JP2010204873A - 飲食店用接客管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト削減及び集客力向上ができる飲食店用接客管理システムを提供する。
【解決手段】飲食店の店舗に配される店舗用端末装置30と、店舗内で顧客に供与される顧客用端末装置10と、店舗用端末装置30及び顧客用端末装置10と通信する専用回線及びインターネット網2に接続されるサーバ60とを備え、サーバ60はウェブサイト上に設けられた入力フォーム160からの入力によって顧客からの予約及び注文を受け付けて予約状況及び注文状況のデータベース72、73を更新し、店舗用端末装置30はサーバ60から受信したデータベース72、73を閲覧でき、顧客用端末装置10はサーバ60から提供される飲食メニューのデータベース70及び入力フォーム170をウェブブラウザ上に表示して入力フォーム170から入力された注文をサーバ60に送信し、入力フォーム170の注文によりサーバ60のデータベース72、73を更新した。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店の接客を管理する飲食店用接客管理システムに関する。
従来の飲食店の接客を管理する飲食店用接客管理システムは特許文献1に開示されている。この飲食店用接客管理システムはテーブル端末、厨房端末、配膳端末及び店内全制御装置を有している。テーブル端末、厨房端末及び配膳端末は店内全制御装置と通信可能になっている。テーブル端末は店舗内の客席に設置され、飲食メニューを表示して注文を行うことができる。テーブル端末により入力された注文は店内全制御装置に送られ、注文状況のデータベースが更新される。
厨房端末及び配膳端末はそれぞれ厨房及び配膳係に設置され、店内全制御装置から送られた注文が表示される。厨房では厨房端末に表示された注文の飲食メニューの調理が行われる。調理が終了すると配膳係に届けられ、調理の終了を入力して店内全制御装置に送られる。配膳係では配膳端末に表示された注文を所定の客席に配膳し、配膳の終了を入力して店内全制御装置に送られる。
特許第3582782号公報(第5頁−第20頁、第7図)
しかしながら、上記従来の飲食店用接客管理システムによると、テーブル端末には飲食メニューのデータベースや注文等を入力するアプリケーションが搭載される。このため、データベースやアプリケーションを客席分のテーブル端末に導入する必要がある。従って、データベースやアプリケーションをシステム構築時に導入する際や変更によりメンテナンスする際に煩雑な作業を必要とするとともにコストが大きくなる問題があった。
また、飲食店の集客力を向上できるシステムのニーズがあり、飲食店用接客管理システムを用いることでコストを抑制してこれらのニーズに対応することが望まれている。
本発明は、システム構築やメンテナンスを容易にしてコストを削減できるとともに、集客力を向上できる飲食店用接客管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、飲食店の店舗に設置される店舗用端末装置と、店舗内で顧客に供与される顧客用端末装置と、インターネット網に接続されるとともに前記店舗用端末装置及び前記顧客用端末装置と専用回線を介して通信を行うサーバとを備え、
前記サーバは予約状況及び注文状況のデータを有した第1データベースと、飲食メニューのデータを有してウェブサイト上に公開される第2データベースとを格納するとともに、ウェブサイト上に設けられた第1入力フォームからの入力によってインターネット網を介して顧客からの予約及び注文を受け付けて第1データベースを更新し、
前記店舗用端末装置は前記サーバから受信した第1データベースを閲覧でき、
前記顧客用端末装置は前記サーバから受信した第2データベース及び前記サーバから提供される第2入力フォームをウェブブラウザ上に表示するとともに、第2入力フォームから入力された注文のデータを前記サーバに送信し、
第2入力フォームに入力されたデータを受信した前記サーバによって第1データベースが更新されることを特徴としている。
この構成によると、飲食店のウェブサイトがインターネット上に開設される。顧客は外部コンピュータや携帯電話からウェブサイトにアクセスし、ウェブサイト上に設けられた第1入力フォームに入力して客席の予約及び飲食メニューの注文を行う。第1入力フォームにより入力されたデータはサーバに送信され、サーバに格納された予約状況及び注文状況の第1データベースが更新される。サーバに格納される飲食メニューの第2データベースはウェブサイト上に公開され、第1入力フォームの入力時に参照される。予約状況及び注文状況の第1データベースはサーバから仮想専用回線を含む専用回線によって店舗内に設置される店舗用端末装置に送られる。店舗用端末装置で第1データベースが表示または印刷され、店員が予約状況及び注文状況を確認することができる。
顧客が来店すると顧客用端末装置が顧客に供与される。顧客用端末装置は仮想専用回線を含む専用回線によってサーバに接続され、サーバから提供されたHTML文書等から成る第2入力フォームをウェブブラウザ上に表示する。第2入力フォームにより顧客による注文の入力を受け付けてサーバに送信する。これにより、サーバに格納された第1データベースが更新される。店舗用端末装置は更新された第1データベースを表示または印刷して予約状況及び注文状況の確認が行われる。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、前記顧客用端末装置によって第1データベースに基づく顧客別の注文済の飲食メニューを前記サーバに照会してウェブブラウザ上に表示することを特徴としている。この構成によると、顧客用端末装置によりウェブブラウザでサーバにアクセスし、所定の操作により第1データベースから顧客別の注文済の飲食メニューを抽出して表示する。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、第1データベースが注文の進捗状況のデータを含み、前記店舗用端末装置は第1データベースに基づく注文状況を前記サーバに照会できるとともに、注文された飲食メニューの進捗状況を入力できることを特徴としている。この構成によると、店舗用端末装置によりサーバにアクセスし、所定の操作により第1データベースに基づく注文状況を表示する。また、調理や配膳を行うと進捗状況が店舗用端末装置から入力され、第1データベースが更新される。顧客用端末装置は更新された第1データベースから注文の進捗状況等を確認できる。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、前記店舗用端末装置は前記サーバから提供される第3入力フォームをウェブブラウザ上に表示して注文の進捗状況を入力することを特徴としている。この構成によると、店舗用端末装置はサーバから提供される第3入力フォームをウェブブラウザ上に表示する。第3入力フォームはHTML文書等から成り、注文された飲食メニューの進捗状況の店員による入力を受け付けてサーバに送信する。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、前記店舗用端末装置が画像形成装置から成り、前記サーバは第1データベースが更新される毎に前記店舗用端末装置に対して第1データベースを送信して第1データベースの画像の出力を指示することを特徴としている。
この構成によると、店舗用端末装置が印刷装置や表示装置等の画像形成装置から成る。顧客用端末装置や外部コンピュータからの予約や注文によって第1データベースが更新されると、サーバは店舗用端末装置に対して第1データベースを送信して画像の出力を指示する。これにより、店舗用端末装置によって第1データベースの画像が印刷または表示される。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、顧客に供与される前の前記顧客用端末装置によってウェブブラウザ上から前記サーバに来店を示すデータを送信できるとともに、返却後の前記顧客用端末装置によってウェブブラウザ上から前記サーバに照会して料金を精算できることを特徴としている。
この構成によると、顧客が来店するとサーバから提供される所定のフォームが顧客用端末装置のウェブブラウザ上に表示され、予約された顧客または新規の顧客の来店がサーバに連絡される。顧客の退店時に顧客用端末装置が店舗に返却され、返却された顧客用端末装置のウェブブラウザ上からサーバにアクセスして料金が表示される。これにより、画像形成装置から成る店舗用端末装置からサーバにアクセスできなくてもサーバで接客を管理できる。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、顧客による予約時にクレジットカードの登録を受け付けることを特徴としている。この構成によると、ウェブサイト上の第1入力フォームで顧客のクレジットカードの番号が登録される。これにより、来店した顧客は登録されたクレジットカードの番号に基づいて精算を行うことができ、クレジットカードや現金を持参しなくてもよい。また、予約のキャンセル時に登録されたクレジットカードの番号に基づいてキャンセル料金を精算することができる。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、前記顧客用端末装置に表示される第2入力フォーム上で客席番号を入力できるとともに、客席番号を変更する際にパスワード入力を必要とすることを特徴としている。
この構成によると、顧客が来店すると案内された客席の客席番号が店員によって顧客用端末装置の第2入力フォーム上で入力して設定される。これにより、該顧客用端末装置により入力された注文の客席がサーバで把握される。顧客が退店するとパスワードの入力によって客席番号が消去され、次の来客があると客席番号が設定される。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、前記店舗用端末装置及び前記顧客用端末装置がインターネットVPNを介して前記サーバと通信することを特徴としている。この構成によると、店舗用端末装置及び顧客用端末装置はインターネットVPNによる仮想専用回線によってサーバと通信が行われ、通信のセキュリティが確保される。
また本発明は、上記構成の飲食店用接客管理システムにおいて、第1入力フォーム上で顧客の登録を受け付けるとともに、登録された顧客が所有する端末装置を前記顧客用端末装置に替えて使用できることを特徴としている。この構成によると、顧客用端末装置は専用のクライアントソフトが不要な仮想専用回線を含む専用回線によりサーバに接続される。予め登録された顧客は所有する端末装置のウェブブラウザを用いて注文を行うことができる。
本発明によると、店舗内の接客を管理する飲食店用接客管理システムのサーバがウェブサイト上に設けられた第1入力フォームからの入力によってインターネット網を介して顧客からの予約及び注文を受け付けるので、顧客が容易に予約することができ、コストを抑制して集客力を向上することができる。また、顧客用端末装置及び店舗用端末装置が専用回線を介してサーバに接続されるため、接客管理を行う通信のセキュリティを確保することができる。
また、顧客用端末装置がサーバから提供される第2入力フォームをウェブブラウザ上に表示して注文を行うことができるため、顧客用端末装置に飲食メニューのデータベースや入力用のアプリケーションを搭載する必要がない。従って、システム構築時やメンテナンス時に各顧客用端末装置にアプリケーション等をインストールする煩雑な作業を必要とせず、コストを削減することができる。
また本発明によると、顧客用端末装置によって第1データベースに基づく顧客別の注文済の飲食メニューをサーバに照会してウェブブラウザ上に表示するので、注文された飲食メニューを容易に確認することができ、顧客の利便性を向上することができる。
また本発明によると、店舗用端末装置は第1データベースに基づく注文状況をサーバに照会できるとともに、注文された飲食メニューの進捗状況を入力できるので、店員が注文状況を容易に把握できるとともに、顧客が進捗状況を把握することができるため顧客の利便性を向上することができる。
また本発明によると、店舗用端末装置はサーバから提供される第3入力フォームをウェブブラウザ上に表示して注文の進捗状況を入力するので、店舗用端末装置に入力や表示用のアプリケーションを搭載する必要がない。従って、システム構築時やメンテナンス時に店舗用端末装置にアプリケーションをインストールする煩雑な作業を必要とせず、コストをより削減することができる。
また本発明によると、店舗用端末装置が画像形成装置から成り、第1データベースが更新される毎にサーバから店舗用端末装置に対して第1データベースを送信して第1データベースの画像の出力を指示するので、店舗用端末装置からサーバにアクセスできなくても店員が予約状況や注文状況を把握することができる。従って、飲食店用接客管理システムのコストをより削減することができる。
また本発明によると、顧客に供与される前の顧客用端末装置によってウェブブラウザ上からサーバに来店を示すデータを送信できるとともに、返却後の顧客用端末装置によってウェブブラウザ上から前記サーバに照会して料金を精算できるので、店舗用端末装置からサーバにアクセスできない場合でも容易にサーバで接客を管理できる。
また本発明によると、顧客による予約時にクレジットカードの登録を受け付けるので、顧客は登録されたクレジットカードの番号に基づいて精算を行うことができる。これにより、クレジットカードや現金を持参しなくてもよいため顧客の利便性を向上することができる。また、予約のキャンセル時に登録されたクレジットカードの番号に基づいてキャンセル料金を精算することができるので、飲食店の利便性を向上することができる。
また本発明によると、顧客用端末装置に表示される第2入力フォーム上で客席番号を入力できるとともに、客席番号を変更する際にパスワード入力を必要とするので、顧客用端末装置をどの客席でも使用できるとともに、顧客による客席番号の変更を防止することができる。
また本発明によると、店舗用端末装置及び顧客用端末装置がインターネットVPNを介してサーバと通信するので、通信のセキュリティを容易に確保することができる。
また本発明によると、第1入力フォーム上で登録を受け付けた顧客が所有する端末装置を顧客用端末装置に替えて使用できるので、顧客は通常使用しているウェブブラウザ上で注文を行うことができ、顧客の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムのサーバの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムのサーバの店内用アプリケーションの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムのサーバのウェブ用アプリケーションの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの顧客用PDAの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの管理用パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの厨房用パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの配膳係用パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムのウェブサイト上の入力フォームを示す図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの顧客用PDAによる店内注文処理の動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの顧客用PDAの入力フォームを示す図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの顧客用PDAの入力フォームの注文画面を示す図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの厨房用パーソナルコンピュータによる厨房処理の動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの厨房用パーソナルコンピュータ及び配膳係用パーソナルコンピュータの入力フォームを示す図 本発明の第1実施形態の飲食店用接客管理システムの配膳係用パーソナルコンピュータによる配膳処理の動作を示すフローチャート
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の飲食店用接客管理システムの構成を示すブロック図である。飲食店用接客管理システム1は各店舗を管理する管理センターに設置されたサーバ60を有している。サーバ60はインターネット網2に接続され、顧客の所有するパーソナルコンピュータ5や携帯電話6からインターネット網2を介してアクセス可能になっている。
店舗内にはインターネット網2に接続されるルータ3が設けられ、ルータ3は無線LANのアクセスポイント4に接続される。アクセスポイント4には無線によって顧客用PDA10、管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30、厨房用プリンタ40及び配膳係用パーソナルコンピュータ50が接続される。
ルータ3はインターネットVPN(Virtual Private Network)による仮想専用回線によってサーバ60に接続する。また、ルータ3はSSL(Secure Socket Layer)−VPNによりインターネットVPNを構築する。これにより、店舗内の各端末は特別なクライアントソフトを必要とせずにインターネットVPNを通じてサーバ60にアクセス可能になっている。
顧客用PDA10(顧客用端末装置)は来店した顧客に供与され、顧客による注文等が行われる。管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30、厨房用プリンタ40及び配膳係用パーソナルコンピュータ50は店舗内に設置されて店員により操作される店舗用端末装置を構成する。
管理用パーソナルコンピュータ20は飲食メニューの登録や予約情報の登録等を行う。厨房用パーソナルコンピュータ30は注文状況を表示するとともに注文された飲食メニューの調理の進捗状況を入力する。厨房用プリンタ40は注文状況を印刷する。配膳係用パーソナルコンピュータ50は注文状況を表示するとともに注文された飲食メニューの配膳の進捗状況を入力する。
図2はサーバ60の構成を示すブロック図である。サーバ60は一般的なパーソナルコンピュータにより構成され、各部を制御するCPUから成る制御部61を有している。制御部61には通信部62、操作部63、表示部64及び記憶部65が設けられる。
記憶部65にはアプリケーションを記憶するアプリケーション部66とデータベースを記憶するデータベース部69とが設けられる。アプリケーション部66には店舗内の端末装置が実行する店内用アプリケーション67及びインターネットに接続された外部端末が実行するウェブ用アプリケーション68が設けられる。
データベース部69はマスターテーブル70、売上情報テーブル71、予約情報テーブル72、注文情報テーブル73及び会員情報テーブル74を有している。マスターテーブル70は食品メニューの画像や価格等のデータを有した商品情報テーブル(第2データベース)が設けられるとともに、管理用の各データが格納される。
売上情報テーブルは店舗別の売り上げ情報が格納される。予約情報テーブル(第1データベース)は顧客の予約情報が格納される。注文情報テーブル(第1データベース)は顧客により注文された飲食メニューのデータが格納される。会員情報テーブルは会員登録された顧客の個人情報が格納される。
図3はサーバ60に設けられる店内用アプリケーション67の構成を示すブロック図である。店内用アプリケーション67はユーザインターフェース層80、ビジネスロジック層90及びデータアクセス層100から成っている。データアクセス層100はデータベース部69にアクセスするために設けられ、商品情報テーブルデータベース関連処理101、注文テーブルデータベース関連処理102、注文状況テーブルデータベース関連処理103、マスターテーブルデータベース関連処理104、予約情報テーブルデータベース関連処理105及びタイムサービスデータベース関連処理106の各処理が設けられる。
ビジネスロジック層90にはデータアクセス層100の各処理に対応して、商品情報照会91、注文登録92、注文状況照会93、マスタ登録・表示94、予約登録95、タイムサービス96の各処理が設けられる。また、一連の動作をトランザクション処理するトランザクション制御96の処理が設けられる。
商品情報テーブルデータベース関連処理101はマスターテーブル70に設けられた商品情報テーブルにアクセスし、商品情報照会91の処理により飲食メニューの登録や閲覧を行う。注文テーブルデータベース関連処理部102は注文情報テーブル73にアクセスし、注文登録92の処理により飲食メニューの注文を登録する。注文状況テーブルデータベース関連処理部103は注文情報テーブル73にアクセスし、注文状況照会93の処理により注文状況を抽出して表示する。
マスターテーブルデータベース関連処理部104はマスターテーブル70にアクセスし、マスタ登録・表示94の処理により管理用のデータを登録及び表示する。予約情報テーブルデータベース関連処理部105は予約情報テーブル72にアクセスし、予約登録95の処理により予約の登録及び抽出による表示を行う。タイムサービスデータベース関連処理部105はマスターテーブル70の商品情報テーブルにアクセスし、タイムサービス入力97の処理によりタイムサービスの商品の登録等を行う。
ユーザインターフェース層80はサーバ60に接続される店舗内の各端末に対してインターフェース画面を提供する。ユーザインターフェース層80には、飲食メニュー画面81、注文入力画面82、注文照会画面83、メンテナンス画面84が設けられる。各画面は通常のウェブブラウザにより閲覧可能なHTML形式等により形成される。飲食メニュー画面81は商品情報テーブルの飲食メニューを表示する。注文入力画面82は注文を入力する。注文照会画面83は注文の照会を行う。メンテナンス画面84は管理用のデータ入力、予約状況の確認等を行う。
図4はサーバ60に設けられるウェブ用アプリケーション68の構成を示すブロック図である。ウェブ用アプリケーション68はユーザインターフェース層110、ビジネスロジック層120及びデータアクセス層130から成っている。データアクセス層130はデータベース部69にアクセスし、予約情報テーブルデータベース関連処理131、注文テーブルデータベース関連処理132、注文状況テーブルデータベース関連処理133、会員情報テーブルデータベース関連処理134の各処理が設けられる。
ビジネスロジック層120にはデータアクセス層130の各処理に対応して、予約登録121、注文登録122、注文状況照会123、会員登録124の各処理が設けられる。また、一連の動作をトランザクション処理するトランザクション制御125の処理が設けられる。
予約情報テーブルデータベース関連処理部131は予約情報テーブル72にアクセスし、予約登録121の処理により予約の登録及び抽出による表示を行う。注文テーブルデータベース関連処理部132は注文情報テーブル73にアクセスし、注文登録122の処理により飲食メニューの注文を登録する。注文状況テーブルデータベース関連処理部133は注文情報テーブル73にアクセスし、注文状況照会123の処理により注文状況を抽出して表示する。会員情報テーブルデータベース関連処理部134は会員情報テーブル74にアクセスし、会員登録124の処理により会員のデータを登録及び表示する。
ユーザインターフェース層110はサーバ60にインターネット網2を介して接続される各端末に対してインターフェース画面を提供する。ユーザインターフェース層110には、予約入力画面111、注文入力画面112、注文照会画面113、会員登録画面114が設けられる。各画面は通常のウェブブラウザにより閲覧可能なHTML形式等により形成される。予約入力画面111は客席の予約を行う。注文入力画面112は注文を入力する。注文照会画面113は注文の照会を行う。会員登録画面114は顧客の会員登録を行う。
図5は顧客用PDA10の構成を示すブロック図である。顧客用PDA10は一般的なPDA(Personal Digital Assistant)により構成され、各部を制御するCPUから成る制御部11を有している。制御部11には通信部12、操作部13、表示部14及び記憶部15が設けられる。記憶部15にはウェブサイトを閲覧可能なウェブブラウザが格納される。このため、サーバ60のユーザインターフェース層80により提供される各画面をウェブブラウザを用いて表示部14に表示させることができる。これにより、飲食メニューの表示、注文入力、注文状況の照会等を顧客用PDA10から行うことができる。
図6は管理用パーソナルコンピュータ20の構成を示すブロック図である。管理用パーソナルコンピュータ10は一般的なパーソナルコンピュータにより構成され、各部を制御するCPUから成る制御部21を有している。制御部21には通信部22、操作部23、表示部24及び記憶部25が設けられる。記憶部25にはウェブサイトを閲覧可能なウェブブラウザが格納される。このため、サーバ60のユーザインターフェース層80により提供される各画面をウェブブラウザを用いて表示させることができる。これにより、表示部24にメンテナンス画面84(図3参照)を表示し、予約状況を確認して客席を登録することやタイムサービスの設定等を行うことができる。
図7は厨房用パーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。厨房用パーソナルコンピュータ30は一般的なパーソナルコンピュータにより構成され、各部を制御するCPUから成る制御部31を有している。制御部31には通信部32、操作部33、表示部34及び記憶部35が設けられる。
記憶部35にはアプリケーションを記憶するアプリケーション部36が設けられる。アプリケーション部36にはデータアクセス層として注文状況テーブルデータベース関連処理144が設けられる。ビジネスロジック層として注文一覧表示141及び進捗状況入力142の各処理が設けられる。また、ユーザインターフェース層としてメンテナンス画面143が設けられる。
表示部34にメンテナンス画面143を表示し、操作部33で操作して注文状況テーブルデータベース関連処理144により注文情報テーブル73にアクセスする。そして、注文一覧表示141の処理により注文状況が一覧表示され、進捗状況入力142の処理により注文済の飲食メニューの進捗状況が入力される。
図8は配膳係用パーソナルコンピュータ50の構成を示すブロック図である。配膳係用パーソナルコンピュータ50は一般的なパーソナルコンピュータにより構成され、各部を制御するCPUから成る制御部51を有している。制御部51には通信部52、操作部53、表示部54及び記憶部55が設けられる。
記憶部55にはアプリケーションを記憶するアプリケーション部56が設けられる。アプリケーション部56にはデータアクセス層として注文状況テーブルデータベース関連処理154が設けられる。ビジネスロジック層として注文一覧表示151及び進捗状況入力152の各処理が設けられる。また、ユーザインターフェース層としてメンテナンス画面153が設けられる。
表示部54にメンテナンス画面153を表示し、操作部53で操作して注文状況テーブルデータベース関連処理154により注文情報テーブル73にアクセスする。そして、注文一覧表示151の処理により注文状況が一覧表示され、進捗状況入力152の処理により注文済の飲食メニューの進捗状況が入力される。
上記構成の飲食店用接客管理システム1において、店舗のホームページを載せたウェブサイト上に図9に示す入力フォーム160(第1入力フォーム)が設けられる。顧客はインターネット網2に接続されたパーソナルコンピュータ5や携帯電話6のウェブブラウザによって入力フォーム160を表示する。
入力フォーム160はサーバ60により形成される予約入力画面111、注文入力画面112、会員登録画面114を有している。入力フォーム160の先頭ページでは予約入力画面111が表示される。予約入力画面111には顧客の氏名、メールアドレス、予約日時、人数等を入力する。送信ボタン163の操作により、予約したデータがサーバ60に送信される。これにより、予約情報テーブル72が更新され、パーソナルコンピュータ5や携帯電話6から客席の予約を行うことができる。
予約入力画面111では決済方法をプルダウンして選択することができる。クレジットカード決済を選択した場合はクレジットカード番号が入力される。これにより、顧客のクレジットカードが登録される。登録されたクレジットカードにより店舗の飲食料金が支払われるため、顧客はクレジットカードも財布も持たずに手ぶらで店舗で飲食することができる。また、予約のキャンセル時には登録されたクレジットカードにより所定のキャンセル料が支払われる。
予約入力画面111には注文画面ボタン162が設けられ、注文画面ボタン162の操作によって注文入力画面112が表示される。注文入力画面112では商品情報テーブルにアクセスして飲食メニューを表示し、顧客が所望の飲食メニューを選択して注文する。予約入力画面111に戻ると注文の一覧が表示され、送信ボタン163を操作することにより注文のデータがサーバ60に送信される。これにより、注文情報テーブル73が更新される。この時、注文された飲食メニューは未確定であることを記すように入力される。
また、予約入力画面111には会員登録画面114を呼び出す会員登録ボタン161が設けられる。会員登録されていない顧客は会員登録ボタン161の操作によって会員登録画面114上で住所等のより詳細な個人情報を入力して会員登録することができる。これにより、会員情報テーブル74が更新される。既に会員登録されている顧客の場合は入力フォーム160で会員番号を入力すると、登録された氏名やメールアドレスが会員情報テーブル74を参照して入力される。
店舗に顧客が来店すると、管理用パーソナルコンピュータ20により予約情報テーブル72にアクセスして予約の確認が行われる。予約があった場合は所定の客席に顧客が案内される。予約時に注文が行われている場合は、注文情報テーブル73にアクセスして注文を一覧表示し、注文確定の入力が行われる。予約がない場合は予約情報テーブル72をチェックして空いた客席に顧客が案内される。
顧客には店舗内で注文を行う顧客用PDA10が供与される。図10は顧客用PDA10による店舗内での注文処理を行う動作を示すフローチャートである。ステップ#11では顧客用PDA10を供与する際に店員によって客席番号が入力設定される。客席番号の入力時にはパスワードが要求され、顧客が変更できないようになっている。
これにより、図11に示すように、顧客用PDA10の表示部14には入力フォーム170(第2入力フォーム)が表示される。入力フォーム170はサーバ60により形成される注文を行う注文入力画面82や注文状況を照会する注文照会画面83を有し、ウェブブラウザによって表示される。入力フォーム170の先頭ページには複数の選択項目171が設けられ、各選択項目171を選択操作によって注文入力画面82や注文照会画面83が表示される。
ステップ#12では「ドリンク」や「お食事」の選択項目171の操作により注文を選択したか否かが判断される。注文を選択していない場合はステップ#21に移行して注文状況の照会を選択したか否かが判断される。注文状況の照会を選択していない場合はステップ#12に戻り、ステップ#12、#21が繰り返される。
ステップ#12で注文が選択操作されるとステップ#13に移行し、図12に示すように注文入力画面82が表示部14に表示される。注文入力画面82ではマスターテーブル70の商品情報テーブルにアクセスして飲食メニューが一覧表示され、所望の飲食メニューを選択して数量を入力する。
ステップ#14では注文が確定するまで待機し、「注文」ボタンの操作によって注文が確定するとステップ#15に移行する。ステップ#15では注文された飲食メニューのデータがサーバ60に送られる。これにより、サーバ60の注文情報テーブル73が更新され、ステップ#16に移行する。
ステップ#21で注文状況の照会が選択操作されるとステップ#22に移行する。ステップ#22では注文情報テーブル73にアクセスして客席番号により抽出された注文の一覧が表示部14に表示される。これにより、顧客は注文した飲食メニューの料金の合計等を把握することができる。そして、ステップ#23では初期画面に戻る操作が行われるまで待機し、戻る操作が行われるとステップ#16に移行する。
ステップ#16では顧客の退店により顧客用PDA10の動作を終了するか否かが判断される。顧客用PDA10の動作を終了しない場合はステップ#12〜#16またはステップ#21〜#23が行われる。顧客が退店する場合は顧客用PDA10または管理用パーソナルコンピュータ20によって注文が集計されて精算が行われ、売上情報テーブル71が更新される。この時、予約時に登録されたクレジットカードにより精算する場合には、顧客はクレジットカードを提示する必要がない。ステップ#17では客席番号の消去等のデータの初期化が店員によって行われ、顧客用PDA10の動作が終了する。
尚、顧客用PDA10は専用のクライアントソフトが不要なSSL−VPNによりサーバ60に接続される。このため、予め登録された顧客が所有するPDAやノート型コンピュータ等の端末装置を顧客用PDA10に替えて使用して入力フォーム160を操作することができる。これにより、顧客は通常使用しているウェブブラウザ上で注文を行うことができ、顧客の利便性を向上することができる。
図13は厨房用パーソナルコンピュータ30による厨房処理の動作を示している。厨房用パーソナルコンピュータ30は所定時間毎にサーバ60の注文情報テーブル73にアクセスを行う。ステップ#31では所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合はステップ#33に移行する。所定時間が経過した場合はステップ#32に移行して注文情報テーブル73にアクセスし、注文状況が受信される。
これにより、図14に示すように、店舗内の顧客全体の注文状況の一覧が表示部34に表示される。注文状況の一覧画面は調理開始や終了及び配膳の終了を入力するチェックボックス181が設けられた入力フォーム180(第3入力フォーム)を形成する。ステップ#33では一覧表示される注文の調理開始が入力されたか否かが判断される。
調理開始が入力された場合はステップ#35に移行する。調理開始が入力されていない場合はステップ#34で調理終了が入力されたか否かが判断される。調理終了が入力された場合はステップ#35に移行する。調理終了が入力されていない場合はステップ#31に戻る。
ステップ#35では入力フォーム180に入力された調理開始または調理終了による注文の進捗状況のデータがサーバ60に送信される。これにより、注文情報テーブル73が更新される。更新された注文情報テーブル73によって顧客は顧客用PDA10により注文状況を閲覧して把握することができる。この時、顧客用PDA10に表示される注文状況の一覧画面は客席別に抽出された入力フォーム180と同様の画面が入力不可の状態で表示される。そして、ステップ#31に戻り、ステップ#31〜#35が繰り返し行われる。
図15は配膳係用パーソナルコンピュータ40による配膳処理の動作を示している。配膳係用パーソナルコンピュータ40は厨房用パーソナルコンピュータ30と同様に、所定時間毎にサーバ60の注文情報テーブル73にアクセスを行う。ステップ#41では所定時間が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合はステップ#43に移行する。所定時間が経過した場合はステップ#42に移行して注文情報テーブル73にアクセスし、注文状況が受信される。
これにより、前述の図14に示す入力フォーム180が表示部44に表示される。ステップ#43では一覧表示される注文の配膳終了が入力されたか否かが判断される。配膳終了が入力された場合はステップ#44に移行する。配膳終了が入力されていない場合はステップ#41に戻る。
ステップ#44では入力フォーム180に入力された配膳終了による注文の進捗状況のデータがサーバ60に送信される。これにより、注文情報テーブル73が更新される。更新された注文情報テーブル73によって顧客は顧客用PDA10により注文状況を閲覧して把握することができる。そして、ステップ#41に戻り、ステップ#41〜#44が繰り返し行われる。
尚、管理用パーソナルコンピュータ20から注文情報テーブル73にアクセスし、サーバ60から提供された入力フォーム180と同様の注文状況の一欄をウェブブラウザ上で閲覧可能になっている。入力フォーム180をサーバ60から提供して厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50のウェブブラウザから閲覧及び入力可能にしてもよい。これにより、厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50内のアプリケーションを省くことができる。
また、店舗の規模によって管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50のいずれかを兼用してもよい。
本実施形態によると、店舗内の接客を管理する飲食店用接客管理システム1のサーバ60がウェブサイト上に設けられた入力フォーム160(第1入力フォーム)からの入力によってインターネット網2を介して顧客からの予約及び注文を受け付けるので、顧客が容易に予約することができ、コストを抑制して集客力を向上することができる。
また、顧客用PDA10(顧客用端末装置)及び管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30、配膳係用パーソナルコンピュータ50等の店舗用端末装置が専用回線を介してサーバ60に接続されるため、接客管理を行う通信のセキュリティを確保することができる。
また、顧客用PDA10がサーバ60から提供される入力フォーム170(第2入力フォーム)をウェブブラウザ上に表示して注文を行うことができるため、顧客用PDA10に飲食メニューのデータベース(マスターテーブル70)や入力用のアプリケーションを搭載する必要がない。従って、システム構築時やメンテナンス時に各顧客用PDA10にアプリケーション等をインストールする煩雑な作業を必要とせず、コストを削減することができる。
また、顧客用PDA10によって第1データベースに基づく顧客別の注文済の飲食メニューをサーバ60に照会してウェブブラウザ上に表示するので、注文された飲食メニューを容易に確認することができ、顧客の利便性を向上することができる。
また、厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50(店舗用端末装置)は注文情報テーブル73(第1データベース)に基づく注文状況をサーバ60に照会できるとともに、注文された飲食メニューの進捗状況を入力できる。これにより、店員が注文状況を容易に把握できるとともに、顧客が進捗状況を容易に把握することができるため顧客の利便性を向上することができる。
また、厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50がサーバ60から提供される入力フォーム180(第3入力フォーム)をウェブブラウザ上に表示して注文の進捗状況を入力できるようにすると、厨房用パーソナルコンピュータ30及び配膳係用パーソナルコンピュータ50に入力や表示用のアプリケーションを搭載する必要がない。従って、システム構築時やメンテナンス時に店舗用端末装置にアプリケーションをインストールする煩雑な作業を必要とせず、コストをより削減することができる。
また、顧客による予約時にクレジットカードの登録を受け付けるので、顧客は登録されたクレジットカードの番号に基づいて精算を行うことができる。これにより、クレジットカードや現金を持参しなくてもよいため顧客の利便性を向上することができる。また、予約のキャンセル時に登録されたクレジットカードの番号に基づいてキャンセル料金を精算することができるので、飲食店の利便性を向上することができる。
また、顧客用PDA10(顧客用端末装置)に表示される入力フォーム170上で客席番号を入力できるとともに、客席番号を変更する際にパスワード入力を必要とするので、顧客用PDA10をどの客席でも使用できるとともに、顧客による客席番号の変更を防止することができる。
また、顧客用PDA10、管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30、配膳係用パーソナルコンピュータ50がインターネットVPNを介してサーバ60と通信するので、通信のセキュリティを容易に確保することができる。
また、顧客用PDA10がSSL−VPNによりサーバ60に接続されるため、入力フォーム160上で登録を受け付けた顧客が所有する端末装置を顧客用PDA10に替えて使用できる。これにより、顧客は通常使用しているウェブブラウザ上で注文を行うことができ、顧客の利便性を向上することができる。
次に第2実施形態について説明する。本実施形態は前述の図1〜図15に示す第1実施形態の飲食店用接客管理システム1に対して管理用パーソナルコンピュータ20、厨房用パーソナルコンピュータ30、配膳係用パーソナルコンピュータ50を省いた構成になっている。
顧客からインターネット網2を介した予約や注文があった時や顧客用PDA10による注文があった時に、サーバ60の予約情報テーブル72や注文情報テーブル73(第1データベース)が更新される。サーバ60は予約情報テーブル72や注文情報テーブル73の更新がある毎に厨房用プリンタ40に予約情報テーブル72や注文情報テーブル73のデータ送信して印刷を指示する。これにより、厨房用プリンタ40から予約情報テーブル72や注文情報テーブル73の一覧が印刷され、店員が予約状況及び注文状況を把握することができる。厨房用プリンタ40は印刷装置に替えて表示装置であってもよい。即ち、厨房用プリンタ40は画像を形成する画像形成装置であればよい。
顧客が来店すると、供与される前の顧客用PDA10によってウェブブラウザ上からサーバ60に客席番号等の来店を示すデータが送信される。また、顧客の退店時に顧客から返却された顧客用PDA10によってウェブブラウザ上からサーバ60に照会して料金が精算される。
尚、第1実施形態で管理用パーソナルコンピュータ20により行われたマスターテーブル70の更新やタイムサービスの設定等の作業はサーバ60から行われる。
本実施形態によると、店舗に配される厨房用プリンタ40(店舗用端末装置)が画像形成装置から成り、予約情報テーブル72や注文情報テーブル73(第1データベース)が更新される毎にサーバ60から厨房用プリンタ40に対して予約情報テーブル72や注文情報テーブル73のデータを送信して画像の出力を指示するので、店舗用の端末装置からサーバ60にアクセスできなくても店員が予約状況や注文状況を把握することができる。従って、飲食店用接客管理システム1のコストをより削減することができる。
また、顧客に供与される前の顧客用PDA10によってウェブブラウザ上からサーバ60に来店を示すデータを送信できるとともに、返却後の顧客用PDA10によってウェブブラウザ上からサーバ60に照会して料金を精算できるので、店舗用の端末装置からサーバ60にアクセスできない場合でも容易にサーバ60で接客を管理できる。
本発明によると、飲食店の接客を管理する飲食店用接客管理システムに利用することができる。
1 飲食店用接客管理システム
2 インターネット網
3 ルータ
4 アクセスポイント
5 パーソナルコンピュータ
6 携帯電話
10 顧客用PDA
11、21、31、51、61 制御部
12、22、32、52、62 通信部
13、23、33、53、63 操作部
14、24、34、54、64 表示部
15、25、35、55、65 記憶部
66 アプリケーション部
67 店内用アプリケーション
68 ウェブ用アプリケーション
69 データベース部
70 マスターテーブル(第2データベース)
71 売上情報テーブル
72 予約情報テーブル(第1データベース)
73 注文情報テーブル(第1データベース)
74 会員情報テーブル
80、110 ユーザインターフェース層
90、120 ビジネスロジック層
100、130 データアクセス層
160、170、180 入力フォーム(第1〜第3入力フォーム)

Claims (10)

  1. 飲食店の店舗に設置される店舗用端末装置と、店舗内で顧客に供与される顧客用端末装置と、インターネット網に接続されるとともに前記店舗用端末装置及び前記顧客用端末装置と専用回線を介して通信を行うサーバとを備え、
    前記サーバは予約状況及び注文状況のデータを有した第1データベースと、飲食メニューのデータを有してウェブサイト上に公開される第2データベースとを格納するとともに、ウェブサイト上に設けられた第1入力フォームからの入力によってインターネット網を介して顧客からの予約及び注文を受け付けて第1データベースを更新し、
    前記店舗用端末装置は前記サーバから受信した第1データベースを閲覧でき、
    前記顧客用端末装置は前記サーバから受信した第2データベース及び前記サーバから提供される第2入力フォームをウェブブラウザ上に表示するとともに、第2入力フォームから入力された注文のデータを前記サーバに送信し、
    第2入力フォームに入力されたデータを受信した前記サーバによって第1データベースが更新されることを特徴とする飲食店用接客管理システム。
  2. 前記顧客用端末装置によって第1データベースに基づく顧客別の注文済の飲食メニューを前記サーバに照会してウェブブラウザ上に表示することを特徴とする請求項1に記載の飲食店用接客管理システム。
  3. 第1データベースが注文された飲食メニューの進捗状況のデータを含み、前記店舗用端末装置は第1データベースに基づく注文状況を前記サーバに照会できるとともに、注文の進捗状況を入力できることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲食店用接客管理システム。
  4. 前記店舗用端末装置は前記サーバから提供される第3入力フォームをウェブブラウザ上に表示して注文の進捗状況を入力することを特徴とする請求項3に記載の飲食店用接客管理システム。
  5. 前記店舗用端末装置が画像形成装置から成り、前記サーバは第1データベースが更新される毎に前記店舗用端末装置に対して第1データベースを送信して第1データベースの画像の出力を指示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲食店用接客管理システム。
  6. 顧客に供与される前の前記顧客用端末装置によってウェブブラウザ上から前記サーバに来店を示すデータを送信できるとともに、返却後の前記顧客用端末装置によってウェブブラウザ上から前記サーバに照会して料金を精算できることを特徴とする請求項5に記載の飲食店用接客管理システム。
  7. 顧客による予約時にクレジットカードの登録を受け付けることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の飲食店用接客管理システム。
  8. 前記顧客用端末装置に表示される第2入力フォーム上で客席番号を入力できるとともに、客席番号を変更する際にパスワード入力を必要とすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の飲食店用接客管理システム。
  9. 前記店舗用端末装置及び前記顧客用端末装置がインターネットVPNを介して前記サーバと通信することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の飲食店用接客管理システム。
  10. 第1入力フォーム上で顧客の登録を受け付けるとともに、登録された顧客が所有する端末装置を前記顧客用端末装置に替えて使用できることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の飲食店用接客管理システム。
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