JP2010219228A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理後のウエハの冷却時間を短くし、スループットを向上させることができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】熱遮蔽板50は、ボート38に保持されたウエハに冷却ガスを吹き付ける冷却ガス吹出部備え、この冷却ガス吹出部には、冷却ガスの吹き出し口である吹出孔が複数設けられている。熱遮蔽板50は、ウエハ移載装置36aとボート38との間でウエハが授受される際には、これを干渉しない位置に退避されており(退避位置)、ウエハ(及びボート38)を冷却する際には、ウエハ(及びボート38)からの放熱を吸収及び遮断するように、ウエハ移載装置36aとボート38との間に移動する(冷却位置)。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板処理装置に関する。
ウエハ処理室で高温処理されたウエハを、そのまま移載室へアンロードすると、ウエハからの放熱により、ウエハ移載室内の耐熱の低い部品が溶融、故障、有機成分等の脱ガス等を起こし、これにより装置停止あるいはウエハ汚染等の問題が生じる。このため、従来の縦型半導体製造装置では、処理済みのウエハは、ある程度の温度に下がるまでウエハ処理室内で放置され、その後、ウエハ移載室へ、アンロードされていた。ウエハの放置時間は、スループットに影響を及ぼすので、この放置時間を短くするために、ウエハ処理室全体から熱を奪うために大量の空気を排出する機構を設けたり、ウエハ処理室内に不活性ガスを流したりする等の対策がなされている。
しかし、わずかな熱容量のウエハの熱を奪うために、圧倒的に熱容量の大きいウエハ処理室全体から熱を奪う事は容易ではなく、設備的及びエネルギー的にも無駄が多い。また、ウエハ処理室内で、不活性ガスを大量に流すことによる成膜パーティクルあるいは副生成物パーティクルの飛散は、歩留まり悪化の原因となる。
特許文献1では、処理後のボート、ウエハと昇降駆動部間の熱遮蔽性を向上させるために、昇降駆動部のアーム支持部が熱遮蔽板を迂回して水平方向に延出する形状となっており、熱遮蔽板はアーム支持部の内部を非接触で上下に貫通した状態となっている半導体製造装置が開示されている。
特開2005−285926号公報
しかしながら、従来の技術においては、処理後のウエハの冷却時間が長く、スループットが低下するという問題があった。
本発明は、処理後のウエハの冷却時間を短くし、スループットを向上させることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室と、基板を支持し、前記処理室内へ支持した基板を搬送する基板支持具と、前記基板支持具に基板を搬送する移載機と、前記基板支持具と前記移載機との間に設けられた非密閉型の遮蔽部とを有する。これにより処理後のウエハの冷却時間を短くすることができる。
好適には、前記遮蔽部は、清浄気体を吹出す吹出部を有する。
好適には、前記遮蔽部は、前記基板支持具により支持された基板を冷却する冷却位置と、この冷却位置から退避した退避位置との間で移動可能に設けられており、前記遮蔽部は、前記基板支持具が前記処理室内へ搬入した基板を前記処理室内から搬出する前に冷却位置へ移動し、冷却位置における前記遮蔽部の前記吹出部から吹出す清浄気体の流量は、退避位置における流量よりも大きい。これによりパーティクルが飛散するのを防止することができる。
好適には、前記吹出し部から前記基板支持具により支持された基板へ吹き出される清浄気体の流量は徐々に増大する。これにより、基板が急冷により破損するのを防止することができる。
好適には、前記吹出し部から前記基板支持具により支持された基板へ吹き出される清浄気体の温度は徐々に低温となる。これにより、基板が急冷により破損するのを防止することができる。
好適には、前記遮蔽部と対向する位置に排気装置が設けられている。
好適には、前記吹出部から常時、清浄気体が吹き出されている。これにより、ごみ等により吹出部が詰まるのを防止することができる。
好適には、前記遮蔽部は、前記基板支持具により支持された基板周辺の雰囲気気体を吸引する。
好適には、前記遮蔽板は、前記基板支持具の基板載置領域全体へ清浄気体を吹出す供給部を備える。これにより、前記基板支持具全体を同時に冷却できる。
本発明によれば、処理後のウエハの冷却時間を短くし、スループットを向上させることができる基板処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の斜透視図である。 本発明の一実施形態にかかる基板処理装置の側面断面図である。 本発明の一実施形態に用いられる熱遮蔽板の背面図である。 本発明の一実施形態に用いられる熱遮蔽板の正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる熱遮蔽板の説明図であり、図5(a)は、熱遮蔽板が退避位置にある際の上面図であり、図5(b)は、熱遮蔽板が冷却位置にある際の上面図である。 本発明の一実施形態に用いられる熱遮蔽板の説明図であり、図6(a)は、熱遮蔽板が退避位置にある際の上面図であり、図6(b)は、熱遮蔽板が冷却位置にある際の上面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の実施形態にかかる基板処理装置10は、例えば、半導体装置の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されている。図1は、本発明の一実施形態としての基板処理装置10の斜透視図を示す。図2は、基板処理装置10の側面透視図を示す。
この基板処理装置10は、バッチ式縦型半導体製造装置であり、主要部が配置される筺体12を有する。基板処理装置10には、例えばシリコンからなる基板としてのウエハ14を収納したカセット16が、ウエハキャリアとして使用される。筺体12の正面壁12aの下方には、メンテナンス可能なように設けられた開口部であるメンテナンス口18が配置され、このメンテナンス口18には、開閉するメンテナンス扉20が設けられている。メンテナンス扉20には、カセット16を搬入出するカセット搬入出口22が筺体12内外を連通するように設けられており、このカセット搬入出口22はフロントシャッタ24によって開閉されるようになっている。カセット搬入出口22の筺体12内側には、カセットステージ26が設置されている。
カセット16は、図示しない工程内搬送装置とカセットステージ26との間で授受される。カセットステージ26上には、カセット16内のウエハ14が垂直姿勢となり、また、カセット16のウエハ出し入れ口が上方向となるようにして、工程内搬送装置によってカセット16が載置される。カセットステージ26は、カセット16を筺体12後方側へ右周り縦方向90度回転させるようになっており、カセット16内のウエハ14が水平姿勢となり、カセット16のウエハ出し入れ口が筺体12後方となるように動作する構成となっている。
筺体12内の前後方向略中央部には、カセット棚28が設置されており、このカセット棚28は複数段複数列にて、複数個のカセット16を保管するように構成されている。カセット棚28には、後述するウエハ移載機構36の搬送対象となるカセット16が収納される移載棚30が設けられている。
カセットステージ26の上方には、予備カセット棚32が設置されており、予備的にカセット16を保管するように構成されている。
カセットステージ26とカセット棚28との間には、カセット搬送装置34が設置されている。カセット搬送装置34は、カセット16を保持したまま昇降可能なカセットエレベータ34aと、カセット16を搬送するカセット搬送機構34bとで構成されている。カセット搬送装置34は、カセットエレベータ34aとカセット搬送機構34bとの連動動作により、カセットステージ26、カセット棚28及び予備カセット棚32の間で、カセット16を搬送するように構成されている。
カセット棚28の後方には、ウエハ移載機構36が設置されており、このウエハ移載機構36は、ウエハ14を水平方向に回転または直動可能なウエハ移載装置36a及び、ウエハ移載装置36aを昇降させるためのウエハ移載装置エレベータ36bとで構成されている。ウエハ移載装置エレベータ36bは筺体12の右側端部に設置されている。ウエハ移載機構36は、これらウエハ移載装置36a及びウエハ移載装置エレベータ36bの連動動作により、ウエハ移載装置36aのツイーザ36cをウエハ14の載置部として、ウエハ14を水平姿勢で多段に保持する基板支持具としてのボート38に対して、ウエハ14を装填または脱装するように構成されている。
筺体12の後部上方には、処理室としての処理炉40が設けられている。処理炉40の下端部は、炉口シャッタ42により開閉されるように構成されている。処理炉40の下方には、ボート38を処理炉40に昇降させる昇降機構としてのボートエレベータ44が設けられ、このボートエレベータ44の昇降台に連結された連結具としてのアーム46には蓋体としてのシールキャップ48が水平に据え付けられており、このシールキャップ48はボート38を垂直に支持し、処理炉40の下端部を閉塞可能なように構成されている。
ボート38は、複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば50枚〜150枚程度)のウエハ14を、その中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
ウエハ移載機構36とボート38の昇降位置との間には、非密閉型の遮蔽部としての可動する熱遮蔽板50が設けられている。熱遮蔽板50は、ウエハ移載装置36aとボート38との間でウエハ14が授受される際、これを干渉しない位置に退避されている。また、筺体12後方側で熱遮蔽板50と対向する位置には、排気装置52が設けられている。
カセット棚28の上方には、清浄化した雰囲気であるクリーンエアを供給するように供給ファン及び防塵フィルタを備えた第1のクリーンユニット54が設けられており、この第1のクリーンユニット54は、クリーンエアを筺体12内部に流通させるように構成されている。
ウエハ移載装置エレベータ36b及びボートエレベータ44と対向する側である筺体12の左側端部には、クリーンエアを供給するように供給ファン及び防塵フィルタを備えた第2のクリーンユニット56が設けられている。この第2のクリーンユニット56から吹き出されたクリーンエアは、ウエハ移載装置36a及びボート38を流通した後、排気装置52に吸い込まれ、筺体12の外部へ排気される
次に、熱遮蔽板50について説明する。
図3及び図4は、熱遮蔽板50の構成を示す。図3は、熱遮蔽板50の背面図を示し、図4は、熱遮蔽板50の正面図を示す。熱遮蔽板50は、例えば熱伝導率が高く、耐熱性のあるアルミニウム合金からなり、熱吸収率を高めるために、表面に黒色アルマイト処理を施してもよい。
熱遮蔽板50は、この熱遮蔽板50を冷却するための冷却水が流れる流路62と、この流路62に冷却水を導入する冷却水導入口64と、流路62を流れた冷却水を排出する冷却水排出口66と、ボート38に保持されたウエハ14に清浄気体である冷却ガス68を吹き付ける冷却ガス吹出部70及び、この冷却ガス68を熱遮蔽板50に導入する冷却ガス導入口72を備える。冷却ガス吹出部70には、冷却ガス68の吹き出し口である吹出孔70aが複数設けられている。
流路62は、例えば2枚の張り合わせ構造であり、片面に流路を掘り込んだ後、張り合わせ溶接することで形成される。
冷却ガス吹出部70には、例えばパンチングパネルや、フィルタを兼ねたポーラスアルミを用いることができる。また、所望するガス流量に合わせて、吹出孔70aの径及び形状を変更することができる。
例えば、ボート38に保持されたウエハ14を下段側から順に払い出し搬送する場合、ボート38下段側に保持され先に搬送されるウエハ14を、ボート38上段側に保持されたウエハ14よりも急速に冷却するように、冷却ガス吹出部70の上側に配置された吹出孔70aの径よりも、下側に配置された吹出孔70aの径を大きくすることもできる。
また、例えば、ボート38に保持されたウエハ14に冷却ガス68を均等に吹き出すように、冷却ガス導入口72に近い位置から離れるに従い、吹出孔70aの径を大きくするような構成とすることもできる。
熱遮蔽板50の冷却ガス吹出部70から吹き出される冷却ガス68の流量を徐々に多くし、ウエハ14が急冷により破損しないような構成とすることもできる。また、冷却ガス吹出部70から吹き出される冷却ガス68の温度を徐々に下げ、ウエハ14が急冷により破損しないような構成とすることもできる。
図5は、熱遮蔽板50の移動について説明する基板処理装置10の上面図である。図5(a)は、熱遮蔽板50が退避位置にある状態を示し、図5(b)は、熱遮蔽板50が冷却位置にある状態を示す。熱遮蔽板50は、ウエハ移載装置36aとボート38との間でウエハ14が授受される際には、これを干渉しない位置に退避されており(退避位置)、ウエハ14を冷却する際には、ウエハ14からの放熱を吸収及び遮断するように、ウエハ移載装置36aとボート38との間に移動する(冷却位置)。
図6は、熱遮蔽板50、冷却ガス68の流れ及びその周辺構造の上面図を示す。図6(a)は、熱遮蔽板50が退避位置にある状態を示し、図6(b)は、熱遮蔽板50が冷却位置にある状態を示す。
熱遮蔽板50が退避位置にある際は、第2のクリーンユニット56から吹き出されたクリーンエア74が、ボート38昇降位置を通過して排気装置52へ到達する。
熱遮蔽板50が冷却位置にある際は、第2のクリーンユニット56から吹き出されたクリーンエア74に加え(図6(b)において非図示)、熱遮蔽板50の冷却ガス吹出部70から吹き出された冷却ガス68が、ボート38昇降位置を通過して排気装置52へ到達する。このように、熱遮蔽板50がウエハ14に近づいた位置から冷却ガス68を吹き出すため、ウエハ14へより速いガス流速の冷却ガス68を多く到達させることができ、急速にウエハ14を冷却することができる。また、熱遮蔽板50は、ウエハ14に近づくため、ウエハ14からの輻射熱を吸熱し、急速にウエハ14を冷却することができる。
なお、上記に限らず、冷却ガス吹出部70からは常に冷却ガス68が吹き出しているようにすることもできる。これにより、冷却ガス吹出部70のゴミ詰まりが防止される。また、熱遮蔽板50に、ボート38のウエハ14載置領域全体に向けて冷却ガス68を吹き出す供給部を設ける構成とすることもできる。これにより、ボート38に載置されたウエハ14全体を同時に冷却することができる。
本発明は、上記実施形態に限られず、複数のボート38が搭載されている基板処理装置にあっては、ボート38を処理炉40の下方でなく他の処理装置等に搬送する場合があるが、その搬送先に熱遮蔽板50を設けるようにすることもできる。
また、上記実施形態では熱遮蔽板50から冷却ガス68を吹き出す場合について説明したが、これに限られず、冷却ガス導入口72から冷却ガス68を導入するのに代えて、この冷却ガス導入口72を排気系とつなぎ、高温となった雰囲気のガスを吸引及び排気し、ウエハ14等を冷却することもできる。
次に、基板処理装置10の動作について説明する。
カセット16がカセットステージ26に供給されるのに先立ち、カセット搬入出口22がフロントシャッタ24によって開放される。その後、カセット16はカセット搬入出口22から搬入され、ウエハ14が垂直姿勢であり、カセット16のウエハ出し入れ口が上方向となるように、カセットステージ26上に載置される。カセット16は、カセットステージ26によってカセット16内のウエハ14が水平姿勢となり、カセット16のウエハ出し入れ口が筺体12後方を向くように、筺体12後方側へ右周り縦方向90度回転される。
続いて、カセット16は、カセットステージ26から、カセット棚28または予備カセット棚32の指定された位置へ、カセット搬送装置34によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管される。その後、カセット棚28または予備カセット棚32から、カセット搬送装置34によって移載棚30に搬送される。もしくは、カセット16は、カセットステージ26から直接、カセット搬送装置34によって、移載棚30へ搬送される。
カセット16が移載棚30に搬送されると、ウエハ14は、カセット16からウエハ移載装置36aのツイーザ36cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、ボート38に装填される。ボート38にウエハ14を受け渡したウエハ移載装置36aは、移載棚30上のカセット16の位置へ戻り、次のウエハ14をボート38に装填する。
あらかじめ指定された枚数のウエハ14がボート38に装填されると、炉口シャッタ42により閉じられていた処理炉40の下端部が開放される。続いて、シールキャップ48がボートエレベータ44によって上昇され、ウエハ14を保持したボート38は処理炉40内へ搬入される。搬入後、ウエハ14は処理炉40にて処理される。ウエハ14の処理が完了すると、熱遮蔽板50は、冷却位置に移動され、その後、ボート38が処理炉40から搬出(ボートダウン)される。
処理炉40から搬出されたボート38(ウエハ14)は、熱遮蔽板50により冷却される。ウエハ14が所定の温度まで下がると、熱遮蔽板50は、退避位置へ移動される。その後、ウエハ14は、上述した動作と逆の手順により、ボート38から移載棚30のカセット16に搬送される。カセット16はカセット搬送機構34bにより移載棚30からカセットステージ26に搬送され、図示しない工程内搬送装置により筺体12の外部に搬出される。
10 基板処理装置
12 筺体
14 ウエハ
16 カセット
36 ウエハ移載機構
38 ボート
40 処理炉
50 熱遮蔽板
52 排気装置
68 冷却ガス
70 冷却ガス吹出部
70a 吹出孔

Claims (3)

  1. 基板を処理する処理室と、
    基板を支持し、前記処理室内へ支持した基板を搬送する基板支持具と、
    前記基板支持具に基板を搬送する移載機と、
    前記基板支持具と前記移載機との間に設けられた非密閉型の遮蔽部と
    を有する基板処理装置。
  2. 前記遮蔽部は、清浄気体を吹出す吹出部を有する
    請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記遮蔽部は、前記基板支持具により支持された基板を冷却する冷却位置と、この冷却位置から退避した退避位置との間で移動可能に設けられており、前記遮蔽部は、前記基板支持具が前記処理室内へ搬入した基板を前記処理室内から搬出する前に冷却位置へ移動し、冷却位置における前記遮蔽部の前記吹出部から吹出す清浄気体の流量は、退避位置における流量よりも大きい
    請求項2記載の基板処理装置。
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