JP2010217651A - 調光装置及びかかる調光装置を用いたプロジェクター用の照明装置 - Google Patents

調光装置及びかかる調光装置を用いたプロジェクター用の照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遮光量の変化を比較的なだらかなものにしつつ、遮光率最大時において照明光量を十分に下げることのできる調光装置及びかかる調光装置を用いたプロジェクター用の照明装置を提供すること。
【解決手段】一対の遮光部82a,82bの第1遮光部材91a,91bの端部に形成される切欠き部CTa,CTbにより、比較的なだらかな遮光量の変化を可能とし、さらに、切欠き部CTa,CTbに近接して配置される第2遮光部材92a,92bにより、切欠き部CTa,CTbに対応する光の遮蔽領域を変化させ、特に、第1遮光部材91a,91bの全閉時において切欠き部CTa,CTbの領域に対応する光束の遮蔽量を最大としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光の遮断量を調整するための調光装置及び調光装置を用いたプロジェクター用の照明装置に関する。
プロジェクター等の画像表示装置の照明装置内に一対のレンズアレイ(フライアイレンズ)を組込み、当該一対のレンズアレイ間に回動可能な遮光部材を有する調光装置を配置して照明光量の調節を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特に、このような調光装置として、くの字状に折れ曲がった形状を有し、かつ、先端部に例えば弓形の切欠きをそれぞれ有し開閉する一対の遮光体を用いるものが知られている(特許文献2参照)。また、ブロック状の遮光体の端部に切欠きを設けて遮光量を比較的なだらかに調節するもの(特許文献3参照)や、4隅から4枚の遮光板を互いに近接または離間するように同期して移動操作する絞り手段を有するものも知られている(特許文献4参照)。
特開2004−69966号公報 特開2009−15295号公報 特開2005−17501号公報 特開2007−93741号公報
しかしながら、例えば特許文献2のように、遮光体に切欠きを設ける場合、遮光量を比較的なだらかに変化させることができるが、遮光率最大時つまり遮光板の全閉時において、当該切欠きから光が漏れて照明光量を十分に下げられない可能性がある。なお、特許文献3のように、切欠きを有するブロック状の遮光体を遮光部材として用いる場合、遮光量の変化を所望のものとするために当該遮光体の端部に複雑な曲面を形成させる必要がある可能性がある。なお、この場合、当該遮光体のための空間も必要となるが、一対のレンズアレイ周辺には空間的制限があり、ブロック状の遮光体を設置するのは困難な場合がある。また、特許文献4のように、4枚の遮光板を同期して近接等するように移動操作させるためには、複雑な機構を設ける必要がある。
そこで、本発明は、簡易な構造によって、遮光量の変化を比較的なだらかなものにしつつ、遮光率最大時において照明光量を十分に下げることのできる調光装置及びかかる調光装置を用いたプロジェクター用の照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る調光装置は、開閉動作のための回動軸部を有する遮光部と、回動軸部を回動させる回動機構とを備える調光装置であって、遮光部が、第1遮光部材と第2遮光部材とを有し、第1遮光部材が、板状の部材で構成され、システム光軸側の端部に切欠き部を有するとともに、遮光部の開閉動作に応じて通過する光の遮蔽領域の大きさを変化させ、第2遮光部材が、第1遮光部材に近接して配置され、遮光部の開閉動作に応じて切欠き部に対応する光の遮蔽領域を変化させ、第1遮光部材の全閉時における切欠き部を通過する光束の少なくとも一部を遮蔽する。
上記調光装置では、第1遮光部材が切欠き部を有することにより、遮光量の変化を比較的なだらかなものにすることができ、かつ、第2遮光部材が切欠き部に対応する光の遮蔽領域を変化させ、第1遮光部材の全閉時における切欠き部に対応する光束の全部または一部を遮蔽することにより、遮光率最大時において調光装置を通過する照明光量を十分に下げることができる。
また、本発明の具体的な態様によれば、第2遮光部材が、遮光部の開閉動作において、第1遮光部材の最大開時における切欠き部を通過する光束の遮蔽領域には寄与せず、第1遮光部材の全閉時における切欠き部を通過する光束の遮蔽領域を最大とする。この場合、第2遮光部材は、第1遮光部材の最大開時においては光束の遮蔽に関与せず照明光量を確保することができ、全閉時においては光束の遮蔽量を最大にすることで照明光量を下げることができる。
また、本発明の別の態様によれば、第2遮光部材が、第1遮光部材に一体的に取付けられている。この場合、第2遮光部材は、第1遮光部材とともに回動し、構造が簡易なものとなる。
また、本発明の別の態様によれば、第2遮光部材が、板状の部材で構成され、当該板状の部材の一部を折り曲げることにより第1遮光部材の切欠き部に対応する端部を形成している。この場合、切欠きを有する板状の第1遮光部材に板状の第2遮光部材を組合せる比較的簡易で省スペースな構造によって立体的配置を達成でき、ブロック状の遮光体に近い遮蔽動作を行うことができる。
また、本発明の別の態様によれば、切欠き部を含む第1遮光部材の端部と第2遮光部材の端部とが、エッジを有し、所定角度で回動軸からエッジ側に向かって漸次離れていく。この場合、当該所定角度を定めることで、第1遮光部材のみによる第1段階の遮光と、第2遮光部材による光束の遮蔽の影響を加えた第2段階の遮光との度合いを調整することができる。
また、本発明の別の態様によれば、第2遮光部材のエッジが、第1遮光部材のエッジに平行である。この場合、第2遮光部材による遮光について、出射される光束の照度分布を均一に保たせてエッジによる減光を行うことができる。
また、本発明の別の態様によれば、第2遮光部材を取り付けられた第1遮光部材が、システム光軸を中心軸として一対で対称に配置され、回動機構が、一対の第1遮光部材を同期して駆動する。この場合、調光装置の対称性を保った状態で光の遮蔽を行うことができる。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクター用の照明装置は、上記いずれかの調光装置と、光源からの光源光を均一化して照明光を形成するための一対のフライアイレンズとを備えるプロジェクター用の照明装置であって、上記いずれかの調光装置が、一対のフライアイレンズ間に配置される。
上記照明装置では、上記いずれかの調光装置を有することにより、遮光量の変化が比較的なだらかであり、かつ、遮光率最大時においては照明光量を十分に下げられた照明光の形成が可能となる。当該照明装置をプロジェクターに用いることで、ダイナミックコントラストを向上させた画像形成が可能となり、また、この際、減光カーブもなだらかな状態なものとすることができる。
第1実施形態に係るプロジェクターを概念的に示す平面図である。 調光装置の構造を示す一方向からの斜視図である。 調光装置の構造を示す他方向からの斜視図である。 遮光部材の構造を示す斜視図である。 プロジェクター内における調光装置の開閉動作を示す図である。 (A)、(B)は、調光装置の開閉動作時における遮光部材の状態を示す図である。 遮光部材による遮光量の変化について説明するための図である。 遮光部材の傾斜角度と残光率について比較するグラフである。 第2実施形態に係る調光装置を示す図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明の第1実施形態に係る調光装置を組込んだプロジェクターについて説明する。
〔1.プロジェクターの構造の概要〕
図1に示すように、本実施形態に係るプロジェクター100は、光学要素として、照明装置10、色分離導光光学系40、光変調部50、クロスダイクロイックプリズム60、及び投射光学系70を備え、このうち、照明装置10は、光源ランプユニット20、均一化光学系30及び調光装置80を備える。
これらの光学要素、即ち照明装置10、色分離導光光学系40、光変調部50、クロスダイクロイックプリズム60及び投射光学系70は、遮光性を有するライトガイドであるケース部材11中に略全体が収納されている。また、これらの光学要素は、ケース部材11の内面等に設けられた保持部(不図示)に組付けられている。
照明装置10のうち、光源ランプユニット20は、光源部として、ランプ部21aと、凹レンズ21bとを備える。このうち、ランプ部21aは、例えば高圧水銀ランプ等であるランプ本体22aと、光源光を反射して前方に出射させる凹面鏡22bとを備える。凹レンズ21bは、ランプ部21aからの光源光をシステム光軸SAすなわち照明光軸に略平行な光束にする役割を有するが、例えば凹面鏡22bが放物面鏡である場合には、省略することもできる。
均一化光学系30は、第1及び第2レンズアレイ31,32と、偏光変換部材34と、重畳レンズ35とを備える。第1及び第2レンズアレイ31,32は、それぞれマトリクス状に配置された複数の要素レンズからなるフライアイレンズである。このうち、第1レンズアレイ31を構成する要素レンズによって、光源ランプユニット20から出射された光束が複数の部分光束に分割される。また、第2レンズアレイ32を構成する要素レンズによって、第1レンズアレイ31からの各部分光束は適当な発散角で出射される。偏光変換部材34は、PBSのプリズムアレイ等で構成され、レンズアレイ32から出射した光源光を特定方向の直線偏光のみに変換して次段光学系に供給する。重畳レンズ35は、第2レンズアレイ32から出射し偏光変換部材34を経た照明光を全体として適宜収束させることにより、光変調部50に設けた各色の液晶ライトバルブ50a,50b,50cに対する重畳照明を可能にする。
調光装置80は、第1レンズアレイ31と第2レンズアレイ32との間に配設され、後述する一対の遮光部材が観音開き状に開閉することで照明装置10から出射される照明光の照明光量を調整するものである。なお、調光装置80の具体的な構成については、後述する。
色分離導光光学系40は、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bと、反射ミラー42a,42b,42cと、3つのフィールドレンズ43a,43b,43cとを備え、光源ランプユニット20から出射された照明光を赤(R)色、緑(G)色、及び青(B)色の3色に分離するとともに、各色光を後段の液晶ライトバルブ50a,50b,50cへ導く。より詳しく説明すると、まず、第1ダイクロイックミラー41aは、RGBの3色のうちR色の照明光LRを反射しG色及びB色の照明光LG,LBを透過させる。また、第2ダイクロイックミラー41bは、GBの2色のうちG色の照明光LGを反射しB色の照明光LBを透過させる。つまり、第1ダイクロイックミラー41aで反射された赤色光LRは、フィールドレンズ43aのある第1光路OP1に導かれ、第1ダイクロイックミラー41aを透過して第2ダイクロイックミラー41bで反射された緑色光LGは、フィールドレンズ43bのある第2光路OP2に導かれ、第2ダイクロイックミラー41bを通過した青色光LBは、フィールドレンズ43rのある第3光路OP3に導かれる。各色用のフィールドレンズ43a,43b,43cは、第2レンズアレイ32から出射され光変調部50に入射する各部分光束が、各液晶ライトバルブ50a,50b,50cの被照射領域上において、システム光軸SAに対して適当な収束度又は発散度となるように入射角を調節している。一対のリレーレンズ44a、44bは、第1光路OP1や第2光路OP2よりも相対的に長い第3光路OP3上に配置され、入射側の第1のリレーレンズ44aの直前に形成された像を、ほぼそのまま出射側のフィールドレンズ43cに伝達することにより、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止している。
光変調部50は、3色の照明光LR,LG,LBがそれぞれ入射する3つの液晶ライトバルブ50a,50b,50cを備える。各液晶ライトバルブ50a,50b,50cは、中央に配置される液晶パネル51a,51b,51cと、これを挟むように配置される1対の入射側偏光フィルター52a,52b,52cと、出射側偏光フィルター53a,53b,53cとをそれぞれ備えている。各液晶ライトバルブ50a,50b,50cにそれぞれ入射した各色光LR,LG,LBは、各液晶ライトバルブ50a,50b,50cに電気的信号として入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で強度変調される。
クロスダイクロイックプリズム60は、カラー画像を合成するための光合成光学系であり、その内部には、R光反射用の第1ダイクロイック膜61と、B光反射用の第2ダイクロイック膜62とが、平面視X字状に配置されている。このクロスダイクロイックプリズム60は、液晶ライトバルブ50aからの赤色光LRを第1ダイクロイック膜61で反射して進行方向右側に出射させ、液晶ライトバルブ50bからの緑色光LGを両ダイクロイック膜61,62を介して直進・出射させ、液晶ライトバルブ50cからの青色光LBを第2ダイクロイック膜62で反射して進行方向左側に出射させる。
投射光学系70は、投射レンズとして、クロスダイクロイックプリズム60で合成された像光をスクリーン(不図示)上にカラー画像として投射する。
以上の構成を有するプロジェクター100において、照明装置10は、調光装置80を内蔵することにより、光を部分的に遮蔽して照明光量の調節を行う。つまり、プロジェクター100は、調光装置80により照明光量を可変にすることができ、例えば高いダイナミックコントラストを得ることができる。また、このプロジェクター100は、減光カーブのなだらかな調光装置80を用いており、応答の良好な調光によって高品位の画像を形成することが可能となっている。
〔2.調光装置の構造等の説明〕
図2及び図3は、調光装置80の構造を説明する斜視図であり、図2は、調光装置80を光路上流側から見た状態を示し、図3は、調光装置80を光路下流側から見た状態を示す。調光装置80は、固定部材81と、一対の遮光部82a,82bと、付勢部材84と、回動機構85とを備える。特に、一対の遮光部82a,82bは、一対の板状の第1遮光部材91a,91bと、第1遮光部材91a,91b上に一体化した状態で固定された一対の板状の第2遮光部材92a,92bと、回動機構85からの作用を受けるための回動軸部(ピン形状の回動ピン)83a,83b,84a,84bとにより構成されており、開閉動作により照明光の一部を遮蔽して照明装置10から出射される照明光量を調節する。
ここで、遮光部82a,82bにおいて、第1遮光部材91a,91bの端部のうち、回動軸AX1,AX2から最も離れる側に位置する端部EPには、切欠き部CTa,CTbがそれぞれ形成されている。これら切欠き部CTa,CTbは、端部EP上に形成されていることで、開閉動作において広範囲に動く。また、第2遮光部材92a,92bは、図2等に示す遮光状態において、光路上流側から切欠き部CTa,CTbを部分的に覆うように形成されている。これにより、調光装置80の遮光状態における照明光の遮蔽量を増大させている。
図4は、図2等に示す一対の遮光部82a,82bのうち、一方の遮光部82aの第1遮光部材91a及び第2遮光部材92aを拡大した斜視図である。なお、もう一方の遮光部82bは、遮光部82aと同等の構造を有するため、図示を省略している。
遮光部82aのうち、第1遮光部材91aは、中央部分に遮光における主要部分たる矩形の平らな板状部分BPと、板状部分BPの両端から延びて第1遮光部材91aを調光装置80内に組付けるための取付け部93a,93aとを有する。板状部分BPの端部EPにおいてエッジTSを切欠いて形成される切欠き部CTaは、図示のように、エッジTSの延びる方向(図中AB方向)に沿って延びる横長の円弧状の曲線形状を有している。この形状により、出射される光束の照度分布を均一に保ち、かつ、なだらかな減光を行うことができる。一方、第2遮光部材92aは、矩形の平板部PPと平板部PPから折れ曲がって延びるように形成されている先端部分である端部CPとを有する。平板部PPが第1遮光部材91aの板状部分BP上に板金等により貼付けられることで、第2遮光部材92aは第1遮光部材91aと一体化した状態になっている。端部CPと平板部PPとの境界BRは、切欠き部CTaに隣接する位置にあり、端部CPは、板状部分BPに対して角度θだけ傾斜して、切欠き部CTaを含む端部EPから漸次離間するように延びている。これにより、図2等に示す遮光状態において、光路上流側から切欠き部CTaを部分的に覆い、少なくとも照明光の一部を遮蔽することができる。なお、端部CPのエッジEGは、エッジTSの延びる方向(AB方向)に平行に直線状に延びている。
ここで、図2等に示すように、もう一方の遮光部82bの第1遮光部材91b及び第2遮光部材92bも、上述した第1遮光部材91a及び第2遮光部材92aと同様の構成を有している。つまり、例えば第1遮光部材91bは、取付け部93b,93bを介して調光装置80内に組付けられている。
以下、図2及び図3に戻って、調光装置80の全体について説明をする。固定部材81は、ライトガイドであるケース部材11に組付けられており、回動ピン83a,83b,84a,84bや回動機構85を支持する。一対の遮光部82a,82bは、第1遮光部材91a,91bの取付け部93a,93bを介して一対の回動ピン83a,83b及び一対の回動ピン84a,84bにそれぞれ支持されてシステム光軸SAに垂直で水平な方向(X方向)に延びており、システム光軸SAを挟んで互いに対向するとともにシステム光軸SAに関して対称に配置される。付勢部材84は、コイルばねの一対の端部を延長して平面視V字形状となるようにしたものであり、当該各端部の先端部分は、ピン形状の回動ピン84a,84bの先端に形成された溝に掛合した状態とされており、回動ピン84a,84bの離脱を防止している。付勢部材84は、当該V字形状の外側に向けて付勢力を働かせることで、回動ピン84a,84bに遮光部82a,82bを枢支させている。また、遮光部82a,82bは、回動機構85側において、ピン形状の回動ピン83a,83bにより回動可能な状態で固定されている。以上により、一対の遮光部82a,82bは、回動軸AX1,AX2のまわりにそれぞれ回動可能になっている。回動機構85は、モーター85aと、伝達部85bと、一対の駆動ギア86a,86bとを備える。モーター85aの回転は、伝達部85bを介して一対の駆動ギア86a,86bに伝達される。この際、上側の駆動ギア86aと下側の駆動ギア86bが同期して反対方向に回転するので、一対の駆動ギア86a,86bに固定された遮光部82a,82bも同期して回転する。ただし、各遮光部82a,82bは、各回動軸AX1,AX2から離れた位置に取り付けられており、モーター85aの正転又は逆転にともなって、互いにシステム光軸SA方向に近接して動作状態すなわち遮光状態(図示)になったり、互いにシステム光軸SAから離れて退避状態即ち非遮光状態(不図示)になったりする。
このように、本実施形態では、第2遮光部材92a,92bが上述のような形状を有することで、遮光部82a,82bの開閉状態のうち少なくとも図2及び図3に示すような遮光状態において、システム光軸SAの光路上流側の方向から入射する照明光の一部を遮蔽する。つまり、第1遮光部材91a,91bのみならず第2遮光部材92a,92bによっても遮蔽し、これにより、遮光部82a,82bの全閉時における照明光量を十分に下げることができるものとなっている。
〔3.調光装置による遮光領域の調整〕
図5は、調光装置80の動作による照明光量の変化についての詳細な説明をするために、図1の一部を拡大して示した概念図である。なお、図5では、調光装置80として、一対の遮光部82a,82bのうち遮光量の調整に直接的に関与する第1遮光部材91a,91b(主要部分のみ)及び第2遮光部材92a,92bを模式的に示している。また、ここでは、第1遮光部材91a,91bは、回動軸AX1,AX2を軸として側面SSを基準に回動するものとする。
第1遮光部材91a,91bは、回動軸AX1,AX2を軸とする回動動作により、図中実線で示すように第2レンズアレイ32略平行な状態となる全閉の状態になったり、例えば図中破線で示すように全閉時に比べて回動角度αだけ開いた状態になったりする。これにより、遮光部82a,82bによる照明光の遮断量の調整がなされる。なお、既述のように、第1遮光部材91a,91bにおいて、回動軸AX1,AX2からより遠方側に位置する端部EPには切欠き部CTa,CTbが形成されている。切欠き部CTa,CTbは、第1遮光部材91a,91bの回動動作にともなって揺動可能になっている。なお、切欠き部CTa,CTbは、エッジTSよりもシステム光軸SAから離れた位置に存在している。また、第2遮光部材92a,92bは、いずれも第1遮光部材91a,91bと一体化されており、第1遮光部材91a,91bとともに揺動可能になっている。
上述のような開閉動作により一対の遮光部82a,82bは、第1レンズアレイ31から出射される光の遮断量を調整可能にしている。この際、第2遮光部材92a,92bは、第1遮光部材91a,91bの回動角度αがある一定の値以下になると、切欠き部CTa,CTbに対応する光束の領域を光路上流側から部分的に覆う。つまり、仮に第2遮光部材92a,92bが存在しなければ切欠き部CTa,CTbを通過する照明光の成分を、第2遮光部材92a,92bの端部CPによって一部遮っている。これにより、遮光部82a,82bによる光の遮断量がさらに高められる。
図6(A)及び6(B)は、図5に示す回動角度αの値が相異なるときの第2レンズアレイ32側から見た遮光部82a,82bの様子をそれぞれ示している。具体的に、図6(A)は、比較的回動角度αの値が大きいときの様子を示しており、切欠き部CTa,CTbの頂部PKに第2遮光部材92a,92bのエッジEGが接している。つまり、Y方向に関して頂部PKとエッジEGとが同じ高さに位置している。この場合或いはこれ以上に回動角度αの値が大きい場合、第2遮光部材92a,92bは実質的に影響せず、第2遮光部材92a,92bを設けず第1遮光部材91a,91bのみによって遮光を行うのと同等の遮光がなされる。これに対して、図6(B)は、図6(A)のときよりも回動角度αの値が小さくなったときの様子を示している。この場合、切欠き部CTa,CTbが第2遮光部材92a,92bにより光路上流側から部分的に塞がれた状態となっており、塞がれた分だけ、第2遮光部材92a,92bを設けない場合よりも照明光の遮蔽量が多くなる。
なお、既述のように、各エッジEGは、エッジTSの延びる方向に沿って直線状に延びている。これにより、図6(B)切欠き部CTa,CTbとエッジEGとによって形成された光を通す領域の形状がX方向に長い状態に保たれるので、出射される照明光の光束の照度分布を比較的均一に保たせて減光を行うことができる。
図7は、一対の遮光部82a,82bの開閉動作において上述した第2遮光部材92a,92bが切欠き部CTa,CTbに与える遮光についての影響について詳しく説明するための模式的な図である。なお、図7の一対の遮光部82a,82bは、切欠き部CTa,CTbの頂点PKを通る面(図6(A)のX−X断面)で切断した状態で示されている。ここでは、図7に示すように、照明光SLの最大領域を領域D1で表すものとする。遮光部82a,82bは、パターンPA1〜PA3のように回動することで、照明光SLの光束の遮蔽領域を変化させ、この結果、照明光SLの調光がなされている。
パターンPA1の場合では、回動角度α1の値が比較的大きく、照明光SLの最大領域D1内に遮光部82a,82bは存在しない。従って、この場合、照明光SLの全ての成分が通過し、照明光として利用される。パターンPA2の場合では、回動角度α2の値が回動角度α1の値よりも小さく、一部の光が遮光部82a,82bにより遮られている。このため、領域D2内の光のみ通過することができ、照明光として利用される。ここで、パターンPA2の遮光部82a,82bは、図6(A)の状態に対応するものである。つまり、図7において頂部PKとエッジEGとを結んだ線がシステム光軸SAと平行になっている。パターンPA3の場合では、回動角度の値がゼロ即ち遮光部82a,82bによる照明光SLの遮蔽領域が最大となっている。この場合、第2遮光部材92a,92bのエッジEG間の領域D3内の光のみ通過することができ、照明光として利用される。なお、このとき、第2遮光部材92a,92bによる遮蔽領域も最大となっている。
以上において、パターンPA1の状態からパターンPA2の状態にかけて(回動角度の値がα1からα2である場合)は、第2遮光部材92a,92bのエッジEGが第1遮光部材91a,91bの頂点PKよりもシステム光軸SAより近くに位置することはない。従って、照明光SLの遮蔽は、実質的に第1遮光部材91a,91bのみにより行われるのと変わらない。一方、パターンPA2の状態からパターンPA3の状態にかけて(回動角度の値がα2からゼロである場合)は、エッジEGが頂点PKよりもシステム光軸SAに近い側に位置する。このため、第1遮光部材91a,91bに加え、第2遮光部材92a,92bによる光の遮蔽がなされる。従って、回動角度の値が角度α2より小さい範囲では、光の遮断量がより大きくなる。仮に、第2遮光部材92a,92bを設けず第1遮光部材91a,91bのみで遮蔽を行う場合、切欠き部CTa,CTbにより遮光領域が画定されるため、最大遮光時において照明光SLが通過できるのは領域D3´となる。これに対して、本実施形態では、第2遮光部材92a,92bを有することにより、全閉時において、照明光SLの切欠き部CTa,CTbに対応する成分である図中領域D4で示す分だけ狭めることができる。これにより、遮光率最大時において照明光量を十分に下げることができる。なお、第2遮光部材92a,92bは、第1遮光部材91a,91bの最大開時においては光束の遮蔽に関与せず、照明光量が確保される。以上のように、本実施形態の調光装置80は、第1遮光部材91a,91bのみによる第一段階の遮光と、第1遮光部材91a,91bによる遮光に第2遮光部材92a,92bが加わる第二段階の遮光とを有する構成となっている。これにより、第一段階の遮光では、なだらかな減光を可能とし、第二段階の遮光では、大きな減光を可能としている。
図8は、回動角度と光の残効率即ち調光装置80を通過した光の割合との関係を示すグラフであり、本実施形態の例と比較例とについて示している。各グラフに示される曲線のうち、曲線C1は、本実施形態の例であり、曲線C2は、切欠き部CTa,CTbは用いるが、第2遮光部材92a,92bは用いていない場合の比較例であり、曲線C3は、切欠き部CTa,CTb及び第2遮光部材92a,92bのいずれも用いていない場合の比較例である。なお、曲線C2では、第2遮光部材92a,92bがないため回動角度が小さいときの残光率が高いものとなっており、曲線C3では、切欠き部CTa,CTbがないため回動角度が大きいときの減光がなだらかなものとなり難いものとなっている。
これに対して、本実施形態の例では、曲線C1に示すように、回動角度の比較的大きい第一段階の遮光では、曲線C2の場合と同様に遮光量の変化を比較的なだらかなものにし、回動角度の比較的小さい第二段階の遮光では、曲線C1に近づき遮光率最大時において光量を十分に下げることが達成されていることが分かる。つまり、曲線C1は、回動角度の値が比較的大きいときには、切欠き部CTa,CTbが曲線C2に示す場合と同様に機能することで、遮光量の変化を比較的なだらかなものにする。一方、回動角度の値が一定値以下(図8では25°付近)になると、既述のように、第2遮光部材92a,92bが切欠き部CTa,CTbに対して影響を与えることで、遮光量が増加する。これにより、曲線C1は、回動角度の値が小さい範囲において、切欠き部CTa,CTbのない曲線C3の状態に近づく。
以上のように、本実施形態に係る調光装置80は、一対の遮光部82a,82bの開閉動作による遮光量の調整を行い、この際、第1遮光部材91a,91bの端部に形成される切欠き部CTa,CTbにより、比較的なだらかな遮光量の変化を可能としている。さらに、遮光部82a,82bは、切欠き部CTa,CTbに近接して配置される第2遮光部材92a,92bにより、切欠き部CTa,CTbに対応する光の遮蔽領域を変化させ、特に、第1遮光部材91a,91bの全閉時において切欠き部CTa,CTbの領域に対応する光束の遮蔽量を最大としている。これにより、遮光率最大時において光量を十分に下げることを可能としている。また、上記調光装置80は、例えば既知の切欠き部を有する板状の遮光部材を第1遮光部材91a,91bとし、これに上述した第2遮光部材92a,92bを付加することでも、一対の遮光部82a,82bを構成することが可能である。従って、上記効果を奏する調光装置80の製造は、例えば複雑な曲面を有するブロック状の遮光体や4方向から同期して移動する4枚の遮光板の作製に比べ、簡便な構造である。また、上記のような調光装置80を有する照明装置10をプロジェクター100に用いることで、プロジェクター100における画像形成での減光カーブもなだらかな状態とすることができる。
〔第2実施形態〕
以下、図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る調光装置について説明する。なお、本実形態に係る調光装置180は、図5等に示す調光装置80の変形例であり、第2遮光部材192a,192bの形状を除いて同等であるので、図5に対応する照明装置内での配置のみ図示し、調光装置180の構造や、照明装置及びプロジェクターへの取付けについては説明及び図示を省略する。
本実施形態の調光装置180は、第2遮光部材192a,192bを有している。第2遮光部材192a,192bは、調光装置80の第2遮光部材92a,92bと同様に第1遮光部材91a,91bに貼付けられて一体化した状態になっているが、その形状は、段差状になっている。第2遮光部材192a,192bにおいても、段差部分の端部CPが、第1遮光部材91a,91bの切欠き部CTa,CTbを覆うように形成されている。これにより、回動角度の値が一定値以下となるときに、遮光量を増加させることができ、遮光率最大時において光量を十分に下げることを可能としている。
なお、この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
例えば第1実施形態では、一対の遮光部82a,82bを観音開きに開閉するタイプの調光装置80としたが、一枚の遮光板を回動させるものであってもよい。
また、第2遮光部材について、切欠き部CTa,CTbを覆うことで遮光率最大時において光量を十分に下げることを可能であれば、上記の形状に限らず種々の形状や態様が可能であり、例えば、第2遮光部材をスライド機構により切欠き部CTa,CTbを塞ぐものとしてもよい。また、第1実施形態では、第2遮光部材92a,92bによる切欠き部CTa,CTbの遮蔽を回動角度α2のときから始まるものとしているが、第2遮光部材92a,92bの境界BRや角度θを適宜調整することができる。つまり、回動角度α2の値を変化させることで、第2遮光部材92a,92bによる照明光量の遮蔽への影響度合いを変更することが可能である。これにより、第1及び第2レンズアレイ31,32の形状や配置等に応じて適切な照明光量の遮蔽状態とすることができる。例えば、図5において、調光機構80によって遮蔽をしていく場合に、第1及び第2レンズアレイ31,32の外側にある要素レンズ4列分(図中上下2列分ずつ)に対応する照明光の遮蔽を完了したときから第2遮光部材92a,92bによる遮蔽を開始させ、全閉時には、中央側にある要素レンズ2列分に対応する照明光の一部のみ通過させる態様とすることができる。
また、上記実施形態では、光源ランプユニット21に用いるランプ本体22aとして高圧水銀ランプを用いたが、メタルハライドランプ等を用いてもよい。
また、上記実施形態では、光源ランプユニット21等からの光を特定方向の偏光とする偏光変換部材34を用いていたが、この発明は、このような偏光変換部材34を用いない照明装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、透過型の液晶ライトバルブ50a,50b,50cを備えるプロジェクターに本発明を適用した場合の例について説明したが、本発明は、反射型の液晶ライトバルブを備えるプロジェクターにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶ライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。
また、プロジェクターとしては、投射面を観察する方向から画像投射を行う前面投射型のプロジェクターと、投射面を観察する方向とは反対側から画像投射を行う背面投射型のプロジェクターとがあるが、図1等に示すプロジェクターの構成は、いずれにも適用可能である。
また、上記実施形態では、色分離導光光学系40や液晶ライトバルブ50a,50b,50c等を用いて各色の光変調を行っているが、これらに代えて、例えば照明装置によって照明されるカラーホイールと、マイクロミラーの画素によって構成されカラーホイールの透過光が照射されるデバイス(光変調部)とを組合せたものとを用いることによって、カラーの光変調及び合成を行うこともできる。
100…プロジェクター、 10…照明装置、 20…光源ランプユニット、 30…均一化光学系、 31,32…レンズアレイ、 80,180…調光装置、 81…固定部材、 82a,82b…遮光部、 91a,91b…第1遮光部材、 92a,92b,192a,192b…第2遮光部材、 CTa,CTb…切欠き部、 85…回動機構、 40…色分離導光光学系、 50…光変調部、 60…クロスダイクロイックプリズム、 70…投射光学系、 SS…側面、 BP…板状部分、 PP…平板部、 EP,CP…端部、 TS,EG…エッジ、 BR…境界、 θ,α,α1,α2…角度 AX1,AX2…回動軸、 LR,LG,LB…色光、 OP…光路、 SA…システム光軸

Claims (8)

  1. 開閉動作のための回動軸部を有する遮光部と、
    前記回動軸部を回動させる回動機構と
    を備える調光装置であって、
    前記遮光部は、第1遮光部材と第2遮光部材とを有し、
    前記第1遮光部材は、板状の部材で構成され、システム光軸側の端部に切欠き部を有するとともに、前記遮光部の開閉動作に応じて通過する光の遮蔽領域の大きさを変化させ、
    前記第2遮光部材は、前記第1遮光部材に近接して配置され、前記遮光部の開閉動作に応じて前記切欠き部に対応する光の遮蔽領域を変化させ、前記第1遮光部材の全閉時における前記切欠き部を通過する光束の少なくとも一部を遮蔽する、調光装置。
  2. 前記第2遮光部材は、前記遮光部の開閉動作において、前記第1遮光部材の最大開時における前記切欠き部を通過する光束の遮蔽領域には寄与せず、前記第1遮光部材の全閉時における前記切欠き部を通過する光束の遮蔽領域を最大とする、請求項1記載の調光装置。
  3. 前記第2遮光部材は、前記第1遮光部材に一体的に取付けられている、請求項1または請求項2に記載の調光装置。
  4. 前記第2遮光部材は、板状の部材で構成され、当該板状の部材の一部を折り曲げることにより前記第1遮光部材の切欠き部に対応する端部を形成している、請求項1から請求項3までのいずれか一項記載の調光装置。
  5. 前記切欠き部を含む第1遮光部材の端部と前記第2遮光部材の端部とは、エッジを有し、所定角度で前記回動軸から前記エッジ側に向かって漸次離れていく、請求項1から請求項4までのいずれか一項記載の調光装置。
  6. 前記第2遮光部材のエッジは、前記第1遮光部材のエッジに平行である、請求項1から請求項5までのいずれか一項記載の調光装置。
  7. 前記第2遮光部材を取り付けられた前記第1遮光部材は、前記システム光軸を中心軸として一対で対称に配置され、
    前記回動機構は、一対の前記第1遮光部材を同期して駆動する、請求項3から請求項6までのいずれか一項記載の調光装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項記載の調光装置と、
    光源からの光源光を均一化して照明光を形成するための一対のフライアイレンズと
    を備えるプロジェクター用の照明装置であって、
    前記調光装置は、前記一対のフライアイレンズ間に配置される、プロジェクター用の照明装置。
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