JP2010219258A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主セル領域と、センスセル領域とを備えた半導体装置において、センスセル領域の電流検知精度を向上させる。
【解決手段】主セル領域とセンスセル領域の間に分離領域を設け、分離領域には、結晶欠陥領域を設ける。分離領域に設けられた結晶欠陥領域によって、主セル領域とセンスセル領域との間でキャリアが移動することを抑制する。結晶欠陥は、キャリアの再結合中心としてキャリアの消滅を促進する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置に関する。
半導体装置においては、過電流による素子破壊を防ぐ等の目的で、半導体装置を流れる電流を検知するための電流検知部が設置される。このような半導体装置は、主セル領域と、主セル領域を流れる電流を検知するためのセンスセル領域とを備えている。
半導体装置においては、センスセル領域の検知感度を向上させるために、主セル領域とセンスセル領域との間に分離領域が設置される。分離領域には、主セル領域とセンスセル領域との間でキャリアが移動することを抑制するための構成が設けられる。例えば、特許文献1では、分離領域に不純物拡散層が形成されている。また、特許文献2では、分離領域に絶縁膜に囲まれたゲート電極を備えた分離トレンチが形成されている。
特開2008−235788号公報 特開2006−93459号公報
従来のように、分離領域に不純物拡散層を形成すると、キャリアの移動を十分に抑制するためには、分離領域を大きく確保しなくてはならない。分離領域を大きく確保すると、半導体装置が大型化してしまう。
また、従来のように、分離領域に分離トレンチを形成すると、トレンチ形成数が増加するため、トレンチ形成不良を要因とする半導体装置の不良発生が起こり易くなる。特に半導体装置に平面視略長方形状となるセンス領域を形成する場合において、そのセンスセル領域の周囲を囲むように分離トレンチを形成すると、分離トレンチの面方位が互いに直交するため、分離トレンチの形成不良や、分離トレンチ内の絶縁膜の厚さのばらつきが発生しやすくなる。
そこで、本発明では、主セル領域と、センスセル領域と、主セル領域とセンスセル領域の間に位置する分離領域とが形成された半導体基板を備えた半導体装置であって、分離領域には、結晶欠陥領域が設けられている半導体装置を提供する。
本発明では、分離領域に設けられた結晶欠陥領域によって、主セル領域とセンスセル領域との間でキャリアが移動することを抑制する。結晶欠陥は、キャリアの再結合中心としてキャリアの消滅を促進する。結晶欠陥は、不純物拡散層を形成する場合と比較してキャリアの移動を抑制する能力が高いため、分離領域を小さくすることができる。また、分離トレンチを形成する場合と比較して、結晶欠陥を形成する場合には不良が発生しにくい。
結晶欠陥領域は、イオンもしくは中性子もしくは電子線の照射によって形成されることが好ましい。半導体装置の主セル領域とセンスセル領域に素子を作り込んだ後に、結晶欠陥領域を形成することができるため、分離領域内の所望の位置に結晶欠陥領域を形成することができる。
本発明に係る半導体装置の主セル領域とセンスセル領域には、半導体基板の裏面側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、半導体基板の表面側に設けられた第1導電型のボディ領域と、コレクタ領域とボディ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、ボディ領域の表面側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、ボディ領域とドリフト領域とエミッタ領域に接する絶縁ゲートとを備えることができる。この場合には、分離領域に含まれる結晶欠陥領域は、半導体基板のボディ領域の下面の位置の深さを0とし、半導体基板の前記コレクタ領域の上面の位置の深さをLとした時、0≦x≦L/2を満たす深さxの領域に少なくともその一部が設けられていることが好ましい。
上記の領域に結晶欠陥領域の少なくとも一部が設けられていると、一方のセル領域のコレクタ領域から、他方のセル領域のエミッタ電極側に移動するキャリアの移動を抑制することができる。
本発明によれば、分離領域を形成することによって半導体装置の特性を損ねることを抑制しつつ、半導体装置の主セル領域とセンスセル領域との間でキャリアが移動することを抑制することができる。
実施例1の半導体装置の平面図。 図1のII−II線断面図。 変形例の半導体装置の断面図。 変形例の半導体装置の平面図。 変形例の半導体装置の断面図。 実施例1の半導体装置の製造方法を説明する図。 実施例1の半導体装置の製造方法を説明する図。 実施例1の半導体装置の製造方法を説明する図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を以下に列記する。
(特徴1)第1導電型としてP型、第2導電型としてN型の半導体を用いている。
(特徴2)結晶欠陥領域の少なくとも一部は、トレンチゲート型のIGBTのトレンチ下端の近傍となる深さ位置に形成されている。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例に係る半導体装置100の平面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。半導体装置100は、主セル領域1と、センスセル領域2と、分離領域3とを備えている。図1に示すように、主セル領域1の中に略長方形状のセンスセル領域2が設けられており、センスセル領域2の周囲は、主セル領域1によって囲まれている。主セル領域1とセンスセル領域2との間の領域には、分離領域3が設けられている。分離領域3は、電気伝導に寄与しない不活性領域であり、本実施例においては、分離領域3はセンスセル領域2の外周を取り囲んでいる。尚、センスセル領域2の形状は、略長方形状以外の形状であってもよい。
図2に示すように、半導体装置100は、P型のコレクタ領域11、N型のバッファ領域12、N型のドリフト領域13が順に積層されている半導体基板10を備えている。
主セル領域1とセンスセル領域2においては、ドリフト領域13の表面に形成されたP型のボディ領域14m、14sと、ボディ領域14m、14sの表面に形成されたN型のエミッタ領域15m、15sと、半導体基板10の上表面からドリフト領域13に向けてボディ領域14m、14s内を貫通するトレンチゲート18m、18sが設けられている。トレンチゲート18m、18sは、半導体基板10の上表面側でエミッタ領域15m、15sに接しており、下端部はドリフト領域13内に達している。トレンチゲート18m、18sの深さ(半導体基板10の積層方向に垂直な方向の長さ)は、Pボディ領域14m、14sの深さよりも深くなっている。トレンチゲート18m、18sには、ゲート絶縁膜181で被覆されているゲート電極182が充填されている。上記のとおり、主セル領域1とセンスセル領域2には、絶縁ゲートがトレンチ型であるパンチスルー型のIGBTが作りこまれている。
コレクタ領域11は、コレクタ電極26と電気的に接続されている。主セル領域1のエミッタ領域15mは、エミッタ電極27mと電気的に接続されている。センスセル領域2のエミッタ領域15sは、エミッタ電極27sと電気的に接続されている。トレンチゲート18m、18sの上表面には層間絶縁膜23m、23sが形成されており、これによってエミッタ電極27m、27sとトレンチゲート18m、18sとは絶縁されている。
分離領域3は、コレクタ電極26と、コレクタ領域11と、バッファ領域12と、ドリフト領域13と、ドリフト領域13の表面に形成された層間絶縁膜24とを備えている。図2に示すように、本実施例では、半導体基板の表面側にボディ領域が形成されていない領域を分離領域3としている。層間絶縁膜24は、ボディ領域14m、14sの表面の一部まで延びている。分離領域3においては、ドリフト領域13の深さ方向の全域に結晶欠陥領域30が形成されている。結晶欠陥領域30は、センスセル領域2の外周を取り囲むように、分離領域3内のドリフト領域13の深さ方向の全域に形成されている。
例えば、コレクタ電極26をエミッタ電極27m、27sに対して正電位とし、ゲート電極182に正電圧を印加すると、ゲート電極182と対向するボディ領域14m、14sにはN型に反転したチャネル(図示せず)が形成される。このチャネルを通って、図2に示すように電子(マイナス記号で示す)がエミッタ領域15m、15sからドリフト領域13に注入される。また、コレクタ領域11からバッファ領域12及びドリフト領域13へ正孔(プラス記号で示す)が注入される。少数キャリアである正孔がドリフト領域13に注入されると、ドリフト領域13において伝導度変調が起こり、ドリフト領域13の抵抗が低くなる。このように電子と正孔が移動することによって、半導体装置の裏面側(コレクタ領域11側)から表面側(エミッタ領域15m、15s側)に向かう主電流およびセンス電流が流れる。
本実施例では、主セル領域1とセンスセル領域2との間に位置する分離領域3に、結晶欠陥領域30が形成されている。結晶欠陥は、キャリアの再結合中心としてキャリアの消滅を促進する。そのため、分離領域3の結晶欠陥領域30によって主セル領域1とセンスセル領域2との間のキャリアの移動が抑制される。例えば、図2に示すように、主セル領域1において、コレクタ領域11からドリフト領域13に注入された正孔が、センスセル領域2のエミッタ電極27s側に流れ込むことが抑制される。同様に、センスセル領域2のドリフト領域13から主セル領域1のエミッタ電極27m側に正孔が流れ込むことも抑制される。
このため、センス電流Iと主電流Iとの比I/Iは、半導体基板10の表面における主セル領域1の面積Sとセンスセル領域2の面積Sとの比S/Sによって決まる。面積比S/Sを調整することによって、センス電流Iと主電流Iとの比I/Iを調整することができる。比I/Iが既知であれば、センス電流値Iを計測することによって、主電流Iを検知することができる。本実施例によれば、主セル領域1とセンスセル領域2の間で正孔が移動することを抑制できるから、センス電流値Iが安定する。比S/Sに対して比I/Iが安定し、センスセル領域2の電流検知精度を向上させることができる。
尚、本実施例では、分離領域3のドリフト領域13の深さ方向の全域に結晶欠陥領域が設けられているが、結晶欠陥領域がより小さい領域に設けられている場合であっても、キャリアの移動を抑制する効果を得ることができる。例えば、図3に示すように、分離領域3の半導体基板の深さ方向の一部の領域にのみ設けられた結晶欠陥領域31であっても、キャリアの移動を抑制する効果を得ることができる。また、図4(センスセル領域2と分離領域3の平面図である)に示すように、センスセル領域2の外周の一部に結晶欠陥領域32が設けられている場合であっても、キャリアの移動を抑制する効果を得ることができる。
図3に示すように、半導体基板の深さ方向の一部の領域にのみ結晶欠陥領域31が形成されている場合においては、半導体基板の深さ方向にx軸を設定し、ボディ領域14m、14sの下面の深さをx=0、コレクタ領域11の上面の深さをx=Lとした時、結晶欠陥領域31は、0≦x≦L/2を満たす深さxの領域に少なくともその一部が設けられていることが好ましい。正孔は、コレクタ領域11からドリフト領域13を通過してエミッタ電極27m、27s側に移動する。そのため、上記の領域に結晶欠陥領域31の少なくとも一部が設けられていると、正孔の移動しやすい領域に結晶欠陥領域が存在することになり、深さxがx>L/2となる領域にのみ結晶欠陥領域を設ける場合と比較して、効果的に正孔の移動を抑制することができる。図3は、0≦x≦L/2を満たす深さxの領域に少なくともその一部が設けられている結晶欠陥領域の一例であり、結晶欠陥領域31の深さ方向の上端は、深さx=0よりも上方にあり、下端は、深さx=L/2に位置している。
また、上記の実施例では、主セル領域1とセンスセル領域2に作り込まれているIGBTは、絶縁ゲートがトレンチであるパンチスルー型のIGBTであったが、図5に示すように、絶縁ゲートがプレーナ型のIGBTであってもよい。同様に、ノンパンチスルー型のIGBTであってもよい。半導体基板には、本実施例のように、コレクタ領域から正孔が注入されるIGBTが形成されていることが好ましいが、これに限定されない。例えば、本実施例の各半導体領域については、P型とN型を入れ替えてもよい。半導体基板の裏面側から表面側に移動するキャリアは、正孔であってもよく、電子であってもよい。また、上記の実施例では、IGBTを用いて説明したが、IGBT以外の半導体素子であってもよい。
また、上記の実施例では、センスセル領域2の外周を取り囲むように分離領域3が形成されていたが、センス領域2が主セル領域1の端部に設けられている場合には、分離領域3は、センスセル領域2の外周を取り囲んでいなくともよい。分離領域3は、主セル領域1とセンスセル領域2との境界にのみ設けられていればよい。
次に、本実施例に係る半導体装置の製造方法について説明する。本実施例の半導体装置100は、イオン注入等によって半導体基板上にIGBTの各構成を形成し、トレンチゲート、層間絶縁膜、エミッタ電極をさらに形成した後に、欠陥領域形成工程を実施して分離領域に結晶欠陥領域を形成し、さらにコレクタ電極を形成することによって製造することができる。本実施例の製造方法は、結晶欠陥形成工程に特徴があり、その他は一般的なIGBTを備えた半導体装置の製造方法と同様であるため、以下においては、結晶欠陥形成工程について説明する。
図5は、ドリフト領域513となるN型の半導体基板に、イオン注入等によってIGBT素子の各構成を形成し、トレンチゲート、層間絶縁膜、エミッタ電極をさらに形成した後の状態を示している。すなわち、イオン注入等によってIGBTの各構成(コレクタ領域511、バッファ領域512、ボディ領域514m、514s、エミッタ領域515m、515s)を形成し、エッチング等によってトレンチゲート518m、518sを形成し、熱酸化やCVDにより層間絶縁膜523m、523s、524を形成し、さらにエミッタ電極527m、527sを形成した後の状態を示している。
結晶欠陥形成工程について説明する。図5の状態まで半導体装置を製造した後、図6に示すように、半導体装置の裏面側(コレクタ領域511側)をマスク55(例えばガラスマスク)で被覆する。マスク55は、主セル領域とセンスセル領域に含まれるコレクタ領域を被覆している。マスク55としては、SiOや、フォトマスク等を用いたレジストを用いることもできる。
マスク55を用いて、図6および図7に示すように、分離領域3に選択的にイオンを照射し、結晶欠陥を形成する。本実施例では、ヘリウム3イオン(He2+)を照射し、結晶欠陥を形成する。マスク55によって被覆されている主セル領域、センスセル領域には、結晶欠陥が形成されない。さらに素子の電気特性安定化のための熱処理を行う。尚、結晶欠陥は、上述のHe2+の他、4He2+1+2+、等のイオンの照射、電子線あるいは中性子線の照射によっても形成可能である。
本実施例では、まず、図6に示すように、半導体基板50の上面側にHe2+を照射し、図7に示すように、照射するイオンビームの位置を半導体基板の深さ方向にずらして、数回イオン照射を行う。照射するイオンビーム深さ方向の位置は、例えば、イオンを照射する領域をアルミ箔等で被覆し、アルミ箔の厚さを調整することによって調整できる。また、イオン照射の加速電圧を調整することによっても調整できる。半導体基板の深さ方向の結晶欠陥領域の分布(広がり幅)は、例えば、照射するイオンを適宜選択することによって調整することができる。
上記の結晶欠陥形成工程を行った後、マスク55を除去し、コレクタ電極を形成することによって、半導体装置100を製造することができる。尚、上記の結晶欠陥形成工程では、コレクタ領域側からイオンを照射したが、エミッタ電極側からイオン等を照射してもよい。
上記のとおり、本実施例によれば、半導体装置の主セル領域とセンスセル領域に素子を作り込んだ後に、結晶欠陥領域を形成することができるため、結晶欠陥領域を形成する位置を調整し易い。
さらに、結晶欠陥はキャリアを捕捉し、不純物拡散層を形成する場合と比較してキャリアの移動を抑制する能力が高いため、分離領域を小さくすることができる。また、分離トレンチを形成する場合と比較すると不良が発生しにくいため、半導体装置の不良発生の要因となりにくい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 主セル領域
2 センスセル領域
3 分離領域
10、50 半導体基板
11、511 コレクタ領域
12、512 バッファ領域
13、513 ドリフト領域
14m、14s、514m、514s ボディ領域
15m、15s、515m、515s エミッタ領域
18m、18s、518m、518s トレンチゲート
23m、23s、523m、523s 層間絶縁膜
24、524 層間絶縁膜
26 コレクタ電極
27m、27s、527m、527s エミッタ電極
30、31、32 結晶欠陥領域
55 マスク
100 半導体装置
181 ゲート絶縁膜
182 ゲート電極

Claims (3)

  1. 主セル領域と、
    センスセル領域と、
    前記主セル領域と前記センスセル領域の間に位置する分離領域とが形成された半導体基板を備えた半導体装置であって、
    前記分離領域には、結晶欠陥領域が設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記結晶欠陥領域は、イオンもしくは中性子もしくは電子線の照射によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置の主セル領域とセンスセル領域には、半導体基板の裏面側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、
    半導体基板の表面側に設けられた第1導電型のボディ領域と、
    前記コレクタ領域と前記ボディ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、
    前記ボディ領域の表面側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、
    前記ボディ領域と前記ドリフト領域と前記エミッタ領域に接する絶縁ゲートと、
    を備えており、
    前記結晶欠陥領域は、前記半導体基板の前記ボディ領域の下面の位置の深さを0とし、前記半導体基板の前記コレクタ領域の上面の位置の深さをLとした時、0≦x≦L/2を満たす深さxの領域に少なくともその一部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
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