JP2004302582A - 飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents
飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】利用客によるテーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視してサービス品質の向上をはかる。
【解決手段】配膳時間監視部23が、オーダメニュー情報管理部22によって通知されるテーブル単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客への報告を行わせる。また、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのセット配膳、先出し、後出し等配膳順序の制御を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】配膳時間監視部23が、オーダメニュー情報管理部22によって通知されるテーブル単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客への報告を行わせる。また、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのセット配膳、先出し、後出し等配膳順序の制御を行う。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファミリーレストラン等、扱う利用客数が比較的大型の店舗に用いて好適な、飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、お客様自身が自らのオーダメニューの入力ができ、かつ、係員が客席近傍において収集したオーダメニューの確認を行い、厨房に送信するシステムが知られている(特許文献1参照)。
また、複数のオーダメニュー中における後出しメニューの配膳を、適時、かつ正確に行えるオーダデータ処理システムも知られている(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−7538号公報
【特許文献2】
特開2002−7539号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来技術によれば、テーブル単位、あるいはテーブルが別、または相席になったグループを単位とした配膳の順序性による調理のタイミングを管理するものではなく、従って、依然として配膳のタイミングについての混乱が生じ、木目細かなサービスは期待できない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上をはかった、飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、テーブル毎に配置されたテーブル端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、テーブル案内された利用客が前記テーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するテーブル情報管理手段と、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、配膳時間監視手段が、オーダメニュー情報管理手段によって通知される利用客グループ単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客へのお断りを促がし、このことにより、サービス品質の向上がはかれる。また、利用客によるテーブル情報入力およびオーダメニュー入力をトリガに運行状況が管理されるため、確実に情報が伝達され、人的ミスによるトラブルがなくなる。
なお、ここで、「利用客グループ単位」とは、来店した利用者をグループ毎に識別するための単位のことであり、例えば、1つのテーブルに着席した同一利用者のグループ、あるいはテーブルが別であるが同一利用者のグループ、または1つのテーブルに相席になった利用客のグループを識別するためのグループなどがある。
【0008】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客が所持する携帯端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、前記携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するテーブル情報管理手段と、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、配膳時間監視手段が、オーダメニュー情報管理手段によって通知される利用客グループ単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客への連絡を促がし、このことにより、サービス品質の向上がはかれる。
また、待ち時間情報、空席情報を店外からアクセスでき、空席がある場合は、テーブルチャージおよびオーダメニュー予約が可能なり、これらをトリガに運行状況が管理されるため、確実に情報が伝達され、人的ミスによるトラブルがなくなる。
【0010】
また、本発明において、前記オーダメニューの調理状況を監視し、調理途中のキャンセルや変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、前記オーダの組み直しを行うオーダメニュー運行管理手段、を備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、オーダメニュー運行管理手段が、オーダメニューの運行状況を管理し、オーダメニューの途中キャンセルがあった場合でも、別のテーブルで同様のオーダが発生した場合にはそのテーブルへ自動的に組み直しを行うことができるため、使用品の無駄がなくなる。
【0012】
また、本発明において、前記オーダメニュー運行管理手段は、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳、もしくは、オーダメニュー毎配膳順序が指定された場合は、その配膳順序に従うオーダメニュー毎の前記調理開始時刻を算出し、前記配膳順序に従う配膳を指示することを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、オーダメニュー運行管理手段が、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのオーダメニューの種類により発生する待ち時間の差をなくする(セット配膳)ことが可能となり、また、例えば、子供のオーダメニューを先出しする等、テーブル内でのメニュー配膳の順序(先出し/後出しの時間指定)についてもオーダが可能となり、利用客の要求を確実に実践することができ、サービス品質の向上がはかれる。
【0014】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、テーブル案内された利用客がテーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録し、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、を特徴とする。
【0015】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録し、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、を特徴とする。
【0016】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、テーブル案内された利用客が前記テーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されるコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、テーブル案内された利用客が前記テーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が接続される通信インフラストラクチャの構成を説明するために引用した図である。
図1において、飲食店では、無線LAN(Local Area Network)環境が構築されており、LANルータ5を核に、テーブル毎に設置されたテーブル端末1、レジ端末6、厨房に設置された厨房・調理場端末7、そして、接客を担当する係員が携帯するハンディ端末8が無線接続され、無線LANルータ5を介してIP(Internet Protocol)網4に接続される。
3は利用客が所持する携帯端末であり、ここではネットワーク接続環境を持つ携帯電話とし、飲食店に設置された各端末1、6、7、8同様、IP網4に接続可能である。2は、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が実装される管理サーバ2であり、IP網4を介して携帯端末3、あるいはLANルータ5を介して飲食店内各端末1、6、7、8によりアクセスされる。
【0021】
図2は、図1に示す管理サーバ2の内部構成を機能展開して示したブロック図である。上記したように、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が実装される管理サーバ2は、テーブル情報管理手段としてのテーブル情報管理部21と、オーダメニュー情報管理手段としてのオーダメニュー情報管理部22と、配膳時間監視手段としての配膳時間監視部23と、オーダメニュー運行管理手段としてのオーダメニュー運行管理部24と、精算処理部25と、テーブル管理表26と、オーダメニュー管理表27と、テーブル予約表28と、オーダメニュー表29で構成される。
【0022】
テーブル情報管理部21は、テーブル案内された利用客がテーブル端末1を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表26に登録し、また、携帯端末3からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表26を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録する機能を持つ。
また、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル管理表26にテーブル使用中情報を登録後、あるいは携帯端末3による予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表27に受付登録すると共に、厨房へ通知する機能を持つ。
【0023】
テーブル管理表26とオーダメニュー管理表27のデータ構造は、図6、7、8にその一例が示されている。
テーブル管理表26は、テーブル番号、状態、受け付け時間、見込み時間をデータ項目として持ち、オーダメニュー管理表27は、テーブル番号、利用客グループ単位を識別するための利用客グループID、メニュー、数量、受付時間、料金、変更履歴、待機中メニュー、配膳順位、のデータ項目から構成される。各データ項目の詳細については後述する。
【0024】
一方、配膳時間監視部23は、同一利用客グループ単位毎に厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示する機能を持つ。
また、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューの調理状況を監視し、調理途中のキャンセルや変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、前記オーダの組み直しを行う機能を持つ。オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳、もしくは、オーダメニュー毎配膳順序が指定された場合は、その配膳順序に従うオーダメニュー毎の前記調理開始時刻を算出し、配膳順序に従う配膳を指示する機能も併せ持つ。
なお、精算処理部25は、利用客からテーブル端末1を介して精算要求を受信し、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行してその結果をテーブル端末1へ表示する他に、レジ端末6へ送信する機能を持つ。
【0025】
図3〜図5は、本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理(図3)、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理(図4)、オーダメニュー処理の中の配膳順序処理(図5)のそれぞれを示す。
また、図9、図10に示す動作シーケンス図は、それぞれ、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理実行時の動作シーケンス、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理実行時の動作シーケンスを示し、いずれも、テーブル端末1(携帯端末3)、管理サーバ2、店員、厨房間の関係が示されている。動作シーケンス図は、図3〜図5に示したフローチャートの理解を深める意味で記載したものであり、以下の説明と重複するため、特に詳細については述べない。
【0026】
以下、図3〜図10を参照しながら図1、図2に示す本発明の飲食店向けオーダ処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
図3に示すフローチャートにおいて、まず、利用客が入店することにより、係員がテーブルに案内して利用客によるテーブル端末1の操作を促がす(S31)。利用客は、テーブル端末1を操作し、このことにより、テーブル情報管理部21は、テーブル管理表26の該当テーブル番号の状態データを「使用中」に設定する(S32)。このとき、テーブル管理表26には、受付時間および受付時間に1時間加算した見込み時間も自動設定される。なお、ここで加算される1時間は、あくまでも一例であって、店舗側で任意に設定可能である。このときのテーブル管理表26のデータは、図6(1)に示されている。
次に、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル端末1にメニュー配信を行い、利用客にオーダメニューの登録を促がし、利用客は、テーブル端末1に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S33)。このとき、図6(2)に示されるように、テーブル番号、メニュー、受付時間、数量から成るオーダメニュー表29が作成され、その内容は、利用客グループIDが設定されてオーダメニュー管理表27(図6(3))に反映される。続いて、配膳時間監視部23は、待ち時間タイマを起動して配膳までの時間監視を行う(S34)。
【0027】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S35)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S36)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S40)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。
オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳する。
【0028】
ところで、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、メニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S37)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、係員に配膳を指示する(S38)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S39)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0029】
次に、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すフローチャートにおいて、利用客は、まず、携帯端末3を操作することにより、IP網4経由で管理サーバ2をアクセスする(S41)。そして、テーブル情報管理部21による制御の下で、テーブル管理表26を参照し、テーブルの待ち確認を行い(S42)、テーブル予約を行う(S43)。このときのテーブル管理表26のデータは図7(1)に示されている。すなわち、「テーブル3」が空席となっているため、利用客は「テーブル3」を予約することにより、「テーブル6」同様、「テーブル3」の状態も「予約」に設定される。
【0030】
次に、オーダメニュー情報管理部22は、携帯端末3にメニュー配信を行って利用客にオーダメニューの登録を促がし(S44)、利用客は、携帯端末3に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S45)。このとき、図7(2)に示されるように、氏名、人数、利用時間、オーダメニュー、数量から成るテーブル予約表28が作成され、その内容は、利用客グループIDが設定されてオーダメニュー管理表27(図7(3))の、「テーブル3」の該当項目にその内容が反映される。
そして、利用客は予約時間に合わせて入店し、係員により予約テーブルへ案内される(S46)。
一方、テーブル管理表26の「テーブル3」の状態データが「使用中」に設定された後、配膳時間監視部23は、待ち時間タイマを起動して配膳までの時間監視を行う(S47)。
【0031】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S48)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S49)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S53)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。
オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳するための調理開始時刻を算出する。
【0032】
ところで、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、メニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S50)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、係員に配膳を指示する(S51)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S52)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0033】
次に、来店時のオーダ処理に配膳順序処理を付加した場合の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5において、利用客が入店することにより、係員がテーブルに案内して利用客によるテーブル端末1の操作を促がす(S61)。利用客は、テーブル端末1を操作し、このことにより、テーブル情報管理部21は、テーブル管理表26の該当テーブル番号の状態データを「使用中」に設定する(S62)。
次に、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル端末1にメニュー配信を行い、利用客にオーダメニューの登録を促がし、利用客は、テーブル端末1に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S63)。このとき、利用客によってオーダメニューが入力されるとともに、配膳順位が指定されると、オーダメニュー情報管理部22は、利用客グループIDを設定した後、オーダメニューの登録とともに配膳順位の情報の登録も行う。ここでは、図8のオーダメニュー管理表27における符号(a)に示すように、配膳順位の情報の一例として、「先出し」、「後出し20分後」、「同時」などの情報が利用客グループ単位のオーダメニュー毎に設定される。なお、優先順位「後出し20分後」における「20分後」の時間は、あくまで一例であり、利用客からの指示に基づいて、任意の時間に設定することが可能である。
【0034】
そして、優先順位の情報が設定されたオーダメニュー登録がなされると、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニュー毎に、その調理に要する時間と優先順位の情報とに基づいて、調理開始時刻を算出して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニュー配膳順序に従う調理指示を行う(S64)。配膳時間監視部23は、この調理指示に基づいて、待ち時間タイマを起動してオーダメニュー毎に配膳までの時間監視を行う(S65)。
【0035】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S66)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S67)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S71)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。そして、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳するための調理開始時刻を算出する。
【0036】
また、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、各オーダメニュー毎にメニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S68)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、優先順位の情報に応じた順序になるように係員に配膳を指示する(S69)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S70)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0037】
以上説明のように本発明は、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末3から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上をはかったものである。
なお、上記した本発明実施形態によれば、飲食店は、無線LAN環境を備えることとして説明したが、必須ではなく有線LANでも同様の効果得られる。また、テーブルを単位にテーブル情報やオーダメニュー情報の操作を行い、かつ、配膳する例についてのみ説明したが、別テーブルとなった利用客グループ単位、または1つのテーブルに相席になった利用客グループを単位としたテーブル情報やオーダメニュー情報の操作、配膳にも同様に適用できる。
また、図2に示すテーブル情報管理部21、オーダメニュー情報管理部22、配膳時間監視部23、オーダメニュー運行管理部24、精算処理部25のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明の飲食店店向けオーダ処理装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0038】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0039】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0040】
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上がはかれる。
また、オーダメニューの運行状況を管理することにより、オーダメニューの途中キャンセルがあった場合でも、別のテーブルで同様のオーダが発生した場合にはそのテーブルへ自動的に組み直しを行うことができるため、使用品の無駄がなくなる。更に、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのオーダメニューの種類により発生する待ち時間の差をなくする(セット配膳)ことが可能となり、また、子供のオーダメニューを先出しする等、テーブル内でのメニュー配膳の順序(先出し/後出しの時間指定)もオーダが可能となる。
【0042】
本発明によれば、上記した効果の他に、以下の(1)〜(6)に列挙する効果も得られる。
(1)利用客がテーブル端末あるいは携帯端末を操作することにより自動的にオーダが伝達され、管理サーバが自動的にそのオーダを管理するため、確実に厨房や店員に伝達され、人的ミスによるトラブルが減少する。
(2)オーダメニュー発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合は、店員に通知することで厨房に調理を急がせ、また、利用客への連絡(もう少しお待ちください)を促がすことで接客サービスの向上がはかれる。
(3)利用客からの精算要求に基づき精算処理を行うと共に、空きテーブル予報を店員に通知することで迅速なテーブルサービスが期待できる。また、テーブル端末による付加サービスとして、ゲーム、占い、ニュース等を配信することにより、利用客は待ち時間を有効に過ごすことができ、サービスの向上に寄与できる。
(4)利用時間情報、チャイルドシートの空き情報等のテーブル管理表を参照することで店員がリアルタイムに状況把握が可能になる。
(5)利用客の携帯端末を介して管理サーバをアクセスすることにより、又時間情報や空席情報を閲覧示し、空席がある場合は、テーブルチャージ、およびオーダメニュー予約を可能とし、また、この場合、利用客には通常料金よりディスカウントすることで集客効果があがる。
(6)公衆網を介してPOS(Point Of Sales)センタへ売上情報データを転送することでチェーン店当での一元的な売上管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲食店向けオーダ処理装置が接続される通信インフラストラクチャの構成を説明するために引用した図である。
【図2】図1に示す管理サーバの内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図4】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図5】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図6】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図8】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図9】本発明実施形態の動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【図10】本発明実施形態の動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【符号の説明】
1…テーブル端末、2…管理サーバ(オーダ処理装置)、3…携帯端末、4…IP網、5…LANルータ、6…レジ端末、7…厨房・調理場端末、21…テーブル情報管理部、22…オーダメニュー情報管理部、23…配膳時間監視部、24…オーダメニュー運行管理部、25…精算処理部、26…テーブル管理表、27…オーダメニュー管理表、28…テーブル予約表、29…オーダメニュー表
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファミリーレストラン等、扱う利用客数が比較的大型の店舗に用いて好適な、飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、お客様自身が自らのオーダメニューの入力ができ、かつ、係員が客席近傍において収集したオーダメニューの確認を行い、厨房に送信するシステムが知られている(特許文献1参照)。
また、複数のオーダメニュー中における後出しメニューの配膳を、適時、かつ正確に行えるオーダデータ処理システムも知られている(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−7538号公報
【特許文献2】
特開2002−7539号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来技術によれば、テーブル単位、あるいはテーブルが別、または相席になったグループを単位とした配膳の順序性による調理のタイミングを管理するものではなく、従って、依然として配膳のタイミングについての混乱が生じ、木目細かなサービスは期待できない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上をはかった、飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、テーブル毎に配置されたテーブル端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、テーブル案内された利用客が前記テーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するテーブル情報管理手段と、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、配膳時間監視手段が、オーダメニュー情報管理手段によって通知される利用客グループ単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客へのお断りを促がし、このことにより、サービス品質の向上がはかれる。また、利用客によるテーブル情報入力およびオーダメニュー入力をトリガに運行状況が管理されるため、確実に情報が伝達され、人的ミスによるトラブルがなくなる。
なお、ここで、「利用客グループ単位」とは、来店した利用者をグループ毎に識別するための単位のことであり、例えば、1つのテーブルに着席した同一利用者のグループ、あるいはテーブルが別であるが同一利用者のグループ、または1つのテーブルに相席になった利用客のグループを識別するためのグループなどがある。
【0008】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客が所持する携帯端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、前記携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するテーブル情報管理手段と、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、配膳時間監視手段が、オーダメニュー情報管理手段によって通知される利用客グループ単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示し、例えば、メニューオーダ発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合には厨房に調理を急がせると共に店員に通知することで利用客への連絡を促がし、このことにより、サービス品質の向上がはかれる。
また、待ち時間情報、空席情報を店外からアクセスでき、空席がある場合は、テーブルチャージおよびオーダメニュー予約が可能なり、これらをトリガに運行状況が管理されるため、確実に情報が伝達され、人的ミスによるトラブルがなくなる。
【0010】
また、本発明において、前記オーダメニューの調理状況を監視し、調理途中のキャンセルや変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、前記オーダの組み直しを行うオーダメニュー運行管理手段、を備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、オーダメニュー運行管理手段が、オーダメニューの運行状況を管理し、オーダメニューの途中キャンセルがあった場合でも、別のテーブルで同様のオーダが発生した場合にはそのテーブルへ自動的に組み直しを行うことができるため、使用品の無駄がなくなる。
【0012】
また、本発明において、前記オーダメニュー運行管理手段は、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳、もしくは、オーダメニュー毎配膳順序が指定された場合は、その配膳順序に従うオーダメニュー毎の前記調理開始時刻を算出し、前記配膳順序に従う配膳を指示することを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、オーダメニュー運行管理手段が、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのオーダメニューの種類により発生する待ち時間の差をなくする(セット配膳)ことが可能となり、また、例えば、子供のオーダメニューを先出しする等、テーブル内でのメニュー配膳の順序(先出し/後出しの時間指定)についてもオーダが可能となり、利用客の要求を確実に実践することができ、サービス品質の向上がはかれる。
【0014】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、テーブル案内された利用客がテーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録し、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、を特徴とする。
【0015】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録し、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、を特徴とする。
【0016】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、テーブル案内された利用客が前記テーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されるコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、テーブル案内された利用客が前記テーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】
上記した課題を解決するために本発明は、利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が接続される通信インフラストラクチャの構成を説明するために引用した図である。
図1において、飲食店では、無線LAN(Local Area Network)環境が構築されており、LANルータ5を核に、テーブル毎に設置されたテーブル端末1、レジ端末6、厨房に設置された厨房・調理場端末7、そして、接客を担当する係員が携帯するハンディ端末8が無線接続され、無線LANルータ5を介してIP(Internet Protocol)網4に接続される。
3は利用客が所持する携帯端末であり、ここではネットワーク接続環境を持つ携帯電話とし、飲食店に設置された各端末1、6、7、8同様、IP網4に接続可能である。2は、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が実装される管理サーバ2であり、IP網4を介して携帯端末3、あるいはLANルータ5を介して飲食店内各端末1、6、7、8によりアクセスされる。
【0021】
図2は、図1に示す管理サーバ2の内部構成を機能展開して示したブロック図である。上記したように、本発明の飲食店向けオーダ処理装置が実装される管理サーバ2は、テーブル情報管理手段としてのテーブル情報管理部21と、オーダメニュー情報管理手段としてのオーダメニュー情報管理部22と、配膳時間監視手段としての配膳時間監視部23と、オーダメニュー運行管理手段としてのオーダメニュー運行管理部24と、精算処理部25と、テーブル管理表26と、オーダメニュー管理表27と、テーブル予約表28と、オーダメニュー表29で構成される。
【0022】
テーブル情報管理部21は、テーブル案内された利用客がテーブル端末1を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表26に登録し、また、携帯端末3からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表26を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録する機能を持つ。
また、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル管理表26にテーブル使用中情報を登録後、あるいは携帯端末3による予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表27に受付登録すると共に、厨房へ通知する機能を持つ。
【0023】
テーブル管理表26とオーダメニュー管理表27のデータ構造は、図6、7、8にその一例が示されている。
テーブル管理表26は、テーブル番号、状態、受け付け時間、見込み時間をデータ項目として持ち、オーダメニュー管理表27は、テーブル番号、利用客グループ単位を識別するための利用客グループID、メニュー、数量、受付時間、料金、変更履歴、待機中メニュー、配膳順位、のデータ項目から構成される。各データ項目の詳細については後述する。
【0024】
一方、配膳時間監視部23は、同一利用客グループ単位毎に厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内にオーダメニューの配膳を指示する機能を持つ。
また、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューの調理状況を監視し、調理途中のキャンセルや変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、前記オーダの組み直しを行う機能を持つ。オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳、もしくは、オーダメニュー毎配膳順序が指定された場合は、その配膳順序に従うオーダメニュー毎の前記調理開始時刻を算出し、配膳順序に従う配膳を指示する機能も併せ持つ。
なお、精算処理部25は、利用客からテーブル端末1を介して精算要求を受信し、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行してその結果をテーブル端末1へ表示する他に、レジ端末6へ送信する機能を持つ。
【0025】
図3〜図5は、本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理(図3)、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理(図4)、オーダメニュー処理の中の配膳順序処理(図5)のそれぞれを示す。
また、図9、図10に示す動作シーケンス図は、それぞれ、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理実行時の動作シーケンス、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理実行時の動作シーケンスを示し、いずれも、テーブル端末1(携帯端末3)、管理サーバ2、店員、厨房間の関係が示されている。動作シーケンス図は、図3〜図5に示したフローチャートの理解を深める意味で記載したものであり、以下の説明と重複するため、特に詳細については述べない。
【0026】
以下、図3〜図10を参照しながら図1、図2に示す本発明の飲食店向けオーダ処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、利用客が来店した際にテーブル端末1を操作することによるオーダメニュー処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
図3に示すフローチャートにおいて、まず、利用客が入店することにより、係員がテーブルに案内して利用客によるテーブル端末1の操作を促がす(S31)。利用客は、テーブル端末1を操作し、このことにより、テーブル情報管理部21は、テーブル管理表26の該当テーブル番号の状態データを「使用中」に設定する(S32)。このとき、テーブル管理表26には、受付時間および受付時間に1時間加算した見込み時間も自動設定される。なお、ここで加算される1時間は、あくまでも一例であって、店舗側で任意に設定可能である。このときのテーブル管理表26のデータは、図6(1)に示されている。
次に、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル端末1にメニュー配信を行い、利用客にオーダメニューの登録を促がし、利用客は、テーブル端末1に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S33)。このとき、図6(2)に示されるように、テーブル番号、メニュー、受付時間、数量から成るオーダメニュー表29が作成され、その内容は、利用客グループIDが設定されてオーダメニュー管理表27(図6(3))に反映される。続いて、配膳時間監視部23は、待ち時間タイマを起動して配膳までの時間監視を行う(S34)。
【0027】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S35)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S36)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S40)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。
オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳する。
【0028】
ところで、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、メニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S37)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、係員に配膳を指示する(S38)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S39)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0029】
次に、利用客が携帯端末3を操作してテーブル予約した場合のオーダメニュー処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すフローチャートにおいて、利用客は、まず、携帯端末3を操作することにより、IP網4経由で管理サーバ2をアクセスする(S41)。そして、テーブル情報管理部21による制御の下で、テーブル管理表26を参照し、テーブルの待ち確認を行い(S42)、テーブル予約を行う(S43)。このときのテーブル管理表26のデータは図7(1)に示されている。すなわち、「テーブル3」が空席となっているため、利用客は「テーブル3」を予約することにより、「テーブル6」同様、「テーブル3」の状態も「予約」に設定される。
【0030】
次に、オーダメニュー情報管理部22は、携帯端末3にメニュー配信を行って利用客にオーダメニューの登録を促がし(S44)、利用客は、携帯端末3に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S45)。このとき、図7(2)に示されるように、氏名、人数、利用時間、オーダメニュー、数量から成るテーブル予約表28が作成され、その内容は、利用客グループIDが設定されてオーダメニュー管理表27(図7(3))の、「テーブル3」の該当項目にその内容が反映される。
そして、利用客は予約時間に合わせて入店し、係員により予約テーブルへ案内される(S46)。
一方、テーブル管理表26の「テーブル3」の状態データが「使用中」に設定された後、配膳時間監視部23は、待ち時間タイマを起動して配膳までの時間監視を行う(S47)。
【0031】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S48)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S49)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S53)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。
オーダメニュー運行管理部24は、また、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳するための調理開始時刻を算出する。
【0032】
ところで、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、メニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S50)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、係員に配膳を指示する(S51)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S52)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0033】
次に、来店時のオーダ処理に配膳順序処理を付加した場合の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5において、利用客が入店することにより、係員がテーブルに案内して利用客によるテーブル端末1の操作を促がす(S61)。利用客は、テーブル端末1を操作し、このことにより、テーブル情報管理部21は、テーブル管理表26の該当テーブル番号の状態データを「使用中」に設定する(S62)。
次に、オーダメニュー情報管理部22は、テーブル端末1にメニュー配信を行い、利用客にオーダメニューの登録を促がし、利用客は、テーブル端末1に表示されたメニューに従いオーダメニューの登録を行う(S63)。このとき、利用客によってオーダメニューが入力されるとともに、配膳順位が指定されると、オーダメニュー情報管理部22は、利用客グループIDを設定した後、オーダメニューの登録とともに配膳順位の情報の登録も行う。ここでは、図8のオーダメニュー管理表27における符号(a)に示すように、配膳順位の情報の一例として、「先出し」、「後出し20分後」、「同時」などの情報が利用客グループ単位のオーダメニュー毎に設定される。なお、優先順位「後出し20分後」における「20分後」の時間は、あくまで一例であり、利用客からの指示に基づいて、任意の時間に設定することが可能である。
【0034】
そして、優先順位の情報が設定されたオーダメニュー登録がなされると、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニュー毎に、その調理に要する時間と優先順位の情報とに基づいて、調理開始時刻を算出して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニュー配膳順序に従う調理指示を行う(S64)。配膳時間監視部23は、この調理指示に基づいて、待ち時間タイマを起動してオーダメニュー毎に配膳までの時間監視を行う(S65)。
【0035】
一方、オーダメニュー運行管理部24は、待機中オーダが無いことを確認のうえ(S66)、更にオーダ変更の有無をチェックし(S67)、オーダメニューの変更があった場合、待機中オーダに設定する(S71)。待機中のオーダと変更されたオーダは、オーダメニュー管理表27の待機中オーダ、変更履歴のそれぞれに反映される。そして、オーダメニュー運行管理部24は、オーダメニューの調理状況を常時監視し、調理途中のキャンセルや上記した変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、オーダの組み直しを行う。オーダメニュー運行管理部24は、更に、オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して、同一利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳するための調理開始時刻を算出する。
【0036】
また、配膳時間監視部23は、上記したように時間監視を行っており、各オーダメニュー毎にメニューオーダ発生から配膳までの時間の閾値を設定し(S68)、閾値と比較して超過した場合は、店員に遅延を通知することで、厨房に対して調理を急がせると共に、利用客に現状を伝え、少し待って頂くように連絡する。一方、閾値内にある場合は、優先順位の情報に応じた順序になるように係員に配膳を指示する(S69)。
そして、利用客が飲食終了後、テーブル端末1を介して精算処理を要求し、当該要求を受信した精算処理部25は、オーダメニュー管理表27を参照して精算処理を実行し(S70)、その結果をテーブル端末1に表示すると共にレジ端末6に転送する。
【0037】
以上説明のように本発明は、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末3から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上をはかったものである。
なお、上記した本発明実施形態によれば、飲食店は、無線LAN環境を備えることとして説明したが、必須ではなく有線LANでも同様の効果得られる。また、テーブルを単位にテーブル情報やオーダメニュー情報の操作を行い、かつ、配膳する例についてのみ説明したが、別テーブルとなった利用客グループ単位、または1つのテーブルに相席になった利用客グループを単位としたテーブル情報やオーダメニュー情報の操作、配膳にも同様に適用できる。
また、図2に示すテーブル情報管理部21、オーダメニュー情報管理部22、配膳時間監視部23、オーダメニュー運行管理部24、精算処理部25のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明の飲食店店向けオーダ処理装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0038】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0039】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0040】
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、テーブルに備え付けのテーブル端末により、あるいは利用客が所持する携帯端末から、テーブル情報やオーダメニュー情報の操作を可能とし、そのオーダメニューの運行状況を監視して店内のサービス管理情報を迅速に店員に通知することでサービス品質の向上がはかれる。
また、オーダメニューの運行状況を管理することにより、オーダメニューの途中キャンセルがあった場合でも、別のテーブルで同様のオーダが発生した場合にはそのテーブルへ自動的に組み直しを行うことができるため、使用品の無駄がなくなる。更に、オーダメニューとその調理時間の監視を行うことで、同一利用客グループ単位でのオーダメニューの種類により発生する待ち時間の差をなくする(セット配膳)ことが可能となり、また、子供のオーダメニューを先出しする等、テーブル内でのメニュー配膳の順序(先出し/後出しの時間指定)もオーダが可能となる。
【0042】
本発明によれば、上記した効果の他に、以下の(1)〜(6)に列挙する効果も得られる。
(1)利用客がテーブル端末あるいは携帯端末を操作することにより自動的にオーダが伝達され、管理サーバが自動的にそのオーダを管理するため、確実に厨房や店員に伝達され、人的ミスによるトラブルが減少する。
(2)オーダメニュー発生から配膳までの時間閾値を設定し、超過した場合は、店員に通知することで厨房に調理を急がせ、また、利用客への連絡(もう少しお待ちください)を促がすことで接客サービスの向上がはかれる。
(3)利用客からの精算要求に基づき精算処理を行うと共に、空きテーブル予報を店員に通知することで迅速なテーブルサービスが期待できる。また、テーブル端末による付加サービスとして、ゲーム、占い、ニュース等を配信することにより、利用客は待ち時間を有効に過ごすことができ、サービスの向上に寄与できる。
(4)利用時間情報、チャイルドシートの空き情報等のテーブル管理表を参照することで店員がリアルタイムに状況把握が可能になる。
(5)利用客の携帯端末を介して管理サーバをアクセスすることにより、又時間情報や空席情報を閲覧示し、空席がある場合は、テーブルチャージ、およびオーダメニュー予約を可能とし、また、この場合、利用客には通常料金よりディスカウントすることで集客効果があがる。
(6)公衆網を介してPOS(Point Of Sales)センタへ売上情報データを転送することでチェーン店当での一元的な売上管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲食店向けオーダ処理装置が接続される通信インフラストラクチャの構成を説明するために引用した図である。
【図2】図1に示す管理サーバの内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図4】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図5】本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図6】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図8】本発明で使用される、テーブル管理表、オーダメニュー管理表のデータ構造の一例を示す図である。
【図9】本発明実施形態の動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【図10】本発明実施形態の動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【符号の説明】
1…テーブル端末、2…管理サーバ(オーダ処理装置)、3…携帯端末、4…IP網、5…LANルータ、6…レジ端末、7…厨房・調理場端末、21…テーブル情報管理部、22…オーダメニュー情報管理部、23…配膳時間監視部、24…オーダメニュー運行管理部、25…精算処理部、26…テーブル管理表、27…オーダメニュー管理表、28…テーブル予約表、29…オーダメニュー表
Claims (10)
- テーブル毎に配置されたテーブル端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、
テーブル案内された利用客が前記テーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するテーブル情報管理手段と、
前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、
前記厨房における前記オーダメニュー管理表を参照して利用客グループ単位でのオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、
を備えたことを特徴とする飲食店向けオーダ処理装置。 - 利用客が所持する携帯端末とは通信網を介して接続される飲食店向けオーダ処理装置であって、
前記携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するテーブル情報管理手段と、
前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するオーダメニュー情報管理手段と、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示する配膳時間監視手段と、
を備えたことを特徴とする飲食店向けオーダ処理装置。 - 前記オーダメニューの調理状況を監視し、調理途中のキャンセルや変更が生じた際、他のテーブルで同じオーダメニューが発生したときに、前記オーダの組み直しを行うオーダメニュー運行管理手段、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の飲食店向けオーダ処理装置。 - 前記オーダメニュー運行管理手段は、
オーダメニュー毎、その調理に要する時間と指定された配膳時刻とから逆算して調理開始時刻を算出し、利用客グループ単位でオーダされたメニューを同時配膳、もしくは、オーダメニュー毎配膳順序が指定された場合は、その配膳順序に従うオーダメニュー毎の前記調理開始時刻を算出し、前記配膳順序に従う配膳を指示することを特徴とする請求項3に記載の飲食店向けオーダ処理装置。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、
テーブル案内された利用客がテーブル毎に配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録し、
前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、
を特徴とする飲食店向けオーダ処理方法。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理方法であって、
利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録し、前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知し、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示すること、
を特徴とする飲食店向けオーダ処理方法。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、
テーブル案内された利用客がテーブル毎配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、
前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、
をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラム。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムであって、
利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、
前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、
をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラム。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されるコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
テーブル案内された利用客がテーブル毎配置されたテーブル端末を操作することにより生成されるテーブル使用中情報をテーブル管理表に登録するステップと、
前記テーブル管理表にテーブル使用中情報を登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、
をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラムを記録した記録媒体。 - 利用客によってオーダされたメニューを受付から配膳まで管理し、処理する飲食店向けオーダ処理装置に用いられるプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
利用客が所持する携帯端末からのアクセスを受信してテーブル空き状況が反映されたテーブル管理表を配信し、利用時刻を含むテーブル予約を受付け登録するステップと、
前記予約登録後、メニュー情報を配信して利用客によるオーダメニュー入力を促がし、入力されたオーダメニューをオーダメニュー管理表に受付登録すると共に、厨房へ通知するステップと、
前記オーダメニュー管理表を参照し、利用客グループ単位で前記厨房におけるオーダメニューの調理状況を監視し、所定の時間内に前記オーダメニューの配膳を指示するステップと、
をコンピュータに実行させる飲食店向けオーダ処理プログラムを記録した記録媒体。
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JP2003091817A JP2004302582A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体 |
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