JP2006208568A - 撮像装置、光量調節機構及び光量制御フィルター - Google Patents

撮像装置、光量調節機構及び光量制御フィルター Download PDF

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Abstract

【課題】 撮像装置の小型化を確保した上で画質の低下を防止する。
【解決手段】 撮像光学系が配置されたレンズ鏡筒10と、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔28aを開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根16、17と、並進移動されて一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルター27とを設け、該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部27aと該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部27bとを形成し、光量制御フィルターが開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は撮像装置、光量調節機構及び光量制御フィルターについての技術分野に関する。詳しくは、光量制御フィルターに切欠部を形成し、小型化を確保した上で画質の低下を防止する技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置には、一対の光量調節羽根(絞り羽根)を撮像光学系の光軸に対して直交する面内において駆動モーターの駆動力によって並進移動させることにより、撮像光学系の光路を開閉し光量調節を行うようにした光量調節機構を備えたものがある。
このような撮像装置にあっては、被写体からの戻り光の光量が大きすぎる場合等にCCD(Charge Coupled Device)等の撮像手段に入射される光の量を制御する必要があり、一般には、この光量制御が上記した光量調節羽根に加え、ND(Neutral Density)フィルターと称される光量制御フィルターによっても行われる(例えば、特許文献1参照)。
光量制御フィルターは、例えば、一対の光量調節羽根とは別駆動とされ、該一対の光量調節羽根と同じ並進方向へ移動されることにより、一対の光量調節羽根によって形成された開口を開閉することにより光量制御機能を発揮する。
特開2000−250091号公報
ところで、撮像装置にあっては、一対の光量調節羽根によって形成される開口が小さくなると、開口付近において入射光が回折されることによる光学性能の劣化という問題が生じてしまう。
特に、近年の撮像装置の小型化に伴い、一対の光量調節羽根によって形成される開口が小さくなる傾向にあり、光学性能の劣化が顕著であるという問題がある。
加えて、撮像装置の小型化に伴ってCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子の画面寸法も小さくなる傾向にあり、画面寸法の小型化に伴い画素ピッチが小さくなると、その分、回折による影響が大きくなり画質の低下が顕著となってしまう。例えば、近年、対角線寸法が1/6インチサイズや1/8インチサイズという小型の撮像素子が広く用いられており、従来の1/4インチサイズの撮像素子に代えて1/8インチサイズの撮像素子を用いた場合には、画面内の画素数が同じであるときには画素サイズが小さくなり、空間周波数が2倍となって回折の影響が顕著なものとなってしまう、
図7は、従来の光量調節機構を有する撮像装置において、対角線寸法が1/6インチサイズの撮像素子を組み合わせたときのMTF(Modulation Transfer Function)値を測定したグラフ図である。図中、横軸は光量のFナンバーを示し、縦軸にMTF値を示している。実線は水平方向におけるMTF値を示しており、破線は垂直方向におけるMTF値を示している。
測定は、図8に示すように、一対の光量調節羽根a、bによって開口cを形成し、所定の段階(段階B)において開口cの面積を一定とし、矩形状に形成された光量制御フィルターdを漸次上方へ移動させることにより行っている。図中、楕円で示す部分は入射光の光束pを示し、段階Bから段階Fまでは開口cの面積を一定にし光束pより開口cを小さくして光量を絞っている。
図7に示すように、水平方向におけるMTF値はFナンバーの大きさに拘わらず略一定であるが、垂直方向におけるMTF値は段階Aから段階Fに亘って急激に変化しており、段階D(Fナンバー5)において略最低値を示している。
一般に、MTF値が40%未満の場合には、画質の劣化が顕著となり、撮像装置の実使用に耐えられないとされており、本例のように、垂直方向におけるMTF値が40%未満の部分がある場合には、この部分において垂直方向における解像度が極めて悪く撮像装置の実使用が困難である。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、撮像装置の小型化を確保した上で画質の低下を防止することを課題とする。
本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、撮像光学系が配置されたレンズ鏡筒と、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを設け、該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたものである。
本発明光量調節機構は、上記した課題を解決するために、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを設け、該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたものである。
本発明光量制御フィルターは、上記した課題を解決するために、一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたものである。
従って、本発明撮像装置、光量調節機構及び光量制御フィルターにあっては、光量制御フィルターが一対の光量調節羽根によって形成された開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、途中で切欠部のみが開口内に位置される。
本発明撮像装置は、撮像光学系が配置されたレンズ鏡筒と、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを備え、該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたことを特徴とする。
従って、小型の撮像素子が用いられた場合においても、入射光の回折による光学性能の劣化の度合いを低減することができ、撮像装置の小型化を確保した上で画質の低下を防止することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記切欠部がV字状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記切欠部が曲線状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
本発明光量調節機構は、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを備え、該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明にあっては、上記切欠部がV字状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
請求項6に記載した発明にあっては、上記切欠部が曲線状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
本発明光量制御フィルターは、互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターであって、一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにしたことを特徴とする。
従って、小型の撮像素子が用いられた場合においても、入射光の回折による光学性能の劣化の度合いを低減することができ、撮像装置の小型化を確保した上で画質の低下を防止することができる。
請求項8に記載した発明にあっては、上記切欠部がV字状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
請求項9に記載した発明にあっては、上記切欠部が曲線状に形成されたので、切欠部が単純な形状であり、光量制御フィルターの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
以下に、本発明撮像装置、光量調節機構及び光量調節羽根を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。以下に示す最良の形態は、本発明撮像装置をスチルカメラに適用し、本発明光量調節機構をこのスチルカメラに用いられた光量調節機構に適用し、本発明光量調節羽根をこのスチルカメラに用いられた光量調節羽根に適用したものである。尚、本発明の適用範囲はスチルカメラ、スチルカメラに用いられた光量調節機構又はスチルカメラに用いられた光量調節羽根に限られることはなく、本発明は、ビデオカメラの他、動画撮影又は静止画撮影の機能を有する各種の撮像装置又はこれらの撮像装置に用いられた各種の光量調節機構及び光量調節羽根に適用することができる。
撮像装置1(デジタルスチルカメラ)は、図1に示すように、撮像機能を有するカメラブロック2と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部3と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部4と、撮影された画像等を表示する表示部5と、記録媒体100に対する記録/再生を行う記録再生部6と、撮像装置1の全体を制御する中央演算処理装置7と、ユーザーによる操作入力を行うための入力操作部8と、カメラブロック2の各種のレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部9とを備えている。
カメラブロック2は、レンズ鏡筒10、該レンズ鏡筒10内に配置された各レンズ等の撮像光学系及びCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子11等により構成される。
カメラ信号処理部3は、撮像素子11からの出力信号(アナログ信号)のデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度信号や色差信号への変換等の信号処理を行う。
画像処理部4は、所定の画像データーフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化、伸長復号化処理、解像度等のデーター仕様の変換処理等を行う。
記録媒体100は、例えば、着脱可能な半導体メモリーである。
表示部5は、例えば、液晶ディスプレイである。
記録再生部6は、画像処理部4によって符号化された画像データーの記録媒体100への書込や記録媒体100に記録された画像データーの読出を行う。
中央演算処理装置7は、撮像装置1に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部であり、入力操作部8からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力操作部8は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等により構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号を中央演算処理装置7に対して出力する。
レンズ駆動制御部9は、中央演算処理装置7からの制御信号に基づいて、レンズ鏡筒10の内部に配置された各レンズ、例えば、ズーム用の変倍レンズ12やフォーカス用のフォーカスレンズ13を駆動する図示しないモーター等を制御する。
以下に、撮像装置1の動作を簡単に説明する。
撮影の待機状態においては、中央演算処理装置7による制御の下で、カメラブロック2において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部3を介して表示部5に出力され、カメラスルー画像として表示される。
入力操作部8からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、中央演算処理装置7がレンズ駆動制御部9に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部9の制御に基づいて、レンズ鏡筒10に配置された変倍レンズ12が移動される。
フォーカシングは、例えば、シャッターレリーズボタンが半押しされた場合、又は、記録のために全押しされた場合等に、中央演算処理装置7からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部9がレンズ鏡筒10内のフォーカスレンズ13を移動させることにより行われる。
入力操作部8からの指示入力信号によりカメラブロック2の図示しないシャッターが動作されると、画像信号がカメラ信号処理部3から画像処理部4に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデーターフォーマットのデジタルデーターに変換される。変換されたデーターは記録再生部6に出力され、記録媒体100に書き込まれる。
記録媒体100に記録された画像データーを再生する場合は、入力操作部8による操作に応じて、記録再生部6により記録媒体100から所定の画像データーが読み出され、画像処理部4で伸張復号化処理された後、再生画像信号が表示部5に出力される。これにより再生画像が表示される。
次に、カメラブロック2の構成例について説明する(図1参照)。
カメラブロック2のレンズ鏡筒10には光量調節機構14が配置され、該光量調節機構14を挟んだ光軸方向における反対側の位置に変倍レンズ12とフォーカスレンズ13が光軸方向に移動可能な状態で配置されている。レンズ鏡筒10の前端部には対物レンズ15が配置されている。
光量調節機構14は、図2に示すように、一対の絞り羽根として機能する第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17を有しており、該第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17が互いに離接する方向、例えば、上下方向へ並進移動されることにより入射光量の調節が行われる。第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17は第1の駆動モーター18の駆動力によって並進移動される。
第1の光量調節羽根16は主部19と該主部19の右端部から上方へ突出された突部20とが一体に形成されて成る。第1の光量調節羽根16には上方に開口された開口用切欠16aが形成されている。開口用切欠16aはV字状に形成され、頂角が、例えば、110度を為すように形成されている。
主部19の左右両側縁には、それぞれ上下に長い被案内孔19a、19aが形成され、該被案内孔19a、19a間に開口用切欠16aが形成されている。
突部20には上下に長い被案内孔20aが形成されている。突部20の上端部には、左右に長い摺動孔20bが形成されている。
第2の光量調節羽根17は主部21と該主部21の左端部から上方へ突出された突部22とが一体に形成されて成る。第2の光量調節羽根17には下方に開口された開口用切欠17aが形成されている。開口用切欠17aはV字状に形成され、頂角が、例えば、110度を為すように形成されている。
主部21の左右両側縁には、それぞれ上下に長い被案内孔21a、21aが形成されている。
突部22には上下に長い被案内孔22aが形成されている。突部22の上端部には左右に長い摺動孔22bが形成されている。
光量調節機構14は、第3の光量調節羽根23を有している。第3の光量調節羽根23は第1の光量調節羽根16及び第2の光量調節羽根17と同じ方向へ第2の駆動モーター24の駆動力によって並進移動される。
第3の光量調節羽根23は主部25と該主部25の左端部から下方へ突出された突部26とを有している。第3の光量調節羽根23には上方に開口された開口用切欠23aが形成されている。第3の光量調節羽根23の左右両側縁には、それぞれ上下に長い被案内孔23b、23bが形成されている。
突部26の下端部には左右に長い摺動孔26aが形成されている。
第3の光量調節羽根23は光量制御フィルター27を有しており、該光量制御フィルター27は開口用切欠23aによって形成された空間の一部を覆うように位置されている。光量制御フィルター27は、その上縁が左右に延びるストレート部27aと該ストレート部27aの中央部に位置するV字状に切り欠かれた切欠部27bとによって構成されている。切欠部27bは、頂角が、例えば、90度乃至110度を為すように形成されている。
第1の光量調節羽根16、第2の光量調節羽根17及び第3の光量調節羽根23はそれぞれベース体28に上下方向へ移動自在に支持される。
ベース体28は縦長の略矩形状に形成され、略中央部に撮像光学系の光路となる透過孔28aを有し、光学系の光軸が透過孔28aの中心を通る位置に設定されている。ベース体28の上端部には左右に離隔して外方へ凸の円弧状に形成されたピン挿通孔28b、28bが形成されている。ベース体28の下端部には外方へ凸の円弧状に形成されたピン挿通孔28cが形成されている。ベース体28には上下左右に離隔して前方へ突出された4つの案内ピン28d、28d、・・・が設けられている。
ベース体28の3つの案内ピン28d、28d、28dは、それぞれ第1の光量調節羽根16の被案内孔19a、19a、20aに挿入されて摺動自在に係合される。また、ベース体28の3つの案内ピン28d、28d、28dは、それぞれ第2の光量調節羽根17の被案内孔21a、21a、22aに挿入されて摺動自在に係合される。さらに、ベース体28の4つの案内ピン28d、28d、・・・は、それぞれ第3の光量調節羽根23の被案内孔23b、23bに2つずつが挿入されて摺動自在に係合される。
即ち、1つ目の案内ピン28dは第1の光量調節羽根16の被案内孔19aと第2の光量調節羽根17の被案内孔21aと第3の光量調節羽根23の被案内孔23bとに係合され、2つ目の案内ピン28dは第1の光量調節羽根16の被案内孔19aと第2の光量調節羽根17の被案内孔21aと第3の光量調節羽根23の被案内孔23bとに係合され、3つ目の案内ピン28dは第1の光量調節羽根16の被案内孔20aと第3の光量調節羽根23の被案内孔23bとに係合され、4つ目の案内ピン28dは第2の光量調節羽根17の被案内孔22aと第3の光量調節羽根23の被案内孔23bとに係合される。
ベース体28に第1の光量調節羽根16、第2の光量調節羽根17及び第3の光量調節羽根23が支持された状態において、第1の光量調節羽根16、第2の光量調節羽根17及び第3の光量調節羽根23を閉塞する図示しないカバー体がベース体28に取り付けられる。カバー体にはベース体28の透過孔28aに対応して位置される開口部が形成されている。
ベース体28の後方には第1の駆動モーター18が配置される。第1の駆動モーター18はモーター軸18aが前後に延びる向きで配置されている。
第1の駆動モーター18のモーター軸18aには第1の回動アーム29が固定されている。第1の回動アーム29はアーム部29aと該アーム部29aの長手方向における両端部から突出された係合ピン29b、29bとから成る。
第1の回動アーム29の係合ピン29b、29bはそれぞれベース体28のピン挿通孔28b、28bを貫通され、第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17の摺動孔20b、22bにそれぞれ摺動自在に係合される。
第1の駆動モーター18の回転に伴って第1の回動アーム29が回動されると、該第1の回動アーム29の係合ピン29b、29bがそれぞれ第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17の摺動孔20b、22bに対して摺動されることにより、第1の光量調節羽根16及び第2の光量調節羽根17が案内ピン28d、28d、・・・に案内されて互いに離接する方向(上下方向)へ並進移動される。
ベース体28の後方には第2の駆動モーター24が配置される。第2の駆動モーター24はモーター軸24aが前後に延びる向きで配置されている。
第2の駆動モーター24のモーター軸24aには第2の回動アーム30が固定されている。第2の回動アーム30はアーム部30aと該アーム部30aの先端部から突出された係合ピン30bとから成る。
第2の回動アーム30の係合ピン30bはベース体28のピン挿通孔28cを貫通され、第3の光量調節羽根23の摺動孔26aに摺動自在に係合される。
第2の駆動モーター24の回転に伴って第2の回動アーム30が回動されると、該第2の回動アーム30の係合ピン30bが第3の光量調節羽根23の摺動孔26aに対して摺動されることにより、第3の光量調節羽根23が案内ピン28d、28d、・・・に案内されて並進移動される。
第1の光量調節羽根16、第2の光量調節羽根17及び第3の光量調節羽根23は、上記のように、第1の駆動モーター18又は第2の駆動モーター24の駆動力によって並進移動され、例えば、図3に示すように動作される。
図3は動作の一例を示したものであり、段階Aから段階Fまで、第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17によって形成された開口31を光量制御フィルター27が順に閉塞していく状態を示している。段階Aから段階Bに至るときに開口31の面積が小さくされているが、段階Bから段階Fまでは開口31の面積が一定とされている。図中、楕円で示す部分は入射光の光束Pを示している。
図3に示すように、段階A乃至段階Cにおいては、開口31内に光量制御フィルター27のストレート部27aと切欠部27bとが位置され、段階D及び段階Eにおいては、開口31内に切欠部27bのみが位置され、段階Fにおいて開口31の全体が光量制御フィルター27によって閉塞される。
このように光量調節機構14にあっては、光量制御フィルター27によって開口31が閉塞されていく過程において、ストレート部27aと切欠部27bが開口31内に位置された後に、切欠部27aのみが開口31内に位置されるようにされている。
図4は、対角線寸法が1/6インチサイズの撮像素子11を用いたときの図3に示す動作が行われた状態におけるMTF(Modulation Transfer Function)値を、光量制御フィルターに切欠部27bが形成されていない従来のものの場合と比較して示すグラフ図である。図中、横軸は光量のFナンバーを示し、縦軸にMTF値を示している。実線は水平方向におけるMTF値を示しており、破線は垂直方向におけるMTF値を示している。
図4に示すように、垂直方向におけるMTF値において、最低値が従来のものの場合より高くなっており、一般に、実使用に耐えられないとされているMTF値が40%という値を下回らない。
従って、小型の撮像素子11が用いられた場合においても、入射光の回折による光学性能の劣化の度合いを低減することができ、撮像装置1の小型化を確保した上で画質の低下を防止することができる。
また、光量制御フィルター27の切欠部27bが単純な形状であるV字状に形成されているため、光量制御フィルター27の製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
図5は、対角線寸法が1/6インチサイズの撮像素子11を用いたときの図3に示す動作が行われた状態におけるMTF(Modulation Transfer Function)値を、光量制御フィルターに切欠部27bが形成されていない従来のものの場合と比較して示すグラフ図である。図中、横軸は開口31の面積に対する開放面積、即ち、開口31の面積に対して光量制御フィルターによって閉塞されていない部分の面積の割合(以下、「面積比」と言う。)を示し、縦軸にMTF値を示している。実線は水平方向におけるMTF値を示しており、破線は垂直方向におけるMTF値を示している。
図5に示すように、従来、面積比が20%乃至30%において垂直方向におけるMTF値が最悪値(約33%)を示している。従って、光量調節機構14において、面積比が20%乃至30%となるときに、図3に示す段階Dのように、開口31にストレート部27aが位置されず切欠部27bが位置されるように設定することが望ましく、実測においては、面積比が約20%となるときに、段階Dとなるように設定した。
この結果、図5に示すように、垂直方向におけるMTF値が最悪値が40%を下回らない値に改善された。
尚、上記には、光量制御フィルターの切欠部をV字状に形成した例を示したが、切欠部の形状はV字状に限られることはなく、例えば、円弧状等の曲線状に形成することも可能である。図6は、光量制御フィルター27Aとして切欠部27cを楕円の外形状に形成したときの動作の例を示すものである。
光量制御フィルター27に代えて光量制御フィルター27Aを用いた場合にも、光量制御フィルター27を用いた場合と同様に、入射光の回折による光学性能の劣化の度合いを低減することができ、撮像装置1の小型化を確保した上で画質の低下を防止することが可能である。
また、光量制御フィルター27Aの切欠部27cが単純な形状であるため、光量制御フィルター27Aの製造コストの高騰を来たすことなく、画質の低下を防止することができる。
上記には、第1の駆動モーター18と第2の駆動モーター24を用いて光量制御フィルター27を第1の光量調節羽根16及び第2の光量調節羽根17とは別駆動とした例を示したが、第3の光量調節羽根23を用いることなく第1の光量調節羽根16又は第2の光量調節羽根17に光量制御フィルター27を取り付けて、1つの駆動モーターのみによって動作させるようにしてもよい。
また、光量制御フィルター27、27Aを、その移動方向において段階的に遮光のための濃度を変更するような構成としてもよく、このような濃度を変更した光量制御フィルターを用いた場合においても、入射光の回折による光学性能の劣化の度合いを低減することができ、撮像装置1の小型化を確保した上で画質の低下を防止することが可能である。
さらに、上記には、第1の光量調節羽根16と第2の光量調節羽根17のV字状を為す開口用切欠16a、17aの頂角の角度が110度とされ、光量制御フィルター27の切欠部27b、27cの頂角の角度を90度乃至110度とされた例を示したが、これらの頂角の角度は110度又は90度乃至110度に限定されることはない。
上記に示した上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、これらの方向に限定されることはない。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図6と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、撮像装置の基本構成を示す概念図である。 光量調節機構の分解斜視図である。 動作例を示す概念図である。 光量Fナンバーに対するMTF値を示すグラフ図である。 MTF値と面積比(開口面積に対する開放面積の割合)との関係を示すグラフ図である。 別の形状を有する切欠部が形成された光量制御フィルターを用いたときの動作例を示す概念図である。 従来の撮像装置における光量Fナンバーに対するMTF値を示すグラフ図である。 従来の光量調節機構の動作例を示す概念図である。
符号の説明
1…撮像装置、10…レンズ鏡筒、16…第1の光量調節羽根、17…第2の光量調節羽根、27…光量制御フィルター、27a…ストレート部、27b…切欠部、28a…透過孔、31…開口、27A…光量制御フィルター、27c…切欠部

Claims (9)

  1. 撮像光学系が配置されたレンズ鏡筒と、
    互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、
    並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを備え、
    該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、
    光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにした
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記切欠部がV字状に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記切欠部が曲線状に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根と、
    並進移動されて上記一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターとを備え、
    該光量制御フィルターの一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、
    光量制御フィルターが上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにした
    ことを特徴とする光量調節機構。
  5. 上記切欠部がV字状に形成された
    ことを特徴とする請求項4に記載の光量調節機構。
  6. 上記切欠部が曲線状に形成された
    ことを特徴とする請求項4に記載の光量調節機構。
  7. 互いに離接する方向へ並進移動され撮像光学系の光路となる透過孔を開閉して光量の調節を行う一対の光量調節羽根によって形成される開口を開閉し光量制御を行う光量制御フィルターであって、
    一側縁に直線状のストレート部と該ストレート部に対して凹状に切り欠かれた切欠部とを形成し、
    上記開口を開放する開放状態から開口を閉塞する閉塞状態へ向けて移動されるときに、開放状態から所定の位置に至るまでストレート部と切欠部とが開口内に位置され、該所定の位置から閉塞状態に至るまで切欠部のみが開口内に位置されるようにした
    ことを特徴とする光量制御フィルター。
  8. 上記切欠部がV字状に形成された
    ことを特徴とする請求項7に記載の光量制御フィルター。
  9. 上記切欠部が曲線状に形成された
    ことを特徴とする請求項7に記載の光量制御フィルター。
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