JP2010199272A - 積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部電極と支持板との接触を防ぎ絶縁信頼性を向上できる積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体を提供する。
【解決手段】圧電体層7と内部電極層9とを交互に積層してなり、一対の長方形状の主面と該主面の長手方向の両端側に設けられた一対の側面20とを有する板状の積層体13と、内部電極層9と電気的に接続された一対の外部電極17、19とを具備する積層型圧電素子1、3であって、積層体13の一対の側面の一方の主面側の部分は、それぞれ一方の主面の長手方向に傾斜するとともに一方の主面と連続する傾斜面20aとされ、該傾斜面20aに外部電極17、19が形成され、かつ一方の主面に、一対の外部電極17、19のうち一方が電気的に接続される表面電極層15が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体に関し、特に、コンピュータ、携帯電話機または小型端末機器用の平面スピーカ装置に用いられるバイモルフ型の積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体に関する。
従来の積層型圧電素子は、圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなり、圧電体層の積層方向に形成された長方形状の一対の主面と内部電極層が長手方向に交互に引き出された一対の側面とを有する板状の積層体と、この積層体の長手方向の両端部に設けられた外部電極とを具備している。
従来の振動体は、図8に示すように、上記のような積層型圧電素子の一方の主面を支持板に接着剤を用いて接合することにより、バイモルフ型(図8(a))およびユニモルフ型(図8(b))の振動体を作製していた(例えば、特許文献1参照)。
従来の振動体は、図8(a)に示すように、積層型圧電素子30、36を支持板34の上下面に接着剤層35で接合して構成されている。
すなわち、積層型圧電素子30、36は、7層の圧電体31と6層の内部電極層32とを交互に積層してなる積層体と、この積層体の上下の主面に形成された表面電極層33aと、積層体の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた一対の外部電極33bとを具備している。積層体は板状であり、上下の主面が長方形状とされ、積層体の長手方向には、内部電極層32が交互に引き出された一対の側面を有し、この一対の側面にはそれぞれ外部電極33bが設けられている。外部電極33bは積層体の支持板側の主面よりも支持板34側に突出している。
6層の内部電極層32と2層の表面電極層33aは交互に電極層とされており、一対の外部電極33bには、積層体の側面において3層ずつの内部電極層32及び1層ずつの表面電極層33aが電気的に接続されている。
通常、支持板34に接着剤を塗布し、この接着剤層35に積層型圧電素子30、36を押し当て、接合されるが、図8(b)に示すように、支持板34上に接着剤層35を厚く、かつ積層型圧電素子30、36の主面の面積よりも広い面積で塗布し、この接着剤層35が乾燥する前に積層型圧電素子30、36を押し当てた状態で乾燥させて接合していた。
特開2007−329431号公報
しかしながら、従来の振動体では、外部電極33bが、積層体の主面よりも支持板34側に突出していたため、接着剤層35の塗布量が十分でないと外部電極33bと支持板34が接触してしまい、絶縁性が確保できないという問題があった。
また、積層体の支持板34側の主面には、積層型圧電素子30、36を有効に振動すべく、表面電極層33aが形成されており、この表面電極層33aと支持板34との電気的導通を阻止するためにも、接着剤層35の厚みhを厚くせざるを得なかった。
本発明は、外部電極と支持板との接触を防ぎ絶縁信頼性を向上できる積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体を提供することを目的とする。
本発明の積層型圧電素子は、圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなり、前記圧電体層で形成される一対の長方形状の主面と該主面の長手方向の両端側に設けられた一対の側面とを有する板状の積層体と、前記内部電極層と電気的に接続された一対の外部電極とを具備する積層型圧電素子であって、前記積層体の前記一対の側面の一方の主面側の部分は、それぞれ前記一方の主面の長手方向に傾斜するとともに前記一方の主面と連続する傾斜面とされ、該傾斜面に前記外部電極が形成され、かつ前記一方の主面に、前記一対の外部電極のうち一方が電気的に接続された表面電極層が形成されていることを特徴とする。
本発明の積層型圧電素子では、外部電極が積層体の側面の傾斜面に形成されており、積層体の表面電極層が形成されていない側の主面から突出していないため、例えば、積層型圧電素子における積層体の表面電極層が形成されていない側の主面を、支持板に接着剤層を介して接合した振動体を作製する場合、外部電極の支持板への接触を防止でき、外部電極と本来導通してはならない導体からなる支持板もしくは支持板に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
本発明の積層型圧電素子の製法は、圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなるとともに、前記圧電体層で形成される一対の長方形状の主面と該主面の長手方向の両端側に設けられた一対の側面とを有し、該一対の側面の一方の主面側の部分は、それぞれ前記一方の主面の長手方向に傾斜し、かつ前記一方の主面と連続する傾斜面とされた板状の積層体を準備する工程と、該積層体の前記傾斜面に前記内部電極層と電気的に接続する一対の外部電極をそれぞれ設ける工程とを具備することを特徴とする。
本発明の積層型圧電素子の製法では、積層体の傾斜面に外部電極を形成するため、例えば、薄い積層体に外部電極を形成する場合であっても、外部電極の形成可能な面積を増加でき、外部電極の形成位置を容易に制御でき、外部電極が積層体の他方の主面から突出していない積層型圧電素子を容易に作製することができる。
すなわち、従来、主面と直角をなす側面に外部電極を形成していたため、例えば、薄い積層体の側面に外部電極を形成する場合、形成面積がごく僅かであり、外部電極の形成位置を制御することが困難であり、外部電極が主面から突出する場合があったが、本発明では、積層体に傾斜面を形成し、この傾斜面に外部電極を形成するため、外部電極形成面積を増加でき、外部電極の形成位置を容易に制御できるとともに、例えば、ローラにて外部電極と表面電極層を形成するペーストを積層体の主面に塗布した後、連続して傾斜面にまでペーストを塗布でき、外部電極と表面電極層を同時に形成することも可能となる。
さらに、本発明の積層型圧電素子の製法は、前記積層体の一方の主面に、前記一対の外部電極のうち一方が接続される表面電極層を、前記外部電極と同時に形成する工程を具備することを特徴とする。このような積層型圧電素子の製法では、例えば、ローラにて外部電極と表面電極層を形成するペーストを積層体の主面に塗布した後、連続して傾斜面にまでペーストを塗布して焼き付けることにより、外部電極と表面電極層を同時に形成することも可能となる。
本発明の振動体は、上記積層型圧電素子の前記表面電極層が形成されていない側の主面を、接着剤層により支持板に接合してなることを特徴とする。このような振動体では、積層型圧電素子は、外部電極が積層体の側面の傾斜面に形成されており、積層体の表面電極層が形成されていない側の主面から突出していないため、積層型圧電素子における積層体の表面電極層が形成されていない側の主面を、支持板に接着剤層を介して接合した振動体では、外部電極と、この外部電極と本来導通してはならない導体からなる支持板もしくは支持板に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
本発明の積層型圧電素子では、外部電極が積層体の側面の傾斜面に形成されており、積層体の表面電極層が形成されていない側の主面から突出していないため、例えば、積層型圧電素子における積層体の表面電極層が形成されていない側の主面を、支持板に接着剤層を介して接合した振動体を作製する場合、外部電極の支持板への接触を防止でき、外部電極と本来導通してはならない導体からなる支持板もしくは支持板に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
また、本発明の積層型圧電素子の製法では、積層体の傾斜面に外部電極を形成するため、例えば、薄い積層体に外部電極を形成する場合であっても、外部電極の形成可能な面積を増加でき、外部電極の形成位置を容易に制御でき、外部電極が積層体の他方の主面から突出していない積層型圧電素子を容易に作製することができる。
さらに、本発明の振動体では、積層型圧電素子は、外部電極が積層体の側面の傾斜面に形成されており、積層体の表面電極層が形成されていない側の主面から突出していないため、積層型圧電素子における積層体の表面電極層が形成されていない側の主面を、支持板に接着剤層を介して接合した振動体では、外部電極と、この外部電極と本来導通してはならない導体からなる支持板もしくは支持板に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
本発明のバイモルフ型の振動体の断面図である。 図1の平面図である。 底面側の接着剤層と側面側の接着剤層で積層型圧電素子を支持板に接合した状態を示す断面図である。 導体層を有する本発明のバイモルフ型振動体を示すもので、(a)は断面図、(b)は平面図である。 本発明の積層型圧電素子の製法を説明するための工程図である。 (a)は、積層体の長手方向側面が焼き肌面とされている積層型圧電素子を用いた振動体の断面図であり、(b)は(a)の一部を拡大して示す断面図である。 積層体の側面が傾斜面から形成されたほぼ台形状の積層型圧電素子を示す断面図である。 従来のバイモルフ型の振動体を示すもので、(a)は断面図、(b)は接着剤層を広く形成し、この接着剤層に積層型圧電素子を押し当てて接合した場合の断面図である。
(第1形態)
以下、本発明の積層型圧電素子を用いた振動体の一実施形態を図1、図2に基づいて説明する。図1は本発明のバイモルフ型の振動体の断面図を、図2は平面図を示す。
本発明のバイモルフ型の振動体は、図1、2に示すように、積層型圧電素子1、3を支持板5の上下面に底面側の接着剤層6によりそれぞれ接合して構成されている。なお、本発明は、バイモルフ型の振動体に限定されるものではなく、支持板5の片側に積層型圧電素子が接合されたユニモルフ型の振動体であっても本発明の効果は得られる。
積層型圧電素子1、3は、6層のセラミックスからなる圧電体層7と6層の内部電極層9とを交互に積層してなり、支持板5側の最外側に振動に寄与しない圧電体層7を有する積層体13と、この積層体13の支持板5と反対側に形成された表面電極層15と、積層体13の長手方向xの両端部にそれぞれ設けられた一対の外部電極17、19とを具備している。尚、図1は理解を容易にするため、積層型圧電素子1、3の厚みを拡大して記載した。支持板5側の最外側の圧電体層7は、言い換えれば支持板5側に表面電極層が形成されていない圧電体層7と言うことができ、さらに言い換えると不活性層ということができる(以後、積層体13の支持板5側の最外側の圧電体層7を不活性層11ということがある)。
積層体15は板状であり、上下の主面が長方形状とされ、これらの主面は圧電体層7で形成され、積層体15の主面の長手方向xには、内部電極層9が交互に引き出された一対の側面20を有している。
図1の積層型圧電素子1で説明すると、積層体15の上側の主面は圧電体層7の上面で構成され、積層体13の下側の主面は表面電極層が形成されていない圧電体層7(不活性層11)の下面で構成されており、積層体15の上側の主面には、表面電極層15が形成されている。
この積層型圧電素子1、3の層構成を、図1の積層型圧電素子1で詳細に説明すると、不活性層11と、この最下層の不活性層11の上面に形成された内部電極層9と、この内部電極層9上に形成された圧電体層7と、この圧電体層7の上面に交互に積層された前記内部電極層9、前記圧電体層7と、さらに積層体13の最上層の圧電体層7上に形成された表面電極層15とを具備している。
1層の不活性層11と、6層の圧電体層7と、不活性層11と、6層の内部電極層9とは積層された状態で同時焼成されて構成されている。表面電極層15は、後述するように、積層体13を作製した後、ペーストを塗布し焼き付けて形成されている。
不活性層11の厚みは任意に設定できるが、不活性層11の厚みが厚くなると絶縁性を向上できるものの、不活性層11による振動抑制が大きくなるため、良好な振動を得るという点からは薄い方が望ましい。
また、不活性層11は製造上容易という点からは、電極層で挟まれた活性層となる圧電体層7と同一材料で同一厚みを有することが望ましい。これは、積層成形体を作成する際には、圧電体層7と同じグリーンシートを用いて作製することができるからである。
積層体13の長方形状の主面は、幅が5mm以下で、長さが10mm以上であることが望ましい。このような積層型圧電素子では、特に、主面の長手方向xの変位が大きくなり、支持板5に伝達される変位量が大きくなるため、好適に用いることができる。積層体13の長方形状の主面は、特に幅が5mm以下で、長さが17mm以上の場合に、本発明を好適に用いることができる。
そして、本発明の積層型圧電素子では、積層体の一対の側面20の一方の主面側の部分は、それぞれ一方の主面の長手方向に傾斜した、一方の主面と連続する傾斜面20aとされ、この傾斜面20aに外部電極17、19が形成されている。すなわち、積層体13の側面20は、支持板側の主面に対してほぼ垂直に形成されている垂直側面20bと、この垂直側面20bから連続形成された傾斜面20aとから構成されており、外部電極17、19は、傾斜面20aに形成されている。
さらに、傾斜面20aに連続する一方の主面には、外部電極19が電気的に接続する表面電極層15が形成されている。
圧電体層7としては、PZ、PZT、またはBi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体材料等、従来用いられている圧電セラミックスを用いることができる。圧電体層7の厚みは、低電圧駆動という観点から、10〜100μmとされている。
内部電極層9としては、銀とパラジウムからなる金属成分と圧電体層7を構成する材料成分を含有することが望ましい。内部電極層9に圧電体層7を構成する材料成分を含有することにより、圧電体層7と内部電極層9との熱膨張差による応力を低減することができ、積層不良のない積層型圧電素子1、3を得ることができる。内部電極層9は、特に、銀とパラジウムからなる金属成分に限定されるものではなく、また、セラミック成分として、圧電体層7を構成する材料成分に限定されるものではなく、他のセラミック成分であっても良い。
表面電極層15と外部電極17、19は、銀からなる金属成分にガラス成分を含有することが望ましい。ガラス成分を含有することにより、圧電体層7や内部電極層9と、表面電極層15または外部電極17、19との間に強固な密着力を得ることができる。
外部電極17、19は積層体13の傾斜面20aに形成され、外部電極17、19は積層体13の傾斜面20aから、支持板5と反対側の積層体13の一方の主面の長手方向xの両端部まで、外部電極17、19が延設されており、支持板5と反対側の積層体13の一方の主面の長手方向xの一方端部では、外部電極19が表面電極層15に接続され、他方端部では、外部電極17は、圧電体層7上に接合している。
外部電極17、19は、積層体13の傾斜面20aに形成されており、積層体13の支持板5側の他方の主面には形成されていない。尚、本発明では、外部電極17、19は、積層体13の支持板5側の主面から突出しないものであればよく、積極的に形成するものではないが、積層体13の垂直側面20bの一部および主面の幅方向の側面の一部にも形成されていても良い。
積層型圧電素子1は、6層の内部電極層9と1層の表面電極層15が電極層とされており、一方(左側)の外部電極17には、積層体13の左側の側面において3層の内部電極層9が電気的に接続され、他方(右側)の外部電極19には、積層体13の右側の側面において3層の内部電極層9及び表面電極層15が電気的に接続されている。
積層体13の支持板5側の他方の主面と支持板5とが底面側の接着剤層6で接合されている。積層型圧電素子1、3と支持板5との間の底面側の接着剤層6の厚みhは20μm以下とされている。特には、底面側の接着剤層6の厚みhは10μm以下であることが望ましい。このように、底面側の接着剤層6の厚みhが20μm以下である場合には、積層体13の振動を支持板5に伝えやすくなるため好ましい。一方、底面側の接着剤層6の厚みを薄くしても、不活性層11が積層体13の最外層であり、積層体13の支持板5側の主面には表面電極層が形成されていないため、また、外部電極17、19は、傾斜面20aに形成され不活性層11の支持板側の面から突出していないため、外部電極17、19と支持板5との接触が阻止され、積層体13と支持板5との間の絶縁性を確保できる。
底面側の接着剤層6を形成するための接着剤としては、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂、ポリエステル系樹脂等公知のものを使用することができる。接着剤に使用する樹脂の硬化方法としては、熱硬化性、光硬化性、嫌気性硬化等いずれを用いても振動体を作製することができる。
本発明の積層型圧電素子1、3では、外部電極17、19が積層体13の側面の傾斜面20aに形成されており、積層体13の表面電極層15が形成されていない側の他方の主面から突出していないため、例えば、積層型圧電素子1、3における積層体13の表面電極層15が形成されていない側の主面を、支持板5に接着剤層6を介して接合した振動体を作製する場合、外部電極17、19の支持板5への接触を防止でき、外部電極17、19と本来導通してはならない導体からなる支持板5もしくは支持板5に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
また、積層体13の圧電体層7の積層数が30層以下である場合には、特には、積層体13の厚みが700μm以下である場合には、積層体の側面に外部電極を支持板側の主面に形成しないように制御して形成することが困難であるため、本発明をより好適に用いることができる。
尚、図3に示すように、底面側の接着剤層6だけでなく、側面側の接着剤層21により、積層型圧電素子1、3を支持板5に接合することにより、落下時等の衝撃による積層型圧電素子1、3の支持板5からの剥離を抑制できる。
本発明の振動体は、外部電極19を絶縁性の支持板5に形成された電極パターン、または導電性の支持板5そのものに導通せしめ、この外部電極17、19間に電圧を印加し、積層型圧電素子が駆動することになる。また、積層型圧電素子1と積層型圧電素子3とは、一方が縮み他方が延びるように電圧が印加される。これにより、図1、3に示すようなバイモルフ型の振動体は、大きく振動することになる。
尚、図4に、支持板5が金属または合金からなり、一方の外部電極17と支持板5とを導通するための導体層25を形成した振動体を示す。
次に、本発明の積層型圧電素子の製造方法について説明する。まず、圧電材料の粉末にバインダー、分散剤、可塑剤、溶剤を混練し、スラリーを作製する。圧電材料としては、鉛系、非鉛系のうちいずれでも使用することができる。
次に、得られたスラリーをシート状に成形し、グリーンシートを得ることができ、グリーンシートに内部電極ペーストを印刷して内部電極パターンを形成し、この電極パターンが形成されたグリーンシートを所望の枚数積層し、最上層にはグリーンシートのみ積層して、図5(a)に示すような、電極パターン61とグリーンシート63とが交互に積層された積層成形体65を作製する。
次に、積層成形体を脱脂、焼成することにより積層体13を得ることができる。この後、積層体13の長さ方向の角部をカットし、図5(b)に示すように、積層体13の側面を傾斜面2aと垂直側面2bとから形成する。この傾斜面20aは、例えば、ダイシングを用いて切断することにより形成することができる。傾斜面20aを形成する範囲は、圧電体層7を挟持する内部電極9が重畳する範囲以外とされ、これにより、変位に影響を与えることがない。
積層体13は、必要に応じて外周部を加工し、図5(c)に示すように、積層体13の圧電体層7の積層方向の片側主面に表面電極層15のペーストを印刷し、引き続き、積層体13の長手方向xの両傾斜面20aに外部電極17、19のペーストを印刷し、所定の温度で電極の焼付けを行うことにより、図5(c)に示す積層型圧電素子1、3を得ることができる。
本発明の積層型圧電素子の製法では、積層体13の傾斜面20aに外部電極17、19を形成するため、例えば、薄い積層体13に外部電極17、19を形成する場合であっても、外部電極17、19の形成可能な面積を増加でき、外部電極17、19の形成位置を容易に制御でき、外部電極17、19が積層体13の他方の主面から突出していない積層型圧電素子1、3を容易に作製することができる。
すなわち、従来、主面と直角をなす側面に外部電極を形成していたため、例えば、薄い積層体の側面に外部電極を形成する場合、形成面積がごく僅かであり、外部電極の形成位置を制御することが困難であり、外部電極が主面から突出する場合があったが、本発明では、積層体13の傾斜面20aを形成し、この傾斜面20aに外部電極17、19を形成するため、外部電極形成面積を増加でき、外部電極17、19の形成位置を容易に制御できる。
次に、積層型圧電素子1、3に圧電性を付与するために表面電極層15又は外部電極17、19を通じて直流電圧を印加して、積層型圧電素子1、3の分極を行う。
次に、支持板5に接着剤を塗布して、その支持板5上に積層型圧電素子1、3の表面電極層が形成されていない他方の主面を押し当て、この後、接着剤を熱や紫外線を照射することにより硬化させ、本発明の振動体を得ることができる。
表面電極層15および外部電極17、19を形成するためのペーストは、図5(d)に示すように、積層体13の傾斜面20aから主面にかけてローラRを用いて連続して塗布することもでき、外部電極17、19と表面電極層15とを同時に形成することも可能となる。
本発明の振動体では、支持板5と不活性層11との間の導通を考慮する必要がないので、接着剤層6の厚みを薄くでき、支持板5と不活性層11との間の接着剤層6の厚みを薄くできるため、接着剤層6での変位吸収が少なくなり、積層型圧電素子1、3による変位を、支持板5に効果的に作用せしめることができ、従来よりも変位量を向上できる。また、外部電極17、19は、積層体13の支持板5側の主面には形成されていないため、従来のように、積層型圧電素子1、3を接着剤層6で支持板5に接合する際にも、積層型圧電素子1、3に無理な力が作用せず、クラック発生を抑制することができる。
また、本発明の振動体では、積層型圧電素子1、3は、外部電極17、19が積層体13の傾斜面20aに形成されており、積層体13の表面電極層15が形成されていない側の主面から突出していないため、積層型圧電素子1、3における積層体13の表面電極層15が形成されていない側の主面を、支持板5に接着剤層6を介して接合した振動体では、外部電極17、19と支持板5との接触を防止でき、外部電極17、19と、この外部電極17、19と本来導通してはならない導体からなる支持板5もしくは支持板5に形成された配線導体とを確実に絶縁でき、振動体の絶縁信頼性を向上できる。
(第2形態)
図1に示したように、積層体13の主面の長さが長くなればなるほど、言い換えれば、積層体13の長さが長くなればなるほど、内部電極層9の主面の長手方向xの収縮量が大きくなり、積層体13の側面から内部電極層9の先端の凹み量が大きくなるため、通常は、焼成した後、カットして内部電極層9を積層体13の側面に露出させ、この側面に外部電極17、19を形成し、接続信頼性を図ることが行われているが、本発明では、焼成後にカットすることなく、外部電極17、19の積層体13側面への接合強度を向上するため、積層体13の側面を焼き肌面とすることが望ましい。
この形態について、説明する。この形態の振動体では、図6に示すように、積層体13の支持板5側の主面と支持板5とが底面側の接着剤層6で接合され、かつ外部電極17、19の露出面の一部と支持板5とが側面側の接着剤層21で接合されている。言い換えれば、側面側の接着剤層21は、外部電極17、19の露出面の一部に付着し、裾が広がるようにして支持板5の表面にも付着している。
側面側の接着剤層21は、底面側の接着剤層6と連続しており、本発明では、不活性層11と支持板5との間の接着剤層を底面側の接着剤層6とし、それよりも外側に位置する接着剤層を側面側の接着剤層21と定義した。
そして、この形態では、積層体13の一対の側面が焼き肌面とされている。従って、積層体13の主面の長手方向xの側面は圧電体層7を構成するセラミック粒子による形状が反映され、図6(b)に示すように、セラミック粒子により凹凸が形成されている。また、内部電極層9の焼成収縮により、積層体13の傾斜面20aには開口部が形成されており、セラミック粒子による凹凸が形成されている。また、内部電極層9の焼成収縮による開口部を有する傾斜面20aに、外部電極17、19の電極ペーストを塗布して外部電極17、19を形成することにより、セラミック粒子による凹凸に外部電極材料が噛み込み、また開口部に外部電極材料が入り込み、この状態で焼き付き、積層体13の傾斜面20aへの外部電極17、19の接合強度を向上することができる。
特に、外部電極17、19の支持板5側は、積層体13の支持板5側の主面には形成されておらず、積層体13への外部電極17、19の接合強度が低下し易いため、この形態を好適に用いることができる。また、焼結後、積層体13の傾斜面20aを平坦にする等の加工をしないため、加工費用を削減でき、作製コストを削減できる。
ここで、焼き肌面とは、焼結後、ダイシングやバレルなどの積層体13の側面を平坦にする等の加工をせず、焼結後そのままの磁器表面を有することをいう。
次に、上記振動体の製造方法について説明する。第1形態のようにして積層成形体を作製する。この積層成形体を所望の形状に、傾斜面を形成するように切断し、個片状の素子用積層成形体を作製する。切断する際は、内部電極パターンが積層成形体の傾斜面20aに、交互に露出するように切断する。
次に、この積層成形体を脱脂、焼成することにより積層体13を得ることができる。焼成後、積層体13の外部電極17、19が形成される傾斜面20aは、何ら加工されないため、圧電体層7の側面は、圧電体層7を構成するセラミック粒子により凹凸が形成されている。また、内部電極層9は圧電体層7に比べ焼結収縮が大きいため、外部電極17、19と接続されるはずの内部電極層9の先端は、積層体13の傾斜面20aから少々凹んで存在しており、言い換えると、積層体13の傾斜面には、内部電極層9の収縮による開口部が形成されている。
この後、積層体13の圧電体層7の積層方向の主面に表面電極層15のペーストを印刷し、引き続き、積層体13の長手方向xの両側面に外部電極17、19のペーストを印刷し、所定の温度で電極の焼付けを行うことにより、図6に示す積層型圧電素子1、3を得ることができる。外部電極17、19のペーストを傾斜面20aに印刷、焼き付けすることにより、上記積層体13の側面に形成された開口部には外部電極17、19のペーストが入り込み、内部電極層9に外部電極17、19が接続されることになる。尚、積層体13の長さが長く、内部電極層9の焼成収縮量が大きく、開口部が長い場合には、真空引きすることにより、開口部に外部電極17、19のペーストを入り易くし、内部電極層9と外部電極17、19との接続を確実に行うことができる。
尚、図1〜図6では、積層体の側面が傾斜面20aと垂直側面20bを有する場合について説明したが、本発明では、図7に示すように、積層体13の側面が垂直側面を有しない、傾斜面20aだけで形成されたほぼ台形状とされていても、上記と同様に効果を得ることができる。
Zrの一部をSbで置換したチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を含有する圧電粉末と、バインダーと、分散剤と、可塑剤と、溶剤とをボールミル混合により24時間混練してスラリーを作製した。
得られたスラリーを用いてドクターブレード法によりグリーンシートを作製した。このグリーンシートに電極材料としてAgおよびPdを含有する電極ペーストをスクリーン印刷法により所定形状に塗布し、該電極ペーストが塗布されたグリーンシートを12層積層し、最上層には電極ペーストが塗布されていないグリーンシートを1層重ね合わせて加圧し、積層成形体を作製した。そして、この積層成形体を500℃、1時間、大気中で脱脂し、その後、1100℃、3時間、大気中で焼成し、積層体を得た。
次に、得られた積層体の長手方向xの両側面をダイシング加工により斜めにカットし、傾斜面と垂直側面を形成し、内部電極層の先端を積層体の傾斜面に露出させ、積層体の片側主面に表面電極層を形成すべく、電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを、積層体の主面の片側にスクリーン印刷法により塗布し、その後、長手方向xの両側面の傾斜面に、外部電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを塗布し、700℃、10分、大気中で焼き付け、図1に示すような積層型圧電素子を作製した。
作製された積層体の支持板側の主面の寸法は幅3.5mm、長さ26mmであり、圧電体層の厚みは30μm、内部電極層の厚みは3μmであった。不活性層は圧電体層と同一材料からなり、その厚みは、圧電体層の厚みと同様30μmであった。積層体全体の厚みは、約440μmであった。
次に、積層型圧電素子の外部電極を通して内部電極層間及び内部電極層と表面電極間に100V、2分間電圧を印加し分極を行った。
次に、厚み0.2mmの42アロイ(合金製)の支持板を準備し、支持板の片側主面に熱硬化型のエポキシ樹脂からなる接着剤を塗布し、接着剤を塗布した支持板の部分に積層型圧電素子を押し付け、120℃、1時間、空気中で接着剤を硬化させ、厚さ5μmの底面側の接着剤層を形成した。さらに外部電極の表面に導体層を形成し支持板と電気的に接合し、一つの積層型圧電素子だけ支持板に接合した、ユニモルフ型の振動体を10個作製した。
作製されたユニモルフ型振動体10個について、支持板と積層型圧電素子の外部電極間の絶縁抵抗を測定したところ、10個とも1GΩ以上であり、全て絶縁性が良好であった。また、作製されたユニモルフ型振動体について、振動体に外部電極を介して5Vの電圧を印加して変位させ、その変位量をレーザー変位計で測定したところ、18.2〜18.8μmであった。
比較例として、電極ペーストが塗布されたグリーンシートを12層積層し、最上層には電極ペーストが塗布されていないグリーンシートを1層重ね合わせて加圧し、積層成形体を作製し、上記と同様にして焼成した後、カットして積層体を作製した。この積層体の両主面に表面電極層を形成した積層型圧電素子を形成し、この積層型圧電素子を、厚さ25μmの底面側の接着剤層で支持板に接合した、図8に示すような振動体を10個作製した。
作製されたユニモルフ型振動体10個について、支持板と積層型圧電素子の外部電極間の絶縁抵抗を測定したところ、10個中1個が10MΩ以下であり、絶縁性が低いものであった。また、本発明品と同様、変位量を測定したところ、17.3〜17.9μmであった。
上記実施例1と同様に、電極ペーストが塗布されたグリーンシートを12層積層し、最上層には電極ペーストが塗布されていないグリーンシートを1層重ね合わせて加圧し、積層成形体を作製した。この積層成形体を、長手方向の側面が傾斜面と垂直側面とで構成され、傾斜面に内部電極層の電極パターンが一層おきに露出するように所定形状に切断して、積層成形体を作製した。
そして、これらの積層成形体を500℃、1時間、大気中で脱脂し、その後、1100℃、3時間、大気中で焼成し、積層体を得た。
次に、積層体の片側主面に表面電極層を形成すべく、電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを、積層体の主面にスクリーン印刷法により塗布し、その後、長手方向xの両側面の傾斜面に、外部電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを塗布し、700℃、10分、大気中で焼き付け、図6に示すような、積層型圧電素子を作製した。
作製された積層体の支持板側の主面の寸法は幅3.5mm、長さ26mmであり、圧電体層の厚みは30μm、内部電極層9の厚みは3μmであった。不活性層は圧電体層と同一材料からなり、その厚みは、圧電体層の厚みと同様30μmであった。積層体全体の厚みは、約440μmであった。
次に、積層型圧電素子の外部電極を通して内部電極層間及び内部電極層と表面電極間に100V、2分間電圧を印加し分極を行った。
次に、厚み0.2mmの42アロイ(合金製)の支持板を準備し、支持板の片側主面に熱硬化型のエポキシ樹脂からなる接着剤を塗布し、接着剤を塗布した支持板の部分に積層型圧電素子を押し付け、120℃、1時間、空気中で接着剤を硬化させ、厚さ5μmの底面側の接着剤層を形成した。さらに外部電極の表面に導体層を形成し支持板と電気的に接合し、一つの積層型圧電素子だけ支持板に接合した、ユニモルフ型の振動体を10個作製した。
積層体の側面部を観察したところ、図6(b)に示すように、圧電体層の側面の形状が圧電材料の粒子形状を反映した凹凸形状であった。また、内部電極層が積層体の側面まで到達しておらず、外部電極が内部電極層の開口部に入り込んだ状態であった。
これについても、支持板と積層型圧電素子の外部電極間の絶縁抵抗を測定したところ、10個とも1GΩ以上であり、全て絶縁性が良好であった。また、変位量を測定したところ、変位量は18.5〜19μmであった。
1、3・・・積層型圧電素子
5・・・支持板
6・・・底面側の接着剤層
7・・・圧電体層
9・・・内部電極層
11・・・不活性層
13・・・積層体
15・・・表面電極層
17、19・・・外部電極
20・・・側面
20a・・・傾斜面
20b・・・垂直側面
x・・・主面の長手方向

Claims (4)

  1. 圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなり、前記圧電体層で形成される一対の長方形状の主面と該主面の長手方向の両端側に設けられた一対の側面とを有する板状の積層体と、前記内部電極層と電気的に接続された一対の外部電極とを具備する積層型圧電素子であって、前記積層体の前記一対の側面の一方の主面側の部分は、それぞれ前記一方の主面の長手方向に傾斜するとともに前記一方の主面と連続する傾斜面とされ、該傾斜面に前記外部電極が形成され、かつ前記一方の主面に、前記一対の外部電極のうち一方が電気的に接続された表面電極層が形成されていることを特徴とする積層型圧電素子。
  2. 圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなるとともに、前記圧電体層で形成される一対の長方形状の主面と該主面の長手方向の両端側に設けられた一対の側面とを有し、該一対の側面の一方の主面側の部分は、それぞれ前記一方の主面の長手方向に傾斜し、かつ前記一方の主面と連続する傾斜面とされた板状の積層体を準備する工程と、該積層体の前記傾斜面に前記内部電極層と電気的に接続する一対の外部電極をそれぞれ設ける工程とを具備することを特徴とする積層型圧電素子の製法。
  3. 前記積層体の一方の主面に、前記一対の外部電極のうち一方が接続される表面電極層を、前記外部電極と同時に形成する工程を具備することを特徴とする請求項2に記載の積層型圧電素子の製法。
  4. 請求項1に記載の前記積層型圧電素子の前記表面電極層が形成されていない側の主面を、接着剤層により支持板に接合してなることを特徴とする振動体。
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