JP2010183583A - 過剰な遅延広がりを有するofdmシステムのためのパイロット送信及びチャネル推定 - Google Patents

過剰な遅延広がりを有するofdmシステムのためのパイロット送信及びチャネル推定 Download PDF

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Abstract

【課題】過剰な遅延広がりを有するOFDMシステムのためのパイロット送信及びチャネル推定。
【解決手段】過剰な遅延広がりの有害な効果を緩和するために、パイロット・サブバンドの数は、周期的プリフィックス長よりも大きい。このオーバーサンプリングは、各シンボル・ピリオドにおいてより多くのパイロット・サブバンド又は異なるシンボル・ピリオドにおいてパイロット・サブバンドの異なるセットを使用することによって実現される。受信されたパイロット・シンボルの第1及び第2のグループは、それぞれ第1及び第2のシンボル・ピリオドに対して取得され、第1及び第2の周波数応答推定値を導出するために使用される。第1及び第2のチャネル・インパルス応答推定値は、第1及び第2の周波数応答推定値に基づいて導出され、パイロット・サブバンドの数よりも多くのタップを有する第3のチャネル・インパルス応答推定値を導出するために使用される。
【選択図】図6

Description

発明に関する本出願は、米国特許仮出願番号第60/538,210号、名称“過剰な遅延広がりを有するOFDMシステムのためのパイロット送信及びチャネル推定(Pilot Transmission and Channel Estimation for an OFDM System with Excess Delay Spread)”、2004年1月21日出願、に優先権を主張し、そして本出願の譲受人に譲渡され、これによって本明細書に引用によって明白に組み込まれている。
本発明は、一般にデータ通信に係り、特に、過剰な遅延広がり(excess delay spread)を有する直交周波数分割マルチプレクシング(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)システムのためのパイロット送信及びチャネル推定に関する。
OFDMは、全体のシステム・バンド幅を複数の(N個の)直交サブバンドに実効的に区分するマルチ・キャリア変調技術である。これらのサブバンドは、トーン、サブキャリア、ビン、及び周波数チャネルとも呼ばれる。OFDMを用いて、各サブバンドは、データとともに変調されるそれぞれのサブキャリアに関係付けられる。最大N個の変調シンボルは、各OFDMシンボル・ピリオドにおいてN個のサブバンド上に送信されることができる。送信に先立って、これらの変調シンボルは、N−点逆高速フーリエ変換(IFFT:inverse fast Fourier transform)を使用して時間ドメインに変換されて、N個のチップを含む“変換された”シンボルを取得する。
OFDMは、周波数選択的フェーディングを克服するために使用されることができる。周波数選択的フェーディングは、全体のシステム・バンド幅の異なる周波数における異なるチャネル利得によって特徴付けられる。周波数選択的フェーディングがシンボル間干渉(ISI:intersymbol interference)を引き起こすことは良く知られている。ISIは、それによって受信された信号中の各シンボルが受信された信号中の1又はそれより多くの後続のシンボルに歪として作用する現象である。ISI歪は、受信シンボルを正確に検出する能力に影響を与えることによって性能を劣化させる。周波数選択的フェーディングは、対応するOFDMシンボルを生成するために各変換されたシンボルの部分を繰り返すことによってOFDMを用いて従来は克服されることが可能である。繰り返された部分は、一般に周期的プリフィックスとして呼ばれる。
周期的プリフィックスの長さ(すなわち、各OFDMシンボルのために繰り返す量)は、遅延広がりに依存する。ワイアレス・チャネルの遅延広がりは、ワイアレス・チャネルに対するインパルス応答の時間スパン又は期間である。この遅延広がりは、同様に、送信機によってワイアレス・チャネルを介して送信された信号に対して受信機に最も早く到着する信号インスタンス(signal instance)と最も遅く到着する信号インスタンスとの間(すなわち、マルチパス)の差である。OFDMシステムの遅延広がりは、システム中の全ての送信機及び受信機に対するワイアレス・チャネルの最大の予想される遅延広がりである。システム中の全ての受信機がISIを克服することを可能にするために、周期的プリフィックス長は、最大の予想される遅延広がりに等しく又はより長くすべきである。しかしながら、周期的プリフィックスが各OFDMシンボルのオーバーヘッドを表すので、オーバーヘッドを最小にするために可能な限り短い周期的プリフィックス長を有することが望ましい。妥協案として、周期的プリフィックス長は、一般的に周期的プリフィックスがシステム中の大部分の受信機に対する全てのマルチパス・エネルギーのかなりの部分を含むように選択される。
OFDMシステムは、周期的プリフィックス長よりも短い又は等しい遅延広がりに耐えることができる。この場合に、N個のサブバンドは、互いに直交する。しかしながら、システム中の所与の受信機は、過剰な遅延広がりを観測することがあり、これは、周期的プリフィックス長よりも大きな遅延広がりである。過剰な遅延広がりは、種々の有害な効果を引き起こすことがあり、例えば、ISI及びチャネル推定エラーであり、この両者は、以下に説明されるようにシステム性能を低下させる。したがって、OFDMシステムにおいて過剰な遅延広がりの有害な効果を軽減するための技術に関するこの分野における必要性がある。
パイロットを送信するための技術及び過剰な遅延広がりを有するワイアレス・チャネルの応答を推定するための技術が、本明細書中に記載される。過剰な遅延広がりの有害な効果を緩和するために、パイロット・サブバンドの数は、周期的プリフィックス長よりも大きくなるように(すなわち、NPeff>Ncp)選択されて、周波数ドメインにおける “オーバーサンプリング(oversampling)”を実現する。オーバーサンプリングは、(1)各OFDMシンボル・ピリオドにおいてより多くのパイロット・サブバンドを使用すること、又は(2)異なるOFDMシンボル・ピリオドにおいてパイロット・サブバンドの異なるセット(すなわち、スタッガ配置されたパイロット・サブバンド)を使用することのいずれかによって得られることができる。例えば、スタッガ配置されたパイロット送信方式は、各セットがNcp個のパイロット・サブバンドを包含する2つのセットのパイロット・サブバンドを使用することができる。第1のセット中のパイロット・サブバンドは、第2のセット中のサブバンドからスタッガ配置される又はオフセットされる。
上記のスタッガ配置されたパイロット送信方式に関する1つの具体例のチャネル推定技術では、第1のパイロット・サブバンド・セットに対する受信されたパイロット・シンボルの第1のグループは、第1のシンボル・ピリオドにおいて取得され、そしてワイアレス・チャネルに関する第1の(初期の)周波数応答推定値を導出するために使用される。第2のパイロット・サブバンド・セットに対する受信されたパイロット・シンボルの第2のグループは、第2のシンボル・ピリオドにおいて取得され、そしてワイアレス・チャネルに関する第2の(初期の)周波数応答推定値を導出するために使用される。第1及び第2のチャネル・インパルス応答推定値は、それぞれ、第1及び第2の周波数応答推定値に基づいて導出される。第3の(全体の)チャネル・インパルス応答推定値は、その後、下記に説明されるように、第1及び第2のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて(例えば、繰り返すことそして統合すること又はフィルタすることのいずれかによって)導出される。第3のチャネル・インパルス応答推定値は、第1のセット又は第2のセットのいずれかの中のパイロット・サブバンドの数よりも多くのタップを包含し、これは過剰な遅延広がりの存在下においてワイアレス・チャネルのより正確な特徴付けを可能にする。第3の(最終の)周波数応答推定値は、第3のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて導出され、そして検出のために又はその他の目的のために使用されることができる。チャネル推定は、使用のために選択された具体的なスタッガ配置されたパイロット送信方式に合わせて調整されることができる。
本発明の様々な態様及び実施形態が、下記にさらに詳細に記載される。
図1は、OFDMシステムのためのOFDMモジュレータを示す。 図2Aは、過剰な遅延広がりを有するワイアレス・チャネルを示す。 図2Bは、ワイアレス・チャネルに対して受信されたチップの系列を示す。 図2Cは、ワイアレス・チャネルに対して受信されたチップの系列を示す。 図2Dは、ワイアレス・チャネルの実効チャネルを示す。 図3は、OFDMシステムのために使用されることができるサブバンド構造を示す。 図4Aは、ワイアレス・チャネルに関するサンプリングされたチャネルを示す。 図4Bは、ワイアレス・チャネルの実効チャネルを示す。 図4Cは、ぎりぎりのサンプリングを用いたワイアレス・チャネルの推定されたチャネルを示す。 図5は、スタッガ配置されたパイロット送信方式を示す。 図6は、図5に示されたスタッガ配置されたパイロット送信方式に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するためのプロセスを示す。 図7は、全体のチャネル・インパルス応答推定値の導出を示す。 図8Aは、オーバーサンプリング及び切捨てを用いて推定されたチャネルを示す。 図8Bは、オーバーサンプリング用いそして切捨てなしで推定されたチャネルを示す。 図9Aは、スタッガ配置されたパイロット送信方式を示す。 図9Bは、スタッガ配置されたパイロット送信方式を示す。 図10は、所与のスタッガ配置されたパイロット送信方式に対してチャネル推定を実行するためのプロセスを示す。 図11は、OFDMシステム中のアクセス・ポイント及び端末を示す。 図12は、チャネル推定器を示す。
発明の詳細な説明
本発明の特徴及び本質は、図面を使用して以下に述べる詳細な説明から、さらに明確になるであろう。図面では、同じ参照符号は、一貫して対応するものを識別する。
用語“具体例の”は、“例、事例、又は実例として取り扱われること”を意味するように本明細書中では使用される。“具体例の“として本明細書中に記載されるいずれかの実施形態又は設計が、その他の実施形態又は設計に対して好ましい又は優位であるとして解釈される必要はない。
図1は、OFDMシステムのためのOFDMモジュレータ100のブロック図を示す。送信されようとしているデータは、一般的にエンコードされそしてインターリーブされて、コード・ビットを発生させ、コード・ビットは、それから変調シンボルにマッピングされる。シンボル・マッピングは、(1)コード・ビットをB−ビットのバイナリ値にグループ分けすること、ここでB≧1である、そして(2)変調方式に基づいて各B−ビットの値を固有の変調シンボルにマッピングすること(例えば、M−PSK又はM−QAM、ここで、M=2である)、によって実行される。各変調シンボルは、変調方式に対応する信号コンステレーション中の複素値である。各OFDMシンボル・ピリオドに対して、1つの“送信”シンボルは、N個のサブバンドの各々の上に送られる。各送信シンボルは、パイロット/データに対する変調シンボルであるか又はゼロの信号値(すなわち、“ゼロ・シンボル”)のいずれかであることができる。IFFTユニット110は、各OFDMシンボル・ピリオドにおいてN個の全サブバンドに対するN個の送信シンボルにN−点IFFTを実行し、そしてN個のチップを含む変換されたシンボルを与える。IFFTは、次式として表されることができる:
NF×NF 式(1)
ここで、は、N個のサブバンドに対する送信シンボルのN×1ベクトルであり; NF×NFは、N×Nの離散型フーリエ変換(DFT:discrete Fourier transform)行列であり;
は、時間ドメイン・チップのN×1ベクトルであり;そして
”は、共役転置行列を表す。
DFT行列 NF×NFは、(n,m)番目のエントリ(entry)、wn,m、が次式で与えられるように定義される:
Figure 2010183583
ここで、nは、行インデックスであり、そしてmは、列インデックスである。 NF×NFは、逆DFT行列である。
周期的プリフィックス発生器120は、各変換されたシンボルの一部分を繰り返して、N個のチップを含んでいる対応するOFDMシンボルを取得する。ここで、N=N+Ncpであり、そしてNcpは周期的プリフィックス長である。OFDMシンボル・ピリオドは、1つのOFDMシンボルの期間であり、これはN個のチップ・ピリオドである。複数のチップは、調整されそしてワイアレス・チャネルを介して送信される。
図2Aは、過剰な遅延広がりを有するワイアレス・チャネルの具体例のインパルス応答210を示す。チャネル・インパルス応答210は、ワイアレス・チャネル中の2つのマルチパスに対する2つのタップ212及び214を含む。タップ212は、hの複素利得を有し、タップ・インデックス1に置かれる。タップ214は、hの複素利得を有し、そしてタップ・インデックスNに置かれる、これは、周期的プリフィックス長Ncpの外である。本明細書中で使用されるように、“主チャネル”は、周期的プリフィックス長である又はその範囲内にあるチャネル・インパルス応答の部分を呼び、“過剰チャネル”は、周期的プリフィックス長の外にあるチャネル・インパルス応答の部分を呼び、そして“過剰”は、過剰チャネル・タップのタップ・インデックスと周期的プリフィックス長との間の差異を呼ぶ。チャネル・インパルス応答210に関して、主チャネルは、1つのタップ212を含み、過剰チャネルは、1つのタップ214を含み、そしてタップ214についての過剰は、Nex=N−Ncpである。
図2Bは、図2Aに示されたワイアレス・チャネルに対して受信されたチップの系列220を示す。受信されたチップ系列220は、ワイアレス・チャネルに対するタップ212及び214を有する送信されたチップ系列の畳み込みである。受信されたチップ系列220は、(1)主チャネル・タップ212を送信されたチップ系列を用いて畳み込むことによって発生されたチップ系列222、及び(2)過剰チャネル・タップ214を送信されたチップ系列を用いて畳み込むことによって発生されたチップ系列224から構成され、ここで、sは、現在のOFDMシンボルに関するi番目のチップを表し、xは、前のOFDMシンボルに関するi番目のチップを表し、そしてi=1...Nである。
図2Cは、異なる成分への受信されたチップの系列220の分解を示す。図2Bのチップ系列224は、(1)現在のOFDMシンボルに対するN個のチップを用いて過剰チャネル・タップ214の循環畳み込み(circular convolution)によって発生されたチップ系列226、(2)前のOFDMシンボルの最後尾に対するチップ系列228、及び(3)現在のOFDMシンボルの最後尾に対するチップ系列230、で置き換えられる。周期的プリフィックス長が十分に長くそしてタップ214が主チャネルの一部である場合に、チップ系列222及び226は、タップ212及び214に対して受信されたはずの系列を表す。しかしながら、これはそのケースではないので、チップ系列228及び230は、両者ともに過剰な遅延広がりによるものである。チップ系列228は、現在のOFDMシンボルへの前のOFDMシンボルの漏れを表し、そしてシンボル間干渉のソースである。チップ系列230は、循環畳み込みに対する妨害を表し、そしてキャリア間干渉(ICI:intercarrier interference)及びチャネル減衰のソースである。
各サブバンド中で観測されるシンボル間干渉は、次式として表されることができる:
Figure 2010183583
ここで、は、前のOFDMシンボルに対する送信シンボルのN×1のベクトルであり;
Nex×NFは、 NF×NFの終りのNex個の行を有するNex×Nの行列であり;そして
1×Nex(k)は、 NF×NFのk番目の行の始めのNex個の要素を有する1×Nexのベクトルである。
Nex×NF の演算は、Nex×1のベクトル Nexを発生し、これは、前のOFDMシンボルの終りのNex個のチップを包含する。 NexとW=1×Nex(k)との掛け算は、サブバンドk上のこれらの終りのNex個のチップに起因する干渉を発生させる。
シンボル間干渉に起因する各サブバンドのノイズ強度は、次式として表されることができる:
σ ISI=E・|h・(Nex/N)、 k=1...Nに対して 式(4)
ここで、Eは、送信シンボル・エネルギーであり、|hは、過剰チャネルの強度であり、そしてσ ISIは、各サブバンド上でISIに起因するノイズ強度である。式(4)に示されたように、サブバンド当りのISIノイズ強度は、(1)過剰チャネル・エネルギー|hに比例する、(2)過剰Nexに比例する、これは現在のOFDMシンボル上への前のOFDMシンボルの漏れの量の指標である、そして(3)全ISIノイズ強度がN個のサブバンドにわたって分布するので、全サブバンドの数に逆に関係する。
キャリア間干渉に起因する各サブバンドのノイズ強度は、シンボル間干渉に対するものと類似の方法で算出されることができ、次式として表される:
Figure 2010183583
ここで、σ ICIは、各サブバンド上のICIに起因するノイズ強度である。
図2Dは、図2Aに示されたワイアレス・チャネルに対する“実効”チャネル240を示す。図2Cに戻って参照して、チップ系列226は、(周期的プリフィックスが十分に長いと仮定して)過剰チャネル・タップ214による寄与を表し、そしてチップ系列230は、過剰チャネルに起因するICIのソースを表す。チップ系列230に対する引き算は、結果として各サブバンドに対する信号強度の部分的な減少になる。この引き算は、過剰チャネル・タップ214を係数(1−Nex/N)だけ比例縮小することによるためと説明されることができる。図2Dに示されたように、実効チャネル240は、hの複素利得を有するタップ212及びh・(1−Nex/N)の複素利得を有するタップ216を含む。タップ214の利得に対して相対的にタップ216の利得の減少は、“チャネル減衰”と呼ばれ、そしてタップ214に関する過剰な遅延広がりからの結果である。減衰の量は、過剰Nexに関係する。
受信機は、ワイアレス・チャネルに関するチャネル推定値を導出するためにチャネル推定を実行する。チャネル推定は、一般的に、パイロット・シンボルに基づいて実行され、パイロット・シンボルは、受信機によって事前に(a priori)知られた変調シンボルである。パイロット・シンボルは、以下に説明されるように種々の方法で送信されることができる。
図3は、OFDMシステムに対して使用されることができる具体例のサブバンド構造を示す。OFDMシステムは、BW MHzの全体のシステム・バンド幅を有し、これは、OFDMを使用してN個の直交サブバンドに区分される。各サブバンドは、BW/N MHzのバンド幅を有する。スペクトル的に成型された(spectrally shaped)OFDMシステムに関して、N個の全サブバンドのうちN個だけが、データ/パイロット送信のために使用される、ここで、N<Nである、そして、残りのN−N個のサブバンドは、データ/パイロット送信のために使用されないで、ガード・サブバンドとして働き、システムがスペクトル・マスク要求を満足させることを可能にする。単純化のために、以下の説明は、全てのN個のサブバンドが、OFDMシステムにおいて使用されることができると仮定する。
図3は、しかも具体例の周波数分割マルチプレクッス(FDM:frequency division multiplex)パイロット送信方式300を示す。N個のサブバンドは、パイロット送信のために使用され、そして“パイロット・サブバンド”と呼ばれる。チャネル推定に関する演算を単純化するために、Nは、2の倍数として選択されることができ、そしてN個のパイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたって一様に分散されることができ、その結果連続するパイロット・サブバンドがN/N個のサブバンドだけ離れて間隔を空けて置かれる。
受信機は、パイロット・サブバンドに対して受信されたパイロット・シンボルに基づいてワイアレス・チャネルの初期の周波数応答推定値を導出でき、次式の通りである:
H^(k)=y(k)/p(k), k∈K 式(6)ここで、y(k)は、サブバンドkに対して受信されたパイロット・シンボルであり; p(k)は、サブバンドk上に送信されたパイロット・シンボルであり;
H^(k)は、パイロット・サブバンドkに関するチャネル利得推定値であり;そして
は、パイロット・サブバンドのセットである。
個の一様に分散されたパイロット・サブバンドに関する初期の周波数応答推定値に対するN×1のベクトルH^ は、H^ =[H^(1) H^(2)…H^(N)]として形成されることができる。ここで、“”は、転置行列を表す。パイロット・シンボルがN個のパイロット・サブバンドのどの1つにも送信されない場合(例えば、スペクトル的に成型されたOFDMシステムに関して)、外挿及び/又は内挿は、必要に応じて実行されることができて、パイロット送信のないパイロット・サブバンドに関するチャネル利得推定値を取得する。フィルタリングは、しかも、異なるOFDMシンボル・ピリオドに対して取得されたベクトルH^ に実行されることができて、初期の周波数応答推定値の品質を向上させる。
個の全サブバンドに関する周波数応答推定値は、種々の技術を使用して初期の周波数応答推定値H^ に基づいて取得されることができる。最小二乗チャネル推定技術に関して、ワイアレス・チャネルに関する最小二乗インパルス応答推定値が、次式のように始めに取得される:
h^ Np Np×Np H^ , 式(7)
ここで、 Np×Npは、N個のパイロット・サブバンドに対するN×NのDFT行列であり;そして
h^ Npは、最小二乗インパルス応答推定に対するN×1のベクトルである。
式(7)は、推定されることができるチャネル・タップの最大数が、パイロット・サブバンドの数に制限される(すなわち、Ntap=N)ことを示す。
ベクトルh^ Npは、以下に説明されるように、例えば、予め定められたしきい値より小さな値を有するタップをゼロに設定することによって、過剰チャネルに対するタップをゼロに設定することによって、及びその他によって後処理されることができる。ベクトルh^ Npは、それから長さNにゼロ−パッドされる。ゼロ・パッドされたベクトルh^ Npは、最終の周波数応答推定値に対するベクトルH^ NFを取得するためにN−点FFTを用いて変換され、次式の通りである:
H^ NP NF×NF h^ NF, 式(8)
ここで、H^ NF=[H^(1) H^(2)…H^(N)]である。
図4Aは、ワイアレス・チャネルのための一般的なインパルス応答410を示す。チャネル・インパルス応答410は、(1)主チャネルに対する1からNcpのインデックを有するNcp個のタップ、及び(2)過剰チャネルに対するNcp+1からNcp+Lのインデックスを有するL個のタップ、を含む。Lは、過剰チャネルの時間スパン又は長さであり、そして過剰な遅延広がりが存在するときにゼロより大きい。各タップは、hの複素利得を有し、これは一般にゼロでない値又はゼロの値であり得る。
図4Bは、図4Aにおけるワイアレス・チャネルの実効チャネルに対するインパルス応答420を示す。チャネル・インパルス応答420は、チャネル・インパルス応答410のタップの全てを含む。しかしながら、過剰チャネルに対するL個のタップの各々は、αNi=(1−N/N)のスケーリング係数によってスケーリングされる、ここで、Nは、過剰なタップであり、N=1...Lである。実効チャネルの時間スパンは、ワイアレス・チャネルの時間スパンに等しく、そして過剰な遅延広がりの存在下で周期的プリフィックス長よりも長い。ワイアレス・チャネルに対する周波数応答は、実効チャネルに対するインパルス応答420にFFTを実行することによって取得されることができる。
実効チャネルに対するチャネル・インパルス応答は、式(6)及び(7)に示されたように、受信されたパイロット・シンボルに基づいて推定されることができる。チャネル・インパルス応答推定値の精度は、パイロット・サブバンドの数によって影響される。
ぎりぎりでサンプリングされたOFDMシステムに関して、パイロット・サブバンドの数は、周期的プリフィックス長に等しい(すなわち、N=Ncp)。パイロット・サブバンドの数がチャネル・インパルス応答に対して推定されることができる最大の時間スパンを決定するので、1からNcpのインデックスに対して最大Ncp個のチャネル・タップが、ぎりぎりでサンプリングされたシステムに対して推定されることができる。
図4Cは、過剰な遅延広がりを有するぎりぎりでサンプリングされたOFDMシステムに対して推定されたチャネルのインパルス応答430を示す。実効チャネルの時間スパンは、過剰な遅延広がりが存在する時には、周期的プリフィックス長よりも長い。このケースでは、ぎりぎりでサンプリングされたOFDMシステムに対する十分な数の自由度の階級が存在しないために、Ncp+1からNcp+Lまでのインデックスにおける過剰チャネル・タップは、推定されることができない。さらに、ワイアレス・チャネルに対するチャネル・インパルス応答は、N個のパイロット・サブバンドだけ周波数ドメインにおいて過少サンプリングされる。これは、その後、時間ドメインにおける過剰チャネルのラップ・アラウンド効果を生じさせて、その結果、インデックスNcp+1における過剰チャネル・タップがインデックス1において現れ、インデックスNcp+2における過剰チャネル・タップがインデックス2において現れ、等々である。各ラップ・アラウンド過剰チャネル・タップは、対応する主チャネル・タップを推定する際に誤差を生じさせる。
FFTがチャネル・インパルス応答430に実行されるのであれば、各サブバンドに対する結果としての周波数応答推定値は、次式のように表されることができる:
H^cs(k)=H(k)+Herr(k), k=1...Nに対して 式(9)
ここで、H(k)は、サブバンドkに対する実際のチャネル利得であり;
H^cs(k)は、ぎりぎりのサンプリングを用いるサブバンドkに対するチャネル利得推定値であり;そして
err(k)は、サブバンドkに対するチャネル利得推定値中の誤差である。
単純化のために、別のノイズに起因するチャネル利得誤差は、式(9)中に示されない。
チャネル利得誤差Herr(k)は、次式のように表されることができる:
Figure 2010183583
ここで、Hex(k)は、過剰チャネルに起因するサブバンドkに対する複素利得であり、これは過剰チャネル・タップにFFTを実行することによって取得されることができる。チャネル利得誤差Herr(k)は、4つの部分に分解されることができる。式(10)中の等号の直ぐ右の係数2は、チャネル利得誤差の2つのソース:(1)過剰チャネルをサンプリングする能力がないこと、及び(2)主チャネル上への過剰チャネルのラップ・アラウンド、を反映する。サイン項は、N分のNcpの比によって決定される周期を有するサイン曲線に対応する。全てのサブバンドに対するチャネル利得誤差についての全ノイズ強度は、次式で表されることができる:
Figure 2010183583
各サブバンドに対する信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNR:signal-to-noise-and- interference ratio)は、次式で表されることができる:
Figure 2010183583
ここで、Nは、チャネル・ノイズ(これは、熱的ノイズ、他のソースからの干渉、受信機ノイズ、及びその他を含む)であり、そして‖は、実効チャネル・インパルス応答の2ノルムである。式(12)に示されたように、チャネル推定誤差、ISIノイズ強度、及びICIノイズ強度は、信号強度Eによって全てスケーリングされる。これらの3つのノイズ項は、そのようにして、SNRに対するノイズ・フロアとして明らかにされる。チャネル推定誤差、ISIノイズ強度、及びICIノイズ強度に起因するノイズ・フロアは、これらがチャネル・ノイズNよりも低い場合には無視されることができる。しかしながら、このノイズ・フロアは、これらがチャネル・ノイズNよりも高い場合にはシステムの性能を制限することがある。過剰チャネル・タップが全チャネル・エネルギーの大きな部分(例えば、10%以上)を包含する場合に、チャネル推定誤差ノイズ強度は、ISIノイズ強度及びICIノイズ強度を凌ぐことがある。
チャネル推定誤差及びSNRの過剰な遅延広がりの有害な効果を緩和させるために、パイロット・サブバンドの数は、増加されることができる。オーバーサンプリングされたOFDMシステムに関して、パイロット・サブバンドの“実効的な”数(これは、チャネル推定に対して使用された異なるパイロット・サブバンドの数である)は、周期的プリフィックス長よりも大きい(すなわち、NPeff>Ncp)。(過剰チャネルを含む)ワイアレス・チャネルのインパルス応答がNPeff個のタップを超えないように、NPeffが十分に大きい場合に、十分な数の自由度の階級が、過剰な遅延広がりの存在下においてワイアレス・チャネルに対するタップの全てを推定するために利用可能である。
オーバーサンプリングのための追加のパイロット・サブバンドは、種々の方法によって取得されることができる。1つのパイロット送信方式では、NPeff=N>Ncpであり、そしてパイロット・シンボルは、各OFDMシンボル・ピリオドにおいて全てのN個のパイロット・サブバンド上に送信される。演算を単純にするために、Nは、2の倍数(例えば、N=2Ncp)になるように選択されることができ、そしてN個のパイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたって一様に分散されることができる。数少ないサブバンドが、このパイロット送信方式に対してデータ送信のために利用可能であるはずである。
図5は、スタッガ配置されたパイロット送信方式500を示し、これはパイロット・オーバーヘッドを増加させることなくパイロット・サブバンドの実効的な数を増加させるために使用されることができる。方式500に関して、N=Ncp個のパイロット・サブバンドは、各OFDMシンボル・ピリオドに対して使用される。しかしながら、奇数のOFDMシンボル・ピリオドに対するNcp個のパイロット・サブバンドは、偶数のOFDMシンボル・ピリオドに対するNcp個のパイロット・サブバンドからN/2Ncpサブバンドだけスタッガ配置される、すなわち、ずらされる。方式500は、Ncp個のパイロット・サブバンドの2つの異なるセットを使用する、これは2の繰返し係数に対応する。パイロット・サブバンドの実効的な数は、それゆえ、NPeff=2N=2Ncpである。演算を単純化するために、各OFDMシンボルに対するNcp個のパイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたって一様に分散されることができる。
図6は、パイロット送信方式500に基づいてワイアレス・チャネルに対する長さNPeff=2Ncpの全チャネル・インパルス応答推定値を導出するためのプロセス600を示す。式(6)に示されたように、初期の周波数応答推定値H^ p0は、OFDMシンボル・ピリオドnにおいて使用されるNcp個のパイロット・サブバンドの第1のセットに対して受信されたパイロット・シンボルに基づいて取得される(ブロック612)。同様に、初期の周波数応答推定値H^ p1は、OFDMシンボル・ピリオドn+1において使用されるNcp個のパイロット・サブバンドの第2のセットに対して受信されたパイロット・シンボルに基づいて取得される(ブロック614)。Ncp−点IFFTは、H^ p0に実行されて、Ncp個のタップを有するチャネル・インパルス応答推定値h^ を取得する(ブロック616)。同様に、Ncp−点IFFTは、H^ p1に実行されて、Ncp個のタップを有する別の1つのチャネル・インパルス応答推定値h^ を取得する(ブロック618)。2回の繰返しを有する方式500に関して、ベクトルh^ は、長さNPeff=2Ncpのベクトルh^’ を取得するために繰り返される(ブロック620)。同様に、ベクトルh^ は、長さNPeffのベクトルh^’ を取得するために繰り返されるがさらに位相調節される(同様に、ブロック620)。ベクトルh^’ 及びh^’ は、それから統合されて(例えば、フィルタされて)、NPeff個のタップを有する全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffを取得する(ブロック622)。ベクトルh^ NPeffは、(例えば、ノイズを削減するために)さらに処理されることができ、そして長さNのベクトルh^ NFを取得するためにゼロで埋められる。N−点FFTが、その後、ベクトルh^ NFに実行されて、式(8)に示されたように、N個のサブバンドに関する最終の周波数応答推定値H^ NFを取得する(ブロック626)。
図6は、それによってパイロット・サブバンドの2つのセットに関するチャネル推定値が時間ドメインにおいて統合される1つの実施形態を示す。これは、下記によって実現される、(1)パイロット・サブバンドの各セットに関する初期の周波数応答推定値に対して初期のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること(ブロック616及び618)、及び(2)全体のチャネル・インパルス応答推定値を取得するためにパイロット・サブバンドの2つのセットに関する初期のチャネル・インパルス応答推定値を統合すること(ブロック622)。パイロット・サブバンドの2つのセットに関する初期の周波数チャネル応答推定値は、同様に、周波数ドメインにおいて統合されて、中間の周波数応答推定値を取得する、これは、その後、全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するために使用されることができる。
図7は、スタッガ配置されたパイロット送信方式500に基づいてNPeff=2Ncp個のタップを有する全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffのずれを図示する。ベクトルh^ は、Ncp個のタップを有するインパルス応答推定値を表し、そして(1)主チャネルに対する応答712、及び(2)Ncp個のパイロット・サブバンドを有する周波数ドメインにおけるアンダーサンプリングによって引き起こされる、ラップ・アラウンド過剰チャネルに対する応答714を含む。ベクトルh^ は、ベクトルh^’ =[h^ h^ を得るために繰り返される。ベクトルh^ は、同様に、主チャネルに対する応答722及びラップ・アラウンド過剰チャネルに対する応答724を含む。ベクトルh^ は、同様に、ベクトルh^’ =[h^ h^ を得るために、変換されようとしている繰り返されたインスタンスとともに、繰り返される。ベクトルh^ NPeffは、図7に示されたように、ベクトルh^’ 及びh^’ を合計することによって取得されることができる。ベクトルh^ NPeffは、下記に説明されるように、同様に、ベクトルh^’ 及びh^’ をフィルタリングすることによって取得されることができる。
ベクトルh^ NPeffは、NPeff=2・Ncp個のタップを有する全体のチャネル・インパルス応答推定値を表し、そして(1)主チャネルに対する応答732、(2)ラップ・アラウンド過剰チャネルの消去されなかった部分に対する応答734、(3)過剰チャネルに対する応答736、及び(4)主チャネルの消去されなかった部分に対する応答738、を含む。応答734及び738は、例えば、ベクトルh^ 及びh^ が取得される複数の時刻の間のワイアレス・チャネルの変化のような種々の要因に起因することがある。
図7に示されたように、ワイアレス・チャネルの(NPeff個のタップを有する)全体のチャネル・インパルス応答は、各々がNcp個のパイロット・サブバンドを包含する2つの受信されたOFDMシンボルに基づいて推定されることができる。ワイアレス・チャネルが2つのOFDMシンボルにわたって比較的安定である場合に、応答734及び738は、小さいことがあり、そしてベクトルh^ NPeffは、ワイアレス・チャネルの正確な全体のインパルス応答推定値である。
全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffは、全体の周波数応答推定値H^ NFを取得するために種々の方法で使用されることができる。h^ NPeff中の全てのタップ又はいくつかのタップは、使用するために選択されることができ、そしてゼロ又はそれより多くのタップがノイズを抑制するためにゼロに設定される(ずなわち、無くされる)ことができる。複数のタップ選択スキームが以下に説明される。
図8Aは、第1のタップ選択方式に対して推定されたチャネルに対するインパルス応答810を示す。この方式に関して、全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffの(主チャネルに対する)始めのNcp個のタップが使用され、そして(過剰チャネルに対する)終りのNPeff−Ncp個のタップは、ゼロに設定される(すなわち、切り捨てられる)。過剰チャネル応答が消去されるので、推定されたチャネル・インパルス応答810は、そのようにして切捨て効果の影響を蒙る。しかしながら、インパルス応答810は、ラップ・アラウンド効果を経験しない。このタップ選択方式に関するチャネル推定誤差は、過剰チャネルによって決定され、そして次式の通り表されることができる: Herr、tr(k)=Hex(k), k=1...Nに対して 式(13)
この方式に関するチャネル推定誤差ノイズ強度は、過剰チャネル・エネルギーのオーダーであり、そして式(11)に示されたぎりぎりでサンプリングされたケースに対するノイズ強度のほぼ半分である。第1のタップ選択方式に関して、切捨て効果は、SNRに対するノイズ・フロアを与えるが、ラップ・アラウンド効果は与えられず、そしてノイズ・フロアに影響を与えない。したがって、第1のタップ選択方式に対するノイズ・フロアは、ぎりぎりでサンプリングされたケースに対するものよりも低い。
第1のタップ選択方式は、同様に、“オーバーサンプリング利益”、これはタップのあるものを消去することの結果としてのノイズの削減である、を与える。終りのNPeff−Ncp個のタップがゼロに設定されるので、それらはいかなるノイズも導入せず、そして最終の周波数応答推定値H^ NFを劣化させない。もし、NPeff=2Ncpでありそして終りのNcp個のタップが消去されるのであれば、ノイズは、ぎりぎりでサンプリングされたケースよりも3dBだけ削減される。
図8Bは、第2のタップ選択方式に対して推定されたチャネルに対するインパルス応答820を示す。この方式に関して、全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffに対する全てのNPeff個のタップが使用される。過剰チャネル応答が十分な数のパイロット・サブバンドを用いて適正に推定されるので、推定されたチャネル・インパルス応答820は、切捨て効果又はラップ・アラウンド効果を経験しない。その結果、この方式に関するチャネル推定誤差ノイズ強度は、ほぼゼロであり、そしてSNRは、これらの2つの効果に起因するノイズ・フロアを観測しない。しかしながら、全てのNPeff個のタップが使用されないので、ノイズの削減(すなわち、オーバーサンプリング利益がないこと)は、ぎりぎりでサンプリングされたケースに対して実現されない。
表1は、ぎりぎりのサンプリング・ケース及びオーバーサンプリング・ケースに対して観測された効果をまとめている。切捨て列中の‘yes’は、全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffの終りのNPeff−Ncp個のタップがゼロに設定されることを示し、そして‘no’は、全てのNPeff個のタップが使用されることを示す。
Figure 2010183583
第1のタップ選択方式及び第2のタップ選択方式は、決定的な方法でタップを選択する。タップ選択は、同様に、別の方法で実行されることができ、そのあるものが以下に説明される。
第3のタップ選択方式において、“スレショールディング”が、十分なエネルギーを有するタップを選択するためそして低いエネルギーを有するチャネル・タップを消去するために使用される。低いエネルギーを有するチャネル・タップは、信号エネルギーよりはむしろノイズに起因する可能性がある。しきい値は、所与のチャネル・タップが十分なエネルギーを有するか否か、そして保持されるべきか否かを決定するために使用される。しきい値は、種々の要因に基づいて、そして種々の方法で算出されることができる。しきい値は、相対的な値であり得る(すなわち、測定されたチャネル応答に依存する)又は絶対的な値であり得る(すなわち、測定されたチャネル応答に依存しない)。相対的なしきい値は、チャネル・インパルス応答推定値の(例えば、全体の又は平均の)エネルギーに基づいて算出されることができる。相対的なしきい値の使用は、(1)スレショールディングが受信されたエネルギーの変動に依存しないこと、及び(2)存在するが低い信号エネルギーを有するチャネル・タップが消去されないこと、を確実にする。絶対的なしきい値は、受信機におけるノイズ、受信されるパイロット・シンボルに対して予想される最小のエネルギー、及びその他に基づいて算出されることができる。絶対的なしきい値の使用は、使用のために選択されるようにするためにチャネル・タップがある最小値を満足するようにさせる。しきい値は、しかも、相対的なしきい値及び絶対的なしきい値に対して使用される要因の組み合わせに基づいて算出されることができる。例えば、しきい値は、チャネル・インパルス応答推定値のエネルギーに基づいて算出されることができ、さらに予め決められた最小値に等しくなる又は大きくなるように制約されることがある。
スレショールディングは、種々の方法で実行されることができる。1つのスレショールディング方式では、スレショールディングは、終りのNPeff−Ncp個のタップの切捨ての後で実行され、そして次式のように表されることができる:
Figure 2010183583
ここで、h^は、h^ NPeff中のi番目の要素/タップであり;
|h^は、i番目のタップのエネルギーであり;
thは、低エネルギーのタップを消去するために使用されるしきい値である。
しきい値は、例えば、主チャネルに対するNcp個のタップのエネルギーに基づいて規定されることができ、次式の通りである:Eth=αth・‖h^ NPeff、ここで、‖h^ NPeffは、(切捨て後の)主チャネル・エネルギーであり、そしてαthは、係数である。係数αthは、ノイズ抑制と信号消去との間のトレード・オフに基づいて選択されることができる。αthについてのより大きな値は、より大きなノイズ抑制を提供するが、同様に、低エネルギーのタップが消去される可能性を増加させる。係数αthは、0から1/Ncpの範囲内の値(例えば、αth=0.1/Ncp)であり得る。
別の1つのスレショールディング方式では、スレショールディングは、式(14)に示されたものと同様に、1つのしきい値を使用して全てのNPeff個の要素に(すなわち、切捨てなしで)実行される。しかも別の1つのスレショールディング方式では、スレショールディングは、複数のしきい値を使用してh^ NPeffの全てのNPeff個の要素に実行される。例えば、第1のしきい値は、主チャネルに対するh^ NPeff中の始めのNcp個のタップに対して使用されることができ、そして第2のしきい値は、過剰チャネルに対する終りのNPeff−Ncp個のタップに使用されることができる。第2のしきい値は、第1のしきい値よりも低く設定されることができる。さらに別の1つのスレショールディング方式では、スレショールディングは、h^ NPeff中の終りのNPeff−Ncp個のタップにだけ実行されることができ、そして始めのNcp個のタップに実行されない。スレショールディングは、その他の方法で実行されることができ、そしてこれは、本発明の範囲内である。
スレショールディングは、マクロ−セルラ同報通信システムにおけるワイアレス・チャネルのような、“まばら”であるワイアレス・チャネルに対して好適である。まばらなワイアレス・チャネルは、チャネル・エネルギーの多くを数少ないタップに集中する。各タップは、異なる伝播遅延を有する分解可能な信号パスに対応する。まばらなチャネルは、例え複数の信号パスの間で遅延広がり(すなわち、時間差)が大きかろうとも、数少ない信号パスを含む。弱い信号パス又は存在しない信号パスに対応するタップは、消去されることができる。
システム性能がNPeff>Ncpでオーバーサンプリングすることによって著しく改善されることができ得ることが示される。終りのNPeff−Ncp個のタップの切捨てと組み合わせてオーバーサンプリングは、(1)ラップ・アラウンド効果が存在しないためにSNRのより低いノイズ・フロア、及び(2)オーバーサンプリング利益に起因するノイズ削減、を提供する。切捨てのないオーバーサンプリングは、ラップ・アラウンド効果及び切捨て効果に起因するノイズ・フロアを削除するが、オーバーサンプリング利益を提供しない。(切捨てのある又はない)スレショールディングと組み合わせてオーバーサンプリングは、ある種のシナリオにおいてさらなる改善を提供できる。切捨て及び/又はスレショールディングは、しかも検出された遅延広がりに基づいてディスエーブルされることができる又はイネーブルされることができる。例えば、過剰な遅延広がり状態が(例えば、受信されたチップに対応付けを実行することによって)検出されるのであれば、切捨ては、ディスエーブルされることがあり、そしてスレショールディングは、イネーブルされることがある又はディスエーブルされることがある。いずれの場合でも、オーバーサンプリングは、受信機が全体のチャネル・インパルス応答推定値、これはより正確なチャネル推定を提供できそしてシステム性能を改善できる、を取得することを可能にする。一般に、オーバーサンプリングを用いる改善の量は、過剰チャネル中のエネルギーの量が増加するとともに増加する。
図5は、インターレースされたパイロット・サブバンドの2つのセットを有する具体例のスタッガ配置されたパイロット送信方式を示す。各種のその他のパイロット送信方式が、同様にオーバーサンプリングのために必要な実効的なパイロット・サブバンドの数を取得するために使用されることができる。
図9Aは、パイロット・サブバンドの4つの異なるセットを用いるスタッガ配置されたパイロット送信方式910を示す。4つのセットの各々は、NPsb個のパイロット・サブバンドを含む。演算を単純にするために、NPsbは、2の倍数に選択されることができ、そして各セットのNPsb個のパイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたって一様に分散されることができ、その結果、各セット中の連続するパイロット・サブバンドは、N/NPsb個のサブバンドだけ離れて間を空けられる。例えば、NPsbは、Ncp,Ncp/2,及びその他に等しくなることがある。4つのセット中のパイロット・サブバンドは、図9Aに示されたように、同様に、櫛の歯状の構造にインターレースされる。4個のパイロット・サブバンド・セットは、例えば、図9Aに示された順番で又は別の順番で4つのOFDMシンボル・ピリオドにおいて使用される。
パイロット・サブバンドの4つのセットに対して受信されたパイロット・シンボルは、チャネル推定のために種々の方法で使用されることができる。長さNPsb、2NPsb、又は4NPsbのチャネル・インパルス応答推定値は、これらの4個のパイロット・サブバンド・セットに対して受信されたパイロット・シンボルに基づいて取得されることができる。長さNPeff=2NPsbのチャネル・インパルス応答推定値は、下記によって取得されることができる、(1)長さNPsbのインパルス応答推定値h^ NPsbを取得するために各OFDMシンボル・ピリオドに対してNPsb個の受信されたパイロット・シンボルにNPsb−点IFFTを実行すること、(2)インパルス応答推定値h^ NPsbを1回繰り返すことそしてベクトルh^’ 2 NPsbを取得するために必要に応じてh^ NPsbの各インスタンスの位相を調節すること、そして(3)ベクトルh^’ 2 NPsbを用いて全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffを更新すること。長さNPeff=4NPsbのチャネル・インパルス応答推定値は、下記によって取得されることができる、(1)インパルス応答推定値h^ NPsbを取得するために各OFDMシンボル・ピリオドに対してNPsb個の受信されたパイロット・シンボルにNPsb−点IFFTを実行すること、(2)インパルス応答推定値h^ NPsbを3回繰り返すことそしてベクトルh^’ 4 NPsbを取得するために必要に応じてh^ NPsbの各インスタンスの位相を調節すること、そして(3)ベクトルh^’ 4 NPsbを用いて全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffを更新すること。位相調節は、パイロット・サブバンド・セットの数及び各セット中のパイロット・サブバンドの数に依存する。
図9Bは、パイロット・サブバンドの異なる3つのセットを用いるスタッガ配置されたパイロット送信方式920を示す。第1のセットは、2NPsb個のパイロット・サブバンドを含み、そして第2のセット及び第3のセットは、NPsb個のパイロット・サブバンドをそれぞれ含む。演算を単純化するために、NPsbは、2の倍数になるように選択されることができ、そして各セット中のNPsb又は2NPsb個のパイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたって一様に分散されることができる。3つのセット中のパイロット・サブバンドは、同様に、図9Bに示されたように、櫛の歯状の構造にインターレースされる。3個のパイロット・サブバンド・セットは、例えば、図9Bに示された順番で又は別の順番で3つのOFDMシンボル・ピリオドにおいて使用される。
一般に、スタッガ配置されたパイロット送信方式は、異なるOFDMシンボル・ピリオドに対してパイロット・サブバンドの異なるセットを使用する、そしてパイロット・サブバンドの実効的な数は、パイロット送信のために使用される異なるサブバンドの数に等しくなる。任意の数のパイロット・サブバンド・セット(又は繰返し)が、使用されることができる。より多くの繰返しは、一般により多くのパイロット・サブバンドの実効的な数に対応し、そしてしかもより長いチャネル推定遅延に対応する。その上、任意の数のパイロット・サブバンドが、各セットに対して使用されることができ、そして複数のセットは、同じ数又は異なる数のサブバンドを含むことができる。N個の全サブバンドの可能な限り多くのパイロット・サブバンドを循環させることそして送信することは、有利であり得る。しかしながら、少しの数の(例えば、Ncp個の)サブバンドだけが、パイロット・オーバーヘッドを削減するために各OFDMシンボル・ピリオドにおいて使用される。
図10は、所与のスタッガ配置されたパイロット送信方式に対してチャネル推定を実行するためのプロセス1000を示す。最初に、受信されたパイロット・シンボルのグループが、現在のOFDMシンボル・ピリオドnにおいてパイロット送信のために使用するパイロット・サブバンドのセットに対して取得される(ブロック1012)。初期の周波数応答推定値H^ (n)は、受信されたパイロット・シンボルに基づいてこれらのパイロット・サブバンドに対して導出される(ブロック1014)。初期のチャネル・インパルス応答推定値h^(n)は、その後、初期の周波数応答推定値H^ (n)に基づいて(例えば、それにIFFTを実行することによって)導出される(ブロック1016)。初期のチャネル・インパルス応答推定値h^(n)は、1回又はおそらくより多くの回数繰り返される(ブロック1018)。h^(n)の各インスタンスは、例えば、現在のOFDMシンボル・ピリオドnにおいて使用する特定のパイロット・サブバンドに基づいて位相を適切に調節される(同様にブロック1018)。ブロック1018のアウトプットは、h^(n)より多くのタップを有する拡大されたチャネル・インパルス応答推定値h^’(n)である。
現在のOFDMシンボル・ピリオドnに対する全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeffは、その後h^’(n)に基づいて更新される(ブロック1020)。h^ NPeff(n)を更新することは、(1)使用のために選択されたスタッガ配置されたパイロット送信方式、(2)フィルタリングが実行されたか否か、及び(3)おそらくその他の要因に応じて様々な方式、で実行されることができる。例えば、フィルタリングが実行されずにそして図5に示されたパイロット送信方式500が使用される場合には、h^ NPeffは、奇数の番号を付けられたOFDMシンボル・ピリオドに対してh^’(n)に設定されることができ、そして偶数の番号を付けられたOFDMシンボル・ピリオドに対してh^ NPeff=[h^ NPeff(n−1)+h^’(n)]/2として算出されることができる。h^ NPeff(n)を取得するためにh^’(n)をフィルタリングすることが、以下に説明される。全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeff(n)は、さらに処理され(例えば、切り捨てられ、しきい値を決められ、及びその他)そしてゼロで埋められて、長さNのベクトルh^ NF(n)を取得する(ブロック1022)。現在のOFDMシンボル・ピリオドnに対する最終の周波数応答推定値h^ Np(n)は、その後、チャネル・インパルス応答推定値h^ NF(n)に基づいて導出される(ブロック1024)。ブロック1012から1024は、各OFDMシンボル・ピリオドに対して実行されることができる、又はパイロット・シンボルが受信される時はいつでも実行されることができる。
上記されたように、全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeff(n)は、h^’(n)をフィルタリングすることによって取得されることができる。例えば、h^ NPeff(n)は、FIRフィルタを用いて取得されることができ、次式の通りである:
Figure 2010183583
ここで、 は、FIRフィルタ・タップiに関するNPeff個の係数を有するベクトルであり;そして
及びLは、FIRフィルタの時間広がりである。
因果FIRフィルタに関して、L=0,L≧1、及びフィルタされた周波数応答推定値h^ NPeff(n)は、Lの前のOFDMシンボル・ピリオド及び現在のOFDMシンボル・ピリオドに対する拡大されたチャネル・インパルス応答推定値h^’(n)の重み付けされた和である。非因果FIRフィルタに関して、L≧1,L≧1、及びフィルタされた周波数応答推定値h^ NPeff(n)は、Lの前のOFDMシンボル・ピリオド及び現在のOFDMシンボル・ピリオド、並びにLの今後のOFDMシンボル・ピリオドに対する拡大されたチャネル・インパルス応答推定値h^’(n)の重み付けされた和である。Lの受信されたOFDMシンボルのバッファリングは、非因果FIRフィルタを実行するために必要とされる。
FIRフィルタに関する係数は、種々の方法で選択されることができる。FIRフィルタのL+L+1個のタップに対するL+L+1個のベクトル は、所望のフィルタリング特性(例えば、フィルタ・バンド幅及びロール−オフ)を取得するために選択される。各ベクトル に対するNPeff個の係数は、同様に種々の方法で選択されることができる。1つの実施形態では、各FIRフィルタ・タップに対するベクトル 中のNPeff個の係数は、同じ値に全て設定される。他の1つの実施形態では、各FIRフィルタ・タップに対するベクトル 中の(主チャネルに対する)始めのNPeff個の係数は、1つの値に設定され、そして残りのNPeff−Ncp個の係数は、別の1つの値に設定される。一般に、等しい加重又は異なる加重が、各ベクトル 中のNPeff個の係数に対して使用されることができる。
全体のチャネル・インパルス応答推定値h^ NPeff(n)は、同様にIIRフィルタを用いて取得されることができ、次式の通りである:
h^ NPeff=(1−α)・h^ NPeff(n−1)+αh^’(n) 式(16)ここで、αは、フィルタリングに関する時定数である。時定数αは、ワイアレス・チャネルの特性(例えば、コヒーレンス時間)に基づいて選択されることができる。
初期の周波数応答推定値H^ (n)及び/又は最終の周波数応答推定値H^ NF(n)は、同様に、より高い品質を得るためにフィルタされることができる。
最終の周波数応答推定値H^ NF(n)は、送信されたデータ・シンボルを再生するための検出に対して使用されることができる。各サブバンドに対して受信されたシンボルは、次式のように表されることができる:
Y(k)=(E)1/2・H^(k)・S(k)+N(k)、
k=1...Nに対して 式(17)ここで、S(k)は、サブバンドkに対する送信シンボルであり;
H^(k)は、サブバンドkに対するチャネル利得推定値であり;
N(k)は、サブバンドkに対して観測されたノイズであり;そして
Y(k)は、サブバンドkに対する受信されたシンボルである。
検出は、次式のように実行されることができる:
S^(k)=Y(k)/H^(k)=S(k)+N’(k)、 k∈Kに対して 式(18)ここで、S^(k)は、サブバンドk上で検出されたシンボルであり;
N’(k)は、サブバンドk上で後処理されたノイズであり;そして
は、データ送信のために使用されたサブバンドのセット(すなわち、データ・サブバンド)である。
式(18)の演算は、一般にイコラーゼーションと呼ばれ、そして一般的にコード化されていないシステムに対して使用される。あるいは、検出は、次式のように実行されることができる:
S^(k)=Y(k)H^(k)=S(k)+N”(k)、 k∈Kに対して 式(19)ここで、“”は、共役複素数を表す。式(19)の演算は、一般に整合フィルタリングと呼ばれ、そして一般的にコード化されたシステムに対して使用される。
図11は、OFDMシステム中のアクセス・ポイント1100及び端末1150のブロック図を示す。ダウンリンク上で、アクセス・ポイント1100において、送信(TX)データ・プロセッサ1110は、トラフィック・データを受信し、フォーマット化し、コード化し、インターリーブし、そして変調し(すなわち、シンボル・マッピングし)、そして変調シンボル(又は単に“データ・シンボル”)を与える。OFDMモジュレータ1120は、データ・シンボル及びパイロット・シンボルを受信し、図1に対して説明されたようにOFDM変調を実行し、そしてOFDMシンボルのストリームを与える。パイロット・シンボルは、オーバーサンプリングを実現するためにパイロット・サブバンドの実効的な数が周期的プリフィックス長よりも大きく(すなわち、NPeff>Ncp)なるような方法で送信される。送信機ユニット(TMTR)1122は、OFDMシンボルのストリームを受信し、1又はそれより多くのアナログ信号にOFDMシンボルのストリームを変換し、ダウンリンク信号を発生させるためにアナログ信号を調整し(例えば、増幅し、フィルタし、そして周波数アップコンバートし)、そして端末へアンテナ1124を介して信号を送信する。
端末1150において、アンテナ1152は、ダウンリンク信号を受信し、そして受信機ユニット(RCVR)1154に受信された信号を供給する。受信機ユニット1154は、受信された信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、そして周波数ダウンコンバートし)、調整された信号をディジタル化し、そしてOFDMデモジュレータ1156に受信されたチップを供給する。
図12は、OFDMデモジュレータ1156の1実施形態を示す。周期的プリフィックス削除ユニット1212は、各OFDMシンボルに添付された周期的プリフィックスを削除する。FFTユニット1214は、それからN−点FFTを使用して周波数ドメインに各受信され変換されたシンボルを変換する。FFTユニット1214は、受信されたパイロット・シンボルをプロセッサ1170に供給し、受信されたデータ・シンボルを検出器1216に供給する。検出器1216は、さらにプロセッサ1170からダウンリンクに関する周波数応答推定値H^ NF,dnを受信し、検出されたシンボル(これは送信されたデータ・シンボルの推定値である)を取得するために受信されたデータ・シンボルの検出を実行し、そして検出されたシンボルをRXデータ・プロセッサ1158に供給する。
プロセッサ1170は、上に説明されたように受信パイロット・シンボルを取得しそしてチャネル推定を実行するチャネル推定器1220を含む。チャネル推定器1220の内部で、パイロット検出器1222は、受信されたパイロット・シンボルの変調を取り除き、そして必要に応じて外挿及び/又は内挿を実行することができて、各OFDMシンボル・ピリオドにおいてNdn個の一様に分散されたサブバンドに関するチャネル利得推定値を用いて初期の周波数応答推定値H^ p,dnを取得する。IFFTユニット1224は、初期の周波数応答推定値にIFFTを実行して、Ndn個のタップを有するチャネル・インパルス応答推定値h^ Ndn,dnを取得する。繰返しユニット1226は、必要な回数チャネル・インパルス応答推定を繰り返し、そしてさらに必要であれば各インスタンスの位相を調節する。コンバイナ/フィルタ1228は、ユニット1226のアウトプットを統合するかフィルタするかのいずれかを行いそして全体のチャネル・インパルス応答推定値を供給する。しきい値及びゼロ−パディング・ユニット1230は、(イネーブされているのであれば)スレショールディングを実行しそしてN個のタップを有するベクトルh^ NF,dnを取得する。FFTユニット1232は、それからベクトルh^ NF,dnにFFTを実行して、ダウンリンクのためのN個のサブバンドに対する最終の周波数応答推定値H^ NF,dnを取得する。
図11に戻って参照して、RXデータ・プロセッサ1158は、検出されたシンボルを復調し(すなわち、シンボル・デマッピングし)、デインターリーブし、そしてデコードして、送信されたトラフィック・データを再生する。OFDMデモジュレータ1156及びRXデータ・プロセッサ1158による処理は、それぞれ、アクセス・ポイント1100におけるOFDMモジュレータ1120及びTXデータ・プロセッサ1110による処理に対して相補的である。
アップリンクにおいて、TXデータ・プロセッサ1182は、トラフィック・データを処理しそしてデータ・シンボルを供給する。OFDMモジュレータ1184は、パイロット・シンボルを有するデータ・シンボルを受信しそしてマルチプレックスし、そしてOFDMシンボルのストリームを供給する。パイロット・シンボルは、パイロット送信のために端末1150に指定されているNup個のサブバンド上に送信されることができる。アップリンクのためのパイロット・サブバンドの数(Nup)は、ダウンリンクのためのパイロット・サブバンドの数(Ndn)と等しい又は異なることがある。その上、同じ又は異なる(例えば、スタッガ配置する)パイロット送信方式が、ダウンリンク及びアップリンクに対して使用されることができる。送信機ユニット1186は、それからOFDMシンボルのストリームを受信しそして処理して、アップリンク信号を発生させる、これはアクセス・ポイントにアンテナ1152を介して送信される。
アクセス・ポイント1100において、端末1150からのアップリンク信号は、アンテナ1124によって受信され、そして受信機ユニット1142によって処理されて受信されたチップを取得する。OFDMデモジュレータ1144は、それから受信されたチップを処理し、そしてアップリンクに関する受信されたパイロット・シンボル及び検出されたシンボルを供給する。RXデータ・プロセッサ1146は、検出されたシンボルを処理して、端末1150によって送信されたトラフィック・データを再生する。
プロセッサ1130は、上に説明したように、アップリンク上に送信している各端末に関するチャネル推定を実行する。複数の端末は、それらに指定されたパイロット・サブバンドのアップリンク上に同時にパイロットを送信できる。干渉を削減するために、各サブバンドは、所与のOFDMシンボル・ピリオドにおいて唯1つの端末によるパイロット送信又はデータ送信のために使用されることができる。プロセッサ1130は、図12に示されたようにチャネル推定器1220を実行させることができる。各端末mのために、プロセッサ1130は、その端末から受信されたパイロット・シンボルに基づいて端末に対するアップリンクについての初期の周波数応答推定値H^ を取得し、そしてH^ に基づいて端末に対するチャネル・インパルス応答推定値h^ Nup,mを導出し、そしてh^ Nup,mに基づいて端末に対する最終の周波数応答推定値H^ NF,mを導出する。各端末に対する周波数応答推定値H^ NF,mは、OFDMデモジュレータ1144に与えられそしてその端末に対する検出のために使用される。
プロセッサ1130及び1170は、それぞれ、アクセス・ポイント1100及び端末1150における動作を管理する。メモリ・ユニット1132及び1172は、それぞれプロセッサ1130及び1170によって使用されるプログラム・コード及びデータを記憶する。プロセッサ1130及び1170は、しかも上に説明されたようにチャネル推定を実行する。
明確にするために、パイロット送信技術及びチャネル推定技術は、OFDMシステムに関して説明されてきている。これらの技術は、ディスクリート・マルチ・トーン(DMT:discrete multi tone)のようなその他のマルチ・キャリア変調技術に対して使用されることができる。
本明細書中に説明されたパイロット送信技術及びチャネル推定技術は、種々の手段によって与えられることができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで与えられることができる。ハードウェア・インプリメンテーションに関して、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1又はそれより多くの用途特定集積回路(ASICs:application specific integrated circuits)、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSPs:digital signal processors)、デジタル・シグナル処理デバイス(DSPDs:digital signal processing devices)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLDs:programmable logic devices)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs:field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ−コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書中に説明した機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、若しくはこれらの組み合わせの中に与えられることができる。
ソフトウェア・インプリメンテーションに関して、パイロット送信技術及びチャネル推定技術は、本明細書中に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を用いて与えられることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット(例えば、図11のメモリ・ユニット1132又は1172)中に記憶されることができ、そしてプロセッサ(例えば、プロセッサ1130又は1170)によって実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部に又はプロセッサの外部に与えられることができる。この場合には、この技術において公知の種々の手段を介してプロセッサに通信的に接続されることが可能である。
開示された複数の実施形態のこれまでの説明は、本技術分野に知識のあるいかなる者でも、本発明を作成し、使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態への種々の変形は、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書中に規定された一般的な原理は、発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されることができる。それゆえ、本発明は、本明細書中に示された複数の実施形態に限定されるように意図されたものではなく、本明細書中に開示された原理及び新規な機能と整合する最も広い範囲に適用されるべきである。
100…OFDMモジュレータ,210…インパルス応答,220…受信されたチップ系列,240…実効チャネル,300…周波数分割マルチプレクッス(FDM)パイロット送信方式,410,420,430…チャネル・インパルス応答,712,722…主チャネルに対する応答,714,724…ラップ・アラウンド過剰チャネルに対する応答,732…主チャネルに対する応答,734…ラップ・アラウンド過剰チャネルの消去されなかった部分に対する応答734,736…過剰チャネルに対する応答,738…主チャネルの消去されなかった部分に対する応答,810,820…インパルス応答。

Claims (39)

  1. ワイアレス通信システムにおいてワイアレス・チャネルの周波数応答を推定する方法、該方法は下記を具備する:
    パイロット・サブバンドの各セットに対して受信されたパイロット・シンボルの1つのグループで、パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットに対して受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループを取得すること、ここにおいて、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々は、異なるシンボル・ピリオドにおいてパイロット送信のために使用される;
    受信されたパイロット・シンボルの各グループに対して1つの初期の周波数応答推定値で、該受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループに基づいて少なくとも2つの初期の周波数応答推定値を取得すること;
    該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること、ここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々の中のパイロット・サブバンドの数よりも多くのタップを備える;及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該ワイアレス・チャネルに関する全体の周波数応答推定値を導出すること。
  2. 請求項1の方法、ここにおいて、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を該導出することは、下記を含む、
    各初期の周波数応答推定値に対して1つの初期のチャネル・インパルス応答推定値で、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること、及び
    該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること。
  3. 請求項1の方法、ここにおいて、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を該導出することは、下記を含む、
    該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて中間の周波数応答推定値を導出すること、及び
    該中間の周波数応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること。
  4. 請求項1の方法、ここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、N個のタップを備える、ここで、Nは、全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの中のパイロット・サブバンドの全数に等しい。
  5. 請求項1の方法、ここにおいて、各セット中の該パイロット・サブバンドは、N個の全サブバンドにわたり一様に分散され、そして該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの残りのもののパイロット・サブバンドからオフセットしている、ここにおいて、Nは、1よりも大きな整数である。
  6. 請求項1の方法、ここにおいて、受信されたパイロット・シンボルは、奇数の番号を付けられたシンボル・ピリオドにおいてパイロット・サブバンドの第1のセット上で取得される、そしてここにおいて、受信されたパイロット・シンボルは、偶数の番号を付けられたシンボル・ピリオドにおいてパイロット・サブバンドの第2のセット上で取得される。
  7. 請求項1の方法、ここにおいて、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットは、等しい数のパイロット・サブバンドを含む。
  8. 請求項1の方法、ここにおいて、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットは、異なる数のパイロット・サブバンドを含む。
  9. 請求項2の方法、ここにおいて、全体のチャネル・インパルス応答推定値を該導出することは、下記をさらに含む、
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の少なくとも2つのインスタンスを取得するために該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値の各々を少なくとも1回繰り返すこと;
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の該少なくとも2つのインスタンスに基づいて各初期のチャネル・インパルス応答推定値に関して拡大されたチャネル・インパルス応答推定値を生成すること;及び
    該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出すること。
  10. 請求項9の方法、ここにおいて、全体のチャネル・インパルス応答推定値を該導出することは、下記をさらに含む、
    各初期のチャネル・インパルス応答推定値の該少なくとも2つのインスタンスの位相を選択的に調節すること、そしてここにおいて、各初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する該拡大されたチャネル・インパルス応答推定値は、該初期のチャネル・インパルス応答推定値の少なくとも2つの選択的に位相調節されたインスタンスに基づいて生成される。
  11. 請求項9の方法、ここにおいて、全体のチャネル・インパルス応答推定値を該導出することは、下記をさらに含む、
    対応するスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値を取得するために係数のそれぞれのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値の各々をスケーリングすること、ここにおいて、少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値は、係数の少なくとも2つのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に対して取得される、及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値を取得するために該少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値を統合すること。
  12. 請求項11の方法、ここにおいて、該係数の少なくとも2つのセットは、有限インパルス応答(FIR)フィルタに対してである。
  13. 請求項11の方法、ここにおいて、該係数の少なくとも2つのセットは、無限インパルス応答(IIR)フィルタに対してである。
  14. 請求項11の方法、ここにおいて、係数の各セットは、第1の値のNcp個の係数及び第2の値のN個の係数を含む、ここにおいて、第1の値のNcp個の係数は、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の始めのNcp個のタップに対してである、そしてここにおいて、第2の値のN個の係数は、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の残りのタップに対してである、ここで、Ncp及びNは、1よりも大きな整数である。
  15. 請求項1の方法、ここにおいて、該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値の各々は、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値のそれぞれ1つに逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することによって導出される。
  16. 請求項1の方法、ここにおいて、該全体の周波数応答推定値は、該全体のチャネル・インパルス応答推定値に高速フーリエ変換(FFT)を実行することによって導出される。
  17. 請求項1の方法、該方法は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの選択された1つをゼロに設定すること、ここで、Nは、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして1よりも大きな整数である。
  18. 請求項17の方法、ここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の該N個のタップの終りのN個は、ゼロに設定される、ここで、Nは、Nよりも小さい。
  19. 請求項18の方法、ここにおいて、Nは、N−Ncpに等しい、ここで、Ncpは、該システムに関する周期的プリフィックス長であり、そして1よりも大きな整数である。
  20. 請求項1の方法、該方法は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの各々のエネルギーを決定すること、ここで、Nは、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして1よりも大きな整数である;及び
    該タップの該エネルギーがしきい値よりも小さい場合に該N個のタップの各々をゼロに設定すること。
  21. 請求項20の方法、ここにおいて、該しきい値は、該N個のタップの全エネルギーに基づいて導出される。
  22. 請求項1の方法、該方法は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの各々のエネルギーを決定すること、ここで、Nは、該全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして1よりも大きな整数である;
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの中で最も大きなエネルギーを有するN個のタップを保持すること、ここで、Nは、1又はそれよりも大きな整数である;及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN−N個の残りのタップをゼロに設定すること。
  23. 請求項1の方法、該方法は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値を用いて受信されたデータ・シンボルの検出を実行すること。
  24. 請求項1の方法、ここにおいて、該ワイアレス通信システムは、直交周波数分割マルチプレクシング(OFDM)を利用する。
  25. 請求項1の方法、ここにおいて、該ワイアレス通信システムは、ディスクリート・マルチ・トーン(DMT)を利用する。
  26. 請求項24の方法、ここにおいて、該ワイアレス通信システムにおいて送信された各OFDMシンボルは、周期的プリフィックスを含む、そしてここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、該周期的プリフィックスの長さよりも多くのタップを備える。
  27. ワイアレス通信システムにおける装置、該装置は下記を具備する:
    パイロット・サブバンドの各セットに対して受信されたパイロット・シンボルの1つのグループで、パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットに対して受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループを効果的に取得するためのデモジュレータ、ここにおいて、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々は、異なるシンボル・ピリオドにおいてパイロット送信のために使用される;
    受信されたパイロット・シンボルの各グループに対して1つの初期の周波数応答推定値で、該受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループに基づいてワイアレス・チャネルに関する少なくとも2つの初期の周波数応答推定値を効果的に取得するためのパイロット検出器;
    該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を効果的に導出するためのコンバイナ・ユニット、ここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々の中のパイロット・サブバンドの数よりも多くのタップを備える;及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該ワイアレス・チャネルに関する全体の周波数応答推定値を効果的に導出するための第1の変換ユニット。
  28. 請求項27の装置、該装置は下記をさらに具備する:
    各初期の周波数応答推定値に対して1つの初期のチャネル・インパルス応答推定値で、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値を効果的に導出するための第2の変換ユニット、そしてここにおいて、該コンバイナ・ユニットは、該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を効果的に導出するためである。
  29. 請求項27の装置、ここにおいて、該コンバイナ・ユニットは、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて中間の周波数応答推定値を効果的に導出するため、及び該中間の周波数応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を効果的に導出するためである。
  30. 請求項28の装置、ここにおいて、該コンバイナ・ユニットは、
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の少なくとも2つのインスタンスを取得するために該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値の各々を少なくとも1回効果的に繰り返すため、
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の該少なくとも2つのインスタンスに基づいて各初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する拡大されたチャネル・インパルス応答推定値を効果的に生成するため、及び
    該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を効果的に導出するため
    である。
  31. 請求項30の装置、ここにおいて、該コンバイナ・ユニットは、
    対応するスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値を取得するために係数のそれぞれのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値の各々をさらに効果的にスケーリングするため、ここにおいて、少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値は、係数の少なくとも2つのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に対して取得される、及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値を取得するために該少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値をさらに効果的に統合するため
    である。
  32. 請求項27の装置、該装置は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの選択されたものをゼロに効果的に設定するためのスレショールディング・ユニット、ここで、Nは、全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして1よりも大きな整数である。
  33. 請求項27の装置、ここにおいて、該ワイアレス通信システムは、直交周波数分割マルチプレクシング(OFDM)を利用する、ここにおいて、該ワイアレス通信システムにおいて送信された各OFDMシンボルは、周期的プリフィックスを含む、そしてここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、該周期的プリフィックスの長さよりも多くのタップを備える。
  34. ワイアレス通信システムにおける装置、該装置は下記を具備する:
    パイロット・サブバンドの各セットに対して受信されたパイロット・シンボルの1つのグループで、パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットに対して受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループを取得するための手段、ここにおいて、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々は、異なるシンボル・ピリオドにおいてパイロット送信のために使用される;
    受信されたパイロット・シンボルの各グループに対して1つの初期の周波数応答推定値で、該受信されたパイロット・シンボルの少なくとも2つのグループに基づいてワイアレス・チャネルに関する少なくとも2つの初期の周波数応答推定値を取得するための手段;
    該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための手段、ここにおいて、該全体のチャネル・インパルス応答推定値は、該パイロット・サブバンドの少なくとも2つのセットの各々の中のパイロット・サブバンドの数よりも多くのタップを備える;及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該ワイアレス・チャネルに関する全体の周波数応答推定値を導出するための手段。
  35. 請求項34の装置、ここにおいて、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための該手段は、下記を含む、 各初期の周波数応答推定値に対して1つの初期のチャネル・インパルス応答推定値で、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための手段、及び
    該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための手段。
  36. 請求項34の装置、ここにおいて、該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための該手段は、下記を含む、 該少なくとも2つの初期の周波数応答推定値に基づいて中間の周波数応答推定値を導出するための手段、及び
    該中間の周波数応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための手段。
  37. 請求項35の装置、該装置は下記をさらに具備する:
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の少なくとも2つのインスタンスを取得するために該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値の各々を少なくとも1回繰り返すための手段;
    該初期のチャネル・インパルス応答推定値の該少なくとも2つのインスタンスに基づいて各初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する拡大されたチャネル・インパルス応答推定値を生成するための手段;及び
    該少なくとも2つの初期のチャネル・インパルス応答推定値に関する少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に基づいて該全体のチャネル・インパルス応答推定値を導出するための手段。
  38. 請求項34の装置、該装置は下記をさらに具備する:
    対応するスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値を取得するために係数のそれぞれのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値の各々をスケーリングするための手段、ここにおいて、少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値は、係数の少なくとも2つのセットを用いて該少なくとも2つの拡大されたチャネル・インパルス応答推定値に対して取得される、及び
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値を取得するために該少なくとも2つのスケーリングされたチャネル・インパルス応答推定値を統合するための手段。
  39. 請求項34の装置、該装置は下記をさらに具備する:
    該全体のチャネル・インパルス応答推定値のN個のタップの選択されたものをゼロに設定するための手段、ここで、Nは、全体のチャネル・インパルス応答推定値の長さでありそして1よりも大きな整数である。
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