JP2010211390A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、商品選択ボタンを備え、商品選択ボタンが押されることにより賞味期限付き商品をコラムに投入された順に販売する自動販売機において、前記コラム毎に販売期間と収容数とを設定する手段と、該設定する手段により設定された販売期間と収容数との運用を開始する手段と、現在日付から記憶されている販売期間内の商品販売本数を確認し、該販売本数と前記収容数とを比較し、前記販売本数が前記収容数に達している場合には前記運用状態を継続させる手段と、売切スイッチがオンからオフに切り替わった際には、前記設定する手段により設定された販売期間と収容数との運用を再開始する手段とを備えてなる。
【選択図】図1
Description
その後、日付のかわる時に賞味期限切れとなる商品が残存するコラムがあるか否かを判断し、賞味期限切れとなるコラムがあれば、そのコラムを販売停止にする自動販売機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
別の手段として、商品選択ボタンを備え、商品選択ボタンが押されることにより賞味期限付き商品をコラムに投入された順に販売する自動販売機において、前記コラム毎に販売期間と管理本数とを設定する手段と、該設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を開始する手段と、運用開始後、記憶されている販売期間内の商品販売本数を確認して、該販売本数と前記管理本数とを比較し、前記販売本数が前記管理本数に達している場合には前記運用状態を継続させる手段と、時計データが現在日付から過去の日付になった時点で、前記設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を再開始する手段とを備えたことを特徴とする。
図2は、本発明の実施の対象となる自動販売機の概略正面図の一例を示すものであり、自動販売機20は、その本体キャビネット前面に外扉21を備えており、本体キャビネット内には複数種類の商品を個別に収納する複数(n個)のコラムを備えており、商品選択ボタン22が押され、販売指令が与えられた場合に押された商品選択ボタン22に対応する商品の払い出しを行う。
商品見本展示室23は、外扉21の上部に構成した透明の窓を有し、内部に配列した商品見本23aを外部に視認させることが可能である。商品見本展示室23を通じて視認される商品見本23aは、それぞれコラムに収納した商品を現し、商品選択ボタン22と対応して設けられている。
1は、装置全体を制御する主制御部で、該主制御部1は、自動販売機の制御に必要な制御プログラムを格納するメモリ1a、コラムと商品選択ボタン22との対応関係、コラム別管理本数、賞味期限期間など自動販売機の機能に必要な種々のデータを記憶するメモリ1b、カレンダ機能を内蔵する時計1cを備えている。
この他、主制御部1には、販売可能ランプ22a、準備中ランプ22b、売切ランプ22cを内蔵する商品選択ボタン22、金額表示器26が接続されている。
なお、リモコン11のスイッチ、ランプ、キーは、上記に限られるものではなく、本実施の形態を達成できればよい。
まず、自動販売機20の外扉21を開放し、リモコン11を操作して、管理本数の設定モードとし(ステップS31,Yes)、操作キー11dを操作して、コラム別の管理本数として例えば「10」本を入力し(ステップS32)、該当する商品選択ボタン22を押すと(ステップS33)、メモリ1bの所定領域に管理本数「10」本が記憶され(ステップS34)、その後、操作キー11dを操作すると(ステップS35,Yes)、管理本数の設定モードを終了する。
まず、自動販売機20の外扉21を開放し、リモコン11を操作して、賞味期限期間の設定モードとし(ステップS41,Yes)、操作キー11dを操作して、賞味期限期間として例えば「5」日を入力して(ステップS42)、該当する商品選択ボタン22を押すと(ステップS43)、メモリ1bの所定領域に賞味期限期間「5」日が記憶され(ステップS44)、操作キー11dを操作すると(ステップS45,Yes)、賞味期限期間の設定モードを終了する。
このように設定することで、商品の補充日に関係なく、「5」日間の間に「10」本の商品販売があれば、賞味期限切れは発生していないと判断する。
また、賞味期限管理の運用を無効とする場合には、再度、賞味期限スイッチ11aを連続押しすることで無効となり、賞味期限動作中ランプ11bが消灯する。
次に、商品の販売動作の一例を説明する。
購入者が硬貨投入口24に所定の硬貨を投入することにより、その投入された金額を金額表示器26に表示させ、購入可能な商品の販売可能ランプ22aを点灯させる。
なお、釣銭がある場合には、硬貨返却口27へ返却する。
まず、例えば、午前零時になると(ステップS61,Yes)、現在日付(当日)から過去「5」日間経過したかを判断し(ステップS62)、経過していなければ(ステップS62,No)、通常の販売を継続する。
「10本」売れていれば(ステップS63、Yes)、賞味期限切れの商品は無いと判断して、販売並びに賞味期限管理の運用をそのまま継続する(ステップS64)。
「10」本売れていなければ(ステップS63,No)、賞味期限切れを起こしている可能性大として、アラームランプ11cを点灯させる(ステップS65)。
また、次の日になると、上記ステップS61〜S65の処理を繰り返し行う。
このように、本実施の形態としては、設定された期間で何本売れたかのみを賞味期限切れの判断基準として賞味期限切れの判断を行うものであり、現在日付(当日)から過去「5」日間経過したかを判断し、「10」本が売れたかを毎日判断するものであり、「5」日間で「10」本の販売があれば、商品補充日に関係なく、賞味期限切れは発生していないと判断するものである。
すなわち、通常、投入する商品は、賞味期限に余裕のある商品を投入するため、「10」本が売れていなくても、賞味期限切れになっていない可能性が高く、そのまま運用継続しても問題ない場合が多いためである。
次に、上記のように、運用を継続している場合にはなんら再設定する必要が無いため、作業員の手間もかからないが、商品の入れ替えなど、運用を一旦停止した場合には運用を再開始させる必要性があり、この運用の再開始に関して以下に説明する。
この搬出された商品の賞味期限を作業員が確認作業をしたとみなして、テスト販売が行われたコラムの賞味期限機能の運用を再開始する(ステップS75)。
この売切スイッチオンの条件としては、実売切発生時、新商品との入れ替えによる商品の全払い出し、賞味期限切れ商品で販売停止とした場合の全商品払い出しなどが考えられ、この後、商品を新たに投入するが、この商品が投入されたことによる売切スイッチオフを条件として、賞味期限管理の運用を再開始するものであり、その際に賞味期限管理の設定(期間、本数)をする必要が無い。
このことは、過去5日間の販売本数に基づき、賞味期限管理を行っているため、日付が過去に戻ると、販売本数が正確で無くなるので、再開始を行うようにする。
まず、本賞味期限管理において、賞味期限間近にてまだ管理本数の「10」本が販売されていない場合にリモコン11の操作により確認できる動作状況確認モードを付加する場合がある。
すなわち、賞味期限間近とは、この確認時点で、設定した管理本数分である「10」本が販売されていないコラムを対象とし、残りの日数で、何本の販売が必要かを表示できるようにするものである。
まず、動作状況確認モードについて、図9のフローチャート図を用い、その動作を説明する。
この表示している商品選択ボタン22に対応するコラムに収容されている商品が賞味期限切れとなっているあるいは賞味期限に余裕はあるが期間内に管理本数分の販売がなかった可能性がある。
一方、演算の結果、賞味期限間近の表示対象コラムが有る場合には(ステップS98,Yes)、賞味期限管理対象コラムで賞味期限間近のコラムに対応する商品選択ボタン22の販売可能ランプ22aを点灯、準備中ランプ22bを点滅、売切ランプ22cを消灯状態とする表示を行う(ステップS900)。
例えば、ここまで「6」本の商品が販売されていたとすると、賞味期限間近日数の設定である「2」日間の間に「4」本を売る必要があり、この本数を販売必要数として表示するものである。
この後、図10のフローチャート図に示すように、リモコン11の操作キー11dを操作してテスト販売モードとし(ステップS101)、前記販売必要数の表示された商品選択ボタン22を操作し(ステップS102)、残り2日間で販売しなければならない商品の販売必要数の「4本」を搬出させ(ステップS103)、テスト販売を終了して(ステップS104)、賞味期限機能の運用を再開始する(ステップS105)。
なお、各種表示に関し、金額表示器26に表示するようにしたが、商品選択ボタン22毎にデジタル式の価格表示器を備えている場合には、この価格表示器を利用して表示するようにしてもよい。
1a,1b メモリ
1c 時計
11 リモコン
11a 賞味期限スイッチ
11b 賞味期限機能動作中ランプ
11c アラームランプ
11d 操作キー
20 自動販売機
21 外扉
22 商品選択ボタン
22a 販売可能ランプ
22b 準備中ランプ
22c 売切ランプ
Claims (4)
- 商品選択ボタンを備え、商品選択ボタンが押されることにより賞味期限付き商品をコラムに投入された順に販売する自動販売機において、前記コラム毎に販売期間と管理本数とを設定する手段と、該設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を開始する手段と、運用開始後、記憶されている販売期間内の商品販売本数を確認して、該販売本数と前記管理本数とを比較し、前記販売本数が前記管理本数に達している場合には前記運用状態を継続させる手段と、売切スイッチがオンからオフに切り替わった際には、前記設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を再開始する手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。
- 商品選択ボタンを備え、商品選択ボタンが押されることにより賞味期限付き商品をコラムに投入された順に販売する自動販売機において、前記コラム毎に販売期間と管理本数とを設定する手段と、該設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を開始する手段と、運用開始後、記憶されている販売期間内の商品販売本数を確認して、該販売本数と前記管理本数とを比較し、前記販売本数が前記管理本数に達している場合には前記運用状態を継続させる手段と、商品のテスト販売を実行する手段と、当該テスト販売が行われた際には、前記設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を再開始する手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。
- 請求項2に記載の自動販売機において、
前記テスト販売時に、前記コラム内に収容されている本数分を払い出した際に際には、前記設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を再開始する手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。 - 商品選択ボタンを備え、商品選択ボタンが押されることにより賞味期限付き商品をコラムに投入された順に販売する自動販売機において、前記コラム毎に販売期間と管理本数とを設定する手段と、該設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を開始する手段と、運用開始後、記憶されている販売期間内の商品販売本数を確認して、該販売本数と前記管理本数とを比較し、前記販売本数が前記管理本数に達している場合には前記運用状態を継続させる手段と、時計データが現在日付から過去の日付になった時点で、前記設定する手段により設定された販売期間と管理本数との運用を再開始する手段とを備えたことを特徴とする自動販売機。
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