JP2010203681A - 焼結機の原料装入装置 - Google Patents

焼結機の原料装入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010203681A
JP2010203681A JP2009049410A JP2009049410A JP2010203681A JP 2010203681 A JP2010203681 A JP 2010203681A JP 2009049410 A JP2009049410 A JP 2009049410A JP 2009049410 A JP2009049410 A JP 2009049410A JP 2010203681 A JP2010203681 A JP 2010203681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
chute
raw material
pallet
sintering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009049410A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Yanagihara
一希 柳原
Koji Fujioka
浩二 藤岡
Masakazu Tsukamoto
正和 塚本
Hiroyuki Kominami
博之 小南
Jun Takahashi
純 高橋
Masahiro Kondo
正洋 近藤
Hiromitsu Kawamoto
普充 川本
Yutaka Sasa
豊 佐々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP2009049410A priority Critical patent/JP2010203681A/ja
Publication of JP2010203681A publication Critical patent/JP2010203681A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

【課題】ホッパーからロールフィーダを介して切り出された焼結原料を傾斜した装入シュート上を滑走させパレットに装入する焼結機の原料装入装置において、パレットに装入された焼結原料層に充分な粒度偏析を持たせることができるようにすると共に、パレット上に焼結原料を装入するシュートに焼結原料が付着堆積するのを防止し、焼結原料のスムースな装入を行うことができる焼結機の原料装入装置を提供する。
【解決手段】水平面となす角が装入シュート11より小さな補助プレート12を装入シュート下端に当てた状態でシリンダー21により進退させ、補助プレート12からの焼結原料をパレットの進行方向に分散させ
かつ補助プレート上に付着堆積する焼結原料を装入シュート11で擦り取って除去する。
【選択図】図4

Description

本発明は、焼結原料をパレットに装入する焼結機の原料装入装置に関する。
焼結機においては、パレットに装入された焼結原料層の通気性が焼結鉱の生産性及び品質を向上させるうえで重要な要素となっている。
パレットに装入された焼結原料層の通気性を向上させるには、焼結原料層の高さ方向に粒度偏析を持たせることが必要で、特許文献1には、ロールフィーダの焼結原料切り出し位置と装入シュートとの高さ方向の距離を充分にとって粒度偏析を行うのに充分な慣性力を与え、また落差の衝撃による原料擬似粒子の破壊を防止するために装入シュート下端に装入シュートより屈折する、傾斜角が調整可能なフラッパーを設けて焼結原料の滑走速度を制動させる原料装入装置が開示されている。
また特許文献2には、装入シュートに補助シュートを接続し、該補助シュートを上下に揺動させることによって焼結原料をパレットの進行方向の広い範囲に分散させることによって焼結原料層に粒度偏析を持たせる方法が開示されている。
パレットに焼結原料を装入する装入シュートには、焼結原料が付着し、これが堆積して焼結原料の円滑な装入を妨げることがある。装入シュートに焼結原料が堆積するのを防止するため、スクレーパを設けて装入シュートに付着堆積する焼結原料を擦り落とすようにしたものも知られ、特許文献3には、固定シュート(下部シュート)上に可動装入シュート(可動シュート)を下部シュートに沿ってスライド可能に設置し、可動シュートの上下動によって可動シュート上部に設けてある固定式のスクレパーで可動シュートに付着している焼結原料を擦り落とす機能を有する原料装入装置が開示されている。
実願昭60−110091号(実開昭62−17793号)のマイクロフィルム 特開平10−238960号公報 特開平3−236425号公報
本発明は、パレットに装入された焼結原料層に充分な粒度偏析を持たせることができるようにすると共に、パレット上に焼結原料を装入する装入シュートに焼結原料が付着堆積するのを防止し、焼結原料のスムースな装入を行うことができる焼結機の原料装入装置を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、ホッパーからロールフィーダを介して切り出された焼結原料を傾斜した装入シュート上を滑走させパレットに装入する焼結機の原料装入装置において、水平面となす角が装入シュートより小なる補助プレートを装入シュート下端に接するか、或いは接近して設けると共に、前記補助プレートを装入シュートより進退させる作動装置を設けたことを特徴とし、
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、補助プレートの水平面に対する角度を装入シュートに接するか、或いは接近した状態で調節することができる調節機構を設けたことを特徴とする。
本発明者らは、図1に示すようにサージホッパー1からロールフィーダ2を介して切り出された焼結原料を傾斜した装入シュート3上を滑走させパレットに装入する焼結機の原料装入装置において、図示するような従来の装入シュート3では、パレットに装入された焼結原料が図の一点鎖線で示すように山盛状に堆積しては一挙に崩れて落ちて流れる”ナダレ”現象が繰り返され、この”ナダレ”現象が粒度偏析を乱す原因となっていることを突き止めた。そしてこの”ナダレ”現象を抑制するための方法として、図2に示すように装入シュート5の先端部5aを屈折させて水平面となす角αを装入シュート5が水平面となす角βよりも小さくし、これにより焼結原料がパレットの進行方向の広い範囲に分散されると共に、原料の装入角度を小さくして安息角に沿うように装入することを考え、実験を行った。実験は、図2に示す装入シュート5の水平角となす角βを48°とし、先端部5aが水平面となす角αを12°、24°、36°と変えて行い、パレット上に焼結原料を装入したときの焼結原料層各部での平均粒度を求めた。そして下記数式1により粒度偏析度を算出した。因みに角度γが48°である図1に示す装入シュート3(この装入シュート3は、先端部が屈折していない以外は、装入シュート5と同一条件で実験された)についても同様にして平均粒度を求め、粒度偏析度を算出した。結果を図3に示す。
図2に示されるように、先端部の角度αを装入シュート5の角度βより小さくした場合、どの角度でも図1に示す従来の装入シュート3を用いた場合に比べ粒度偏析が向上し、角度αが36°で最大の粒度偏析度を示した。
先端部5aを屈折させて水平面となす角αを小さくすると、滑走速度が低下し、焼結原料が先端部表面に付着して堆積し易くなり、焼結原料のスムースな装入を妨げる。付着堆積した焼結原料の掻き取りのためスクレーパを設ける場合、スクレーパによって焼結原料の円滑な装入が妨げられるが、請求項1に係わる発明のように、補助プレートを装入シュート下端に接するか、或いは接近させて進退させることにより、原料装入を損なうことなく補助プレート上に付着堆積する焼結原料が擦り取られ、焼結原料のスムースな装入が維持される。
請求項2に係わる発明によると、角度調節機構により補助プレートの角度を焼結原料の種類や装入量等に応じて最適角度に調節することができる。
従来の原料装入装置の概略図。 装入シュートの先端部を屈折させて焼結原料を装入した状態を示す図。 粒度偏析を示す図。 本発明に係わる原料装入装置の要部構成を示す側面図。 補助プレートを接続したディフレクタプレートの断面図。 補助プレートを角度調整したときの側面図。
以下、本発明の実施形態の原料装入装置について図面により説明する。
図4は、装入シュート11の下端に接続される補助プレート12と、該補助プレート12を進退させる作動装置及び補助プレート12の水平面に対する角度を調節する機構を備えた原料装入装置の要部を示すもので、上記構成について以下順に説明する。
装入シュート11は、図5に示すように断面が下端に向かって先細りに形成され、鋼板13上にセラミックライナ14が貼り付けた構造をなし、先端には耐摩耗性のある、ステンレス又は特殊鋼よりなる補強材15が取付けられている。
補助プレート12は水平面となす角が装入シュート11の水平面となす角よりも小さくし、かつ前記装入シュート11の補強材15に下方より当たっている。補助プレート12は補強材15とは接触しないで、僅かな隙間を存していてもよい。
作動装置は、図6に示すように前記補助プレート12を取着支持し、後述のレール部18に案内されてレール部上に進退可能に支持される台車19と、レール部18下に取着され、前記台車19をレール部18に沿って進退させる油圧又は空気圧のシリンダー21とよりなっている。
補助プレート17の角度調節機構は、一端をフレーム23に枢軸24に軸着したアーム25を備えたレール部18と、フレーム23より側方に突設され、前記枢軸24を曲率中心とする円弧板26とよりなり、該円弧板26は周方向に適当間隔で複数の穴27があけられ、レール部18と穴27に通した図示しないボルトと、その突出端に捩じ込んだナットによりレール部18が固定されるようになっており、孔27の取り付け位置を変えることにより、レール部18及び該レール部18上の台車19に支持される補助プレート12が枢軸24を支点として図6の矢印方向に回動し、傾きが変えられるようになっている。
本装置は、以上のように構成され、図1に示すサージホッパー1からロールフィーダ2により切り出された焼結原料は、装入シュート11上を滑走したのち補助プレート12に乗り移り、装入シュート11より勾配の緩い補助プレートで滑走速度が若干制動されて補助プレート端より落下し、図示しないパレットに装入される。
補助プレート12は、前記シリンダー21により台車19を介して図5の実線位置と一点鎖線位置との間を図の矢印方向に進退し、これにより焼結原料の散布をパレットの進行方向に分散し、かつ補助プレート上に付着堆積する焼結原料が補強材15により擦り取られるようになっている。
本装置によると、補助プレート12が焼結原料をパレットの進行方向の広い範囲に分散させた状態で進退することにより粒度偏析が向上すると共に、補助プレート上に付着堆積する焼結原料が装入シュート11に擦り取られて除去され、パレット上への焼結原料の装入をスムースに行うことができる。また焼結原料の種類や装入量に応じて補助プレート12の傾きを調節することにより粒度偏析を調節することができる。
1・・サージホッパー
2・・ロールフィーダ
3、5、11・・装入シュート
12・・補助プレート
13・・鋼板
14・・セラミックライナ
15・・補強材
7・・焼結原料層
18・・レール部
19・・台車
21・・シリンダー
23・・フレーム
24・・枢軸
25・・アーム
26・・円弧板
27・・孔

Claims (2)

  1. ホッパーからロールフィーダを介して切り出された焼結原料を傾斜した装入シュート上を滑走させパレットに装入する焼結機の原料装入装置において、水平面となす角が装入シュートより小なる補助プレートを装入シュート下端に接するか、或いは接近して設けると共に、前記補助プレートを装入シュートより進退させる作動装置を設けたことを特徴とする焼結機の原料装入装置。
  2. 前記補助プレートの水平面に対する角度を装入シュートに接するか、或いは接近した状態で調節することができる調節機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の焼結機の原料装入装置。
JP2009049410A 2009-03-03 2009-03-03 焼結機の原料装入装置 Withdrawn JP2010203681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049410A JP2010203681A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 焼結機の原料装入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049410A JP2010203681A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 焼結機の原料装入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010203681A true JP2010203681A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42965339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009049410A Withdrawn JP2010203681A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 焼結機の原料装入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010203681A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018079933A1 (ko) * 2016-10-31 2018-05-03 주식회사 포스코 원료 장입 장치 및 장입 방법
CN108931137A (zh) * 2017-05-27 2018-12-04 中冶长天国际工程有限责任公司 用于铺边料和应急布料的装置、铺料系统及焙烧机
JP2018204913A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 新日鐵住金株式会社 焼結原料粒の装入装置及び焼結原料粒の装入方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018079933A1 (ko) * 2016-10-31 2018-05-03 주식회사 포스코 원료 장입 장치 및 장입 방법
CN108931137A (zh) * 2017-05-27 2018-12-04 中冶长天国际工程有限责任公司 用于铺边料和应急布料的装置、铺料系统及焙烧机
CN108931137B (zh) * 2017-05-27 2023-09-01 中冶长天国际工程有限责任公司 用于铺边料和应急布料的装置、铺料系统及焙烧机
JP2018204913A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 新日鐵住金株式会社 焼結原料粒の装入装置及び焼結原料粒の装入方法
JP7047263B2 (ja) 2017-06-08 2022-04-05 日本製鉄株式会社 焼結原料粒の装入装置及び焼結原料粒の装入方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101482475B1 (ko) 분립체 저장 사일로용 이동식 반출 장치와 분립체 저장 사일로
JP2010203681A (ja) 焼結機の原料装入装置
JP5774357B2 (ja) 粉粒体供給機における粉粒体供給量調整装置及びその調整法
AU2015213261A1 (en) Moveable sand plow for locomotive
KR20120063600A (ko) 소결원료 장입장치
JP4598882B2 (ja) 焼結機の原料装入方法及び装置
JPH05229639A (ja) ベルトコンベヤシュート
JP4593177B2 (ja) 焼結原料の装入装置
JP4943562B2 (ja) 焼結機における原料装入装置
KR101427311B1 (ko) 펠리타이저
JPH0331769B2 (ja)
CN102700930B (zh) 大宽度多层式布料机
CN203682522U (zh) 新型挡边配料皮带清料装置
CN107185797A (zh) 一种建筑用筛沙机
WO2010018804A1 (ja) 焼結原料装入方法及び装置
JP5955269B2 (ja) 破砕機の位置調整可能な供給装置
JPH07110194A (ja) 焼結原料の装入装置
JP4405240B2 (ja) 粉粒体の定量供給装置
CN210980802U (zh) 一种烧结机分级分层布料装置
CN210675332U (zh) 一种液压复合辊式破碎机
JP6459723B2 (ja) 焼結機の原料装入装置
KR101723447B1 (ko) 표면처리장치 및 이를 구비하는 원료처리설비
CN214526449U (zh) 输送机尾轮部
JPH0343600Y2 (ja)
JP2012132056A (ja) 高炉用炉頂バンカー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120605