JPH095621A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH095621A
JPH095621A JP7172913A JP17291395A JPH095621A JP H095621 A JPH095621 A JP H095621A JP 7172913 A JP7172913 A JP 7172913A JP 17291395 A JP17291395 A JP 17291395A JP H095621 A JPH095621 A JP H095621A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 標準解像度撮影モードと高解像度撮影モード
を有するカメラにおいて、いずれの撮影モードにおいて
も最適のAF制御を行うことを可能にする。 【構成】 高解像度撮影モードが選択された場合、CP
Uは、STMoを2ステップづつ回転させ、現在の焦点
評価値が最大評価に比べて予め設定された閾値より小さ
くなると(ステップS16)、STMoを逆転させる。
その後、STMoは1ステップづつ駆動され、焦点評価
値が最大となる位置で(ステップS18)、合焦と判断
し、STMoを停止させる(ステップS20)。一方、
標準解像度撮影モードが選択されたときは、CPUは、
STMoを2ステップづつ回転させ、現在の焦点評価値
が最大評価に比べて予め設定された閾値より小さくなる
と(ステップS31)、STMoを逆転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準解像度撮影モード
の他に高解像度撮影モードを有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像素子を利用して被写体を撮影
するカメラにおいては、画素が離散的に配列されている
ため、理論的には空間周波数の高い被写体では折り返し
歪みが発生する。これを防止するために撮影光路中に水
晶ローパスフィルタ(以下「水晶LPF」という)を設
け、その複屈折性により被写体像をボカすことによっ
て、被写体像に含まれる高周波成分を撮像素子の画素ピ
ッチによって定まるナイキスト周波数以下に抑圧し、折
り返し歪みの発生を防止するようにしている。特にカラ
ー画像の撮影を目的とした撮像装置では、撮像画素ごと
にR(赤)、G(緑)、B(青)等の色フィルタを貼り
合わせ、複数画素の情報から輝度情報と色情報を作り出
している。そのため、被写体像に含まれる高周波成分を
色フィルタの配列によって定まるナイキスト周波数以下
に抑圧しなければ色モワレを生ずる可能性があり、その
ために水晶LPFを設けている。当然、複数画素にわた
る色フィルタの配列によって定まるナイキスト周波数の
方が画素ピッチによって定まるナイキスト周波数よりも
周波数が低く、結果として撮影画像の解像度もカラー撮
影のための水晶LPFを設けた場合の方が低下する。
【0003】従って、文書等の白と黒を基調とした物体
を、多少の色モワレや折り返し歪みの発生よりも解像度
を優先させて撮影したい場合に、カラー撮影のための水
晶LPFを設けたカラー撮像装置で撮影すると、撮像素
子の有する解像度性能を充分に生かした撮影が行えない
ことになる。そのため、通常撮影時の標準解像度撮影モ
ードの他に高解像度撮影モードとして、水晶LPFに代
えて、より高域の空間周波数まで透過する水晶LPFを
用いて高解像度撮影を実現するようにしたとするものが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高解像度撮影モードの撮影においては、解像度の向
上に伴い、撮影レンズ系の自動焦点調節(以下「AF」
という)に許されるぼけ量も小さくなる。従って、高解
像度撮影時は焦点深度も浅くなり、撮影レンズ系の一部
を動かしてAFを行う場合、その位置決め精度もより高
精度な方法に切り替える必要がある。また、映像信号に
含まれる高周波信号の量で焦点判定を行う、所謂ぼけ検
知AFではその評価値をサンプリングする間隔を変えな
いと高精度なAFは行えない。上記の従来例では、AF
についてはもとより、高解像度撮影モードとしての撮影
におけるAF制御について特に考慮されてはいなかっ
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、撮影モードとして標準解像度撮影モードと高解像度
撮影モードを有するカメラにおいて、いずれの撮影モー
ドにおいても最適のAF制御を行うことが可能なカメラ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、撮影レンズと該撮影レンズによ
り結像された像を光電変換する撮像素子とからなる撮影
系を有し、該撮影系の一部を駆動して合焦動作を行うと
共に、標準解像度で撮影を行う標準解像度撮影モード
と、該標準解像度撮影モードよりも高解像度で撮影を行
う高解像度撮影モードとを備えるカメラにおいて、合焦
動作のために行う前記撮影系の一部の最小駆動量を前記
標準解像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異
なる値に設定することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、合焦動作の途中から最小駆動量を前記標準解
像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異なる値
に設定することを特徴する。
【0008】また、請求項3の発明は、撮影レンズと該
撮影レンズにより結像された像を光電変換する撮像素子
とからなる撮影系を有し、該撮影系の一部の駆動による
前記撮像素子出力から抽出された焦点評価値の変化に基
づいて合焦動作を行うと共に、標準解像度で撮影を行う
標準解像度撮影モードと、該標準解像度撮影モードより
高解像度で撮影を行う高解像度撮影モードとを備えるカ
メラにおいて、前記焦点評価値の抽出と次の焦点評価値
の抽出の間における、合焦動作のために行う前記撮像系
の一部の駆動量を前記標準解像度撮影モードと前記高解
像度撮影モードとで異なる値に設定することを特徴とす
る。
【0009】更にまた、請求項4の発明は、請求項3の
発明において、合焦動作の途中から前記駆動量を前記標
準解像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異な
る値に設定することを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明は、撮影レンズと該
撮影レンズにより結像された像を光電変換する撮像素子
とからなる撮影系を有し、前記撮像素子出力を処理して
得られる映像信号を周波数透過フィルタに通して得られ
る高周波成分の量を焦点評価値とし、前記撮影系の一部
の駆動による前記焦点評価値の変化をもとに合焦動作を
行うと共に、標準解像度で撮影を行う標準解像度撮影モ
ードと、該標準解像度撮影モードより高解像度で撮影を
行う高解像度撮影モードとを備えるカメラにおいて、前
記周波数透過フィルタの周波数特性を前記標準解像度撮
影モードと前記高解像度撮影モードとで異なる値に設定
することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、合焦動作のために行う撮像
系の一部の駆動量の最小単位を標準解像度撮影モードと
高解像度撮影モードとで異なる値に設定することによ
り、それぞれの撮影モードに応じた精度でAF制御を行
うことが可能になる。
【0012】また、これら撮影モードにおける撮影系の
一部の駆動量の最小単位を合焦動作の途中から異なる値
に設定することにより、高解像度撮影モードでも高速な
AF制御が可能となる。
【0013】また、撮影系の一部の駆動による撮像素子
出力から抽出された焦点評価値の変化を基づいて合焦動
作(ぼけ検知AF)を行うカメラにおいては、焦点評価
値の抽出と次の焦点評価値の抽出の間における、合焦動
作のために行う撮像系の一部の駆動量を、標準解像度撮
影モードと高解像度撮影モードとで異なる値に設定する
ことにより、それぞれの撮影モードに応じた精度でAF
制御を行うことが可能となる。
【0014】また、この場合においても、両撮影モード
における撮影系の一部の駆動量を合焦動作の途中から異
なる値に設定することにより、高解像度撮影モードでも
高速なAF制御が可能となる。
【0015】更に、焦点評価値を抽出するための周波数
透過フィルタの周波数特性を標準解像度撮影モードと高
解像度撮影モードとで異なる値に設定することにより、
それぞれの撮影モードに応じた焦点評価値を抽出し、正
確なAF制御が可能となる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係るカメラの実施例を図1に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
係るカメラの光学系および制御系の構成を示す概略図で
ある。
【0017】本実施例のカメラの光学系は、撮像光学系
30とファインダ光学系50とからなる。
【0018】撮像光学系(撮影レンズ)30は、被写体
(不図示)からの光を撮像光学系30の後方に配置され
たCCD31に結像させるためのもので、ズームレンズ
を含む前群レンズ32及びフォーカスレンズを含む後群
レンズ33の2つのレンズ群によりなる撮影レンズ群
と、前群レンズ32及び後群レンズ33の間に位置する
固定絞り34及び2枚羽根絞り35、後群レンズ33の
後方に位置する水晶LPF36やiRカットフィルタ3
7等の補正板とにより構成されている。
【0019】本実施例の撮像光学系30は、高解像度撮
影モードにおける撮影時の水晶LPF36を撮影光路外
に退避させる機能を有している。この場合、単に水晶L
PF36を撮影光路外に退避させてしまうと、撮像光学
系30の換算光路長が変化してしまう不具合を避けるた
めに、水晶LPF36の退避に伴って光路長補正板38
が撮影光路中に挿入されており、この光路長補正板38
により、結像位置の補正と球面収差や像面彎曲などの収
差の補正とを行うようにしている。また、本実施例で
は、iRカットフィルタを水晶LPFでサンドイッチし
た構成を採る従来のカメラの補正板と異なり、水晶LP
F36を出し入れするために、iRカットフィルタ37
と水晶LPF36とを別体に構成し、水晶LPF36の
出し入れに支障がないように、撮像光路中に独立にiR
カットフィルタ37を配置している。2枚羽根絞り35
は、通常のビデオレンズ等でよく使用されている2枚羽
根でかつ光量調整のためにNDフィルタを前記絞り羽根
に接着した構成である。このような2枚羽根絞り35を
用いた場合に折り返し歪みを生じたりあるいは絞り形状
に起因する回折の影響により充分な結像性能(解像度)
が得られないという不具合を防止するために、本実施例
では、水晶LPF36の退避時に2枚羽根絞り35を開
放状態にし、絞り形状に起因する回折の影響をもっとも
受けにくい、円形開口でかつ口径を適正に与えた固定絞
り34を撮影光路中に挿入させている。
【0020】ファインダ光学系50は、撮影領域を観察
するために設けられるものであり、図1のように広く一
般に用いられているレンズ51,52,53の組み合わ
せからなる外部ファインダであるので、その詳細な構成
についての説明は省略する。
【0021】本実施例の制御系は、焦点判定装置100
と、信号処理装置110と、CPU120と、レンズ駆
動装置130〜150とから成り、その詳細は後述す
る。
【0022】次に、上記カメラ光学系の光学配置を実現
している鏡筒系の構成について、図2および図3を参照
して説明する。図2は本実施例の鏡筒部の分解斜視図、
図3は同鏡筒部の組立て状態の断面図である。
【0023】図2および図3中、61は前群鏡筒、62
は後群鏡筒でそれぞれ前群レンズ32及び後群レンズ3
3をカシメ等の公知の方法で所定の光学配置にて一体的
に保持するものである。前群鏡筒61は地板60にビス
止め固定されており、後群鏡筒62は地板60上に設け
られたガイド軸63、64を後群鏡筒62のガイド穴6
2a、62bに嵌合することにより、軸方向に移動可能
に支持されている。固定絞り32および2枚羽根絞り3
5を構成する絞りユニット65が、地板60にピン60
h、60iで位置決めされ、前群鏡筒61を地板60に
固定する際に、同時に挟み込まれて光軸方向(矢印2A
方向)に固定されている。さらに、これらガイド軸63
及び64は地板60と絞りユニット65に設けられた位
置決め穴60a、60b及び65a、65bにより、位
置決めされ固定される(光軸方向には若干のがたを残し
ている)。また、固定絞り板66が、絞りユニット65
と地板60との間のスペースSPに位置し、矢印2B方
向に移動可能なように、絞りユニット65の位置決めピ
ン60hと地板60に設けられたピン60jとをガイド
にして保持されている。固定絞り板66には2つの固定
絞り66a、66bが設けられ、大きい方の固定絞り6
6aはカラー撮影(標準解像度)用の固定絞りで、絞り
ユニット65で設定される絞り系が撮像光学系30の実
質的な絞りを成している。小さい方の固定絞り66bは
水晶LPF36を退避させた際の白黒高解像度撮影用の
固定絞りで、このとき、絞りユニット65の絞りは開放
に設定されるため、この固定絞り66bが撮像光学系3
0の実質的な絞りを成す。上記の絞りユニット65は、
従来のビデオカメラで用いられる2枚羽根IGメータ式
絞りであるので、その詳細な構成についての説明は省略
する。
【0024】67は後群鏡筒62を光軸方向に駆動す
る、レンズ駆動装置150を構成するフォーカス用ステ
ッピングモータ(以下単に「STMo」という)で、こ
のSTMo67により撮像光学系30の焦点調整を行
う。STMo67の出力軸にはウォーム67aが設けら
れる一方、部材68がトーションバネ69(図3)に付
勢されて前記ウォーム67aの溝とかみ合っている。ま
た、部材68はそれに一体的に設けられている軸により
後群鏡筒62に固定されている。従って、STMo67
の回転はウォーム67aと部材68とを介してウォーム
67aのリードに応じて光軸方向の直進運動に変換され
る。また、トーションバネ69は単に部材68をウォー
ム67aに付勢する機能に加え、直進方向のガタ防止、
バックラッシ取り等の機能を有しているが、公知の技術
であるのでその詳細な構成の説明は省略する。
【0025】さらに、フォトインタラプタ70が設けら
れ、後群鏡筒62の突起部62cがその検出部70aを
横切ると出力が変化するように構成されている。従っ
て、後群鏡筒62をフォトインタラプタ70の出力が変
化する位置に駆動することで、後群鏡筒62の移動スト
ローク中の絶対位置(基準位置)を確定でき、その後
は、STMo67の駆動パルスをカウントすることで、
後群鏡筒62の位置を算出可能になっている。
【0026】実際の組立においては、後群鏡筒62の組
立後に、無限遠の被写体を撮影しながら後群鏡筒62を
移動可能範囲内で走査し、ベストピントになる位置を求
める。そのときの基準位置からのSTMo67の駆動パ
ルス数を無限遠の被写体に対するピント調整値として記
憶する。
【0027】水晶LPF36及び光路長補正板38は、
接着によってフィルタ保持枠71に固定されている。フ
ィルタ保持枠71は、地板60の穴60c、60dで位
置決めされたガイド軸72をフィルタ保持枠71のガイ
ド穴71a、71bに通すことで、図2中矢印2B方向
にスライド可能なように地板60に保持されている。図
4、5を参照してこのフィルタ保持枠71をスライドさ
せる機構について説明する。図4、5は図2中矢印2D
方向から見た図で、図4、5中矢印2A、2B方向は図
2中の矢印と同一の方向を示している。図4、5中、7
1はフィルタ保持枠、66は固定絞り板、72はフィル
タ切替レバー、73はトグルバネで、その両腕部が地板
60上に設けられた固定ピンとフィルタ切替レバー72
とそれぞれ係合し両者間に張設されている。16は撮影
モード切替スイッチ、74、75は切替状態を検出する
スイッチである。フィルタ切替レバー72はその穴部7
2aに地板60のピン60eを嵌合し、ピン60eを中
心に回転可能に取りつけられている。切り欠き部72b
はフィルタ保持枠71のピン71cに係合しており、切
り欠き部72cは撮影モード切替スイッチ16に係合し
ている。従って、撮影者が撮影モード切替スイッチ16
の操作によりカラー撮影モードを指定すると、図4の状
態になり、撮像光路中には水晶LPF36と固定絞り板
66の大きい方の固定絞り66aが挿入される。このと
き、トグルバネ73はその腕を開く方向(図4中矢印2
E方向)に付勢しており、フィルタ保持枠71は地板6
0の壁60fに突き当てられ、堅固に位置決めされてい
る。このとき、スイッチ74はフィルタ保持枠71に押
されてオン状態になっており、カラー撮影モードである
ことが検出される。次に、撮影モード切替スイッチ16
の操作により白黒高解像度モードが選択されると、図5
の状態に切り替えられ、フィルタ保持枠71とそれに連
結されている固定絞り板66とは図5中矢印2B方向に
移動し、撮像光路中には光路長補正板38と固定絞り板
66の小さい方の固定絞り66bが挿入される。このと
き、トグルバネ73はその腕を開く方向(図5中矢印2
E方向)に付勢しており、フィルタ保持枠71は地板6
0の壁60gに突き当てられ、堅固に位置決めされてい
る。このとき、スイッチ75はフィルタ保持枠71に押
されてオン状態になっており、白黒高解像度モードであ
ることが検出される。
【0028】前記iRカットフィルタ37は、CCD3
1でゴムブッシュ76を押圧して弾性変形させることに
より、地板60に押圧固定されている。CCD31とゴ
ムブッシュ76との間には、CCD31への不要な光の
侵入を防止する遮光膜77が設けられている。
【0029】本発明のような高解像度撮影モードによる
撮影を行うカメラでは、CCD31を撮像光学系30に
組み込む際、部品精度を厳しく押さえ、CCD31を光
軸に対する調整を行うことなく撮像光学系30に接続す
るだけでは、画面の両端でピント位置が異なる現象、所
謂片ボケが生じてしまう不具合を防止をするために、本
発明によるカメラでは、画面全域にわたり高解像の画像
を提供するために、CCD31を地板60に取り付ける
際に傾き調整を機械的に行うようにされている。本実施
例における傾き調整を行う構成を図6および図7を参照
して以下に説明する。CCD31は、図6、7に示すよ
うに、CCD取り付け板78に接着されており、調整板
79が取り付け板78と共に地板60に不図示のビスで
固定されている。80a、80b、80cはそれぞれ第
1、第2、第3調整ビスで、第3調整ビス80bはコイ
ルバネ81と調整板79を介して、CCD取り付け板7
8に止められている。また、CCD取り付け板78には
球状の半抜き突起部78aが設けられ、該突起部78a
は調整板79に設けられた球状の半抜き凹部79aにコ
イルバネ81に引き込まれて押しつけられている。この
とき、第1及び第2調整ビス80a、80bを締め込ま
ないと図6に示すようになる。この状態で、第1調整ビ
ス80aを締め込んでいくと、CCD取り付け板78は
P部を支点にコイルバネ81をチャージしながら回転
し、図3の状態を経て、図7の状態に至る。従って、第
1及び第2調整ビス80a及び80bについて、その締
め込み量を適当に調整することで、CCD31の地板6
0に対する角度を自由に調整することが可能になってい
る。このとき、第1及び第2調整ビス80a及び80b
は、支点P部の2B方向、2C方向(図2に示す)と9
0度をなす方向に設けられているため、2B方向、2C
方向の調整が独立になされるようになっている。また、
支点P部と第1及び第2調整ビス80a及び80bとの
距離は、CCDセンサ31の有効画素範囲の半分の3倍
以上離しているので、第1及び第2調整ビス80a及び
80b部での調整量に対してCCDセンサ31上での移
動量は1/3倍以下になり、微妙な調整が可能である。
【0030】なお、図2、図3中、82はファインダユ
ニットで、前述のファインダ光学系50を所定の間隔で
保持している。
【0031】次に、本実施例の制御系について説明す
る。図1に示すように、CCD31には信号処理装置1
00が接続され、CCD31の出力から輝度成分を分離
し輝度信号を取り出す処理等が行われ、この信号処理装
置100からの輝度信号は焦点判定装置110に供給さ
れ、輝度信号に応じてボケ度合を示す焦点評価値が算出
され、該算出値に応じた出力がCPU120に供給され
る。CPU120は焦点判定装置110からの出力に応
じて駆動信号をレンズ駆動装置130に送り、後群レン
ズ33のフォーカスレンズを駆動するレンズ駆動装置1
50を駆動する。更に、CPU120は、前群レンズ3
2のズームレンズの位置情報および絞り35の開度情報
を図示しないエンコーダを介して入力しこれらの情報や
操作情報等に応じてズームレンズや絞りユニット65、
撮影モード切替スイッチ16等を駆動制御する。
【0032】次に、焦点判定装置100の詳細について
説明する。図8は焦点判定装置100の構成図である。
信号処理装置100でCCD31の出力から作られた輝
度信号は、周波数透過フィルタである高域通過フィルタ
(以下HPF)101を通過して高域成分のみが分離さ
れ、次段の検波回路102にて振幅検波される。この検
波出力は、A/D変換回路103にてデジタル値に変換
され、ゲート回路104で画面中央部に設定されたフォ
ーカスエリアの信号だけが抜き取られて、積算回路10
5でフィールド毎に積分され、現フィールドの焦点評価
値が得られる。合焦状態では映像信号中に高域成分が増
えるので、この焦点評価値が最大になるところが合焦で
ある。このとき、輝度信号より同期分離回路107によ
って分離された垂直及び水平同期信号は、フォーカスエ
リアを設定するためにゲート制御回路108に入力され
る。ゲート制御回路108では、垂直、水平同期信号及
び固定の発振器出力に基づいて、画面中央部分に長方形
のフォーカスエリアを設定し、このフォーカスエリアの
範囲のみの輝度信号の通過を許容するゲート開閉信号を
ゲート回路104に供給する。また、本実施例のカメラ
は水晶LPFを用いない高解像度撮影モードを有してい
るが、高解像度撮影モードと標準解像度撮影モードとの
映像信号の周波数帯域は当然違い、高解像度撮影モード
の方がより高い周波数の信号が含まれている。従って、
HPFとして高解像度撮影モードの映像信号の周波数帯
域に合わせたものを用いると、標準解像度撮影モードで
の撮影時には映像信号のほとんどがHPFでカットされ
てしまい、焦点の検出がうまくいかない。特に、合焦か
ら離れた状態では高域の信号成分が少ないため、フォー
カスレンズを駆動しても焦点評価値が変化せず、フォー
カスレンズをどちらに駆動してよいかわからなくなって
しまう。また、HPFとして標準解像度撮影モードの映
像信号の周波数帯域に合わせたものを用いると、高画質
撮影モードでの撮影時にはピントの甘い状態の映像信号
もHPFを通過し、焦点評価値としてカウントされるの
で、正確な焦点検出が行えない。そこで本実施例では、
図9に示すように、HPF101は内部に通過帯域の違
う2つのHPF101b、101cを備えており、撮影
モードによりスイッチ101aで切り替えて使用してい
る。高解像度撮影用のHPF101bの方が通過周波数
を高く設定されていることは勿論である。
【0033】次に、フィールド毎に積算回路105で得
られた焦点評価値を利用し処理部106で焦点判定を行
う。処理部106内には第1比較器と第2比較器(図示
せず)が内蔵されている。第1比較器は、最大値メモリ
(図示せず)に保持されている今までの最大の焦点評価
値と現在の評価値とを比較し、現在の焦点評価値が最大
値メモリの内容に比べて大きいときには判定信号ms1
=1を、それ以外のときはms1=0を出力し、また現
在の評価値が予め設定した第1の閾値以上に減少したと
きには判定信号ms2=1を、それ以外のときはms=
0を出力するものである。ここで最大値メモリは第1比
較器の出力に基づいて、現在の評価値が最大値メモリの
内容よりも大きい場合には、その値が更新され、常に現
在までの焦点評価値の最大値が保持される。なお、評価
値の最大値メモリと同様に、第1比較器の出力に基づい
て最大評価値となった場合のフォーカスレンズの光軸上
の位置は常時位置メモリ(図示せず)に保持するように
更新されている。また、第2比較器は、現在の焦点評価
値と初期値メモリ(図示せず)に保持されている初期評
価値と比較し、現在の焦点評価値の方が大きければ判定
信号ms3=1を、小さければ判定信号ms3=2を、
等しいか判定不能時にはms3=0を出力するものであ
る。
【0034】次に、図10、図11のフローチャートに
従って、本発明の実施例によるカメラの撮影動作につい
て説明する。
【0035】まず、カメラの電源が投入されると(ステ
ップS1)、撮影の準備としてまず、後群レンズ33の
フォーカスレンズ位置をリセットするためにフォーカス
レンズを移動可能ストローク中の特定位置に駆動する
(ステップS2)。この状態で撮影の指令が操作入力さ
れると(ステップS3)、まず絞りユニット65が開放
に制御される(ステップS4)。次に、撮影モードがカ
ラー撮影モード(標準解像度モード)から高解像度撮影
モードかを判別し(ステップS5)、高解像度撮影モー
ドが選択されている場合、固定絞り板66の小さい方の
固定絞り66bが撮像光学系30の実質的な絞りとな
る。そこで、CCD3をムービー撮影モードで駆動し、
図示しない電子シャッタ装置の電子シャッタ速度を変化
させ、適正露光となる電子シャッタ速度を求め、絞り値
と合わせて、被写体の明るさを判定する(ステップS
6)。次に、HPF101に設けられた一方の高解像度
撮影用のHPF101bを使用するようにスイッチ10
1aを切り替える(ステップS7)。そしてまず、フォ
ーカスレンズを駆動する前の初期値として、リセット位
置での焦点評価値を求め(ステップS8)、最大値メモ
リと初期値メモリに格納する(ステップS9)。その
後、CPU120は、STMo67を予め定められた方
向に2ステップ回転させて、フォーカスレンズを光軸方
向に移動させる(ステップS10)。CPU120は、
第2比較器が大または小という出力を発するまで(ステ
ップS11)、最初の方向にSTMo67を2ステップ
づつ回転させて(ステップS10)、現在の焦点評価値
が初期評価値よりも小さいと判断された場合には(ステ
ップS11)、STMo67の回転方向を逆にして(ス
テップS12)、以後、第1比較器出力を監視する。さ
らに、CPU120は第2比較器出力に基づいて決定さ
れた方向にSTMo67を2ステップづつ回転させなが
ら(ステップS13)、第1比較器出力を監視し、焦点
評価値が最大評価値より大きければ(ステップS1
4)、最大値メモリに現在の評価値を記憶し(ステップ
S15)、焦点評価値が最大評価値に比べて予め設定さ
れた閾値より小さくなると(ステップS16)、STM
o67は逆転される(ステップS17)。
【0036】この逆転の後、STMo67は1ステップ
づつ駆動され(ステップS19)、位置メモリの内容と
現在のレンズ位置とが一致する位置の前後1ステップの
領域で、焦点評価値が最大となる位置(ステップS1
8)で、合焦と判断し(ステップS20)、STMo6
7を停止させる(ステップS20)。
【0037】この状態でカメラに設けられたレリーズス
イッチ(レリーズSW)の操作状態を見て、レリーズS
W1が押されていなければ、ステップS3へ戻り、レリ
ーズSW1が押されていれば、レリーズSW2が押され
るのを待ち、レリーズSW2が押されれば、撮影へと進
む(ステップS36,S37,S38)。
【0038】次に、撮影モードが標準解像撮影モードに
設定された場合について説明する。標準解像度撮影モー
ドの場合、絞りユニット65で設定される絞り系が撮像
光学系の実質的な絞りとなるため、絞り値は開放とな
る。この状態で、撮像素子をムービー撮影モードで駆動
し、電子シャッタ速度を変化させ、適正露光となる電子
シャッタ速度を求め、絞り値と合わせて、被写体の明る
さを判定する(ステップS21)。次に、HPF101
に設けられた一方の標準解像度撮影モード用のHPF1
01eを使用するようにスイッチ101aを切り替える
(ステップS22)。そしてまず、フォーカスレンズを
駆動する前の初期値として、リセット位置での焦点評価
値を求め(ステップS23)、最大値メモリと初期値メ
モリに格納する(ステップS24)。その後、CPU1
20は、フォーカスモータであるSTMo67を予め定
められた方向に2ステップ回転させて、フォーカスレン
ズを光軸方向に移動させる(ステップS25)。CPU
120は、第2比較器が大または小という出力を発する
まで(ステップS26)、最初の方向にSTMo67を
2ステップづつ回転させて(ステップS28)、現在の
焦点評価値が初期評価値よりも小さいと判断された場合
には(ステップS26)、STMo67の回転方向を逆
にして(ステップS27)、以後、第1比較器出力を監
視する。さらに、CPU120は第2比較器出力に基づ
いて決定された方向にSTMo67を2ステップづつ回
転させながら(ステップS28)、第1比較器出力を監
視し、焦点評価値が最大評価値より大きければ(ステッ
プS29)、最大値メモリに現在の評価値を記憶し(ス
テップS30)、焦点評価値が最大評価値に比べて予め
設定された閾値より小さくなると(ステップS31)、
STMo67は逆転される(ステップS32)。
【0039】この逆転の後、STMo67は2ステップ
づつ駆動され(ステップS34)、位置メモリの内容と
現在のレンズ位置とが一致するフォーカスレンズ位置、
即ち焦点評価値が最大となる位置に戻ったとき(ステッ
プS33)、合焦と判断し(ステップS35)、STM
o67を停止させる(ステップS35)。
【0040】この状態でレリーズSWの操作状態を見
て、レリーズSW1が押されていなければ、ステップS
3へ戻り、レリーズSW1が押されていれば、レリーズ
SW2が押されるのを待ち、レリーズSW2が押されれ
ば、撮影へと進む(ステップS36,S37,S3
8)。
【0041】上述の説明から明らかなように、合焦動作
中のフォーカスレンズは図12のように一度合焦位置を
過ぎて所定の割合に評価値が減少したところで逆方向に
駆動される。撮影モードが標準解像度撮影モードの場合
は、この逆方向への駆動を2ステップ毎に行い、高解像
度撮影モードの場合は、1ステップごとに行っている。
この状態を図13を参照して説明すると、標準解像度撮
影モードの場合は黒丸印のところでのみフォーカスレン
ズは停止され、高解像度撮影モードの場合は黒丸印と黒
四角印のところでフォーカスレンズは停止される。この
ように、高解像度撮影モードの場合は、より小さい送り
量ごとにフォーカスレンズを停止しているため、より正
確に合焦位置にフォーカスレンズを停止することがで
き、高精度のAFが行える。また、逆方向への駆動時の
み送り量を変えているため、それまでのAFに要する時
間は標準解像度撮影モードの場合と変わらず、トータル
のAF時間は標準解像度撮影モードの場合とほとんど変
わらず、高速のAFが行える。上述した実施例では、A
Fの方式として所謂ぼけ検知AFを用いているが、他の
方式を用いたものでも、標準解像度撮影モードの場合と
高解像度撮影モードの場合とで送りステップ量を変える
ことで同様の効果が得られることは明らかである。
【0042】また、上述した実施例では、AFの方式に
所謂ぼけ検知AFを用いているので、標準解像度撮影モ
ードと高解像度撮影モードとで送りステップ量を変える
ことは同時に、各焦点評価値の抽出と次の焦点評価値の
抽出の間のAFレンズ駆動量を変えることになる。図1
3から同様にわかるように、これにより、細かいレンズ
位置間隔で評価値の抽出が行えるようになり、より正確
に合焦位置にフォーカスレンズを停止することができ、
高精度のAFが可能になる。また、逆方向への駆動時の
み送り量を変えているため、それまでのAFに要する時
間は標準解像度撮影モードの場合と変わらず、トータル
のAF時間は標準解像度撮影モードの場合とほとんど変
わらず、高速のAFが行える。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では撮影系
の一部を駆動して合焦動作を行うカメラで、標準解像度
撮影モードと高解像度撮影モードとを備えるカメラにお
いて、合焦動作のために行う撮像系の一部の駆動量の最
小単位を標準解像度撮影モードと高解像度撮影モードと
で異なる値に設定するので、それぞれの撮影モードに応
じた精度でのAF制御が可能となる。また、両撮影モー
ドでの駆動量の最小単位を合焦動作の途中から異なる値
に設定することにより、高解像度撮影モードでも高速な
AF制御が可能となる。
【0044】更に、撮影系の一部の駆動による撮像素子
出力から抽出された焦点評価値の変化をもとに合焦動作
(いわゆるぼけ検知AF)を行うカメラで、標準解像度
撮影モードと高解像度撮影モードとを備えるカメラにお
いて、焦点評価値の抽出と次の焦点評価値の抽出との間
における、合焦動作のために行う撮像系の一部の駆動量
を、標準解像度撮影モードと高解像度撮影モードとで異
なる値に設定するので、それぞれの撮影モードに応じた
精度でのAF制御が可能となる。また、両撮影モードの
駆動量を合焦動作の途中から異なる値に設定することに
より、高解像度撮影モードでも高速なAF制御が可能と
なる。
【0045】更にまた、いわゆるぼけ検知AFを行うカ
メラで、焦点評価値を抽出するための周波数透過フィル
タの周波数特性を標準解像度撮影モードと高解像度撮影
モードとで異なる値に設定することにより、それぞれの
撮影モードに応じた焦点評価値を抽出し、正確なAF制
御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカメラの光学系および
制御系の構成を示す概略図である。
【図2】同実施例の鏡筒部の分解斜視図である。
【図3】同鏡筒部の組立て状態の断面図である。
【図4】LPF切替部の側面図である。
【図5】LPF切替部の側面図である。
【図6】CCD片ぼけ調整部の側面図である。
【図7】CCD片ぼけ調整部の側面図である。
【図8】焦点判定装置の構成を示すブロック図である。
【図9】高域通過フィルタの構成を示す概略図である。
【図10】本実施例の撮影動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】本実施例の撮影動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】フォーカスレンズ位置と焦点評価値との関係
を示す特性図である。
【図13】フォーカスレンズ位置と焦点評価値との関係
を示す特性図である。
【符号の説明】
30 撮像光学系(撮影レンズ) 31 CCD(撮像素子) 100 焦点判定装置 101 高域通過フィルタ(周波数透過フィルタ) 120 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズと該撮影レンズにより結像さ
    れた像を光電変換する撮像素子とからなる撮影系を有
    し、該撮影系の一部を駆動して合焦動作を行うと共に、
    標準解像度で撮影を行う標準解像度撮影モードと、該標
    準解像度撮影モードよりも高解像度で撮影を行う高解像
    度撮影モードとを備えるカメラにおいて、 合焦動作の
    ために行う前記撮影系の一部の最小駆動量を前記標準解
    像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異なる値
    に設定することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 合焦動作の途中から最小駆動量を前記標
    準解像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異な
    る値に設定することを特徴する請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 撮影レンズと該撮影レンズにより結像さ
    れた像を光電変換する撮像素子とからなる撮影系を有
    し、該撮影系の一部の駆動による前記撮像素子出力から
    抽出された焦点評価値の変化に基づいて合焦動作を行う
    と共に、標準解像度で撮影を行う標準解像度撮影モード
    と、該標準解像度撮影モードより高解像度で撮影を行う
    高解像度撮影モードとを備えるカメラにおいて、 前記焦点評価値の抽出と次の焦点評価値の抽出の間にお
    ける、合焦動作のために行う前記撮像系の一部の駆動量
    を前記標準解像度撮影モードと前記高解像度撮影モード
    とで異なる値に設定することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 合焦動作の途中から前記駆動量を前記標
    準解像度撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異な
    る値に設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 撮影レンズと該撮影レンズにより結像さ
    れた像を光電変換する撮像素子とからなる撮影系を有
    し、前記撮像素子出力を処理して得られる映像信号を周
    波数透過フィルタに通して得られる高周波成分の量を焦
    点評価値とし、前記撮影系の一部の駆動による前記焦点
    評価値の変化をもとに合焦動作を行うと共に、標準解像
    度で撮影を行う標準解像度撮影モードと、該標準解像度
    撮影モードより高解像度で撮影を行う高解像度撮影モー
    ドとを備えるカメラにおいて、 前記周波数透過フィルタの周波数特性を前記標準解像度
    撮影モードと前記高解像度撮影モードとで異なる値に設
    定することを特徴とする撮像装置。
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