JP2010195229A - 携帯機置き忘れ検出システム及びこれに用いられる携帯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発信した信号の電力を用いて携帯機20によって発信された信号を受信することで携帯機20との間で通信を行う通信手段53を有する。イグニッション操作がされたとき、通信手段53により携帯機20との間で通信可能であればイグニッション動作が行われる。ドア30の開放を検知する第1の降車意思検知手段31を除く少なくとも2つの降車意思検知手段によって降車意思が検知され通信手段53によって携帯機20との間で通信可能であることを条件として車両10への携帯機20の置き忘れを検出する置き忘れ検出手段51を有する。
【選択図】図1
Description
これは、このシステムでは、通常の通信が可能であるとき、開錠、施錠時やエンジンの始動等に携帯機の所持は必要であるものの携帯機の操作は必要なく、携帯機を携帯した状態で車両に乗り込んだ乗員は、降車するときも携帯機を携帯した状態であることが普通であるため、乗車後、エンジンの始動時や、その後、降車して車両を離れるときも携帯機を所持しているか否かについての認識が希薄になりがちであり、また電池レスの通信手段を用いる頻度が低いという事情もあり、降車時等に携帯機の所持を意識しなくなるのが習慣化しやすく、携帯機を所持しているか否かを確認することなく降車する傾向にあって、携帯機の置き忘れが生じやすいためである。
また、たとえば乗員が男性であり、特に夏場のように薄着である場合には、携帯機はズボンのポケットに入れられることが多いが、携帯機をポケットに入れたままで着座すると違和感を感じることがあるため、このようなときにも携帯機が所定位置に置かれることがあり、携帯機の置き忘れが生じやすくなる。
ドアの開放は、通常、降車のために最終的に行う動作であって、ドアの開放動作を行いながら降車のための重心移動を行ったりドアの開放の直後に降車したりするなど、ドアの開放はこれら降車動作に一連の動作として行われるものである。よって、ドアの開放によって降車意思を検知し携帯機の置き忘れを検知すると、置き忘れが検知されてからすぐにこの旨をアラーム等で乗員に報知しようとしても、乗員は報知に気付かずに車両から離れてしまうことがある。この場合、置き忘れに気付いていない乗員は、車両から離れるときに、施錠のためにドアに配設されたボタンを押すなどの動作を行うが、実際には施錠が行われないため、防犯性に問題が生じ得る。
報知によって置き忘れに気付いた場合でも、すでに降車しているときにはもう一度車両内に入って携帯機を取り出す動作を要し、また降車動作中に気付いた場合あっては降車動作を中止しこの降車動作と反対方向に重心移動するなどして携帯機を取り出す動作に移行することを要するため、乗員は携帯機の取り出し動作に労することとなってしまう。
このような問題を解決するには、ドアの開放よりも早いタイミングで降車意思を検知することが有効である。
かかるキーレスオペレーションシステム90は、、スマートエントリーシステム等ともいわれるものであり、車両10の一部と携帯機20とを備えている。
この通信系は、車両側通常通信部52と携帯機側通常通信部22とが対をなしているとともに、車両側非常通信部53と携帯機側非常通信部21とが対をなしており、これら各対において無線による双方向通信を行うものである。
携帯機側通常通信部22は、携帯機側通常受信信号を受信する図示しない第3の受信手段と、電源部24の電力を用いて車両側通常受信信号を発信する図示しない第3の発信手段とを有している。
これに対し、車両側非常通信部53と携帯機側非常通信部21との対は、稀ではあるが生じ得る、正常な通信ができなくなる場合である非常時等において互いに通信を行う非常通信手段としての非常通信系を構成している。
そこで、非常通信系は、乗員によるエンジンON/OFFスイッチ43の操作が上述のように無効とされた場合のみならず、降車意思検知手段40によって降車意思が検知されたときにも上述のように動作されるようになっており、携帯機置き忘れ検出システム100は、かかる非常通信系のうち携帯機認証部50に備えられた車両側非常通信部53と、携帯機収納部54と、降車意思検知手段40と、認証制御ECU51の一機能として実現される置き忘れ検出手段としての置き忘れ判断手段とを有している。車両側非常通信部53は、このように、少なくとも、車両側通常通信部52によって車両側通常受信信号が受信不能であるとき、または、降車意思検知手段40によって降車意思が検知されたときに、携帯機20との間で通信を行う。
置き忘れ判断手段として機能する認証制御ECU51は、降車意思検知手段40によって降車意思が検知されたときには、これが、第1の降車意思検知手段として機能するドア開閉センサ31を除く少なくとも2つの降車意思検知手段、すなわち、第2の降車意思検知手段として機能するインナロックスイッチ32、第3の降車意思検知手段として機能するシートベルトセンサ41、第4の降車意思検知手段として機能するシフト位置検知センサ42、第5の降車意思検知手段として機能するエンジンON/OFFスイッチ43のうちの少なくとも2つによって降車意思が検知されたものであるという条件すなわち降車意思複数検知条件を満たしているか否かを判断し(ステップS1)、降車意思複数検知条件を満たしている場合に限り、非常通信系により携帯機20との通信を行い、これが可能であるかすなわち非常通信が可能であるか否かを判断し(ステップS2)、非常通信が可能であるときには置き忘れを検出し(ステップS3)、これに基づいて置き忘れ報知手段としての報知手段60において置き忘れの報知が行われる(ステップS4)。
ステップS2で非常通信が可能でないと判断した場合には、携帯機20が乗員に携帯されているとしてステップS3、ステップS4を行うことなく終了する。
上述の形態では、携帯機置き忘れ検出システムが車両に備えられた構成のみによって形成されているものとして説明したが、携帯機も携帯機置き忘れ検出システムに含まれるものとしてもよい。
20 携帯機
21 第4の通信手段
22 第3の通信手段
24 電源
30 ドア
31 第1の降車意思検知手段
32 第2の降車意思検知手段
40 降車意思検知手段
41 第3の降車意思検知手段
42 第4の降車意思検知手段
43 イグニッションスイッチ、第5の降車意思検知手段
46 エンジン
51 置き忘れ検出手段
52 第1の通信手段
53 第2の通信手段
60 報知手段
100 携帯機置き忘れ検出システム
Claims (5)
- 乗員の降車意思を検知する降車意思検知手段と、
電源を備えた携帯機からの、同電源の電力を用いた第1の信号が受信可能であるときに、同携帯機との間で通信を行うための第1の通信手段と、
少なくとも、第1の通信手段により第1の信号が受信不能であるとき、または、前記降車意思検知手段によって前記降車意思が検知されたときに、前記携帯機との間で通信を行うための第2の信号を発信する第2の通信手段と、
前記携帯機の車両への置き忘れを検出するための置き忘れ検出手段とを有し、
第2の通信手段は、第2の信号の電力を用いて前記携帯機によって発信された第3の信号を受信することで前記携帯機との間で通信を行うものであり、
イグニッション動作の開始指示を行うためのイグニッションスイッチにより同イグニッション操作がされたとき、第1の通信手段により第1の信号が受信不能であっても、第2の通信手段により第3の信号が受信可能であることを条件として前記イグニッション動作が行われ、
前記降車意思検知手段は、ドアの開放を検知する第1の降車意思検知手段を含む少なくとも3つの降車意思検知手段からなり、
前記置き忘れ検出手段は、第1の降車意思検知手段を除く少なくとも2つの降車意思検知手段によって前記降車意思が検知され第2の通信手段によって第2の信号が発信されたときであって第2の通信手段によって第3の信号が受信可能であることを条件として前記置き忘れを検出する携帯機置き忘れ検出システム。 - 請求項1記載の携帯機置き忘れ検出システムにおいて、
前記降車意思検知手段は、ドアのロックの解除指示が行われたことを検知する第2の降車意思検知手段と、シートベルトの締結が解除されたことを検知する第3の降車意思検知手段と、シフトレバーがパーキング位置を占めたことを検知する第4の降車意思検知手段と、エンジンの停止指示が行われたことを検知する第5の降車意思検知手段とのうちの少なくとも2つを含むことを特徴とする携帯機置き忘れ検出システム。 - 請求項2記載の携帯機置き忘れ検出システムにおいて、
前記降車意思検知手段は、少なくとも第5の降車意思検知手段を含み、第5の降車意思検知手段によって前記降車意思が検知されたことを前記置忘れを検出する条件に含むことを特徴とする携帯機置き忘れ検出システム。 - 請求項1ないし3の何れか1つに記載の携帯機置き忘れ検出システムにおいて、
前記置き忘れが検出されたときに前記置き忘れを乗員に報知するための報知手段を有することを特徴とする携帯機置き忘れ検出システム。 - 前記電源と、
この電源の電力を用いて第1の信号を発信可能であり、第1の通信手段との間で通信を行うための第3の通信手段と、
第2の信号の電力を用いて第3の信号を発信可能であり、第2の通信手段との間で通信を行うための第4の通信手段とを備え、
請求項1ないし4の何れか1つに記載の携帯機置き忘れ検出システムに用いられる携帯機。
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JP2009043107A JP2010195229A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 携帯機置き忘れ検出システム及びこれに用いられる携帯機 |
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