JP2011209398A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ支持枠やレンズが加熱されてレンズの投射性能が劣化することを簡易に防止できるプロジェクターを提供すること。
【解決手段】支持部78dが絞りSTに隣接するレンズである第4群74の外周74aを部分的に支持するので、絞りSTに隣接する第4群74の外周を有効に活用しつつこの第4群74の外周での遮光を低減できる。これにより、絞りSTに隣接し光束が集中しやすい第4群74の加熱を防止できるので、第4群74のレンズやその支持部78dの膨張により、第4群74のレンズと支持部78dとに歪みが発生することを抑制できる。つまり、投射光学系70の性能を常に高く維持することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶パネル等の光変調装置によって形成された画像を投射するプロジェクターに関する。
従来のプロジェクターとして、液晶パネル等によって形成された画像を拡大投射するズーム型の投射レンズを備えるものが存在する(例えば特許文献1等参照)。
特開2004−109896号公報
しかしながら、従来の投射レンズでは、レンズの支持枠が樹脂で形成される場合が多く、投射光の照射が長時間になると、光束が絞られる位置で支持枠が歪んでレンズが変位し、解像力が低下するという問題があった。また、投射光の照射が長時間になると、光束が絞られる位置に配置されるレンズの温度が上昇し、温度ドリフトが生じて、高精度の画像を安定して投射することができないという問題もあった。
そこで、本発明は、レンズの支持枠やレンズ自身が加熱されてレンズの投射性能が劣化することを簡易に防止できるプロジェクターを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクターは、照明光を射出する照明装置と、照明装置から射出された照明光を変調する光変調装置と、複数のレンズと絞りとを有し、光変調装置によって変調された光を投射する投射光学系とを備え、投射光学系が、絞りよりも物体側で最も絞りに近いレンズと、絞りよりも像側で最も絞りに近いレンズとのうち少なくとも一方を支持する支持部を有し、支持部が、レンズの外周を部分的に支持する。
上記プロジェクターでは、支持部がレンズの外周を部分的に支持するので、絞りに隣接するレンズの外周を有効に活用しつつこのレンズの外周での遮光を低減できる。これにより、絞りに隣接し光束が集中しやすいレンズやその支持部の加熱を防止できるので、レンズやその支持部の膨張により、レンズと支持部とに歪みが発生することを抑制できる。つまり、投射光学系の性能を常に高く維持することができる。
また、本発明の具体的な態様又は側面によれば、上記プロジェクターにおいて、支持部は、樹脂製である。この場合、支持部が熱によって膨張したり歪みやすくなるが、上記のように支持部がレンズの外周を部分的に支持するので、レンズと支持部とに発生する歪みを確実に低減できる。
また、本発明の別の側面によれば、支持部は、レンズの外周との間に通気を可能にする隙間を有する。この場合、絞りに隣接し光束が集中するレンズの外周を通気によって冷却することができるので、投射光学系の特性維持が容易となる。
また、本発明のさらに別の側面によれば、支持部は、レンズの外周を周方向に関して互いに離間する複数箇所で支持する。この場合、支点を分散させた一様な支持が可能になる。
また、本発明のさらに別の側面によれば、投射光学系は、複数のレンズの相対的距離を変化させるズームレンズである。この場合、絞りに近い特定のレンズの外周に入射する光束密度が高まる傾向があるが、かかるレンズの加熱防止によって投射光学系の性能を高く維持することができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの構造を概念的に説明する図である。 図1のプロジェクターに組み込まれる投射光学系の縦断面図である。 (A)及び(B)は、絞りに隣接する特定レンズとその支持部とを説明する側方断面図及び正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係るプロジェクターについて詳細に説明する。
図1に示すように、プロジェクター100は、照明装置10と、色分離導光部40と、光変調部50と、色合成部60と、投射光学系70とを備える。
まず、照明装置10は、光源ランプユニット20と、均一化光学系30とを含む。照明装置10のうち、光源ランプユニット20は、光源として、ランプ部21aと、凹レンズ21bとを備える。このうち、ランプ部21aは、例えば高圧水銀ランプ等である発光管22aと、発光管22aから射出された光束を反射して前方に射出させる楕円面型の凹面鏡22bとを備える。凹レンズ21bは、ランプ部21aからの照明光束LFをシステム光軸SAに略平行にする役割を有するが、例えば凹面鏡22bが放物面鏡である場合には、省略することもできる。
均一化光学系30は、第1及び第2レンズアレイ31,32と、偏光変換部材34と、重畳レンズ36とを備える。このうち、第1レンズアレイ31を構成する複数の要素レンズ31aによって、光源ランプユニット20から射出された照明光束LFが複数の部分光束に分割される。また、第2レンズアレイ32を構成する複数の要素レンズ32aによって、第1レンズアレイ31から入射した各部分光束が適当な発散角で偏光変換部材34側に射出される。偏光変換部材34は、PBS、ミラー、1/2波長板等で構成されたプリズム状の偏光変換素子34aを配列したものであり、レンズアレイ32から射出された照明光束LFを特定方向の直線偏光のみに変換して次段光学系に供給する。重畳レンズ36は、第2レンズアレイ32から射出され偏光変換部材34を経た照明光束LFを全体として適宜収束させることにより、光変調部50に設けた各色の液晶ライトバルブ50a,50b,50cに対する重畳照明を可能にする。
色分離導光部40は、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bと、反射ミラー42a,42b,42cと、3つのフィールドレンズ43a,43b,43cと、リレーレンズ44a,44bとを備え、照明装置10から射出された照明光束LFを赤(R)色、緑(G)色、及び青(B)色の3色に分離するとともに、各色光を後段の液晶ライトバルブ50a,50b,50cへ導く。より詳しく説明すると、まず、第1ダイクロイックミラー41aは、RGBの3色のうちR色の照明光LRを反射しG色及びB色の照明光LG,LBを透過させる。また、第2ダイクロイックミラー41bは、G色及びB色の2色のうちG色の照明光LGを反射しB色の照明光LBを透過させる。つまり、第1ダイクロイックミラー41aで反射された赤色光LRは、フィールドレンズ43aのある赤光路OP1に導かれ、第1ダイクロイックミラー41aを透過して第2ダイクロイックミラー41bで反射された緑色光LGは、フィールドレンズ43bのある緑光路OP2に導かれ、第2ダイクロイックミラー41bを通過した青色光LBは、フィールドレンズ43cのある青光路OP3に導かれる。各色用のフィールドレンズ43a,43b,43cは、第2レンズアレイ32から射出され重畳レンズ36等を通過して光変調部50に入射する各部分光束が、各液晶ライトバルブ50a,50b,50cの被照射領域上において、システム光軸SAに対して適当な収束度又は発散度となるように入射角を調節している。
光変調部50は、照明光束LFから分離された3色の照明光LR,LG,LBによって照明される3つの光変調装置として、3色の照明光LR,LG,LBがそれぞれ入射する3つの液晶ライトバルブ50a,50b,50cを備える。各液晶ライトバルブ50a,50b,50cは、中央に配置される液晶パネル51a,51b,51cと、これを挟むように配置される光路上流側の入射側偏光フィルター52a,52b,52cと、光路下流側の射出側偏光フィルター53a,53b,53cとをそれぞれ備えている。各液晶ライトバルブ50a,50b,50cにそれぞれ入射した各色光LR,LG,LBは、各液晶ライトバルブ50a,50b,50cに電気的信号として入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で強度変調される。
色合成部60は、カラー画像を合成するためのクロスダイクロイックプリズムであり、その内部には、R光反射用の第1ダイクロイック膜61と、B光反射用の第2ダイクロイック膜62とが、平面視X字状に配置されている。この色合成部60は、R色用の光変調装置である液晶ライトバルブ50aからの赤色光LRを第1ダイクロイック膜61で反射して進行方向右側に射出させ、G色用の光変調装置である液晶ライトバルブ50bからの緑色光LGを両ダイクロイック膜61,62を介して直進・射出させ、R色用の光変調装置である液晶ライトバルブ50cからの青色光LBを第2ダイクロイック膜62で反射して進行方向左側に射出させる。
投射光学系70は、ズームレンズであり、色合成部60で合成された液晶ライトバルブ50a,50b,50cからの画像光をスクリーン(不図示)上にカラー画像として投射する。
図2は、投射光学系70の具体的な構成例を説明する縦断面図である。投射光学系70は、像側から物体側の順で、第1群71、第2群72、第3群73、第4群74、第5群75、第6群76、及び第7群77、及び絞りSTを備え、樹脂製の鏡筒本体79aに支持されている。このうち、第1群71は、ガラス製で負の第1レンズ71aと、負の複合型の第2レンズ71bとを有し、第3群73は、ガラス製で負の第1レンズ73aと、これに接合されるガラス製で正の第2レンズ73bとを有し、第6群76は、ガラス製で負の第1レンズ76aと、これに接合されるガラス製で正の第2レンズ76bと、ガラス製で正の第3レンズ76cを有する。なお、第2群72は、単一のガラス製で正のレンズであり、第4群74は、単一のガラス製で正のレンズであり、第5群75は、単一のガラス製で負のレンズであり、第7群77は、単一のガラス製で正のレンズである。第1群71は、鏡筒本体79aの先端側に螺合するフォーカスリング79bに樹脂製の支持部78aを介して固定されている。第2群72は、鏡筒本体79a内の先端側(像側)に光軸OA方向に摺動可能に保持される樹脂製の支持部78bに支持されている。第3群73は、鏡筒本体79a内において第2群72の物体側において光軸OA方向に摺動可能に保持される樹脂製の支持部78cに支持されている。第4群74は、鏡筒本体79a内において第3群73の物体側において光軸OA方向に摺動可能に保持される樹脂製の支持部78dに支持されている。第5群75は、第4群74用の支持部78d内で第4群74の物体側において光軸OA方向に摺動可能保持される樹脂製の支持部78eに支持されている。なお、支持部78eの像側は、支持枠と絞りSTとを兼用したものとなっている。第6群76は、第4群74用の支持部78dの後端側(物体側)に固定される樹脂製の支持部78fに支持されている。第7群77は、鏡筒本体79a内の後端側(物体側)に固定される樹脂製の支持部78gに支持されている。
第2群72については、その支持部78bの外周に設けたズームピン81aが、鏡筒本体79aに設けた溝SL内で光軸OA方向に移動可能になっている。このズームピン81aは、鏡筒本体79aの外周に光軸OAのまわりに回転可能に嵌合する樹脂製のズームリング89cの内面に設けたカム溝内を摺動して、支持部78bすなわち第2群72の移動位置を調節する。第3群73については、その支持部78cの外周に設けたズームピン81bが、鏡筒本体79aに設けた溝SL内で光軸OA方向に移動可能になっている。このズームピン81bは、鏡筒本体79aの外周に嵌合するズームリング89cの内面に設けたカム溝内を摺動して、支持部78cすなわち第3群73の移動位置を調節する。第4群74については、その支持部78dの外周に設けたズームピン81cが、鏡筒本体79aに設けた溝SL内で光軸OA方向に移動可能になっている。このズームピン81cは、鏡筒本体79aの外周に嵌合するズームリング89cの内面に設けたカム溝内を摺動して、支持部78dすなわち第4群74等の移動位置を調節する。第5群75については、その支持部78eの外周に設けたズームピン81dが、鏡筒本体79a及び支持部78dに設けた溝SL内で光軸OA方向に移動可能になっている。このズームピン81cは、鏡筒本体79aの外周に嵌合するズームリング89cの内面に設けたカム溝内を摺動して、支持部78eすなわち第5群75の移動位置を調節する。
図3(A)は、投射光学系70のうち第4群74の支持方法を説明する側方断面図であり、図3(B)は、第4群74の正面図である。なお、第4群74は、絞りSTの像側に隣接して最も近い位置に配置されており、投射光束LPが集中しやすい場所に配置されている。このため、第4群74は、加熱されやすい状態にある。さらに、第4群74の直径を大きくすることは、コストや固定の安定性の問題で必ずしも容易でない。さらに、ズーム動作にともなって、第4群74を通過する投射光束LPの分布が大きく変化する。このため、第4群74を他のレンズ群71〜73、75〜77と同様に旧来の方法で支持した場合、第4群74の外周74a側で投射光束LPが遮蔽されその支持部が加熱されやすくなる。このため、本実施形態では、第4群74を支持するための支持部78dを特殊な構造にし、第4群74の外周74aを全部でなく部分的に支持するものとしている。
図示のように、支持部78dは、本体の環状部91と、固定用の止めリング92とを有する。環状部91と止めリング92とは、投射光束LPを通過させるための開口AP1,AP2を有する。止めリング92は、環状部91に設けた環状の段差91rに嵌め込まれて接着剤で固定されている。ここで、環状部91の内径や止めリング92の内径は、第4群74の外径よりも大きくなっており、第4群74の外周74aと、環状部91及び止めリング92の内周91a,92aとの間には、円周に沿った3ヶ所で細長い所長い円弧状の隙間GAが形成されている。また、環状部91は、その周に沿った3ヶ所において円弧状の支持突起91cを有する。支持突起91cの内側端部は、第4群74の外周74a端よりも光軸OAに近い位置に延びているので、第4群74の外周74aを物体側から支持することができる。止めリング92は、その周に沿った3ヶ所であって支持突起91cに対応する位置に円弧状の爪92cを有する。爪92cの内側端部は、第4群74の外周74a端よりも光軸OAに近い位置に延びているので、第4群74の外周74aを像側から支持することができる。さらに、環状部91のうち支持突起91cを設けた部分の内面側には、段差91dが形成されており、第4群74の外周74aを光軸OAに垂直な方向から支持する。つまり、第4群74は、周囲の3ヶ所で支持突起91cと爪92cと段差91dとに挟まれて安定した状態で保持される。
以上のように、本実施形態のプロジェクター100では、支持部78dが絞りSTに隣接するレンズである第4群74の外周74aを部分的に通気可能に支持するので、絞りSTに隣接する第4群74の外周を有効に活用しつつこの第4群74の外周での遮光を低減できる。これにより、絞りSTに隣接し投射光束LPが集中しやすい第4群74やその支持部78dの加熱を防止できるので、第4群74のレンズやその支持部78dの膨張により、第4群74のレンズと支持部78dとに歪みが発生することを抑制できる。つまり、投射光学系70の性能を常に高く維持することができる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
例えば、上記実施形態では、絞りSTの像側に最も近い位置に配置される第4群74のレンズの外周74aをその支持部78dによって部分的に支持するとしたが、絞りSTの物体側に最も近い位置に配置される第5群75のレンズの外周をその支持部78eによって部分的に支持することもできる。
また、上記実施形態では、第4群74のレンズの外周74aを支持部78dによって3ヶ所で支持しているが、支持点数、支持位置等は、第4群74等のレンズの使用状況等に応じて適宜変更することができる。
上記実施形態では、円弧状の支持突起91cと爪92cとによって第4群74のレンズの外周74aを挟んでいるが、支持突起91cや爪92cの形状は、投射光束LPの通過を妨げにくい形状であれば、任意のものとすることができる。
以上では、投射光学系70がズームレンズであるものとして説明を行ったが、非ズームレンズであっても、絞りに近接するレンズは、外周で遮光が生じやすく、上記支持部78dと同様の支持部によって周囲を部分的に支持することで加熱を防止できる。
上記実施形態のプロジェクター100では、光源ランプユニット20からの光を複数の部分光束に分割するため、一対のレンズアレイ31,32を用いていたが、このようなレンズアレイに代えてロッドインテグレーターを用いることができる。
上記実施形態のプロジェクター100では、光源ランプユニット20等からの光を特定方向の偏光とする偏光変換部材34を用いていたが、この発明は、このような偏光変換部材34を用いないプロジェクターにも適用可能である。また、光源ランプユニット20は、発光管22aに限らず、LED等で構成することができる。
また、プロジェクターとしては、投射面を観察する方向から画像投射を行う前面投射型のプロジェクターと、投射面を観察する方向とは反対側から画像投射を行う背面投射型のプロジェクターとがあるが、図1等に示すプロジェクター100の構成は、いずれにも適用可能である。
上記実施形態では、3つの液晶ライトバルブ50a,50b,50cを用いたプロジェクター100の例のみを挙げたが、本発明は、1つ又は2つのライトバルブを用いたプロジェクター、4つ以上のライトバルブを用いたプロジェクターにも適用可能である。
上記実施形態では、透過型の液晶パネル51a,51b,51cについて説明したが、本発明は、反射型の液晶パネルにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネルが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、液晶パネルが光を反射するタイプであることを意味している。
また、上記実施形態では、液晶パネル51a,51b,51c等を用いて各色の光変調を行っているが、これらに代えて、例えば照明装置10によって照明されるカラーホイールと、マイクロミラーの画素によって構成されカラーホイールの透過光が照射されるデバイス(ライトバルブ)とを組み合わせたものとを用いることによって、カラーの光変調及び合成を行うこともできる。
10…照明装置、 20…光源ランプユニット、 30…均一化光学系、 31,32…レンズアレイ、 34…偏光変換部材、 40…色分離導光部、 50…光変調部、 50a,50b,50c…液晶ライトバルブ、 51a,51b,51c…液晶パネル、 60…色合成部、 70…投射光学系、 71…第1群、 71a,71b…レンズ、 72…第2群、 73…第3群、 73a,73b…レンズ、 74…第4群、 74a…外周、 75…第5群、 76…第6群、 76a,76b,76c…レンズ、 77…第7群、 78a,78b,78c,78d,78e,78f,78g…支持部、 79a…鏡筒本体、 79b…フォーカスリング、 81a,81b,81c,81d…ズームピン、 89c…ズームリング、 91…環状部、 91c…支持突起、 92…止めリング、 100…プロジェクター、 AP1,AP2…開口、 GA…隙間、 LB,LG,LR…照明光、 LF…照明光束、 LP…投射光束、 OA…光軸、 OP1,OP2,OP3…光路、 SA…システム光軸、 SL…溝

Claims (5)

  1. 照明光を射出する照明装置と、
    前記照明装置から射出された照明光を変調する光変調装置と、
    複数のレンズと絞りとを有し、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学系とを備え、
    前記投射光学系は、前記絞りよりも物体側で最も前記絞りに近いレンズと、前記絞りよりも像側で最も前記絞りに近いレンズとのうち、少なくとも一方を支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記レンズの外周を部分的に支持する、プロジェクター。
  2. 前記支持部は、樹脂製である、請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記支持部は、前記レンズの外周との間に通気を可能にする隙間を有する、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  4. 前記支持部は、前記レンズの外周を周方向に関して互いに離間する複数箇所で支持する、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
  5. 前記投射光学系は、前記複数のレンズの相対的距離を変化させるズームレンズである、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
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