JP4160664B2 - オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法 - Google Patents

オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4160664B2
JP4160664B2 JP22055498A JP22055498A JP4160664B2 JP 4160664 B2 JP4160664 B2 JP 4160664B2 JP 22055498 A JP22055498 A JP 22055498A JP 22055498 A JP22055498 A JP 22055498A JP 4160664 B2 JP4160664 B2 JP 4160664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
recording
evaluation value
focus position
lens system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22055498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000059670A (ja
Inventor
大介 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP22055498A priority Critical patent/JP4160664B2/ja
Priority to US09/365,863 priority patent/US6825883B1/en
Priority to DE19936599A priority patent/DE19936599C2/de
Publication of JP2000059670A publication Critical patent/JP2000059670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4160664B2 publication Critical patent/JP4160664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/95Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems
    • H04N23/958Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems for extended depth of field imaging
    • H04N23/959Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems for extended depth of field imaging by adjusting depth of field during image capture, e.g. maximising or setting range based on scene characteristics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/661Transmitting camera control signals through networks, e.g. control via the Internet

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法に関し、詳細には、デジタルカメラやデジタルビデオカメラに使用されるオートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種の機能を備えたデジタルカメラが普及している。例えば、記録時の画素数を変更できるデジタルカメラも登場している。これは、ユーザのニーズに応じて、ユーザが高画質で記録したい場合や普通の画質で記録したい場合に対応するためである。すなわち、記録画像が高画質でなくても良い場合には、記録画素数を落として記録する。これにより、記録ファイルの容量を小さくすることができる。また、CCDの高画素化に伴い、画像を記録するファイルも大容量化する傾向にある。
【0003】
また、CCDの高画素数化に伴って、同じ焦点距離、同じCCDサイズであっても高分解能なAF制御が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フォーカスレンズを駆動しながらAF評価値をサンプリングして合焦位置を検出するタイプのデジタルカメラにおいては、高画素のCCDを用いて高精度なAF制御を行うためには、AF評価値のサンプリング間隔を小さくする必要があるが、サンプリング間隔を小さくすると合焦動作に時間を長く要してしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、高画素のCCDを使用した場合においても、短時間で高精度な合焦が可能なオートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明に係るオートフォーカス装置は、フォーカスレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして出力する撮像素子と、前記画像データをA/D変換してデジタル画像信号に変換するA/D変換手段と、デジタル画像データの輝度データの高周波成分を積分して得られるAF評価値を出力するAF評価手段と、前記フォーカスレンズ系の位置を移動させながら前記AF評価手段により得られたAF評価値をサンプリングするサンプリング手段と、画像を記録する際の前記撮像素子の記録画素数を設定する記録画素数設定手段と、前記サンプリング手段の前記AF評価値のサンプリング結果により合焦を判定し、前記フォーカスレンズ系を合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段とを備え、まず、1回目のAF動作では、前記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を大として概略の合焦位置を算出し、2回目以降のAF動作で、当該概略の位置近傍で前記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を小として最終的な合焦位置を決定することとし、当該AF動作の回数を、前記記録画素数設定手段により設定された撮像素子の記録画素数に応じて変更するものである。
【0008】
また、本発明に係るオートフォーカス装置は、前記AF動作実行後の合焦位置を保持するAFロック手段と、前記AFロック手段が作動している場合には、前記記録画素数設定手段による画像を記録する際の前記撮像素子の記録画素数の変更を禁止する禁止手段と、を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るオートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態に係るオートフォーカス装置を適用したデジタルカメラの構成図である。同図において,100はデジタルカメラを示しており、デジタルカメラ100は、レンズ系101,絞り・フィルター部等を含むメカ機構102,CCD103,CDS回路104,可変利得増幅器(AGCアンプ)105,A/D変換器106,IPP107,DCT108,コーダー109,MCC110,DRAM111,PCカードインタフェース112,CPU121,表示部122,操作部123,SG(制御信号生成)部126,ストロボ装置127,バッテリ128、DC−DCコンバータ129、EEPROM130、フォーカスドライバ131、パルスモータ132,ズームドライバ133,パルスモータ134、モータドライバ135を具備して構成されている。また,PCカードインタフェース112を介して着脱可能なPCカード150が接続されている。
【0011】
レンズユニットは,レンズ101系,絞り・フィルター部等を含むメカ機構102からなり,メカ機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aとズームレンズ系101bとで構成されている。
【0012】
フォーカスドライバ131は、CPU121から供給される制御信号に従って、フォーカスパルスモータ132を駆動して、フォーカスレンズ系101aを光軸方向に移動させる。ズームドライバ133は、CPU121から供給される制御信号に従って、ズームパルスモータ134を駆動して、ズームレンズ系101bを光軸方向に移動させる。また、モータドライバ135は、CPU121から供給される制御信号に従ってメカ機構102を駆動し、例えば、絞りの絞り値を設定する。
【0013】
CCD(電荷結合素子)103は,レンズユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリング)回路104は,CCD型撮像素子に対する低雑音化のための回路である。
【0014】
また,AGCアンプ105は,CDS回路104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補正する。なお、AGCアンプ105のゲインは、CPU121により、CPU121が内蔵するD/A変換器を介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ105に設定されることにより設定される。さらにA/D変換器106は,AGCアンプ105を介して入力したCCD103からのアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。すなわち,CCD103の出力信号は,CDS回路104およびAGCアンプ105を介し,またA/D変換器106により,最適なサンプリング周波数(例えば,NTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0015】
また,デジタル信号処理部であるIPP(Image Pre-Processor )107,DCT(Discrete Cosine Transform )108,およびコーダー(Huffman Encoder/Decoder )109は,A/D変換器106から入力したデジタル画像データについて,色差(Cb,Cr)と輝度(Y)に分けて各種処理,補正および画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。
【0016】
さらに,MCC(Memory Card Controller)110は,圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカードインタフェース112を介してPCカード150への記録,或いはPCカード150からの読み出しを行う。
【0017】
CPU121は,ROMに格納されたプログラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作部123からの指示,或いは図示しないリモコン等の外部動作指示に従い,上記デジタルカメラ内部の全動作を制御する。具体的には、CPU121は,撮像動作、自動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0018】
また,カメラ電源はバッテリ128,例えば,NiCd,ニッケル水素,リチウム電池等から,DC−DCコンバータ129に入力され,当該デジタルカメラ内部に供給される。
【0019】
表示部122は,LCD,LED,EL等で実現されており,撮影したデジタル画像データや,伸長処理された記録画像データ等の表示を行う。操作部123は,機能選択,撮影指示,およびその他の各種設定を外部から行うためのボタンを備えている。具体的には、操作部123は、撮影指示を行うためのレリーズキーやCCD103の記録画素数(1800×1200、900×600、および640×480のいずれか)を設定するためのキー等を備えている。EEPROM130には、CPU121がデジタルカメラの動作を制御する際に使用する調整データ等が書き込まれている。
【0020】
上記したデジタルカメラ100(CPU121)は、被写体を撮像して得られる画像データをPCカード150に記録する記録モードと、PCカード150に記録された画像データを表示する表示モードと、撮像した画像データを表示部122に直接表示するモニタリングモード等を備えている。
【0021】
図2は、上記IPP107の具体的構成の一例を示す図である。IPP107は、図2に示す如く、A/D変換器106から入力したデジタル画像データをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レベルを調整するペデスタル調整部1073と、R,Bの各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調整部1074と、CPU121により設定されたゲインでR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに分離するマトリックス部1077と、色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部122に出力するビデオ信号処理部1078と、を備えている。
【0022】
さらに、IPP107は、ペデスタル調整部1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度データ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部1079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分のみを通過させるBPF1080と、BPF1080を通過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値としてCPU121に出力するAF評価値回路1081と、Y演算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデジタルカウント値をAE評価値としてCPU121に出力するAE評価値回路1082と、デジタルゲイン調整部1075によるゲイン調整後のR・G・Bの各画像データの輝度データ(Y)を検出するY演算部1083と、Y演算部1083で検出した各色の輝度データ(Y)をそれぞれカウントして各色のAWB評価値としてCPU121に出力するAWB評価値回路1084と、CPU121とのインターフェースであるCPUI/F1085と、およびDCT108とのインターフェースであるDCTI/F1086等を備えている。
【0023】
つぎに、AF制御について説明する。AF制御においては、シャッタ速度およびゲインが設定された後、フォーカスパルスモータ132が1Vd期間に規定パルス駆動される。この規定パルス駆動の間に、IPP107内で得られたデジタル映像信号が処理されて輝度信号が得られる。この輝度信号の高周波成分を積分してAF評価値が求められ、このAF評価値のピークが合焦位置となる。
【0024】
ズーム制御においては、現在のフォーカス位置が後述する設定値「fp far calc」(無限)から設定値「fp near calc」(至近;約0.2m)までのどの位置(距離)にあるかを比で求められる。フォーカス位置は、ズーム駆動に併せてそのズームポイントでの「fp far def」と「fp near def」から同じ比になるフォーカス位置に駆動され、バリフォーカルレンズのズームによるピントずれが補正される。
【0025】
つぎに、AFのための調整値である各設定値について説明する。図3は設定値を説明する図である。オートフォーカスでは、図3に示した如く、00〜08までの9ズームステップ(ポジション)のバリフォーカルレンズを用いて行われるものとする。また、撮影距離範囲は、無限から約0.2mであるが、ワイドのみ約0.01mとする。
【0026】
図3に示したテーブルには、各ズームステップに対して6種類の設定値として「ccdaf drv data」,「fp far def」,「fp near def」,「fp far calc」,「fp near calc」,「nml smp」が対応付けられている。なお、図3中の各設定値は16進表示とする。
【0027】
ここで、「ccdaf drv data」は、AF評価値をサンプリングするときの各サンプリングのフォーカスレンズ系の移動量(パルス数)を示す。「fp far def」は、各ズームステップでのAF評価値サンプリングスタート位置を示し、フォーカス繰り出しパルス数「fp inf def」の位置を基準とした差分がデータとして入力されている。
【0028】
「fp near def」は、各ズームステップでのAF評価値サンプリングエンド位置を示し、フォーカス繰り出しパルス数「fp inf def」の位置を基準とした差分がデータとして入力されている。「fp far calc」は、各ズームステップでの無限位置を示し、フォーカス繰り出しパルス数「fp inf def」の位置を基準とした差分がデータとして入力されている。
【0029】
「fp near calc」は、各ズームステップでの0.2m位置を示し、フォーカス繰り出しパルス数「fp inf def」の位置を基準とした差分がデータとして入力されている。「nml smp」は、AF評価値のサンプリング結果によらずに必ずAF評価値のサンプリングを実行する全域サンプリングフォーカスレンズ系移動を行うサンプリング数を示している。
【0030】
なお、「fp inf def」とは、フォーカスの無限側目メカ端からワイドのAF評価値サンプリングスタートまでのフォーカス繰り出しパルス数を示している。
【0031】
続いて、動作について説明する。図4はオートフォーカス動作を行うための設定動作を説明するフローチャートであり、図5はオートフォーカス動作を説明するフローチャートである。
【0032】
図5において、fp far init=フォーカス繰り出しパルス数(fpinf def)−AF評価値サンプリングスタート位置(fp far def[zoom])、fp near init=フォーカス繰り出しパルス数(fp inf def)+AF評価値サンプリングエンド位置(fp near def[zoom])、fp home=(fp far init)−(fp home def)、そして、nml smp def=nml smp[zoom]である。ここで、zoomは9ズームステップのポジションで、zoom=0のときに、「ワイド」となり、zoom=4のときに、「ミーン」となり、zoom=8のときに、「テレ」となる。
【0033】
図5に示した動作では、まず、ズーム位置とズーム駆動パルス数とを合わせてズームリセットが行われた後、フォーカス位置とフォーカス駆動パルス数とを合わせてフォーカスリセットが行われる。ズームリセット,フォーカスリセットはそれぞれメカ端にまで駆動することで実施される。
【0034】
メカ端に駆動する以上のパルス数で駆動した後の位置は規定のパルス数位置として決定される。ここで、フォーカスの場合には、near側のメカ端でfp max=205パルスとなる。また、メカ端に駆動するときの最後のパルス出力のデータは、fp home stateとして調整時に設定される。続いて、フォーカスが常焦点位置(約2.5m)に設定され、さらにズームが実施される。
【0035】
続いて図4に示した動作が開始される。図4に示した動作モードは、オートフォーカスモードである。オートフォーカスの場合には、まずAF初期設定(ccdaf init set)が実行され(ステップS1)、第1レリーズが操作される。このとき、設定されているズームポイントでの常焦点位置(約2.5m)を調整値から計算し、AF作動する。続いて、AF用AEの設定(ccdaf
ae set)が行われる(ステップS2)。
【0036】
そして、処理がステップS3へ移行すると、フォーカスをホームポジションHP(fp home)に駆動する。続くステップS4では、フォーカスが初期位置INIT(fp far init)へ駆動される。このように、フォーカスがホームポジションHPから初期位置INITへ駆動されることで、バックラッシュ(fp b rash=8(パルス))を取り除くことができる。
【0037】
そして、処理はステップS5へ移行する。AF評価値サンプリング時のフォーカス駆動が垂直同期信号Vdに同期して行われる。その際、フォーカスは各サンプリングのフォーカスレンズ系の移動量(ccdaf drv data)分ずつ駆動する。このとき、フォーカスの駆動は、AF評価値の値(ピークなどの情報)に関係なく、near位置(nml smp分のAF評価値をサンプリングするまでで、フォーカスの駆動量としては、(ccdaf drv data)*(nml smp)となる)まで行われる。これは通常の撮影距離範囲内(無限から約0.5m)である。
【0038】
ここでは、通常の撮影距離範囲内でサンプリングしたAF評価値からピーク位置やAF評価値の増減データなどが計算され、通常の撮影距離範囲内に合焦位置があるかの判定が下される。マクロの撮影距離範囲内で合焦を行う場合にも、フォーカスレンズは合焦位置からバックラッシュを取り除く位置までフォーカスを駆動後に合焦位置に駆動される。
【0039】
この後、処理はステップS6へ移行する。ステップS6において、通常の撮影距離範囲内に合焦位置がある場合、AF評価値のサンプリングが中止され、合焦位置からバックラッシュを取り除く位置までフォーカスが駆動された後に、フォーカスが合焦位置に駆動される。
【0040】
また、通常の撮影距離範囲内に合焦位置がない場合、マクロの撮影距離範囲内(約0.5mから約0.2m)のAF評価値のサンプリングが実施される(マクロ;fp near initまで)。ただし、マクロの撮影距離範囲内では、ピークを検出した時点でAF評価値のサンプリングが中止される。
【0041】
この後、処理はステップS7へ移行する。ステップS7においてフォーカスの駆動がオフ(fcsm off)されることで、本処理が終了する。
【0042】
つぎに、ズーム位置とフォーカス位置との関係について説明する。図6はフォーカス位置調整用のZFテーブルを示す図、図7は図6のZF(ズームフォーカス)テーブルをグラフ化して示す図である。
【0043】
ZFテーブルは、ズーム位置に対するフォーカス位置を調整するときに使用されるものである。図6に示したZFテーブルは、No.0,No.1,No.2の3例を示している。いずれの例も、無限と至近(例えば20cm)の2基準に対してワイド(W)端…ミーン(M)…テレ(T)端までの間で9つのポジションが割り当てられる。各ポジションには、パルス数ZPと調整値(f(mm))とが対応付けられる。このZFテーブルはROMなどに記憶保持される。
【0044】
図7において、No.0のグラフとして無限基準A0−1と至近基準B0−1とが示され、No.1のグラフとして無限基準A1−1と至近基準B1−1とが示され、No.2のグラフとして無限基準A2−1と至近基準B2−1とが示されている。以上のグラフから、無限を基準とする場合よりも至近を基準とした場合の方がパルス数が低くなる。
【0045】
つぎに、ドライバについて詳述する。図8はズームパルスモータ132およびフォーカスパルスモータ134のドライバ(フォーカスドライバ131とズームドライバ133)を示す回路図、図9はパルスモータ駆動ICの真理値表を示す図である。図8において、フォーカスドライバ131とズームドライバ133とは、図9に示した真理値表に従って入出力の関係を規定する。
【0046】
図9に示した真理値表に従えば、図8に示すフォーカスドライバ131およびズームドライバ133は、自回路のイネーブル信号を“L”(ロー)としている場合には、入力(IN1,2)はなく、待機状態となることから、出力(OUT1,2,3,4)はオフとなる。一方、イネーブル信号を“H”(ハイ)としている場合には、入力のIN1とIN2との論理関係から、駆動して出力のOUT1〜4が2相励磁の変化を生じる出力となる。
【0047】
図10は、フォーカスパルスモータ132を駆動するパルスのタイミングを示すタイミングチャートである。同図において、(A)は。VD(垂直同期信号)を示し、(B)は、CCD103の記録画素数を1800×1200とした場合のフォーカスパルスモータ132の駆動タイミングを示し、(C)は、CCD103の記録画素数を900×600とした場合のフォーカスパルスモータ132の駆動タイミングを示し、(D)は、CCD103の記録画素数を640×480とした場合のフォーカスパルスモータ132の駆動タイミングを示す。
【0048】
つぎに、CCD103の記録画素数に応じたCPU121のAF動作の制御例(制御例1および制御例2)を説明する。
【0049】
(制御例1)
まず、第1の例として、設定されたCCD103の記録画素数に応じてAF評価値のサンプリング間隔を変更する場合(フォーカスレンズ系101aの移動量を変更する場合)を説明する。図11は、設定されたCCD103の記録画素数に応じてAF評価値のサンプリング間隔を変更する場合のCPU121のAF動作の制御を説明するためのフローチャートである。以下、図11のフローチャートに従ってCPU121のAF動作制御を説明する。
【0050】
まず、CCD103の記録画素数が1800×1200に設定されているか否かを判断する(ステップS10)。CCD103の記録画素数が1800×1200に設定されている場合には、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり2パルスに設定する(ステップS13)。一方、CCD103の記録画素数が1800×1200に設定されていない場合にはステップS11に移行する。
【0051】
ステップS11では、CCD103の記録画素数が900×600に設定されているか否かを判断する。CCD103の記録画素数が900×600に設定されている場合には、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり4パルスに設定する(ステップS14)。一方、CCD103の記録画素数が900×600に設定されていない場合にはステップS12に移行する。
【0052】
ステップS12では、CCD103の記録画素数が640×480に設定されているか否かを判断する。CCD103の記録画素数が640×480に設定されている場合には、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり7パルスに設定する(ステップS15)。一方、CCD103の記録画素数が640×480に設定されていない場合には当該処理を終了する。
【0053】
そして、フォーカスパルスモータ132は、CPU121により設定されるパルスに応じてフォーカスレンズを駆動する。これにより、CCD103の記録画素数が大きく設定されている程、AF評価値のサンプリング間隔が短くなり(フォーカスレンズ系101aの移動量を小さくし)、CCD103の記録画素数に要求される精度でAF動作が可能となる。
【0054】
以上説明したように、上記動作例では、設定されたCCD103の記録画素数に応じてAF評価値のサンプリング間隔を変更しているので、記録時のCCD103の画素数に要求されるAF精度を得るためのAF評価値のサンプリング間隔とすることができ、記録時のCCD103の画素数が少ない場合にはAF動作の時間を短縮することが可能となる。
【0055】
(制御例2)
つぎに、第2の例として、設定されたCCD103の記録画素数に応じてAF動作を複数回行う場合について説明する。図12は、設定されたCCD103の記録画素数に応じて合焦動作を複数回行う場合のCPU121のAF動作の制御を説明するためのフローチャートである。以下、図12のフローチャートに従ってCPU121のAF動作制御を説明する。
【0056】
まず、CCD103の記録画素数が、1800×1200、900×600、および640×480のうちのいずれに設定されている場合でも、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり7パルスに設定し、CCDAFメイン関数(図4参照)を実行する(ステップS20)。これにより、概略の合焦位置が特定される。
【0057】
つぎに、概略の合焦位置から最終的な合焦位置を特定する場合について説明する。CCD103の記録画素数に応じて、2回目以降の合焦動作のAF評価値のサンプリング間隔(フォーカスパルスモータ132の移動量)を異ならせる。
【0058】
まず、ステップS21では、CCD103の記録画素数が640×480に設定されているか否かを判断する。CCD103の記録画素数が640×480に設定されている場合には、当該処理を終了する。
【0059】
他方、CCD103の記録画素数が640×480に設定されていない場合、すなわち、CCD103の記録画素数が、1800×1200、900×600に設定されている場合には、1AFステップ当たり7パルスでの合焦位置から−24パルスをHP、−14パルスを無限と設定する(ステップS22)。ついで、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり4パルスに設定して、CCDAFメイン関数を実行し合焦位置を特定する(ステップS23)。
【0060】
続いて、CCD103の記録画素数が900×600に設定されているか否かを判断する(ステップS24)。CCD103の記録画素数が900×600に設定されている場合には、当該処理を終了する。
【0061】
他方、CCD103の記録画素数が900×600に設定されていない場合、すなわち、CCD103の記録画素数が、1800×1200に設定されている場合には、1AFステップ当たり4パルスでの合焦位置から−18パルスをHP、−8パルスを無限と設定する(ステップS25)。ついで、フォーカスパルスモータ132を駆動するためのパルスを、1AFステップ当たり2パルスに設定して、CCDAFメイン関数(図4参照)を実行し合焦位置を特定する(ステップS26)。
【0062】
以上まとめると、CCD103の記録画素数が640×480の場合には、1回の合焦動作、すなわち、1AFステップ当たり7パルスに設定してAF動作を行った合焦位置を最終的な合焦位置と特定する。CCD103の記録画素数が900×600の場合には、2回の合焦動作、すなわち、1AFステップ当たり7パルスに設定してAF動作を行った後、1AFステップ当たり4パルスに設定してAF動作を行った合焦位置を最終的な合焦位置と特定する。CCD103の記録画素数が1800×1200の場合には、3回の合焦動作、すなわち、1AFステップ当たり7パルスに設定してAF動作を行った後に、1AFステップ当たり4パルスに設定してAF動作を行い、さらに、1AFステップ当たり2パルスに設定してAF動作を行った合焦位置を最終的な合焦位置と特定する。
【0063】
以上説明したように、上記した動作例では、記録時のCCD103の画素数に応じて、AF動作を行う回数を異ならせているので、記録時のCCD103の画素数に要求されるAF精度を得るためのAF動作の回数とすることができ、記録時のCCD103の画素数が少ない場合にはAF動作の時間を短縮することが可能となる。
【0064】
また、2回目以降のAF動作を行う場合のAF評価値のサンプリング間隔を前回のAF評価値のサンプリング間隔よりも小さくしているので、正確な合焦位置を特定することが可能となる。付言すると、1回のAF動作で、AF評価値のサンプリング間隔を細かくして最終的な合焦位置を特定するよりも、本実施の形態の如く、1回目のAF動作では、サンプリング間隔を粗くして概略の合焦位置を特定し、2回目以降のAF動作で、概略の合焦位置近傍で、サンプリング間隔を細かくして最終的な合焦位置を特定した方が、全体のAF動作に要する時間を短縮できる。
【0065】
つぎに、AF動作から記録動作に移行する場合のCPU121の処理を説明する。図13は、AF動作から記録動作に移行する場合のCPU121の処理を具体的に説明する。
【0066】
画像のモニタリングが行われている場合に、レリーズキー(RL)のRL1がオンとなっているか否かを判断する(ステップS30)。ここで、レリーズキーを中程まで押した状態を「RL1のオンの状態」とし、レリーズキーを完全に押した状態を「RL2のオン状態」とする。
【0067】
RL1がオンとなっている場合には、上記したAF動作を実行する(ステップS31)。ついで、AFロック(合焦位置を固定)し、記録時のCCD103の記録画素数の変更を禁止する(ステップS32)。続いて、RL2がオンとなっているか否かを判断する(ステップS33)。RL2がオンとなっている場合には記録処理を行う。他方、RL2がオンとなっていない場合には、ステップS36に移行し、RL1がオンとなっているか否かを判断する。RL1がオンとなっている場合には、ステップS33に移行する一方、RL1がオンとなっていない場合には、AFロックを解除し、記録時のCCD103の記録画素数の変更を許可し(ステップS35)、ステップS30に戻る。
【0068】
以上説明したように、上記動作例によれば、AF動作を行った場合には、AFをロック(合焦位置を固定)し、CCD103の画素数の変更を禁止することにより、記録時のAF精度の不足を防止している。付言すると、AFロック後に、CCD103の画素数の変更を禁止することとしたのは、AFをロックした場合にCCD103の記録画素数の変更があると、CCD103の画素数で必要とされるAF精度が異なるので、AFロック時のAF精度よりも高いAF精度が要求されるCCD103の画素数に変更された場合に、AF精度を満足することができなくなるからである。
【0069】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形して実行可能である。
【0070】
【発明の効果】
本発明に係るオートフォーカス装置は、フォーカスレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして出力する撮像素子と、画像データをA/D変換してデジタル画像信号に変換するA/D変換手段と、デジタル画像データの輝度データの高周波成分を積分して得られるAF評価値を出力するAF評価手段と、フォーカスレンズ系の位置を移動させながらAF評価手段により得られたAF評価値をサンプリングするサンプリング手段と、画像を記録する際の撮像素子の画素数を設定する記録画素数設定手段と、サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果により合焦を判定し、フォーカスレンズ系を合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段とを備え、まず、1回目のAF動作では、AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を大として概略の合焦位置を算出し、2回目以降のAF動作で、当該概略の位置近傍でAF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を小として最終的な合焦位置を決定することとし、当該AF動作の回数を、記録画素数設定手段により設定された撮像素子の記録画素数に応じて変更することとしたので、記録時の撮像素子の画素数に要求されるAF精度を得るためのAF動作の回数とすることができ、記録時の撮像素子の画素数が少ない場合にはAF動作の時間を短縮することが可能となる。
【0072】
また、本発明に係るオートフォーカス装置は、AF動作実行後の合焦位置を保持するAFロック手段と、AFロック手段が作動している場合には、記録画素数設定手段による画像を記録する際の撮像素子の記録画素数の変更を禁止する禁止手段とを備えたこととしたので、合焦位置を固定した後、撮像素子の画素数の変更を禁止することにより、記録時のAF精度の不足を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図である。
【図2】図1のIPPの具体的構成の一例を示す図である。
【図3】実施の形態によるオートフォーカス動作を説明するフローチャートである。
【図4】実施の形態によるオートフォーカス動作を行うための設定動作を説明するフローチャートである。
【図5】実施の形態による設定値を説明する図である。
【図6】実施の形態においてズーム位置に対するフォーカス位置を調整するときに使用するZFテーブルを示す図である。
【図7】図7のZFテーブルをグラフ化して示す図である。
【図8】実施の形態によるズームパルスモータおよびフォーカスパルスモータのドライバを示す回路図である。
【図9】図8に示したドライバにおいてパルスモータ駆動ICの真理値表を示す図である。
【図10】フォーカスパルスモータを駆動するパルスのタイミングを示すタイミングチャートである。
【図11】設定されたCCDの記録画素数に応じてAF評価値のサンプリング間隔を変更する場合のCPUのAF動作の制御を説明するためのフローチャートである
【図12】設定されたCCDの記録画素数に応じて合焦動作を複数回行う場合のCPUのAF動作の制御を説明するためのフローチャートである。
【図13】AF動作から記録動作に移行する場合のCPUの処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ
101 レンズ系
101a フォーカスレンズ系
101b ズームレンズ系
102 オートフォーカス等を含むメカ機構
103 CCD(電荷結合素子)
104 CDS(相関2重サンプリング)回路
105 可変利得増幅器(AGCアンプ)
106 A/D変換器
107 IPP(Image Pre-Processor)
108 DCT(Discrete Cosine Transform)
109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder)
110 MCC(Memory Card Controller)
111 RAM(内部メモリ)
112 PCカードインタフェース
121 CPU
122 表示部
123 操作部
126 SG部
127 ストロボ
128 バッテリ
129 DC−DCコンバータ
130 EEPROM
131 フォーカスドライバ
132 フォーカスパルスモータ
133 ズームドライバ
134 ズームパルスモータ
135 モータドライバ
150 PCカード
1071 色分離部
1072 信号補間部
1073 ペデスタル調整部
1074 ホワイトバランス調整部
1075 デジタルゲイン調整部
1076 γ変換部
1077 マトリクス部
1078 ビデオ信号処理部
1079 Y演算部
1080 BPF
1081 AF評価値回路
1082 AE評価値回路
1083 Y演算部
1084 AWB評価値回路
1085 CPUI/F
1086 DCTI/F
1075r,1075g,1075b 乗算器

Claims (6)

  1. フォーカスレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして出力する撮像素子と、
    画像データの輝度データの高周波成分を積分して得られるAF評価値を出力するAF評価手段と、
    前記フォーカスレンズ系の位置を移動させながら前記AF評価手段により得られたAF評価値を取得するサンプリング手段と、
    画像を記録する際の前記撮像素子の記録画素数を設定する記録画素数設定手段と、
    前記サンプリング手段で取得した前記AF評価値に基づいて合焦判定を行い、前記フォーカスレンズ系を合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、を備え、
    記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を最小の記録画素数の合焦精度が得られる移動量として1回目のAF動作を行うことで概略の合焦位置を算出し、
    記録画素数設定手段により前記最小の記録画像数が設定されている場合には2回目以降のAF動作を行わずに前記概略の合焦位置を最終的な合焦位置に決定する一方、前記最小の記録画像数以外の記録画素数が設定されている場合には、当該概略の位置近傍で前記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を前回の移動量と比べて小として2回目以降のAF動作を行うことで最終的な合焦位置を決定することを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 更に、当該AF動作の回数を、前記記録画素数設定手段により設定された撮像素子の記録画素数に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカス装置。
  3. 前記AF動作実行後の合焦位置を保持するAFロック手段と、
    前記AFロック手段が作動している場合には、前記記録画素数設定手段による画像を記録する際の前記撮像素子の記録画素数の変更を禁止する禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオートフォーカス装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のオートフォーカス装置を備えたことを特徴とするカメラ。
  5. フォーカスレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして出力する撮像工程と、
    画像データの輝度データの高周波成分を積分して得られるAF評価値を出力するAF評価工程と、
    前記フォーカスレンズ系の位置を移動させながら前記AF評価工程により得られたAF評価値を取得するサンプリング工程と、
    画像を記録する際の前記撮像素子の記録画素数を設定する記録画素数設定工程と、
    前記サンプリング工程の前記AF評価値の取得結果により合焦判定を行い、前記フォーカスレンズ系を合焦位置に駆動するフォーカス駆動工程と、を含み、
    前記フォーカス駆動工程では前記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を最小の記録画素数の合焦精度が得られる移動量として1回目のAF動作を行うことで概略の合焦位置を算出し、記録画素数設定工程により前記最小の記録画像数が設定されている場合には2回目以降のAF動作を行わずに前記概略の合焦位置を最終的な合焦位置に決定する一方、前記最小の記録画像数以外の記録画素数が設定されている場合には当該概略の位置近傍で前記AF評価値をサンプリングする際のフォーカスレンズ系の移動量を前回の移動量と比べて小として2回目以降のAF動作を行うことで最終的な合焦位置を決定することを特徴とする合焦位置決定方法。
  6. 更に、当該AF動作の回数を、前記記録画素数設定工程により設定された撮像素子の記録画素数に応じて変更すること
    を特徴とする請求項5に記載の合焦位置決定方法。
JP22055498A 1998-08-04 1998-08-04 オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法 Expired - Fee Related JP4160664B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22055498A JP4160664B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法
US09/365,863 US6825883B1 (en) 1998-08-04 1999-08-03 Auto-focus apparatus based on pixel resolution and control method for the same
DE19936599A DE19936599C2 (de) 1998-08-04 1999-08-04 Autofokusapparat und Steuerungsverfahren für denselben

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22055498A JP4160664B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000059670A JP2000059670A (ja) 2000-02-25
JP4160664B2 true JP4160664B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=16752823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22055498A Expired - Fee Related JP4160664B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6825883B1 (ja)
JP (1) JP4160664B2 (ja)
DE (1) DE19936599C2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809759B1 (en) 2000-06-19 2004-10-26 Benq Corporation Remote control unit with previewing device for an image-capturing device
DE10035994C2 (de) * 2000-07-25 2003-09-11 Benq Corp Fernsteuerung für eine und in Verbindung mit einer Kamera
DE10053202A1 (de) * 2000-10-26 2002-05-16 Gsf Forschungszentrum Umwelt Verfahren zur Bilderfassung von Proben und optische Betrachtungsvorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP3962616B2 (ja) * 2001-04-24 2007-08-22 キヤノン株式会社 光学機器
JP3955493B2 (ja) * 2002-04-22 2007-08-08 富士フイルム株式会社 ディジタルカメラおよびその自動焦点調節方法
EP1406432A3 (en) * 2002-09-30 2004-09-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Recording media editing apparatus
KR100900485B1 (ko) * 2002-10-26 2009-06-03 삼성디지털이미징 주식회사 구조가 개선된 디지털 카메라용 이미지 센싱 수단 및 이를채용한 디지털 카메라
DE10330714A1 (de) * 2003-07-03 2005-01-20 Carl Zeiss Sms Gmbh Verfahren zum automatischen Fokussieren bei der Abbildung eines Objektes
JP4698520B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-08 パナソニック株式会社 バリフォーカルレンズおよび撮像装置
US20110261249A1 (en) * 2009-05-06 2011-10-27 Droplet Technology, Inc. Variable sharpness optical system for sub-sampled image

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783446B2 (ja) 1985-05-16 1995-09-06 株式会社リコー ビデオカメラ等のオ−トフオ−カス装置
JPS6459311A (en) 1987-08-31 1989-03-07 Olympus Optical Co Automatic focusing camera
JPH01187521A (ja) 1988-01-21 1989-07-26 Minolta Camera Co Ltd 焦点検出装置
JP2770316B2 (ja) 1988-05-13 1998-07-02 ミノルタ株式会社 自動焦点検出装置
JPS6477008A (en) 1988-08-08 1989-03-23 Minolta Camera Kk Automatic focusing device
JP3143110B2 (ja) 1989-07-24 2001-03-07 株式会社リコー 画像入力装置
JPH03117275A (ja) 1989-09-29 1991-05-20 Sanyo Electric Co Ltd オートフォーカスカメラ
JPH04130408A (ja) 1990-09-21 1992-05-01 Ricoh Co Ltd 変倍レンズ制御装置
JP3038595B2 (ja) 1990-10-05 2000-05-08 株式会社リコー フォーカスレンズ制御装置
DE69331874T2 (de) * 1992-12-28 2002-11-14 Canon Kk One-chip integrated circuit for use in a controlling focusing means
US6449013B1 (en) * 1993-10-27 2002-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus capable of taking color natural images and high-resolution images of a monochrome object
US5668597A (en) 1994-12-30 1997-09-16 Eastman Kodak Company Electronic camera with rapid automatic focus of an image upon a progressive scan image sensor
JP3372714B2 (ja) * 1995-06-15 2003-02-04 キヤノン株式会社 撮像装置
US6373524B2 (en) * 1995-06-22 2002-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens video camera system
EP0774865A3 (en) * 1995-11-17 2000-06-07 SANYO ELECTRIC Co., Ltd. Video camera with high speed mode

Also Published As

Publication number Publication date
US6825883B1 (en) 2004-11-30
JP2000059670A (ja) 2000-02-25
DE19936599A1 (de) 2000-03-09
DE19936599C2 (de) 2003-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3851027B2 (ja) オートフォーカス装置およびカメラ
JP3607509B2 (ja) オートフォーカス装置
JP4588583B2 (ja) 撮影装置およびフォーカス制御方法
US20050001924A1 (en) Image capturing apparatus
JP5123137B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US11314040B2 (en) Lens apparatus, camera system, and lens driving method
JP2007215091A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2008028960A (ja) 撮影装置及び露出制御方法
JP2008053931A (ja) 撮像装置
JPH11215426A (ja) オートフォーカス装置
JP4160664B2 (ja) オートフォーカス装置、カメラ、および合焦位置決定方法
JP2004328117A (ja) ディジタルカメラおよび撮像制御方法
JP4181620B2 (ja) デジタルカメラ
JP3964315B2 (ja) デジタルカメラ
JP2006345388A (ja) 撮像装置
JP2001221945A (ja) 自動合焦装置
JP2008017198A (ja) 光源色算出装置、光源色算出方法及び撮影装置
JP2006253970A (ja) 撮像装置、シェーディング補正データ作成方法およびプログラム
JP5105298B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2007027984A (ja) 撮影装置およびその制御方法
JP3866844B2 (ja) オートフォーカス装置及びカメラ
JP2009164723A (ja) 撮像装置及び撮像制御方法
JP2007116305A (ja) 撮像装置、及びズーム倍率制御方法
JP3761318B2 (ja) 撮像装置調整システム
JP3954879B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060407

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060501

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees