JP2010188979A - シートバック組付時の仮保持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートバックの、ヒンジアセンブリーへの取り付け作業の作業性の向上を図る。
【解決手段】ヒンジアセンブリーに回転可能に取り付けられたヒンジブラケットと、ヒンジブラケットに連結ピンを介して連結されるシートバックフレームと、連結ピンが挿入されるようにヒンジブラケット及びシートバックフレームに形成された連結孔と、を備え、連結孔に連結ピンを挿入してシートバックフレームをヒンジブラケットに連結するシートバックの組付構造において、
ヒンジブラケットに支持爪を形成し、この支持爪に、連結孔が連通可能な位置で係合する係合爪をシートバックフレームに形成する。
ヒンジアセンブリーは、車両パネル上に設定される。
【選択図】 図2
【解決手段】ヒンジアセンブリーに回転可能に取り付けられたヒンジブラケットと、ヒンジブラケットに連結ピンを介して連結されるシートバックフレームと、連結ピンが挿入されるようにヒンジブラケット及びシートバックフレームに形成された連結孔と、を備え、連結孔に連結ピンを挿入してシートバックフレームをヒンジブラケットに連結するシートバックの組付構造において、
ヒンジブラケットに支持爪を形成し、この支持爪に、連結孔が連通可能な位置で係合する係合爪をシートバックフレームに形成する。
ヒンジアセンブリーは、車両パネル上に設定される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、シートバックの組付構造に係り、より詳細には、シートバック組付時の仮保持構造に関する。
自動車シートのシートバックは、車内のレイアウトを多様化する目的、及びシートの組付時に、狭い車体内へのシートの搬入と組付作業とを容易にする目的で、左右に2分割されることがある。また、シートバックは、限られた車室内空間を有効に利用できるように、各々単独で前方に倒すことができる可倒式とされることがある。
図6は、従来の分割可倒式リアシートのシート起立時の部分破断斜視図である。図6に示すように、リアシート101は、シートクッション102と、1対のシートバック103と、シートバック103の夫々に取り付けられたシートバックフレーム104と、シートバックフレーム104に取り付けられたヒンジブラケット112と、ヒンジブラケット112に設けられたヒンジアセンブリー107と、を含んで構成される。(例えば、特許文献1、2を参照)。
図7は、図6のヒンジアセンブリー、ヒンジブラケット、及びシートバックフレームの結合部分の拡大図である。図7に示すように、ヒンジアセンブリー107は、車両パネル123に設定され、ヒンジブラケット112とシャフト113を中心に回転可能に取り付けられる。
ヒンジブラケット112及びシートバックフレーム104に連結孔117が形成され、連結孔117に連結ピン116が挿入されて係止される。これによってヒンジブラケット112とシートバックフレーム104とを連結することができる。
シートの組付工程では、ヒンジブラケットが結合されたヒンジアセンブリーが車両パネルに設定され、これにシートバックが連結される。
しかしながら、ヒンジアセンブリーとシートバックとを連結する作業は、車体内の狭いスペースで、大きく重いシートバックを一方の手で支えながらヒンジブラケットとシートバックフレームとに形成された連結孔を重ね合わせ、他方の手で連結ピンを挿入して係止しなくてはならず、作業が困難で作業性の向上を図ることができないという不具合を有していた。
しかしながら、ヒンジアセンブリーとシートバックとを連結する作業は、車体内の狭いスペースで、大きく重いシートバックを一方の手で支えながらヒンジブラケットとシートバックフレームとに形成された連結孔を重ね合わせ、他方の手で連結ピンを挿入して係止しなくてはならず、作業が困難で作業性の向上を図ることができないという不具合を有していた。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単な構造によってヒンジアセンブリーへのシートバック取り付け作業の作業性の向上を図ることにある。
かかる課題を解決するための本発明のシートバック組付時の仮保持構造は、ヒンジアセンブリーに回転可能に取り付けられたヒンジブラケットと、ヒンジブラケットに連結ピンを介して連結されるシートバックフレームと、連結ピンが挿入されるようにヒンジブラケット及びシートバックフレームに形成された連結孔と、を備え、連結孔に連結ピンを挿入してシートバックフレームをヒンジブラケットに連結するシートバックの組付構造において、ヒンジブラケットに支持爪が形成され、支持爪に係合可能な係合爪がシートバックフレームに形成され、支持爪と係合爪とは、連結孔が連通可能な位置で相互に係合するように形成されることを特徴とする。
また本発明のヒンジアセンブリーは、車両パネル上に設定されることが好ましい。
車両パネル上に設定されたヒンジアセンブリーと、シートバックフレームと、をヒンジブラケットを介して連結するシートバックの組付構造において、ヒンジブラケットに支持爪が形成され、この支持爪に係合可能な係合爪がシートバックフレームに形成され、ヒンジブラケット及びシートバックフレームに形成された連通孔が連通可能な位置で相互に係合するように支持爪及び係合爪が形成されたことによって、シートバックの組付作業が容易になり作業能率が向上した。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に記載する。この記載は本発明を説明するためのものであって、この記載によって本発明の技術範囲を限定するものではない。本発明は、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で、多様に変更して実施することが可能である。
各図において、同じ機能を有する要素には同じ符号を付し、説明が重複する場合は説明を省略した。
各図において、同じ機能を有する要素には同じ符号を付し、説明が重複する場合は説明を省略した。
図1は、本発明の1実施例に係るシートバックを前方に倒した状態の部分破断斜視図である。
図1に示すように、本発明に係るシートバック組付の仮保持機構は、車両パネル23に設定されたヒンジアセンブリー7と、ヒンジアセンブリー7に取りつけられたヒンジブラケット12と、シートバックフレーム4とを含んで構成される。シートバック3が分割式である場合は、一対のシートバックフレーム4の間には、センターヒンジブラケット8が設けられる。
図1に示すように、本発明に係るシートバック組付の仮保持機構は、車両パネル23に設定されたヒンジアセンブリー7と、ヒンジアセンブリー7に取りつけられたヒンジブラケット12と、シートバックフレーム4とを含んで構成される。シートバック3が分割式である場合は、一対のシートバックフレーム4の間には、センターヒンジブラケット8が設けられる。
図2は、本発明の1実施例に係るシートバックフレームとヒンジブラケットとヒンジアセンブリーとの結合を示す斜視図であり、図3は図2の線分A−Aを含む垂直断面の模式断面図である。
図2、3に示すように、ヒンジアセンブリー7とヒンジブラケット12とは、車幅方向22に開口する水平な支持孔24にシャフト13が挿入され、ヒンジアセンブリー7とヒンジブラケット12とが回転可能に連結される。
更に、ヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを貫通するように連結孔17を形成し、連結ピン16を連結孔17に挿入し係止することによってヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを連結することが好ましい。連結ピン16を連結孔17に挿入し係止する方法は任意であるが、例えば、連結ピン16をボルトで形成し、連結ピン16をヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを貫通させて図示しないナットで螺止する方法を挙げることができる。
更に、ヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを貫通するように連結孔17を形成し、連結ピン16を連結孔17に挿入し係止することによってヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを連結することが好ましい。連結ピン16を連結孔17に挿入し係止する方法は任意であるが、例えば、連結ピン16をボルトで形成し、連結ピン16をヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とを貫通させて図示しないナットで螺止する方法を挙げることができる。
ここで、ヒンジブラケット12に支持爪19を形成し、この支持爪19に係合可能な係合爪20をシートバックフレーム4に形成する。支持爪19と係合爪20とは、相互に係合することによって、ヒンジブラケット12とシートバックフレーム4とに設けた連結孔17が連通可能になるように形成することが好ましい。
支持爪19と係合爪20とを形成する位置は任意であるが、例えば、係合爪20を、シートバックフレーム4から車幅方向22に突出するように形成し、支持爪19を、ヒンジブラケット12から車幅方向22に突出するように形成することができる。このように形成して、係合爪20と支持爪19とを係合することによってヒンジブラケット12とシートバックフレーム4に形成された連結孔17とを容易に重なり合うように形成することができる。
図4は、本発明の1実施例に係る、分割されたシートバックフレームの間に設置するセンターヒンジアセンブリーの斜視図である。センターヒンジアセンブリー8は、ヒンジブラケット12、12に挟まれる構造を有することができる。
以下に、ヒンジアセンブリー7とシートバックフレーム4とを連結する方法について説明する。
図5は、本発明の1実施例に係るシートバックフレームとヒンジブラケットとヒンジアセンブリーとの結合方法を示す斜視図である。
図5に示すように、シートバックフレーム4をヒンジブラケット12に配置する。
図5は、本発明の1実施例に係るシートバックフレームとヒンジブラケットとヒンジアセンブリーとの結合方法を示す斜視図である。
図5に示すように、シートバックフレーム4をヒンジブラケット12に配置する。
次いで、係合爪20を支持爪19に係合させる。これによって、シートバック3を手で支持しなくて済むようになる。更に、支持爪19と係合爪20は、相互に係合することによってヒンジブラケット12とシートバックフレーム4に形成された連結孔17が連通するように形成されているので、連結ピン16をヒンジブラケット12の上方から連結孔17に係止することができる。これによって、ヒンジアセンブリー7とシートバックフレーム4とを効率よく連結することができる。
3 シートバック
4 シートバックフレーム
7 ヒンジアセンブリー
8 センターヒンジアセンブリー
12 ヒンジブラケット
13 シャフト
16 連結ピン
17 連結孔
19 支持爪
20 係合爪
22 車幅方向
23 車両パネル
24 支持孔
4 シートバックフレーム
7 ヒンジアセンブリー
8 センターヒンジアセンブリー
12 ヒンジブラケット
13 シャフト
16 連結ピン
17 連結孔
19 支持爪
20 係合爪
22 車幅方向
23 車両パネル
24 支持孔
Claims (2)
- ヒンジアセンブリーに回転可能に取り付けられたヒンジブラケットと、前記ヒンジブラケットに連結ピンを介して連結されるシートバックフレームと、前記連結ピンが挿入されるように前記ヒンジブラケット及び前記シートバックフレームに形成された連結孔と、を備え、前記連結孔に前記連結ピンを挿入して前記シートバックフレームを前記ヒンジブラケットに連結するシートバックの組付構造において、
前記ヒンジブラケットに支持爪が形成され、前記支持爪に係合可能な係合爪が前記シートバックフレームに形成され、前記支持爪と前記係合爪とは、前記連結孔が連通可能な位置で相互に係合するように形成されることを特徴とするシートバック組付時の仮保持構造。 - 前記ヒンジアセンブリーは、車両パネル上に設定されたことを特徴とする請求項1記載のシートバック組付時の仮保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038275A JP2010188979A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | シートバック組付時の仮保持構造 |
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JP2009038275A JP2010188979A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | シートバック組付時の仮保持構造 |
Publications (1)
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JP2010188979A true JP2010188979A (ja) | 2010-09-02 |
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ID=42815508
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JP2009038275A Pending JP2010188979A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | シートバック組付時の仮保持構造 |
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JP (1) | JP2010188979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111231791A (zh) * | 2018-11-29 | 2020-06-05 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的座椅靠背框架 |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009038275A patent/JP2010188979A/ja active Pending
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