JP2010203628A - 空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置 - Google Patents

空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】快適性を損なうことなく省エネルギー化を図ることのできる空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置を提供する。
【解決手段】空気調和設備の制御装置にて空気調和設備から運転状況を示すデータを取得してメーカ側の遠隔管理装置に送信し、遠隔管理装置では、得られたデータから、使用電力量が目標値を超過してしまっている場合、快適性を満足しているのであれば、使用電力量を抑制させる制御指令を空気調和設備の制御装置に実行させるようにした。これにより、快適性を満足したまま、使用電力量を抑える。また、快適性を満足していないときには、使用電力量の超過分を、その時点以降の使用電力量の目標値に転嫁して目標値を低減させるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、業務用空気調和設備における省エネルギー化を図るための空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置に関する。
従来より、省エネルギー化を図るため、ビルディングや施設等の建物に設置された空気調和設備においては、その設定温度を、冷房時であれば高めに、暖房時であれば低めに設定することが推奨されている。
しかしながら、それはあくまでも「推奨」に過ぎず、個々の室内機において、快適度に応じて設定温度を調整してしまわれては、思うような省エネルギー効果が得られない。
また、建物内の空気調和設備を集中管理するものもあり(例えば、特許文献1参照。)、そのような集中管理方式においては、管理側で設定温度を一律に設定することができるが、これでは省エネルギー性を重視するあまり、室内機が設置された各空間の冷房や暖房の利きが十分ではなく、空気調和のそもそもの目的である快適性が損なわれることもある。
このように、省エネルギー化と快適性とは相反する関係にあり、そのバランスを取るのは非常に難しい。
特開2000−18687号公報
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、快適性を損なうことなく省エネルギー化を図ることのできる空気調和設備の遠隔管理システム、遠隔管理装置、制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的のものになされた本発明の空気調和設備の遠隔管理システムは、空気調和設備から当該空気調和設備の使用電力量を含む運転条件を示す情報を取得するクライアント端末と、クライアント端末に外部ネットワークを介して接続された遠隔管理装置と、を備え、クライアント端末は、予め定められたコンピュータプログラムに基づいた処理を自動的に実行することにより、空気調和設備の運転状況を示す情報を取得して遠隔管理装置に外部ネットワークを介して送信する。すると、遠隔管理装置は、予め定められたコンピュータプログラムに基づいた処理を自動的に実行することにより、運転状況を示す情報に基づいて、空気調和設備における使用電力量が予め設定した目標値を下回るよう、空気調和設備の運転条件情報を生成し、生成した運転条件情報を、外部ネットワークを介してクライアント端末に送信することを特徴とする。
そして、空気調和設備は、遠隔管理装置から送信された運転情報に基づき、当該空気調和設備の運転条件を変更することができる。
ここで、クライアント端末は、空気調和設備の制御装置とは別に独立して設け、制御装置と運転状況を示す情報などを通信によりやり取りできるようにしても良いし、本発明におけるクライアント端末を空気調和設備の制御装置そのものとすることもできる。
遠隔管理装置は、空気調和設備における使用電力量が予め設定した目標値を上回っている場合、空気調和設備で空気調和を行っている空間における快適性が満足されているか否かを診断し、診断の結果、快適性が満足されている場合には、空気調和設備における使用電力量を低減させる運転条件情報を生成する。これにより、空気調和設備における使用電力量が予め設定した目標値を下回るよう運転条件を補正できる。
また、遠隔管理装置は、クライアント端末から送信された空気調和設備の運転状況を示す情報に含まれる空気調和設備における使用電力量が、一定期間に対して設定された目標値を上回っている場合、運転条件情報として、その時点以降の使用電力量の目標値を低減した新たな目標値を生成することで、空気調和設備の使用電力量が、一定期間よりも長期の期間に対して設定された長期目標値を下回るようにする。これにより、前記の一定期間よりも長期の期間における空気調和設備における使用電力量を、予め設定した目標値を下回るようにできる。
ここで、一定の期間としては、1時間、1日、1週間、1ヶ月等といった期間に設定できる。そして、一定期間よりも長期の期間としては、一定期間が1時間であれば、長期の期間を1日、一定期間が1日であれば長期の期間を1週間、といった具合に適宜設定できる。
本発明は、外部ネットワークを介して空気調和設備の制御装置側から送信されてくる、空気調和設備の運転条件を示す情報に基づいて所定の処理を実行する遠隔管理装置とすることもできる。この遠隔管理装置においては、一定期間に対して設定された使用電力量の目標値を下回るよう、空気調和設備の運転条件を示す情報に基づき、その時点での空気調和設備の使用電力量を低減させるための空気調和設備の運転条件の生成、または、一定期間を複数の期間に区切ったときの各期間に対する使用電力量の目標値の配分を変更する情報の生成を実行することを特徴とする。
なお、このような遠隔管理装置は、空気調和設備のメーカ等に設置できる。
ここで、遠隔管理装置は、前年以前の各期間の使用電力実績量に基づき、各期間の使用電力量の目標値を設定することもできる。
本発明は、空気調和設備の制御装置であって、一定期間に対して設定された使用電力量の目標値を下回るよう、その時点での前記空気調和設備の使用電力に基づいて、空気調和設備の使用電力量の低減、または一定期間を複数の期間に区切ったときの各期間に対する使用電力量の目標値の配分の変更を実施することを特徴とすることもできる。
すなわち、本発明の空気調和設備は、前記のような遠隔管理装置が受信したデータに基づいて、上記のような処理を実行できるが、外部ネットワークを介した遠隔管理装置を用いることなく、いわゆるスタンドアローンの構成として、空気調和設備の使用電力量を抑えるための制御を行うこともできる。
本発明によれば、快適性を損なうことなく省エネルギー化を図ることが可能となる。
本実施の形態における空気調和設備の遠隔管理システムの全体構成を示す図である。 空気調和設備の制御装置と遠隔管理装置とによる、空気調和設備の使用電力量を目標値の範囲内に収めるための処理の流れを示す図である。 使用電力量の目標値の一例を示すものであり、(a)は1時間毎、(b)は1日毎の目標値を示す図である。 同、(a)は1週間毎、(b)は1ヶ月毎の目標値の例を示す図である。 快適性の診断処理の流れを示す図である。 空気調和設備の運転条件を補正する制御指令処理の流れを示す図である。 使用電力量の目標値の割り当て変更処理の流れを示す図である。 使用電力量の目標値の超過分の現時点以降への割り当て変更処理の流れを示す図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施形態における空気調和設備管理システムの全体構成を示す図である。
図1に示すシステムは、空気調和設備の制御装置(クライアント端末)10と、空気調和設備を製造したメーカ側に設けられる遠隔管理装置20と、を備える。
これら空気調和設備の制御装置10、遠隔管理装置20は、インターネット、専用回線、公衆電話回線網等のネットワーク(外部ネットワーク)100を介し、互いにデータ通信が可能とされている。
遠隔管理装置20は、コンピュータ装置からなり、外部のネットワーク100を介して空気調和設備の制御装置10とデータのやり取りを行う送受信部と、CPU等からなり、予め定められたコンピュータプログラムに基づいて所定の処理を自動的に実行する処理部と、メモリや各種記憶装置からなり、送受信部で受信したデータや処理部での処理結果等を記憶する記憶部と、を備える。
以下、空気調和設備の制御装置10と遠隔管理装置20とによる省エネルギー化のための制御処理について説明する。
なお、以下に説明する処理は、空気調和設備の制御装置10、遠隔管理装置20のそれぞれにおいて、予め定められたコンピュータプログラムに基づいて所定の処理を自動的に実行することで行われるものである。また、以下の説明において、判断処理の閾値として、温度、時間等の具体的な数値を挙げるが、これは例示するに過ぎず、適宜他の数値を閾値として用いることができるのは言うまでもない。
図2に示すように、空気調和設備の制御装置10は、空気調和設備の使用電力量を含む運転状況を示す情報を定期的(例えば、1日に一回、1時間に一回等)に検出する(ステップS101)。ここで、空気調和設備から検出する情報としては、例えば、使用電力量、室内機の吸い込み温度、室内機のON/OFF、室内機の熱交換器温度、室外機のファン回転数、室外機のコンプレッサ圧力、室外機のファンの圧力、膨張弁開度、およびこれらの設定値がある。
空気調和設備の制御装置10では、検出したこれらの情報を、ネットワーク100を介して遠隔管理装置20に送信する(ステップS102)。
メーカに設置された遠隔管理装置20では、空気調和設備の制御装置10から送信された空気調和設備の運転状況を示す情報を受信すると(ステップS103)、その時点での空気調和設備における使用電力量が目標値以下であるか否かを判定する(ステップS104)。
その結果、目標値を上回っていなければ、次回、使用電力量を計測するまでそのままの運転条件での運用を継続する。
目標値を上回っている場合には、空気調和設備の運転状況を補正制御する(ステップS105以降)。
以下、このようなステップS105以降の制御について詳述する。
まず、ユーザとメーカは、予め、当該空気調和設備の使用電力量の目標値を設定する。目標値は、年間の目標値とするのが好ましい。年間の目標値を設定するためには、以下のように詳細な電力量の目標値を設定する。図3、図4は、このようにして設定した電力量の目標値の例である。
・1時間毎の目標値(図3(a)参照)
・1日毎の目標値(図3(b)参照)
・1週間毎の目標値(図4(a)参照)
・1ヶ月毎の目標値(図4(b)参照)
このように目標値を設定するには、前年の電力量の実績値を使用し、それに基づき、1ヶ月毎、1週間毎、1日毎、1時間毎の目標値を設定することができる。
また、空気調和設備の規模に基づき、メーカ側から推奨可能な年間の目標値を提示し、それに基づき、1ヶ月毎、1週間毎、1日毎、1時間毎の目標値を設定することができる。
さらに、上記のようにして設定する目標値は、気象の長期予報に基づいて補正を与えるのが好ましい。例えば、猛暑予報が出ているのであれば、夏場の電力量は上昇することが予想されるため、それを目標値の設定値に考慮し、目標値を高めに設定することができる。
このような目標値の設定は、人手により行う。
このようにして設定された目標値は、遠隔管理装置20に入力され、記憶部に記憶される。
また、ステップS101で空気調和装置の使用電力量を計測するには、電力計を空気調和装置に取り付け、この電力計によって計測した電力量を、空気調和装置の制御装置10で検出すればよい。また、空気調和装置の運転データに基づいて使用電力量を予測することもできる。これには、空気調和装置に供給される電流値を元に概算したり、冷媒の温度圧力情報を元に概算すること等ができる。
さて、ステップS104における判定の結果、目標値を上回っていた場合、次に、空気調和設備により空調を行っている空間の快適性を診断する(ステップS105)。
このステップS105の快適性の診断は、具体的には図5に示すように行う。
まず、運転モードが、冷房であるか暖房であるかを判定する(ステップS201)。
冷房である場合、
・リモコン(リモートコントローラ)がONになってから、10分以上連続してサーモON(吸い込み温度が設定温度以上で、冷房運転している状態)になっているか否か?(ステップS202)。
・室内熱交換器の温度が10℃以下か?(ステップS203)。
・リモコンがONになってから30分以上経過しているか?(ステップS204)。
・吸い込み温度は3度以上低下したか?(ステップS205)。
・リモコンがONになってから3時間以上経過しているか?(ステップS206)。
・サーモがOFFになった回数が2回以上か?(ステップS207)。
という判定を順次行う。
そして、リモコンがONになってから、10分以上連続してサーモONになっているのに、室内熱交換器の温度が10℃以下になっていない場合(ステップS202〜S203)、リモコンがONになってから30分以上経過し、吸い込み温度が3度以上低下していない場合(ステップS204〜S205)、リモコンがONになってから3時間以上経過しているのに、サーモがOFFになった回数が1回である場合(ステップS206、S207)、いずれも、十分に冷房が行われていないと判断し、「快適性は満足でない」として判定する(ステップS208)。
また、ステップS202〜S207の全ての条件を満足した場合は、「快適性は満足している」と判定する(ステップS209)。
そして、ステップS202、S204、S206の条件を満足しない場合は、ステップS201に戻り、快適性を満足しているか否かの判定を行わない。
運転モードが、暖房である場合(ステップS201)、
・リモコン(リモートコントローラ)がONになってから、10分以上連続してサーモONになっているか否か?(ステップS211)。
・室内熱交換器の温度が40℃以上か?(ステップS212)。
・リモコンがONになってから30分以上経過しているか?(ステップS213)。
・吸い込み温度は3度以上上昇したか?(ステップS214)。
・リモコンがONになってから3時間以上経過しているか?(ステップS215)。
・サーモがOFFになった回数が2回以上か?(ステップS216)。
という判定を順次行う。
そして、リモコンがONになってから、10分以上連続してサーモONになっているのに、室内熱交換器の温度が40℃以上になっていない場合(ステップS211〜S212)、リモコンがONになってから30分以上経過し、吸い込み温度が3度以上上昇していない場合(ステップS213〜S214)、リモコンがONになってから3時間以上経過しているのに、サーモがOFFになった回数が1回である場合(ステップS215〜S216)、いずれも、十分に暖房が効いていないと判断し、「快適性は満足でない」として判定する(ステップS208)。
また、ステップS211〜S216の全ての条件を満足した場合は、「快適性は満足している」と判定する(ステップS217)。
そして、ステップS211、S213、S215の条件を満足しない場合は、ステップS201に戻り、快適性を満足しているか否かの判定を行わない。
このようにしてステップS105において、空気調和設備により空調を行っている空間の快適性を診断する処理を行った後、その診断結果に基づき、快適性が満足されているか否かを判定する(ステップS106)。その結果、快適性が満足されている場合、使用電力量を低減させるため、空気調和設備の運転条件を補正する制御指令処理を実施する(ステップS107)。
空気調和設備の使用電力量を低減させるには、以下に示すような方法がある。
・室外ファン回転数の最大値を制限する。
・室外ファン回転数の最大値を、目標値との乖離レベルに応じて段階的に設定する。
・コンプレッサの目標制御圧力値を変更する。
・コンプレッサの目標制御圧力値を目標値との乖離レベルに応じて段階的に設定する。
・コンプレッサの目標制御圧力値との偏差を変更する。
・コンプレッサの目標制御圧力値との偏差を目標値との乖離レベルに応じて段階的に設定する。
・室外ファンの目標制御圧力値を変更する。
・室外ファンの目標制御圧力値を目標値との乖離レベルに応じて段階的に設定する。
・室外ファンの目標制御圧力値との偏差を変更する。
・室外ファンの目標制御圧力値との偏差を目標値との乖離レベルに応じて段階的に設定する。
ここでは、制御指令処理において、コンプレッサの目標制御圧力値と、室外ファンの目標制御圧力値とを変更(補正)することで使用電力量を低減させる場合を例に挙げる。
図6は、ステップS107の空気調和設備の運転条件を補正する制御指令処理の流れを示す図である。
すなわち、まず、室内機のコンプレッサ(図中、コンプと表記)の回転数を決定するための目標圧力(圧縮機周りの冷媒圧力)を運転開始以来変更したか否かを判定する(ステップS301)。これは、空気調和設備の制御装置10で記憶しているコンプレッサの目標圧力のデータを参照する。その結果、目標圧力を変更していなければ、コンプレッサの目標圧力を変更する(ステップS302)。具体的には、冷房時であればコンプレッサの目標圧力を上昇させ、暖房時であれば低下させる。目標圧力の変更は、コンプ回転数の低減へと反映されるため、電力量が低減して省エネ効果が出る。
目標圧力を変更した履歴がある場合、その変更回数が2回であるか否かを判定する(ステップS303)。その結果、目標圧力の変更回数が1回であれば、コンプレッサの目標圧力を変更する(ステップS302)。これにより、空気調和設備における消費電力が抑制できる。
また、目標圧力の変更回数が2回であれば、室外ファンの目標制御圧力値を変更した履歴があるか否かを判定する(ステップS304)。
これは、空気調和設備の制御装置10で記憶している室外ファンの目標制御圧力値の変更履歴のデータを参照する。その結果、目標制御圧力値を変更していなければ、室外ファンの目標制御圧力値を変更する(ステップS305)。具体的には、室外ファンの目標制御圧力値を冷房時であれば低下させ、暖房時であれば上昇させる。
室外ファンの目標制御圧力値を変更した履歴がある場合、その変更回数が2回であるか否かを判定する(ステップS306)。その結果、室外ファンの目標制御圧力値の変更回数が1回であれば、室外ファンの目標制御圧力値を変更する(ステップS305)。また、室外ファンの目標制御圧力値の変更回数が2回であれば、それ以上の運転条件の設定の変更(補正)を行わず、処理を終了する。
このようにして、使用電力量が目標値を上回っている場合に、ステップS107の空気調和設備の運転条件を補正する制御指令処理において、コンプレッサの目標圧力や室外ファンの目標制御圧力値を抑える制御指令を出すことで、空気調和設備における使用電力量を抑える補正を行うことができる。
ステップS107の後は、ステップS103に戻り、新たな運転条件情報の受信を待機する。
また、ステップS106において、快適性が満足されていないと判定された場合は、空気調和設備の運転条件を補正する制御指令は出さず、次に、使用電力量の目標値の割り当て変更、つまり、使用電力量の目標値に対する実際の使用電力量の超過分を、現時点以降の目標値の割り当て分に転嫁し、現時点以降の使用電力量の目標値を低減させることが可能であるか否かを診断する(ステップS108)。
これには、図7に示すように、前記のステップS103(図7におけるステップS401)で受信した電力量が、1時間毎の目標電力値を超えている場合には(ステップS402)、現在の時刻が13:00よりも早いか否かを判定し(ステップS403)、13:00以前の場合には、本日の使用電力量の目標値への割り当て変更を行い(ステップS404)、13時以降の場合には、翌日の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととする(ステップS405)。
また、前記のステップS103で受信した電力量により当日の使用電力の通算量が1日毎の目標電力値を超える場合には(ステップS406)、当日が木曜日よりも早いか否かを判定し(ステップS407)、木曜日以前の場合には、今週分の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととし(ステップS408)、木曜日時以降の場合には、翌週分の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととする(ステップS409)。
さらに、前記のステップS103で受信した電力量によりその週の使用電力の通算量が1週間毎の目標電力値を超えている場合には(ステップS410)、その週がその月の第3週より早いか否かを判定し(ステップS411)、第3週以前の場合には、その月分の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととし(ステップS412)、第3週以降の場合には、翌月分の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととする(ステップS413)。
そして、前記のステップS103で受信した電力量によりその月の使用電力の通算量が1ヶ月毎の目標電力値を超える場合には(ステップS414)、その月が7月よりも早いか否かを判定し(ステップS415)、7月以前の場合には、その年の使用電力量の目標値への割り当て変更を行うこととし(ステップS416)、7月以降の場合には、目標値の再設定を行う(ステップS417)。
また、ステップS414において、電力量が、1ヶ月毎の目標電力値を超えていない場合であっても、1年の目標電力値を超えているようであれば(ステップS418)、ステップS415〜S417に移行し、目標値の割り当て変更または目標値の再設定を行う。
なお、ステップS414において、電力量が、1ヶ月毎の目標電力値および、1年の目標電力値を超えていない場合は、使用電力量の目標値の割り当て変更は不要であり、目標値はそのまま維持する(ステップS419)。
図7のステップS404、S405、S408、S409、S412、S413、S416において、使用電力量の目標値の超過分の現時点以降への割り当て変更を行うこととした場合には、図8に示すような、使用電力量の目標値の超過分の現時点以降への割り当て変更処理を実行する(ステップS109、S110)。
ここで、使用電力量の目標値に対する超過分の現時点以降への割り当て変更は、基本的に、目標値から超過している使用電力量分を、残りの日数、あるいは週数、あるいは月数で均等分配する方式や、使用電力量の目標値に対する超過分を、1日、1月、1年という単位の中での元々の電力量の分配比に応じて分配して割り当てる方式がある。
図8に示すように、ステップS404において当日の目標値の割り当て変更を行うこととなった場合は、「超過電力量/当日残り時間」を演算し、当日の残りの各時間に均等に割り当て、その割り当て分だけ各時間の目標値を低減させる(ステップS501、S502、S503)。
また、ステップS405において翌日の目標値の割り当て変更を行うこととなった場合は、「超過電力量/翌日の稼働時間」を演算し、翌日の稼働時間中の1時間毎に均等に割り当て、その割り当て分だけ各時間の目標値を低減させる(ステップS501、S502、S504)。
ステップS408において、今週の目標値の割り当て変更を行うこととなったのであれば、「超過電力量/その週の残り日数」を演算し、その週の各日に均等に割り当て、その割り当て分だけ各日の目標値を低減させる(ステップS505、S506、S507)。
また、ステップS409において、翌週の目標値の割り当て変更を行うこととなったのであれば、「超過電力量/翌週の稼働日数」を演算し、翌週の稼働期間中の各日毎に均等に割り当て、その割り当て分だけ各日の目標値を低減させる(ステップS505、S506、S508)。
ステップS412において、今月の目標値の割り当て変更を行うこととなったのであれば、「超過電力量/その月の残り日数」を演算し、その月の各日に均等に割り当て、その割り当て分だけ各日の目標値を低減させる(ステップS509、S510、S511)。
また、ステップS413において、翌月の目標値の割り当て変更を行うこととなったのであれば、「超過電力量/翌月の稼働日数」を演算し、翌月の稼働期間中の各日毎に均等に割り当て、その割り当て分だけ各日の目標値を低減させる(ステップS509、S510、S512)。
ステップS416において、今年の目標値の割り当て変更を行うこととなったのであれば、「超過電力量/その年の残り月数」を演算し、その年の各月に均等に割り当て、その割り当て分だけ各月の目標値を低減させる(ステップS513、S514)。
また、ステップS417やS111において、現時点までの電力量超過割合に応じて目標値を再設定することができる。このとき、あくまでも使用電力の目標値を必達させるため、快適性を損なっても電力量低減を優先させるという手法もある。その場合、快適性の判断レベルは、数段階に設定可能とする。例えば、快適性を維持する場合、快適性をある程度犠牲にしてでも電力量低減を優先させる場合、快適性をかなり犠牲して電力量低減を優先させる場合等がある。この判断レベルは、ユーザとメーカとの間で予め設定しておく必要がある。
また、ステップS417とは別に、例えば、勤務時間超過や出勤日数の増加など、ユーザの都合によりスケジュールが大幅に変わって電力量が大幅に超過する場合に、目標値を再設定することも可能である。
また、目標値の再設定を行う場合は、これは、ユーザとメーカとが直接相談した上で決める。
さて、メーカ側の遠隔管理装置20では、ステップS107の空気調和設備の運転条件を補正する制御指令処理、ステップS110の使用電力量の目標値割り当て変更処理を行った場合、その処理結果のデータを、ネットワーク100を介して空気調和設備の制御装置10に送信する。制御装置10では、受信したデータに基づき、空気調和設備の運転条件を補正したり、変更された目標値を用いて空気調和設備の運転を実行する。
上述したように、空気調和設備の制御装置10にて空気調和設備から運転状況を示すデータを取得してメーカ側の遠隔管理装置20に送信し、遠隔管理装置20では、得られたデータから、使用電力量が目標値を超過してしまっている場合、快適性を満足しているのであれば、使用電力量を抑制させる制御指令を空気調和設備の制御装置10に実行させるようにした。これにより、快適性を満足したまま、使用電力量を抑えることが可能となる。
また、快適性を満足していないときには、使用電力量の超過分を、その時点以降の使用電力量の目標値に転嫁して目標値を低減させるようにした。つまり、快適性を満足していない場合には、使用電力量を無理に低減させない判断となるが、それ以上快適性を悪化させることはない。しかも、目標値の転嫁により、トータルでの使用電力量を目標値の範囲内に抑えやすい。
なお、上記実施の形態では、空気調和装置の運転状況を示すために用いる情報は、何ら限定するものではなく、上記に示した以外の他のパラメータを用いたり、一部を省略したり、それらを適宜組み合わせて複合的な診断を行うようにしてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10…空気調和設備の制御装置(クライアント端末)、20…遠隔管理装置、100…ネットワーク(外部ネットワーク)

Claims (7)

  1. 空気調和設備から当該空気調和設備の使用電力量を含む運転条件を示す情報を取得するクライアント端末と、
    前記クライアント端末に外部ネットワークを介して接続された遠隔管理装置と、を備え、
    前記クライアント端末は、予め定められたコンピュータプログラムに基づいた処理を自動的に実行することにより、前記空気調和設備の運転状況を示す情報を取得して前記遠隔管理装置に前記外部ネットワークを介して送信し、
    前記遠隔管理装置は、予め定められたコンピュータプログラムに基づいた処理を自動的に実行することにより、受信した前記運転状況を示す情報に基づいて、前記空気調和設備における使用電力量が予め設定した目標値を下回るよう、前記空気調和設備の運転条件情報を生成し、生成した前記運転条件情報を前記外部ネットワークを介して前記クライアント端末に送信することを特徴とする空気調和設備の遠隔管理システム。
  2. 前記空気調和設備は、送信された前記運転情報に基づき、当該空気調和設備の運転条件を変更することを特徴とする請求項1に記載の空気調和設備の遠隔管理システム。
  3. 前記遠隔管理装置は、前記空気調和設備における使用電力量が予め設定した目標値を上回っている場合、前記空気調和設備で空気調和を行っている空間における快適性が満足されているか否かを診断し、
    診断の結果、快適性が満足されている場合には、前記空気調和設備における使用電力量を低減させる前記運転条件情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和設備の遠隔管理システム。
  4. 前記遠隔管理装置は、前記クライアント端末から送信された前記空気調和設備の運転状況を示す情報に含まれる前記空気調和設備における使用電力量が、一定期間に対して設定された目標値を上回っている場合、運転条件情報として、その時点以降の使用電力量の目標値を低減した新たな目標値を生成することで、前記空気調和設備の使用電力量が、前記一定期間よりも長期の期間に対して設定された長期目標値を下回るようにすることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和設備の遠隔管理システム。
  5. 外部ネットワークを介して空気調和設備の制御装置側から送信されてくる、前記空気調和設備の運転条件を示す情報に基づいて所定の処理を実行する遠隔管理装置であって、
    一定期間に対して設定された使用電力量の目標値を下回るよう、前記空気調和設備の運転条件を示す情報に基づいてその時点での前記空気調和設備の使用電力量を低減させるための前記空気調和設備の運転条件の情報の生成、または、前記一定期間を複数の期間に区切ったときの各期間に対する使用電力量の目標値の配分を変更する情報を生成することを特徴とする空気調和設備の遠隔管理装置。
  6. 前年以前の前記各期間の使用電力実績量に基づき、前記各期間の使用電力量の目標値を設定することを特徴とする請求項5に記載の遠隔管理装置。
  7. 空気調和設備の制御装置であって、
    一定期間に対して設定された使用電力量の目標値を下回るよう、その時点での前記空気調和設備の使用電力に基づいて、前記空気調和設備の使用電力量の低減、または前記一定期間を複数の期間に区切ったときの各期間に対する使用電力量の目標値の配分の変更を実施することを特徴とする空気調和設備の制御装置。
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