JP2010218505A5 - - Google Patents

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コインホッパ
本発明は、固定ガイドと、弾性的に付勢力を与えられた可動ガイドとによってコインを挟んで一つずつ弾き出し、当該可動ガイドの移動を検知して払い出されたコインのカウントのための信号を出力するコインホッパに関する。
さらには、前記可動ガイドを不正に移動させて誤検知信号を出力させることを防止できるコインホッパ関する。
さらに詳細には、前記可動ガイドの移動によりコインカウントのための信号を一つ出力する際は、必ずコインが一つ払い出されるようにしたコインホッパに関する。
本明細書において、コインとは、通貨としてのコインの他、ゲーム用のトークン等をも含んでいる。
また、小径コインは、大径コインに対し小径であることを意味し、単に「コイン」と称するときは小径コイン及び大径コインを含むものとする。
この種従来技術として、コインをバラ積み状態で保留するコインホッパと、コインを受けるための底面が平面とされたベースと、このベースに回転自在であって、かつ前記コインホッパの底孔に配置された回転ディスクと、この回転ディスクの円周方向に配設され、該回転ディスクを厚さ方向に貫通する複数の開口と、前記回転ディスクに設けられ、回転ディスクと共に回転することにより前記ベース上のコインを回転ディスクの中心から離れる方向に送り出す、前記開口と同数のひれと、前記回転ディスクを回転させるアクチュエータと、前記ベースに形成されたコイン送出し開口部と、この開口部の一側を画定するガイドローラと、前記コイン送出し開口部近傍に揺動自在に配置され、少なくとも一方向にばねによって付勢された検出ローラと、前記検出ローラの近傍に揺動自在に配置され、この検出ローラと連動する検出レバーと、前記検出レバーの揺動によりコイン枚数をカウントするセンサ手段と、を備えてなり、前記ひれに押出されて前記コイン送出し開口部から投出されるコインによって、前記検出ローラが前記ばねの付勢力に抗して揺動するのと連動して、前記検出レバーが、前記検出ローラ揺動前に対応する通常位置から、前記検出ローラ揺動後に対応する検出位置まで揺動するコイン投出装置において、前記回転ディスクと同軸的に円周方向に並列配置され、各々前記回転ディスクと一体的に回転して、前記検出位置にある前記検出レバーを前記通常位置方向に強制的に復帰可能な、前記開口と同数の押戻し部を備えることを特徴とするコイン投出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−52229(図1―10、第2―7頁)
前記従来装置は、コインがコインホッパに投入され、且つ回転ディスクの回転によって開口から、ベース上に到達したコインは、回転ディスクの回転に伴ない、各開口に対応するひれに沿って、半径方向外側に押し出されていく。
このコインが、ガイドローラに当接し、且つ、これと検出ローラとの間に割込むようにして、検出ローラを、ばねに抗して揺動させ、コインの中心がガイドローラと検出ローラとの中心を通る直線を超えたとき、ばねの付勢力によって、コインは勢い良く押し出されコイン送出し開口部から投出される。
検出レバーが、コイン投出センサを遮ることによって、コインの投出数が1回カウントアップされる。
前記コイン送出し開口部を介して針金や棒等の異物を挿入し、前記検出ローラ(又は、検出レバー)をこの異物により内部に押し込んだ場合、通常であれば検出レバーが揺動しなくなるので、コイン投出センサによるカウントアップが阻止されたまま、コインは前記コイン送出し開口部から投出される。
しかしながら、その後前記の先端によって構成される押戻し部によって前記検出ローラが前記回転ディスクの中心に対して離間方向に押し戻され、この検出ローラを介して前記検出レバーは前記検出位置から前記通常位置方向に強制的に押し戻される。従って、たとえ前記異物を挿入するような不正行為に対しても、前記コイン投出センサによって、次回投出されるコインのカウントアップを確実に行うことが可能となる。
コインの投出後に、ばねの不調等の理由によって、前記検出ローラが原位置に復帰しない場合も同様であり、コインを押し出した後の前記押戻し部が、この押戻し部の回転半径内にある検出ローラを押して、これを原位置に復帰させる。
従って、たとえばねが不調になったとしても、検出ローラとガイドローラとの間が常時開いたままでコインが誤って投出されてしまうことで、コイン枚数の計数ミスが生じるようなことがない利点を有する。
この従来技術においては、コインを押動する「ひれ」先端の押戻部によって検出ローラを押動して検出レバーを検出位置から通常位置方向に強制的に押し戻す。
換言すれば、押戻部は検出ローラと所定の圧力で接触することになるので摩耗が生じる。
押戻部が摩耗した場合、押戻部はコインを押動する「ひれ」の先端に形成され、「ひれ」は回転ディスクと一体に構成されているので、回転ディスクを交換せねばならない問題がある。
従来技術の第2及び第3の実施例においては、押戻しディスクが回転ディスクと別体に設けられているので、「ひれ」の摩耗の問題は解消されるが、部品が増加するのでコスト及び小型化において不利となる。
本発明の第1の目的は、不正に第2ガイドを移動させた場合であってもコインが一枚ずつ払い出される毎に必ずコインの検知信号が出力されるコインホッパを提供することである。
本発明の第2の目的は、不正に第2ガイドを移動させた場合であってもコインが一枚ずつ払い出される毎に必ずコインの検知信号が出力され、かつ、回転ディスクと一体的に設けられる押動部が摩耗することなく、かつ、安価なコインホッパを提供することである。
この目的を達成するため、第1の発明にかかるコインホッパは以下のように構成される。
上部開口を有するコイン保留ボウルの底孔に複数の通孔付き回転ディスクを配置し、前記回転ディスクの裏面に前記通孔に対応して配置された押動部によってコインをホッパベース上で移動させ、前記回転ディスクの側方に固定状態に配置された第1ガイド及び前記第1ガイドに対し弾性的に接離可能に設けられた第2ガイドによって出口開口を構成し、前記回転ディスクの回転に伴い前記押動部によって押動される前記コインを前記出口開口に押し込むことにより弾き出し位置まで移動された前記第2ガイドで弾き出し、前記第2ガイドの前記コインによる移動に関連して前記コインの通過をコイン検知装置で検知するコインホッパにおいて、前記回転ディスクに駆動連結され、かつ前記回転ディスクに対し前記通孔数に相当する倍数で回転する回転体、及び前記第2ガイドと連動し、かつ前記回転体の回転経路に進退可能なストッパを設け、前記ストッパは通常の払出動作中においては前記第2ガイドが前記コインの弾き出しの直前から弾き出し直後において前記回動経路に位置するが前記回転体とは当接せず、かつ、前記第2ガイドが前記コインの弾き出しの直前から弾き出し直後の時期以外に弾き出し位置に位置する場合は前記回転体に当接する位置関係に設定されていることを特徴とするコインホッパである。
また、第2の発明は、第1の発明のコインホッパにおいて、前記第1ガイドは小径コインに対する第1位置又は大径コインに対する第2位置において選択的に固定され、前記第2ガイドは小径コイン又は大径コインに拘わらず同一の弾き出し位置に移動されることを特徴とするコインホッパである。
さらに、第3の発明は、第2の発明のコインホッパにおいて、前記第2ガイドは固定軸に回動自在に支持されたレバーの一側に回転自在に取付られたローラであり、前記ストッパは前記レバーに一体的に形成されていることを特徴とするコインホッパである。
第1の発明にかかるコインホッパにおいて、保留ボウル内にバラ積みされたコインは、回転ディスクの回転によって通孔内に落下し、回転ディスクの裏面に形成された押動部によってベース上をスライドされ、第1ガイド及び第2ガイドによって構成される出口開口へ移動される。
出口開口に達したコインは、押動部によって押進されることにより第2ガイドを弾き出し位置へ移動させる。
これにより、当該コインは、直径部が第1ガイドと第2ガイドとの間を通過した直後に第2ガイドに付加されている弾発力によって弾き出される。
このとき、ストッパは回転体の一回転毎にその回転経路に進退するが、その回転経路への進行タイミングは回転体と衝突しないタイミングであるあるため、コインホッパの作用には何ら影響がない。
一方、第2ガイドの移動と連動してコイン検知装置は検知信号を出力する。
一つの検知信号は、計数値1としてカウントされ、指示数に達した場合、回転ディスクの回転は停止される。
第2ガイドが器具により不正に弾き出し位置へ移動された場合、回転体はストッパに衝突して強制的に戻り方向へ移動させる。
これにより、コイン検知装置は検知信号を出力する。
換言すれば、コインが一つ払い出された場合、必ず検知信号が1つ出力される。
結果として、不正にコインを取得されない。
第2発明のコインホッパにおいて、第1ガイドは小径コインに対する第1位置又は大径コインに対する第2位置において選択的に固定される。
これにより、小径コイン又は大径コインが用いられる場合であっても、第2ガイドの弾き出し位置は変化しない。
換言すれば、第1ガイドの位置を変更することにより、コイン検知装置の位置を何ら変更することなく大径コイン又は小径コインを使用することができる。
これにより、汎用性を増したコインホッパを提供することができる。
本発明の最良の形態は、上部開口を有するコイン保留ボウルの底孔に配置された複数の通孔付き回転ディスクの裏面に前記通孔に対応して配置された押動部によってコインを移動させ、前記回転ディスクの側方に固定状態に配置した第1ガイド及び前記第1ガイドに対し弾性的に接離可能に設けられた第2ガイドとの間に前記回転ディスクの回転によって前記押動部によって押動されるコインによって弾き出し位置まで移動された後弾き出し、前記第2ガイドの前記コインによる移動に関連して前記コインの通過を検知するコイン検知装置を備えたコインホッパにおいて、前記回転ディスクに駆動連結され、かつ前記回転ディスクに対し前記通孔数に相当する倍数で回転する回転体、及び前記第2ガイドと連動し、かつ前記回転体の回転経路に進退可能なストッパを設け、前記ストッパは通常の払出動作中においては前記第2ガイドがコインの弾き出しの直前から弾き出し直後において前記回動経路に位置するが前記回転体とは当接せず、かつ、前記第2ガイドが前記弾き出しの直前から弾き出し直後の時期以外に弾き出し位置に位置する場合は前記回転体に当接する位置関係に設定され、前記第1ガイドは小径コインに対する第1位置、又は大径コインに対する第2位置において選択的に固定され、前記第2ガイドは小径コイン又は大径コインに拘わらず同一の弾き出し位置に移動されることを特徴とするコインホッパである。
まず、コインホッパ100の概要が図1を参照して説明される。
コインホッパ100は、バラ積み状態で保留された円板形のコイン102を一つずつ払い出す機能を有する。
コインホッパ100は、少なくともフレーム104、ホッパベース106、保留ボウル108、回転ディスク110、コイン102の周方向案内装置112、弾出装置114、出口通路116、コイン検知装置118、出口通路画定装置122及び不正防止装置124を含んでいる。
まずフレーム104が図1を参照して説明される。
フレーム104はホッパベース106及び保留ボウル108を支持する機能を有し、樹脂にて射出成型された矩形の筒状をしている。
フレーム104は、下端のベース126、及び、ベース126に一体化され上向きに延びる矩形筒形のサポート部128を含んでいる。
サポート部128の中空部には、制御基板や回転ディスク110の駆動のための電気モータ等が配置され、頭部は斜めに形成されている。
次にホッパベース106が図2及び図3を参照して説明される。
ホッパベース106は、保留ボウル108、回転ディスク110、周方向案内装置112、弾出装置114、及びコイン検知装置118を所定の位置に保持する機能、及び、回転ディスク110によって移動されるコイン102を案内する機能を有する。
ホッパベース106は、矩形の厚板状を呈し、サポート部128の頂部に固定されている。
換言すれば、ホッパベース106は、所定の角度で傾斜している。
ホッパベース106は上面130の中央に位置する有底かつ円形鍋形のガイド穴132、上下端部に形成した保留ボウル108の第1取付部134A、134B及び第2取付部136A、136B、ガイド穴132の周面の一部を開口した出口開口138、裏面側にコイン検知装置118の取付部140及び周方向案内装置112の取付部142(図5参照)を含んでいる。
ガイド穴132の底面144は、大凡平面であり、中央に、回転ディスク110を取り付ける回転軸146が貫通する軸孔148が形成されている。
ガイド穴132の周壁150は、C形の金属製ガイドリング151の内周面及び後述のガイド体192の側面によって構成される。
回転ディスク110によって押動されるコイン102は、その下面がガイド穴132の底面144上を滑りつつ、かつ、その周面がガイド穴132の周面である周壁150に案内されつつ移動する。
出口開口138に臨んで後述の弾出装置114が配置されている。
次に、保留ボウル108が図1を参照して説明される。
保留ボウル108は、コイン102をバラ済み状態に貯留する機能を有する。
保留ボウル108の下端部152は、ガイド穴132とほぼ同一径の円筒状であって、ホッパベース106に対し直交方向に延びている。
換言すれば、下端部152は斜め上方に向かって伸びており、その上端部154は四角形状に拡大する上端部154が形成され、上端はコイン102を投入するための上部開口156になっている。
下端部152の円筒内の底孔155に回転ディスク110の上部が配置されている。
保留ボウル108の上端部154と下端部152は傾斜壁によって接続され、その上に乗ったコイン102は、重力によって自然滑落し、下方の回転ディスク110上に落下する。
第1取付部134A、134B及び第2取付部136A、136Bに保留ボウル108の下部に形成した係止部(図示せず)を係止することにより、保留ボウル108を簡単操作でホッパベース106に取付け、取外しできるようにしてある。
次に回転ディスク110を図2を参照して説明する。
回転ディスク110は、保留ボウル108にバラ積み状態に保留されるコイン102を一つずつ区分けし、弾出装置114に搬送する機能を有する。
回転ディスク110は、電気モータ158(図5参照)によって減速機160を介して回転駆動される。
回転ディスク110には、回転軸線を中心とする所定半径の円上であって等間隔に円形の通孔164が形成され、通孔164の上面側は、下向き錐形の導入部165が形成されている。
また、中央部には円錐形であって、かつ、回転軸146を取付けると共にコイン102の攪拌のための中央凸部166(図1参照)が形成されている。
回転ディスク110は、その下部がガイド穴132内にその周面が周壁150に対しコイン102の厚みよりも狭い間隔で、また、その上部は保留ボウル108の下端部152の底孔155内に僅かな隙間を空けて配置されている。
回転ディスク110の裏面161である通孔164を区画するリブ167の下面には、コイン102を押し出すための第1押動部168及び第2押動部170が通孔164のそれぞれに相対して下向きに突出形成されている。
第1押動部168及び第2押動部170の第1押動面168P、及び第2押動面170P(図2参照)は、回転ディスク110の中心部から伸びるインボリュート曲線上に位置している。
第1押動部168と第2押動部170との間には、後述の周方向案内装置112を構成する第1規制体112A通過のための第1溝172A及び、第2規制体112B通過のための第2溝172Bが形成されている。
回転ディスク110が回転した場合、その上に載っているコイン102は通孔164、中央凸部166等によって攪拌され、姿勢が変化させられて通孔164に落下する。
落下したコイン102の下面はガイド穴132の底面144に、外周は周壁150によって案内される。
そして、回転ディスク110の回転によって第1押面168P及び第2押面170Pによって押動されて回転ディスク110と共に連れ回りされる。
このとき、コイン102の周面は周壁150に案内されるが、周壁150に対する接触圧は殆どが遠心力に基づくものであるので大きな接触圧ではない。
連れ回り過程において、周方向案内装置112の第1規制体112A、及び第2規制体112Bによって連れ回りを阻止されたコイン102は、回転ディスク110の周方向へ案内され、最終的に第2押170Pによって、出口開口138へ押し込まれる。
次に周方向案内装置112が図2を参照して説明される。
周方向案内装置112は、第1押動部168、第2押動部170によって押動されるコイン102を、回転ディスク110の周方向に案内し、出口開口138に誘導する機能を有する。

具体的には、ホッパベース106を下側から上側に貫通し、回転ディスク110に向かって伸びる円柱ピン状の第1規制体112A及び第2規制体112Bが配置されている。
換言すれば、第1規制体112A及び第2規制体112Bはコイン102の移動経路182に突出している。
第1規制体112A及び第2規制体112Bは、ホッパベース106の裏面の取付部142に一端を固定された板バネ174A、174B(図5参照)に固定されている。
これにより、第1押動部168、第2押動部170によって押動されるコイン102は第1規制体112A及び第2規制体112Bによって回転ディスク110による連れ回りを阻止され、出口開口138側へ案内される。
なお、第1規制体112A又は第2規制体112Bの一方のみ、若しくは第1規制体112A及び第2規制体112Bを用いずともコイン102が出口開口138に自ずと移動する場合、それらを配置する必要はない。
換言すれば、回転ディスク110の直径が大きく、第1押動部168及び第2押動部170によってコイン102を回転ディスク110の周方向へ誘導できる場合、第1規制体112A及び第2規制体112Bを配置する必要は無い。
第1規制体112A及び第2規制体112Bがコイン102から所定の横方向の力を受けた場合、板バネ174A、174Bが弾性変形して第1規制体112A及び第2規制体112Bは底面144の下方に向かって移動可能であり、コイン102がそれを乗り越えて移動可能になり、回転ディスク110と共に移動できる。
次に出口開口138が図2を参照して説明される。
出口開口138は、周方向案内装置112の側方のガイド穴132の周壁150が所定長にわたって切除された矩形の開口である。
実施例においては、第1ガイド176及び第2ガイド178によってコイン102の出口が画定されるので、これらの間が出口開口138である。
出口開口138の長さ(ガイド穴132の周方向の長さ)は、コイン102が通過するに十分な長さである。
次に出口通路116が図2を参照して説明される。
出口通路116は、弾出装置114によって弾き出されたコイン102を案内する機能を有する。
出口通路116は、出口開口138に連続して回転ディスク110の周方向に伸びる薄板状の通路である。
出口通路116は、ホッパベース106に形成された凹溝182、第1ガイド176、第2ガイド178及び凹溝182の上側解放面を覆う出口通路画定ガイド184によって画定され、回転ディスク110の周方向に伸びている。
凹溝182の底面186は、底面144と同一平面内に配置され、第2押動部170によって押し出されるコイン102の下面が案内される。
出口通路画定装置122は、本実施例においてはホッパベース106及び出口通路画定ガイド184により構成される。
しかし、コイン102の通路を画定する構造であれば、他の構成を採用できる。
出口通路116の端面がコイン102の出口190である。
次に弾出装置114を図2及び図5を参照して説明する。
弾出装置114は、回転ディスク110によって一枚ずつ区分けされて送り出されるコイン102をひとつずつ弾き出す機能を有する。
弾出装置114は、第1ガイド176、第2ガイド178及び付勢手段188を含んでいる。
まず第1ガイド176が図2を参照して説明される。
本発明の第1ガイド176は、コイン102が弾き出される際、出口開口138の一側を固定的に画定する機能を有する。
さらに、本実施例においては、小径コイン102S又は大径コイン102Lの何れが使用される場合であっても、第2ガイド178の移動量が同一になるようにする機能を有する。
本実施例における第1ガイド176は、へら状の板金製ガイド体192の弧状端部194によって構成されている。
ガイド体192は他端部200及び側部凸部196が形成され、ホッパベース106に形成された弧状凹部198に側部凸部196が嵌り、かつ、他端部200が規制部202に接した状態において、小径コイン102Sに適した第1位置P1に位置するよう設定されている。
この状態において、直線状の第1側面204はガイド穴132の一部を構成する。
図に示すように、ガイド体192を左右反転した場合、第1側面204の反対側の第2側面206がガイド穴132の一部を構成する。
第2側面206は、第1側面204よりも湾曲しており、ガイド穴132を大きくしている。
換言すれば、大径コイン102Lが第1規制体112A、第2規制体112Bによって出口開口138へ案内され、かつ、第2ガイド178が小径コイン102Sが弾き出される場合と同一の移動量になるよう設定されている。
ガイド体192は、出口通路画定ガイド184の下面に形成した突起がガイド体192に形成された位置決め孔208A、208Bに嵌め合わされることにより当該第1位置P1又は第2位置P2に固定される。
次に第2ガイド178が図2及び図4を参照して説明する。
第2ガイド178は移動可能に設けられ、第1ガイド176との間でコイン102を挟んで弾き出す機能を有する。
第2ガイド178は、本実施例では支軸212(図4参照)に回転自在に支持されたローラ214である。
第2ガイド178は、回転ディスク110及び第1ガイド176の側方に配置され、出口開口138の一側壁を構成している。
支軸212は、ホッパベース106の裏面に下向きに固定された固定軸218にピボット運動可能に取り付けられた揺動レバ220の一端部に固定され、ホッパベース106の弧状長孔222を通って出口開口138に隣接し、かつ第1ガイド176に対し所定距離離れた出口通路116に位置している。
ホッパベース106の下面に突出するピン224と揺動レバ220から下方に突出するピン225との間に掛止めした付勢手段188、具体的にはスプリング226が掛止され、ローラ214が第1ガイド176に近づくよう図2において反時計方向(図5、6において時計方向)に付勢されている。
付勢手段188は、第2ガイド178を第1ガイド176に弾性的に近づける機能を有している。
通常、揺動レバ220は一体に形成された被係止部228が、ホッパベース106の裏面に形成された表面が弾性的に形成された係止部230によって係止されることにより、第1ガイド176に対しコイン102の直径よりも小さい間隔で停止された待機位置SPにおいて静止している。
小径コイン102S又は大径コイン102Lの直径部が第1ガイド176と第2ガイド178との間に進行した場合、図8に示すように第2ガイド178が弾き出し位置DPに移動された後、スプリング226の弾発力でコイン102を出口通路116へ弾き出す。
なお、第2ガイド178は揺動レバ220によってピボット運動を行うが、直線運動により第1ガイド176に対し接近、離隔するよう変更することができる。
また、付勢手段188は、スプリングの他、電磁アクチュエータ、空気アクチュエータ等同様の機能を有する装置に変更することができる。
次にコイン検知装置118が図2、図4〜図6を参照して説明される。
コイン検知装置118は、コイン102による第2ガイド178の移動を直接的又は間接的に検知して検知信号DSを出力する機能を有する。
実施例のコイン検知装置118は、第2ガイド178、第2ガイド178を支持する揺動レバ220、揺動レバ220と一体的に移動する作用片242及び作用片242の検知装置244を含んでいる。
作用片242は、揺動レバ220と一体に、第2ガイド178よりも支軸212から遠い位置に形成され、支軸212を中心とする円弧状に所定の長さで延在する被検知部246である。
検知装置244は、被検知部246を検知した場合、「H」又は「L」の電気的な検知信号DSを出力する機能を有する。
実施例の検知装置244は、透過形の光電センサ248であり、透孔248Hから投光される投射光が遮断された場合、検知信号DSを出力する。
光電センサ248は、ホッパベース106の裏面に取付部140を介して固定されている。
実施例において光電センサ248はサポート部128で囲われたホッパベース106の下方に位置するので、外部から不正にアクセスすることが極めて困難である。
コイン102によって第2ガイド178が弾き出し位置DPへ移動された場合、図8に示すように被検知部246が透孔248Hに相対する場合、透孔248Hから受光部への投射光を遮断する。
この遮断によって、光電センサ248の出力は「H」から「L」になる。
第2ガイド178が弾き出し位置DPから待機位置SPへ移動する場合、移動途上において被検知部246が透孔248Hから外れるので、光電センサ248の出力は「L」から「H」になる。
光電センサ248の出力が「L」から「H」に変化したときに検知信号DSを出力する。
この検知信号DSをカウントすることにより、払い出したコイン102の数を知ることができる。
したがって、検知装置244は、同様の機能を有する他の方式、例えば反射式光電センサ、金属センサ等他のセンサに変更することができる。
さらに、揺動レバ220または第2ガイド178の移動を直接検知することによりコイン検知装置118を構成することができる。
次に出口通路画定装置122が図1及び図2を参照して説明される。
出口通路画定装置122は、出口通路116を画定する機能を有する。
出口通路は、ホッパベース106の凹溝182に出口通路画定ガイド184を嵌め込んだ後、スクリュウ等の固定手段によってホッパベース106に固定することにより画定形成される。
具体的には、出口通路116の下面は底面186によって画定され、上面は出口通路画定ガイド184の下面によって画定され、側面は、凹溝182の側壁によって画定される。
ガイド体192が小径コイン102Sに対応する第1位置P1に設定されているか、大径コイン102Lに対応する第2位置P2に設定されているかの確認及び出口通路116におけるコイン102の移動状況を確認可能とするため、出口通路画定ガイド184は透明樹脂にて成形することが好ましい。
次に不正防止装置124が図4〜6を参照して説明される。
不正防止装置124は、コイン102が弾出装置114を通過した場合、必ず検知信号DSが出力されるようにする機能を有する。
換言すれば、第2ガイド178が待機位置SPから弾き出し位置DPに移動された場合、次のコイン102が第2ガイド178を押動する以前に待機位置SP近傍へ強制的に移動させる機能を有する。
実施例の不正防止装置124は、回転体252及びストッパ254を含んでいる。
まず、回転体252を説明する。
回転体252は、回転ディスク110に対し通孔164の数の倍数の回転比によって回転される。
具体的には、回転体252は減速機160によって回転駆動される。
減速機160は、図3及び図5に示すようにホッパベース106の裏面に固定される減速機ボックス256に内蔵される。
電気モータ158が減速機ボックス256の裏面に固定され、減速機ボックス256内に突出する出力軸の先端に小径のドライブギヤ258が配置される。
このドライブギヤ258に、第1固定軸262に回転自在に支持された第1減速ギヤ264が噛み合っている。
第1減速ギヤ264と一体に形成された第2減速ギヤ266は、第2固定軸268に回転自在に支持された第3減速ギヤ272に噛み合っている。
第3減速ギヤ272と一体の第4減速ギヤ274は、回転軸146の下端部に固定された第5減速ギヤ276に噛み合っている。
この構造により、電気モータ158の回転によって各減速ギヤを介して回転ディスク110は所定の速度で回転される。
第3減速ギヤ272と噛み合う被動ギヤ278は、減速機ボックス256に回転自在に支持された第2回転軸282に固定されている。
第2回転軸282の下端部は減速機ボックス256の下方に突出している。
回転体252は、第2回転軸282の前記突出した下端部に固定され、減速機ボックス256の外側下方において回転する。
第2回転軸282の回転軸146に対する回転比は、通孔164の数の倍数である。
換言すれば、回転ディスク110の第2押動部170がコイン102を1つ弾出装置114へ向かって送り出す毎に回転体252は一回転する。
回転体252は、第2回転軸282の回転中心から所定の半径を有する。
したがって、回転体252は所定の平面内に位置する回転経路Rを回転する。
回転体252の係止面284は、第2回転軸282の軸心を通る直線L1上に配置されている。
次にストッパ254を説明する。
ストッパ254は、第2ガイド178に連動して移動し、当該第2ガイド178が待機位置SPに位置する場合、回転体252の回転経路Rの外に退出し、正常動作における当該第2ガイド178が弾き出し位置DPへ向かう過程から待機位置SPへ向かう過程において、当該回転経路Pに進出し、回転体252の回転を停止する機能、及び回転ディスク110が回転される場合、回転体252によって回転経路R外へ移動される機能を有する。
換言すれば、正常作動時、ストッパ254は第2ガイド178と連動して回転体252を係止しないタイミングで回転経路Rに進退する。
さらに換言すれば、正常作動時において、第2ガイド178が弾き出し位置DPの近傍に位置する場合、ストッパ254は回転経路R内に位置し、第2ガイド178が待機位置SP近傍に位置する場合、回転経路Rの外に位置する。
異常時、例えば、器具により第2ガイド178が弾き出し位置DPの近傍に保持される場合、ストッパ254は回転体252を係止してその回転を停止させ、若しくは回転体252が回転するときはストッパ254を介して第2ガイド178を待機位置SP近傍へ強制的に移動させる。
ストッパ254は、揺動レバ220と一体に形成された扇状の係止体286の一側面288である。
これにより、ストッパ254は第2ガイド178及び作用片242と一体に移動する。
一側面288は、固定軸218の軸心を通る直線L2上に配置される。
側面288がストッパ254の回転経路Rに位置する場合、回転体252を係止し、その回転を停止する。
また、回転体252の回転力が勝る場合、回転体252はストッパ254を移動させ、回転経路R外に移動させる。
これにより、第2ガイド178は強制的に弾き出し位置DPから待機位置SP近傍へ移動され、作用片242は透孔248Hから外れ、光電センサ248は検知信号DSを出力する。
換言すれば、第2ガイド178が弾き出し位置DPに移動された場合、必ずコイン102が1つ通過毎に待機位置SP近傍へ戻され、1つの検知信号DSが出力される。
回転体252は、回転ディスク110とは別部品であるので、ストッパ254によって回転ディスク110を損傷することはない。
次に実施例の作用を図7〜図10をも参照して説明する。
図7〜図9は、小径コイン102Sを用いた場合の例である。
ガイド体192は、第1ガイド176の第1位置P1において固定されている。
コイン102の払出指示信号を受けた場合、電気モータ158が回転し、減速機160及び回転軸146を介して回転ディスク110が図2において時計方向に回転される。
回転ディスク110の回転により、小径コイン102Sは通孔164に落下し、その下面はガイド穴132の底面144に支えられる。
さらに、小径コイン102Sは第1押動部168(第1押面168P)及び第2押動部170(第2押面170P)により押されてその下面は底面144上を滑り、かつ、周面は周壁150に案内されつつ回転ディスク110と共に連れ回りされる。
このとき、小径コイン102Sは第2押動部170によりその外向き円弧面を押されるので小径コイン102Sを回転中心側に押す力を受け、回転による遠心力が小径コイン102Sに作用するものの周壁150、及び第1側面204の接触圧力はほぼゼロの状態で移動する(図2)。
小径コイン102Sは、自ら又は第1規制体112A及び第2規制体112Bによって回転ディスク110の周方向に案内される。
このとき、第1規制体112A及び第2規制体112Bには横方向から力が加わるが、底面144に対しほぼ垂直状態を保つ。
小径コイン102Sの周方向への移動により、小径コイン102Sは第1ガイド176と第2ガイド178との間に達する(図2、図7)。
第2ガイド178は、小径コイン102Sによって移動されるまで待機位置SPに位置する(図7(A))。
光電センサ248は、第2ガイド178が待機位置SP近傍に位置する場合、検知信号DSを出力しない。
一方、第3減速ギヤ272及び被動ギヤ278を介して第2回転軸282が回転ディスク110の通孔164の数の倍数で回転される。
換言すれば、小径コイン102Sが一枚、弾出装置114に押し込まれる毎に第2回転軸282、換言すれば、回転体252は小径コイン102Sが一枚払い出される毎に1回転する。
小径コイン102Sは、第1押動部168に引き続いて第2押動部170によってさらに周方向へ押され、かつ、第1ガイド176は固定であるので、第2ガイド178が小径コイン102Sによって待機位置SPから弾き出し位置DPへ移動される(図8)。
これにより、揺動レバ220が固定軸218を中心に図7(A)において時計方向へ回動される。
この弾き出し位置DPへ移動する途上において、作用片242は透孔248Hに相対し、投光部からの投射光を遮断するため、光電センサ248の出力は「H」から「L」に変化する。
図10に示すように、図示しない制御装置は出力が「H」から「L」に変化した時点から計時を開始する。
小径コイン102Sは、その直径部が第1ガイド176と第2ガイド178との間を通過した直後に付勢手段188の弾発力によって第2ガイド178を介してほぼ横方向に弾き出され、出口通路116を通って出口190から払い出される。
これにより、第2ガイド178は待機位置SPに戻る。
第2ガイド178の待機位置SPへの復帰動に連動して作用片242が光電センサ248の遮光を中断するので、投光部からの投射光が受光部に受光されるようになる。
これにより、光電センサ248の出力は「L」から「H」に変化する。
この「L」から「H」への出力変化に基づいて検知装置244は検知信号DSを出力する。
したがって、この検知信号DSをカウントすることにより出口190から払い出されたコイン102の数を計数することができる。
また、「H」から「L」に変化した後、「L」の継続時間が所定時間よりも短い場合、異常信号は出力されない。
光電センサ248の出力「L」の継続時間が所定時間、例えば通常の二倍以上継続した場合、異常状態であるとして異常信号ESを出力することができる。
例えば、「L」の継続時間がコインの2枚払出に要する時間を経過した場合、異常信号を出力し、これに基づいて電気モータ158の回転を停止することができる。
ストッパ254は、第2ガイド178が待機位置SPに位置する場合、回転体252の回転経路Rの外に位置するので、回転体252はその回転中にストッパ254と当接することはない(図7)。
第2ガイド178が弾き出し位置DPに位置する場合、ストッパ254は回転体252の回転経路Rに進行するが、回転体252はストッパ254の進行位置に対し大凡180度ずれた位置に位置するため、ストッパ254によって係止されることはない(図8)。
次に第2ガイド178が器具により弾き出し位置DPに保持し続けられた異常ケースを説明する。
第2ガイド178が弾き出し位置DPを保持するので、ストッパ254も回転体252の回転経路Rに位置し続ける。
これにより、回転ディスク110の連続する回転により回転体252が回転してくると、ストッパ254に係止される(図9(A))
このとき、第2ガイド178の保持力、したがってストッパ254の保持力が回転体252のトルクよりも大きい場合、回転体252は停止される。
換言すれば、回転ディスク110の回転は停止され、小径コイン102Sは払い出されない。
一方、作用片242は透孔248Hからの投光を遮断し続けるので検知信号DSは出力されない。
回転体252のトルクがストッパ254の保持力よりも大きい場合、回転体252はストッパ254を移動させて回転経路R外へ押し出す(図6において鎖線、図9(B))。
換言すれば、第2ガイド178は弾き出し位置DPから待機位置SPの近傍へ強制的に移動される。
これにより、小径コイン102Sは第2ガイド178によって押し出され、出口190から1つ払い出される。
この過程で作用片242は透孔248Hからの投光を遮断しなくなるので、光電センサ248の出力は「L」から「H」に変化し、検知信号DSを出力する。
これにより、払出したコイン1が計数される。
換言すれば、小径コイン102Sが払い出された場合、必ず検知信号DSが1つ出力される。
したがって、小径コイン102Sが払い出されない場合、検知信号DSは出力されず、かつ小径コイン102Sが払い出される場合、必ず検知信号DSが1つ出力されるので、小径コイン102Sと検知信号DSとは一対一の関係である。
よって、不正に小径コイン102Sを取得することはできない。
次に大径コイン102Lが使用される場合が図11を参照して説明される。
大径コイン102Lが使用される場合、図11(A)に示すようにガイド体192は、第1ガイド176の第2位置P2において固定される。
第1ガイド176が第2位置P2に固定される場合、第2ガイド178の弾き出し位置DPは小径コイン102Sが使用される場合と変わらない(図11(B))。
したがって、大径コイン102Lが使用される場合も前述の小径コイン102Sが使用される場合と同様にコイン102と検知信号DSとは一対一の関係で払い出される。
図1は、実施例のコインホッパの斜視図である。 図2は、実施例のコインホッパの回転ディスクを装着したホッパベースの平面図である。 図3は、実施例のコインホッパの保留ボウルを外した状態のホッパベース、減速機、及び回転ディスクの分解斜視図である。 図4は、不正防止装置及び検知装置の拡大斜視図であり、(A)は上方からの斜視図、(B)は表裏裏返した状態の斜視図である。 図5は、実施例のコインホッパのホッパベースの裏面図である。 図6は、実施例のコインホッパの不正防止装置及び検知装置の裏面拡大図である。 図7は、実施例のコインホッパのコイン払出前における、(A)は表面側、(B)は裏面側の作用説明図である。 図8は、実施例のコインホッパのコイン払出直前における、(A)は表面側、(B)は裏面側の作用説明図である。 図9は、実施例のコインホッパの不正時における、(A)は表面側、(B)は裏面側の作用説明図である。 図10は、実施例のコインホッパのコイン検知装置からの検知信号の説明図である。 図11は、実施例のコインホッパの大径コイン使用時の作用説明図である。
102 コイン
106 ホッパベース
108 コイン保留ボウル
110 回転ディスク
118 コイン検知装置
138 出口開口
155 底孔
156 上部開口
164 通孔
161 裏面
168、170 押動部
176 第1ガイド
178 第2ガイド
220 レバ
252 回転体
254 ストッパ、
DP 弾き出し位置
P1 第1位置
P2 第2位置

Claims (1)

  1. 上部開口(156)を有するコイン保留ボウル(108)の底孔(155)に複数の通孔(164)付き回転ディスク(110)を配置し、前記回転ディスク(110)の裏面(161)に前記通孔(164)に対応して配置された押動部(168、170)によってコイン(102)をホッパベース(106)上移動させ、前記回転ディスク(110)の側方に固定状態に配置された第1ガイド(176)及び前記第1ガイド(176)に対し弾性的に接離可能に設けられた第2ガイド(178)によって出口開口(138)を構成し、前記回転ディスク(110)の回転に伴い前記押動部(168、170)によって押動される前記コイン(102)前記出口開口(138)に押し込むことにより弾き出し位置(DP)まで移動された前記第2ガイド(178)で弾き出し、前記第2ガイド(178)の前記コイン(102)による移動に関連して前記コイン(102)の通過をコイン検知装置(118)で検知するコインホッパにおいて、
    前記回転ディスク(110)に駆動連結され、かつ前記回転ディスク(110)に対し前記通孔(164)数に相当する倍数で回転する回転体(252)、及び前記第2ガイド(178)と連動し、かつ前記回転体(252)の回転経路(R)に進退可能なストッパ(254)を設け、
    前記ストッパ(254)通常の払出動作中においては前記第2ガイド(178)前記コイン(102)の弾き出しの直前から弾き出し直後において前記回動経路(R)に位置するが前記回転体(252)とは当接せず、かつ、前記第2ガイド(178)が前記コイン(102)の弾き出しの直前から弾き出し直後の時期以外に弾き出し位置(DP)に位置する場合は前記回転体(252)に当接する位置関係に設定されていることを特徴とするコインホッパ。
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