JP4078436B2 - シートクッション跳上げ式自動車用折畳みシート - Google Patents

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Description

本発明は、シートクッションを跳ね上げてシート全体を折畳み可能な自動車用折畳みシートに関するものである。
自動車用シートとしては、図5で示すように後部側を上方に向けてシートクッション1を跳ね上げると共に、ヘッドレスト2を前倒し姿勢に保ち、シートバック3をシートクッション1のアンダーフレーム4に載せるよう前倒しに折畳み可能なシートが提案されている。
その自動車用折畳みシートおいては、略U字状のパイプ部材10を横軸部10aの軸受け金具11で回転可能にクッションフレーム5の底部面に備え、下端側をアンダーフレーム4の前部側より立ち上がるブラケットプレート6に軸承装着した平ロッド状のアーム部材12を左右に備え、パイプ部材10の扁平に押潰し成形した縦軸部10bの下端側とアーム部材11の上端側とを相対させて締付けボルト13,14で連結固定することから、シートクッション1が跳上げ可能に装備されている。
そのシートクッションの跳上げ構造は、シートクッション1を回転可能に支持することから、パイプ部材10をクッションフレーム5に取り付けることが必要であり、また、ブラケットプレート6を含むアンダーフレーム4をアンダーカバー7で覆うため、アーム部材12をアンダーフレーム4のブラケットプレート6に取り付けてからアンダーカバー7を被せ、最後に、シートクッション1のパイプ部材10とアンダーカバー7より突出するアーム部材12とを連結固定する組立上から採用されている。
その折畳み式自動車用シートでは、図6で示すようにシートクッション1を跳ね上げると、締付けボルト13,14による部材相互の連結固定部が外部から見えるよう露出位置する。これでは、締付けボルト13,14までもが見えてしまうところから体裁上好ましくない。
本発明の解決しようとする課題は、主に、シートクッションを跳ね上げると、締付けボルトによる部材相互の連結固定部が外部から見えるよう露出位置することによる体裁面である。
本願の請求項1に係る発明は、パイプ部材とアーム部材との連結固定部に上下より嵌合せ被着する縦二つ割りの樹脂カバーを備え、前記樹脂カバーの長手方向の一端に前記パイプ部材の縦軸部を挿通する丸穴を設け、前記樹脂カバーの長手方向の他端に前記アーム部材を挿通する縦穴を設けたことを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、樹脂カバーの内側で長手方向に延設され、連結固定部の上面および下面に向けて延びる上下のリブを設けたことを特徴とする。
本願の請求項1に係る発明の折畳み式自動車用シートでは、樹脂カバーをパイプ部材とアーム部材との連結固定部に被せる樹脂カバーを備えるため、シートクッションを跳ね上げても、締付けボルトによる部材相互の連結固定部が見えずに体裁を良好に保てる。また、樹脂カバーの長手方向の一端にパイプ部材の縦軸部を挿通する丸穴を設け、樹脂カバーの長手方向の他端にアーム部材を挿通する縦穴を設けることから、樹脂カバーの長手方向の位置決めを容易に行え、カバー位置がずれたりするのを防げる。これにより、パイプ部材とアーム部材との連結固定部を覆う樹脂カバーをシート全体の組立作業上に支障を来たさず簡単に組み付けられる。
本願の請求項2に係る発明の折畳み式自動車用シートでは、樹脂カバーの内側で長手方向に延設され、連結固定部の上面および下面に向けて延びる上下のリブを設けることから、カバー全体を上下の分割されないリブで補強できて十分な強度をカバー自体に付与でき、また、連結固定部に対するカバー自体の位置決めもリブで容易に行える。
図1は、主に、シートクッションの跳上げ機構を示す斜視図である。同中、図5,図6で示すと同じ構成部は共通の符号で示す。符号1はシートクッション、4はアンダーフレーム、5はクッションフレーム、6a,6bはブラケットプレート、10はパイプ部材、11a,11bは軸受け金具、12a,12bはアーム部材、13,14は締付けボルト、15,16は樹脂カバーである。
その構成中、パイプ部材10はシートクッション1の幅方向に向う横軸部10aから左右の縦軸部10b,10cを折り曲げて略U字状に軸線曲げ形成されている。また、パイプ部材10の縦軸部10b,10cは下端寄りが扁平に押潰し成形されている。アーム部材12a,12bは平ロッド状のもので、下端側がブラケットプレート6a,6bに軸承装着されている。
パイプ部材10とアーム部材12a,12bとは、縦軸部10b,10cの扁平な軸下端側とアーム部材12a,12bの上端側を相対させて締付けボルト13,14で連結固定されている。その締付けボルト13,14による連結固定部は、互いに嵌め合わせ固定可能な縦二つ割りの樹脂カバー15,16で覆われている。
その樹脂カバー15(16)としては、図2で示すような締付けボルトによる連結固定部に上下より被せられる縦二つ割りのものが備え付けられている。この樹脂カバー15(16)の端面には、パイプ部材10の縦軸部10b,10cを挿通する丸穴15a,16aとアーム部材12a,12bを挿通する縦穴15b,16bとが設けられている。
その樹脂カバー15(16)には、図3,図4で示すように各カバー部に分けて縁辺から他側に突出するコの字状の掛止め環15cと、縁辺近くで張り出す楔状の噛合爪15dとが互いに係合するよう複数組設けられている。また、周回り縁には縁厚みの略半分ずつを保って突条縁15eと切欠溝15fとが互いに嵌り合うよう設けられている。この他に、図5で示すようにカバー部の内側で長手方向を補強する立上りリブ15g,15hが設けられている。
このパイプ部材10とアーム部材12a,12bとの連結固定部に被せる樹脂カバー15,16を備えると、シートクッション1を跳ね上げても、締付けボルト13,14による部材相互の連結固定部が外部より見えないため、体裁を良好に保てる。
それに加えて、相嵌り合う縦二つ割りの樹脂カバー15,16を備え付けることから、パイプ部材10とアーム部材12a,12bとを連結固定してから被せられる。また、樹脂カバー15,16の長手方向の位置決めを丸穴15a,16a、縦穴15b,16bで容易に行え、カバー位置がずれたりするのを防げる。これにより、樹脂カバー15,16をシート全体の組立作業上に支障を来たさず簡単に組み付けられる。
それと共に、上下のリブ15g,15hが樹脂カバー15,16の内側で長手方向に延び、また、連結固定部の上面および下面に向けて延びることから、カバー全体を上下の分割されないリブ15g,15hで補強できて十分な強度をカバー自体に付与でき、連結固定部に対するカバー自体の位置決めもリブ15g,15hで容易に行える。
本発明に係るシートクッション跳上げ式自動車用折畳みシートを主要部で示す斜視図である。 図1の自動車用折畳みシートに備えられた樹脂カバーを示す斜視図である。 図2の樹脂カバーを分離状態で示す側断面図である。 図2の樹脂カバーを嵌合せ状態で示す側断面図である。 図2の樹脂カバーを嵌合せ状態で示す横断面図である。 従来例に係るシートクッション跳上げ式自動車用折畳みシートを折畳み状態で示す側面図である。 図6の自動車用折畳みシートを主要部で示す側面図である。
符号の説明
1 シートクッション
4 アンダーフレーム
5 クッションフレーム
6a,6b ブラケットプレート
10 パイプ部材
10a パイプ部材の横軸部
10b,10c パイプ部材の縦軸部
11a,11b 軸受け金具
12a,12b アーム部材
13,14 締付けボルト
15,16 樹脂カバー
15a,16a 樹脂カバーの丸穴
15b,16b 樹脂カバーの縦穴
15g,15h 樹脂カバーのリブ

Claims (2)

  1. 下端寄りを扁平に押潰し成形した左右の縦軸部と、シートクッションの幅方向に向う横軸部とから略U字状に軸線曲げしたパイプ部材を備え、そのパイプ部材を横軸部にあてがう軸受け金具で回転可能にクッションフレームの底部面に取り付けると共に、下端側をアンダーフレームの前部側より立ち上がるブラケットプレートに軸承装着した平ロッド状のアーム部材を左右に備え、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端側とアーム部材の上端側とを相対させて締付けボルトで連結固定し、後部側を上方に向けてシートクッションを跳上げ可能に装備する自動車用折畳みシートにおいて、パイプ部材とアーム部材との連結固定部に上下より嵌合せ被着する縦二つ割りの樹脂カバーを備え、前記樹脂カバーの長手方向の一端に前記パイプ部材の縦軸部を挿通する丸穴を設け、前記樹脂カバーの長手方向の他端に前記アーム部材を挿通する縦穴を設けたことを特徴とするシートクッション跳上げ式の自動車用折畳みシート。
  2. 前記樹脂カバーの内側で長手方向に延設され、前記連結固定部の上面および下面に向けて延びる上下のリブを設けたことを特徴とする請求項1に記載のシートクッション跳上げ式の自動車用折畳みシート。
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