JP2010202705A - ボールペン用油性インキ組成物 - Google Patents

ボールペン用油性インキ組成物 Download PDF

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佳孝 森本
Katsuji Arisawa
克二 有澤
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Abstract

【課題】インキが低粘度の場合であっても、通常筆圧筆記に限らず高筆圧での筆記において極めて軽く滑らかな書き味を与えるボールペン用油性インキ組成物を提供すること。
【解決手段】スルホンアミド樹脂とアミド基を有する炭化水素化合物の総量がインキ全量に対して3.0wt%以上で、スルホンアミド樹脂の使用量がアミド基を有する炭化水素化合物の使用量に対して0.5倍以上2.3倍以下の範囲から選択されるボールペン用油性インキ組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、筆記部材としてのボールを、ボールホルダーの先端より一部突出して抱持した、所謂ボールペンチップを使用したボールペンに好適に使用され、有機溶剤を主媒体とし、着色剤や添加剤を、溶解又は分散させた、ボールペン用油性インキ組成物に関する。
ボールペン用油性インキ組成物は、顔料、染料などの着色剤、主媒体として有機溶剤、紙面への定着やボテ防止を主な目的とした樹脂等からなり、インキの漏れやボテを防ぐため粘度が10000mPa・s〜30000mPa・s程度の比較的高粘度のものを使用することが知られている。
しかし、このような高粘度で流動性の低いインキによってボールペンチップのボールの回転は大きな粘性抵抗を受けるため筆記時の書き味が重いという欠点があった。
このような問題点を改善するために、従来より様々な研究がなされてきた。例えば、特定の微粒子シリカを添加しペン先からのインキの漏れ出しを防止することで、増粘剤の添加量を調整してインキ粘度を1000〜5000mPa・sとし、書き味を軽くしたもの(特許文献1)、剪断減粘性付与剤を添加して、筆記時に付与されるボールの回転による剪断力にて、インキの粘度を大きく低下させ、書き味を軽くしたもの(特許文献2)などが知られている。
また、滑らかな書き味を得るために、リン酸エステル(特許文献3)や、ジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸(特許文献4)などの潤滑剤を添加し、金属製のボールペンチップ壁面に吸着させることで潤滑効果を得たものなどが知られている。
特開平10−204368号公報 特開2003−105245号公報 特開2002−201398号公報 特開平10−279876号公報
特許文献1、特許文献2に記載の発明では筆記時の粘度が低いため軽い書き味は得られるが、インキが低粘度であるため筆圧が高い人や複写伝票のような高筆圧が必要な場合、筆記するとボールとボール受け座との間にあるインキが薄くなり、高筆圧で筆記するとボールとボール受け座との接触が起こり、高筆圧で筆記する人にとっては滑らかさがない書き味となってしまう問題があった。
特許文献3、特許文献4に記載の発明であるリン酸エステルやジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸やトリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸を特許文献1、特許文献2の低粘度インキに添加した場合、普通の筆圧での筆記では滑らかな書き味が得られるが、高筆圧で筆記するとボールとボール受け座との接触が起こり、滑らかさがない書き味となってしまう問題があった。これは、リン酸エステルやジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸やトリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸といった添加剤は金属表面吸着することによりボールとボール受け座の接触を防ぐが、低分子量物質のため金属表面での吸着が薄く、高筆圧で筆記するとボールとボール受け座の接触を十分防げないためと考えられる。
このため、通常の筆記圧の他、高筆圧での筆記でも軽い書き味と滑らかな書き味を両立することは困難であった。
本発明の目的は、インキが低粘度で軽い書き味であり、高筆圧での筆記において極めて滑らかな書き味を与えるボールペン用油性インキ組成物を提供することである。
即ち、本発明は、少なくとも、着色剤と、有機溶剤と、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と、下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物を含有し、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の総量が、インキ全量に対して3.0wt%以上であり、かつ、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量が下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の使用量に対して0.5倍以上2.3倍以下であるボールペン用油性インキ組成物を要旨とするものである。
本発明で使用する、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂は、窒素原子、硫黄原子、酸素原子が隣り合う構造のため、この原子間で起こる強い共鳴効果によって硫黄原子に結合した2つの酸素原子が強い負電荷を示す。また、上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物は溶剤中において、アミド基の分極により窒素原子は正電荷を示す。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と、上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の総量が3.0wt%以上であるとき、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物との距離が十分近いので、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の持つ強い負電荷と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の持つ正電荷により、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と、上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物は電気的に引き付け合い、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物からなる複合体を形成すると推察される。上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物は、溶剤中でほぐれて広がった構造であるため、嵩高い層状に広がった状態と考えられる。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量が上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の使用量に対して0.5倍以上2.3倍以下であれば、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物からなる複合体は、上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物と引き合っていない強い負電荷部分があり、この強い負電荷部分が金属面に吸着すると推察される。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物からなる複合体は、金属表面に吸着し、上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物部分が嵩高く広がった層を、ボールとボール受座表面に形成し、ボールとボール受座との金属同士の直接接触を回避するとともにボールの回転を潤滑になすことができるものと推察される。
以下に発明を詳細に説明する。
着色材は、従来よりボールペン用油性インキ組成物に使用されている、染料および/または顔料を用いることができる。
染料としては、従来公知の水溶性染料と油溶性染料を使用することが出来る。
水溶性染料の具体例としては、C.I.ダイレクトブラック17、同19、同22、同32、同38、同51、同71、C.I.ダイレクトイエロー4、同26、同44、同50、C.I.ダイレクトレッド1、同4、同23、同31、同37、同39、同75、同80、同81、同83、同225、同226、同227、C.I.ダイレクトブルー1、同15、同41、同71、同86、同87、同106、同108、同199等の直接染料や、C.I.アシッドブラック1、同2、同24、同26、同31、同52、同107、同109、同110、同119、同154、C.I.アシッドイエロー1、同7、同17、同19、同23、同25、同29、同38、同42、同49、同61、同72、同78、同110、同127、同135、同141、同142、C.I.アシッドレッド8、同9、同14、同18、同26、同27、同35、同37、同51、同52、同57、同82、同83、同87、同92、同94、同111、同129、同131、同138、同186、同249、同254、同265、同276、C.I.アシッドバイオレット15、同17、同49、C.I.アシッドブルー1、同7、同9、同15、同22、同23、同25、同40、同41、同43、同62、同78、同83、同90、同93、同100、同103、同104、同112、同113、同158、C.I.アシッドグリーン3、同9、同16、同25、同27、C.I.アシッドオレンジ56等の酸性染料、C.I.フードイエロー3等の食用染料、マラカイトグリーン(C.I.42000)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、メチルバイオレットFN(C.I.42535)、ローダミンF4G(C.I.45160)、ローダミン6GCP(C.I.45160)等の塩基性染料等が挙げられる。
油溶性染料の具体例としては、ローダミンBベース(C.I.45170B、田岡染料製造(株)製)、ソルダンレッド3R(C.I.21260、中外化成(株)製)、メチルバイオレット2Bベース(C.I.42535B、米国、National Aniline Div.社製)、ビクトリアブルーF4R(C.I.42563B)、ニグロシンベースLK(C.I.50415)(以上、BASF社製、独国)、バリファーストイエロー#3104(C.I.13900A)、バリファーストイエロー#3105(C.I.18690)、オリエントスピリットブラックAB(C.I.50415)、バリファーストブラック#3804(C.I.12195)、バリファーストイエロー#1109、バリファーストオレンジ#2210、バリファーストレッド#1320、バリファーストブルー#1605、バリファーストバイオレット#1701、バリファーストバイオレット#1704、オイルブルー#613、オイルイエロ−#129、ニグロシンベースEX(以上、オリエント化学工業(株)製)、スピロンブラックGMHスペシャル、スピロンイエローC−2GH、スピロンイエローC−GNH、スピロンレッドC−GH、スピロンレッドC−BH、スピロンブルーBPNH、スピロンブルーC−RH、スピロンバイオレットC−RH、S.P.T.オレンジ6、S.P.T.ブルー111(以上、保土ヶ谷化学工業(株)製)等が挙げられる。
顔料は、従来公知の有機顔料及び/又は無機顔料を使用することができる。
有機顔料の具体例としては、C.I.PIGMENT RED2、同3、同5、同17、同22、同38、同41、同48:2、同48:3、同49、同50:1、同53:1、同57:1、同58:2、同60、同63:1、同63:2、同64:1、同88、同112、同122、同123、同144、同146、同149、同166、同168、同170、同176、同177、同178、同179、同180、同185、同190、同194、同202、同206、同207、同209、同216、同245、同254、同255、同256、同272、C.I.PIGMENT ORANGE 5、同10、同13、同16、同36、同40、同43、同61、同64、同71、同73、C.I.PIGMENT VIOLET 19、同23、同31、同33、同36、同37、同38、同50、C.I.PIGMENT BLUE 2、同15、同15:1、同15:2、同15:3、同15:4、同15:5、同15:6、同16、同17、同22、同25、同60、同66、C.I.PIGMENT BROWN 23、同25、同26、C.I.PIGMENT YELLOW 1、同3、同12、同13、同24、同83、同93、同94、同95、同97、同99、同108、同109、同110、同117、同120、同128、同139、同147、同151、同153、同166、同167、同173、C.I.PIGMENT GREEN 7、同10、同36、同37、C.I.PIGMENT BLACK 7等の有機顔料等が挙げられる。
また、無機顔料として、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、チタンイエロー、ターコイズ、モリブデートオレンジ、酸化チタン等が挙げられる。
カーボンブラックの具体例としては、三菱カーボンブラック#10B、同#20B、同#14、同#30、同#33、同#40、同#44、同#45、同#45L、同#50、同#55、同#95、同#260、同#900、同#1000、同#2200B、同#2300、同#2350、同#2400B、同#2650、同#2700、同#4000B、同CF9、同MA8、同MA11、同MA77、同MA100、同MA220、同MA230、同MA600及びMCF88(以上、三菱化学(株)製)、モナーク120、モナーク700、モナーク800、モナーク880、モナーク1000、モナーク1100、モナーク1300、モナーク1400、モーガルL、リーガル99R、リーガル250R、リーガル300R、リーガル330R、リーガル400R、リーガル500及びリーガル660R(以上、米国、キャボット コーポレーション社製)、プリンテックスA、プリンテックスG、プリンテックスU、プリンテックスV、プリンテックス55、プリンテックス140U、プリンテックス140V、プリンテックス35、プリンテックス40、プリンテックス45、プリンテックスプリンテックス85、ナインペックス35、スペシャルブラック4,スペシャルブラック4A、スペシャルブラック5、スペシャルブラック6,スペシャルブラック100、スペシャルブラック250、スペシャルブラック350、スペシャルブラック550、カラーブラックFW1、カラーブラックFW2、カラーブラックFW2V、カラーブラックFW18、カラーブラックFW200、カラーブラックS150、カラーブラックS160及びカラーブラックS170(以上、デグサ ジャパン(株)製)、ラーベン5000ウルトラII、ラーベン2500ウルトラ、ラーベン1250、ラーベン760ウルトラ(以上、コロンビアカーボン日本(株)製)等が挙げられる。
これらの着色剤は、1種又は2種以上混合して使用することができ、使用量は全インキ組成物に対し3重量%〜50重量%が好ましい。
着色剤に顔料を用いる場合、分散剤を使用すると経時的な顔料の沈降を防止でき、目詰まり等の不具合を防止することができる。具体例としては、高級脂肪酸、高級アルコール硫酸エステル塩類、脂肪酸硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類、リン酸エステル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−αメチルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、メトキシエチレン−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリグルタミン酸、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、トール油変性マレイン酸樹脂、ベタイン型アクリル酸樹脂、ベタイン型メタクリル酸樹脂等が挙げられる。
その他、市販品の分散剤として、ジョンクリル67、同68、同678、同680、同682、同550、同586、B−36(BASFジャパン(株)製)、ディスパロンDA325、同DA375、同1800シリーズ(以上、楠本化成(株)社製)、ソルスパース12000、同20000、同24000、同27000、同28000(以上、アビシア(株)社製)、ディスパビッグ2000、同2001、同180番シリーズ(以上、ビッグケミ−(株)社製)、エフカ4010、同5054(以上、エフカ・アディティブ、仏、社製)、キャリボンB、同L400、サンセパラー100(以上、三洋化成(株)社製)などが知られており、これらを使用することもできる。
これらの分散剤の使用量は顔料10重量部に対し0.5重量部以上20重量部以下で使用するのが好ましい。
有機溶剤としては上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂および上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物を溶解するものであれば使用できる。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂は溶解することで隣り合う窒素原子、硫黄原子、酸素原子が共鳴効果を起こすことができるので、酸素原子が負電荷を示す。(上記一般式化2)を繰り返し単位とする化合物は溶解することで分子内分極を起こすことができるので、窒素原子が正電荷を示す。上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物は電気的な引き付け合いにより複合体を形成し、複合体が金属へ吸着して嵩高く広がった層となり、高筆圧で筆記した場合でも滑らかな書き味が得られる。
また、安全性や臭気の問題から、アルコール、グリコール、グリコールエーテルが好ましい。
アルコールの具体例としては、ベンジルアルコール、α−メチルベンジルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、イソドデシルアルコール、イソトリデシルアルコール等が使用できる。
グリコールの具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール等が挙げられる。
グリコールエーテルの具体例としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノノルマルブチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノノルマルブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノフェニルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノノルマルブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノフェニルエーテル等が挙げられる。
その他、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールジアセテート、N−メチル−2−ピロリドンなどが使用できる。
これらの溶剤は単独あるいは2種以上併用して使用することができ、使用量は全インキ組成物に対し35重量%〜80重量%が好ましい。
また、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂または上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物を溶解しない有機溶剤も、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂または上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の溶解を阻害しない程度であれば併用できる。上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂または(上記一般式化2)を繰り返し単位とする化合物を溶解しない有機溶剤としては、水、植物油、植物油誘導体、動物性油、動物性油誘導体等がある。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とする化合物はスルホンアミド樹脂である。この樹脂は、一般的にスルホンアミドが持つアミノ基の窒素原子と、ホルムアルデヒドを構成する炭素原子との縮合によって得られる。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の具体例としては、メタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、エタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、プロパンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ブタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、プロパンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、シクロプロパンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、トリフルオロメタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ペンタフルオロエタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ヘプタフルオロプロパンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ノナフルオロブタンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、プロペンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−アミノベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−アミノベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−アミノベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−ブロモベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−ブロモベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−ブロモベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−クロロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−クロロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−クロロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−トルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−トルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−トルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、p−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、o−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、m−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、テトラリンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ナフタレンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、メチルナフタレンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂などが挙げられる。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂で市販されているものとしてはダイトライト1000N(大東化成工業(株)製)、ケッチンフレックスMH(ライオンアクゾ(株)製)などのトルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂が挙げられる。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂として、トルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂を使用することが好ましい。トルエンスルホンアミドを構成するトルエンは電子供与性が強いため、窒素原子、硫黄原子、酸素原子の原子間で起こる共鳴効果がさらに強められ、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物からなる複合体は、金属表面へより吸着しやすくなる。その結果、ボール表面とボール受け座表面は複合体で覆われやすくなるため、高筆圧で筆記した場合でも、ボールとボール受け座との金属同士の直接接触を十分防ぐことができ、より滑らかな書き味が得られるものと推察される。
上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の具体例としては、ポリビニルピロリドン、アルキル化ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタム、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミドなどが挙げられる。
上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物で市販されているものとしては、PVP K−15、PVP K−30、PVP−K90、PVP K−120(以上、ISPジャパン(株)製)などのポリビニルピロリドン、AGRIMER AL−10、AGRIMER AL−10LC、AGRIMER AL−25、AGRIMER AL−22、AGRIMER AL−30、GANEX P−904、GANEX P−904LC、GANEX V−516、GANEX V−216、GANEX V−220、GANEX V−220F、GANEX WP−660、ANTARON P−904、ANTARON P−904LC、ANTARON V−516、ANTARON V−216、ANTARON V−220、ANTARON−220F、ANTARON WP−660(以上、ISPジャパン(株)製)などのアルキル化ポリビニルピロリドン、Luviskol Plus(BASFジャパン(株)製)、ACP−1198、INHIBEX101(以上、ISPジャパン(株)製)などのポリビニルカプロラクタムが挙げられる。
上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物として、アルキル化ポリビニルピロリドンを使用することが好ましい。アルキル化ポリビニルピロリドンは、側鎖のピロリドンにアルキル基が結合したアルキル化ピロリドンを持ち、さらに主鎖にアルキル基が結合した嵩高い構造である。そのため、アルキル化ポリビニルピロリドンと上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂とが形成する複合体は、ボールやボール受け座などの金属表面へ吸着して嵩高く広がった層となり、高筆圧で筆記した場合もボールとボール受け座との金属同士の直接接触を十分防ぐことができるため、より滑らかな書き味が得られるものと推察される。特に、アルキル化ポリビニルピロリドンの中でも、炭素数が1以上30以下のアルキル基が主鎖および側鎖に置換したものが好ましい。
また、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の総量は、インキ全量に対して3.0wt%以上である必要がある。3.0wt%未満では、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物は電荷的に引きつけ合うことができる距離になっていないため、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の複合体を形成することができないからである。好ましくは、5.0wt%以上30.0wt%以下である。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量は上記一般式(化2)で示される化合物の使用量に対して0.5倍以上2.3倍以下である必要がある。より好ましくは、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量は上記一般式(化2)で示される化合物の使用量に対して0.6倍以上2.0倍以下である。
上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量が上記一般式(化2)で示される化合物の使用量に対して0.5倍未満である場合、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物との複合体の強い負電荷は、全て上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の正電荷と引きつけ合う。その結果、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物との複合体は金属表面に吸着する強い負電荷が無くなり、ボールとボール受け座に吸着できなくなり、複合体の嵩高く広がった層がボールとボール受け座表面に形成されず、ボールとボール受け座との金属同士の直接接触が発生し、滑らかな書き味が得られない。
また、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量が上記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の使用量に対して2.3倍を超える場合、上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂が多すぎるため、複合体を形成していない(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂が存在することとなる。(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂が単独では嵩高い層を形成できないが、金属面に対する吸着力は複合体よりも高いため、複合体を形成していない上記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂が優先的にボールとボール受け座表面に吸着するため、ボールとボール受け座表面に複合体の嵩高く広がった層が形成されず、高筆圧で筆記した場合など、ボールとボール受座との金属同士の直接接触が発生し、滑らかな書き味が得られない。
本発明のボールペン用油性インキ組成物は、軽い書き味とするため、顔料、樹脂、溶剤等の添加量によりインキの粘度を500mPa・s〜5000mPa・s(剪断速度3.8s−1、25℃)に調整することが好ましい。インキの粘度をこの範囲にすることで、ボールの回転は粘性抵抗が小さくなり、筆記時の書き味が軽くなる。
また、従来からボールペン用油性インキに、定着性、分散性、粘度調整、耐水性などを付与する樹脂を添加することも出来る。例えば、ケトン樹脂、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸ポリメタクリル酸共重合物、マレイン酸樹脂、スチレンとマレイン酸エステルとの共重合体、スチレンとアクリル酸又はそのエステルとの共重合体、エステルガム、キシレン樹脂、クマロン−インデン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、アルキルフェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂、ロジン系樹脂やその水添化合物、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアルキルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド等が挙げられ、これらは単独もしくは複数種を併用することも出来る。合計の配合量は、インキ組成物全量に対して、0.1〜30重量%範囲が好ましい。
その他必要に応じてつぎのような添加剤を加えることができる。
pH調節剤として、アンモニア、尿素、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリポリ燐酸ナトリウム、炭酸ナトリウムなど炭酸やリン酸のアルカリ金属塩、水酸化ナトリウムなどアルカリ金属の水酸化物など、防腐剤もしくは防黴剤としては、フェノール、ナトリウムオマジン、ペンタクロロフェノールナトリウム、1,2‐ベンズイソチアゾリン3‐ワン、2,3,5,6‐テトラクロロ‐4(メチルスルフォニル)ピリジン、安息香酸ナトリウム、安息香酸、ソルビン酸やデヒドロ酢酸のアルカリ金属塩、ベンズイミダゾール系化合物など、防錆剤としては、ベンゾトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、トリルトリアゾールなどが挙げられる。湿潤剤としては、尿素、エチレン尿素、パーフルオロアルキルリン酸エステルなどフッ素化アルキル基を有する界面活性剤、潤滑剤としては、ひまし油、ひまし油のポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルアミン、二硫化モリブデン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンあるいはポリオキシエチレンポリオキシプロピレンの誘導体、テトラグリセリルジステアレートなどグリセリンあるいはジグリセリンあるいはポリグリセリンの誘導体、ソルビタンモノオレートなどソルビタン誘導体、ジメチルポリシロキサンのポリエチレングリコール付加物などのポリエーテル変成シリコーンなどがあげられる。
本発明のボールペン用油性インキ組成物の調製は、従来公知のインキ組成物の製造方法を適用することができる。即ち、分散混合機で顔料を他の成分と共に分散させることによってボールペン用油性インキ組成物を得ることができる。なお、製造時、染料などの固形物を溶解させる為に加熱することや、顔料などの粗大粒子を除去する為にフィルターや遠心分離を用いることなどは特に好ましい方法である。
以下、本発明は実施例を示して具体的に説明する。
各実施例及び比較例における粘度は、VICOANALYSER VAR−100(Reologica社製、スウェーデン)にて測定した。測定条件は、温度25℃、剪断速度3.8s−1、ディレイタイム5秒、積算時間5秒、20mmコーンプレート(1°)にて、粘度を測定した。
以下にインキ組成物の配合例を示す。なお、以下の配合数値は重量部を示す。
実施例1
Printex 35(顔料、デグサ・ヒュルスジャパン(株)製) 20.00
エスレックBL−1(ポリビニルブチラール、分散剤、積水化学(株)製)5.00
ヘキシレングリコール 69.00
ダイトライト1000N(上記(化1)で示されるスルホンアミド樹脂、大東化成工業(株)製) 3.00
AGRIMER AL−10LC(アルキル化ポリビニルピロリドン、上記(化2)で示される化合物、ISPジャパン(株)製) 3.00
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2230mPa・sであった。
実施例2
Printex 35(前述) 20.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 72.00
ダイトライト1000N(前述) 1.50
AGRIMER AL−10LC(前述) 1.50
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1720mPa・sであった。
実施例3
Special Black 4(顔料、デグサ・ヒュルスジャパン(株)製)
27.00
ジョンクリル678(スチレン−アクリル酸共重合体、分散剤、BASFジャパン(株)製) 7.00
ヘキシレングリコール 48.48
ダイトライト1000N(前述) 9.70
ANTARON V−516(アルキル化ポリビニルピロリドン、上記(化2)で示される化合物、55%IPA溶液、ISP ジャパン(株)製) 7.82
ダイトライト1000N、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、ANTARON V−516を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では3500mPa・sであった。
実施例4
三菱カーボンブラックMA220(顔料、三菱化学(株)製) 28.00
エスレックBL−1(前述) 7.50
ヘキシレングリコール 61.50
ケッチンフレックスMH(トルエンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、上記(化1)で示されるスルホンアミド樹脂、ライオンアクゾ(株)製) 2.07
GANEX V−220(アルキル化ポリビニルピロリドン、上記(化2)で示される化合物、ISPジャパン(株)製) 0.93
ダイトライト1000N、GANEX V−220以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、GANEX V−220を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1580mPa・sであった。
実施例5
C.I.Pigment Red 254 27.60
ジョンクリル67(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 55.40
ケッチンフレックスMH(前述) 3.00
ANTARON V−516(前述) 9.00
ダイトライト1000N、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、ANTARON V−516をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、赤色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2060mPa・sであった。
実施例6
オイルブラックHBB(染料、オリエント化学工業(株)製) 27.50
エスレックBL−1(前述) 6.00
ヘキシレングリコール 50.50
ダイトライト1000N(前述) 6.40
AGRIMER AL−10LC(前述) 9.60
上記の各成分の混合物をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では4120mPa・sであった。
実施例7
C.I.Pigment Red 254(前述) 20.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 62.14
ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂 6.50
ANTARON V−516(前述) 6.36
ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ANTARON V−516を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、赤色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2830mPa・sであった。
実施例8
Specia Black 4(前述) 20.00
ジョンクリル678(前述) 10.00
ヘキシレングリコール 58.00
ダイトライト1000N(前述) 4.10
GANEX V−220(前述) 7.90
ダイトライト1000N、GANEX V−220以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、GANEX V−220を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2350mPa・sであった。
実施例9
三菱カーボンブラックMA220(前述) 27.00
エスレックBL−1(前述) 9.00
ヘキシレングリコール 61.00
o−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂 1.02
AGRIMER AL−10LC(前述) 1.98
o−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、o−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1470mPa・sであった。
実施例10
Printex 35(顔料、デグサ・ヒュルスジャパン(株)製) 20.00
エスレックBL−1(ポリビニルブチラール、分散剤、積水化学(株)製)5.00
ヘキシレングリコール 72.00
ダイトライト1000N(前述) 1.50
PVP K−15(ポリビニルピロリドン、上記(化2)で示される化合物、ISPジャパン(株)製) 1.50
ダイトライト1000N、PVP K−15以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、PVP K−15を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では4750mPa・sであった。
実施例11
Printex 35(顔料、デグサ・ヒュルスジャパン(株)製) 20.00
エスレックBL−1(ポリビニルブチラール、分散剤、積水化学(株)製)5.00
ヘキシレングリコール 69.75
ダイトライト1000N(前述) 1.50
Luviskol Plus(ポリビニルカプロラクタムの40%エタノール溶液、上記(化2)で示される化合物、BASFジャパン(株)製) 3.75
ダイトライト1000N、Luviskol Plus以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、Luviskol Plusを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では3150mPa・sであった。
比較例1
Printex 35(前述) 30.00
エスレックBL−1(前述) 10.00
ヘキシレングリコール 55.00
ダイトライト1000N(前述) 5.00
ダイトライト1000N以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000Nを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1360mPa・sであった。
比較例2
Specia Black 4(前述) 25.00
エスレックBL−1(前述) 8.00
ヘキシレングリコール 62.00
AGRIMER AL−10LC(前述) 5.00
AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では4380mPa・sであった。
比較例3
C.I.Pigment Red 254(前述) 22.00
ジョンクリル67(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 71.00
ケッチンフレックスMH(前述) 1.20
AGRIMER AL−10LC(前述) 0.80
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、赤色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2200mPa・sであった。
比較例4
Printex 35(前述) 27.50
エスレックBL−1(前述) 8.00
ヘキシレングリコール 45.80
ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂 10.70
ANTARON V−516(前述) 8.00
ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、ANTARON V−516を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では3600mPa・sであった。
比較例5
オイルブラックHBB(前述) 27.60
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 40.66
ケッチンフレックスMH(前述) 5.10
ANTARON V−516(前述) 21.64
上記の各成分の混合物をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では4410mPa・sであった。
比較例6
Printex 35(前述) 29.00
ジョンクリル678(前述) 10.00
ヘキシレングリコール 53.54
ダイトライト1000N(前述) 4.26
ANTARON V−516(前述) 3.20
ダイトライト1000N、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、ANTARON V−516を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2350mPa・sであった。
比較例7
Specia Black 4(前述) 27.50
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 65.50
p−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂 1.00
AGRIMER AL−10LC(前述) 1.00
p−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、p−ニトロベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1330mPa・sであった。
比較例8
三菱カーボンブラックMA220(前述) 27.00
ジョンクリル678(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 61.00
ダイトライト1000N(前述) 1.40
AGRIMER AL−10LC(前述) 5.60
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1800mPa・sであった。
比較例9
C.I.Pigment Red 254(前述) 28.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 56.53
ダイトライト1000N(前述) 7.20
ANTARON V−516(前述) 3.27
ダイトライト1000N、ANTARON V−516以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、ANTARON V−516を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、赤色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2780mPa・sであった。
比較例10
C.I.Pigment Red 254(前述) 25.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 60.00
ケッチンフレックスMH(前述) 3.00
GANEX V−220(前述) 7.00
ダイトライト1000N、GANEX V−220以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、GANEX V−220を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、赤色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2370mPa・sであった。
比較例11
Printex 35(前述) 31.00
ジョンクリル678(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 51.00
ダイトライト1000N(前述) 11.70
AGRIMER AL−10LC(前述) 1.30
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2940mPa・sであった。
比較例12
オイルブラックHBB(前述) 24.00
エスレックBL−1(前述) 6.00
ヘキシレングリコール 63.71
ダイトライト1000N(前述) 1.20
ANTARON V−516(前述) 5.09
上記の各成分の混合物をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1520mPa・sであった。
比較例13
Printex 35(前述) 20.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 71.00
ケッチンフレックスMH(前述) 2.84
GANEX V−220(前述) 1.16
ダイトライト1000N、GANEX V−220以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、GANEX V−220を添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2270mPa・sであった。
比較例14
三菱カーボンブラックMA220(前述) 20.00
ジョンクリル678(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 71.00
ダイトライト1000N(前述) 1.40
AGRIMER AL−10LC(前述) 2.60
ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、ダイトライト1000N、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では2530mPa・sであった。
比較例15
Specia Black 4(前述) 20.00
エスレックBL−1(前述) 6.00
ヘキシレングリコール 72.00
p−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂 0.70
AGRIMER AL−10LC(前述) 1.30
p−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LC以外の成分をビーズミルで分散した後、p−エチルベンゼンスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂、AGRIMER AL−10LCを添加しプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では4680mPa・sであった。
比較例16
Printex 35(前述) 25.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 68.30
PVP K−90(ポリビニルピロリドン、ISPジャパン(株)製) 1.00
プライサーフA208S(リン酸エステル、潤滑剤、第一工業製薬(株)製)
0.40
ポリオキシエチレン(5)オレイルアミン 0.30
上記の各成分の混合物をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1220mPa・sであった。
比較例17
Printex 35(前述) 25.00
エスレックBL−1(前述) 5.00
ヘキシレングリコール 68.00
PVP K−90(ポリビニルピロリドン、ISPジャパン(株)製) 1.00
ジポリオキシエチレンエチレンアルキルエーテルリン酸 1.00
上記の各成分の混合物をプロペラ撹拌機にて60℃で4時間撹拌し、黒色のボールペン用インキを得た。測定した粘度は3.8s−1では1620mPa・sであった。
試験サンプルの作成
<直径1.0mmのボールを備えたボールペンチップを使用したボールペン>
上記実施例6、9、11及び比較例5、7、11、15で得た各ボールペン用インキを、直径1.0mmの超硬製のボールを、それぞれステンレス製のボールホルダーにて、ボールホルダーの先端開口部より一部突出した状態で抱持したボールペンチップと、押出成形により成形したポリプロピレン製パイプとを接続したリフィル体を収容するノック式ボールペン(Rolly、製品符号BP130、ぺんてる(株)製)のインキ収容管に0.25g充填し、市販の遠心機(H−103NR、株式会社コクサン)を用い、回転速度1700rpmで10分間遠心を行い、試験用ボールペンサンプルとした。
<直径0.7mmのボールを備えたボールペンチップを使用したボールペン>
上記実施例1、2、5、8、10及び比較例1〜4、8、10、13、14、16、17で得た各ボールペン用インキを、直径0.7mmの超硬製のボールを、それぞれステンレス製のボールホルダーにて、ボールホルダーの先端開口部より一部突出した状態で抱持したボールペンチップと、押出成形により成形したポリプロピレン製パイプとを接続したリフィル体を収容するノック式ボールペン(Rolly、製品符号BP127、ぺんてる(株)製)のインキ収容管に0.25g充填し、市販の遠心機(H−103NR、株式会社コクサン)を用い、回転速度1700rpmで10分間遠心を行い、試験用ボールペンサンプルとした。
<直径0.4mmのボールを備えたボールペンチップを使用したボールペン>
上記実施例3、4、7及び比較例6、9、12で得た各ボールペン用インキを、直径0.4mmのボールを備えたボールペンチップを持つノック式ボールペン(タプリクリップ、品番BNH5、ゼブラ(株)製)のインキ収容管に0.25g充填し、市販の遠心機(H−103NR、株式会社コクサン)を用い、回転速度1700rpmで10分間遠心を行い、試験用ボールペンサンプルとした。
書き味の滑らかさ評価(書き味抵抗値の標準偏差)
書き味の滑らかさは、一定速度でペンを動かしたときのペンを持つ手にかかる抵抗値の最大値と最小値のばらつき、すなわち、抵抗値の標準偏差の大きさで表される。
測定条件:実施例1〜11および比較例1〜17のインキを充填した各ボールペンサンプルをn=3本ずつ用意し、静・動摩擦測定機(Tribo−master Type TL201Sa、(株)トリニティーラボ製)を用い、ペン作成後未筆記のボールペンサンプルを、高筆圧条件として筆記荷重を300g、筆記角度70度、筆記速度7cm/secで15cm筆記させたときの筆記抵抗値を測定した。
筆記抵抗値の測定は、測定周波数200Hzにて10秒間測定を行った。測定開始0.5秒から2.0秒までの間で得られた筆記抵抗値のデータから、各ボールペンサンプルの筆記抵抗値の標準偏差を算出し、実施例、比較例の滑らかさの代表値とした。
標準偏差の値が小さいほど、得られた各点の筆記抵抗値にバラツキガ少ないこととなり、筆記抵抗値の増減が少なく一定に近い筆記抵抗値と考えられる。よって、急に筆記抵抗値が増加するような点がなく、滑らかな筆記感触と感じられるものである。
書き味の滑らかさ評価(官能試験):モニター20人で手書きによる官能試験を、実施例1〜11および比較例1〜17のインキを充填した各ボールペンサンプルの未筆記の状態のものを用い、筆記圧測定機(LABORATORY POLYGRAPH SYSTEM、日本光電工業(株)製)上にて高筆圧(250g〜350g)で筆記し、書き味を評価した。評価基準は、重いもしくは滑らかでない(1点)、軽いが滑らかでない、もしくは滑らかだが重い(2点)、軽くて滑らか(3点)、非常に軽くて滑らか(4点)で評価し、20人の平均値を算出した。
以上、詳細に説明したように本発明のボールペン用インキは、インキが低粘度で軽い書き味であり、高筆圧での筆記において極めて軽く滑らかな書き味を与えるボールペン用油性インキ組成物に関するものである。

Claims (1)

  1. 少なくとも、着色剤と、有機溶剤と、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と、下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物を含有し、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂と下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の総量が、インキ全量に対して3.0wt%以上であり、かつ、下記一般式(化1)を繰り返し単位とするスルホンアミド樹脂の使用量が下記一般式(化2)を繰り返し単位とする化合物の使用量に対して0.5倍以上2.3倍以下であるボールペン用油性インキ組成物。
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