JP2010196389A - 温水洗浄式便座装置 - Google Patents
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Abstract
プは、中心に温水が通過する洗浄水入り口開口を形成し、周辺の環状フランジで水圧を受
ける構成であるため、このフランジが水圧を受けておしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズ
ルが進出中に、後方から流入する洗浄水は、洗浄水入り口開口からノズル内に直接流入し
、先端のノズル口から洗浄水が出る現象が発生する。本発明はこのような課題を解決する
ものである。
【解決手段】おしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルの洗浄水入り口に取り付ける水圧受けキ
ャップは、洗浄水入り口を覆う大きさの板状の水圧受け部と、水圧受け部から突出して洗
浄水入り口に嵌合するよう湾曲形状の一対の支持脚と、一対の支持脚間に配置され水圧受
け部の中央部から洗浄水入り口内へ突出した分流壁とを備え、水圧受け部と洗浄水入り口
との間に水圧受け部の周囲から一対の支持脚間へ洗浄水が流入するための洗浄水流入間隔
を形成したこと。
【選択図】図8
Description
る温水洗浄式便座装置に関する。
ンクは、水道水が電磁弁と減圧弁を通って供給され、温水タンク内の温水を洗浄ノズルか
ら噴射して、肛門やビデ等の局部洗浄用として使用することは周知である。(例えば、特
許文献1参照)。
タンク内に水道水圧が掛かる状態とすることによって、水道水が温水タンク内へ供給され
つつ温水タンクから洗浄水としての温水が送出され、この温水によっておしり洗浄ノズル
またはビデ洗浄ノズルを進出させ、先端のノズル口から温水を噴出する。
のノズル口から温水が出ず、所定の位置へ進出したときノズル口から温水が出ることが望
ましい。しかし、従来のものは、ノズルケースNC内に、筒状のおしり洗浄ノズルまたは
ビデ洗浄ノズルNZが、コイルバネCSによって後退位置に保持されており、温水タンク
から送出される温水によって、コイルバネCSを押し圧圧縮させつつ所定位置へ進出する
構成である。
、おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルNZの後端開口の洗浄水の入り口に、図12に
示すように、水圧を受ける水受けキャップWCを取り付けている。この水受けキャップW
Cは、中心に温水が通過する洗浄水入り口開口INを形成し、周辺の環状フランジFRで
水圧を受ける構成である。このため、このフランジFRが水圧を受けておしり洗浄ノズル
またはビデ洗浄ノズルNZが進出中に、後方から流入する洗浄水は、洗浄水入り口開口I
NからノズルNZ内に直接流入し、それによって、先端のノズル口から洗浄水として温水
が出る現象が発生する。
ル口から洗浄水が出ず、所定の位置へ進出したときノズル口から洗浄水が出ることが望ま
しい。このため、本発明は上記課題を解決するために、水圧を受けておしり洗浄ノズルま
たはビデ洗浄ノズルNZが進出する構成において、水圧受けキャップWCを特定の形状と
することによって、簡単な構成でもって、おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルNZが
進出中に、先端のノズル口から洗浄水が出ないようにできる技術を提供するものである。
ズルへの洗浄水入り口に、それぞれ洗浄水の水圧を受ける水圧受けキャップが取り付けら
れ、水圧を受けて前記おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルが進出する構成において、
前記水圧受けキャップは、前記洗浄水入り口を覆う大きさの板状の水圧受け部と、前記水
圧受け部から突出して前記洗浄水入り口に嵌合するよう湾曲形状の一対の支持脚と、前記
一対の支持脚間に配置され前記水圧受け部の中央部から前記洗浄水入り口内へ突出した分
流壁とを備え、前記水圧受け部と前記洗浄水入り口との間に前記水圧受け部の周囲から前
記一対の支持脚間へ洗浄水が流入するための洗浄水流入間隔を形成したこと。
ズルへの洗浄水入り口に、それぞれ洗浄水の水圧を受ける水圧受けキャップが取り付けら
れ、水圧を受けて前記おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルが進出する構成において、
前記水圧受けキャップは、前記洗浄水入り口を覆う大きさの板状の水圧受け部と、前記水
圧受け部から突出して前記洗浄水入り口に嵌合するよう湾曲形状の一対の支持脚と、前記
一対の支持脚間に配置され前記水圧受け部の中央部から前記洗浄水入り口内へ突出した分
流壁と、前記水圧受け部と前記洗浄水入り口との間に前記水圧受け部の周囲から前記一対
の支持脚間へ洗浄水が流入するための洗浄水流入間隔を形成する突起とを備えたこと。
は、後方から流入する洗浄水は、洗浄水入り口に直接流入するのではなく、一旦水圧受け
部に衝突する。このため、おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルの進出が、従来のもの
よりも速やかに行われるようになる。そして、一旦水圧受け部に衝突した洗浄水は、水圧
受け部の周囲から一対の支持脚を通り分流壁の両側面へ衝突し、先端のノズル口へ向けて
流れる。このため、水圧受け部の周囲から流入する洗浄水は、分流壁によって互いに衝突
しない状態となるため、衝突による流れの阻害がなくなり、スムースにノズル内を前方へ
流れるようになる。また、後方からノズルの入口に達する洗浄水は、水圧受け部によって
一旦受け止められるため、おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルが進出中に、先端のノ
ズル口から洗浄水が出ることを抑制できる。
浄水が流入するための洗浄水流入間隔を形成する突起を形成することにより、従来の水圧
受けキャップを本発明の水圧受けキャップに交換することにより、従来の課題を簡単な構
成によって解決できるものとなる。
本発明に係る洗浄水式便座装置の実施例を図に基づき説明する。図示の洗浄水式便座装
置は、洗浄水として温水を用いる温水洗浄式便座装置である。1は洋式便器2の上に着脱
可能に設置された温水洗浄式便座装置であり、本体ケース3に便座4の後部とこの便座4
の上面を覆う便蓋5の後部が軸支持され、便座4と便蓋5を上下方向に開閉自在に枢支し
ている。本体ケース3の一方の側面には給水管6を突設し、この給水管6にフレキシブル
な配管ホース7を接続していると共に、この配管ホース7は、分岐水栓8を介して上水を
供給する市水等の上水道管9に接続している。
部10を一体的に突設しており、操作部10は本体ケース3の一部分を構成する。操作部
10は、この操作部10の上面から操作される後述の複数のスイッチやこのスイッチによ
る動作状態を表示する表示部となるLEDを収納している。図示のものは操作部10が便
座4の側部に配置された構成であるが、操作をリモートコントロール方式とする場合は、
操作部10の部分がリモートコントローラとなる。
、便座4に着座した人の肛門やビデ等の被洗浄局部を洗浄するための温水をつくるための
温水タンク13と、この温水タンク13と給水管6とを接続する給水配管14と、給水配
管14に接続した電磁弁11と、給水配管14に接続した減圧弁12、温水洗浄ユニット
60と、脱臭機構16と、電気制御回路を取り付けた基板17とを収納配置している。な
お、本体ケース3内には、便座4と便蓋5を上下方向に開閉する電動機19、20が収容
されている。温水タンク13には、電磁弁11が開くことにより、配管ホース7及び給水
配管14を通って上水道管9の上水が、温水タンク13内の底部に供給される。温水タン
ク13に供給された水は、温水タンク13内に配置した温水ヒータ42で温水となる。
成し、このファンケース26は、上記洋式便器2のボウル2Aに対向して開口した第1吸
気孔27と、本体ケース3内に開口した第2吸気孔28と、これらの吸気孔から吸引した
空気が上記脱臭用触媒24を通過した後、本体ケース3の外に排出する排気孔29とを設
けている。
絶縁被覆された便座ヒータ41が取り付けられており、便座ヒータ41の発熱によって便
座4が加温される。
態に収納し、この操作基板18には、各種の操作スイッチと、LED表示部が取り付けら
れている。この操作スイッチとして、おしり(肛門)洗浄開始スイッチ45、ビデ洗浄開
始スイッチ46、洗浄停止スイッチ44、洗浄水の水勢増減スイッチ47Pと47Q、温
水タンク13の温水温度調節スイッチ48、便座ヒータ41による便座2の温度を可変す
る便座温度調節スイッチ49等が設けられ、また、LED表示部として、水勢増減スイッ
チ47Pと47Qに対応して水勢の強中弱の状態を3段階で表示するLED47L、温水
温度調節スイッチ48に対応して温水温度を低中高の3段階で表示するLED48L、便
座温度調節スイッチ49に対応して便座温度を低中高の3段階で表示するLED49Lが
設けられている。なお、便座4と便蓋5を上下方向に開閉する電動機19、20をON・
OFFするスイッチ23、43とその押圧部分を前記操作スイッチ同様に操作部10に設
けている。
カバー板で覆われており、このカバー板の上面は、前記貫通孔を塞ぐようにこれらスイッ
チに対応する部分が可撓性を有し、且つ前記LEDに対応する部分が透光性を有するフィ
ルム10Fで覆われている。このため、これらスイッチ44、45、46、47Pと47
Q、48、49に対応するフィルム10Fの押圧部分44A、45A、46A、47Aと
47B、48A、49Aを押すことによって、対応するスイッチが作動する。電動機19
、20をON・OFFするスイッチ23、43の部分も同様である。
ズヒータ42が温水タンク13内の底部に配設されている。温水タンク13の上壁には、
温水タンク13内の異常温度を検知してシーズヒータ42への通電回路を遮断する温度検
知部50と、温水タンク13内の洗浄水レベル(温水レベル)を検知して電磁弁11を開
閉制御して、温水タンク13内の洗浄水レベルを所定レベルに制御するフロートスイッチ
51と、温水タンク13内の圧力が外気圧よりも低くなったとき温水タンク13内と外気
を連通する負圧弁52を備えた気圧調整用パイプ53の取り付け部54が設けられている
。温水タンク13内は、負圧弁52の作用によって外気と連通する以外は、外気と連通し
ないように気密構造である。また、温水タンク13内の温水温度は、温水モードにおいて
温水温度調節スイッチ48によって使用者が任意の設定温度に設定できる。温水モードに
おいてシーズヒータ42への通電を制御して、温水タンク13内の温水温度を前記設定温
度に維持するため、温水タンク13内の温水温度を検知するサーミスタ55が設けられて
いる。
浄ノズル61を進出・退避動作を行なうように収容したおしり洗浄ノズル用ノズルケース
63と、ビデ洗浄ノズル62を進出・退避動作を行なうように収容したビデ洗浄ノズル用
ノズルケース64とを備えたノズルユニットNUと、温水タンク13から供給される温水
をおしり洗浄ノズル61とビデ洗浄ノズル62のいずれに供給するかを切り替える切り替
え弁66を備えた洗浄水切り替えユニットSUとによって構成されている。
2が略平行線上に位置するように、それぞれ上下の平行配置のおしり洗浄ノズル用ノズル
ケース63とビデ洗浄ノズル用ノズルケース64に収容され、後述のように、温水タンク
13に掛かる水道水圧によって進出動作し、先端部のノズル口61A、62Aから洗浄水
としての温水を噴出する構成である。おしり洗浄ノズル用ノズルケース63とビデ洗浄ノ
ズル用ノズルケース64は、合成樹脂で一体形成されてノズルケース体NCを構成してい
る。
温水が通る内部通路61Tは、先端部のノズル口61Aへ向けて次第に洗浄水の圧力が高
くなるように、先端に行くにしたがって次第に断面積S1が小さくなるように形成されて
いる。ビデ洗浄ノズル62は、おしり洗浄ノズル61と同様に、合成樹脂製で円筒形等所
定形状の筒状をなし、洗浄水である温水が通る内部通路62Tは、先端部のノズル口62
Aへ向けて次第に洗浄水の圧力が高くなるように、先端に行くにしたがって次第に断面積
S2が小さくなるように形成されている。おしり洗浄ノズル61と、ビデ洗浄ノズル62
と、おしり洗浄ノズル用ノズルケース63と、ビデ洗浄ノズル用ノズルケース64とを共
通形態にすることによって、ノズル先端部を除いて共通の筒状ノズル形態を採用できるた
め、全体として部品の共通化と、組み立ての容易さ、更にコストダウン化を図ることがで
きるものとなる。
としての温水が、それぞれおしり洗浄ノズル用ノズルケース63へ導入される温水導入部
63Bと、ビデ洗浄ノズル用ノズルケース64へ導入される温水導入部64Bを形成して
いる。具体的には、温水導入部63Bと温水導入部64Bとを形成した導入部カバー86
と、この導入部カバー86を覆うように取り付け部材87が、ネジ88にてノズルケース
体NCの後端に取り付けられている。これによって、おしり洗浄ノズル用ノズルケース6
3の後端の入口開口が、温水導入部63Bと連通状態となり、また、ビデ洗浄ノズル用ノ
ズルケース64の後端の入口開口が、温水導入部64Bと連通状態となる。
ネジ89によって固定するために、取り付け部87Aを形成したものであるが、ノズルユ
ニットNUを本体ケース3内の固定基板にネジ89によって固定する部分を導入部カバー
86に形成できれば、取り付け部材87は不要である。
において、共に前方斜め下方に向けて進出し退避する向きの配置であり、本体ケース3に
便座4と便蓋5を取り付けた状態で、おしり洗浄ノズル61とビデ洗浄ノズル62は、便
座4の左右間の中心線となる前後方向中心線上の配置となる。このため、便座4と便蓋5
を取り付けた本体ケース3を洋式便器2の上の所定位置にセットした状態では、便座4に
着座した人の肛門やビデ等の被洗浄局部に対して、真下または真下後方部からの温水噴出
が得られる。
バネ65Aによって、おしり洗浄ノズル用ノズルケース63内に退避した状態に保たれ、
上記水道水圧が掛かったときは、上記水道水圧をおしり洗浄ノズル61の後端の水受け部
61Bが受けて、コイルバネ65Aを圧縮しつつおしり洗浄ノズル61が進出し、おしり
洗浄ノズル61の後端に取り付けたパッキン61Pが洗浄ノズル用ノズルケース63内の
停止部63Aに当接して、その進出が停止し、この位置が所定の進出位置となる。
デ洗浄ノズル62はコイルバネ65Bによってビデ洗浄ノズル用ノズルケース64内に退
避した状態に保たれ、上記水道水圧が掛かったときは、上記水道水圧をビデ洗浄ノズル6
2の後端の水受け部62Bが受けて、コイルバネ65Bを圧縮しつつビデ洗浄ノズル62
が進出し、ビデ洗浄ノズル62の後端に取り付けたパッキン62Pがビデ洗浄ノズル用ノ
ズルケース64内の停止部64Aに当接して、その進出が停止し、この位置が所定の進出
位置となる。
2及びビデ洗浄ノズル62への洗浄水入り口93には、それぞれ洗浄水の水圧を受ける水
圧受けキャップ94A、94Bが取り付けられ、水圧を受けておしり洗浄ノズル61また
はビデ洗浄ノズル62が進出する構成である。これを具体的に説明する。先ず、図8及び
図10に示すように、水圧受けキャップ94Aは、円形状の洗浄水入り口92を覆う大き
さの円形板状の水圧受け部95Aと、水圧受け部95Aから突出して洗浄水入り口92に
嵌合するよう円弧をなすように湾曲形状の離間した一対の支持脚96Aと、一対の支持脚
96A間に配置され水圧受け部95Aの中央部から洗浄水入り口92内へ平板状に突出し
た分流壁97Aとを備え、水圧受け部95Aと洗浄水入り口92の周辺環状フランジ92
Aとの間に、水圧受け部95Aの周囲から一対の支持脚96A間へ洗浄水が流入するため
の洗浄水流入間隔98Aを形成している。洗浄水流入間隔98Aを形成する手段として、
洗浄水入り口92の周囲のフランジ92Aから突起99Aを突出させてもよいが、実施例
では、突起99Aは、水圧受け部95Aから突出している。水圧受け部95Aには、良好
に水圧を受けるために、環状リブ95A1を一体形成している。水圧受けキャップ94A
は、水圧受け部95Aと、一対の支持脚96Aと、分流壁97Aと、突起99Aが合成樹
脂で一体に形成された構成である。
に示すように、円形状の洗浄水入り口93Bを覆う大きさの円形板状の水圧受け部95B
と、水圧受け部95Bから突出して洗浄水入り口93Bに嵌合するよう円弧をなすように
湾曲形状の離間した一対の支持脚96Bと、一対の支持脚96B間に配置され水圧受け部
95Bの中央部から洗浄水入り口93B内へ平板状に突出した分流壁97Bとを備え、水
圧受け部95Bと洗浄水入り口93の周辺環状フランジ93Bとの間に、水圧受け部95
Bの周囲から一対の支持脚96B間へ洗浄水が流入するための洗浄水流入間隔98Bを形
成している。この洗浄水流入間隔98Bを形成する手段として、洗浄水入り口93の周囲
のフランジ93Bから突起99Bを突出させてもよいが、実施例では、突起99Bは、水
圧受け部95Bから突出している。水圧受け部95Bには、良好に水圧を受けるために、
環状リブ95B1を一体形成している。水圧受けキャップ94Bは、水圧受け部95Bと
、一対の支持脚96Bと、分流壁97Bと、突起99Bが合成樹脂で一体に形成された構
成である。
え弁66を収容する弁室69を形成した合成樹脂製の弁室部材70と、切り替え弁66に
よって切り替えられるおしり洗浄水通路71とビデ洗浄水通路72を形成した合成樹脂製
の切り替え通路部材73とが、ネジ74によって結合されて一体化された構成である。こ
れによって、弁室69が水密状態に保たれる。
導出パイプ15を設けている。温水導出パイプ15の上端開口15A(温水タンク13の
温水流出口)は、温水タンク13内の上壁との間に若干の間隔を存して位置している。図
示のものは、温水タンク13内の上壁が若干上方へ膨らんだ部分で、この上壁に近接する
位置に上端開口15Aが位置している。温水タンク13には、電磁弁11が開くことによ
り、配管ホース7及び給水配管14を通って上水道管9の上水が、温水タンク13内の底
部に供給され、温水ヒータ42で加熱されて温水となる。温水タンク13内の温水レベル
(洗浄水レベル)は、フロートスイッチ51によって電磁弁11を開閉制御して、温水タ
ンク13内の温水レベル(洗浄水レベル)を所定レベルに制御する。この所定レベルは、
温水導出パイプ15の上端開口15A(温水タンク13の温水流出口)よりも若干低いレ
ベルである。
つ温水タンク13内の温水をおしり洗浄ノズル61またはビデ洗浄ノズル62から噴出す
る。この場合、温水になっていない上水がおしり洗浄ノズル61またはビデ洗浄ノズル6
2から噴出しないようにするために、温水導出パイプ15が立設されている。
軸68に支持されて弁室69に収容されている。弁室部材70は、その上壁に形成した温
水導入口69Bに、温水導出パイプ15の下端の温水導出口が接続され、温水導出パイプ
15にて流下する温水が、温水導入口69Bから弁室69へ流入する。
よいが、電動機67の汎用性から、電動機67の駆動軸68は、電動機67の回転子から
延びた軸68Aと、これに嵌め合わせて一体化した合成樹脂製の補助軸68Bとで構成し
ている。図6に示すように、電動機67の駆動軸68は、温水が漏れないようにシールパ
ッキン76によってシール状態で切り替え通路部材73を貫通し、その先端に切り替え弁
66を取り付けている。電動機67は、後述の制御回路30のパルス出力によってステッ
ピング動作をするものであり、ステッピングモータとも称する。
8の先端に、図6において左側から(図11においては右側から)嵌め合わせで取り付け
られている。切り替え弁66によって切り替えられる温水の流れが、切り替え弁66に貫
通形成した弁通路66Aがおしり洗浄水通路71と連通した状態と、弁通路66Aがビデ
洗浄水通路72と連通した状態へ切り替えられるため、切り替え弁66が切り替え通路部
材73へ押し圧保持される必要がある。このため、切り替え弁66が回動可能であってそ
の支持が安定化するために、切り替え弁66を駆動軸68側に向けてコイルバネ79の押
し圧にて保持する構成を採用している。具体的には、切り替え弁66の駆動軸68とは反
対側は、弁室69の側壁(図6において左壁)から駆動軸68方向に突出する支持軸77
と、切り替え弁66から突出する支持軸78とに緩く嵌められたコイルバネ79によって
、切り替え弁66を駆動軸68側に向けて押し圧にて保持しており、電動機67による正
転・逆転の回動動作が円滑に行なわれる構成である。
替え通路部材73とが、ネジ74によって結合されて一体化された構成である。この一体
化された状態で、洗浄水切り替えユニットSUは、温水タンク13の底面部にネジ80に
よって固定し、この状態で、温水導出パイプ15の下端が弁室69の温水導入口69Bに
連通接続される。この連通接続部からの温水防止のために、パッキン81が設けられてい
る。
が漏洩しないようにするために、この接合部がゴム製のシールパッキン82によってシー
ルされている。また、切り替え弁66によって温水の流れが、おしり洗浄水通路71へ切
り替えられた状態で、ビデ洗浄水通路72へ温水が入り込まないようにし、また、温水の
流れが、ビデ洗浄水通路72へ切り替えられた状態で、おしり洗浄水通路71へ温水が入
り込まないようにするために、おしり洗浄水通路71とビデ洗浄水通路72の入口周縁に
、ゴム製のシールパッキン83A、83Bが取り付けられている。これによって、切り替
え弁66は、コイルバネ79によって切り替え通路部材73へ向けて押されるとき、切り
替え弁66の一方の面がシールパッキン83A、83Bに圧接され、この圧接状態におい
て、切り替え弁66は、温水の流れをおしり洗浄水通路71とビデ洗浄水通路72とに切
り替え回動する。
、切り替え弁66が、温水の流れをおしり洗浄水通路71とビデ洗浄水通路72とに切り
替え回動する動作を安定化のために、シールパッキン83A、83Bと同一平面をなすよ
うに、切り替え通路部材73の凹部84A、84Bにそれぞれゴム製の当接部材85A、
85Bを嵌め込んでいる。
路の接続のために、おしり洗浄水通路71は、その出口部71Aが可撓性パイプ75Aに
よって温水導入部63Bへ連通接続されている。また、ビデ洗浄水通路72は、その出口
部72Aが可撓性パイプ75Bによって温水導入部64Bへ連通接続されている。洗浄水
切り替えユニットSUは、上記のように、ネジ80によって温水タンク13の底面部に固
定され、温水タンク13は本体ケース3内の固定基板にネジ等によって固定される。また
、ノズルユニットNUは、本体ケース3内の固定基板にネジ89によって固定され、おし
り洗浄ノズル61とビデ洗浄ノズル62が、便座4の左右間の中心線となる前後方向中心
線上の所定位置に保たれる。このようにして、温水洗浄ユニット60が所定位置にセット
される。
ンピュータを中心に構成した制御部32を接続し、かつこの制御部32の入力回路には上
記操作基板18を接続し、更に制御部32の入力回路には、上記便座4への着座を検出す
る着座スイッチ33と、便座4の温度を検出する便座用温度センサ35と、フロートスイ
ッチ51と、温水タンク13内の温水温度を検知するサーミスタ55が接続されている。
着座スイッチ33は、便座4に人が着座したときの重量で便座4が下降することにより作
動するスイッチや、便座4に着座した人を赤外線で検出する赤外線スイッチなどがある。
なうマイクロコンピュータ制御方式である。商用電源31には、上記制御部32の出力に
て各々動作するスイッチング素子21、22、36、37、38、39、40を介して、
それぞれ便座4の開閉電動機19、便蓋5の開閉電動機20、便座ヒータ41、温水タン
ク13内の水を加熱する温水ヒータ42、切り替え弁66を駆動する電動機67(洗浄モ
ータ67ともいう)、脱臭ファン25、及び電磁弁11を接続している。
常温度を検知したとき開いて、温水ヒータ42の通電を遮断する。また、温水タンク13
内の水は、サーミスタ55の温度感知によって、制御部32が動作し、スイッチング素子
37が温水ヒータ42の通電のON・OFF動作を行い、温水温度が所定温度範囲に維持
される。温水タンク13内の温水レベル(洗浄水レベル)は、フロートスイッチ51の検
出によってスイッチング素子40が電磁弁11を開閉制御して、温水タンク13内の温水
レベル(洗浄水レベル)を所定レベルに制御する。この所定レベルは、温水導出パイプ1
5の上端開口15A(温水タンク13の温水流出口)よりも若干低いレベルである。
が、おしり洗浄水通路71とビデ洗浄水通路72の入口周縁のシールパッキン83A、8
3Bに当接しており、これによって、切り替え弁66は、温水タンク13内がおしり洗浄
水通路71とビデ洗浄水通路72のいずれとも連通しないように、おしり洗浄水通路71
とビデ洗浄水通路72の入口を塞ぎ、弁通路66Aがおしり洗浄水通路71とビデ洗浄水
通路72のいずれとも連通せず遮断状態である。
便蓋5が上方向に開く。そして、着座スイッチ33により便座4への人体の着座を検出す
ると、スイッチング素子39を通電して脱臭ファン25を回転する。この着座状態におい
て、おしり(肛門)洗浄開始スイッチ45が押されておしり(肛門)洗浄指令が発せられ
、またはビデ洗浄開始スイッチ46が押されてビデ洗浄指令が発せられると、制御部32
はスイッチング素子38、40を適宜作動して、洗浄モータ67の作動にて切り替え弁6
6を回動駆動すると共に電磁弁11が開く。電磁弁11が開くことにより、水道管9から
給水配管14を通って、上水の水圧が温水タンク13内に掛かり、温水タンク13内底部
に上水が供給されつつ、温水タンク13内の温水が温水導出パイプ15の上端開口15A
(温水タンク13からの温水流出口)から温水導出パイプ15へ流出し、弁室69へ供給
される。
7の作動にて切り替え弁66がシールパッキン83A、83Bと当接部材85A、85B
に当接した状態で回動し、切り替え弁66の弁通路66Aがおしり洗浄水通路71と連通
した状態で洗浄モータ67が停止する。これによって、上水の水圧によって弁室69へ供
給された温水は、弁通路66Aとおしり洗浄水通路71を通り、その出口部71Aから可
撓性パイプ75Aを通って温水導入部63Bへ流入する。温水導入部63Bへ流入した温
水の水圧は、コイルバネ65Aによって退避位置(図7に示す位置)にあるおしり洗浄ノ
ズル61の水受け部61Bに作用する。
圧受けキャップ94Aの水圧受け部95Aに衝突し、そのときの水圧は、殆んど水圧受け
キャップ94Aの水圧受け部95Aの環状リブ95A1内で受ける。このため、この水圧
によってコイルバネ65Aを圧縮しつつおしり洗浄ノズル61を進出させ、パッキン61
Pが停止部63Aに当接して、その進出が停止し、この位置で先端のノズル口61Aから
噴出する洗浄水としての温水によって、おしり(肛門)が洗浄される。また、温水導入部
63Bへ流入した温水は、図8に矢印YAで示すように、一旦水圧受け部95Aに衝突し
た後、水圧受け部95Aの周囲から洗浄水流入間隔98Aを経て、一対の支持脚96A間
を通り、分流壁97Aの両側面へ衝突し、先端のノズル口61Aへ向けて流れる。このた
め、後方から流入する洗浄水の水圧が、先端のノズル口61Aへ直接掛からないようにな
り、おしり洗浄ノズル61が進出中に、先端のノズル口61Aから洗浄水が出ないように
なる。また、後方から流入する洗浄水は、洗浄水入り口に直接流入するのではなく、一旦
水圧受け部に衝突するため、おしり洗浄ノズルの進出が、従来のものよりも速やかに行わ
れるようになる。上記のように、環状リブ95A1によって、水圧受け部95Aでの水圧
を受ける作用が効果的となる。
スイッチング素子38、40が動作して、洗浄モータ67の作動にて切り替え弁66を待
機位置へ戻すと共に、電磁弁11を閉じる。電磁弁11が閉じることにより、上水の水圧
が温水タンク13内に掛からなくなり、ノズル口61Aからの温水の噴出が停止すると共
に、コイルバネ65Aによっておしり洗浄ノズル61がおしり洗浄ノズル用ノズルケース
63内に退避した状態(図7に示す位置)に復帰する。
イッチ46が押されている場合は、洗浄モータ67の作動にて切り替え弁66がシールパ
ッキン83A、83Bと当接部材85A、85Bに当接した状態で回動し、切り替え弁6
6の弁通路66Aがビデ洗浄水通路72と連通した状態で洗浄モータ67が停止する。こ
れによって、上水の水圧によって弁室69へ供給された温水は、弁通路66Aとビデ洗浄
水通路72を通り、その出口部72Aから可撓性パイプ75Bを通って温水導入部64B
へ流入する。温水導入部64Bへ流入した温水の水圧は、コイルバネ65Bによって退避
位置にあるビデ洗浄ノズル62の水受け部62Bに作用する。
圧受けキャップ94Bの水圧受け部95Bに衝突し、そのときの水圧は、殆んど水圧受け
キャップ94Bの水圧受け部95Bの環状リブ95B1内で受ける。このため、この水圧
によってコイルバネ65Bを圧縮しつつビデ洗浄ノズル62を進出させ、パッキン62P
が停止部64Aに当接して、その進出が停止し(図7に示す位置)、この位置で先端のノ
ズル口62Aから噴出する洗浄水としての温水によって、ビデが洗浄される。また、温水
導入部64Bへ流入した温水は、図9に矢印YBで示すように、一旦水圧受け部95Bに
衝突した後、水圧受け部95Bの周囲から洗浄水流入間隔98Bを経て、一対の支持脚9
6B間を通り、分流壁97Bの両側面へ衝突し、先端のノズル口62Aへ向けて流れる。
このため、後方から流入する洗浄水の水圧が、先端のノズル口62Aへ直接掛からないよ
うになり、ビデ洗浄ノズル62が進出中に、先端のノズル口62Aから洗浄水が出ないよ
うになる。また、後方から流入する洗浄水は、洗浄水入り口に直接流入するのではなく、
一旦水圧受け部に衝突するため、ビデ洗浄ノズルの進出が、従来のものよりも速やかに行
われるようになる。上記のように、環状リブ95B1によって、水圧受け部95Bでの水
圧を受ける作用が効果的となる。
スイッチング素子38、40が動作して、洗浄モータ67の作動にて切り替え弁66を待
機位置へ戻すと共に、電磁弁11を閉じる。電磁弁11が閉じることにより、上水の水圧
が温水タンク13内に掛からなくなり、ノズル口62Aからの温水の噴出が停止すると共
に、コイルバネ65Bによってビデ洗浄ノズル62がビデ洗浄ノズル用ノズルケース64
内に退避した状態(上記おしり洗浄ノズル61の退避した状態と同様の状態)に復帰する
。
作を行なうように別個のノズルケース63、64内に収容されて上下配置され、温水タン
ク13に掛かる水道水圧によって進出動作し、それぞれ先端部のノズル口61A、62A
から温水を噴出する構成であるため、肛門やビデ等の被洗浄局部に対して、真下または真
下後方部からの温水噴出が得られるようになり、従来のように左右配置での温水飛散問題
や、おしり洗浄時におしりを洗浄した温水が、ビデ洗浄ノズル62の先端のノズル口62
Aに掛かる問題も解決され、ビデ洗浄ノズルを衛生的に保てる好ましい噴出形態が達成で
きる。
うのではなく水圧で進出・退避動作を行なう構成であるため、両ノズルの動作とそれを達
成する構造を共通にできるようになり、構造的・動作的に簡単なものとなる。
ンク13内に立設した温水導出パイプ15の下端の温水出口が連通するように、洗浄水切
り替えユニットSUが温水タンクの下面に取り付けられた構成であるため、温水タンク1
3内の温水は、温水導出パイプ15から弁室69へ直接流入する構成となり、温水タンク
13内の温水を洗浄水切り替えユニットSUに導くパイプが不要となり、温水タンク13
に洗浄水切り替えユニットSUを取り付け、一体化した構成が達成できる。
によって、おしり洗浄ノズルまたはビデ洗浄ノズルから前記温水タンク内の温水を噴出す
る温水洗浄式便座装置であるが、温水タンクの替わりに水道水が通過する加熱器を設け、
この加熱器を通過する間に温水となるものでもよい。このため、上記実施例に示した構成
に限定されず、種々の形態のものに適用できるものであり、本発明の技術範囲において種
々の形態を包含するものである。
2・・・・・洋式便器
3・・・・・本体ケース
4・・・・・便座
5・・・・・便蓋
6・・・・・給水管
7・・・・・配管ホース
8・・・・・分岐水栓
9・・・・・上水道管
10・・・・操作部
11・・・・電磁弁
12・・・・減圧弁
13・・・・温水タンク
14・・・・給水配管
15・・・・温水導出パイプ
16・・・・脱臭機構
17・・・・基板
18・・・・操作基板
19・・・・電動機
20・・・・電動機
21・・・・スイッチング素子
22・・・・スイッチング素子
23・・・・電動機19のON・OFFスイッチ
30・・・・制御回路
31・・・・商用電源
32・・・・制御部
33・・・・着座スイッチ
35・・・・便座用温度センサ
36・・・・スイッチング素子
37・・・・スイッチング素子
38・・・・スイッチング素子
39・・・・スイッチング素子
40・・・・スイッチング素子
41・・・・便座ヒータ
42・・・・温水ヒータ
43・・・・電動機20のON・OFFスイッチ
44・・・・洗浄停止スイッチ
45・・・・おしり(肛門)洗浄開始スイッチ
46・・・・ビデ洗浄開始スイッチ
47P、47Q・・・・洗浄水の水勢増減スイッチ
48・・・・温水温度調節スイッチ
49・・・・便座温度調節スイッチ
50・・・・温度検知部
51・・・・フロートスイッチ
52・・・・負圧弁
53・・・・明るさ検知センサ
54・・・・温水検知センサ
55・・・・温水温度検知用サーミスタ
60・・・・温水洗浄ユニット
61・・・・おしり(肛門)洗浄ノズル
61A・・・おしり(肛門)洗浄ノズルのノズル口
61B・・・おしり(肛門)洗浄ノズルの水受け部
61P・・・パッキン
62・・・・ビデ洗浄ノズル
62A・・・ビデ洗浄ノズルのノズル口
62B・・・ビデ洗浄ノズルの水受け部
62P・・・パッキン
63・・・・おしり(肛門)洗浄ノズル用ケース
63A・・・停止部
63B・・・温水導入部
64・・・・ビデ洗浄ノズル用ケース
64A・・・停止部
64B・・・温水導入部
65A・・・コイルバネ
65B・・・コイルバネ
66・・・・切り替え弁
67・・・・電動機
68・・・・電動機67の駆動軸
69・・・・弁室
69B・・・温水導入口
70・・・・弁室部材
71・・・・おしり洗浄水通路
71A・・・おしり洗浄水通路の出口部
72・・・・ビデ洗浄水通路
72A・・・ビデ洗浄水通路の出口部
73・・・・切り替え通路部材
74・・・・ネジ
75A・・・可撓性パイプ
75B・・・可撓性パイプ
77・・・・支持軸
78・・・・支持軸
79・・・・コイルバネ
82・・・・シールパッキン
83A・・・シールパッキン
83B・・・シールパッキン
85A・・・当接部材
85B・・・当接部材
87・・・・取り付け部材
92・・・・おしり洗浄ノズルへの洗浄水入り口
93・・・・ビデ洗浄ノズルへの洗浄水入り口
94A、94B・・・・水圧受けキャップ
95A、95B・・・・水圧受け部
96A、96B・・・・一対の支持脚
97A、97B・・・・分流壁
98A、98B・・・・洗浄水流入間隔
99A、99B・・・・突起
NC・・・・ノズルケース体
NU・・・・ノズルユニット
SU・・・・洗浄水切り替えユニット
Claims (2)
- おしり洗浄ノズルへの洗浄水入り口及びビデ洗浄ノズルへの洗浄水入り口に、それぞれ
洗浄水の水圧を受ける水圧受けキャップが取り付けられ、水圧を受けて前記おしり洗浄ノ
ズルまたはビデ洗浄ノズルが進出する構成において、前記水圧受けキャップは、前記洗浄
水入り口を覆う大きさの板状の水圧受け部と、前記水圧受け部から突出して前記洗浄水入
り口に嵌合するよう湾曲形状の一対の支持脚と、前記一対の支持脚間に配置され前記水圧
受け部の中央部から前記洗浄水入り口内へ突出した分流壁とを備え、前記水圧受け部と前
記洗浄水入り口との間に前記水圧受け部の周囲から前記一対の支持脚間へ洗浄水が流入す
るための洗浄水流入間隔を形成したことを特徴とする温水洗浄式便座装置。 - おしり洗浄ノズルへの洗浄水入り口及びビデ洗浄ノズルへの洗浄水入り口に、それぞれ
洗浄水の水圧を受ける水圧受けキャップが取り付けられ、水圧を受けて前記おしり洗浄ノ
ズルまたはビデ洗浄ノズルが進出する構成において、前記水圧受けキャップは、前記洗浄
水入り口を覆う大きさの板状の水圧受け部と、前記水圧受け部から突出して前記洗浄水入
り口に嵌合するよう湾曲形状の一対の支持脚と、前記一対の支持脚間に配置され前記水圧
受け部の中央部から前記洗浄水入り口内へ突出した分流壁と、前記水圧受け部と前記洗浄
水入り口との間に前記水圧受け部の周囲から前記一対の支持脚間へ洗浄水が流入するため
の洗浄水流入間隔を形成する突起とを備えたことを特徴とする温水洗浄式便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043615A JP5253231B2 (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 温水洗浄式便座装置 |
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JP5253231B2 JP5253231B2 (ja) | 2013-07-31 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2009
- 2009-02-26 JP JP2009043615A patent/JP5253231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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