JP5882418B1 - エレベータシステムおよびこれに利用するエレベータ制御装置、エレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータシステムおよびこれに利用するエレベータ制御装置、エレベータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 大型荷物を搬送する利用者が大型荷物用エレベータを利用する際に、利用者の利便性を損なわず且つ運転効率を低下させないように運転することが可能なエレベータシステムおよびこれに利用するエレベータ制御装置、エレベータ制御方法を提供する。【解決手段】 実施形態によればエレベータ制御装置は、呼び登録部と判定部と運転制御部とを備える。呼び登録部はホールの大型荷物の搬送者による所定の動作が検出されると特殊ホール呼びを登録し、当該登録に基づいて運転が行われた後に大型荷物がホールに残っているときには専用ホール呼びを登録する。判定部は特殊ホール呼びが登録されるとホール待ちとかご内との合計人数がかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する。運転制御部は合計人数が所定割合を超えていないときに特殊ホール呼びに応答し、専用ホール呼びが登録されると大型荷物の搬送者に対する専用運転を行う。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、エレベータシステムおよびこれに利用するエレベータ制御装置、エレベータ制御方法に関する。
従来、病院や養護施設等の建物には、ベッドに乗せたままの患者等を搬送するための寝台用エレベータが設置されている。寝台用エレベータでは、通常時は一般のエレベータと同様の通常運転が行われているが、エレベータホールに設置された専用ホール呼びボタンが操作されると専用運転に切り替えられる。専用運転に切り替えられると、当該専用ホール呼びボタンが操作された階床に乗りかごが呼び戻され、利用者が乗りかごにベッドを搬入して乗車した後、他階のホール呼びには応答せずに、乗車した利用者の目的階まで直行運転する。
特開2009−190891号公報
上述したような寝台用エレベータでは、一般利用者が誤って専用ホール呼びボタンを操作することがあり、その場合、不必要な専用運転が実行されることにより途中階でエレベータ待ちをする利用者の待ち時間が長くなり、運転効率が低下してしまう恐れがあった。
また、ベッドを搬送する利用者が専用ホール呼びボタンを操作する際は、当該利用者はベッドから一度離れて操作を行わなければならず、利便性が低下する恐れがあった。
さらに、ベッドを搬送する際に目的階までの直行運転が必要ない場合でも、専用ホール呼びボタン操作により専用運転に切り替えられると目的階まで強制的に直行運転になってしまい、目的階が異なる一般利用者は乗りかご内に空きスペースがあっても乗車することができず、一般利用者の利便性が低下するとともに運転効率が低下する恐れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、大型荷物を搬送する利用者が大型荷物用エレベータを利用する際に、当該利用者と一般利用者との双方の利便性を損なわず、且つ運転効率を低下させないように運転することが可能なエレベータシステムおよびこれに利用するエレベータ制御装置、エレベータ制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータ制御装置は、呼び登録部と判定部と運転制御部とを備える。呼び登録部はホールの大型荷物の搬送者による所定の動作が検出されると特殊ホール呼びを登録し、当該登録に基づいて運転が行われた後に大型荷物がホールに残っているときには専用ホール呼びを登録する。判定部は特殊ホール呼びが登録されるとホール待ちとかご内との合計人数がかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する。運転制御部は合計人数が所定割合を超えていないときに特殊ホール呼びに応答し、専用ホール呼びが登録されると大型荷物の搬送者に対する専用運転を行う。
本実施形態において「特殊ホール呼び」とは、大型搬送物の搬送者の操作により登録される、大型搬送物を搬送するためのホール呼びであり、「専用ホール呼び」とは、特殊ホール呼びにより呼びよせた乗りかごが出発した後にも当該大型搬送物がエレベータホールに残っている場合に、当該搬送者に対する専用運転を行うために自動で登録されるホール呼びである。
第1〜第4実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。 第1〜第4実施形態によるエレベータ制御装置が接続されたエレベータホールの各装置を示す説明図。 第1〜第4実施形態によるエレベータ制御装置が接続された乗りかごの各装置を示す説明図。 第1〜第4実施形態によるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第4実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステムは、建物内に設置された大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータとしての寝台用エレベータ1−1を備え、各階床のエレベータホール2の間を、乗りかご3−1が昇降することで利用者やベッドを搬送する。寝台用エレベータ1−1の昇降路上部にはエレベータ制御装置4Aが設置されており、エレベータ制御装置4Aは、テールコード5−1を介して乗りかご3−1に接続されるとともに、ハーネス6を介してホール2に設置された各種装置に接続されている。乗りかご3−1は寝台用であり、ベッド等を乗せるスペースを有している。
ホール2の詳細な構成について、図2を参照して説明する。ホール2には、ホールドア7−1と、ホール2にある所定の対象物であるベッドを検出する対象物検出装置8と、ホール2にいる利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置9と、ホール2にいる利用者の人数を検出するホール待ち人数検出装置10と、ホール2にいる一般利用者がホール呼び操作を行うためのホール呼びボタン11と、ホール2にいる利用者に報知情報をアナウンスするためのアナウンス装置12とが設置されている。
対象物検出装置8は、エレベータ制御装置4Aに接続され、検出対象の大型搬送物であるベッドの形状を予め登録しておき、ホール2に設置されたカメラ装置(図示せず)で撮影された画像情報を解析して登録したベッドの形状を検出することで、ホール2にベッドがあるか否かを判断する。そして、ホール2にベッドがあると判断すると、ベッドを検出したことを示す対象物検出情報を生成してエレベータ制御装置4Aに送信する。
動作検出装置9は、エレベータ制御装置4Aに接続され、例えば検出対象の動作として利用者が指を上方向に向ける動作や下方向に向ける動作の形状および動作状態を予め登録しておき、ホール2に設置されたカメラ装置(図示せず)で撮影された画像情報を解析して登録した形状および動作状態を検出することで、ホール2にいる利用者が、登録された所定の動作を行ったか否かを判断する。そして、ホール2にいる利用者が所定の動作を行ったと判断すると、当該動作を検出したことを示す動作検出情報を生成してエレベータ制御装置4Aに送信する。
ホール待ち人数検出装置10は、エレベータ制御装置4Aに接続され、例えばホール2に設置されたカメラ装置(図示せず)で撮影された画像情報を解析することで、ホール2にいる利用者の人数を検出する。そして、検出したホール2の利用者の人数を、ホール待ち人数情報としてエレベータ制御装置4Aに送信する。
乗りかご3−1内の詳細な構成について、図3を参照して説明する。乗りかご3−1内には、かごドア13と、乗りかご3−1内に乗車している利用者の人数を検出するかご内人数検出装置14と、乗りかご3−1内の利用者が目的階を指定するかご呼び操作を行うためのかご呼びボタン15とが設置されている。
かご内人数検出装置14は、エレベータ制御装置4Aに接続され、乗りかご3−1の底面に設置された荷重検出装置(図示せず)で検出された荷重量に基づいて乗りかご3−1内の利用者の人数を推定するかまたは、乗りかご3−1内に設置されたカメラ装置(図示せず)で撮影された画像情報を解析することで、乗りかご3−1内にいる利用者の人数を検出する。そして、検出した乗りかご3−1内の利用者の人数を、かご内人数情報としてエレベータ制御装置4Aに送信する。
エレベータ制御装置4Aは、対象物検出情報取得部41と、時刻情報記憶部42と、動作検出情報取得部43と、呼び登録部44と、ホール待ち人数取得部45と、かご内人数取得部46と、判定部47と、運転制御部48Aとを有する。
対象物検出情報取得部41は、対象物検出装置8から送信された対象物検出情報を取得する。時刻情報記憶部42は、対象物検出情報取得部41で対象物検出情報が取得されたときの検出時刻を取得し記憶する。動作検出情報取得部43は、動作検出装置9から送信された動作検出情報を取得する。
呼び登録部44は、ホール呼びボタン11の操作による一般ホール呼び、およびかご呼びボタン15の操作による一般かご呼びを登録する。また呼び登録部44は、対象物検出情報取得部41で対象物検出情報が取得された後、時刻情報記憶部42に記憶された検出時刻から所定時間以内に動作検出情報取得部43で動作検出情報が取得されると、当該対象物検出情報が取得されたホール2にあるベッドを搬送するための特殊ホール呼びを登録する。また呼び登録部44は、前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後にベッド搬送者がホール2に残っていると判断したときには、当該ベッド搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する。
ホール待ち人数取得部45は、ホール待ち人数検出装置10から送信されたホール待ち人数情報を取得する。かご内人数取得部46は、かご内人数検出装置14から送信されたかご内人数情報を取得する。
判定部47は、呼び登録部44で特殊ホール呼びが登録されると、ホール待ち人数取得部45で取得されたホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得されたかご内人数情報との合計が、予め設定された乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する。
運転制御部48Aは、通常運転モードによる運転中は、呼び登録部44に登録された一般ホール呼びおよび一般かご呼びに応答して乗りかご3−1を昇降させるよう制御する。また運転制御部48Aは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録され、判定部47により、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、登録された特殊ホール呼びに応答せずに通常運転を継続する。そして、通常運転を継続しているときに、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録されると、登録されているすべての一般かご呼びおよび一般ホール呼びに応答した後、専用ホール呼びが登録されたホール2に乗りかご3−1を直行運転させる専用運転を行う。また運転制御部48Aは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録され、判定部47により、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が、乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定されたときには、登録された特殊ホール呼びに応答する。そして、当該応答により乗りかご3−1が特殊ホール呼びの登録階に着床して戸開し、その後戸閉したときに、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録されると、上記と同様に、登録されているすべてのかご呼びおよびホール呼びに応答した後、特殊ホール呼びが登録されたホール2に乗りかご3−1を直行運転させる専用運転を行う。
〈第1実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステムの動作について説明する。図5は、本実施形態においてベッド搬送者がエレベータシステム内の寝台用エレベータ1−1を利用するときに、エレベータ制御装置4Aで実行される処理を示すフローチャートである。
まず、寝台用エレベータ1−1が通常運転モードで運転しているときには、ホール呼びボタン11の操作により呼び登録部44に登録された一般ホール呼びと、かご呼びボタン15の操作により呼び登録部44に登録された一般かご呼びとに応答して、運転制御部48Aにより乗りかご3−1の昇降が制御されている(S1)。
通常運転中に、対象物検出装置8でホール2にベッドがあることが検出されて対象物検出情報が送信されると、エレベータ制御装置4Aの対象物検出情報取得部41で取得される(S2の「YES」)。また、対象物検出情報取得部41で対象物検出情報が取得されたときの検出時刻が時刻情報記憶部42で取得され、記憶される(S3)。
次に、記憶された検出時刻から所定時間(例えば10秒)以内に、動作検出装置9でベッド搬送者の所定の動作が検出されて動作検出情報が送信されると、エレベータ制御装置4Aの動作検出情報取得部43で取得される(S4の「YES」)。ここでは、ベッド搬送者により行われた、指を上方向に向ける動作が検出され、当該動作についての動作検出情報が取得されたものとする。
このように、対象物検出情報取得部41で対象物検出情報が取得された後、動作検出情報取得部43で指を上方向に向ける動作の動作検出情報が取得されると、当該対象物検出情報が取得されたホール2にあるベッドを上方向の階床に搬送するための特殊ホール呼びが呼び登録部44に登録される(S5)。
呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録されると、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新のかご内人数情報との合計が、予め設定された乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えているか否かが判定部47で判定される(S6)。この所定割合は、特殊ホール呼びが登録された時点で、乗りかご3−1が着床した際にベッドを搬入するスペースがあるかどうかを確認するために予め設定される閾値であり、本実施形態においては「50%」に設定されているものとする。
ここで判定部47において、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新のかご内人数情報との合計が、予め設定された乗りかご3−1の定員数の50%を超えており、乗りかご3−1にベッドを搬入することができないと判定されたとき(S6の「YES」)には、運転制御部48Aでは、呼び登録部44に登録された特殊ホール呼びには応答せず、それ以外の一般ホール呼びおよび一般かご呼びに応答する通常運転が継続される(S7)。
ステップS7での通常運転継続中、時刻情報記憶部42に記憶された検出時刻から所定時間(例えば1分)が経過したときに、対象物検出装置8でホール2にベッドがあることが検出されて対象物検出情報が取得されると(S8の「YES」)、ステップS2で検知されたベッド搬送者が乗りかご3−1に乗り込めずに、ベッドとともにまだホール2に残っていると判断され、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録される(S9)。
専用ホール呼びとは、ベッド搬送者に対する専用運転を行うためのホール呼びであり、当該専用ホール呼びが登録されると、運転制御部48Aによる運転が専用運転モードに切り替えられ(S10)、登録されているすべてのかご呼びおよびホール呼びに応答した後、専用ホール呼びが登録されたホール2に乗りかご3−1が直行運転される。このとき、複数の階床のホールで専用ホール呼びが登録されている場合は、専用ホール呼びが登録された順に、直行運転が行われる。
またステップS6において、判定部47により、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新のかご内人数情報との合計が、予め設定された乗りかご3−1の定員数の50%を超えておらず、乗りかご3−1にベッドを搬入することが可能であると判定されたとき(S6の「NO」)には、運転制御部48Aにより呼び登録部44に登録された特殊ホール呼びに応答され、一般ホール呼びに対する応答と同様に、特殊ホール呼びの登録階であるホール2に乗りかご3−1を着床させる(S11)。
乗りかご3−1がホール2に着床して乗りかご3−1が戸開し、利用者の乗降後戸閉した(S12の「YES」)後に、対象物検出装置8でホール2にベッドがあることが検出されて対象物検出情報が取得されると(S13の「YES」)、ステップS2で検知されたベッド搬送者が乗りかご3−1に乗り込んでおらず、ベッドとともにまだホール2に残っていると判断され、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録される(S9)。専用ホール呼びが登録されると、運転制御部48Aによる運転が専用運転モードに切り替えられ(S10)、登録されているすべてのかご呼びおよびホール呼びに応答した後、専用ホール呼びが登録されたホール2に乗りかご3−1が直行運転される。
ホール2に乗りかご3−1が着床し、ベッド搬送者がベッドとともに乗りかご3−1に乗車し、目的階まで直行運転して戸開すると、専用ホール呼びへの応答が完了して専用運転モードから通常運転モード(S1)に戻る。また、ステップS2、S8、S13において対象物検出情報取得部41で対象物検出情報が取得されていないとき(S2の「NO」、S8の「NO」、Sの「NO」)、および、ステップS4において動作検出情報取得部43で動作検出情報が取得されていないとき(S4の「NO」)にも、通常運転モード(S1)に戻る。
以上の第1実施形態によれば、正当なベッド搬送者として認証された利用者のみがベッド搬送のための特殊ホール呼び登録を行うことができ、当該ベッド搬送者が特殊ホール呼びを行ったときに、乗りかごにベッドを搬入するスペースがあれば通常運転のままでベッドを搬送し、通常運転中には乗りかごにベッドを搬入するスペースがなかったときや、スペースがあると判断されて当該階で戸開してもベッド搬送者が乗り込まなかったときにのみ、ベッド搬送者のための専用運転を実行するため、不必要な専用運転が実行されず、ベッド搬送者と一般利用者との双方の利便性を損なうことがなく、且つ運転効率を低下させないようにエレベータの運転を行うことができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムは、建物内に設置された1台の寝台用エレベータ1−1と、一般用エレベータ1−2とを備え、これらのエレベータ1−1、1−2がエレベータ制御装置4Bに接続され、群管理されている。
エレベータ制御装置4Bの構成は、運転制御部48Aに替えて運転制御部48Bを有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ制御装置4Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分に関する詳細な説明は省略する。
本実施形態においてかご内人数検出装置14は、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1に設置されている。
また本実施形態においてエレベータ制御装置4Bの運転制御部48Bは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録されたときに既に当該階床での一般ホール呼びが登録されており、判定部47により、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、寝台用エレベータ1−1と一般用エレベータ1−2とを1台ずつ当該階床に応答させる。また運転制御部48Bは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録されたときに当該階床での一般ホール呼びは登録されていない場合、または当該階での一般ホール呼びが登録されているが、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えていないと判定された場合には、寝台用エレベータ1−1のみを当該階床に応答させる。また運転制御部48Bは、運転制御部48Aと同様に、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録されると、寝台用エレベータ1−1について登録されているすべての一般かご呼びおよび一般ホール呼びに応答した後、専用ホール呼びが登録されたホール2に寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1を直行運転させる専用運転を行う。
〈第2実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステムの動作について説明する。図6は、本実施形態においてベッド搬送者がエレベータシステム内の寝台用エレベータ1−1を利用するときに、エレベータ制御装置4Bで実行される処理を示すフローチャートである。
図6のステップS21〜S25で実行される処理は、第1実施形態において説明したステップS1〜S5で実行される処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS25において特殊ホール呼びが呼び登録部44登録されると、当該階床での一般ホール呼びが登録されているか否かが呼び登録部44で確認され(S26)、登録されているとき(S26の「YES」)には、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新の寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1のかご内人数情報との合計が、予め設定された寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合(50%)を超えているか否かが判定部47で判定される(S27)。
ここで、一般ホール呼びが登録されており、且つ、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新のかご内人数情報との合計が、予め設定された寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数の50%を超えており、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1にベッドを搬入するとともに一般利用者が乗車することができないと判定されたとき(S27の「YES」)には、運転制御部48Bにより、寝台用エレベータ1−1と一般用エレベータ1−2とが1台ずつ当該階床に割り当てられることで、特殊ホール呼びに応答される(S28)。
またステップS26において当該階床での一般ホール呼びが登録されていないとき(S26の「NO」)、またはステップS27において、当該階での一般ホール呼びが登録されているが、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数の50%を超えておらず、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1にベッドを搬入するとともに一般利用者が乗車することが可能であると判定されたとき(S27の「NO」)には、運転制御部48Bにより、寝台用エレベータ1−1のみが当該階床に割り当てられることで、特殊ホール呼びに応答される(S29)。
このように特殊ホール呼びへの応答が行われたことにより、先到着したエレベータが寝台用エレベータ1−1であった場合(S30の「YES」)には、寝台用エレベータ1−1が到着したことを報知するためのアナウンス情報が、ホール2のアナウンス装置12から出力される(S31)。また、先に到着したエレベータが一般用エレベータ1−2であった場合(S30の「NO」)には、一般用エレベータ1−2が到着したことを報知するためのアナウンス情報が、ホール2のアナウンス装置12から出力される(S32)。
そして寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1がホール2に着床して乗りかごが戸開し、利用者の乗降後戸閉した(S33の「YES」)後に、対象物検出装置8でホール2にベッドがあることが検出されて対象物検出情報が取得されると(S34の「YES」)、ステップS22で検知されたベッド搬送者が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1に乗り込んでおらず、ベッドとともにまだホール2に残っていると判断され、呼び登録部44に専用ホール呼びが登録される(S35)。専用ホール呼びが登録されると、運転制御部48Bによる運転が専用運転モードに切り替えられ(S36)、寝台用エレベータ1−1について登録されているすべてのかご呼びおよびホール呼びに応答した後、専用ホール呼びが登録されたホール2に寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1が直行運転される。
ホール2に寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1が着床し、ベッド搬送者がベッドとともに寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1に乗車し、目的階まで直行運転して戸開すると、専用ホール呼びへの応答が完了して専用運転モードから通常運転モードに戻る。
以上の第2実施形態によれば、寝台用エレベータと一般用エレベータが混在するエレベータシステムにおいて、ベッド搬送者がホール呼びを行ったときに、当該階床で一般利用者による一般ホール呼びの登録状況も考慮して、寝台用エレベータを1台、または寝台用エレベータと一般用エレベータとを1台ずつ応答させ、ベッド搬送者が寝台用エレベータに乗り込まなかったときにのみ、ベッド搬送者のための専用運転を実行するため、不必要な専用運転が実行されず、ベッド搬送者と一般利用者との双方の利便性を損なうことがなく、且つ運転効率を低下させないようにエレベータの運転を行うことができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータ制御装置4Cを利用したエレベータシステムは、第2実施形態で説明したエレベータ制御装置4Bを利用したエレベータシステムの構成と同様であり、エレベータ制御装置4Cの構成は、運転制御部48Bに替えて運転制御部48Cを有する他は、第2実施形態で説明したエレベータ制御装置4Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分に関する詳細な説明は省略する。
本実施形態においてエレベータ制御装置4Cの運転制御部48Cは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録されたときに既に当該階床での一般ホール呼びが登録されており、判定部47により、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えていると判定され、さらに対象物検出情報取得部41によりホール2に一般利用者がいることが検出されたときには、寝台用エレベータ1−1と一般用エレベータ1−2とを1台ずつ当該階床に応答させる。また運転制御部48Bは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録されたときに当該階床での一般ホール呼びは登録されていない場合、または当該階での一般ホール呼びが登録されているが、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えていないと判定された場合、またはホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数に対する所定割合を超えているが一般ホール待ち利用者がいない場合には、寝台用エレベータ1−1のみを当該階床に応答させる。
〈第3実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステムの動作について説明する。図7は、本実施形態においてベッド搬送者がエレベータシステム内の寝台用エレベータ1−1を利用するときに、エレベータ制御装置4Cで実行される処理を示すフローチャートである。
図7のステップS41〜S47で実行される処理は、第2実施形態において説明したステップS21〜S27で実行される処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS47において、一般ホール呼びが登録されており、且つ、ホール待ち人数取得部45で取得された最新のホール待ち人数情報と、かご内人数取得部46で取得された最新のかご内人数情報との合計が、予め設定された寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数の50%を超えており、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1にベッドを搬入することができないと判定されたとき(S47の「YES」)には、運転制御部48Cにより、ホール2に一般利用者がいることが検出されているか否かが確認される(S48)。ホール2にいる一般利用者の検出は、対象物検出装置8またはホール待ち人数検出装置10で用いられたホール2の画像情報が解析されることでいずれかの装置で実行され、対象物検出情報取得部41またはホール待ち人数取得部45を介して検出の有無情報が取得される。ここでホール2に一般利用者いることが検出されているときには、寝台用エレベータ1−1と一般用エレベータ1−2とを1台ずつ当該階床に割り当てることで、特殊ホール呼びに応答される(S49)。
またステップS46において当該階床での一般ホール呼びが登録されていないとき(S46の「NO」)、またはステップS47において、当該階での一般ホール呼びが登録されているが、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数の50%を超えておらず、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1にベッドを搬入するとともに一般利用者が乗車することが可能であると判定されたとき(S47の「NO」)、または当該階での一般ホール呼びが登録され、寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1にベッドを搬入するスペースがあるが、ホール2に一般利用者がいることが検出されていない場合(S48の「NO」)には、運転制御部48Cにより、寝台用エレベータ1−1のみが当該階床に割り当てられることで、特殊ホール呼びに応答される(S50)。
以降のステップS51〜S57で実行される処理は、第2実施形態におけるステップS30〜S36で実行される処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上の第3実施形態によれば、寝台用エレベータと一般用エレベータが混在するエレベータシステムにおいて、ベッド搬送者がホール呼びを行ったときに、当該階床で一般利用者による一般ホール呼びの登録状況および一般利用者の有無も考慮して、寝台用エレベータを1台、または寝台用エレベータと一般用エレベータとを1台ずつ応答させ、ベッド搬送者が寝台用エレベータに乗り込まなかったときにのみ、ベッド搬送者のための専用運転を実行するため、不必要な専用運転が実行されず、ベッド搬送者と一般利用者との双方の利便性を損なうことがなく、且つ運転効率を低下させないようにエレベータの運転を行うことができる。
《第4実施形態》
〈第4実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータ制御装置4Dを利用したエレベータシステムは、第1実施形態で説明したエレベータ制御装置4Aを利用したエレベータシステムの構成と同様であり、エレベータ制御装置4Dの構成は、運転制御部48Aに替えて運転制御部48Dを有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ制御装置4Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分に関する詳細な説明は省略する。
本実施形態においてエレベータ制御装置4Dの運転制御部48Dは、呼び登録部44に特殊ホール呼びが登録され、判定部47により、ホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が、乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定され、且つ当該階床でUP、DOWN両方向の特殊ホール呼びが登録されており、寝台用エレベータ1−1の現在位置から見た走行方向の先で同方向の特殊ホール呼びが登録されているときには、走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答する。
〈第4実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステムの動作について説明する。図8は、本実施形態においてベッド搬送者がエレベータシステム内の寝台用エレベータ1−1を利用するときに、エレベータ制御装置4Dで実行される処理を示すフローチャートである。
図8のステップS61〜S70で実行される処理は、第1実施形態において説明したステップS1〜S10で実行される処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS66においてホール待ち人数情報とかご内人数情報との合計が寝台用エレベータ1−1の乗りかご3−1の定員数の50%を超えていないとき(S66の「NO」)には、運転制御部48Dにより、呼び登録部44の登録状況に基づいて、当該階床でUP、DOWN両方向の特殊ホール呼びが登録されているか否かが確認される(S71)。
確認の結果、両方向の特殊ホール呼びが登録されているとき(S71の「YES」)には、寝台用エレベータ1−1の現在位置から見て、走行方向の先で同方向の特殊ホール呼びが登録されているか否かがさらに確認され(S72)、同方向の特殊ホール呼びが登録されているとき(S72の「YES」)には、寝台用エレベータ1−1の走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答するように制御される(S73)。また、ステップS71においてUP、DOWNいずれかの特殊ホール呼びのみが登録されているとき(S71の「NO」)、またはステップS72において両方向の特殊ホール呼びが登録されているが、寝台用エレベータの現在位置から見て、走行方向の先で同方向の特殊ホール呼びが登録されていないと判定されたとき(S72の「NO」)には、登録された特殊ホール呼びの方向に応答するよう制御される(S74)。
以降、ステップS75、S76で実行される処理は、第1実施形態において説明したステップS12、S13で実行される処理と同様であるため、詳細な説明な省略する。
以上の第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、乗りかごに別途を搬入するスペースがあると判断されたときに、登録された特殊ホール呼びのうち、寝台用エレベータの走行方向の先で登録された同方向の特殊ホール呼びを優先して応答することにより、さらに効率のよい運転を行うことができる。
また、上述した第4実施形態において、ステップS73で寝台用エレベータ1−1の現在位置から見た走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答するように制御される際に、当該階床のホール呼びボタンのうち、寝台用エレベータ1−1の走行方向に該当するホール呼びボタンを、通常のボタン点灯時と異なる色調で点灯させるようにしてもよい。
また、ステップS73で寝台用エレベータ1−1の走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答するように制御される際に、寝台用エレベータの走行方向を報知するためのアナウンス情報をホール2のアナウンス装置12から出力させるようにしてもよい。
このように、寝台用エレベータの走行方向をホール呼びボタンの点灯色を変更したり、アナウンス情報を出力したりすることにより、同一階床でUP、DOWN両方向の特殊ホール呼びが登録されていても、ホール2の利用者に、到着した乗りかごの走行方向を報知することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
上述した第1実施形態〜第4実施形態のエレベータシステムにおいては、ベッドを搬送可能な寝台用エレベータを利用する場合について説明したが、これには限定されず、ストレッチャーや大型の台車等を搬送可能な人荷用エレベータを利用することも可能である。この場合、搬送するストレッチャーや台車の形状を予め対象物検出装置に登録させておくことで、上述した実施形態と同様の処理を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1−1…寝台用エレベータ、1−2…一般用エレベータ、2…エレベータホール、3−1,3−2…乗りかご、4A,4B,4C,4D…エレベータ制御装置、5−1,5−2…テールコード、6…ハーネス、7−1,7−2…ホールドア、8…対象物検出装置、9…動作検出装置、10…ホール待ち人数検出装置、11…ホール呼びボタン、12…アナウンス装置、13…かごドア、14…かご内人数検出装置、15…かご呼びボタン、41…対象物検出情報取得部、42…時刻情報記憶部、43…動作検出情報取得部、44…呼び登録部、45…ホール待ち人数取得部、46…かご内人数取得部、47…判定部、48A,48B,48C,48D…運転制御部

Claims (8)

  1. 建物内の大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータの動作を管理するエレベータ制御装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記建物のエレベータホール内の所定の大型搬送物を検出する対象物検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記エレベータホール内の利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記エレベータホール内の待ち人数を検出するホール待ち人数検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記人荷用エレベータの乗りかご内の乗車人数を検出するかご内人数検出装置と
    を備えたエレベータシステムであって、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記対象物検出装置により、前記エレベータホールに前記大型搬送物があることが検出されたときの検出時刻を記憶する時刻情報記憶部と、
    前記時刻情報記憶部に記憶された検出時刻から所定時間以内に、前記大型搬送物の搬送者による所定の動作が前記動作検出装置で検出されると、前記大型搬送物を搬送するための特殊ホール呼びを登録し、前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後に前記大型搬送物が前記エレベータホールに残っていると判断したときには、前記搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する呼び登録部と、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されると、前記ホール待ち人数検出装置で検出された前記エレベータホールの待ち人数と前記かご内人数検出装置で検出された前記乗りかご内の乗車人数との合計が、予め設定された前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答せずに通常運転を継続し、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答して通常運転を継続し、
    前記呼び登録部で前記専用ホール呼びが登録されると、登録されているすべてのかご呼びおよび他のホール呼びに応答した後、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に前記乗りかごを直行運転させる専用運転を行う運転制御部と
    を有することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 建物内の大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータおよび一般用エレベータを群管理するエレベータ制御装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記建物のエレベータホール内の所定の大型搬送物を検出する対象物検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記エレベータホール内の利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記エレベータホール内の待ち人数を検出するホール待ち人数検出装置と、
    前記エレベータ制御装置に接続され、前記人荷用エレベータの乗りかご内の乗車人数を検出するかご内人数検出装置と
    を備えたエレベータシステムであって、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記対象物検出装置により、前記エレベータホールに大型搬送物があることが検出されたときの検出時刻を記憶する時刻情報記憶部と、
    前記時刻情報記憶部で記憶された検出時刻から所定時間以内に、前記大型搬送物の搬送者による所定の動作が前記動作検出装置で検出されると、前記大型搬送物を搬送するための特殊ホール呼びを登録し、前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後に前記大型搬送物が前記エレベータホールに残っていると判断したときには、前記搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する呼び登録部と、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されたときに、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床で既に一般ホール呼びが登録されている場合には、前記ホール待ち人数検出装置で検出された前記エレベータホールの待ち人数と前記かご内人数検出装置で検出された前記乗りかご内の乗車人数との合計が、予め設定された前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータと前記一般用エレベータとを1台ずつ応答させ、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されたときに、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床で一般ホール呼びが登録されていない場合、または前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定されたときには、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータのみを応答させ、
    前記呼び登録部で前記専用ホール呼びが登録されると、前記人荷用エレベータについて登録されているすべてのかご呼びおよび他のホール呼びに応答した後、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に前記人荷用エレベータの乗りかごを直行運転させる専用運転を行う運転制御部と
    を有することを特徴とするエレベータシステム。
  3. 建物内の大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータの動作を管理し、前記建物のエレベータホール内の所定の大型搬送物を検出する対象物検出装置と、前記エレベータホール内の利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置と、前記エレベータホール内の待ち人数を検出するホール待ち人数検出装置と、前記人荷用エレベータの乗りかご内の乗車人数を検出するかご内人数検出装置とに接続されたエレベータ制御装置であって、
    前記対象物検出装置により、前記エレベータホールに前記大型搬送物があることが検出されたときの検出時刻を記憶する時刻情報記憶部と、
    前記時刻情報記憶部で記憶された検出時刻から所定時間以内に、前記大型搬送物の搬送者による所定の動作が前記動作検出装置で検出されると、前記大型搬送物を搬送するための特殊ホール呼びを登録し、前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後に前記大型搬送物が前記エレベータホールに残っていると判断したときには、前記搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する呼び登録部と、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されると、前記ホール待ち人数検出装置で検出された前記エレベータホールの待ち人数と前記かご内人数検出装置で検出された前記乗りかご内の乗車人数との合計が、予め設定された前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答せずに通常運転を継続し、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答して通常運転を継続し、
    前記呼び登録部で前記専用ホール呼びが登録されると、登録されているすべてのかご呼びおよび他のホール呼びに応答した後、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に前記乗りかごを直行運転させる専用運転を行う運転制御部と
    を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 建物内の大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータおよび一般用エレベータを群管理し、前記建物のエレベータホール内の所定の大型搬送物を検出する対象物検出装置と、前記エレベータホール内の利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置と、前記エレベータホール内の待ち人数を検出するホール待ち人数検出装置と、前記人荷用エレベータの乗りかご内の乗車人数を検出するかご内人数検出装置とに接続されたエレベータ制御装置であって、
    前記対象物検出装置により、前記エレベータホールに大型搬送物があることが検出されたときの検出時刻を記憶する時刻情報記憶部と、
    前記時刻情報記憶部で記憶された検出時刻から所定時間以内に、前記大型搬送物の搬送者による所定の動作が前記動作検出装置で検出されると、前記大型搬送物を搬送するための特殊ホール呼びを登録し、前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後に前記大型搬送物が前記エレベータホールに残っていると判断したときには、前記搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する呼び登録部と、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されたときに、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床で既に一般ホール呼びが登録されている場合には、前記ホール待ち人数検出装置で検出された前記エレベータホールの待ち人数と前記かご内人数検出装置で検出された前記乗りかご内の乗車人数との合計が、予め設定された前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータと前記一般用エレベータとを1台ずつ応答させ、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されたときに、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床で一般ホール呼びが登録されていない場合、または前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定された場合には、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータのみを応答させ、
    前記呼び登録部で前記専用ホール呼びが登録されると、前記人荷用エレベータについて登録されているすべてのかご呼びおよび他のホール呼びに応答した後、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に前記人荷用エレベータの乗りかごを直行運転させる専用運転を行う運転制御部と
    を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 前記運転制御部は、前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定され、且つ、前記エレベータホールに一般利用者がいることが検出されると、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータと前記一般用エレベータとを1台ずつ応答させ、
    前記呼び登録部で前記特殊ホール呼びが登録されたときに、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床で一般ホール呼びが登録されていない場合、前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定された場合、または、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているが、前記エレベータホールに一般の利用者がいないと判定された場合には、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に、前記人荷用エレベータのみを応答させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記運転制御部は、前記判定部により、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定され、且つ前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床でUP、DOWN両方向の特殊ホール呼びが登録されており、前記人荷用エレベータの乗りかごの現在位置から見た走行方向の先のいずれかの階床で同方向の特殊ホール呼びが登録されているときには、前記人荷用エレベータを、前記走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答させる
    ことを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記運転制御部は、前記人荷用エレベータを、前記走行方向と同方向の特殊ホール呼びに応答させる際に、
    前記エレベータホールのホール呼びボタンのうち、前記人荷用エレベータの走行方向に該当するホール呼びボタンを、通常のボタン点灯時と異なる色調で点灯させるかまたは、
    エレベータの走行方向を報知するためのアナウンス情報を、前記エレベータホールに設置されたアナウンス装置から出力させる
    ことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ制御装置。
  8. 建物内の大型荷物を搬送可能な人荷用エレベータの動作を管理し、前記建物のエレベータホール内の所定の大型搬送物を検出する対象物検出装置と、前記エレベータホール内の利用者が行った所定の動作を検出する動作検出装置と、前記エレベータホール内の待ち人数を検出するホール待ち人数検出装置と、前記人荷用エレベータの乗りかご内の乗車人数を検出するかご内人数検出装置とに接続されたエレベータ制御装置が、
    前記対象物検出装置により、前記エレベータホールに前記大型搬送物があることが検出されたときの検出時刻を記憶する時刻情報記憶ステップと、
    前記時刻情報記憶ステップで記憶された検出時刻から所定時間以内に、前記大型搬送物の搬送者による所定の動作が前記動作検出装置で検出されると、前記大型搬送物を搬送するための特殊ホール呼びを登録する特殊ホール呼び登録ステップと、
    前記特殊ホール呼び登録ステップで前記特殊ホール呼びが登録されると、前記ホール待ち人数検出装置で検出された前記エレベータホールの待ち人数と前記かご内人数検出装置で検出された前記乗りかご内の乗車人数との合計が、予め設定された前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていると判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答せずに通常運転を継続し、前記エレベータホールの待ち人数と前記乗りかご内の乗車人数との合計が、前記乗りかごの定員数に対する所定割合を超えていないと判定されたときには、前記特殊ホール呼びに応答して通常運転を継続する特殊ホール呼び応答ステップと、
    前記特殊ホール呼びの登録に基づいて運転が行われた後に前記大型搬送物が前記エレベータホールに残っていると判断したときには、前記搬送者に対する専用運転を行うための専用ホール呼びを登録する専用ホール呼び登録ステップと、
    前記専用ホール呼び登録ステップで前記専用ホール呼びが登録されると、登録されているすべてのかご呼びおよび他のホール呼びに応答した後、前記特殊ホール呼びの登録操作が行われた階床に前記乗りかごを直行運転させる専用運転を行う専用ホール呼び応答ステップと
    を有することを特徴とするエレベータ制御方法。
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