JP4538731B2 - スマートキーレスシステム - Google Patents
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しかし、機械式キーを非常用キーとして使用する非常モードの場合は、任意の車両操作ができることが望まれる一方、その機械式キーをバレットモードで使用する場合には、特定の車両操作を制限しなければならない。このため、非常モード又はバレットモードを設定するために何らかのモード設定操作を必要とすると、モード設定操作をわざわざ行わなければならず、煩わしい。その上、所有者がバレットモードの設定操作をし忘れた場合には、トランク等が開けられてしまうおそれがある。
このように、本発明によれば、利便性及びセキュリティに優れたシステムを提供することができる。
このような構成により、本発明の携帯ユニットの機能を容易に実現することができる。
これにより、車載制御ユニットにおいて設定されているモードを容易に確認することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
これにより、バレットモードにおいては、例えば、運転席脇のコンソール等に設けられた集中ドアロックスイッチによる特定操作も制限される。
これにより、バレットモードにおいて、例えば、トランクやグローブボックス等が開けられることを防止できる。
このように、携帯ユニットを用いた所定の操作により強制モードが設定されれば、電池残量値が基準値以上の場合であっても特定操作を行うことができ、利便性の向上を図ることができる。
なお、強制モードが設定されている状態で、強制モードを設定する所定の操作と同じ操作を行えば、強制モードを解除できるようにすることが望ましい。
ここで、車両のトランクやグローブボックス等の収納コンパートメントを解錠する操作を特定操作とした場合、バレットモードでは、例えば、ドア施錠/解錠操作は許可されるが、トランク施錠/解錠操作は不許可となる。
図2に示すように、本発明は、電池で作動する携帯ユニット1、機械式キー2及び車載システム3から大きく構成される。この機械式キー2は、携帯ユニット1に着脱自在に装着される。また、携帯ユニット1と車載システム3とは、電波によって互いに通信可能に構成されている。
なお、保持部11としては、この係止部材以外にも任意好適な機構を採用することができる。
また、強制モードの設定操作と同じ操作を再度行うことにより、強制モードの設定が解除され、再びバレットモードが設定されることが望ましい。
なお、図4に示す車両は、ハッチバックタイプのものであるので、図4には、トランクリクエストスイッチは図示されていない。
なお、図4に示す車両は、ハッチバックタイプのものであるので、図4には、トランクロックアクチュエータは図示されていない。
また、メーターユニット47には、バレットモードと非常モードを区別して設定モードが表示されることが望ましい。
なお、以下の制御処理例では、トランクの施錠/施錠操作を、バレットモードで制限される特定操作とし、それ以外の車両操作、例えば、ドア施錠/解錠操作、エンジン始動操作等を非特定操作とした場合について説明する。
まず、図5を参照して、携帯ユニットによる通常の車両操作の制御処理例について説明する。図5の左側は、車載制御ユニット30による制御処理を示すフローチャートであり、図5の右側は、携帯側制御ユニット10による制御処理を示すフローチャートである。
この電池残量信号は、電池残量センサ51によって検出された電池残量値を示すものである。
また、電池残量信号の示す電池残量値は、車載制御ユニット30内の記憶手段としてのRAM(図示せず)に記憶される。
このように、本発明では、機械式キーをバレットモード用のキー又は非常用キーとして使用するが、携帯ユニット1による車両操作については、一般的なスマートキーレスシステムと同様の制御処理が行われる。
次に、図6を参照して、車載制御ユニット30におけるモード設定処理例について説明する。図6は、車載制御ユニット30によるモード設定処理を示すフローチャートである。
モード設定処理において、車載制御ユニット30は、先ず、電池残量信号の示す電池残量値が基準値以上か否かを判断する(図6のステップSA1)。
ここで、基準値には、任意好適な電池残量レベルを設定することができるが、例えば、携帯ユニット1が動作できなくなる電池出力電圧よりも、若干の余裕を持った高い電圧とすることが望ましい。
なお、非常モードが設定されている場合と、バレットモードが設定されている場合とでは、報知の内容、例えば、ランプの色や、点滅の有無等が異なることが望ましい。
また、車載制御ユニット30において記憶した電池残量値を徐々に減少させ、電池算鑞値が基準値未満となると非常用モードに移行させるので、機械式キーを分離中に携帯ユニットが電池切れとなった場合においても、機械式キーを非常用キーとして使用することができる。
次に、図7を参照して、機械式キーによる車両操作に対する制御処理について説明する。図7は、機械式キーによる車両操作が行われた場合の車載制御ユニット30による制御処理を示すフローチャートである。
次に、図8を参照して、強制モードを設定する場合の制御処理について説明する。
図8の左側は、車載制御ユニット30の強制モード制御処理を示すフローチャートであり、図8の右側は、携帯側制御ユニット10の強制モード設定制御処理を示すフローチャートである。
ここで、携帯ユニット1による所定操作としては、通常行われない動作を行うことが望ましい。例えば、ドアスイッチ16及びトランクスイッチ17を交互に繰り返し押下する操作や、ドアスイッチ16又はトランクスイッチ17を押下した状態を一定時間継続する操作が望ましい。強制モードが設定された場合には、非常モードが設定された場合と同様に、機械式キーにより、特定操作を含む任意の車両操作を行うことができる。
なお、既に、強制モードが設定されている場合、再び、強制モードを設定する所定の操作と同じ操作が行なわれたときには、車載制ユニット30は、今度は、強制モードを解除するようにするとよい。
なお、強制モードが設定された場合の確認信号は、バレットモード設定、及び非常モード設定の場合の確認信号と異なることが望ましい。
なお、強制モード設定の報知ブザーの音色や吹鳴回数は、バレットモード設定及び非常モード設定のものと異なることが望ましい。
2 機械式キー
3 車載システム
10 携帯側制御ユニット
11 保持手段
12 着脱検出手段(着脱センサ)
13 リーダー
14 携帯側受信手段(受信アンテナ)
15 携帯側送信手段(送信アンテナ)
16 ドアスイッチ(ドアSW)
17 トランクスイッチ(トランクSW)
20 トランスポンダ
30 車載制御ユニット
31 車載送信手段(送信アンテナ)
32 車載受信手段(受信アンテナ)
33 集中ロック制御スイッチ(集中ロック制御SW)
34 ドアリクエストスイッチ
35 ドアキーシリンダ
36 ドアロックアクチュエータ
37 トランクリクエストスイッチ
38 トランクキーシリンダ
39 トランクロックアクチュエータ
40 イグニッションノブ
41 イグニッションスイッチ
42 リーダー
43 エンジン制御ユニット
44 エンジン回転数センサ
45 車速センサ
46 ドア開センサ
47 ドアロックセンサ
48 メータユニット
50 電池
51 電池残量センサ
52 ブザー
Claims (7)
- リクエスト信号を無線送信する車載送信機と、
電池で作動し、上記リクエスト信号を受信した場合に、ID信号を無線送信する携帯ユニットと、
上記携帯ユニットに着脱自在に装着される、車両操作用の機械式キーと、
上記ID信号を受信する車載受信機と、
上記車載受信手段が受信した上記ID信号の認証が成立した場合に、上記携帯ユニット及び車載操作スイッチの少なくとも何れか一方による車両操作を許可する車載制御ユニットと、を有し、
上記携帯ユニットは、上記電池の電池残量値を示す電池残量信号を、上記ID信号とともに送信し、
上記車載制御ユニットは、上記車載受信機の受信した上記電池残量信号の示す電池残量値が基準値以上の場合に、上記機械式キーによる車両操作のうち特定の操作が制限されるバレットモードを設定し、電池残量値が上記基準値未満の場合に、上記機械式キーによる任意の車両操作を許可する非常モードを設定することを特徴とするスマートキーレスシステム。 - 上記携帯ユニットは、
上記機械式キーを脱着自在に保持する保持手段と、
上記リクエスト信号を受信する携帯側受信手段と、
上記携帯ユニットの電池の電池残量値を検出する電池残量検出手段と、
上記ID信号とともに、電池残量信号を無線送信する携帯側送信手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のスマートキーレスシステム。 - 上記車載制御ユニットは、上記電池残量値を記憶する記憶手段を備え、
バレットモードが設定された場合に、上記記憶手段に記憶された電池残量値を時間の経過に従って減少させる補正を行い、補正した電池残量値が上記基準値未満となった場合に、上記非常モードを設定することを特著とする請求項1又は2記載のスマートキーレスシステム。 - 上記車載制御ユニットは、上記電池残量値に基づいてバレットモード又は非常モードを設定した場合に、それぞれ、報知手段に設定モードを報知させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のスマートキーレスシステム。
- 上記車載制御ユニットは、上記バレットモードが設定されている場合、車室内操作スイッチによる上記特定操作を制限することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項に記載のスマートキーレスシステム。
- 上記車載制御ユニットによって上記バレットモードが設定された場合に制限される上記特定操作には、車両の収納コンパートメントを解錠する操作が含まれることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のスマートキーレスシステム。
- 上記車載制御ユニットは、上記携帯ユニットを用いた所定の操作があった場合に、上記バレットモードが設定されている場合であっても上記機械式キーによる特定操作を許容する強制モードを設定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のスマートキーレスシステム。
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