JP2012164508A - 調光装置、照明装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】発光管を備える光源装置とともに用いた場合に、発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能な調光装置を提供する。
【解決手段】発光管10を備える光源装置110とともに用いる調光装置であって、発光管10から射出される光を遮光する遮光面を有するとともに、発光管10から射出される光の通過光量を調整する遮光部材170,180を備え、遮光面は、反射面172,182から構成され、発光管10への供給電力が、所定の電力が供給される通常時よりも低減されたときには、反射面172,182が発光管10から射出された光を発光管10に反射する位置に遮光部材170,172が配置されるように構成されている調光装置160。
【選択図】図3

Description

本発明は、調光装置、照明装置及びプロジェクターに関する。
従来、発光管を備える光源装置を備えるプロジェクターにおいて、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等、高い光量を必要としないときには、発光管に供給する電力を低減する機能を有するプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来のプロジェクターによれば、高い光量を必要としないときには、発光管に供給する電力を低減することで、プロジェクターの消費電力を低減することが可能となる。また、プロジェクターの温度上昇を抑制することも可能となる。
特開2007−25054号公報
しかしながら、発光管に供給する電力を低減すると、発光管における発光部の温度低下により発光管が黒化(電極を構成する物質(タングステン等)が発光管内表面に付着して発光管が黒ずむこと。)して、光源装置から射出される光束が低下し、ひいてはプロジェクターの明るさが低下することがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、発光管を備える光源装置とともに用いた場合に、発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能な調光装置を提供することを目的とする。また、上記の調光装置を備え、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能な照明装置を提供することを目的とする。また、上記の照明装置を備え、発光管の黒化に起因して明るさが低下してしまうのを抑制することが可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明は以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本発明の調光装置は、発光管を備える光源装置とともに用いる調光装置であって、前記発光管から射出される光を遮光する遮光面を有するとともに、前記発光管から射出される光の通過光量を調整する遮光部材を備え、前記遮光面は、反射面から構成され、前記発光管への供給電力が、所定の電力が供給される通常時よりも低減される電力低減時には、前記反射面が前記発光管から射出された光を前記発光管に反射する反射位置に前記遮光部材が配置されるように構成されていることを特徴とする。
このため、本発明の調光装置によれば、遮光部材の遮光面が反射面からなるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等においては、発光管に供給する電力を通常時よりも低減するとともに、遮光部材が発光管から射出される光を反射して発光管に戻す反射位置に配置されることによって、発光部の温度低下を抑制する。その結果、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
調光装置とともに用いる光源装置の発光管としては、種々の発光管を用いることができ、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等を用いることができる。
[適用例2]本発明の調光装置においては、前記遮光部材は、前記発光管から射出される光の通過光量を回動することにより調整し、前記電力低減時には、前記遮光部材が回動して前記反射位置に配置されるように構成されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、電力低減時に回動して反射位置に配置される遮光部材を用いて、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
なお、上記適用例2の調光装置は、従来からよく用いられている調光装置(いわゆるメカアイリス)と同様の形状とすることが可能であるため、従来からよく用いられている調光装置と同様に、照明装置やプロジェクターに組み込んだ場合にも内部容積を過度に占有することがない。
また、上記適用例2の調光装置は、従来からよく用いられている調光装置と同様に、発光管から射出される光を遮光する遮光面を有するとともに、発光管から射出される光の通過光量を回動量により調整する遮光部材を備えるため、プロジェクターに組み込んだ場合には投写する画像のコントラストを高くすることが可能となる。
適用例2の調光装置を用いる場合には、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合の他、暗い映像を投写し続ける場合においても、電力を低減しても発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
[適用例3]本発明の調光装置においては、前記遮光部材は、前記発光管から射出される光を透過させる透過状態と、前記発光管から射出される光を遮光する遮光状態とを、所定の平面に沿った移動により切り替えることにより前記発光管から射出される光の通過光量を調整し、前記遮光状態は、前記遮光部材を前記反射位置に配置した状態であることが好ましい。
このような構成とすることにより、電力低減時に所定の平面に沿った移動により反射位置に配置される遮光部材を用いて、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
なお、適用例3の調光装置を備える照明装置においては、上記調光装置とは別の調光装置(いわゆるメカアイリス)をさらに備えていてもよい。
[適用例4]本発明の調光装置においては、前記反射面には、反射層が形成されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、反射面の反射率を向上させ、より多くの光を発光管に戻すことが可能となる。
なお、上記の場合においては、金属材料以外の材料からなる遮光部材を用いることもできる。
[適用例5]本発明の照明装置は、発光管を備える光源装置と、本発明の調光装置とを備えることを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、本発明の調光装置を備えるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等、高光束を必要としないときに発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
[適用例6]本発明の照明装置においては、前記光源装置は、前記発光管から射出される光を集束光として被照明領域に向けて反射する楕円面リフレクターをさらに備え、前記照明装置は、前記光源装置と前記調光装置との間の光路に配置され、前記楕円面リフレクターからの光を略平行化するコリメーター光学系をさらに備えることが好ましい。
このような構成とすることにより、遮光部材に略平行な光が入射するようになるため、発光管から射出される光を一層正確に反射し、高い効率で発光管に戻すことが可能となる。
「楕円面リフレクター」とは、内面(反射面)が楕円面からなるリフレクターのことをいう。
[適用例7]本発明のプロジェクターは、本発明の照明装置と、前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置からの光を投写する投写光学系とを備えることを特徴とする。
本発明のプロジェクターによれば、本発明の照明装置を備えるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等、高光束を必要としないときに発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図。 実施形態1に係る調光装置160を説明するために示す図。 実施形態1に係る照明装置100における光の軌跡を説明するために示す模式図。 実施形態2に係るプロジェクター1002の光学系を示す平面図。 実施形態2に係る調光装置190を説明するために示す図。 実施形態2に係る照明装置102における光の軌跡を説明するために示す模式図。 変形例に係る調光装置162が光を発光管10に向けて反射するときの斜視図。
以下、本発明の光源装置及びプロジェクターについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図である。なお、図1においては、光源装置110を断面図として表示している。図3においても同様である。
図2は、実施形態1に係る調光装置160を説明するために示す図である。図2(a)は調光装置160が光を発光管10に向けて反射しないときの斜視図であり、図2(b)は調光装置160が光を発光管10に向けて反射するときの斜視図である。
図3は、実施形態1に係る照明装置100における光の軌跡を説明するために示す模式図である。図3(a)は調光装置160が光を発光管10に向けて反射しないときの光の軌跡を示す平面図であり、図3(b)は調光装置160が光を発光管10に向けて反射するときの光の軌跡を示す平面図である。なお、図3においては、偏光変換素子140及び重畳レンズ150の図示を省略している。図3の矢印は、光の軌跡を例示するものである。
以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図1における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図1における紙面に平行かつz軸に垂直な方向)及びy軸方向(図1における紙面に垂直かつz軸に垂直な方向)とする。
実施形態1に係るプロジェクター1000は、図1に示すように、照明装置100と、色分離導光光学系200と、光変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600とを備える。
照明装置100は、光源装置110と、凹レンズ90と、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150と、調光装置160とを備える。照明装置100は、照明光として赤色光、緑色光及び青色光を含む光(つまり、白色光として用いることができる光)を、照明光軸100axに沿うように射出する。
光源装置110は、図1に示すように、発光管10と、楕円面リフレクター20とを備える。光源装置110は、楕円面リフレクター20の回転対称軸を中心軸として、被照明領域側に集束光を射出する。なお、光源装置110においては、当該回転対称軸は照明光軸100axと一致している。
発光管10は、発光部13を内包する管球部12、管球部12の両側に伸びる一対の封止部14,16、楕円面リフレクター20の回転対称軸に沿って配置された一対の電極、一対の封止部14,16内にそれぞれ封止された一対の金属箔及び当該一対の金属箔にそれぞれ電気的に接続された一対のリード線を有する発光管である。発光部13は、後述する反射面24の第1焦点近傍に位置している。
発光管10の構成要素の条件等を例示的に示すと、管球部12及び封止部14,16は、例えば石英ガラスからなり、管球部12内には、水銀、希ガス及び少量のハロゲンが封入されている。電極は、例えばタングステン電極であり、金属箔は、例えばモリブデン箔である。リード線は、例えばモリブデン又はタングステンから構成されている。
楕円面リフレクター20は、一対の封止部14,16のうち一方の封止部である第1封止部14に配設され、発光管10から射出される光を集束光として被照明領域に向け反射する。楕円面リフレクター20は、図1に示すように、発光管10の第1封止部14を挿通・固定するための開口部22と、光を被照明領域側へ向けて反射する反射面24とを有する。反射面24は楕円面であり、第1焦点近傍に位置している発光部13から射出される光を被照明領域側の第2焦点近傍に集まる集束光として反射する。楕円面リフレクター20は、開口部22に充填されたセメントなどの無機系接着剤によって第1封止部14に配設されている。
反射面24を構成する基材の材料としては、例えば、結晶化ガラスやアルミナ(Al)などを好適に用いることができる。反射面24の内面には、例えば、酸化チタン(TiO)と酸化シリコン(SiO)との誘電体多層膜からなる可視光反射層が形成されている。
凹レンズ90は、光源装置110と調光装置160との間の光路に配置され、楕円面リフレクター20からの光を略平行化するコリメーター光学系としての機能を有する。凹レンズ90は、楕円面リフレクター20の被照明領域側に配置され、楕円面リフレクター20からの光を第1レンズアレイ120に向けて射出するように構成されている。
第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、光変調装置に入射する光の面内光強度分布を均一化する光均一化光学系を構成する。
第1レンズアレイ120は、図1に示すように、凹レンズ90からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する。第1レンズアレイ120は、光源装置10からの光を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、複数の第1小レンズ122が照明光軸100axと直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。図示による説明は省略するが、第1小レンズ122の外形形状は、液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域の外形形状に関して略相似形である。
第1レンズアレイ120と第2レンズアレイ130との間には、調光装置160が配置されている。
調光装置160は、図1〜図3に示すように、第1遮光部材170と、第1回転駆動装置174と、第1回転軸176と、第2遮光部材180と、第2回転駆動装置184と、第2回転軸186とを備える。調光装置160は、電力低減時には図2(b)に示すように第1遮光部材170及び第2遮光部材180が発光管10から射出される光を反射して発光管10に戻す位置である反射位置に配置されるように構成されている。また、調光装置160は、詳細な説明は省略するが、画像情報に応じた遮光量でもって第1レンズアレイ120からの複数の部分光束を動的に遮光することにより、液晶光変調装置400R,400G,400Bに照射される光の光量を動的に減光する。
第1遮光部材170及び第2遮光部材180は、発光管10から射出される光の通過光量を回動することにより調整する遮光部材である。第1遮光部材170及び第2遮光部材180は、発光管10から射出される光の通過光量を回動量により調整する。第1遮光部材170及び第2遮光部材180は金属材料からなり、このような構成とすることにより、熱に強い調光装置とすることが可能となる。また、遮光部材の表面を鏡面加工することで、反射面の反射率を簡単に向上させることが可能となる。金属材料としては、種々の金属を用いることができるが、例えば、アルミニウム等を好適に用いることができる。
第1遮光部材170は、発光管10から射出される光を遮光する第1遮光面を有する。当該第1遮光面は、第1反射面172からなる。また、第2遮光部材180は、発光管10から射出される光を遮光する第2遮光面を有する。当該第2遮光面は、第2反射面182からなる。第1反射面172は、鏡面加工された第1遮光部材170の表面からなり、第2反射面182は、鏡面加工された第2遮光部材180の表面からなる。
第1反射面172及び第2反射面182はともに平面からなり、このような構成とすることにより、簡易な構成でもって、発光管から射出される光を正確に反射して発光管に戻すことが可能となる。
第1遮光部材170は、y軸方向に沿う回転軸上に位置する辺を第1回転軸176に固定されており、当該第1回転軸176の周りに回転可能に構成されている。第2遮光部材180は、y軸方向に沿う回転軸上の辺を第2回転軸186に固定されており、当該第2回転軸186の周りに回転可能に構成されている。このため、電力低減時には回動により、第1遮光部材170及び第2遮光部材180が反射位置に配置される。なお、図示した遮光部材の面積及び配置は一例であり、本発明を適用するプロジェクターにおける最適な面積及び配置を選択することができる。
第1回転駆動装置174は、図1〜図3に示すように、第1回転軸176を回転させることによって、第1遮光部材170を回転させる。また、第2回転駆動装置184は、第2回転軸186を回転させることによって、第2遮光部材180を回転させる。第1回転駆動装置174及び第2回転駆動装置184としては、例えば、ステッピングモーターを用いることができる。本実施形態では2つの回転駆動装置174,184でそれぞれ、第1遮光部材170及び第2遮光部材180を回転させる構造としたが、ひとつの回転駆動装置で第1遮光部材170及び第2遮光部材180を回転させる構造としても良い。
第1回転軸176は、第1遮光部材170の回転軸に位置しており、第1遮光部材170と第1回転駆動装置174とを接続する。また、第2回転軸186は、第2遮光部材180の回転軸に位置しており、第2遮光部材180と第2回転駆動装置184とを接続する。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120における複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、各第1小レンズ122の像を液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。第2レンズアレイ130は、複数の第2小レンズ132が照明光軸100axに直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光からなる光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子140は、光源装置110からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過し、他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有している。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して液晶光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ150は、重畳レンズ150の光軸と照明光軸100axとが略一致するように配置されている。なお、重畳レンズは、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。
ここで、照明装置100における光の軌跡を説明する。
まず、発光管10に供給する電力が所定の電力である通常時(明るい映像を投写し続けるとき等)では、第1反射面172及び第2反射面182に光が入射しない位置に第1遮光部材170及び第2遮光部材180を配置するか(例えば、図3(a)参照。)、第1反射面172及び第2反射面182で反射された光が発光管10に入射しない位置に第1遮光部材170及び第2遮光部材180を配置する。具体的には、第1遮光部材170及び第2遮光部材180は反射された光が発光管10に入射しない範囲で、画像情報に応じた遮光量となるように回動し、液晶光変調装置400R,400G,400Bに照射される光の光量を動的に減光する。
一方、発光管に供給する電力を通常時よりも低減させた、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等においては、第1反射面172及び第2反射面182に光が略垂直に入射する位置に第1遮光部材170及び第2遮光部材180を配置する(図3(b)参照。)。この場合、第1反射面172及び第2反射面182が平面からなり、また、第1反射面172及び第2反射面182に光が略垂直に入射するため、当該第1反射面172及び第2反射面182で反射された光は、これまでの光路を逆にたどって発光管10に入射する。
以上が、照明装置100における光の軌跡である。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離するとともに、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれ照明対象となる液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する機能を有する。
色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、集光レンズ300R,300G,300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210,220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を通過させる波長選択透過膜が形成されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を反射して、緑色光及び青色光成分を通過させる。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させる。
ダイクロイックミラー210で反射された赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210を青色光とともに通過した緑色光は、ダイクロイックミラー220で反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー220を通過した青色光は、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、集光レンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。リレーレンズ260,270及び反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を通過した青色光成分を液晶光変調装置400Bまで導く機能を有する。
なお、青色光の光路にこのようなリレーレンズ260,270が設けられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光利用効率の低下を防止するためである。実施形態1に係るプロジェクター1000においては、青色光の光路の長さが長いのでこのような構成をとったが、赤色光の光路の長さを長くして、リレーレンズ及び反射ミラーを赤色光の光路に用いる構成も考えられる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、照明装置100からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置であり、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものである。なお、図示を省略したが、集光レンズ300R,300G,300Bと液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が介在配置され、液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が介在配置されている。これら入射側偏光板、各液晶光変調装置及び射出側偏光板によって、入射された各色光の光変調が行われる。
各液晶光変調装置は、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置であり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
次に、実施形態1に係る調光装置160、照明装置100及びプロジェクター1000の効果を説明する。
実施形態1に係る調光装置160によれば、遮光部材(第1遮光部材170及び第2遮光部材180)の遮光面が反射面(第1反射面172及び第2反射面182)からなるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等においては、発光管に供給する電力を通常時よりも低減するとともに、反射位置に配置されることによって、発光部の温度低下を抑制し、その結果、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
また、実施形態1に係る調光装置160によれば、発光管10から射出される光の通過光量を回動することにより調整し、電力低減時には、遮光部材が回動して反射位置に配置されるように構成されているため、電力低減時に回動して反射位置に配置される遮光部材を用いて、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
また、実施形態1に係る調光装置160によれば、従来からよく用いられている調光装置(いわゆるメカアイリス)と同様の形状とすることが可能であるため、従来からよく用いられている調光装置と同様に、照明装置やプロジェクターに組み込んだ場合にも内部容積を過度に占有することがない。
また、実施形態1に係る調光装置160によれば、従来からよく用いられている調光装置と同様に、発光管10から射出される光を遮光する遮光面を有するとともに、発光管10から射出される光の通過光量を回動量により調整する遮光部材を備えるため、発光管10に供給する電力の増減と合わせ、投写する画像のコントラストを高くすることが可能となる。
実施形態1に係る照明装置100によれば、発光管10を備える光源装置110と、実施形態1に係る調光装置160とを備えるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等、高光束を必要としないときに発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
また、実施形態1に係る照明装置100によれば、光源装置110は、楕円面リフレクター20を備え、照明装置100は、光源装置110と調光装置との間の光路に配置され、楕円面リフレクター20からの光を略平行化するコリメーター光学系(凹レンズ90)を備えるため、遮光部材に略平行な光が入射するようになり、発光管10から射出される光を一層正確に反射し、高い効率で発光管10に戻すことが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、実施形態1に係る照明装置100を備えるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等、高光束を必要としないときに発光管に供給する電力を低減しても、発光管の黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
[実施形態2]
図4は、実施形態2に係るプロジェクター1002の光学系を示す平面図である。なお、図4においては、光源装置110を断面図として表示している。図6においても同様である。
図5は、実施形態2に係る調光装置190を説明するために示す図である。図5(a)は調光装置190が光を発光管10に向けて反射しない透過状態のときの斜視図であり、図5(b)は調光装置190が光を発光管10に向けて反射する遮光状態のときの斜視図である。
図6は、実施形態2に係る照明装置102における光の軌跡を説明するために示す模式図である。図6(a)は調光装置190が光を発光管10に向けて反射しない透過状態のときの光の軌跡を示す平面図であり、図6(b)は調光装置190が光を発光管10に向けて反射する遮光状態のときの光の軌跡を示す平面図である。なお、図6においては、偏光変換素子140及び重畳レンズ150の図示を省略している。
実施形態2に係る調光装置190は、基本的には実施形態1に係る調光装置160と同様の構成を有するが調光のための構成が実施形態1に係る照明装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態2に係る調光装置190における遮光部材192は、図4〜図6に示すように、発光管10から射出される光を透過させる透過状態と、発光管10から射出される光を遮光する遮光状態とを、所定の平面(z軸と垂直な平面)に沿った移動により切り替えることにより発光管10から射出される光の通過光量を調整し(図5参照。)、遮光状態は遮光部材192を遮光部材が発光管から射出される光を反射して発光管に戻す位置である反射位置に配置した状態であり(図6参照。)、電力低減時には、所定の平面に沿った移動により、遮光部材192が反射位置に配置される(図6(b)参照。)ように構成されている。
照明装置102においては、図4に示すように、第1レンズアレイ120と第2レンズアレイ130との間の光路中に、調光装置190が配置されている。調光装置190は、プロジェクター1002がミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等のときに、発光管10から射出される光を遮光する遮光状態にする装置である。
調光装置190は、図4〜図6に示すように、遮光部材192と、スライダー196と、スライド軸198とを備える。
遮光部材192は、金属材料からなる。金属材料としては種々の金属を用いることができるが、例えば、アルミニウム等を好適に用いることができる。
遮光部材192は、y軸方向に沿う辺をスライド軸198に固定されており、当該スライド軸198の移動に伴って、所定の平面(x軸方向及びy軸方向に平行な平面)に沿って移動可能に構成されている。遮光部材192の遮光面は反射面194からなり、当該反射面194は平面からなる。
なお、図示した遮光部材の面積及び配置は一例であり、本発明を適用する照明装置又はプロジェクターにおける最適な面積及び配置を選択することができる。
スライダー196は、スライド軸198をx軸方向に移動させることによって、遮光部材192を平行移動させる。遮光部材192は、当該平行移動により、発光管10から射出される光を透過させる透過状態と、光を遮光する遮光状態を切り替える。スライダー196としては、例えば、シリンダーとピストンとを組み合わせたものを用いることができる。
スライド軸198は、遮光部材192とスライダー196とを接続する。
ここで、照明装置102における光の軌跡を説明する。
まず、発光管に供給する電力を低減しないときは、発光管10から射出される光を通過させる位置に遮光部材192を配置する(図6(a)参照。)。当該位置は、反射面194に光が入射しない位置でもある。
一方、発光管に供給する電力を低減するときは、発光管10から射出される光を通過させない位置に遮光部材192を配置する。(図6(b)参照。)。当該位置は、反射面194に光が略垂直に入射する位置でもある。この場合、反射面194が平面からなり、また、反射面194に光が略垂直に入射するため、当該反射面194で反射された光は、これまでの光路を逆にたどって発光管10に入射する。
以上が、照明装置102における光の軌跡である。
上記のように、実施形態2に係る調光装置190は、調光のための構成が実施形態1に係る調光装置160の場合とは異なるが、実施形態1に係る調光装置160と同様に、遮光部材192の遮光面が反射面194からなるため、ミュートの場合、映像信号入力が無い場合または入力された映像信号に応じて投射を行わない場合等においては、発光管に供給する電力を通常時よりも低減するとともに、反射位置に配置されることによって、発光部の温度低下を抑制し、その結果、電力を低減しても、発光管の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
また、実施形態2に係る調光装置190は、遮光部材192は、発光管10から射出される光を透過させる透過状態と、光を遮光する遮光状態とを、所定の平面に沿った移動により切り替えることにより発光管10から射出される光の通過光量を調整し、電力低減時には、所定の平面に沿った移動により、遮光部材192が反射位置に配置されるように構成されているため、電力低減時に所定の平面に沿った移動により反射位置に配置される遮光部材192を用いて、電力を低減しても、発光管10の温度低下による黒化に起因して光源装置から射出される光束が低下してしまうのを抑制することが可能となる。
なお、実施形態2に係る調光装置190は、調光のための構成以外の点においては、実施形態1に係る調光装置160と基本的に同様の構成を有するため、実施形態1に係る調光装置160が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態において記載した各構成要素の寸法、個数、材質及び形状は例示であり、本発明の効果を損なわない範囲において変更することが可能である。
(2)上記各実施形態においては、鏡面加工された遮光部材の表面からなる反射面を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。図7は、変形例に係る調光装置162が光を発光管10に向けて反射するときの斜視図である。変形例においては、第1反射面173及び第2反射面183は、反射層が形成されている反射面である。例えば、図7に示すように、反射層が形成されている反射面を用いてもよい。このような構成とすることにより、反射面の反射率を向上させ、より多くの光を発光管に戻すことが可能となる。反射層としては、例えば、酸化チタンと酸化シリコンとの誘電体多層膜からなる反射層を用いることができる。上記の場合においては、金属材料以外の材料(例えば、結晶化ガラスやアルミナ)からなる遮光部材を用いることもできる。
(3)上記各実施形態においては、発光管10から射出される光を集束光として被照明領域に向け反射する楕円面リフレクターを備える光源装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、発光管から射出される光を略平行光として被照明領域に向け反射する放物面リフレクターを備える光源装置を用いてもよい。このような構成とすることによっても、遮光部材に略平行な光が入射するようになるため、発光管から射出される光を一層正確に反射し、高い効率で発光管に戻すことが可能となる。この場合、放物面リフレクターから平行光を射出することが可能であるため、実施形態1における凹レンズ90に該当する光学要素は備えなくてもよい。
(4)上記実施形態2においては、調光装置を備えない照明装置102を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。調光装置をさらに備える照明装置を用いてもよい。
(5)上記各実施形態においては、透過型のプロジェクターを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、反射型のプロジェクターを用いてもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクターにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクターと同様の効果を得ることができる。
(6)上記各実施形態においては、プロジェクターの光変調装置として液晶光変調装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。光変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を用いてもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
(7)上記各実施形態においては、3つの液晶光変調装置を用いたプロジェクターを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つ、2つ又は4つ以上の液晶光変調装置を用いたプロジェクターにも適用可能である。
(8)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクターに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用する場合にも可能である。
(9)上記各実施形態においては、本発明の照明装置をプロジェクターに適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の照明装置を他の光学機器(例えば、光ディスク装置、自動車のヘッドランプ、照明機器等。)に適用することもできる。
10…発光管、12…管球部、13…発光部、14…第1封止部、16…第2封止部、20…楕円面リフレクター、22…開口部、24…(楕円面リフレクターの)反射面、90…凹レンズ、100,102…照明装置、100ax,102ax…照明光軸、110…光源装置、120…第1レンズアレイ、122…第1小レンズ、130…第2レンズアレイ、132…第2小レンズ、140…偏光変換素子、150…重畳レンズ、160,162…調光装置、170…第1遮光部材、172,173…第1反射面、174…第1回転駆動装置、176…第1回転軸、180…第2遮光部材、182,183…第2反射面、184…第2回転駆動装置、186…第2回転軸、192…遮光部材、194…(遮光部材の)反射面、196…スライダー、198…スライド軸、200…色分離導光光学系、210,220…ダイクロイックミラー、230,240,250…反射ミラー、260,270…リレーレンズ、300R,300G,300B…集光レンズ、400R,400G,400B…液晶光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、1000,1002…プロジェクター、SCR…スクリーン

Claims (7)

  1. 発光管を備える光源装置とともに用いる調光装置であって、
    前記発光管から射出される光を遮光する遮光面を有するとともに、前記発光管から射出される光の通過光量を調整する遮光部材を備え、
    前記遮光面は、反射面から構成され、
    前記発光管への供給電力が、所定の電力が供給される通常時よりも低減される電力低減時には、前記反射面が前記発光管から射出された光を前記発光管に反射する反射位置に前記遮光部材が配置されるように構成されていることを特徴とする調光装置。
  2. 請求項1に記載の調光装置において、
    前記遮光部材は、前記発光管から射出される光の通過光量を回動することにより調整し、
    前記電力低減時には、前記遮光部材が回動して前記反射位置に配置されるように構成されていることを特徴とする調光装置。
  3. 請求項1に記載の調光装置において、
    前記遮光部材は、前記発光管から射出される光を透過させる透過状態と、前記発光管から射出される光を遮光する遮光状態とを、所定の平面に沿った移動により切り替えることにより前記発光管から射出される光の通過光量を調整し、
    前記遮光状態は、前記遮光部材を前記反射位置に配置した状態であることを特徴とする調光装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の調光装置において、
    前記反射面には、反射層が形成されていることを特徴とする調光装置。
  5. 発光管を備える光源装置と、
    請求項1〜4のいずれかに記載の調光装置とを備えることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5に記載の照明装置において、
    前記光源装置は、前記発光管から射出される光を集束光として被照明領域に向けて反射する楕円面リフレクターをさらに備え、
    前記照明装置は、前記光源装置と前記調光装置との間の光路に配置され、前記楕円面リフレクターからの光を略平行化するコリメーター光学系をさらに備えることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項5又は6に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置からの光を投写する投写光学系とを備えることを特徴とするプロジェクター。
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