JP2010202363A - エレベータおよびエレベータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、稼働状況によって運搬補助機器の利用を制限し、混雑時にも円滑に利用客を移送できる待ち時間の少ない運行制御を行うエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ1は、ICタグ(情報保持手段)11と、検出器12と、制御部13と、報知手段14とを備える。ICタグ11は、運搬補助機器50の種類に対応して取り付けられ、種類ごとに異なる情報を備える。検出器12は、エレベータ1の各階の乗場101に設置されて各ICタグ11の情報を読み取る。制御部13は、エレベータ1の稼働状況および各ICタグ11が保有する情報を基にそのICタグ11が付された運搬補助機器50をエレベータ1の乗籠3に乗車させるか判別する。報知手段14は、制御部13によって運搬補助機器50を乗籠3に乗車させないことが決定された場合にその運搬補助機器50を使っている利用者に対して乗籠3に乗車できないことを報知する。
【選択図】 図1
【解決手段】エレベータ1は、ICタグ(情報保持手段)11と、検出器12と、制御部13と、報知手段14とを備える。ICタグ11は、運搬補助機器50の種類に対応して取り付けられ、種類ごとに異なる情報を備える。検出器12は、エレベータ1の各階の乗場101に設置されて各ICタグ11の情報を読み取る。制御部13は、エレベータ1の稼働状況および各ICタグ11が保有する情報を基にそのICタグ11が付された運搬補助機器50をエレベータ1の乗籠3に乗車させるか判別する。報知手段14は、制御部13によって運搬補助機器50を乗籠3に乗車させないことが決定された場合にその運搬補助機器50を使っている利用者に対して乗籠3に乗車できないことを報知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、運搬補助機器を使用する者がエレベータを利用する際の利用制限を行うエレベータ、および、このエレベータを複数並べて設置している場合にこれらを統合管理するエレベータシステムに関する。
スーパーやショッピングセンターなど大型の商業施設に設けられたエレベータを利用する場合、運搬補助機器を伴って乗籠に乗り込むことがある。運搬補助機器にはショッピングカート、買い物籠、台車、乳母車など、形態や大きさのことなる様々な種類がある。
運搬補助機器にICタグを取り付けて、その情報を利用するエレベータの制御装置が特許文献1に記載されている。この制御装置は、ICタグの情報から運搬補助機器が籠内を占有する割合を計算する。そして、乗籠の積載荷重を超えていない場合でもICタグに割り当てられた占有率の上限を超えたときに乗場呼びをキャンセルすることによって、サービス効率の向上と利用者の不便さを解消しようとするものである。
しかしながら、特許文献1に記載された制御装置の場合、乗籠にショッピングカートを伴って乗り込む利用客が複数いると、それだけで占有率を超えてしまう可能性がある。混雑時には、運搬補助機器を持たない利用客も含めてなるべく多くの利用客を乗せるようにすることで、商業施設内における利用客の流れを円滑にしたい。
また、ショッピングカートにもいろいろな種類がある。特に、大型の商業施設では、幼児が乗り込むことのできるキャラクター付きの大型ショッピングカートが用意されていることもある。この大型ショッピングカートは、一般のものに比べて外形寸法が一回り以上大きい。そのため、この大型ショッピングカートを伴った利用客が乗籠に乗り込むと、他の利用客が乗れるスペースがほとんどなくなってしまう。
大型ショッピングカートを伴った大型カート利用客が混雑時に乗籠に乗ってしまうと、他の階の乗場で待つ他の利用客が到着した乗籠に乗ることができない。他の階でも同様のことが繰り返され、無駄にドアの開け閉めが行われる結果、利用客が乗場で乗籠を待つ時間が長くなるという不便さを招くこととなる。そのため、大型ショッピングカートが用意されている商業施設であっても、混雑時に大型ショッピングカートをエレベータに載せることを禁止している場合もある。しかし、乗り込む時にたまたまほとんど利用客がいなかったり、禁止されていることが貼紙などによって表示されているだけであったりすると、気付かずに乗ってしまったりする利用者も少なくない。また、時間帯や混雑状況にかかわらず閑散時間帯でも大型ショッピングカートを伴って乗籠に乗ること自体を禁止している場合もある。このような場合、大型カート利用客は、他の階へ移動するために乗籠に乗せることのできるサイズのショッピングカートに荷物を積み替えなければならない。
そこで、本発明は、稼働状況によって運搬補助機器の利用を制限し、混雑時にも円滑に利用客を移送でき、待ち時間の少ない運行制御を行うエレベータを提供する。
本発明に係るエレベータは、情報保持手段と、検出器と、制御部と、報知手段とを備える。情報保持手段は、運搬補助機器の種類に対応して取り付けられ、種類ごとに異なる情報を備える。検出器は、エレベータの各階の乗場に設置されて情報保持手段の情報を読み取る。制御部は、エレベータの稼働状況および情報保持手段が保有する情報を基に、その情報保持手段が付された運搬補助機器をエレベータの乗籠に乗車させるか判別する。報知手段は、制御部によってその運搬補助機器を乗籠に乗車させないことが決定された場合にその運搬補助機器を使っている利用者に対して乗籠に乗車できないことを報知する。
この場合、報知手段は、各階の前記乗場に設けられ、乗籠に乗車させないことが決定された運搬補助機器を伴う利用者が待機する乗場に、その運搬補助機器を伴って乗籠に乗車できないことを報知する。または、制御部は、その運搬補助機器を乗車させることを許可した場合に、その運搬補助機器が待機する乗場の乗場呼びを自動登録する。
また、情報保持手段が保有する情報は、運搬補助機器の大きさに関係する情報を少なくとも含む。制御部は、この情報を基に運搬補助機器の大きさに応じて乗籠へ乗車させるか否かの判別を行うための利用許可基準を有する。そして、利用許可基準によって区別された分類を表示する表示部を個々の運搬補助機器に設ける。この利用許可基準は、単位時間当たりの稼働率を基に設定する。
また、本発明に係るエレベータシステムは、複数種類の運搬補助機器が使用される建物内に複数基のエレベータを並べて配置しているエレベータシステムであって、情報保持手段と検出器と群管理制御部と報知手段とを備える。情報保持手段は、運搬補助機器の種類に対応して取り付けられ、種類ごとに異なる情報を備える。検出器は、エレベータの各階の乗場に設置され、情報保持手段の情報を読み取る。群管理制御部は、複数基のエレベータの単位時間当たりの個々の稼働率および情報保持手段が保有する情報を基に、その情報保持手段が付された運搬補助機器をエレベータの乗籠に乗車させるか判別する。報知手段は、制御部によってその運搬補助機器を乗籠に乗車させないことが決定された場合に、その運搬補助機器を使っている利用者に対して乗籠に乗車できないことを報知する。
本発明に係るエレベータによれば、エレベータの稼働状況によって大型ショッピングカートの利用を制限し、混雑時にも円滑に利用客を移送でき、利用客にとって待ち時間の少ない運行制御を行うことができる。
本発明に係る第1の実施形態のエレベータ1は、図1から図3を参照して説明する。図1に示すエレベータ1は、商業施設に設けられている。商業施設では、図1に示すように一般的な大きさの中型ショッピングカート53、および、このカートよりも一回り以上大きく幼児P2が乗り込むことのできる程度の大型ショッピングカート54など、少なくとも複数種類の運搬補助機器50が使用されている。これらの他に運搬補助機器50には、手提籠51や、その手提籠51を少なくとも1つ乗せるように作られた小型ショッピングカート52、乳母車、車椅子、台車など、この商業施設で貸し出されるものが含まれる。
図1に示すエレベータ1は、ICタグ11と検出器12と制御部13と報知手段14とを備える。ICタグ11は、一般的な中型ショッピングカート53や、大型ショッピングカート54など、大きさの異なる運搬補助機器50の種類に対応して取り付けられる。各ICタグ11は、情報保持手段の一例であって、取り付けられた運搬補助機器50の種類ごとにことなる情報として、少なくとも大きさに関係する情報を備えている。検出器12は、各階の乗場101に設置されており、接近してきた運搬補助機器50に取り付けられているICタグ11に含まれている情報を読み取る。
情報保持手段として、ICタグ11の代わりに同様の機能を有したカードや、バーコードや二次元バーコード、外部から容易に識別できる位置に表示された着色部でも良い。バーコードや二次元バーコードを情報保持手段として利用する場合、検出器12は、これらを読み取る読取装置にする。また、着色部を情報保持手段として利用する場合、検出器12は、色認識のできるカメラと判別部によって構成すればよい。着色部の色のみを判別するだけでは利用者の持ち物や衣服の色でも検出することが考えられるので、検出器12の判別部に形状認識機能も持たせ、色と形状の2つで識別すればよい。
制御部13は、エレベータ1の巻上機2と乗籠3と検出器12と報知手段14に接続されている。この制御部13は、エレベータ1の稼働状況およびICタグ11が保有する情報を基に、そのICタグ11が取り付けられた運搬補助機器50の大きさに応じて区別して、その運搬補助機器50の種類ごとに乗籠3に乗車させてもよいか判別する。本実施形態の制御部13は、判別する際の利用許可基準として、運搬補助機器50の大きさを「大型」、「中型」、「小型」の3段階に分けて判断する。各グループの運搬補助機器50を乗籠3に乗車させる許可をするかどうかについての利用許可基準は、エレベータ1の単位時間当たりの稼働率を基に設定される。本実施形態において稼働率とは、単位時間内に乗籠3が移動している時間の合計、および、単位時間内に乗籠3の籠ドア装置31が開放されている時間の合計を足し合わせたものとする。
報知手段14は、図1に示すように、各階の乗場101に設けられるスピーカ141と表示灯142とを備える。報知手段14は、制御部13によってその運搬補助機器50を乗籠3に乗車させないことが決定された場合に、その運搬補助機器50を使っている利用者P1,P3に対して乗籠3に乗車できないことをスピーカ141および表示灯142を使って報知する。この場合、報知手段14は、乗車の許可がされない運搬補助機器50のICタグ11が検出された階のみのスピーカ141および表示灯142を使って、その運搬補助機器50を伴っている利用者P1,P3に対して報知するようにしてもよい。
本実施形態において表示灯142は、図1に示すように、乗場101の乗場ドア装置102の幕板部分に配置されている。この表示灯142は、図3に示すように、中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54をそれぞれ模した図柄143,144と、それらの乗車を制限していることを示す「×(ばつ)」印145を重ねて表示できるようになっている。図柄143は、中型ショッピングカート53を伴って乗車することを許可している場合に表示され、図柄144は、大型ショッピングカート54を伴って乗車することを許可している間に表示される。
そして、中型ショッピングカート53または大型ショッピングカート54を乗せることが制限されている間、制限されているカートの図柄143,144に重ねて「×(ばつ)」印145が重ねて表示される。この表示灯142は、中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54が待機している階にのみ表示するのではなく、運搬補助機器50を持たない他の利用客P4に対しても分かるように、全ての階に同じ情報を表示しても良い。
また、このエレベータ1は、使用している運搬補助機器50がどの区分の分類に含まれているのか利用者P1,P3に分かるように表示する表示部15を個々の運搬補助機器50にさらに備えている。この表示部15は、図1に示すように、中型ショッピングカート53や大型ショッピングカート54の側部または利用者P1,P3が操作する手元部に配置される。表示部15は、恒久的なステッカーやプレートでも良いし、他の情報も表示することができるディスプレイ装置であっても良い。また、表示部15は、乗場101において乗車許可されないことを報知するときに点灯するあるいは消灯するランプであっても良い。
表示部15がディスプレイ装置である場合、普段はその利用者にとって有益な情報、例えばその商業施設内の限定の販売情報や広告を表示させておいても良いし、商業施設内の案内や情報検索が行えるようになっていても良い。
以上の構成を備えたエレベータの制御部13の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。この実施形態では、利用許可基準として運搬補助機器50の大きさによる分類以外に、エレベータ1の稼働率が80%以上の場合、80〜50%の場合、50%以下の場合の3つの稼働状況における各運搬補助機器50に対する利用制限を設けている。
エレベータ1は、各階の乗場101に近づく運搬補助機器50のICタグ11を常に検出器12によって探知している(S1)。一定時間以上、検出器12の探知圏内に滞在する運搬補助機器50のICタグ11を検出すると、制御部13は、検出時から過去30分にさかのぼって、巻上機2の作動時間や籠ドア装置31の作動信号などからエレベータ1の稼働率を計算する。稼働率が50%以上かどうか判断し(S2)、50%以上の場合は、さらに稼働率が80%以上であったか判断する(S3)。
稼働率が80%以上であった場合、検出したICタグ11の情報が「大型」か「中型」であるか判断する(S4)。運搬補助機器50のICタグ11の情報が「大型」か「中型」である場合は、ICタグ11を検出してから約10分間、これらのICタグ11が付された中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54が乗籠に乗車することを制限するために、第1のアナウンスをながす(S5)。この第1のアナウンスは、例えば「ただいまの時間帯は、エレベータが大変混み合っておりますので、大型ショッピングカートおよび中型ショッピングカートをエレベータに載せることができません。恐れ入りますが、大型ショッピングカートおよび中型ショッピングカートをご利用のお客様は、カートを置いてお乗りになられるか、または、お手回り品を小型ショッピングカートに積み替えてご利用いただきますよう、ご協力お願いいたします。」といったように、中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54を伴って乗籠3に乗車することを自粛するよう利用者P1,P3呼びかけるものとする。
また、エレベータ1は、報知手段14として表示灯142を備えているので、第1のアナウンスと同時に表示灯142によって大型ショッピングカート54および中型ショッピングカート53の利用者P1,P3に対して、乗車を制限していることを表示する。本実施形態では、図3に示す図柄143,144に「×(ばつ)」印145を重ねて表示することで、視覚的に中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54を載せることを制限していることを利用者P1,P3に示す。このとき、スピーカ141および表示灯142で報知する階は、対象となる運搬補助機器50が待機している階のみでよい。さらに様々な情報を表示できるディスプレイを各運搬補助機器50に備えている場合は、第1のアナウンスをすることなく、対象となる運搬補助機器50のディスプレイにのみ乗車を制限していることを表示する。
検出されたICタグ11の情報が「大型」または「中型」以外であった場合、そのICタグ11を検出したのがその商業施設の最下階であるか判断し(S6)、最下階であった場合は、上階に向かうための乗場呼びを自動登録する(S7)。また最下階で無い場合は、最上階であるか判断し(S8)、最上階であった場合は、下階に向かうための乗場呼びを自動登録する(S9)。
なお、最上階から複数階、もしくは最下階から複数階に駐車場階を配置している商業施設の場合、中間階であってもその駐車場階から向かう先は商業階であって、他の駐車場階へ向かうことが少ないと考えられる。そこで、駐車場階で運搬補助機器50のICタグ11を検出した場合、乗車制限されていなければ、商業階へ向かう方向の乗場呼びを自動登録するようにしても良い。
稼働率が80〜50%であると判断された場合、検出されたICタグ11の情報が「大型」であるか判断する。そして、「大型」であった場合は、大型ショッピングカート54が乗籠3に乗車することを制限するために、第2のアナウンスをながす(S11)。このときの第2のアナウンスは、例えば「ただいまの時間帯は、エレベータが混み合っておりますので、大型ショッピングカートをエレベータに載せることができません。恐れ入りますが、大型ショッピングカートをご利用のお客様は、カートを置いてお乗りになられるか、または、お手回り品を小型ショッピングカートもしくは中型ショッピングカートに積替えてご利用ください。ご協力お願いいたします。」といったように、大型ショッピングカート54を伴って乗籠3に乗車することを自粛するように呼びかけるものとする。
また、第2のアナウンスと同時に表示灯142によって大型ショッピングカート54の利用者P1に対して、乗車を制限していることを表示する。本実施形態では図3に示す図柄144に「×(ばつ)」印145を重ねて表示することで、視覚的に大型ショッピングカート54をエレベータ1に載せることが制限されていることを利用者P1に示す。このときスピーカ141および表示灯142で報知する階は、対象となる大型ショッピングカート54が待機する階のみでよい。さらにディスプレイを大型ショッピングカート54に備えている場合は、第2のアナウンス(S11)をすることなくこのディスプレイを通して利用者P1に乗車の制限を行っていることを表示する。
そして、検出されたICタグ11の情報が「大型」以外であった場合、そのICタグ11を検出したのが商業施設の最下階であったか(S6)または最上階であったか(S8)それぞれ判断し、上行きの乗場呼びを自動登録する(S7)か、下行きの乗場呼びを自動登録する(S9)。
さらに、稼働率が50%以下であると判断された場合、運搬補助機器50を伴ってエレベータ1に乗車することを制限しない。したがって、利用者P1,P3は自由に気兼ねすることなく大型ショッピングカート54や中型ショッピングカート53を伴ってエレベータ1に乗ることができる。この場合、他のときと同様に、ICタグ11を検出したのが商業施設の最下階であったか(S6)最上階であったか(S8)判断し、それぞれ上行きの乗場呼びを自動登録する(S7)か、下行きの乗場呼びを自動登録(S9)する。
以上のように、本発明のエレベータは、エレベータ1の稼働状況に応じて運搬補助機器50の利用許可条件を判別する。そして、閑散時間帯には、大型ショッピングカート54も含めた運搬補助機器50を伴ってのエレベータに乗ることを許可し、混雑時間帯には、運搬補助機器50の大きさに関連付け、大型あるいは中型の運搬補助機器50を伴ってエレベータ1に乗ることを制限する。このようにすることで、混雑時間帯においてエレベータ1を利用できる人数を増やし、乗場101での待ち時間を減らすことができる。そして、閑散時間帯には大型ショッピングカート54までの全ての運搬補助機器50をエレベータ1に持ち込むことができるようにすることで、エレベータ1を利用するたびに小型の運搬補助機器50に乗せ替える煩わしさをなくすことができる。
つまり、大型や中型に区分された運搬補助機器50を乗籠3に載せることをすべて禁止するのではなく、エレベータ1の稼働状況に応じて利用可能にしている。これにより、混雑時間帯におけるエレベータ1の待ち時間を少なくするとともに、閑散時間帯における大型や中型の運搬補助機器50を利用できる自由度を拡大することができる。
また、利用許可条件に係る情報を有したICタグ11を運搬補助機器50に取り付け、その検出器12および報知手段14を乗場101に設置した。そして、運搬補助機器50を伴った利用者P1,P3がエレベータ1を利用しようと乗場101付近に接近しただけで、その運搬補助機器50を伴って乗籠3に乗車できるか、乗籠3が到着する前に判断される。したがって、運搬補助機器50の利用者P1,P3は、エレベータ1の乗籠3に持ち込むことのできる運搬補助機器50に、乗籠3が到着する前に予め積替えることができる。
さらに、このエレベータ1では、最上階および最下階においてICタグ11を検出した場合に、乗場呼びが自動登録される。したがって、運搬補助機器50の利用者P1,P3は乗場呼びをする手間が省ける。そして、運搬補助機器50に表示部15を設けている場合、運搬補助機器50を利用している利用者P1,P3自身に自覚させることで、報知手段14によって報知されたときに自分で使用している運搬補助機器50が利用許可条件のどの区分に分類されているのか速やかに判断することができる。また、表示部15としてディスプレイを備える場合は、その運搬補助機器50の利用者P1,P3である本人のみに利用制限がされていることを報知することができる。したがって、利用している運搬補助機器50がエレベータ1の利用制限を受けていることをすぐに知ることができる。
本発明に係る第2の実施形態のエレベータシステムは、図4を参照して説明する。エレベータシステム100は、複数種類の運搬補助機器50が使用される商業施設の建物内に、複数基、本実施形態では3基のエレベータ1A,1B,1Cを並べて配置している。このエレベータシステム100は、ICタグ11と検出器12と群管理制御部16と報知手段14とを備える。ICタグ11は、運搬補助機器50のそれぞれに取り付けられ、種類ごとに異なる情報を備えている。本実施形態では運搬補助機器50として、手提籠51を載せるように作られた小型ショッピングカート52と、中型ショッピングカート53と、大型ショッピングカート54とが使用される。
検出器12は、各階の乗場101を全体的に検出できる位置に1つ設置されている。報知手段14は、スピーカ141と表示灯142とを有している。図4に示すように、スピーカ141は、各乗場101に1つ設置されているのに対し、表示灯142は、各エレベータ1A,1B,1Cの乗場ドア装置102ごとに設けられている。
群管理制御部16は、3基のエレベータ1A,1B,1Cの単位時間当たりのここの稼働率および個々のICタグ11が保有する情報を基に、そのICタグ11が付された運搬補助機器50を乗籠3に乗車させるか判別する。この場合、稼働率は、単位時間内に各エレベータ1A,1B,1Cの乗籠3が動いている時間の合計と単位時間内に各エレベータ1A,1B,1Cの乗籠3の籠ドア装置31が開いている時間の合計とを併せ、3基分の単位時間で割った値とする。複数基のエレベータの場合の稼働率は、次式のように表すことができる。
稼働率=[Σtmn+Σtdn]/(T・n)
Σtmn:全エレベータの乗籠が動いている時間の合計
Σtdn:全エレベータの籠ドア装置の開放時間の合計
n:エレベータの基数
T:1基当たりの単位時間
本実施形態では、稼働率を査定するための単位時間は、過去約30分間とし、10分ごとに更新している。そして、その間の稼働状況に基づいて3基のエレベータ1A,1B,1Cからなる一群の稼働率を計算し、運搬補助機器50の利用制限を設けている。本実施形態では、第1の実施形態と同様に、稼働率が50%以下の場合、運搬補助機器50を自由に載せることができる。稼働率が50〜80%の場合、大型ショッピングカート54は乗籠3に乗せることを制限され、中型ショッピングカート53および小型ショッピングカート52は自由に乗せることができる。また、稼働率が80%以上の場合、大型ショッピングカート54および中型ショッピングカート53が制限される対象となり、小型ショッピングカート52だけを乗せることができる。
稼働率=[Σtmn+Σtdn]/(T・n)
Σtmn:全エレベータの乗籠が動いている時間の合計
Σtdn:全エレベータの籠ドア装置の開放時間の合計
n:エレベータの基数
T:1基当たりの単位時間
本実施形態では、稼働率を査定するための単位時間は、過去約30分間とし、10分ごとに更新している。そして、その間の稼働状況に基づいて3基のエレベータ1A,1B,1Cからなる一群の稼働率を計算し、運搬補助機器50の利用制限を設けている。本実施形態では、第1の実施形態と同様に、稼働率が50%以下の場合、運搬補助機器50を自由に載せることができる。稼働率が50〜80%の場合、大型ショッピングカート54は乗籠3に乗せることを制限され、中型ショッピングカート53および小型ショッピングカート52は自由に乗せることができる。また、稼働率が80%以上の場合、大型ショッピングカート54および中型ショッピングカート53が制限される対象となり、小型ショッピングカート52だけを乗せることができる。
このエレベータシステム100は、乗場呼びがあった場合に、群管理制御部16が、籠呼びのあった階へ、その階に最も近くにいる乗籠3を向わせることができる。稼働率と運搬補助機器50の大きさに基づいて利用制限する機能およびその制御について、群管理制御部16は、図2に示されたフローチャートに従って動作する第1の実施形態の制御部13と同じである。したがって、群管理制御部16の動作については、図2およびその説明部分を参照するものとして、ここでの記載を省略する。
なお、エレベータシステム100は、3基のエレベータ1A,1B,1Cを有している。そこで、群管理制御部16は、混雑時に大型ショッピングカート54や中型ショッピングカート53を乗せないように利用制限するのではなく、大型ショッピングカート54や中型ショッピングカート53が利用できるエレベータをどれかに特定するようにしても良い。例えば図4に示すように、中型ショッピングカート53はエレベータ1Bだけを利用できるようにし、大型ショッピングカート54は、エレベータ1Cだけを利用できるようにする。
そして、中型ショッピングカート53が待機している階の乗場101の表示灯142のうち、中型ショッピングカート53を乗せられないエレベータ1A,1Cの表示灯142には、対応する図柄143および「×(ばつ)」印145を表示し、中型ショッピングカート53を乗せても良いエレベータ1Bには、対応する図柄143のみを表示することで、利用者P3に対して、中型ショッピングカートを乗せても良いエレベータがどれであるか示す。このとき、もう一つの報知手段14のスピーカ141でどの号機であれば乗せてもよいかアナウンスをすることも好ましい。
同様に、大型ショッピングカート54が待機している階の乗場101の表示灯142のうち、大型ショッピングカート54を乗せられないエレベータ1A,1Bの表示灯142には、対応する図柄144および「×(ばつ)」印145を重ねて表示し、大型ショッピングカート54を乗せても良いエレベータ1Cには、対応する図柄144のみを表示することで、利用者P1に対して、大型ショッピングカート54を載せても良いエレベータがどれであるか示す。
大型ショッピングカート54および中型ショッピングカート53が待機する階以外の階で待っている利用者P4には、中型ショッピングカート53用に指定されたエレベータ1Bがどれか、大型ショッピングカート54用に指定されたエレベータ1Cがどれであるか、対応する図柄143,144を表示灯142に表示する。また、中型ショッピングカート53および大型ショッピングカート54を乗せることが制限されているエレベータ1Aがどれであるか対応する図柄143,144に「×(ばつ)」印145を重ね合わせて表示しておく。このようにすることで、運搬補助機器50を持たない利用者P4や、小型ショッピングカート52を使用する利用者P5は、どのエレベータの前で待てば良いか即座に分かる。
さらに、異なる階で中型ショッピングカート53を伴う利用者P3がそれぞれ待機している場合は、両者が同じエレベータに乗らないようにするために、群管理制御部16は、一方をエレベータ1Aに、他方をエレベータ1Bに誘導するように表示灯142の図柄143と「×(ばつ)」印145を点灯させる。
稼働率が50%以下のときに、大型ショッピングカート54を伴って乗車しようとする利用者P1が乗場101に現れた場合は、他に利用者が乗っていないエレベータの表示灯142に対応する図柄144を点灯させてそのエレベータに誘導する。そして、大型ショッピングカート54を乗せたあとその利用者P1が目的階に行くまで、他の階で乗場呼びがあっても止まらないように、群管理制御部16で運転制御する。このようにすることで、乗籠3内部での混雑を避けることができる。
以上のように、このエレベータシステム100は、ICタグ11から運搬補助機器50の大きさに関する情報を入手し、群管理制御部16によって混雑状況に応じて運搬補助機器50の利用制限をするだけでなく、群管理制御部16によって各運搬補助機器50が利用できるエレベータ1A,1B,1Cを積極的に指定することで、混雑を緩和することができる。
第1の実施形態および第2の実施形態では運搬補助機器50として、小型ショッピングカート52、中型ショッピングカート53、大型ショッピングカート54を例示して利用制限する場合のエレベータシステム100について説明した。しかし、運搬補助機器50としてほかに車椅子を含んでいる場合は、エレベータシステム100は、車椅子を優先的に乗籠3に乗車させるように、報知手段14のスピーカ141や表示灯142を使用して、特定のエレベータに案内しても良い。
1,1A,1B,1C…エレベータ、3…乗籠、11…ICタグ、12…検出器、13…制御部、14…報知手段、15…表示部、16…群管理制御部、50…運搬補助機器、51…手提籠、52…小型ショッピングカート、53…中型ショッピングカート、54…大型ショッピングカート、100…エレベータシステム、101…乗場、P1,P3…利用者。
Claims (7)
- 運搬補助機器の種類に対応して取り付けられ種類ごとに異なる情報を備える複数種類の情報保持手段と、
エレベータの各階の乗場に設置されて前記情報保持手段の情報を読み取る検出器と、
前記エレベータの稼働状況および前記情報保持手段が保有する情報を基に当該情報保持手段が付された前記運搬補助機器を前記エレベータの乗籠に乗車させるか判別する制御部と、
前記制御部によって前記運搬補助機器を前記乗籠に乗車させないことが決定された場合に当該運搬補助機器を使っている利用者に対して乗籠に乗車できないことを報知する報知手段と
を備えることを特徴とするエレベータ。 - 前記報知手段は、各階の前記乗場に設けられ、前記乗籠に乗車させないことが決定された前記運搬補助機器を伴う利用者が待機する前記乗場に、当該運搬補助機器を伴って乗籠に乗車できないことを報知する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記制御部は、前記運搬補助機器を乗車させることを許可した場合に前記運搬補助機器が待機する前記乗場の乗場呼びを自動登録する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記情報保持手段が保有する情報は、前記運搬補助機器の大きさに関係する情報を少なくとも含み、
前記制御部は、前記情報を基に前記運搬補助機器の大きさに応じて前記乗籠へ乗車させる判別を行うための利用許可基準を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記利用許可基準によって区別された分類を表示する表示部が前記運搬補助機器に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
- 前記利用許可基準は、単位時間当たりの稼働率を基に設定されることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
- 複数種類の運搬補助機器が使用される建物内に複数基のエレベータを並べて配置しているエレベータシステムであって、
前記運搬補助機器の種類に対応して取り付けられ種類ごとに異なる情報を備える複数種類の情報保持手段と、
前記エレベータの各階の乗場に設置されて前記情報保持手段の情報を読み取る検出器と、
複数基の前記エレベータの単位時間当たりの個々の稼働率および前記情報保持手段が保有する情報を基に当該情報保持手段が付された前記運搬補助機器を前記エレベータの乗籠に乗車させるか判別する群管理制御部と、
前記群管理制御部によって前記運搬補助機器を前記乗籠に乗車させないことが決定された場合に当該運搬補助機器を使っている利用者に対して前記乗籠に乗車できないことを報知する報知手段と
を備えることを特徴とするエレベータシステム。
Priority Applications (1)
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