JP2021047490A

JP2021047490A - 配車システム

Info

Publication number: JP2021047490A
Application number: JP2019168124A
Authority: JP
Inventors: 武史木阪; Takeshi Kizaka; 直樹大岩根; Naoki Oiwane; 宏成丹羽; Hironari Niwa; 多恵杉村; Tae Sugimura; 裕樹辰本; Yuki Tatsumoto
Original assignee: Daihatsu Motor Co Ltd; Toyota Motor Corp
Current assignee: Daihatsu Motor Co Ltd; Toyota Motor Corp
Priority date: 2019-09-17
Filing date: 2019-09-17
Publication date: 2021-03-25
Anticipated expiration: 2039-09-17
Also published as: JP7203704B2

Abstract

【課題】利用者の待ち時間を低減できる配車システムを提供すること。【解決手段】配車システム１に、飲食店２に配置される第１端末４と、車両３に搭載される第２端末５と、第１端末４および第２端末５のそれぞれと通信可能なサーバ６とを備える。第１端末４は、飲食店２において注文される飲食物に関する注文情報を、サーバ６に送信可能である。サーバ６は、第１端末４から受信した注文情報に、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせが含まれているときに、第２端末５に、飲食店２の位置情報を含む配車指示を送信する。【選択図】図１

Description

本発明は、配車システムに関する。

従来、タクシーなどの旅客自動車運送事業者は、利用者からの配車予約を受け付けて、管理する複数の車両から１台を選択して利用者に配車する。

例えば、タクシーの利用者が使用する利用者端末と、タクシーの搭乗者が使用するタクシー端末と、管理サーバとを備える配車予約システムが提案されている（例えば、特許文献１参照。）。

そのような配車予約システムでは、利用者からの配車予約の申し込みを、利用者端末が管理サーバに送信し、管理サーバが配車予約の候補となる予約候補タクシーを選出して利用者端末に送信した後、利用者が予約候補タクシーから予約を希望したいタクシーを選択し、その後、管理サーバが利用者の乗車位置および目的位置の情報を含む予約確認情報をタクシー端末に送信する。

特開２０１６−５７７７７号公報

しかし、特許文献１に記載の配車予約システムでは、利用者の配車予約の申し込みから、タクシーが利用者の乗車位置に到着するまでの間、利用者に待ち時間が生じるおそれがある。

本発明は、利用者の待ち時間を低減できる配車システムを提供する。

本発明［１］は、飲食店に配置される第１端末と、車両に搭載される第２端末と、前記第１端末および前記第２端末のそれぞれと通信可能なサーバとを備え、前記第１端末は、前記飲食店において注文される飲食物に関する注文情報を、前記サーバに送信可能であり、前記サーバは、前記第１端末から受信した前記注文情報に、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせが含まれているときに、前記第２端末に、前記飲食店の位置情報を含む配車指示を送信する、配車システムを含んでいる。

本発明の配車システムによれば、利用者が、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせを注文したときに、第１端末は、特定の飲食物の組み合わせを含む注文情報をサーバに送信し、サーバは、第１端末から受信した注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれていることを判断して、第２端末に配車指示を送信する。

そのため、利用者が、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせを注文した段階において、車両を飲食店に向かわせることができる。その結果、食事の終了後に車両を利用する利用者の待ち時間を低減することができる。

図１は、本発明の配車システムの一実施形態を示す概略構成図である。図２Ａは、図１に示す第１端末の概略構成図である。図２Ｂは、図１に示す第２端末の概略構成図である。図２Ｃは、図１に示すサーバの概略構成図である。

図１を用いて、本発明の一実施形態としての配車システム１について説明する。

図１に示すように、配車システム１は、特定の飲食店２において注文される飲食物に関する注文情報に基づいて、車両３を特定の飲食店２に配車する。配車システム１の管理者として、例えば、タクシーなどの旅客自動車運送事業者、自動車運転代行業者などが挙げられる。

配車システム１は、複数の車両３と、複数の第１端末４と、複数の第２端末５と、サーバ６とを備える。

複数の車両３は、配車システム１に管理される。車両３として、例えば、旅客自動車運送事業におけるタクシー、自動車運転代行業における随伴車などが挙げられる。

複数の第１端末４は、配車システム１による配車を希望する複数の飲食店２に配置される。第１端末４は、飲食店２に１つずつ配置される。飲食店２は、例えば、酒類を提供する酒類提供飲食店である。第１端末４は、サーバ６と通信可能である。詳しくは、第１端末４は、通信ネットワークＮを介して、サーバ６と通信可能である。通信ネットワークＮは、所定の通信事業者（キャリア）によって管理運用されるネットワークであってもよく、不特定多数のユーザを対象とするオープンネットワーク（例えば、インターネットなど）であってもよい。

第１端末４には、飲食店２において飲食物の注文があったときに、その飲食物に関する注文情報が入力される。第１端末４は、入力された注文情報を、サーバ６に送信可能である。

詳しくは、第１端末４は、図２Ａに示すように、第１制御部４０と、第１通信部４１とを備える。第１制御部４０は、第１通信部４１の動作を制御する。第１制御部４０は、ＣＰＵ、ＲＯＭおよびＲＡＭなどを備える。第１制御部４０のメモリには、第１端末４が配置される飲食店２の位置情報が事前に格納される。

第１通信部４１は、有線および／または無線により、第１制御部４０に接続される。図１に示すように、第１通信部４１は、通信ネットワークＮを介して、サーバ通信部６１（後述）と通信可能である。

図１に示すように、複数の第２端末５は、配車システム１が管理する複数の車両３に搭載される。第２端末５は、車両３に１つずつ搭載される。第２端末５は、サーバ６と通信可能である。詳しくは、第２端末５は、通信ネットワークＮを介して、サーバ６と通信可能である。第２端末５は、サーバ６からの配車指示（後述）を受信可能である。

詳しくは、第２端末５は、図２Ｂに示すように、第２制御部５０と、第２通信部５１と、表示部５２とを備える。第２制御部５０は、第２通信部５１および表示部５２の動作を制御する。第２制御部５０は、ＣＰＵ、ＲＯＭおよびＲＡＭなどを備える。

第２通信部５１は、有線および／または無線により、第２制御部５０に接続される。第２通信部５１は、通信ネットワークＮを介して、サーバ通信部６１（後述）と通信可能である。

表示部５２は、有線および／または無線により、第２制御部５０に接続される。表示部５２は、サーバ６から受信した配車指示（後述）を表示可能である。

図１に示すように、サーバ６は、複数の第１端末４および複数の第２端末５のそれぞれと通信可能である。サーバ６は、第１端末４から受信した注文情報に、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせ（以下、単に特定の飲食物の組み合わせとする。）が含まれているときに、第２端末５に、飲食店２の位置情報を含む配車指示を送信する。

詳しくは、サーバ６は、図２Ｃに示すように、サーバ制御部６０と、サーバ通信部６１とを備える。サーバ制御部６０は、サーバ通信部６１の動作を制御する。サーバ制御部６０は、ＣＰＵ、ＲＯＭおよびＲＡＭなどを備える。サーバ制御部６０のメモリには、特定の飲食物の組み合わせが事前に格納される。

特定の飲食物の組み合わせとして、例えば、お茶およびデザートの組み合わせ、コーヒーおよびデザートの組み合わせなどが挙げられる。

サーバ通信部６１は、有線および／または無線により、サーバ制御部６０に接続される。サーバ通信部６１は、通信ネットワークＮを介して、第１通信部４１および第２通信部５１のそれぞれと通信可能である。

＜配車動作＞
次いで、図１〜図２Ｃを参照して、配車システム１における車両３の配車動作について説明する。

本実施形態では、配車システム１の利用者は、特定の飲食店２に入店したときに、食事の終了後の配車を予約する配車予約を、その飲食店２の従業員に連絡する。そして、飲食店２の従業員は、第１端末４に配車予約を入力する。

すると、第１制御部４０は、メモリから特定の飲食店２の位置情報を抽出する。そして、第１端末４は、配車予約および特定の飲食店２の位置情報をサーバ６に送信する。詳しくは、第１通信部４１が、第１制御部４０の制御により、配車予約および位置情報をサーバ通信部６１に送信する。

その後、サーバ通信部６１は、配車予約および特定の飲食店２の位置情報を受信し、サーバ制御部６０は、受信した配車予約および特定の飲食店２の位置情報を、メモリに格納する。

次いで、利用者が、飲食店２において飲食物を注文すると、その注文された飲食物に関する注文情報が第１端末４に入力される。なお、注文情報には、同時に注文された飲食物の情報が含まれている。そのため、複数の飲食物が同時に注文されると、注文情報には、複数の飲食物の情報が含まれる。

そして、第１端末４は、注文情報が入力される毎に、注文情報をサーバ６に送信する。詳しくは、第１通信部４１が、第１制御部４０の制御により、注文情報をサーバ通信部６１に送信する。

サーバ通信部６１が注文情報を受信すると、サーバ制御部６０は、メモリから特定の飲食物の組み合わせを抽出し、受信した注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれているか否かを判断する。つまり、サーバ６は、第１端末４から受信した注文情報に、特定の飲食物の組み合わせが含まれているか否かを判断する。

注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれていない場合、サーバ６は、次の注文情報を受信するまで待機する。

一方、注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれている場合、サーバ６は、複数の車両３から特定の車両３を選択し、特定の車両３に搭載される第２端末５に、特定の飲食店２の位置情報を含む配車指示を送信する。詳しくは、サーバ制御部６０が、複数の車両３から特定の車両３を選択し、サーバ通信部６１が、サーバ制御部６０の制御により、特定の車両３に搭載される第２端末５の第２通信部５１に配車指示を送信する。

第２通信部５１が配車指示を受信すると、表示部５２は、第２制御部５０の制御により、特定の飲食店２の位置情報を含む配車指示を表示する。

これによって、特定の飲食店２において注文される飲食物に関する注文情報に基づいて、車両３を特定の飲食店２に配車することができる。

＜作用効果＞
図１に示すように、配車システム１では、利用者が、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせを注文したときに、第１端末４は、特定の飲食物の組み合わせを含む注文情報をサーバ６に送信し、サーバ６は、第１端末から受信した注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれていることを判断して、第２端末５に配車指示を送信する。

そのため、利用者が、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせを注文した段階において、車両３を飲食店２に向かわせることができる。その結果、食事の終了後に車両を利用する利用者の待ち時間を低減することができる。

＜変形例＞
上記した実施形態では、配車システム１の利用者が、配車予約を従業員に連絡し、従業員が、第１端末４に配車予約を入力するが、本発明は、これに限定されない。

例えば、配車予約は、第１端末４に入力されなくてもよい。この場合、第１端末４は、注文情報とともに特定の飲食店２の位置情報を、サーバ６に送信する。

その後、注文情報に特定の飲食物の組み合わせが含まれている場合、サーバ６は、特定の車両３に搭載される第２端末５に、特定の飲食店２の位置情報を含む配車指示を送信する。

これによって、食事の終了が予想される利用者がいる特定の飲食店２に、車両３を配車することができる。そのため、食事が終了した利用者が、待ち時間なく車両３を利用することができる。

このような変形例によっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。

１配車システム
２飲食店
３車両
４第１端末
５第２端末
６サーバ

Claims

飲食店に配置される第１端末と、
車両に搭載される第２端末と、
前記第１端末および前記第２端末のそれぞれと通信可能なサーバと、を備え、
前記第１端末は、前記飲食店において注文される飲食物に関する注文情報を、前記サーバに送信可能であり、
前記サーバは、前記第１端末から受信した前記注文情報に、食事の終了が予想される特定の飲食物の組み合わせが含まれているときに、前記第２端末に、前記飲食店の位置情報を含む配車指示を送信することを特徴とする、配車システム。