JP2010077614A - 開閉体の電気式施解錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正に解錠され難い開閉体の電気式施解錠装置を提供する。
【解決手段】グローブボックスに、グローブボックスリッドの施解錠を切り換え可能なリッド開操作可否切換機構39を設ける。電子キーによる車内照合が成立する場合、ソレノイド44を通電して電磁石とすることにより、ソレノイド44をロック解除バー46のプレートに吸着する。これにより、操作ボタンがプッシュ操作されると、操作バー40と一緒にロック解除バー46が移動し、グローブボックスリッドが開操作可能となる。一方、電子キーによる車内照合が成立していない場合、ソレノイド44を通電せず、操作バー40とロック解除バー46とを機械的に分離する。これにより、操作ボタンが操作されても、操作バー40のみが移動してロック解除バー46は移動せず、グローブボックスが施錠状態を維持する。
【選択図】図7

Description

本発明は、開閉体の施解錠を電気式に切り換えることが可能な開閉体の電気式施解錠装置に関する。
従来、車内には、助手席の前方位置に、車内の一小物入れとしてグローブボックスが設けられている。この種のグローブボックスには、グローブボックスリッドに設けられたハンドル(レバー)を操作することで扉を開状態又は閉状態にする器具として扉ラッチ装置が設けられている。例えば、閉状態のグローブボックスリッドを開操作するには、リッドのハンドルを操作して、ボックス内のストライカに係止状態をとるラッチをストライカから外すことにより、リッドを開操作可能とする。一方、開状態のグローブボックスリッドを閉状態とするには、リッドを閉操作するその最終操作過程でリッド側のラッチがボックス側のストライカに係止する状態をとることにより、リッドを閉状態にすることが可能である。
ところで、この種の扉ラッチ装置には、例えば特許文献1に示すような形式をとる種類のものがある。図10に特許文献1の扉ラッチ装置81を図示すると、グローブボックス82のリッド83には、同装置81のラッチ(係止部品)としてロックバー84が同リッド83の幅方向において往復動可能な状態で取り付けられている。ロックバー84は、リッド83の内部に押し込まれて押し込み位置(図11の状態)に位置しても、例えばバネ等の付勢部材によって、押し込み前の元の飛び出し位置(図10の状態)に復帰可能である。また、グローブボックス82のフレーム85には、リッド83を開操作するとき、即ち扉ラッチ装置81を解除状態にするときの操作箇所としてプッシュ操作式の操作ボタン86が設けられている。さらに、フレーム85には、操作ボタン86のプッシュ操作によりロックバー84を奥に押し込み可能な押出ピン87が設けられている。
そして、閉状態のリッド83を開操作するには、操作ボタン86をプッシュ操作する。このとき、操作ボタン86のプッシュ操作により押出ピン87がリッド83側に動いてロックバー84が内側に押し込まれ、これによりロックバー84がフレーム85の側部の係止孔88から離脱する。このため、それまで係止状態をとっていた扉ラッチ装置81が解除状態となって、リッド83を開操作することが可能となる。一方、開状態のリッド83を閉操作するには、リッド83を閉じるその操作最終過程で、ロックバー84が係止孔88に再度係止する状態をとることにより、リッド83を閉状態に戻すことが可能である。
ところで、この種のグローブボックス82は、各種貴重品が収納される場所であることから、自由な開閉操作を規制すべく一般的には種々の施解錠機構が設けられている。この種の施解錠機構としては、例えば操作ボタン86をプッシュ操作できないようにすることで、リッド83を施錠する構造のものを採用することが想定される。また、この施解錠の切り換えは、構造やコストの面から、例えばキーシリンダを使用したメカニカルキー照合式が広く採用されている。
この場合、施錠状態のグローブボックス82を解錠するには、施錠状態にあるキーシリンダにメカニカルキーを挿し込み、キーシリンダ内のロータをそれまでのロック位置からアンロック位置に回動操作する。すると、このロータ回動操作に伴って、それまで操作ボタン86のプッシュ操作を規制していた係止片が操作ボタンから離脱して、操作ボタン86をプッシュ操作することが可能となる。これにより、グローブボックス82が解錠状態となり、操作ボタン86のプッシュ操作によりリッド83の開操作が可能となる。一方、解錠状態のグローブボックス82を施錠するには、解錠状態にあるキーシリンダにメカニカルキーを挿し込み、解錠のときとは逆方向にロータを回動操作して、ロータをアンロック位置からロック位置に切り換える。これにより、操作ボタン86のプッシュ操作を規制する係止片が操作ボタン86側に飛び出して操作ボタン86がプッシュ操作できないようになり、グローブボックス82を施錠状態にすることが可能となる。
特開2006−327332号公報
しかし、この種の施解錠機構では、例えば施錠状態のグローブボックス内に収められている貴重品を盗み出そうと盗難行為者が操作ボタン86を過度の力でプッシュ操作した場合、そのときの操作ボタン86の押し込み力が施錠維持の許容値を超えると、施解錠機構が破壊されて、グローブボックス82が自由に開けられてしまう問題があった。よって、この種の施解錠機構では破壊に対して耐性が低いものであることから、グローブボックス82内の貴重品が盗難に合わないようにするために、グローブボックス82が不正に解錠され難い新たな技術が要望されていた。
本発明の目的は、不正に解錠され難い開閉体の電気式施解錠装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、開閉体を開操作するときの操作箇所である操作手段を操作すると、前記開閉体の施錠状態を解除するときに働くロック解除部材によって、前記開閉体を閉状態で維持すべく被係止部に係止状態にあるロック部材を奥に押し込んで前記被係止部から離脱させることにより、前記開閉体を開操作可能とし、前記開閉体を閉じる際には、前記ロック部材が前記被係止部に再び係止状態をとることにより、前記開閉体を閉操作可能となっている開閉体の電気式施解錠装置において、前記開閉体を開操作する操作者との間で個人認証を行う認証手段と、前記操作手段及び前記ロック解除部材を一体部品又は分離部品とすることが可能で、この切り換えを電気的に設定可能な連結分離切換手段と、前記認証手段で個人認証が成立すれば、前記連結分離切換手段による前記した2者の一体部品化を可能として前記開閉体の開操作を許可し、前記認証手段で個人認証が成立しなければ、前記連結分離切換手段による前記2者の一体部品化を不可として前記開閉体の開操作を不可とする制御手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、認証手段により個人認証の成立が確認された際、連結分離切換手段は操作手段及びロック解除部材を、これらが揃って1つの部品として動くことが可能な一体部品とする。このため、個人認証成立の下では、操作手段の操作力がロック解除部材を経てロック部材に伝達可能となるので、開閉体が解錠状態をとることになる。よって、個人認証成立の下で操作手段を操作した際には、操作手段の操作力により、ロック解除部材を介してロック部材を被係止部から離脱させられるので、開閉体を開操作することが可能となる。
一方、認証手段による個人認証が不成立と確認された際、連結分離切換手段は操作手段及びロック解除部材を、これらが互いに機械的に切り離された分離部品とする。このため、個人認証不成立の下では、操作手段の操作力がロック解除部材まで至らないので、操作手段の操作力でロック解除部材、即ちロック部材を動かすことができず、開閉体が施錠状態をとることになる。よって、個人認証不成立の下で操作手段を操作した際には、ロック解除部材は動かずに操作手段のみが動くという空操作の状態をとり、開閉体を開操作することができない。
このため、個人認証が不成立の際、即ち開閉体が施錠状態の際には、操作手段を操作しても空操作の状態をとるので、ロック部材が被係止部に係止状態をとっているその係止箇所を、操作手段を過度の力で操作することにより不正に破壊するという行為自体が行えなくなる。よって、このような操作手段を過度の力で無理に操作してロック部材の係止箇所を破壊するという不正解錠行為が不可とされるので、この種の不正解錠行為を防止できるという観点から、開閉体の不正解錠を発生し難くすることが可能となる。
本発明では、前記操作手段の操作有無を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、前記検出手段により前記操作手段の操作を検出した際、前記2者を一体部品とする通電を前記連結分離切換手段に対して行って、前記開閉体を開操作可能とすることを要旨とする。
この構成によれば、検出手段で操作手段の操作を検出したタイミングで、連結分離切換手段に電力が供給される。よって、操作手段を操作するときだけ連結分離切換手段に電力を供給すれば済むので、電気式施解錠装置の省エネルギー化を図ることが可能となる。
本発明では、前記認証手段は、キーコードを無線発信可能な電子キーがキーとして用いられ、前記電子キーが発信したキーコードと、当該電子キーの通信相手が予め持つキーコードとを照らし合わせることにより、キー照合を実行する電子キー照合手段であることを要旨とする。
この構成によれば、開閉体を開操作するときには、手元に電子キーを所持していることが条件となる。よって、開閉体の開操作は基本的にユーザが常時所持する物品である電子キーの所持が条件となるので、ユーザの知らないところで開閉体が勝手に開操作される状況を少なく抑えることが可能となる。このため、開閉体の開操作に対して防犯性(セキュリティ性)を高くすることが可能となる。
本発明では、前記連結分離切換手段は、前記操作手段と連れ動きしつつ、前記ロック解除部材に対して機械的には分離した構造をとる連動部材と、前記連動部材と前記ロック解除部材との間に設けられ、前記操作手段及び前記ロック解除部材を前記一体部品又は分離部品の何れかに切り換え可能な切換部材とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、操作手段とロック解除部材とを一体又は分離する連結分離切換手段を操作手段に設ける必要がなくなる。このため、操作手段に種々の部品を取り付ける必要がなくなるので、操作手段の部品構造を簡素なものとすることが可能となる。
本発明によれば、開閉体を不正に解錠され難くすることができる。
以下、本発明を具体化した開閉体の電気式施解錠装置の一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車両キーとして使用される電子キー2との間でキー照合を行う電子キーシステム3と、車両ドア(座席ドア及びラッゲージドアも含む)のドアロックを施解錠するドアロックシステム4と、車両1の電源状態(電源ポジション)及びエンジン始動停止を管理するエンジンシステム5とが設けられている。なお、電子キー2は、車両1との間で狭域無線通信が可能であって、電子キー2が固有に持つIDコードを無線通信により車両1に発信して車両1にキー照合を行わせることが可能なキーのことをいう。また、電子キーシステム3が認証手段(電子キー照合手段)に相当する。
電子キーシステム3には、電子キー2がIDコードを発信するときに個別のキー操作が不要であるキー操作フリーシステム6がある。キー操作フリーシステム6には、ドアロック施解錠操作の際にキー操作を必要としない機能としてスマートエントリーシステムがある。このスマートエントリーシステムでは、車両1に、電子キー2との間でキー照合(ID照合)を行う照合ECU(Electronic Control Unit)7が設けられている。照合ECU7には、車外にLF帯(Low frequency:約130KHz)の信号を発信する車外LF発信機8と、車内に同じLF帯の信号を発信する車内LF発信機9と、RF帯(Radio Frequency:約312MHz)の信号を受信可能なRF受信機10とが接続されている。また、照合ECU7は、車内の一ネットワークである車内LAN(Local Area Network)11を介してドアロックシステム4及びエンジンシステム5に接続されている。
また、電子キー2には、電子キー2の各種動作を統括制御する通信制御部12が設けられている。この通信制御部12は、CPU(Central Processing Unit)13やメモリ14等の各種デバイスを持ち、電子キー2が持つ固有のキーコードとしてIDコードがメモリ14に登録されている。通信制御部12には、LF帯の無線信号を受信可能なLF受信機15と、RF帯の無線信号を発信可能なRF発信機16とが接続されている。通信制御部12は、LF受信機15でどの種の無線信号を受け付けたか否かを逐次監視するとともに、RF発信機16からの信号発信の動作を管理する。
車両1が駐車状態の際、照合ECU7は、車外LF発信機8からLF帯のリクエスト信号Srqを断続的に発信させ、車両周辺にリクエスト信号Srqの車外通信エリアを形成して、狭域無線通信(以降、スマート通信と記す)の成立を試みる。電子キー2がこの車外通信エリアに入り込んでリクエスト信号Srqを受信すると、電子キー2はリクエスト信号Srqに応答する形で、自身のメモリ14に登録されたIDコードを乗せたID信号SidをRF帯の信号で返信する。照合ECU7は、RF受信機10でID信号Sidを受信してスマート通信が確立すると、自身のメモリ17に登録されたIDコードと電子キー2のIDコードとを照らし合わせてID照合、いわゆるスマート照合(車外照合)を行う。照合ECU7は、この車外照合が成立したことを確認すると、ドアロックシステム4によるドアロック施解錠動作を許可又は実行する。
また、キー操作フリーシステム6には、エンジン始動停止操作の際に実際の車両キー操作を必要とせずに単なるスイッチ操作のみでエンジン(図示略)の始動停止操作を行うことが可能な機能としてワンプッシュエンジンスタートシステムがある。このワンプッシュエンジンスタートシステムでは、例えばカーテシスイッチ(図示略)により運転者の車内への乗車が確認されると、照合ECU7はそれまでの車外LF発信機8からではなく、今度は車内LF発信機9からリクエスト信号Srqを発信して、車内全域に車内通信エリアを形成する。照合ECU7は、電子キー2がこの車内通信エリアに入り込んで返信してきたID信号SidをRF受信機10で受信すると、自身に登録されたIDコードと電子キー2のIDコードとを照らし合わせてID照合、いわゆるスマート照合(車内照合)を行う。照合ECU7は、この車内照合が成立したことを確認すると、エンジンシステム5による電源状態切り換えを許可する。
これにより、エンジンが停止状態の際、ブレーキペダルが踏み込まれた状態でプッシュモーメンタリ式のエンジンスイッチ(図示略)がプッシュ操作されると、停止状態であったエンジンが起動状態に切り換わる。また、エンジンが可動状態の際、セレクトレバーのレンジ位置が駐車位置(Pレンジ)の状態でエンジンスイッチがプッシュ操作されると、今度はエンジンが停止状態に切り換わる。さらに、エンジンが停止状態の際、ブレーキペダルは踏み込み操作されずにエンジンスイッチのみがプッシュ操作されると、このプッシュ操作の度に電源状態が電源オフ→ACCオン→IGオンの順に繰り返し切り換わる。
図2に示すように、車両1の室内には、助手席(パッセンジャー席)の前方の一小物入れとしてグローブボックス18が設けられている。グローブボックス18には、同ボックス18の扉であるグローブボックスリッド19がダッシュボード20に開閉可能な状態で取り付けられている。グローブボックスリッド19は、下端がヒンジ機構(図示略)によりダッシュボード20に連結され、グローブボックス18の収納室21に対して上開きが可能となっている。なお、グローブボックスリッド19が開閉体に相当する。
また、ダッシュボード20の正面には、図3及び図4に示すように、グローブボックスリッド19の閉状態を維持しつつ、リッド19に対する開操作があったときにはリッド19の開動作を許容する器具として扉ラッチ装置22が設けられている。この扉ラッチ装置22では、グローブボックス18の内部に、扉ラッチ装置22のラッチとして働く一対のロックバー23,23がグローブボックスリッド19の幅方向(図3の矢印A方向)に往復動可能な状態で取り付けられている。また、グローブボックスリッド19の内部中央位置には、リッド19の高さ方向を回動軸とする向きでギア24が組み付けられ、このギア24を真ん中に挟む状態でロックバー23,23がそれぞれのギア部25を介して連結されている。これにより、これらロックバー23,23は、一方が押し込み側にスライド移動すると他方も同じ動作をとり、或いは一方が飛び出し側にスライド移動すると他方も同じ動作をとるように、互いに接近及び離間可能となっている。また、これらロックバー23,23は、リッド19の側部の通し孔26から、リッド19の外部に各々引き出されている。なお、ロックバー23がロック部材に相当する。
一方、ダッシュボード20のフレーム27には、ロックバー23,23の係止先として各々組をなす係止孔28,28が貫設されている。これら係止孔28,28は、グローブボックスリッド19が閉状態をとったときにロックバー23と向き合う位置に形成されている。また、これらロックバー23には、ロックバー23を係止孔28に係止させるべくロックバー23を飛び出し側に付勢する付勢部材29が介装されている。この付勢部材29は、一端がロックバー23に係止されるとともに他端がリッド19に係止され、例えばコイルスプリングが使用されている。なお、係止孔28が被係止部に相当する。
このため、ロックバー23が付勢部材29の付勢力によって飛び出し位置をとって、ロックバー23がフレーム27の係止孔28に係止する状態、即ち扉ラッチ装置22がラッチ閉状態(図3の状態)をとると、グローブボックスリッド19がそのときの閉じ位置で位置状態が維持され、グローブボックスリッド19が閉操作可能となる。一方、ロックバー23が付勢部材29の付勢力に抗して押し込み側にスライド移動して、ロックバー23が係止孔28から離脱すると、ロックバー23と係止孔28とが非係止する状態、即ち扉ラッチ装置22がラッチ開状態(図4の状態)をとって、グローブボックスリッド19の開操作が可能となる。ロックバー23よるロックが解除された際、グローブボックスリッド19は自重により自動で上開き(図2の吹き出し円内の状態)する。
また、フレーム27(ダッシュボード20)の正面においてリッド19の近傍位置には、図2〜図6に示すように、閉状態のグローブボックスリッド19を開操作するときの操作箇所としてプッシュモーメンタリ式の操作ボタン30が設けられている。この操作ボタン30は、フレーム27の内部に配設されたケース31に、ロックバー23の移動方向の直行方向、即ち車両前後方向(図3の矢印B方向)に沿って往復動可能な状態で取り付けられている。また、操作ボタン30の軸部32には、図5に示すように、プッシュ操作された操作ボタン30を初期位置に押し戻す付勢部材33が取り付けられている。この付勢部材33は、一端が操作ボタン30の裏面に係止されるとともに他端がケース31内の引掛部34に係止され、例えばコイルスプリングが使用されている。なお、操作ボタン30が操作手段に相当する。
図5に示すように、操作ボタン30の裏面において軸部32を挟む両側には、一対の係止爪35,35が延設されている。また、ケース31の内部には、車両前後方向に沿って延びる一対の長孔36,36が貫設され、この長孔36に係止爪35を係止することにより、操作ボタン30がケース31に組み付けられている。このため、操作ボタン30の車両前後方向の往復動作(プッシュ操作)が許容されつつ、付勢部材33の付勢力で初期位置に押し戻されたときには、係止爪35が長孔36の端で止まることにより抜け止めが施されている。
図6に示すように、ケース31の内部には、操作ボタン30の操作有無、即ち操作ボタン30のプッシュ操作開始を検出するボタン操作検出スイッチ37が設けられている。本例のボタン操作検出スイッチ37は、例えばマイクロスイッチが使用され、操作ボタン30が非操作のときに、操作ボタン30の軸部32の一部から延びる押込片38がボタン操作検出スイッチ37をオンする動きをとる。このため、ボタン操作検出スイッチ37は、操作ボタン30が非操作のときにオン信号を出力し、操作ボタン30が操作されたときにオフ信号を出力することによって、操作ボタン30の操作有無を通知する。なお、ボタン操作検出スイッチ37が検出手段に相当する。
また、図7〜図9に示すように、ケース31には、操作ボタン30によるグローブボックスリッド19の開操作可否を切り換えるリッド開操作可否切換機構39が設けられている。このリッド開操作可否切換機構39では、ケース31の内部に、操作ボタン30の操作力をロックバー23に伝える中間部品として、操作バー40がロックバー23のスライド移動方向に沿って往復動可能に設けられている。この操作バー40には、操作ボタン30の軸部32と対向する位置に、プッシュ操作された操作ボタン30で操作バー40をスライド移動させるべく働くバー側傾斜部41が形成されている。このバー側傾斜部41は、操作ボタン30がプッシュ操作されてその軸部32の先端が当接した際、このときのプッシュ操作力を操作バー40の押し込み方向の力に変換することにより、操作バー40の押し込み方向(図7の矢印C1方向)へのスライド移動を許容する。また、操作ボタン30の軸部32の先端にも、このバー側傾斜部41と同様の役目を持つボタン側傾斜部42(図5参照)が設けられている。なお、リッド開操作可否切換機構39が連結分離切換手段に相当する。
さらに、この操作バー40とケース31の内面との間には、操作バー40を反押し込み方向(図7の矢印C2方向)に常時付勢する付勢部材43が介装されている。この付勢部材43は、例えばコイルスプリングが使用されている。このため、操作バー40は、操作ボタン30のプッシュ操作に伴い付勢部材43の付勢力に抗して押し込み位置(図8及び図9の状態)にスライド移動した後、操作ボタン30から手が離されるなどしてこの押し込み状態から開放されると、付勢部材43の付勢力により反押し込み方向にスライド移動して、押し込み前の元の初期位置(図7の状態)に復帰する。なお、操作バー40及び付勢部材43が連動部材を構成する。
また、操作バー40には、リッド開操作可否切換機構39のアクチュエータとしてソレノイド44が設けられている。本例のソレノイド44は、操作バー40の反押し込み側の外面に形成された凹部45に嵌め込み取り付けされ、操作バー40と一体となってスライド移動可能となっている。即ち、操作ボタン30がプッシュ操作された際には、この操作によってソレノイド44は操作バー40とともに押し込み位置(図8及び図9の状態)にスライド移動し、プッシュ操作が解除されると、付勢部材33の付勢力によって操作バー40とともに元の初期位置(図7の状態)に復帰する。また、このソレノイド44は、例えば保持ソレノイドが使用され、電力が供給されている状態のときに電磁石として働く。
ケース31の内部には、扉ラッチ装置22を解除状態にするとき、即ちロックバー23を係止孔28から離脱させるときに働く部品として、ロック解除バー46がロックバー23のスライド移動方向に沿って往復動可能に設けられている。このロック解除バー46には、ソレノイド44と向き合う位置に、金属製のプレート47が設けられている。このため、ソレノイド44が通電状態(駆動状態)をとると、このソレノイド44にプレート47が磁石作用により吸着し、操作バー40及びロック解除バー46が一体部品となる。よって、操作ボタン30がスイッチ操作された際には、図8に示すように、操作バー40とともにロック解除バー46も押し込み位置にスライド移動し、ロック解除バー46でロックバー23を係止孔28から離脱させること、即ちリッド19の開操作が可能となる。なお、ソレノイド44及びプレート47が切換部材を構成し、ロック解除バー46がロック解除部材に相当する。
一方、ソレノイド44が非通電状態(未駆動状態)をとったときには、ソレノイド44とプレート47とが吸着せず、操作バー40及びロック解除バー46が分離部品をとる。このため、操作ボタン30がプッシュ操作されても、図9に示すように、ロック解除バー46が操作バー40と連れ動きせず、初期位置のままの状態を維持する。よって、ソレノイド44が非通電状態の際には、操作ボタン30をプッシュ操作しても、ロックバー23を係止孔28から離脱させることができず、操作ボタン30のプッシュ操作が空操作となる。即ち、操作ボタン30が空操作の状態をとることにより、グローブボックス18が施錠状態をとる。
ロック解除バー46の押し出し方向先端位置には、ロックバー23の押込箇所として押込部48が形成されている。この押込部48は、操作ボタン30のプッシュ操作に伴いロック解除バー46が押し込み方向にスライド移動した際、ケース31の側部の通し孔49から外部に引き出され、ロックバー23に接触可能となっている。即ち、押込部48は、操作ボタン30がプッシュ操作されていないとき、ケース31の内部に引き込まれた状態をとり、操作ボタン30がプッシュ操作されると、通し孔49から外部に飛び出した状態をとる。
また、ロック解除バー46とケース31の内面との間には、ロック解除バー46を反押し込み方向に常時付勢する付勢部材50が介装されている。この付勢部材50は、例えばコイルスプリングが使用されている。このため、ロック解除バー46は、操作ボタン30のプッシュ操作に伴い付勢部材50の付勢力に抗して押し込み位置(図8の状態)にスライド移動した後、操作ボタン30から手が離されるなどしてこの押し込み状態から開放されると、付勢部材50の付勢力により反押し込み方向にスライド移動して、押し込み前の元の初期位置(図7の状態)に復帰する。
図7に示すように、車両1には、グローブボックス18の施解錠を管理するコントロールユニットとしてグローブボックスECU51が設けられている。グローブボックスECU51は、CPUやメモリ等の各種デバイスからなっている。このグローブボックスECU51は、車内LAN11を介して照合ECU7に接続されるとともに、各種電気配線を介してボタン操作検出スイッチ37及びソレノイド44に接続されている。なお、グローブボックスECU51が制御手段に相当する。
グローブボックスECU51は、車両1及び電子キー2の間のキー照合の成立結果を基に、ソレノイド44を通電又は非通電の何れかにすることによって、グローブボックス18の施解錠を制御する。即ち、グローブボックスECU51は、車内照合が成立していれば、ソレノイド44を通電することにより、操作バー40及びロック解除バー46を一体部品化してグローブボックス18を解錠可能とする。一方、グローブボックスECU51は、車内照合が成立していなければ、ソレノイド44を非通電とすることにより、操作バー40及びロック解除バー46を分離部品として、グローブボックス18を施錠状態とする。
また、グローブボックスECU51は、ボタン操作検出スイッチ37のスイッチ信号を基に、ソレノイド44の通電タイミングを制御する。即ち、車内照合が成立している状況下において、グローブボックスECU51は、操作ボタン30がプッシュ操作されたことをボタン操作検出スイッチ37で検出すると、この操作検出タイミングでソレノイド44を通電して、グローブボックス18を開操作可能とする。また、グローブボックスECU51は、車内照合が成立していないとき、操作ボタン30がプッシュ操作されたことをボタン操作検出スイッチ37で検出しても、ソレノイド44を通電せずに施錠状態を保ち、グローブボックスリッド19を閉状態で維持する。
次に、本例のグローブボックス18においてリッド19を開閉操作するときの動作を説明する。
まず、正規の電子キー(マスターキー)2を所持したユーザが車内に乗車し、車両1及び電子キー2の間で車内照合が成立している状況下を想定する。ユーザが電子キー2を所持して乗車した際、照合ECU7は電子キー2との間で車内照合を実行し、このときのIDが一致すると車内照合が成立したと認識する。照合ECU7は、車内照合が成立することを認識すると、グローブボックスECU51によるソレノイド44の通電動作を許可する状態をとる。即ち、グローブボックスECU51は、ソレノイド44への通電を照合ECU7が許可することを以て、グローブボックス18を解錠状態に設定する。
車内のグローブボックス18を開操作する場合、車内に乗り込んだユーザは操作ボタン30をプッシュ操作する。グローブボックスECU51は、操作ボタン30がプッシュ操作されたこと、即ち操作ボタン30のプッシュ操作開始をボタン操作検出スイッチ37で検出すると、照合ECU7に車内照合結果を確認しにいく。この場合は車内照合が成立する状況下、即ちグローブボックス18が解錠状況下をとることを想定しているので、照合ECU7はこの確認要求に応答して、車内照合が成立していることをグローブボックスECU51に伝える車内照合成立済みの通知を、車内LAN11を介してグローブボックスECU51に出力する。
グローブボックスECU51は、照合ECU7から車内照合成立済みの通知を受け付けると、通知受け付けタイミングでソレノイド44を通電する。このとき、ソレノイド44が電磁石となり、このソレノイド44にプレート47が磁石作用により吸着する動作をとって、操作バー40及びロック解除バー46とが一体部品化する。このため、操作ボタン30の更なる奥へのプッシュ操作に伴って操作バー40が押し込み方向にスライド移動すると、図8に示すように、操作バー40及びロック解除バー46が一体となってともに押し込み方向にスライド移動する。これにより、ロック解除バー46がロックバー23を押し込んでロックバー23が係止孔28から離脱し、グローブボックスリッド19の開操作が可能となる。
一方、例えば電子キー2を所持し忘れてユーザが車内に乗り込むなどして、車内に人が乗車したものの車内照合は成立していない状況下を想定する。照合ECU7は、車内照合が成立していないことを認識する際、グローブボックスECU51によるソレノイド44の通電動作を不可とする状態をとる。即ち、グローブボックスECU51は、ソレノイド44の通電を照合ECU7が不許可とすることを以て、グローブボックス18を施錠状態に設定する。
グローブボックスECU51は、車内照合が成立していないときに、操作ボタン30がプッシュ操作されたこと、即ち操作ボタン30のプッシュ操作開始を検出すると、車内照合成立時のときと同様に、照合ECU7に車内照合の照合結果を確認しにいくが、このときは、車内照合が成立していない(車内照合が不成立である)ことをグローブボックスECU51に伝える車内照合不成立の通知を、車内LAN11を介して照合ECU7から受け付ける。グローブボックスECU51は、照合ECU7から車内照合不成立の通知を受け付けると、操作ボタン30のプッシュ操作を検出しても、ソレノイド44を非通電のままで維持する。
よって、このときはソレノイド44の磁石作用によりソレノイド44にプレート47が吸着する動作をとらず、操作バー40とロック解除バー46とが分離部品をとる。これにより、操作ボタン30をプッシュ操作しても、図9に示すように、このプッシュ操作によっては操作バー40のみがスライド移動し、ロック解除バー46は初期位置のままの状態をとって、ロック解除バー46でロックバー23を係止孔28から離脱させる動きをとらせることはできない。よって、グローブボックス18が施錠状態に設定されている際には、操作ボタン30が空操作される状況となり、グローブボックス18が閉状態を維持する。このため、車内照合が成立していないという不正開操作の可能性も想定され得る状況下では、グローブボックス18の開操作ができないことになる。
従って、本例においては、操作ボタン30とロック解除バー46との間に、操作ボタン30と連動して動く操作バー40を設け、この操作バー40とロック解除バー46との間に、これら両者を一体部品とすべくこれらを吸着可能なソレノイド44及びプレート47とを設ける。そして、車内照合が成立している場合には、ソレノイド44の通電を可能としてグローブボックス18の解錠を許可することにより、操作ボタン30の操作力がロック解除バー46に伝達されるようにしてリッド19の開操作を可能とし、車内照合が成立していない場合には、ソレノイド44への通電を不許可としてグローブボックス18を施錠状態として、操作ボタン30の操作力がロック解除バー46に伝わらないようにすることでリッド19の開操作を不可とする。
このため、グローブボックス18が施錠状態のときには、操作ボタン30とロック解除バー46(ロックバー23)とが機械的に連結されないので、この施錠状態のときに操作ボタン30をプッシュ操作しても、この操作力はロックバー23側に伝達されず、自身のみがプッシュの往復動をとる空操作となる。よって、グローブボックス18が施錠状態の際、ロックバー23が係止孔28に係止状態をとっているその係止箇所を、操作ボタン30を過度の力で押し込んで不正に破壊するという行為自体が実行できなくなる。よって、このような方式の不正解錠を防止することが可能となるので、この観点から不正解錠の発生を生じ難くすることが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)操作ボタン30がプッシュ操作された際にロック解除バー46でロックバー23を内方に押し込んでリッド19を開操作する扉ラッチ装置22に、ソレノイド44の磁石作用により操作ボタン30とロック解除バー46との機械的連結を可または否としてグローブボックス18の施解錠を設定するリッド開操作可否切換機構39を設けた。このため、グローブボックス18が施錠状態の際には、操作ボタン30を操作しても、このときは操作ボタン30が空操作をとる。よって、操作ボタン30を過度の力で押し込んで扉ラッチ装置22を破壊するという不正行為によりグローブボックス18を不正に開操作する行為を防止でき、この観点から不正開操作に対する防犯性(セキュリティ性)を高いものとすることができる。
(2)車内照合が成立してグローブボックス18が解錠状態にある際、操作ボタン30がプッシュ操作されたことをボタン操作検出スイッチ37で検出したタイミングでソレノイド44に電力が供給されて、操作ボタン30のプッシュ操作によりロックバー23の解除が実行される。このため、操作ボタン30をプッシュ操作してグローブボックス18を開操作するときにのみソレノイド44に電力を供給すればよいので、ソレノイド44の電源(即ち、車載バッテリ)の省エネルギー化を図ることができる。
(3)グローブボックス18の解錠は車内照合の成立が条件となっている。よって、グローブボックス18の開操作は、基本的にユーザが常時所持する物品である電子キー2の所持が条件となるので、ユーザの関知しないところでグローブボックス18が勝手に開操作される状況が発生し難くなる。このため、グローブボックス18の開操作に関して防犯性(セキュリティ性)を一層高くすることができる。
(4)操作ボタン30とロック解除バー46との間に、操作ボタン30と連動して動く操作バー40を設け、この操作バー40とロック解除バー46との間にソレノイド44及びプレート47を設けて、操作ボタン30とロック解除バー46との機械的連結の可否を切り換える。このため、この種のソレノイド部品を例えば操作ボタン30自体に取り付ける必要がなくなるので、操作ボタン30の構造を簡素なものとすることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ ソレノイド44への通電は、操作ボタン30のプッシュ操作をボタン操作検出スイッチ37で検出したタイミングに限定されない。例えば、照合ECU7が車内照合成立を確認できたタイミングでソレノイド44への通電を実行してもよい。
・ グローブボックス18の施解錠は、グローブボックスECU51が照合ECU7に車内照合結果を聞きにいくことによって施錠又は解錠を認識する形式に限定されない。例えば、照合ECU7が車内照合成立を行った際、その照合判定が終了した時点でその照合結果をグローブボックスECU51に出力し、グローブボックスECU51を照合判定終了時点で施錠又は解錠の各モード(施錠モード、解錠モード)に入らせる形式をとってもよい。
・ ロックバー23がグローブボックスリッド19に設けられ、操作ボタン30(操作バー40及びロック解除バー46も含む)がフレーム27(即ち、リッド支持部材)に設けられることに限定されず、この組み合わせを逆としてもよい。
・ ロックバー23等のバー部品の移動方向と、操作ボタン30のプッシュ操作方向とは、必ずしも直行する向きをとることに限定されず、例えばこれらが同じ方向をとる配置位置をとってもよい。
・ 認証手段は、必ずしも車内照合に限定されず、例えば車外照合を採用してもよい。また、認証手段は、必ずしもこの種のスマート照合(キー操作フリーシステム6)に限定されず、例えばメカニカルキーを使用した機械式キー照合や、電子キー2にトランスポンダを組み込んで照合を行うイモビライザー照合や、人体の一部をIDとして照合を行う生体認証等を採用してもよい。
・ リッド開操作可否切換機構39でアクチュエータとしてソレノイド44を使用した場合、このソレノイド44は必ずしも保持ソレノイドに限定されず、種々のソレノイドを採用可能である。また、リッド開操作可否切換機構39のアクチュエータは、必ずしもソレノイドに限定されず、例えばモータ等の他のアクチュエータを採用してもよい。
・ 操作ボタン30のプッシュ操作を検出する検出手段は、必ずしもボタン操作検出スイッチ37の接点式検出手段に限定されず、例えば光センサや磁気センサ等の無接点式検出手段を採用してもよい。
・ リッド開操作可否切換機構39のソレノイド44は、操作ボタン30に対して連動動作可能な別体部品である操作バー40に設けられることに限定されない。例えば、操作ボタン30自体にソレノイド44を組み込み、操作バー40を省略して、操作ボタン30が直にロック解除バー46に吸引されるものでもよい。
・ 操作手段は、必ずしも操作形式がプッシュ式をとる操作ボタン30に限定されず、例えばロータリ式やスライド式を採用してもよい。
・ 操作ボタン30のプッシュ方向の力を直行方向に変換して操作バー40(ロック解除バー46)をスライド移動させる変換機構は、バー側傾斜部41及びボタン側傾斜部42の両者からなることに限定されず、一方のみからなるものでもよい。
・ グローブボックスリッド19は、必ずしも上開きするものに限定されず、例えば下開きするものを採用してもよい。
・ グローブボックスリッド19は、必ずしも自重のみで開き動作をとるものに限定されず、例えば開き動作を補助する付勢部材を設けて、開き易さが確保された構造をとってもよい。
・ ロックバー23は、必ずしも一対設けられることに限定されず、片側のみでもよい。
・ ロックバー23の係止先は、必ずしも係止孔28に限定されず、例えば凹部であってもよい。
・ 電子キーシステム3は、必ずしもキー操作フリーシステム6に限定されず、電子キー2からのキーコード発信にキー2側でボタン操作を有するワイヤレスキーシステムを採用してもよいし、或いは前述したトランスポンダを用いたイモビライザーシステムを採用してもよい。
・ 本例の電気式施解錠装置は、必ずしもグローブボックス18に設けられることに限らず、種々の収納体に採用可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜4のいずれかにおいて、前記操作手段、前記連結分離切換手段及び前記ロック解除部材は、前記開閉体を開閉可能に支持するフレーム側に設けられるとともに、前記ロック部材は、前記開閉体側に設けられている。この構成によれば、開閉体側に設ける部品群が少なく抑えられるので、開閉体の構造を簡素なものとすることが可能となる。
一実施形態における電子キーシステムの概略構成を示すブロック図。 車内においてグローブボックスを含めた車両前席の外観を示す斜視図。 扉ラッチ装置がラッチ閉状態をとるときのグローブボックスの断面図。 扉ラッチ装置がラッチ開状態をとるときのグローブボックスの断面図。 図7のII−II線断面図。 操作ボタンに設置したボタン操作検出スイッチの位置を示す断面図。 リッドが閉状態をとるときのリッド開操作可否切換機構を示す断面図。 解錠時にリッド開操作された際のリッド開操作可否切換機構を示す断面図。 施錠時にリッド開操作された際のリッド開操作可否切換機構を示す断面図。 従来における扉ラッチ装置がラッチ閉状態をとる際のグローブボックスの断面図。 同じく扉ラッチ装置がラッチ開状態をとる際のグローブボックスの断面図。
符号の説明
2…電子キー、3…認証手段(電子キー照合手段)としての電子キーシステム、19…開閉体としてのグローブボックスリッド、23…ロック部材としてのロックバー、28…被係止部としての係止孔、30…操作手段としての操作ボタン、37…検出手段としてのボタン操作検出スイッチ、39…連結分離切換手段としてのリッド開操作可否切換機構、40…連動部材を構成する操作バー、43…連動部材を構成する付勢部材、44…切換部材を構成するソレノイド、46…ロック解除部材としてのロック解除バー、47…切換部材を構成するプレート、51…制御手段としてのグローブボックスECU。

Claims (4)

  1. 開閉体を開操作するときの操作箇所である操作手段を操作すると、前記開閉体の施錠状態を解除するときに働くロック解除部材によって、前記開閉体を閉状態で維持すべく被係止部に係止状態にあるロック部材を奥に押し込んで前記被係止部から離脱させることにより、前記開閉体を開操作可能とし、前記開閉体を閉じる際には、前記ロック部材が前記被係止部に再び係止状態をとることにより、前記開閉体を閉操作可能となっている開閉体の電気式施解錠装置において、
    前記開閉体を開操作する操作者との間で個人認証を行う認証手段と、
    前記操作手段及び前記ロック解除部材を一体部品又は分離部品とすることが可能で、この切り換えを電気的に設定可能な連結分離切換手段と、
    前記認証手段で個人認証が成立すれば、前記連結分離切換手段による前記した2者の一体部品化を可能として前記開閉体の開操作を許可し、前記認証手段で個人認証が成立しなければ、前記連結分離切換手段による前記2者の一体部品化を不可として前記開閉体の開操作を不可とする制御手段と
    を備えたことを特徴とする開閉体の電気式施解錠装置。
  2. 前記操作手段の操作有無を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により前記操作手段の操作を検出した際、前記2者を一体部品とする通電を前記連結分離切換手段に対して行って、前記開閉体を開操作可能とすることを特徴とする請求項1に記載の開閉体の電気式施解錠装置。
  3. 前記認証手段は、キーコードを無線発信可能な電子キーがキーとして用いられ、前記電子キーが発信したキーコードと、当該電子キーの通信相手が予め持つキーコードとを照らし合わせることにより、キー照合を実行する電子キー照合手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉体の電気式施解錠装置。
  4. 前記連結分離切換手段は、
    前記操作手段と連れ動きしつつ、前記ロック解除部材に対して機械的には分離した構造をとる連動部材と、
    前記連動部材と前記ロック解除部材との間に設けられ、前記操作手段及び前記ロック解除部材を前記一体部品又は分離部品の何れかに切り換え可能な切換部材と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の開閉体の電気式施解錠装置。
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