JP2010196420A - 車線分離体 - Google Patents

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Kiyozumi Sato
清純 佐藤
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Abstract

【課題】柱状体の間に取り付けた歩行者横断防止部材を切断する作業を行うことなく設置可能な歩行者横断防止機能付き車線分離体を提供する。
【解決手段】2個の合成樹脂製の柱状体1を適宜間隔をあけて立設し、この柱状体間1に伸縮自在な管状体5を架け渡して固定する。管状体5を架け渡すことで、柱状体1の間を歩行者が通って道路横断することを防止できる。また、管状体5を伸縮自在に形成しているので、並設させた柱状体1の間隔が一定でなくとも、管状体5が伸縮して長さが調整されるので、管状体5を切断するなどの作業を行うことなく車線分離体を設置することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走行車線と対向車線との間に道路方向に沿って設置される車線分離体に関するものである。
従来、走行車線と対向車線との間が比較的広く取れる道路においては、その走行車線と対向車線との間に、ガードレールや擁壁が設置された、又は樹木等の植栽された、いわゆる中央分離帯が設けられ、車両の安全走行を促すと共に歩行者の横断を防止するようになされている。又走行車線と対向車線との間が広く取れず、中央分離帯を設けることができない道路にあっては、走行車線と対向車線との間は、単にセンターライン等の道路標示が施されているだけの場合があり、このような道路は歩行者が無理に横断しようとして事故に至るケースが多い。このため、歩行者横断を防止するための発明などが種々開示されている。
例えば特許文献1には、走行車線と対向車線との間に道路方向に沿って合成樹脂からなる柱状体が適宜間隔をあけて立設され、該柱状体間に合成樹脂からなる柵ビームが取付けられたことを特徴とする歩行者横断防止柵が、本件出願人によって出願されて公開されている。本件は、これとは別の方法による歩行者横断防止機能を備えた車線分離体を提案するものである。
特開2001−81746号公報
歩行者横断防止のために柱状体の間に柵ビームなどの棒状体を取り付けるときに、設置された柱状体の間隔の大きさに棒状体を切断する作業を行う必要が生じる場合がある。本発明は、このような作業を行うことなく設置作業性を向上させた歩行者横断防止機能を有する車線分離体を提供する。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る車線分離体は、2個の合成樹脂製の柱状体が適宜間隔をあけて立設され、
該柱状体間に伸縮自在な管状体が架け渡されていることを特徴としている。
本発明に係る車線分離体によれば、立設させた2個の柱状体の間に伸縮自在な管状体を架け渡しているので、この間を歩行者が通って道路横断することを防止できる。
また、前記の管状体を伸縮自在に形成しているので、並設させた柱状体の間隔が一定でなくとも、管状体が伸縮して長さが調整されるので、管状体を切断するなどの作業を行うことなく車線分離体を設置することができる。
また、前記管状体を合成樹脂製とすれば、管状体の重量を軽量なものとできるので、管状体と柱状体との取り付け部分に大きな負荷がかかることが抑制される。
また、前記管状体を蛇腹形状にすれば、管状体の特定部位で伸縮するのではなく管状体の全体で伸縮するので、伸縮機能を持たせるための特定部位を設ける必要が無い。このため、この特定部位の重量などで全体の重量バランスが不均一になり負荷が管状体の一部分に集中するなどの不具合が生じず、耐久性が向上する。
また、前記管状体を蛇腹形状にすれば、管状体の長手方向の伸縮のみならず、長手方向と直交する方向へも容易に撓んで変位可能なので、車線分離体に車両などが接触しても管状体が破壊されにくい。
本発明に係る車線分離体によれば、柱状体の間に取り付けた歩行者横断防止部材を切断する作業を行うことなく設置可能である。
本発明に係る車線分離体の実施の一形態を示す正面図である。 図1の柱状体の正面図である。 図2の断面図である。 図1の管状体を示す、(イ)は端部の要部断面図であり(ロ)は管部の断面図である。 図3の柱状体に図4の管状体を取り付けた状況を示す要部断面図である。
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
まず最初に、図1によって、本発明に係る車線分離体の全体的な構成について説明する。
図面において、1は車線分離体の柱状体である。
柱状体1は、ベース部2の上端面に柱部11を突設させて構成されている。
5は管状体である。管状体5はその端部を、柱状体1の柱部11の上端に取り付けられたキャップ部4の上端に挿入させて、柱状体1の上方から突出するようにして固定されている。管状体5は、その両端をそれぞれ並設して設置された2体の柱状体1に架け渡されて固定され、各柱状体1の間を人が通過することを防止している。
本実施形態の車線分離体は、上記のように管状体5を架け渡した2体1組の柱状体1を、走行車線と対向車線との間に複数組並設させ、車線を分離するとともに、設置した道路を歩行者が横断することを防止させている。
並設された異なる組の柱状体1間の隙間は、人が通過不能な大きさに設置させており、この間を歩行者が横断することも防止させている。
図2は図1の柱状体の正面図であり、図3はその断面図である。
柱状体1は、円筒形の中空柱状体に形成された柱部11の上端を塞ぐように、キャップ部4が融着によって固定されている。
柱状体1は、車両などに踏み倒された後に元の状態に復元する可撓性を有するように、柱部11を熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成しているが、これに限らず、軟質ポリオレフィン、エラストマーなどを好適に用いることができる。
補強筒12は、柱部11の内径より若干小さい外径を有する円筒状に成形されている。
補強筒12の材質は、成型の容易さおよび車両等の踏みつけに対する復元性、耐久性等を考慮すると、熱可塑性ポリウレタンや軟質ポリオレフィン、エラストマーなどが好適である。
ベース部2は扁平な円柱形状に形成されており、上面に柱部11を挿入する環状の柱部挿入環状溝22が設けられ、さらにその内側に補強筒12を挿入する環状の補強筒挿入環状溝21が設けられるように成形されている。
柱部11および補強筒12は、それぞれ柱部挿入環状溝22および補強筒挿入環状溝21に挿入され融着されて固定されている。
柱部11とともに補強筒12をベース部2に融着させることで、柱状体1の上を車両が通過するなどして柱部11が折れ曲がる場合に、柱部11の根本部分にかかる応力を補強筒12に分散させることができる。
ベース部2は、下面から雄ねじを突出させるようにして頭部をベース部2に埋設固定したアンカーボルト6を設けており、路面に埋設させたアンカーナットに螺結させて固定可能に形成している。
また、ベース部2の路面への固定方法はアンカーボルト6に限るものではなく、ベース部2の下面に接着剤などを塗布して固定させてもよい。
ベース部2の側壁には、帯状の反射部材3を取り付けるための側壁溝部23が全周に亘って形成されている。
反射部材3は、帯状の形状をした基材32に適宜間隔をおいてガラスビーズ製の反射器31が配設されている。反射器31は入射光に対して平行に光を反射する再帰反射性が高く、かつ汚れにくく、劣化しにくいガラスビーズ製のものを用いるのが好ましいが、基材32の表面に反射テープなどを貼着してもよい。基材32の材質は、鉄鋼、ステンレス、アルミニウムなどの金属などを用いてもよいが、反射器31を埋め込み形成することを容易にするためにゴム、ウレタン系樹脂、エラストマーなどの弾性の高い合成樹脂を用いるのが好ましく、反射器31が外れにくくなるように、ポリエチレンやポリプロピレン等、ある程度高い硬度を有する熱可塑性合成樹脂を用いるのがより好ましい。
帯状の反射部材3は、ベース部2の側壁溝部23に巻回されて取り付けられている。反射部材3は、側壁溝部23に巻回させることで外れにくくなると共に、反射器31を側壁溝部23の分だけベース部2の外面から突設させることなく設けることができ、また上下方向への位置ずれを防ぐことができ好ましい。また、ベース部2の外周への反射部材3の取り付けは、側壁溝部23を設けずに行っても良い。また、反射部材3は、反射テープをそのまま貼着してもよく、ガラス製の反射器をそのままベース部2の外周に埋め込むように取り付けてもよい。
キャップ部4は上端と下端が開口した円筒形状に形成されている。
キャップ部4の下端は、その外周が柱部11の内周に対応した大きさに設けられ、この下端が柱部11の内部に挿入され融着されて、キャップ部4が柱部11に固定されている。
キャップ部4の上端の開口部分は前記の管状体5の端部が挿入される挿入口41として機能する。
挿入口41は、その開口縁42が円筒形状の径の内側方向に突出するように形成されている。より詳細には、開口縁42はキャップ部の上端に至るほど径の内側に突出するように形成されている。
開口縁42は、前記の管状体5の端部を係止させる取付部43として機能する。
また、挿入口41を通じて柱状体1の内部に入り込む雨水などが外部に排出されるように、ベース部2の上面から下面に至るように貫通させた水抜き孔24が設けられている。
管状体5は、ホース状の管部55の両端に端部部材51が取り付けられて構成されている。
図4は図1の管状体5を示しており、(イ)は端部部材51の要部断面図であり(ロ)は管部55の断面図である。
本実施形態の管部55を具体的に説明すると、合成樹脂で形成された壁部56の内部に金属製のワイヤー57が埋め込まれ、管部55の強度を向上させている。本実施形態では、壁部56をポリエチレン樹脂で形成している。
ワイヤー57は、壁部56の内部において螺旋状に巻装されており、壁部56のワイヤー57が通っている部分は他の部分と比較して肉厚に形成されている。
また、管部55を長手方向に視認したときに隣り合うワイヤー56の間の壁部56は、隣接するワイヤー56の方向よりも管部56の径の内側へ向けて延設され、谷部59で折れ曲がって、隣接するワイヤー57へ延設される。
このように、壁部56を、ワイヤー57を埋設させた部分を山部58とし、その間に谷部59を設けた、蛇腹状に形成することで、管部56を折れ曲がりに強く伸縮自在に構成している。また、施工前などの運搬時などは、管部56を縮めてコンパクトな状体にすることができるので、嵩張らずに容易に運搬可能である。
端部部材51は、円筒形状に形成されており、図4(ロ)に示すように軸方向を上下に向けたときに、中央付近の縮径部513を境界として、上方に大径部511、下方に小径部512を備えるように形成されている。
大径部511は小径部512よりも内径と外径ともに大きく形成されており、その肉厚は同程度に形成されている。
また、大径部511の内径は、管部55の山部58における外径よりも小さく形成され、谷部59における外径よりも大きく形成されている。
前記の大径部511の内周面には、螺旋状に刻まれたらせん溝52が設けられている。
詳細には、らせん溝52の溝の深さと螺旋の形状は、管部55に巻装されたワイヤー57の螺旋形状に対応した形状に刻設されている。
このような形状にらせん溝52を設けることで、このらせん溝52を雌ねじとして機能させ、山部58を雄ねじとして機能させた管部55を、端部部材51の上方から大径部に螺入可能に形成されている。
本実施形態では、端部部材51の上方から螺入させた管部55は、その端部54を縮径部513において縮径された内周面部分に当接させて端部部材51に固定させているが、これに限らず、接着剤や締結部材を単独、または併用して固定させてもよい。
図5は、図3の柱状体に図4の管状体を取り付けた状況を示す要部断面図である。
柱状体1の上端に固定されたキャップ部4の挿入口41の開口縁42は、管部55を圧入して挿入可能な大きさに形成されており、端部部材51の大径部511の外径より小さく形成されている。
開口縁42をこのように形成することで、挿入口42を挿通させて柱状体1に挿入させた管部55において、その端部に固定させた端部部材51の大径部511の上端が、キャップ部4の開口縁42に当接されて係止され取付部43として機能するので、柱状体1に管状体5を挿入して固定可能としている。
本実施形態における管状体5の柱状体1への固定方法を説明すると、まず最初に柱部11にキャップ部4を融着して固定する。
次に、キャップ部4の挿入口41へ管部55の端部54を挿入すると共に、この端部54を柱部11の下端より突出させた後、この突出させた端部54を端部部材51のらせん溝52へ螺入させて固定させる。
そして、端部部材51が固定された前記の端部54を引き上げて端部部材51を柱部11のキャップ部4に当接させて係止させる。
最後に、柱部11の下端をベース部2の柱部挿入環状溝22へ挿入させて溶着させ固定させる。
上記の方法は、柱状体1へ管状体5を挿入固定させる方法の一例であり、適宜他の方法を用いることができる。例えば、キャップ部4を分割可能な形状に構成することで、あらかじめ管部55の端部に端部部材51を固定させた管状体5を柱部11の上部から挿入し、分割させたキャップ部4を管部55を挟み込むように組み合わせて一体化させ、最後にキャップ部4を柱部11の上端に固定させるような方法を用いてもよい。
また、上記のキャップ部4の取付部43は、端部部材51を係合させて管状体5を固定させているが、接着剤や締結部材などを単独または併用して用いて、管状体5を固定させるように取付部43を構成してもよい。
1 柱状体
11 柱部
12 補強筒
2 ベース部
21 補強筒挿入環状溝
22 柱部挿入環状溝
23 側壁溝部
24 水抜き孔
3 反射部材
31 反射器
32 基材
4 キャップ部
41 挿入口
42 開口縁
43 取付部
5 管状体
51 端部部材
511 大径部
512 小径部
513 縮径部
52 らせん溝
54 端部
55 管部
56 壁部
57 ワイヤー
58 山部
59 谷部
6 アンカーボルト

Claims (2)

  1. 2個の合成樹脂製の柱状体が適宜間隔をあけて立設され、
    該柱状体間に伸縮自在な管状体が架け渡されていることを特徴とする車線分離体。
  2. 前記管状体が、合成樹脂製の蛇腹形状であることを特徴とする請求項1に記載の車線分離体。
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