JP2010204609A - フィルム光導波路 - Google Patents

フィルム光導波路 Download PDF

Info

Publication number
JP2010204609A
JP2010204609A JP2009053137A JP2009053137A JP2010204609A JP 2010204609 A JP2010204609 A JP 2010204609A JP 2009053137 A JP2009053137 A JP 2009053137A JP 2009053137 A JP2009053137 A JP 2009053137A JP 2010204609 A JP2010204609 A JP 2010204609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
film
rigidity
film optical
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009053137A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Taki
智仁 瀧
Shinya Yamaguchi
真也 山口
Tadashi Ono
位 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2009053137A priority Critical patent/JP2010204609A/ja
Priority to PCT/JP2010/053492 priority patent/WO2010101201A1/ja
Publication of JP2010204609A publication Critical patent/JP2010204609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/13Integrated optical circuits characterised by the manufacturing method
    • G02B6/138Integrated optical circuits characterised by the manufacturing method by using polymerisation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/122Basic optical elements, e.g. light-guiding paths
    • G02B6/1221Basic optical elements, e.g. light-guiding paths made from organic materials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0013Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide
    • G02B6/0023Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided by one optical element, or plurality thereof, placed between the light guide and the light source, or around the light source

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】スライド式電子機器のスライド動作によるフィルム光導波路のねじれ現象の発生を防ぐことである。
【解決手段】コア及びクラッドからなるフィルム状の光導波路部30Aを有し、スライド式電子機器のスライド機構部8aに屈曲した状態で設置されるフィルム光導波路30aは、光導波路部30Aの両端部分を含む高い剛性の高剛性部32a,33aと、光導波路部30Aの屈曲される部分を含む低い剛性の低剛性部31aと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、スライド式電子機器に収納されるフィルム光導波路に関する。
従来、スライド機構を有する携帯電話機等のスライド式電子機器が知られている。スライド式電子機器は、互いにスライド可能に係合された2つの筐体を有する。この2つの筐体を互いに並行にスライドさせることにより、操作部等が露出又は収納される。
スライド式電子機器の2つの筐体は、それぞれ回路基板が内蔵されている。スライド式電子機器の2つの回路基板は、導線を含むフレキシブルケーブルを介して互いに電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。フレキシブルケーブルは、屈曲されて筺体内に収納される。フレキシブルケーブルは、スライド動作に応じて変形するため、スライド時にも電気的な接続が継続される。
また、スライド式電子機器のフレキシブルケーブルは、長年の使用によって、破断するおそれがあった。このため、フレキシブルケーブルの屈曲部の曲率を一定に保つガイド面を筺体内に設け、フレキシブルケーブルの破断を防ぐスライド式電子機器が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
また、スライド式電子機器の2つの筐体の回路基板を、上記導線を含むフレキシブルケーブルに代えて、フィルム状の光導波路で接続する構成が知られている。ここで、図14を参照して、従来のスライド式電子機器のスライド機構部を説明する。図14(a)に、スライド式電子機器のスライド前の状態におけるスライド機構部8iを示す。図14(b)に、スライド式電子機器のスライド後の状態におけるスライド機構部8iを示す。
図14(a)に示すように、スライド式電子機器のスライド機構部8iは、上側の筐体に設けられる基板11と、下側の筐体に設けられる基板12と、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30iと、を備える。基板11,12は、互いに平行な位置に配置され、それらの間に、上下方向(図14(a)のZ方向)のギャップgを有する。基板11,12には、それぞれ、送受信モジュール21,22が設けられている。送受信モジュール21,22間には、フィルム光導波路30iが接続されている。フィルム光導波路30iは、コア及びクラッドから構成されているフィルム状の光導波路である。フィルム光導波路30iは、屈曲された状態でギャップgに収納されている。
スライド前のスライド式電子機器において、スライド部(図示略)(スライドレール等)のスライドにより、基板11を、−X方向にスライドすることが可能である。スライド式電子機器をスライドさせると、図14(b)に示すように、基板11がスライドされ、フィルム光導波路30iは、送受信モジュール21,22と接続されたまま変形される。
特開2006−93998号公報 特開2006−115144号公報
スライド式電子機器のフィルム光導波路は、筐体内の狭いギャップ内に屈曲されて設けられる。このため、光導波路を破断することなくスライドさせるには、光導波路が低い剛性を有することが必要となる。
しかしながら、低剛性を実現するため低弾性率の材料で構成されている光導波路を用いても、光導波路実装時の角度ズレが発生するおそれがあった。図15(a)に、角度ズレが無い(ズレの角度0°)フィルム光導波路30iの状態を示す。図15(b)に、角度ズレが発生したフィルム光導波路30hの状態を示す。図16に、ねじれ現象が発生したフィルム光導波路30iの状態を示す。
フィルム光導波路30iは、図15(a)に示すように、角度ズレの無い状態が好ましい。しかし、フィルム光導波路30iは、図15(b)に示すような角度ズレ等が原因となり、スライド時において反復起動の外れが発生し、最終的に、図16に示すように、ねじれ現象が発生するおそれがあった。
角度ズレ、ねじれの現象は、光導波路の剛性が低いために発生しており、特許文献2に記載されるようなスライド構成であっても発生するおそれがあった。仮に、フィルム光導波路全体の材料を高弾性率にして剛性を高めた場合、狭ギャップでのフィルム光導波路の屈曲及びスライドが困難となっていた。
また、ねじれ現象が発生した際には、フィルム光導波路の伝播損失の増加や、ねじれ部位への応力による破断が発生するおそれがあった。更に、ねじれ現象が発生し、フィルム光導波路が2枚の基板のギャップで倒れた場合、フィルム光導波路の占めるスペースが増加する。このようにスペースが増加すると、実機にてフィルム光導波路が実装された場合、他の部品に接触して不具合を起こす可能性が高かった。
本発明の課題は、スライド式電子機器のスライド動作によるフィルム光導波路のねじれ現象の発生を防ぐことである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のフィルム光導波路は、
コア及びクラッドからなるフィルム形状の光導波路部を有し、スライド式電子機器のスライド機構部に屈曲した状態で設置されるフィルム光導波路であって、
前記光導波路部の両端部分を含む高い剛性の高剛性部と、
前記光導波路部の屈曲される部分を含む低い剛性の低剛性部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフィルム光導波路において、
前記高剛性部は、前記光導波路部に貼り合わせられたフィルムを備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフィルム光導波路において、
前記フィルムは、前記光導波路部の2つ面の少なくとも一方に貼り合わせられている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のフィルム光導波路において、
前記光導波路部の光軸方向において、当該光導波路部の全長に対する前記フィルムの長さの割合は、54%以上である。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のフィルム光導波路において、
前記高剛性部は、前記低剛性部の材料よりも高い弾性率の材料で形成されている。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のフィルム光導波路において、
前記高剛性部は、前記低剛性部よりも厚さが大きい。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のフィルム光導波路において、
前記高剛性部は、前記低剛性部よりも光軸方向の幅が大きい。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のフィルム光導波路において、
少なくとも1枚が前記光導波路部である2枚のフィルム部を備え、
前記高剛性部は、前記2枚のフィルム部が重ね合わせられて固着された部分であり、
前記低剛性部は、前記2枚のフィルム部が重ね合わせられて固着されていない部分である。
本発明によれば、低剛性部により、スライド式電子機器のスライド動作とフィルム光導波路の屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部により、スライド式電子機器のスライド動作によるフィルム光導波路のねじれ現象の発生を防ぐことができる。
本発明に係る第1の実施の形態のスライド式携帯電話機の外観を示す斜視図である。 第1の実施の形態のスライド機構部の構成を示す斜視方向の透視図である。 図2のY方向から見た第1の実施の形態のスライド機構部の構成を示す側面図である。 フィルム部の貼り付け長に対する、ねじれ耐性と、ねじれ現象が発生したスライド回数との関係を示すグラフである。 第1の実施の形態の別のスライド機構部の構成を示す側面図である。 第2の実施の形態のスライド機構部の構成を示す側面図である。 第2の実施の形態のフィルム光導波路製造の各工程の状態を示す図である。 第3の実施の形態のスライド機構部の構成を示す側面図である。 第4の実施の形態の第1のスライド機構部の構成を示す斜視方向の透視図である。 第4の実施の形態の第2のスライド機構部の構成を示す斜視方向の透視図である。 第4の実施の形態の第3のスライド機構部の構成を示す斜視方向の透視図である。 第4の実施の形態の第1、第2、第3のフィルム光導波路の製造の工程の状態を示す図である。 第5の実施の形態のスライド機構部の構成を示す側面図である。 (a)は、スライド式電子機器のスライド前の状態における従来のスライド機構部を示す側面図である。(b)は、スライド式電子機器のスライド後の状態における従来のスライド機構部を示す側面図である。 (a)は、角度ズレが無い従来のフィルム光導波路の状態を示す図である。(b)は、角度ズレが発生した従来のフィルム光導波路の状態を示す図である。 ねじれ現象が発生した従来のフィルム光導波路の状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の第1〜第5の形態を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図5を参照して、本発明に係る実施の第1の形態を詳細に説明する。図1に、本実施の形態のスライド式携帯電話機1の外観を示す。
図1に示すように、本実施の形態のスライド式携帯電話機1は、上側の筐体2と、下側の筐体3と、を備える。筐体2の上面には、表示部4と、スピーカ部5と、が設けられている。筐体3の上面には、操作部6と、マイク部7と、が設けられている。
筐体2は、筐体3に対して、上面の向きを上に保ったまま、図1の矢印方向にスライドさせることが可能である。スライド式携帯電話機1のスライド動作により、筐体3の操作部6及びマイク部7が、露出又は収納される。
図2及び図3を参照して、スライド式携帯電話機1のスライド機構部8aの構成を説明する。図2に、スライド機構部8aの斜視構成を示す。図3に、図2のY方向から見たスライド機構部8aの構成を示す。また、図2、図3において、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交しているものとし、以下の図でも同様とする。
図2及び図3に示すように、スライド式携帯電話機1は、内部に、スライド機構部8aを備える。スライド機構部8aは、基板11,12と、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30aと、を備える。
基板11は、筐体2内部に設けられる回路基板である。基板12は、筐体3内部に設けられる回路基板である。送受信モジュール21は、基板11の下側に設けられ、光を送受信するモジュールである。送受信モジュール22は、基板12の上側に設けられ、光を送受信するモジュールである。フィルム光導波路30aは、一端が送受信モジュール21に接続され、他端が送受信モジュール22に接続されたフィルム形状の光導波路である。
つまり、送受信モジュール21から入力される光が、フィルム光導波路30aの一方のコアを介して、送受信モジュール22に伝送される。あるいは、送受信モジュール22から入力される光が、フィルム光導波路30aのもう一方のコアを介して、送受信モジュール21に伝送される。
フィルム光導波路30aは、基板11,12間のギャップgに屈曲されて収納されている。フィルム光導波路30aは、光導波路部30Aを備える。光導波路部30Aは、ギャップgに収納された状態で屈曲された部分である屈曲部31Aと、ギャップgに収納された状態で屈曲されていない部分である非屈曲部32A,33Aと、を有する。
光導波路部30Aは、透光性を有し光が伝播される2本のコアと、当該コアと異なる屈折率を有し当該コアを覆うクラッドと、から構成される光導波路部であり、例えば、POW(Polymer Optical Waveguide)である。光導波路部30Aの材料は、PET樹脂、アクリル等であり、その材質が比較的低弾性率である。このため、光導波路部30Aは、比較的低い剛性を有する。光導波路部30Aの長手方向を光軸方向とする。
また、フィルム光導波路30aは、接着剤により非屈曲部32Aに貼り付けられたフィルム34Aと、同じく非屈曲部33Aに貼り付けられたフィルム35Aと、を有する。フィルム34Aは、送受信モジュール21側で非屈曲部32Aの上側(+Z側)に貼り付けられている。フィルム35Aは、送受信モジュール22側で非屈曲部33Aの下側(−Z側)に貼り付けられている。フィルム34A,35Aの幅(図2におけるY方向の長さ)は、非屈曲部32A,33Aの幅と同じである。フィルム34A,35Aの材料は、光導波路部30Aの材料と同様に、PET樹脂、アクリル等である。また、フィルム34A,35Aの材料は、光導波路部30Aと同じ又は異なる弾性率の材料である。
非屈曲部32A,33Aにおけるフィルム34A,35Aの貼り付け部分は、厚みが増加されており、比較的高い剛性を有する。ここで、図2及び図3に示すように、フィルム光導波路30aの一端部分であって、フィルム34Aと、非屈曲部32Aにおけるフィルム34Aの貼り付け部分とを、高剛性部32aとする。光導波路部30Aの光軸方向において、非屈曲部32Aの長さ≧高剛性部32aの長さである。同じくフィルム光導波路30aの他の一端部分であって、フィルム35Aと、非屈曲部33Aにおけるフィルム35Aの貼り付け部分とを、高剛性部33aとする。光導波路部30Aの光軸方向において、非屈曲部33Aの長さ≧高剛性部33aの長さである。また、フィルム光導波路30aにおける高剛性部32a,33a以外の部分は、屈曲部31Aを含み、比較的低い剛性を有し、低剛性部31aとする。
基板11(筐体2)は、基板12(筐体3)に対して、図2の±X方向に反復してスライド可能である。このスライド動作時に、フィルム光導波路30aは、送受信モジュール21,22と接続されたまま、変形される。
次いで、図4を参照して、フィルム光導波路30aのスライド動作に関する実験例を説明する。図4に、フィルム34A,35Aの貼り付け長に対する、ねじれ耐性と、ねじれ現象が発生したスライド回数との関係を示す。
この実験では、光導波路部30AをPOWとし、フィルム34A,35Aの材料をPET樹脂とした。フィルム光導波路30aのねじれ耐性は、次式(1)で表される。
Figure 2010204609
但し、b:低剛性部31aの厚さ、b:高剛性部32a,33aの厚さ、l:屈曲部31Aの長さ、l:非屈曲部32A,33Aの長さ、l:フィルム34A,35Aの(貼り付け)長さ、G:低剛性部31aのせん断弾性率、G:高剛性部32a,33aのせん断弾性率、である。また、l,l,lは、光導波路部30Aの光軸方向における長さである。
図4における貼り付け長[%]は、(l/l)で表される。また、図4において、ねじれ耐性[倍]は、光導波路部30A(フィルムを貼り合わせていないフィルム光導波路)のねじれ耐性に対するフィルム光導波路30aのねじれ耐性の割合(倍率)とした。また、スライド回数とは、図2において、X方向のスライドの1往復を1回とカウントした。また、ねじれ現象が発生するまでのスライド回数の測定を、100000回まで行って停止した。また、フィルム光導波路30aに角度ズレ1°を付けて測定を行った。
図4のグラフによると、フィルム光導波路30aのねじれ耐性[倍]は、式(1)に応じて貼り付け長[%]が0%から100%まで大きくなるにつれて、増加していく。また、図4のグラフによると、ねじれ耐性[倍]を1.8倍以上にさせたものに対しては、ねじれ現象が発生するスライド回数について、100000回以上を達成することができた。このねじれ耐性[倍]の1.8倍以上を得るには、光軸方向について、光導波路部30Aの全長に対するフィルム34A,35Aの長さ(l)の割合を54%以上にする必要がある。
また、図5に示すように、スライド機構部8aに代えて、スライド機構部8bを用いる構成としてもよい。図5に、スライド機構部8bの構成を示す。
スライド機構部8bは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30bとを有する。フィルム光導波路30bは、光導波路部30Bを備える。光導波路部30Bは、光導波路部30Aと同様の構成を有し、屈曲部31B及び非屈曲部32B,33Bを有する。また、フィルム光導波路30bは、接着剤により非屈曲部32Bに貼り付けられたフィルム34Bと、同じく非屈曲部33Bに貼り付けられたフィルム35Bと、を有する。フィルム34Bは、送受信モジュール21側で非屈曲部32Bの下側(−Z側)に貼り付けられている。フィルム35Bは、送受信モジュール22側で非屈曲部33Bの上側(+Z側)に貼り付けられている。フィルム34B,35Bの幅(図2におけるY方向の長さ)は、非屈曲部32B,33Bの幅と同じである。フィルム34B,35Bの材料は、フィルム34B,35Bの材料と同様である。
フィルム光導波路30bのうち、フィルム34Bと、非屈曲部32Bにおけるフィルム34Bの貼り付け部分とを、高剛性部32bとする。光導波路部30Bの光軸方向において、非屈曲部32Bの長さ≧高剛性部32bの長さである。同じくフィルム35Bと、非屈曲部33Bにおけるフィルム35Bの貼り付け部分とを、高剛性部33bとする。光導波路部30Bの光軸方向において、非屈曲部33Bの長さ≧高剛性部33bの長さである。また、フィルム光導波路30bにおける高剛性部32b,33b以外の部分を、屈曲部31Bを含む低剛性部31bとする。
以上、本実施の形態によれば、フィルム光導波路30aは、低剛性部31aと、非屈曲部32A,33Aにフィルム34A,35Aが貼り付けられた高剛性部32a,33aとを備える。このため、低剛性部31aにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作とフィルム光導波路30aの屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部32a,33aにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30aのねじれ現象の発生を防ぐことができる。
また、光導波路部30Aの光軸方向における全長に対するフィルム34A,35Aの長さの割合を54%以上にすることで、より大きなスライド回数に対してもスライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30aのねじれ現象の発生を防ぐことができる。フィルム光導波路30bも、フィルム光導波路30aと同様の効果を奏する。
(第2の実施の形態)
図6及び図7を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。図6に、スライド機構部8cの構成を示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態のスライド式携帯電話機1において、スライド機構部8aを、スライド機構部8cに代えた構成を有する。図6に示すように、スライド機構部8cは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30cとを有する。フィルム光導波路30cは、光導波路部30Cを備える。光導波路部30Cは、屈曲部31C、非屈曲部32C,33Cを備える。光導波路部30Cの長手方向を光軸方向とする。また、フィルム光導波路30cは、非屈曲部32Cにおける送受信モジュール21側の一部の材質が比較的高い弾性率であり比較的高い剛性の高剛性部32cを有する。光導波路部30Cの光軸方向において、非屈曲部32Cの長さ≧高剛性部32cの長さである。同じくフィルム光導波路30cは、非屈曲部33Cにおける送受信モジュール22側の一部の材質が比較的高い弾性率であり比較的高い剛性の高剛性部33cを有する。光導波路部30Cの光軸方向において、非屈曲部33Cの長さ≧高剛性部33cの長さである。
高剛性部32c,33cの幅(図6におけるY方向の長さ)は、非屈曲部32C,33Cの幅と同じである。また、フィルム光導波路30cにおける高剛性部32c,33c以外の部分は、屈曲部31Cを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31cとする。フィルム光導波路30cのコアは、高剛性部32c,33cを跨るように配置されている。
次いで、図7を参照して、フィルム光導波路30cの製造方法を説明する。図7に、フィルム光導波路30c製造の各工程の状態を示す。
先ず、図7(a)に示すように、下側のクラッド層301の上に、コア層302の材料が塗布されることにより未硬化のコア層302が形成される。コア層302の材料は、UV(Ultra Violet:紫外線)硬化樹脂であるものとする。そして、図7(b)に示すように、レジスト又はメタルでコア部分以外のコア層302に対するマスキングがなされてマスク303が形成され、コア層302にUVが照射される。コア部分とは、最終的にフィルム光導波路30cの2本のコアとなる部分である。そして、図7(c)に示すように、コア層302のコア部分のみが硬化される。
そして、図7(d)に示すように、マスク303が除去され、エッチングによりコア層302の未硬化部分が除去され、コア層302のコア部分が形成される。そして、図7(e)に示すように、コア層302以外のクラッド層301の上にクラッド層304の材料が塗布される。クラッド層304の材料は、比較的高弾性率の樹脂である。そして、図7(f)に示すように、レジスト又はメタルで、コア部分及び高剛性部32c,33cに対応する部分に対するマスキングがなされてマスク305が形成される。
そして、図7(g)に示すように、エッチングによりマスク305以外のクラッド層304が除去される。そして、図7(h)に示すように、マスク305が除去される。そして、図7(i)に示すように、コア層302及びクラッド層304以外のクラッド層301の上にクラッド層306の材料が塗布される。クラッド層306の材料は、クラッド層304の材料に比べて低弾性率の樹脂である。そして、図7(j)に示すように、コア層302、クラッド層304及びクラッド層306の上にクラッド層307が塗布されて、フィルム光導波路30cが完成する。クラッド層304の部分は、高剛性部32c,33cに対応する。クラッド層306の部分は、低剛性部31cに対応する。
以上、本実施の形態によれば、フィルム光導波路30cは、低剛性部31cと、高剛性の材質の高剛性部32c,33cとを備える。このため、低剛性部31cにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作とフィルム光導波路30cの屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部32c,33cにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30cのねじれ現象の発生を防ぐことができる。
(第3の実施の形態)
図8を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。図8に、スライド機構部8dの構成を示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態のスライド式携帯電話機1において、スライド機構部8aを、スライド機構部8dに代えた構成を有する。図8に示すように、スライド機構部8dは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30dとを有する。フィルム光導波路30dは、光導波路部30Dを備える。光導波路部30Dは、屈曲部31D、非屈曲部32D,33Dを備える。光導波路部30Dの長手方向を光軸方向とする。また、フィルム光導波路30dは、非屈曲部32Dにおける送受信モジュール21側の一部の厚さが比較的大きく高い剛性の高剛性部32dを有する。光導波路部30Dの光軸方向において、非屈曲部32Dの長さ≧高剛性部32dの長さである。同じくフィルム光導波路30dは、非屈曲部33Dにおける送受信モジュール22側の一部の厚さが比較的大きく高い剛性の高剛性部33dを有する。光導波路部30Dの光軸方向において、非屈曲部33Dの長さ≧高剛性部33dの長さである。
フィルム光導波路30dにおける高剛性部32d,33d以外の部分は、屈曲部31Dを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31dとする。フィルム光導波路30dのコアは、高剛性部32d,33dを跨るように配置されている。
以上、本実施の形態によれば、フィルム光導波路30dは、低剛性部31dと、低剛性部31dよりも厚さが大きい高剛性部32d,33dとを備える。このため、低剛性部31dにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作とフィルム光導波路30dの屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部32d,33dにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30dのねじれ現象の発生を防ぐことができる。
(第4の実施の形態)
図9〜12を参照して、本発明に係る第4の実施の形態を説明する。図9に、スライド機構部8eの構成を示す。図10に、スライド機構部8fの構成を示す。図11に、スライド機構部8gの構成を示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態のスライド式携帯電話機1において、スライド機構部8aを、スライド機構部8eに代えた構成を有する。図9に示すように、スライド機構部8eは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30eとを有する。フィルム光導波路30eは、光導波路部30Eを備える。光導波路部30Eは、屈曲部31E、非屈曲部32E,33Eを備える。また、フィルム光導波路30eは、非屈曲部32Eにおける送受信モジュール21側の一部の幅(光軸方向の幅、図9におけるY方向の長さ)が比較的大きく高い剛性の高剛性部32eを有する。光導波路部30Eの光軸方向において、非屈曲部32Eの長さ≧高剛性部32eの長さである。同じくフィルム光導波路30eは、非屈曲部33Eにおける送受信モジュール22側の一部の幅が比較的大きく高い剛性の高剛性部33eを有する。光導波路部30Eの光軸方向において、非屈曲部33Eの長さ≧高剛性部33eの長さである。
フィルム光導波路30eにおける高剛性部32e,33e以外の部分は、屈曲部31Eを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31eとする。高剛性部32e,33eの幅は、低剛性部31eの幅よりも大きい。また、高剛性部32eの端部32e1は、低剛性部31e側の端部であり、直角形状を有する。同じく高剛性部33eの端部33e1は、低剛性部31e側の端部であり、直角形状を有する。フィルム光導波路30eのコアは、高剛性部32e,33eを跨るように配置されている。
また、スライド機構部8eを、スライド機構部8fに代えた構成としてもよい。図10に示すように、スライド機構部8fは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30fとを有する。フィルム光導波路30fは、光導波路部30Fを備える。光導波路部30Fは、屈曲部31F、非屈曲部32F,33Fを備える。また、フィルム光導波路30fは、非屈曲部32Fにおける送受信モジュール21側の一部の幅(図10におけるY方向の長さ)が比較的大きく高い剛性の高剛性部32fを有する。光導波路部30Fの光軸方向において、非屈曲部32Fの長さ≧高剛性部32fの長さである。同じくフィルム光導波路30fは、非屈曲部33Fにおける送受信モジュール22側の一部の幅が比較的大きく高い剛性の高剛性部33fを有する。光導波路部30Fの光軸方向において、非屈曲部33Fの長さ≧高剛性部33fの長さである。
フィルム光導波路30fにおける高剛性部32f,33f以外の部分は、屈曲部31Fを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31fとする。高剛性部32f,33fの幅は、低剛性部31fの幅よりも大きい。また、高剛性部32fの端部32f1は、低剛性部31f側の端部であり、R形状(円形状)を有する。同じく高剛性部33fの端部33f1は、低剛性部31f側の端部であり、R形状を有する。フィルム光導波路30fのコアは、高剛性部32f,33fを跨るように配置されている。
また、スライド機構部8eを、スライド機構部8gに代えた構成としてもよい。図11に示すように、スライド機構部8gは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30gとを有する。フィルム光導波路30gは、光導波路部30Gを備える。光導波路部30Gは、屈曲部31G、非屈曲部32G,33Gを備える。また、フィルム光導波路30gは、非屈曲部32Gにおける送受信モジュール21側の一部の幅(図10におけるY方向の長さ)が比較的大きく高い剛性の高剛性部32gを有する。光導波路部30Gの光軸方向において、非屈曲部32Gの長さ≧高剛性部32gの長さである。同じくフィルム光導波路30gは、非屈曲部33Gにおける送受信モジュール22側の一部の幅が比較的大きく高い剛性の高剛性部33gを有する。光導波路部30Gの光軸方向において、非屈曲部33Gの長さ≧高剛性部33gの長さである。
フィルム光導波路30gにおける高剛性部32g,33g以外の部分は、屈曲部31Gを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31gとする。高剛性部32g,33gの幅は、低剛性部31gの幅よりも大きい。また、高剛性部32gは、低剛性部31g側から送受信モジュール21側へなだらかに幅が増加している。同じく高剛性部33gは、低剛性部31g側から送受信モジュール22側へなだらかに幅が増加している。フィルム光導波路30gのコアは、高剛性部32g,33gを跨るように配置されている。
次いで、図12を参照して、フィルム光導波路30e,30f,30gの製造方法を説明する。図12に、フィルム光導波路30e,30f,30g製造の工程の状態を示す。
図12に示すように、先ず、コア及びクラッドを有する矩形フィルム形状の光導波路部308を製造する。そして、型40により、光導波路部308を抜くことで、フィルム光導波路30e,30f,30gが形成される。型40は、フィルム光導波路30e用の穴部40eと、フィルム光導波路30f用の穴部40fと、フィルム光導波路30g用の穴部40gと、を有する。具体的には、光導波路部308を穴部40eで抜くことでフィルム光導波路30eが形成される。また、光導波路部308を穴部40fで抜くことでフィルム光導波路30fが形成される。また、光導波路部308を穴部40gで抜くことでフィルム光導波路30gが形成される。
以上、本実施の形態によれば、フィルム光導波路30eは、低剛性部31eと、低剛性部31eよりも幅(フィルム光導波路30eの短手方向の長さ)が大きい高剛性部32e,33eとを備える。このため、低剛性部31eにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作とフィルム光導波路30eの屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部32e,33eにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30eのねじれ現象の発生を防ぐことができる。フィルム光導波路30f,30gは、フィルム光導波路30eと同様の効果を奏する。
(第5の実施の形態)
図13を参照して、本発明に係る第5の実施の形態を説明する。図13に、スライド機構部8hの構成を示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態のスライド式携帯電話機1において、スライド機構部8aを、スライド機構部8hに代えた構成を有する。図13に示すように、スライド機構部8hは、基板11,12間に、送受信モジュール21,22と、フィルム光導波路30hとを有する。フィルム光導波路30hは、2枚のフィルム部30h1,30h2を重ね合わせて備える。フィルム光導波路30hは、屈曲部31H、非屈曲部32H,33Hを備える。また、フィルム光導波路30hは、非屈曲部32Hにおける送受信モジュール21側の一部のフィルム部30h1,30h2が接着剤により固着された高い剛性の部分である高剛性部32hを有する。フィルム光導波路30hの光導波路部(コア及びクラッド)の光軸方向において、非屈曲部32Hの長さ≧高剛性部32hの長さである。同じくフィルム光導波路30hは、非屈曲部33Hにおける送受信モジュール22側の一部のフィルム部30h1,30h2が固着された高い剛性の部分である高剛性部33hを有する。フィルム光導波路30hの光導波路部の光軸方向において、非屈曲部33Hの長さ≧高剛性部33hの長さである。
また、フィルム光導波路30hにおける高剛性部32h,33h以外の、フィルム部30h1,30h2が固着されていない部分は、屈曲部31Hを含み、比較的低い剛性の部分であり、当該部分を低剛性部31hとする。低剛性部31hにおいて、フィルム部30h1,30h2が固着されていないため、屈曲部31Hは、最小の曲率をとることができる。高剛性部32h,33hの幅は、低剛性部31hの幅と同じである。また、フィルム部30h1又はフィルム部30h2が、光導波路部である構成としてもよく、フィルム部30h1及びフィルム部30h2が、それぞれ光導波路部である構成としてもよい。
以上、本実施の形態によれば、フィルム光導波路30hは、フィルム部30h1,30h2を重ね合わせて固着されていない低剛性部31hと、フィルム部30h1,30h2を重ね合わせて固着された高剛性部32h,33hとを備える。このため、低剛性部31hにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作とフィルム光導波路30hの屈曲とを容易にすることができるとともに、高剛性部32h,33hにより、スライド式携帯電話機1のスライド動作によるフィルム光導波路30hのねじれ現象の発生を防ぐことができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係るフィルム光導波路の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態の構成の少なくとも2つを組み合わせることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、スライド式電子機器として、スライド式携帯電話機1を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等、他のスライド式電子機器を用いる構成としてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、フィルムが光導波路部の片面に貼り合わされた構成としたが、これに限定されるものではない。フィルムが光導波路部の両面に貼り合わされた構成としてもよい。
その他、上記各実施の形態におけるフィルム光導波路の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 スライド式携帯電話機
2,3 筐体
4 表示部
5 スピーカ部
6 操作部
7 マイク部
8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g,8h,8i スライド機構部
11,12 基板
21,22 送受信モジュール
g ギャップ
30a,30b,30c,30d,30e,30f,30g,30h,30i フィルム光導波路
30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G 光導波路部
31A,31B,31C,31D,31E,31F,31G,31H 屈曲部
32A,33A,32B,33B,32C,33C,32D,33D,32E,33E,32F,33F,32G,33G,32H,33H 非屈曲部
34A,35A,34B,35B フィルム
31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31h 低剛性部
32a,33a,32b,33b,32c,33c,32d,33d,32e,33e,32f,33f,32g,33g,32h,33h 高剛性部
301,304,306,307 クラッド層
302 コア層
303,305 マスク
32e1,33e1 端部
308 光導波路部
40 型
40e,40f,40g 穴部
30h1,30h2 フィルム部

Claims (8)

  1. コア及びクラッドからなるフィルム形状の光導波路部を有し、スライド式電子機器のスライド機構部に屈曲した状態で設置されるフィルム光導波路であって、
    前記光導波路部の両端部分を含む高い剛性の高剛性部と、
    前記光導波路部の屈曲される部分を含む低い剛性の低剛性部と、を備えるフィルム光導波路。
  2. 前記高剛性部は、前記光導波路部に貼り合わせられたフィルムを備える請求項1に記載のフィルム光導波路。
  3. 前記フィルムは、前記光導波路部の2つ面の少なくとも一方に貼り合わせられている請求項2に記載のフィルム光導波路。
  4. 前記光導波路部の光軸方向において、当該光導波路部の全長に対する前記フィルムの長さの割合は、54%以上である請求項2又は3に記載のフィルム光導波路。
  5. 前記高剛性部は、前記低剛性部の材料よりも高い弾性率の材料で形成されている請求項1に記載のフィルム光導波路。
  6. 前記高剛性部は、前記低剛性部よりも厚さが大きい請求項1に記載のフィルム光導波路。
  7. 前記高剛性部は、前記低剛性部よりも光軸方向の幅が大きい請求項1に記載のフィルム光導波路。
  8. 少なくとも1枚が前記光導波路部である2枚のフィルム部を備え、
    前記高剛性部は、前記2枚のフィルム部が重ね合わせられて固着された部分であり、
    前記低剛性部は、前記2枚のフィルム部が重ね合わせられて固着されていない部分である請求項1に記載のフィルム光導波路。
JP2009053137A 2009-03-06 2009-03-06 フィルム光導波路 Pending JP2010204609A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009053137A JP2010204609A (ja) 2009-03-06 2009-03-06 フィルム光導波路
PCT/JP2010/053492 WO2010101201A1 (ja) 2009-03-06 2010-03-04 フィルム光導波路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009053137A JP2010204609A (ja) 2009-03-06 2009-03-06 フィルム光導波路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010204609A true JP2010204609A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42709755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009053137A Pending JP2010204609A (ja) 2009-03-06 2009-03-06 フィルム光導波路

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2010204609A (ja)
WO (1) WO2010101201A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042307A (ja) * 2004-03-12 2006-02-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯機器
JP2006023661A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Omron Corp フィルム光導波路及びその製造方法並びにフィルム光導波路用基材
JP4214406B2 (ja) * 2004-09-27 2009-01-28 日本電気株式会社 光信号入出力機構を有する半導体装置
TWI300141B (en) * 2005-06-30 2008-08-21 Mitsui Chemicals Inc Optical waveguide film and optoelectrical hybrid film
JP4544083B2 (ja) * 2005-07-26 2010-09-15 富士ゼロックス株式会社 フレキシブル光導波路
CN101421648B (zh) * 2006-05-12 2010-12-15 三井化学株式会社 光电混载薄膜以及收放了它的电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010101201A1 (ja) 2010-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6414839B2 (ja) 光電気混載基板およびその製法
JP3870976B2 (ja) フィルム光導波路及びその製造方法並びに電子機器装置
JP4679580B2 (ja) 光導波路フィルムおよび光電気混載フィルム
KR20140059702A (ko) 광전기 혼재 기판
JP2006042307A (ja) 携帯機器
WO2010058476A1 (ja) 光電気混載基板及び電子機器
US8837873B2 (en) Opto-electric hybrid board and manufacturing method therefor
KR102012050B1 (ko) 광전기 혼재 기판 및 그 제조 방법
JP5768545B2 (ja) フレキシブル光導波路及びフレキシブル光電気複合基板
US8644655B2 (en) Opto-electric hybrid board and manufacturing method therefor
JP2010170150A (ja) 印刷回路基板の製造方法
WO2010101201A1 (ja) フィルム光導波路
US7835607B2 (en) Optical-electrical composite transmission device and electronic equipment
JP2011082765A (ja) 電子機器、送受信部間の接続方法及びフィルム状配線
JP5109934B2 (ja) フレキシブル光電気混載基板及び電子機器
JP2010244803A (ja) 複合ハーネス及びその製造方法
KR20160082975A (ko) 광 전기 혼재 기판
WO2009125735A1 (ja) 電子機器
KR101285506B1 (ko) 띠 타입 데이터 케이블
JP2011064874A (ja) 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル及び光ファイバコード
JP5621206B2 (ja) 複合ハーネス及びその製造方法
US20110103737A1 (en) Optical wiring board and manufacturing method thereof
JP2018005179A (ja) 光コネクター、光伝送体、コネクター付き光伝送体および電子機器
JP2006284926A (ja) 光導波路を備えた電子機器
JP2008015303A (ja) 光基板及びその製造方法