JP2010204506A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1搬送部材13b1による第1搬送経路の下流側に達した現像剤Gが第2搬送部材13b2による第2搬送経路の上流側に流動する第1中継部と、第2搬送経路の下流側に達した現像剤Gが第1搬送経路の上流側に流動する第2中継部と、を備える。そして、第1中継部と第2中継部との間に、第2搬送経路から第1搬送経路に通じる通気路13kを設ける。
【選択図】図2
Description
このような不具合は、現像装置を小型化する場合には、特に無視できない問題となっていた。これは、現像装置を小型化すると、現像装置内に収容する現像剤の量が少なくなって単位量あたりの現像剤に対する補給トナー量が多くなったり、搬送部材が小径化されて現像剤の搬送能力が低下したりするため、第2搬送経路内で現像剤に混合されずに浮遊する補給トナーが多くなってしまうためである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
なお、図示は省略するが、各感光体ドラム11Y、11C、11M、11BKの上方には、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置13に供給する各色のトナー容器がそれぞれ設置されている。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、作像部及びトナー容器28を示す構成図である。図3(A)は現像装置13の上部(第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1の位置である。)を長手方向にみた概略断面図(水平方向の断面図)であって、図3(B)は現像装置13の下部(第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。図4は、現像装置13の循環経路を長手方向にみた概略断面図(垂直方向の断面図)である。また、図5は、現像ローラ13a上に形成される磁極H1〜H4の法線方向磁束密度の大きさを示す図である。さらに、図6は、第2搬送経路の通気口13k1が現像剤Gで埋没した状態を示す図であって、図4と同様に現像装置13の循環経路を長手方向にみた概略断面図である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であって、各トナー容器もほぼ同一構造であるために、図2〜図6にて作像部及びトナー容器は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
像担持体としての感光体ドラム11は、外径が30mm程度の負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
なお、トナーTの供給は、トナー濃度の情報に限定されず、感光体ベルトや中間転写ベルト等に形成されたトナー像の反射率等から検知される画像濃度の情報に基づいて実施されてもよい。また、これらの異なる情報を組み合わせて、トナーTの供給の実施を判断してもよい。
供給管29は、トナー容器28から供給されるトナーTを現像装置13内に確実に導くためのものである。すなわち、トナー容器28から排出されたトナーTは、供給管29を介して、トナー補給口13eから現像装置13内に供給される。
図2〜図6を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、搬送部材としての搬送スクリュ13b1、13b2(オーガスクリュ)、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、通気路13k、排気口13m、等で構成されている。
現像剤担持体としての現像ローラ13aは、外径が14mm以下の小径の現像ローラであって、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブ13a2が不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。図3及び図5を参照して、現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブ13a2の周面に複数の法線方向磁束密度のピーク値を発生させる磁極H1〜H4を形成するマグネット13a1が固設されている。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、現像ローラ13aの矢印方向の回転にともなって搬送されて、ドクターブレード13cの位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム11上に形成された潜像にトナーが吸着される。
まず、汲上げ磁極H4が磁性体としてのキャリアに作用して、第1搬送経路に収容された現像剤Gが現像ローラ13a上に汲上げられる。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、その一部がドクターブレード13cの位置で掻き取られて、第1搬送経路に戻される。一方、汲上げ磁極H4による磁力が作用するドクターブレード13cの位置で、ドクターブレード13cと現像ローラ13aとのドクターギャップを通過して現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、主磁極H1の位置で穂立ちして現像領域において磁気ブラシとなって感光体ドラム11に摺接する。こうして、現像ローラ13aに担持された現像剤G中のトナーTが感光体ドラム11上の潜像に付着する。その後、主磁極H1の位置を通過した現像剤Gは、搬送磁極H2によって剤離れ磁極H3の位置まで搬送される。そして、剤離れ磁極H3の位置で、反発磁界がキャリアに作用して、現像ローラ13a上に担持されていた現像工程後の現像剤Gが現像ローラ13aから脱離される。脱離後の現像剤Gは、第2搬送経路内に落下して第2搬送スクリュ13b2によって第2搬送経路の下流に向けて搬送される。
第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送する(図3(A)の破線矢印に示す右方向の搬送である。)とともに、汲上げ磁極H4の位置で現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図3(A)の白矢印方向の供給である。)する。
そして、第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路(第1搬送経路)の下流側から第1中継部13fを介して循環(流動)される現像剤Gを、第1搬送部材13b1による第1搬送経路の上流側に第2中継部13gを介して搬送する(図3(B)の一点鎖線矢印に示す搬送である。)。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、軸部に外径が16mm以下のスクリュ部が螺旋状に巻装されたものである。
図3及び図4を参照して、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。そして、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路において第2中継部13gの近傍に留まって盛り上がった現像剤Gが、第2中継部13gを介して第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側に搬送(流動)されることになる。
また、図3及び図4を参照して、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の下流側と、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側と、は第1中継部13fを介して連通している。そして、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路にて現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gが、第1中継部13fにて自重落下(流動)して、第2搬送経路の上流側に達することになる。
また、図3、図4を参照して、トナー補給口13eは、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側の上方であって、現像領域から離れた位置(現像ローラ13aの長手方向の範囲の外側である。)に配設されている。このようにトナー補給口13eを第1中継部13fの近傍に設置することで、第2搬送経路において、現像ローラ13aから離脱した現像剤が比重の小さい補給トナーの上方から降りかかり、第2搬送経路の下流側に向けて比較的長い時間をかけて現像剤に対して補給トナーの分散・混合を充分におこなうことができる。
なお、本実施の形態では、トナー補給口13eを第2搬送経路中に配設したが、トナー補給口13eの位置はこれに限定されることなく、例えば、第1搬送経路の上流側の上方に配置することもできる。
図2、図4等を参照して、本実施の形態における現像装置13には、第1中継部13fと第2中継部13gとの間であって、現像装置13の背面側(感光体ドラム11から離れた側である。)に、第2搬送経路から第1搬送経路に通じる通気路13kが設けられている。
これにより、第2搬送経路において、第2搬送スクリュ23b2の回転によって現像剤Gとともに空気が下流側(図4の左側である。)に向けて搬送されても、その空気が第2中継部23gの近傍に滞留する現像剤Gによって逃げ場を失うことなく、通気口13k1から通気路13kを介して、第1搬送経路の通気口13k2から第1搬送経路に空気が送出されるので、第2搬送経路内に浮遊するトナーが第2搬送経路から現像装置13の外部に空気とともに飛散してしまう不具合が抑止される。
また、第1搬送経路における通気路13kの通気口13k2は、第1搬送経路を流動する現像剤の剤面よりも上方に配設されている。具体的には、図4に示すように、通気口13k2は、第1搬送スクリュ13b1の回転中心軸に対してかなり上方に配設されている。これにより、第1搬送経路内の現像剤が通気路13kを介して第2搬送経路に逆流する不具合が抑止される。
なお、図2を参照して、通気口13b1から通気路13kに現像剤Gが進入しても、その現像剤が重力にしたがって第2搬送経路内に戻るように、通気口13b1の近傍において通気路13kに傾斜面が形成されている。
ここで、通気路13kが設けられていない従来の現像装置では、第2搬送経路において第2搬送スクリュ13b2によって現像剤Gとともに空気が下流側(図4の左側である。)に搬送されると、その空気は第2中継部13gの近傍でせき止められた現像剤Gによって行き場を失い、現像ローラ13aの下方の隙間(現像ケースとの隙間である。)から外部に流れてしまう。このとき問題となるのが第2搬送経路の上流側で補給されたトナーである。第2搬送経路の上流側は現像剤の量が少なくて、補給トナーは瞬時に現像剤中に混ざることができずに、第2搬送経路内で浮遊してしまう。この浮遊したトナーは、第2搬送スクリュ13b2が形成する気流に乗って第2搬送経路内を流れる。したがって、第2搬送経路の下流側で気流が現像装置の外部に向かって流れていれば、第2搬送経路内で浮遊したトナーも気流に乗って現像装置の外部に流れてトナー飛散が生じてしまう。
これに対して、本実施の形態では、第1中継部13fと第2中継部13gとの間に、第2搬送経路から第1搬送経路に通じる通気路13kを設けているため、第2搬送経路の下流側で行き場を失った気流を第1搬送経路の上流側に流動させることができる。したがって、第2搬送経路から現像装置の外部へのトナー飛散の発生を抑止することができる。
このような構成により、第2搬送経路から通気路13kを介して第1搬送経路に流入した空気は、第1搬送経路において第1搬送スクリュ13b1によって現像剤Gとともに下流側(図4の右側である。)に搬送されて、排気口13mを介して現像装置13の外部に排出されることになる。すなわち、図4中の二点鎖線矢印で示す方向に空気が流動することになる。これにより、第1搬送経路の内圧が上昇する不具合が抑止される。また、排気口13mにはトナーフィルタが覆設されているために、排気口13mから外部には空気のみが排出されて、排気口13mからトナーが噴出する不具合が抑止される。なお、排気口13mから排出されなかった空気は、第1中継部13fを介して再び第2搬送経路に流動することになる。
さらに、第2搬送経路の通気口13k1は、現像領域に対応する長手方向の範囲(現像ローラ13aのマグネット13a1の着磁範囲にほぼ等しい。)内に配設されている。第2搬送経路において、現像領域に対応する長手方向の範囲は、第2中継部13gの位置(最下流)よりも現像剤の剤面が低く設定されているために、通気口13k1が現像剤で埋没しにくくなる。
実験は、現像ローラの周り(感光体ドラムに対向する開口である。)をフィルムで覆い、現像装置から飛散したトナーの量(フィルムに付着したトナー量)を測定した。このとき、トナー補給口13eから1.5グラムのトナー(通常のトナー補給量の上限0.5グラム程度に対してかなり多量のトナーである。)を補給した。その結果、本実施の形態における現像装置13は、従来の現像装置に比べて、現像ローラの周りからのトナー飛散量が1/4に減少した。
さらに、本実施の形態における現像装置13と、従来の現像装置と、を用いて、実機にて所定枚数の連続通紙をおこない、現像装置からのトナー飛散の程度を目視確認する実験をおこなったところ、後者は現像装置の外壁に薄っすらとトナーが付着しているのが確認されたが、前者は現像装置の周りへのトナー飛散はまったく確認できなかった。
本実施の形態では、現像剤のトナー濃度が上限値近傍(又は上限を超える範囲)まで上昇して現像剤量が増加したときに、第2搬送経路の通気口13k1が現像剤に埋没してしまうような位置に、通気口13k1を配設している。上述したように、現像装置13内の現像剤のトナー濃度は磁気センサ(トナー濃度センサ)によって検知されていて、トナー濃度がある閾値(本実施の形態では約10%である。)を超えると現像装置13へのトナー補給がおこなわれないように制御されている。
そして、図6に示すように、現像剤のトナー濃度が上限値近傍(又は上限を超える範囲)まで上昇すると、通常時の状態を示す図4と比較して、第2搬送経路内の現像剤量が増加する。このように第2搬送経路内の現像剤量が増加した状態は、図4の通常時に比べて、第2搬送経路内で補給トナーが現像剤中に取り込まれやすい状態(浮遊する補給トナーが少なくなりトナー飛散が生じにくい状態)である。本実施の形態では、図6のような状態のとき、通気口13b1が現像剤Gに埋没するため、第2搬送経路の内圧が高まって、第2中継部13gを介して第1搬送経路へ移送される現像剤量が増加する。第2搬送経路の下流側にある程度の現像剤が溜らないと第2中継部13gを通って第1搬送経路に現像剤を移動させることができないが、第2搬送経路の下流側に現像剤が溜まりすぎると、現像ローラ13aの近傍まで現像剤が多量に溜まった状態になり、現像ローラ13aの下方から現像剤が漏れる場合がある。しかし、本実施の形態では、図6のように下流側に現像剤が溜まりすぎたときに、通気路13kが塞がれて第2搬送経路の内圧上昇により第2中継部13gでの現像剤移送量が増えるために、現像ローラ13aの下方から現像剤が漏れる不具合が抑止されることになる。
これに対して、トナー濃度が高くなるときにはキャリアの量は変わらずにトナー量が多くなるため、図6に示すように、第2搬送経路内の現像剤量が多くなって、補給トナーを混合するための現像剤の量が多くなり補給トナーが第2搬送経路内で浮遊しにくくなる反面、第2搬送経路の下流側で現像剤量が飽和して現像装置の外部に漏れやすくなる。したがって、このようなときには、増加した現像剤で通気路13kを塞いで第2搬送経路内の内圧を高めることで、第2中継部13gを介して第1搬送経路に移動する現像剤量を増加させて、第2搬送経路の下流側での現像剤量の飽和による現像剤の外部への漏出を防止している。
さらに、図7(B)に示すように、通気路13kの通気口13k1、13k2を長手方向に長く形成することもできる。このように長手方向に長く形成された通気路13kは、図7(A)に示す複数の通気路13kとほぼ同等の効果を奏することになる。
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13b1 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
13b2 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13e トナー補給口、
13f 第1中継部、 13g 第2中継部、
13k 通気路、
13k1、13k2 通気口、
13m 排気口、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
Claims (11)
- キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に対向するとともに、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1搬送部材と、
前記現像剤担持体に対向するとともに、前記現像剤担持体から離脱された現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第1搬送部材による第1搬送経路の下流側に達した現像剤が前記第2搬送部材による第2搬送経路の上流側に流動する第1中継部と、
前記第2搬送経路の下流側に達した現像剤が前記第1搬送経路の上流側に流動する第2中継部と、
を備え、
前記第1中継部と前記第2中継部との間に、前記第2搬送経路から前記第1搬送経路に通じる通気路を設けたことを特徴とする現像装置。 - 前記第2搬送経路における前記通気路の通気口は、前記第2搬送部材の回転中心軸よりも上方に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記第1搬送経路における前記通気路の通気口は、前記第1搬送経路を流動する現像剤の剤面よりも上方に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記第2搬送経路における前記通気路の通気口は、前記第2搬送経路の下流側に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
- 前記第2搬送経路における前記通気路の通気口は、現像領域に対応する長手方向の範囲内に配設されたことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
- 前記第1搬送経路から装置の外部に連通する排気口をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
- 前記排気口にトナーフィルタが覆設されたことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
- 前記排気口は、前記第1搬送経路における前記通気路の通気口に対して下流側に配設されたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の現像装置。
- 前記通気路は、前記第1搬送部材及び前記第2搬送部材に接触しないように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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