小さくなるように、前記ワード線を駆動することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記行選択回路は、インバータを構成するPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを含み、
    前記PMOSトランジスタの駆動能力は、前記NMOSトランジスタの駆動能力よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記行選択回路は、
    インバータを構成するPMOSトランジスタとNMOSトランジスタと、
    前記PMOSトランジスタのソースに接続された駆動速度調整用PMOSトランジスタと、
    前記駆動速度調整用PMOSトランジスタのゲートに接続された電圧生成回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記行選択回路は、入力されるテスト信号に応じて、前記ディスチャージ速度よりも遅く、前記駆動速度よりも速い速度で前記ワード線を前記設定電位まで駆動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記メモリセルは、前記ワード線にソースが接続され前記ビット線にゲートが接続されたアクセストランジスタを備え、
    前記行選択回路は、リード時に前記アクセストランジスタの閾値電圧まで略垂直に立ち上げた後に、前記設定電位まで駆動することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記行選択回路は、ビット線ディスチャージ信号を生成するビット線ディスチャージ信号生成回路をさらに備え、
    前記ビット線ディスチャージ信号に応じて、前記ビット線がディスチャージした後に、前記ワード線を前記設定電位まで略垂直に立ち上げることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記複数のメモリセルは、複数のメモリセルブロックに分割されており、
    前記複数のメモリセルブロックのそれぞれにおいて、前記ビット線が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
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