JP2016200790A - 粉体収容容器、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

粉体収容容器、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】粉体を搬送する際に、容器の内圧が変動して粉体搬送不良が生じるという課題があった。【解決手段】画像形成に用いられる粉体が収容される粉体収容部E1,E2と、粉体収容部E1,E2内で粉体を搬送する搬送部材44,45と、を備える粉体収容容器であって、粉体収容部E1,E2の内外で空気を通過させる通気孔60a,60b,60cを、粉体収容部E1における搬送部材44と対向する上面に設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成に用いられる粉体を収容する粉体収容容器、斯かる粉体収容容器を用いた現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に搭載される現像装置として、搬送スクリュー等の搬送部材を用いて現像装置内の現像剤を搬送する構成が知られている。
例えば、特許文献1では、隔壁によって上下に区画された循環路内で現像剤を搬送する構成が記載されている。詳しくは、循環路の上側搬送路を構成する現像室と、循環路の下側搬送路を構成する撹拌室とが、隔壁の両端部に設けられた開口部である汲み落とし部と汲み上げ部を介して連通し、現像室と撹拌室には、それぞれスクリューが配置されている。各スクリューが回転することで、現像室内の現像剤は、汲み落とし部に向かって搬送された後、汲み落とし部で撹拌室へ汲み落とされ、撹拌室内の現像剤は、汲み上げ部に向かって搬送された後、汲み上げ部で現像室へ汲み上げられるようになっている。
ところで、上記のような上下に区画された循環路内で現像剤を搬送する構成においては、スクリューの軸方向と交差する方向に現像剤を移動させる箇所、すなわち汲み落とし部と汲み上げ部において現像剤搬送速度が遅くなるため、現像剤が堆積しやすくなる。また、スクリューの一部に平面状の撹拌羽根が設けられている構成においては、その撹拌羽根が設けられた箇所において軸方向の現像剤搬送力が得られ難いため、斯かる箇所においても現像剤が停滞して堆積する傾向にある。
このように、現像剤が多く堆積している箇所があると、循環路内で現像剤が搬送される際に現像剤と一緒に押し動かされる空気の移動が堆積する現像剤によって妨げられるため、循環路の内圧が高くなる。そして、内圧が高くなると、現像剤が加圧され凝集することで現像剤がますます搬送されにくくなり、場合によっては現像剤の詰まりが発生する虞があった。
また、このような内圧の変動に伴う現像剤搬送不良の問題は、現像装置に限らず、トナー等の粉体を収容するトナーカートリッジ等の粉体収容器においても同様に生じる虞がある。特に、近年では、容器内外の気密性が向上することで内部の空気が外部に流出しにくくなっていることや、小型化のために容器の容積が小さくなっていること、現像剤搬送路が複雑化していることで、現像剤の搬送不良や詰まりが発生しやすい構成となっている。
上記課題を解決するため、本発明は、画像形成に用いられる粉体が収容される粉体収容部と、前記粉体収容部内で前記粉体を搬送する搬送部材と、を備える粉体収容容器であって、前記粉体収容部の内外で空気を通過させる通気孔を、前記粉体収容部における前記搬送部材と対向する上面に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、粉体を搬送する際に、通気孔を介して粉体収容部内から外部への空気の流出又は外部から粉体収容部内への空気の流入を許容することができる。これにより、容器の内圧の変動を抑制することができ、粉体の搬送不良を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 カバー部材を開いた状態を示す図である。 カバーを開き、さらに容器保持部材を上方へ回動させた状態を示す図である。 容器保持部材の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジ及び現像装置の概略断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置を搬送スクリューの軸方向に沿って切断した概略断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の外観斜視図である。 現像装置の変形例を示す外観斜視図である。 現像装置の別の変形例を示す外観斜視図である。 (a)は、通気シートを現像容器に取り付けた状態の断面側面図、(b)は、その平面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の作用効果を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る現像装置の構成を示す概略断面図である。 比較例に係る現像装置の断面図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジの平面図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジを搬送スクリューの軸方向に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジの把持の仕方の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るトナーカートリッジの要部拡大断面図である。 本発明の別の実施形態に係るトナーカートリッジの要部拡大図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明に係る画像形成装置の実施の一形態であるカラープリンタ(以下、「プリンタ」という。)の全体構成及び動作について説明する。なお、画像形成装置としては、モノクロプリンタであってもよいし、プリンタ以外に、複写機、ファクシミリ単体、あるいは、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナのうちの少なくとも2つの機能を備えた複合機であってもよい。
図1に示すように、プリンタは、画像形成部1と、転写部2と、記録媒体供給部3と、定着部4、記録媒体排出部5とから主に構成されている。
画像形成部1には、作像ユニットとしての4つのプロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkが装着されている。各プロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的に、各プロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkは、潜像を担持する潜像担持体としての感光体7と、感光体7の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ8と、感光体7上の潜像を現像する現像手段としての現像装置9と、感光体7の表面をクリーニングする潜像担持体クリーニング手段としての感光体クリーニング装置10などで構成されている。各感光体7に対向した位置には、それぞれ、感光体7の表面に潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置11が設けられている。本実施形態では、露光装置11としてLEDユニットを用いているが、レーザダイオードを用いたレーザビームスキャナ方式のものを用いてもよい。
転写部2には、感光体7上の画像(トナー像)が転写される中間転写体としての無端状の中間転写ベルト12と、感光体7上の画像を中間転写ベルト12に一次転写する一次転写手段としての複数の一次転写ローラ13と、中間転写ベルト12に転写された画像を記録媒体に二次転写する二次転写手段としての二次転写ローラ14と、中間転写ベルト12の表面(外周面)をクリーニングする中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーニング装置17が配置されている。
中間転写ベルト12は、駆動ローラ15と従動ローラ16によって張架されており、駆動ローラ15が回転することで周回走行(回転)する。各一次転写ローラ13は、中間転写ベルト12を介して各感光体7に接触するように配置されている。これらの一次転写ローラ13が中間転写ベルト12を介して各感光体7に接触する箇所では、各感光体7上の画像が中間転写ベルト12に転写される一次転写ニップが形成される。一方、二次転写ローラ14は、中間転写ベルト12を介して駆動ローラ15に接触するように配置されている。この二次転写ローラ14が中間転写ベルト12を介して駆動ローラ15に接触する箇所では、中間転写ベルト12上の画像が記録媒体に転写される二次転写ニップが形成される。
記録媒体供給部3には、記録媒体としての用紙Pを収容する記録媒体収容部としての給紙カセット18と、給紙カセット18から用紙Pを給送する記録媒体給送手段としての給紙ローラ19と、給紙ローラ19によって給送された用紙Pを所定のタイミングで上記二次転写ニップへ搬送する記録媒体搬送手段としてのタイミングローラ20が配置されている。なお、記録媒体としては、用紙以外に、OHPシートやOHPフィルム等であってもよい。また、用紙には、普通紙のほか、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等が含まれる。
定着部4には、用紙Pに画像を定着する定着装置21が配置されている。定着装置21は、ヒータ等の加熱源によって加熱される定着部材としての定着ローラ22と、定着ローラ22に対して所定の圧力で接触して定着ニップを形成する加圧部材としての加圧ローラ23等で構成される。
記録媒体排出部5には、定着装置21から送り出された用紙Pを装置外に排出する記録媒体排出手段としての排紙ローラ24と、排紙ローラ24によって排出された用紙Pを載置する記録媒体載置部としての排紙トレイ25とが配置されている。
また、プリンタには、上述の各構成要素に加え、画像形成に用いられる粉体であるトナー(現像剤)を収容する粉体収容容器としての複数のトナーカートリッジ26が装着されている。各トナーカートリッジ26は、対応する現像装置9内のトナーと同じ色のトナーが収容されており、現像装置9内のトナーが所定量を下回ると、トナーカートリッジ26からトナーが補給される。さらに、プリンタには、トナーカートリッジ26とは別の粉体収容容器として、廃トナー収容容器27が装着されている。この廃トナー収容容器27には、ベルトクリーニング装置17あるいは感光体クリーニング装置10によって回収された廃トナーが収容される。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各感光体7が回転駆動され、帯電ローラ8によって各感光体7の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づき、露光装置11が各感光体7の帯電面にレーザ光を照射し、潜像(静電潜像)を形成する。このとき、各感光体7上に形成される潜像は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報に基づく潜像である。そして、感光体7上に形成された潜像に対して、各現像装置9からトナーが供給されることにより、潜像はトナー像(可視画像)として現像される。
各感光体7上のトナー像は、周回走行する中間転写ベルト12上に順次重ね合せて転写される。詳しくは、感光体7上の画像が一次転写ニップの位置に達すると、一次転写ローラ13に所定の電圧が印加されて形成された転写電界によって感光体7上のトナー像が中間転写ベルト12上に順次転写される。かくして中間転写ベルト12はその表面にフルカラーのトナー像を担持することになる。なお、中間転写ベルト12に転写しきれなかった各感光体7上のトナーは、感光体クリーニング装置10によって除去される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ19が回転して、給紙カセット18から用紙Pが給送される。給送された用紙Pは、タイミングローラ20によって搬送が一旦停止される。その後、所定のタイミングでタイミングローラ20の回転駆動が開始され、中間転写ベルト12上のトナー像が二次転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙Pが二次転写ニップへ搬送される。
用紙Pが二次転写ニップに搬送された際、二次転写ローラ14には所定の電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、この二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト12上のトナー像が用紙Pに一括して転写される。また、このとき、中間転写ベルト12上に残ったトナーはベルトクリーニング装置17によって除去される。
その後、用紙Pは定着装置21へと搬送され、定着ローラ22と加圧ローラ23によってトナー像が加熱されつつ加圧されて用紙Pに定着される。そして、用紙Pは排紙ローラ24によって装置外に排出され、排紙トレイ25上に載置される。
以上の説明は、フルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
また、図1に示すように、本実施形態に係るプリンタは、装置本体(画像形成装置本体)100の上部を開閉するためのカバー部材101を備える。カバー部材101は、装置本体100に設けられた回動軸103を中心に上下に回動可能となっている。また、カバー部材101の下方には、4つのトナーカートリッジ26を着脱可能に保持する容器保持部材102が配置されている。容器保持部材102は、装置本体100に設けられた別の回動軸104を中心に上下に回動可能となっている。
図2は、カバー部材101を上方に回動させて開いた状態、図3は、カバー部材101に加えて、容器保持部材102も上方に回動させた状態を示す。
図2に示すように、カバー部材101を開いた状態にすると、装置本体100の上部が開放されるため、その開放された箇所を通して各トナーカートリッジ26を容器保持部材102から上方へ取り外し可能な状態となる。
さらに、図3に示すように、容器保持部材102を水平状に配置された基本姿勢から上方へ回動させると、容器保持部材102と一緒に各トナーカートリッジ26がプロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkの上方から退避(離間)した退避位置に配置される。また、容器保持部材102の下面には露光装置11が取り付けられており、容器保持部材102の回動に伴って、各露光装置11もプロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkの上方から退避する。このように、容器保持部材102を、上方へ回動させた退避姿勢にすることで、プロセスユニット6Y,6M,6C,6Bkをトナーカートリッジ26や露光装置11と干渉せずに装置本体100の上部に形成された開放箇所から取り外すことが可能となる。
図4は、容器保持部材102の外観斜視図である。
図4に示すように、容器保持部材102は、概略矩形状の底部111と、底部111の一辺に設けられた背面壁112と、背面壁112と交差する底部111の対向二辺に設けられた一対の側壁113,114とを有する。各トナーカートリッジ26は、一対の側壁113,114間に互いに平行に装着される。また、背面壁112には、上記回動軸104が挿入される筒状の軸受け部115が設けられている。
以下、トナーカートリッジ26及び現像装置9について詳しく説明する。
なお、トナーカートリッジ26及び現像装置9に関する下記の説明で、トナーカートリッジ26又は現像装置9に対する上下方向は、これらが装置本体100に装着された状態での上下方向をいう。特に、トナーカートリッジ26に関して、「装置本体に装着された状態」とは、上記容器保持部材102が水平状に配置された基本姿勢でトナーカートリッジ26が装着された状態のことを意味する。
図5は、トナーカートリッジ26及び現像装置9の概略断面図である。
図5に示すように、トナーカートリッジ26は、現像剤としてのトナーを収容する現像剤収容部(粉体収容部)51が内部に形成された容器本体50を具備する。容器本体50には、現像剤収容部51内のトナーを外部へ排出するための開口部である排出口52と、現像剤収容部51内のトナーを排出口52へ搬送する搬送部材としての搬送スクリュー53と、現像剤収容部51内の現像剤を撹拌する撹拌部材としてのアジテータ54等が設けられている。
搬送スクリュー53は、回転軸530の外周に、螺旋状の羽根531を設けて構成されている。一方、アジテータ54は、搬送スクリュー53の回転軸530と平行に配置された回転軸540に、PETフィルム等の可撓性を有する材料から成る平面状の羽根541を設けて構成されている。図5に示す実施形態のように、現像剤収容部51の底面501を、羽根541の回転軌道に沿った円弧状に形成することで、羽根541によって移動されずに現像剤収容部51内に残ってしまうトナー量を減らすことができる。
また、トナーカートリッジ26が装着される上記容器保持部材102の底部111には、貫通孔116が形成されている。この貫通孔116は、トナーカートリッジ26の下部に設けられた排出口52と、現像装置9の上部に設けられた補給口39とを連通するように接続するものである。すなわち、図5に示すように、トナーカートリッジ26を容器保持部材102に装着し、現像装置9の上方に配置することで、トナーカートリッジ26の排出口52が貫通孔116を介して現像装置9の補給口39と連通するように接続される。この状態で、トナーカートリッジ26から現像装置9へトナーを補給可能となる。
現像装置9は、トナーを収容する粉体収容容器としての現像容器40と、トナー(現像剤)を担持する現像剤担持体としての現像ローラ41と、現像ローラ41にトナー(現像剤)を供給する現像剤供給部材としての供給ローラ42と、現像ローラ41上に担持されたトナー量(現像剤量)を規制する現像剤規制部材としての現像ブレード43と、トナーを搬送する搬送部材としての2つの搬送スクリュー44,45と、2つの導光部材46,47とを有する。
現像容器40内のトナーが収容される空間(粉体収容部)は、連通口49a,49bを有する隔壁48によって、上側収容部である第1の領域E1と、下側収容部である第2の領域E2とに区画されている。連通口49a,49bは、隔壁48の両端部(図5の紙面に直交する方向の手前側と奥側)にそれぞれ設けられており、これらの連通口49a,49bを介して第1の領域E1と第2の領域E2とが互いに連通している。
第1の領域E1には、2つの導光部材46,47、及び一方の搬送スクリュー44が配置され、第2の領域E2には、現像ローラ41、供給ローラ42、現像ブレード43、及び他方の搬送スクリュー45が配置されている。2つの搬送スクリュー44,45は、それぞれ回転軸440,450の外周に螺旋状の羽根441,451が設けられたものであり、第1の領域E1及び第2の領域E2を搬送路として互いに反対方向にトナーを搬送するように構成されている。
各搬送スクリュー44,45によって互いに反対方向に搬送されるトナーは、各領域E1,E2の搬送方向下流端まで搬送されると、隔壁48の両端部に形成された各連通口49a,49bを通って、他方の領域内(領域E1から領域E2、又は領域E2から領域E1)に送り込まれる。このため、トナーは第1の領域E1と第2の領域E2との間で循環するように搬送される。これにより、トナーカートリッジ26から補給された新しいトナーと現像容器40内のトナーとが混ざり合うので、トナーの状態(トナー中の新しいトナーの割合)が均一となり、色ムラや地汚れ等の不具合の発生が防止される。
現像ローラ41は、例えば、金属製の芯金と、その芯金の外周に配置された導電性ゴムで構成される。導電性ゴムとしては、例えば、導電性ウレタンゴムやシリコーンゴム等を使用可能である。現像ローラ41は、図5において反時計回りの方向に回転し、表面に保持した現像剤を現像ブレード43及び感光体7との対向位置へと搬送する。
供給ローラ42には、一般に、スポンジローラなどが用いられる。スポンジローラとしては、金属製の芯金の外周に、カーボンを混合して半導電化させた発泡ポリウレタンを付着したものが適当である。供給ローラ42は、現像ローラ41に対して当接しており、両ローラが当接して形成されるニップ部は、通常約1mm〜3mm程度に設定される。
上記現像ブレード43は、例えば、厚さ0.1mm程度のSUSなどの金属板で構成される。現像ブレード43は、その先端側で現像ローラ41の表面に当接している。現像ブレード43による現像ローラ41上のトナー量の制御は、現像特性を安定させ良好な画質を得るために非常に重要なパラメータである。そのため、通常の製品においては現像ローラ41に対する現像ブレード43の当接圧は20〜60N/m程度、ニップ部の位置は現像ブレード43の先端から0.5±0.5mm程度に厳しく管理されている。また、これらのパラメータは、使用するトナー、現像ローラ、供給ローラなどの特性に合わせて適宜決定される。
図5を参照しつつ、現像装置9における現像動作について説明する。
作像動作開始の指示があり、現像ローラ41と供給ローラ42の回転が開始されると、供給ローラ42によって現像ローラ41の表面にトナーが供給される。本実施形態では、供給ローラ42が現像ローラ41に対してカウンター方向(図5において反時計回り)に回転することで、現像容器40内のトナーを現像ローラ41の表層まで効率よく供給できるようにしている。さらに、現像ローラ41と供給ローラ42の回転数比を1に設定することで、良好なトナー供給機能を確保することが可能である。
現像ローラ41上に担持されたトナーは、現像ローラ41と現像ブレード43とのニップ部を通過することにより、トナー層の厚さが規制されると同時に摩擦荷電させられる。そして、現像ローラ41上のトナーが感光体7との対向位置(現像領域)に搬送されると、トナーが感光体7上の静電潜像へ静電的に転移してトナー像が形成される。
次に、現像装置へのトナー補給動作について説明する。
現像装置へのトナーの補給は、現像容器40内のトナー量が所定の基準値以下となった場合に行われる。具体的に、トナー量が基準値以下であるか否かは、第1の領域E1に配置された2つの導光部材46,47の先端部間で光が透過するか否かに基づいて判定される。現像容器40内のトナー量が基準値以上である場合、各導光部材46,47の先端部間にトナーが介在し、一方の導光部材から他方の導光部材に光が透過しない。一方、トナー量が基準値以下となると、各導光部材46,47の先端部間にトナーが介在しなくなるため、一方の導光部材から他方の導光部材に光が透過するようになる。この光の透過を検知することで、トナーを補給すべきタイミングを把握する。
トナーを補給すべきタイミングであると判定された場合は、トナーカートリッジ26内の搬送スクリュー53が回転を開始し、トナーが排出口52へ向かって搬送される。そして、トナーは排出口52から貫通孔116及び補給口39を介して現像容器40内に補給される。また、トナー補給時にアジテータ54が回転することで、トナーカートリッジ26内のトナーが撹拌されると共に、搬送スクリュー53の回転領域にトナーが移送される。その後、現像容器40内のトナー量が、トナー補給によって所定の基準値よりも多くなると、搬送スクリュー53とアジテータ54の回転駆動が停止してトナー補給動作を終了する。
ここで、図13を参照して、比較例に係る現像装置の構成について説明する。
図13は、比較例に係る現像装置9を搬送スクリュー44,45の軸方向に沿って切断した断面図である。
図13に示すように、比較例に係る現像装置9では、上記本発明の実施形態に係る現像装置9と同様に、現像容器40の内部空間が隔壁48によって、上側の第1の領域E1と、下側の第2の領域E2とに区画されている。第1の領域E1と第2の領域E2は、それぞれ水平方向へ伸びるように形成されており、隔壁48の両端部に設けられた連通口49a,49bを介して互いに上下方向に連通している。
また、各領域E1,E2には、それぞれ搬送スクリュー44,45が配置されており、各搬送スクリュー44,45によって、トナーTは水平方向でかつ互いに反対方向(図の矢印A方向と矢印C方向)に搬送される。上側の第1の領域E1のトナー搬送方向上流側に設けられた補給口39からトナーTが補給されると、第1の領域E1に配置された搬送スクリュー44によってトナーが図の矢印A方向に搬送される。そして、トナーTは、第1の領域E1のトナー搬送方向下流側に設けられた連通口49aから図の矢印B方向に落下し、下側の第2の領域E2に供給される。さらに、第2の領域E2に供給されたトナーTは、第2の領域E2に配置された搬送スクリュー45によって図の矢印C方向に搬送され、そのトナー搬送方向下流側に設けられた連通口49bから図の矢印D方向に押し上げられ、第1の領域E1に戻される。このように、トナーTは第1の領域E1と第2の領域E2との間で循環搬送され混合される。
また、図13に示す例では、各搬送スクリュー44,45のトナー搬送方向下流端に、螺旋状の羽根の巻き方向が逆転した逆巻部44c,45cが設けられている。これらの逆巻部44c,45cでは、そのトナー搬送方向上流側とは反対方向にトナーTが搬送されるため、トナーT同士がぶつかる。これにより、搬送スクリュー44,45の軸方向と交差する方向へトナーTを搬送する搬送力が得られ、トナーTを落下又は押し上げやすくなる。
さらに、比較例では、第1の領域E1に配置された搬送スクリュー44が、その一部において、螺旋状の羽根441が設けられておらず、代わりに平面状の羽根442が軸方向に設けられた撹拌部44bを有する。この撹拌部44bでは、搬送スクリュー44の回転に伴って平面状の羽根442が回転することで、トナーTが主に周方向に移動し、撹拌される。すなわち、第1の領域E1に配置された搬送スクリュー44は、螺旋状の羽根441によってトナーTを軸方向に移動させる搬送力が得られる搬送部44aと、平面状の羽根442によってトナーTを周方向に移動させる撹拌力が得られる撹拌部44bとを有する。
また、図13に示す例では、撹拌部44bは、搬送スクリュー44の軸方向中間部周辺に配置されている。このため、補給口39から補給されたトナーTは、まず上流側の搬送部44aによって下流側に搬送され、撹拌部44bに達して撹拌された後、さらに下流側の搬送部44aによって下流側の連通口49aへと搬送される。なお、図13に示す例では、第2の領域E2に配置された搬送スクリュー45には、平面状の羽根が設けられた撹拌部はないが、この搬送スクリュー45にも同様に撹拌部を設けてもよい。
上述のように、比較例に係る現像装置9では、第1の領域E1と第2の領域E2との間でトナーTが循環搬送される。しかしながら、これらの領域E1,E2においてはトナーTが堆積しやすい箇所が存在する。具体的には、撹拌部44b付近の箇所(符号H1で示す箇所)と、トナーTが落下する連通口49a付近の箇所(符号H2で示す箇所)と、トナーTが押し上げられる連通口49b付近の箇所(符号H3で示す箇所)である。撹拌部44bでは、搬送スクリュー44に螺旋状の羽根441が設けられていないため、軸方向へのトナー搬送力が得られ難く、また、各連通口49a,49bにおいては、搬送スクリュー44,45の軸方向と交差する方向にトナーを移動させるため、これらの箇所ではトナー搬送速度が遅くなる。このため、上流側から次々にトナーTが搬送されてくることで、トナーTが堆積しやすい。そして、これらの箇所において、トナーTがある程度堆積すると、上流側からトナーTと一緒に移動してくる空気が下流側で堆積するトナーTによって流れにくくなり、特にトナーTが堆積する箇所よりも上流側で内圧が高くなる。これにより、トナーTが加圧されて凝集すると、トナーTの円滑な搬送ができなくなる虞がある。
これに対し、本発明の実施形態に係る現像装置9では、上記のようなトナー搬送不良を改善するため、以下のような対策を講じている。
図6は、本発明の実施形態に係る現像装置9を搬送スクリュー44,45の軸方向に沿って切断した概略断面図、図7は、本発明の実施形態に係る現像装置9の外観斜視図である。
図6に示すように、本発明の実施形態に係る現像装置9には、現像容器40の内外で空気を通過させる3つの通気孔60a,60b,60cと、各通気孔60a,60b,60cを覆う通気シート61a,61b,61cが設けられている。それ以外は、基本的に上述の比較例について説明した構成と同様である。以下、説明しやすくするため、便宜的に、補給口39に最も近い通気孔60aを「第1の通気孔」、次に近い通気孔60bを「第2の通気孔」、最も離れた通気孔60cを「第3の通気孔」と称することにする。
詳しい作用効果については後述するが、これらの通気孔60a,60b,60cは、現像装置9における粉体収容部(第1の領域E1及び第2の領域E2)内での内圧の高まりを効果的に抑制するため、トナーが堆積しやすい堆積部よりもトナー搬送方向上流側に設けられている。
具体的に、第1の通気孔60aは、補給口39よりもトナー搬送方向下流側であって、撹拌部44bよりもトナー搬送方向上流側に設けられている。また、第2の通気孔60bは、撹拌部44bよりもトナー搬送方向下流側であって、トナーが落下する連通口49aよりもトナー搬送方向上流側に設けられている。また、第3の通気孔60cは、第2の通気孔60bよりもトナー搬送方向下流側であって、トナーが押し上げられる連通口49bよりもトナー搬送方向上流側に設けられている。なお、ここでいう「トナー搬送方向」とは、補給口39からトナーが補給される位置を始点とした場合のトナー搬送方向を意味する。以下、同様である。また、以下の説明において、トナーが落下する連通口49aを「落下口」と称し、トナーが押し上げられる連通口49bを「押し上げ口」と称することにする。
各通気孔60a,60b,60c及び各通気シート61a,61b,61cは、いずれも、トナーによって塞がれるのを防止するため、現像容器40の上面に設けられている。詳しくは、上側に配置された第1の領域E1における搬送スクリュー44と対向する上面に、各通気孔60a,60b,60cが設けられている。また、これらの通気孔60a,60b,60cのうち、第3の通気孔60cは、落下口49aの上方に配置されている。すなわち、第3の通気孔60cは、落下口49aと上下方向に少なくとも一部(図6における符号Xで示す範囲の部分)が重なる(対向する)ように設けられている。
図7に示すように、本実施形態では、第1の通気孔60aと第3の通気孔60cが、トナー搬送方向(現像装置9の長手方向)に伸びる長方形の孔で構成され、第2の通気孔60bは、正方形の孔で構成されている。このように、各通気孔60a,60b,60cにおけるトナー搬送方向長さをこれと直交する方向の長さ以上となるように構成することで(L1a>L2a、L1b=L2b、L1c>L2c)、トナーがトナー搬送方向へ多く堆積しても、堆積するトナーによって各通気孔60a,60b,60cが塞がれにくくなり、通気性を確保することができる。特に、第1の通気孔60aや第3の通気孔60cのように、トナー搬送方向長さをこれと直交する方向の長さよりも長くすることで(L1a>L2a、L1c>L2c)、これらの通気孔60a,60cはより塞がれにくくなる。
しかしながら一方で、各通気孔60a,60b,60cを大きくし過ぎると、使用者がプロセスユニットを着脱する際に各通気口60a,60b,60cに設けられている通気シート61a,61b,61cに触れやすくなり、通気シート61a,61b,61cが破れる虞がある。従って、各通気孔60a,60b,60cのサイズは必要最小限であることが望ましい。本実施形態では、第2の通気孔60bのトナー搬送方向長さを、第2の通気孔60bと隣り合う第3の通気孔60cのトナー搬送方向長さよりも短くすることで(L1b<L1c)、これらの通気孔60b,60cが設けられる範囲が広くなり過ぎないようにしている。また、反対に、第2の通気孔60bのトナー搬送方向と直交する方向の長さを、第3の通気孔60cのトナー搬送方向と直交する方向の長さよりも長くすることで(L2b>L2c)、第2の通気孔60bの通気量を確保している。
上述のように、通気性の確保や使用者が触れることによる破損の虞などを考慮して各通気孔60a,60b,60cの形状及びサイズが決定されているが、これらの形状及びサイズは適宜変更可能である。例えば、図8に示す変形例のように、第2の通気孔60bをトナー搬送方向に伸びる長方形に形成し、第3の通気孔60cを正方形に形成してもよい。また、通気孔が設けられる範囲が多少大きくなっても構わなければ、図9に示す変形例のように、上述の第2の通気孔60bと第3の通気孔60cとを一体化した1つの通気孔60dとし、これを1つの通気シート61dで覆うようにしてもよい。また、各通気孔60a,60b,60cの形状は長方形又は正方形の矩形状に限らず、円形や楕円形、あるいはその他の形状であってもよい。
各通気シート61a,61b,61cは、樹脂製の多孔質膜等で構成され、トナーを通過させず、かつ、空気を通過させる機能を有する。また、通気シート61a,61b,61cは撥油性を有するシート材で構成されることが望ましい。この場合、通気シート61a,61b,61cにトナーが付着しにくくなるため、トナーが付着することによる通気性の低下を防止することができる。
図10に、通気シートの現像容器への取付構造を示す。
図10において、(a)は、通気シートを現像容器に取り付けた状態の断面側面図、(b)は、その平面図である。なお、図10に示す通気シートは、第1の通気孔60aに設けられた通気シート61aであるが、各通気シート61a,61b,61cの取付構造は同様であるので、他の通気シート61b,61cの取付構造については図示省略する。
図10(a)に示すように、本実施形態における通気シート61aは、粘着部材である両面粘着テープ62を介して現像容器40の外面に貼り付けられている。また、両面粘着テープ62に代えて、接着剤等の粘着部材を用いてもよい。
図10(b)において、斜線で示す部分は、通気シート61aの両面粘着テープ62が貼り付けられた部分である。この図に示すように、通気シート61aは、通気孔60aよりも縦横両方向に大きく構成されており、両面粘着テープ62は、その通気シート61aの周縁全体に渡って設けられている。また、両面粘着テープ62は、通気孔60aにおける通気性を損なわないように、通気孔60aとは重ならないように配置されている。すなわち、両面粘着テープ62は、通気シート61aにおける通気可能な範囲(両面粘着テープ62が貼り付けられていない範囲)が、通気孔60aの開口範囲以上となるように(F1≧G1、F2≧G2)、貼り付けられている。
以下、図11を参照しつつ、上記各通気孔60a,60b,60cの作用効果について説明する。
図11に示すように、本実施形態に係る現像装置9において、トナーTが循環搬送されると、図13に示す比較例に係る現像装置9と同様に、撹拌部44b付近の箇所(符号H1で示す箇所)と、落下口49a付近の箇所(符号H2で示す箇所)と、押し上げ口49b付近の箇所(符号H3で示す箇所)で、トナーTが多く堆積する。しかしながら、本実施形態では、比較例と異なり、これらのトナーTが堆積する堆積部H1,H2,H3よりもトナー搬送方向上流側に通気孔60a,60b,60cが設けられているので、トナー搬送に伴って移動する空気が各通気孔60a,60b,60cを介して外部に排出される。
詳しくは、第1の通気孔60aからは、主に撹拌部44b付近でトナーTが堆積する堆積部H1よりもトナー搬送方向上流側の空気が排出される。また、第2の通気孔60bからは、主に落下口49a付近でトナーTが堆積する堆積部H2よりもトナー搬送方向上流側の空気が排出される。また、第3の通気孔60cからは、主に押し上げ口49b付近でトナーTが堆積する堆積部H3よりもトナー搬送方向上流側の空気が排出される。なお、図11では、落下口49aが堆積するトナーTによって塞がれたようになっているが、実際は、トナーTによって落下口49aが完全に塞がれることはほとんどなく、第2の領域E2内の空気を落下口49aを介して第3の通気孔60cから排出することができる。さらに、本実施形態では、第3の通気孔60cを落下口49aと重なるように設けているので、第2の領域E2内の空気を落下口49aを介して第3の通気孔60cから排出しやすくなる。
また、図11の二点鎖線で示すように、本実施形態では、現像装置9の上方にトナーカートリッジ26が装着される容器保持部材102が配置されるが、この容器保持部材102の底部111と現像装置9の上面との間には隙間が設けられている。このため、容器保持部材102が現像装置9の上方に配置されても、各通気孔60a,60b,60cが容器保持部材102の底部111によって塞がれることはなく、各通気孔60a,60b,60cから排出される空気は、前記隙間を介して流れ出ることができる。
以上のように、本実施形態に係る現像装置9では、トナー搬送時にトナーと一緒に移動する空気を各通気孔60a,60b,60cを介して外部に排出することができるので、現像装置9の搬送路(第1の領域E1及び第2の領域E2)で内圧が高くなるのを抑制することができる。これにより、トナーが凝集するのを防止することができ、トナーの流動性を確保して円滑な搬送を長期に亘って実現することができる。
図12は、本発明の他の実施形態に係る現像装置9の概略断面図である。
図12示す実施形態では、上述の実施形態とは補給口39の位置が異なる。本実施形態では、上述の実施形態に比べ、補給口39をトナー搬送方向下流側に配置している。そして、この補給口39よりもトナー搬送方向上流側に、新たに第4の通気孔60e及びこれを覆う通気シート61eを設けている。
図12に示すように、補給口39の直下位置(符号H4で示す箇所)では、補給されたトナーTが多く堆積することがある。そこで、このような補給されたトナーTが堆積する堆積部H4よりもトナー搬送方向上流側に第4の通気孔60eを設けることで、トナー搬送に伴って移動する空気を第4の通気孔60eを介して外部に排出することができる。これにより、特に、補給口39付近の堆積部H4よりもトナー搬送方向上流側の空間で内圧が高くなるのを抑制することができ、トナーが凝集するのを防止することができる。
また、本実施形態では、第4の通気孔60eが、押し上げ口49bの上方に(少なくとも一部が重なるように)配置されていることで、押し上げ口49bからトナーTが押し上げられる際、トナーTと一緒に上方へ移動する空気を第4の通気孔60eを介して排出することができる。これにより、トナーTを押し上げやすくなり、トナー搬送性が向上する。
以上、本発明の他の実施形態について説明したが、上記説明した点以外は上述の実施形態と基本的に同様の構成であり、同様の作用効果を奏することができるので説明を省略する。
なお、上述の各実施形態は、水平方向に伸びる搬送路(第1の領域E1及び第2の領域E2)を上下に並べて配置した現像装置に対して本発明を適用した例であるが、本発明は、水平方向に伸びる搬送路をその伸びる方向とは交差する水平方向に(並列に)並べて配置した現像装置にも適用可能である。このような現像装置においても、上述の各実施形態と同様に、一方の搬送路から他方の搬送路へトナーを搬送する箇所では、搬送スクリューの軸方向と交差する方向にトナーを移動させるため、トナー搬送速度が遅くなり、トナーが堆積しやすい傾向にある。従って、このような現像装置においても、搬送路における搬送スクリューと対向する上面に通気孔を設けることで、内圧が高くなるのを抑制することができ、トナーが凝集することによるトナー搬送不良を防止することが可能である。
また、上述の各実施形態では、現像装置に平面状の羽根を有する撹拌部が設けられているが、平面状の羽根はトナーを撹拌する以外の目的で設けられたものであってもよい。例えば、平面状の羽根は、トナー量検知センサに用いられる導光部材の光出射面や光入射面を清掃するために、これらに接触するように設けられたものであってもよい。斯かる構成においても、搬送スクリューの平面状の羽根が設けられた箇所(清掃部)では、軸方向のトナー搬送力が得られ難く、その付近でトナーが堆積しやすいため、通気孔を設けることで内圧の上昇を抑制し、トナー搬送不良を防止することが可能である。
また、上述の通気孔及び通気シートに関する各実施形態の構成(図6〜図12に示す構成)は、現像装置(現像容器)に限らず、トナーカートリッジや廃トナー収容容器などの粉体収容容器にも同様に適用可能である。
次に、トナーカートリッジに通気孔及び通気シートを設けた構成について説明する。
なお、以下に説明する点以外は、上述の実施形態に係るトナーカートリッジと同様であるので、重複する部分の説明については省略する。
図14及び図15は、トナーカートリッジ26の外観斜視図、図16は、トナーカートリッジ26を上方から見た平面図、図17は、トナーカートリッジ26を搬送スクリュー53の軸方向に沿って切断した断面図である。なお、図16及び図17において、一点鎖線は、搬送スクリュー53の回転軸の位置を示す線である。
図14及び図15に示すように、トナーカートリッジ26は、上ケース55と下ケース56を互いに接合して成る長手状の容器本体50を有する。容器本体50内の現像剤収容部51には、その長手方向に渡って搬送スクリュー53が収容されている(図17参照)。この搬送スクリュー53によって、現像剤収容部51内のトナーが容器本体50の一端部側(図14、図15における右端部側)に設けられた排出口52へと搬送される。また、容器本体50には、排出口52を開閉するためのシャッタ59が設けられている。
排出口52が設けられた容器本体50の一端部側には、トナーカートリッジ26の内外で空気を通過させる通気孔70と、通気孔70を覆う通気シート71とが設けられている。通気シート71は、上述の現像装置9に設けられたものと同様に、樹脂製の多孔質膜等で構成され、トナーを通過させず、かつ、空気を通過させる機能を有する。また、通気シート71にトナーが付着しにくくするため、通気シート71は撥油性を有するシート材で構成されることが望ましい。本実施形態では、通気孔70と通気シート71は、1つずつ設けられているが、それぞれ複数設けられていてもよい。
図17に示すように、通気孔70と通気シート71は、現像剤収容部51における搬送スクリュー53と対向する上面、すなわち、容器本体50の上面に設けられている。また、通気孔70と通気シート71とが設けられた部分は、上ケース55が凹むように形成された上面凹部66となっている。この上面凹部66は、上ケース55の背面側に形成された背面凹部67(図14、図15、図16参照)と共に、使用者がトナーカートリッジ26を把持する際の把持部65となる部分である。
詳しくは、上面凹部66は、トナーカートリッジ26が装置本体100に装着された状態で、水平方向に配置される底面部66aと、底面部66aの両側方で上方に立ち上がる左右側面部66b,66cと、底面部66aの後方(背面側)で上方に立ち上がる後側面部66dとで構成されている。これらうち、底面部66aに、通気孔70と通気シート71が設けられている。また、これらのうち、特に後側面部66dが、把持部65として機能する。
図18に、トナーカートリッジ26の把持の仕方の一例を示す。
使用者はトナーカートリッジ26を把持する際、図18に示すように、親指を上面凹部66の後側面部66dに当て、それ以外の指を背面凹部67に当てることで、トナーカートリッジ26を挟持することができる。また、本実施形態では、指が滑りにくいように、後側面部66dに滑り止め部材として複数のリブ68が設けられている。
ところで、トナーカートリッジから現像装置にトナーを補給する際、搬送スクリューによってトナーカートリッジ内のトナーを排出口へ搬送すると、トナーと一緒に空気も排出口から押し出されるため、トナーカートリッジの内圧が低下する。ここで、トナーカートリッジに上記のような通気孔70が無い場合は、内圧の低下に伴って排出口からトナーカートリッジ内に空気が流入するため、流入する空気によってトナーが逆流し、トナーが良好に搬送(補給)できないといった不具合が生じることがある。
これに対し、上記本発明の実施形態に係るトナーカートリッジ26では、通気孔70を設けているので、トナー搬送時(トナー補給時)に排出口52からトナーと一緒に空気が排出されても、通気孔70を介して外部からトナーカートリッジ26内へ空気を流入させることができる。これにより、トナー搬送に伴うトナーカートリッジ26の内圧の低下を抑制することができる。しかも、上記実施形態では、通気孔70を排出口52側に設けているので、排出口52付近での内圧の低下を効果的に抑制することができる。このように、上記実施形態に係るトナーカートリッジ26では、トナー搬送に伴う内圧の低下を効果的に抑制することができるので、排出口52からのトナーの逆流を防止することができ、トナーを良好に搬送(補給)することができる。
また、上記実施形態に係るトナーカートリッジ26では、通気孔70と通気シート71が現像剤収容部51における搬送スクリュー53と対向する上面に設けられている。このため、通気孔70と通気シート71はトナーによって塞がれにくく、通気性を長期に亘って維持することができる。
さらに、通気シート71にトナーが付着した場合であっても、使用者がトナーカートリッジ26を着脱する際に生じる振動によって、通気シート71からトナーを落下させることができる。特に、上記実施形態では、通気シート71が把持部65の近傍に配置されているので、使用者が把持部65(上面凹部66及び背面凹部67)に触れた際に生じる振動が通気シート71に伝播しやすい。このため、通気シート71に付着しているトナーを効果的に落下させることができ、通気性を回復させることができる。
また、上記実施形態では、通気シート71が上面凹部66の特に凹んだ底面部66aに設けられているため、使用者が誤ってトナーカートリッジ26を落下させた場合でも、通気シート71が周囲に衝突しにくく、破損しにくい。
また、使用者が把持部65を把持するときなど、使用者が不意に通気シート71に触れた際に通気シート71が破損する虞がある場合は、図19に示す実施形態のように、通気シート71の周囲に突起72を設けてもよい。この突起72は、上下方向の厚さが通気シート71よりも厚く形成され、通気シート71の上面よりも上方に突出するように形成されている。このような突起72を設けることで、使用者が通気シート71に触れにくくなるため、通気シート71の破損を回避することができる。なお、突起72は、通気シート71の周囲の全体(全周)に渡って設けられていてよいし、部分的に設けられていてもよい。
また、図19に示す実施形態とは反対に、使用者が通気シート71に触れても破損の虞が無い場合は、通気シート71を使用者が触れる位置に配置してもよい。具体的には、図20に示す実施形態のように、使用者がトナーカートリッジ26を把持する際に触れる上面凹部66の後側面部66d(把持部65)に通気シート71及び通気孔70を配置する。これにより、使用者がトナーカートリッジ26を把持する際に、通気シート71に指が直接触れることで、通気シート71に振動が生じやすくなり、通気シート71に付着したトナーをさらに効果的に落下させることができるようになる。また、使用者が通気シート71の位置を確認しやすくするため、通気シート71を容器本体50とは異なる色にし、通気シート71の視認性を向上させてもよい。
以上、トナーカートリッジに通気孔及び通気シートを設けた実施形態について説明したが、上記実施形態の構成(図14〜図20に示す構成)は、トナーカートリッジ以外に、現像装置(現像容器)や廃トナー収容容器などの粉体収容容器にも同様に適用可能である。
6Y,6M,6C,6Bk プロセスユニット
7 感光体(潜像担持体)
9 現像装置
26 トナーカートリッジ(粉体収容容器)
27 廃トナー収容容器(粉体収容容器)
39 補給口
40 現像容器(粉体収容容器)
41 現像ローラ(現像剤担持体)
42 供給ローラ(現像剤供給部材)
43 現像ブレード(現像剤規制部材)
44 搬送スクリュー(搬送部材)
44a 搬送部
44b 撹拌部
45 搬送スクリュー(搬送部材)
49a 連通口(落下口)
49b 連通口(押し上げ口)
60a〜61e 通気孔
61a〜61e 通気シート
E1 第1の領域(上側収容部)
E2 第2の領域(下側収容部)
L1a〜L1c 通気孔のトナー搬送方向長さ
L2a〜L2c 通気孔のトナー搬送方向と直交する方向の長さ
特開2013−231802号公報

Claims (15)

  1. 画像形成に用いられる粉体が収容される粉体収容部と、
    前記粉体収容部内で前記粉体を搬送する搬送部材と、
    を備える粉体収容容器であって、
    前記粉体収容部の内外で空気を通過させる通気孔を、前記粉体収容部における前記搬送部材と対向する上面に設けたことを特徴とする粉体収容容器。
  2. 前記通気孔を、前記粉体収容部内で前記粉体が堆積しやすい堆積部よりも粉体搬送方向上流側に設けた請求項1に記載の粉体収容容器。
  3. 前記搬送部材は、螺旋状の羽根が設けられた搬送部と、平面状の羽根が設けられた撹拌部と、を有し、
    前記通気孔を、前記撹拌部よりも粉体搬送方向上流側に設けた請求項1又は2に記載の粉体収容容器。
  4. 前記粉体収容部は、前記粉体が落下する落下口を有し、
    前記通気孔を、前記落下口よりも粉体搬送方向上流側に設けた請求項1から3のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  5. 前記粉体収容部は、前記粉体が上方へ押し上げられる押し上げ口を有し、
    前記通気孔を、前記押し上げ口よりも粉体搬送方向上流側に設けた請求項1から4のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  6. 前記粉体収容部は、前記粉体が落下する落下口を有し、
    前記通気孔を、前記落下口の上方であって、前記落下口と上下方向に少なくとも一部が重なるように設けた請求項1から5のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  7. 前記粉体収容部は、前記粉体が押し上げられる押し上げ口を有し、
    前記通気孔を、前記押し上げ口の上方であって、前記押し上げ口と上下方向に少なくとも一部が重なるように設けた請求項1から6のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  8. 前記通気孔における粉体搬送方向長さがこれと直交する方向の長さ以上となるように、前記通気孔を構成した請求項1から7のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  9. 前記通気孔に、前記粉体を通過させず、かつ、空気を通過させる通気シートを設け、
    前記通気シートを撥油性を有するシート材とした請求項1から8のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  10. 前記通気孔に、前記粉体を通過させず、かつ、空気を通過させる通気シートを設け、
    前記通気シートの通気可能な範囲を、前記通気孔の開口範囲以上となるようにした請求項1から9のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  11. 前記粉体収容部は、上側に配置される上側収容部と、下側に配置される下側収容部と、前記上側収容部から前記下側収容部へ前記粉体が落下する落下口と、前記下側収容部から前記上側収容部へ前記粉体が押し上げられる押し上げ口とを有する請求項1から10のいずれか1項に記載の粉体収容容器。
  12. 前記上側収容部に、外部から前記粉体を補給する補給口を設けた請求項11に記載の粉体収容容器。
  13. 画像形成に用いられる粉体としての現像剤を収容する現像容器と、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像容器内の現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像剤供給部材と、
    前記現像剤担持体に担持された現像剤量を規制する現像剤規制部材と、
    を備える現像装置であって、
    前記現像容器として、請求項1から12のいずれか1項に記載の粉体収容容器を用いたことを特徴とする現像装置。
  14. 潜像を担持する潜像担持体と、
    前記潜像担持体に担持される潜像を現像する現像装置と、
    を備えると共に、
    画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットであって、
    前記現像装置として、請求項13に記載の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスユニット。
  15. 請求項1から12のいずれか1項に記載の粉体収容容器、請求項13に記載の現像装置、又は請求項14に記載のプロセスユニットを備えることを特徴とする画像形成装置。
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